多読生活12周年

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13420. 多読生活12周年

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/2(11:11)

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ご無沙汰しております、柊です。気がつくと、多読生活も丸12年が過ぎたようです。というのは、あまりきちんと開始日を決めていないからなのですが、いつだったか11月に決めたので、記念日を過ぎたのは確実です。

最近の状況ですが、この年になって(いくつかは聞かないで下さい)、全日制の高校に入学、受け入れた学校の度量の広さは、有り難いのと同時にちょっとどうかしているレベルに達しています。若くてエネルギーの有り余っている同級生とともに学校生活を送り、帰寮するとやりたいことをやる気力もなくバタンキューと寝てしまう、という日々のはずなのに、読書量は多いです。語数を数えるのはやめていたのですが、一体どれぐらい読んでいるのか知りたくて、今日、半年ぶりに読書記録をつけてみたところ(読んだ本はその都度ノートに書き込んでいる)、今年だけで300万語分通過していました。多読を始めてからの合計では5100万語通過です。

******最近面白かった本*******

Devil in Spring by Lisa Kleypas

タイトルから予想したとおり、Devil in Winterのカップルの息子の話でした。年がいっても甘々な両親も面白かったですが、時代背景の違いがとても興味深かったです。

Captive Bride by Johanna Lindsey

初めて読む著者でしたが、とてもコミカルで面白かったです。半分アラブ人の貴族にさらわれたイギリスの花嫁の運命はいかにと思いきや、それほど過激な性描写も過激な暴力シーンもなく、どんどんコメディに。「嘘だろ、その偶然ー!」と声を限りに叫びたいのに、なぜか読み進めてしまう私。

Cat's Cradle by Kurt Vonnegut

核兵器を開発した科学者の一生を描いたノンフィクション、の振りをした大嘘つきのフィクション。でも、世界ってそういうものかも知れない、とひどく哲学的な気分にさせる。これは、核兵器が開発され、実際に使用されてしまったあとの時代に生きる我々の必読書だと思います。

The Daughter of Time by Josephine Tey

グラント警部はうっかりミスで大けがをして、病院のベッドから動けなくなった。人の人相見が好きな彼のことを知っている知り合いが、面白そうな肖像画を届けてくれた中に、イングランド史上最悪の極悪人リチャード三世のものがあった。しかし、グラントはその肖像画を見て、裁判なら、裁判官の席に着いている顔だ、と思った。そこから始まる、歴史ミステリ。これまた、読み始めたら止まらなくなります。まあ、私は背景知識があるから余計でしたが。

The Girl with Kaleidoscope Eyes by David Handler

二十年ぶりのシリーズ最新作。二十年ぶりなので、表題はホーギーの娘かなとか期待したのですが、ネット時代には書きにくいシリーズだということで、シリーズの中で年代をさかのぼって、前作より大分前の設定になっています。そこだけ残念。

あとMiracle Morning by Hal Elrodを読みまして、いつもより一時間早く、つまり五時か四時半に起きて、一時間自分の成長のためになることをやるというのをやってみました。夕食後、バタンキューする時間が早まりました。そう簡単にはうまくいきません。あと、寮の規則で夜中はブレーカーが落ちているので(照明はつく)、冬に早く起きると、滅茶苦茶寒いです。なぜブレーカーが落ちているか。元気な高校生が夜中に遊びまくって学校に行けないと困るので、生活リズムを整えるためです。

朝からヨガやったり、瞑想したりすると気分はいいですけどね。ただ、何しろ寒い。春まで続けば、あとは楽々できると思います。なかなか続かなかった「あれやっとかなきゃ」も朝一のルーティンに組み込めば、意外にあっさり進むので、そういう意味でも気分がいいです。毎日10分か20分やっておきたいお勉強などに便利。

**********************

最後に、12年間多読をやってみての効果ですが、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理ですね。疲れていると、日本語の方がどうしたって読みやすい。ただ、読む力はアップしたし、音読などやった結果、聞く力もメキメキとアップしました。読んでわかる文章が多いので、耳のチューニングが済めば、聞こえる速度なら楽についていって理解出来るのですね。

あと、妙な話ですが、日本語を読むのがとても速くなりました。元々速かったのですが、英語を読む速度が速くなった時、日本語を読む速度が急激に、次元の違うレベルに到達しました。

英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

これが誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、私の場合はあの辺りから急に速くなりました。そのあと、読んでもいいし読むの途中でやめてもいいしな、という程度の気に入り方の本をKindleで沢山読んだのも大きかったです。つまり、読み飛ばすというのが本当に身についたということですね。

それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。Happy Reading♪


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13421. Re: 多読生活12周年

お名前: 杏樹
投稿日: 2017/12/4(01:38)

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柊さん、こんにちは。

〉ご無沙汰しております、柊です。気がつくと、多読生活も丸12年が過ぎたようです。というのは、あまりきちんと開始日を決めていないからなのですが、いつだったか11月に決めたので、記念日を過ぎたのは確実です。

多読生活12周年おめでとうございます。
開始日を決めていない…?初めて多読のための本を読んだ日がわからないということですか?

〉最近の状況ですが、この年になって(いくつかは聞かないで下さい)、全日制の高校に入学、受け入れた学校の度量の広さは、有り難いのと同時にちょっとどうかしているレベルに達しています。若くてエネルギーの有り余っている同級生とともに学校生活を送り、帰寮するとやりたいことをやる気力もなくバタンキューと寝てしまう、という日々のはずなのに、読書量は多いです。語数を数えるのはやめていたのですが、一体どれぐらい読んでいるのか知りたくて、今日、半年ぶりに読書記録をつけてみたところ(読んだ本はその都度ノートに書き込んでいる)、今年だけで300万語分通過していました。多読を始めてからの合計では5100万語通過です。

ごせんひゃくまん…すごいです。

〉******最近面白かった本*******

〉Devil in Spring by Lisa Kleypas

〉タイトルから予想したとおり、Devil in Winterのカップルの息子の話でした。年がいっても甘々な両親も面白かったですが、時代背景の違いがとても興味深かったです。

このシリーズ、さらにスピンオフがありましたか。しかも子供の時代になっているなんて。
私はこの間Again the Magicを読みました。

〉Captive Bride by Johanna Lindsey

〉初めて読む著者でしたが、とてもコミカルで面白かったです。半分アラブ人の貴族にさらわれたイギリスの花嫁の運命はいかにと思いきや、それほど過激な性描写も過激な暴力シーンもなく、どんどんコメディに。「嘘だろ、その偶然ー!」と声を限りに叫びたいのに、なぜか読み進めてしまう私。

アラブ物はロマンスの一分野らしくて「さらわれる」展開もありがちらしいですが、その先がコメディ?おもしろそうですね。

〉Cat's Cradle by Kurt Vonnegut

〉核兵器を開発した科学者の一生を描いたノンフィクション、の振りをした大嘘つきのフィクション。でも、世界ってそういうものかも知れない、とひどく哲学的な気分にさせる。これは、核兵器が開発され、実際に使用されてしまったあとの時代に生きる我々の必読書だと思います。

エセノンフィクション、おもしろそうです。

〉The Daughter of Time by Josephine Tey

〉グラント警部はうっかりミスで大けがをして、病院のベッドから動けなくなった。人の人相見が好きな彼のことを知っている知り合いが、面白そうな肖像画を届けてくれた中に、イングランド史上最悪の極悪人リチャード三世のものがあった。しかし、グラントはその肖像画を見て、裁判なら、裁判官の席に着いている顔だ、と思った。そこから始まる、歴史ミステリ。これまた、読み始めたら止まらなくなります。まあ、私は背景知識があるから余計でしたが。

歴史ミステリーと聞くと興味をそそられます。リチャード3世の新解釈とかでしょうか。

〉The Girl with Kaleidoscope Eyes by David Handler

〉二十年ぶりのシリーズ最新作。二十年ぶりなので、表題はホーギーの娘かなとか期待したのですが、ネット時代には書きにくいシリーズだということで、シリーズの中で年代をさかのぼって、前作より大分前の設定になっています。そこだけ残念。

〉あとMiracle Morning by Hal Elrodを読みまして、いつもより一時間早く、つまり五時か四時半に起きて、一時間自分の成長のためになることをやるというのをやってみました。夕食後、バタンキューする時間が早まりました。そう簡単にはうまくいきません。あと、寮の規則で夜中はブレーカーが落ちているので(照明はつく)、冬に早く起きると、滅茶苦茶寒いです。なぜブレーカーが落ちているか。元気な高校生が夜中に遊びまくって学校に行けないと困るので、生活リズムを整えるためです。

私はサマータイムの導入には反対ですが、それは結局朝早く起きると寝るのが早くなるだけで、1日24時間に変わりはないからです。
冬にそんなに早く起きてたら寒いだけでなくまだ暗いんじゃありませんか。

〉**********************

〉最後に、12年間多読をやってみての効果ですが、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理ですね。疲れていると、日本語の方がどうしたって読みやすい。ただ、読む力はアップしたし、音読などやった結果、聞く力もメキメキとアップしました。読んでわかる文章が多いので、耳のチューニングが済めば、聞こえる速度なら楽についていって理解出来るのですね。

母語と同じと言うわけにはいきませんね。

〉あと、妙な話ですが、日本語を読むのがとても速くなりました。元々速かったのですが、英語を読む速度が速くなった時、日本語を読む速度が急激に、次元の違うレベルに到達しました。

〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

〉これが誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、私の場合はあの辺りから急に速くなりました。そのあと、読んでもいいし読むの途中でやめてもいいしな、という程度の気に入り方の本をKindleで沢山読んだのも大きかったです。つまり、読み飛ばすというのが本当に身についたということですね。

〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

私は読むのが早くなったような実感はないですねえ。英語が前より早く読めるようになったのは、単に語数を重ねてレベルアップしたからで、フランス語とは関連づけるものはないですし。文字を探すのは効果があるんでしょうか。

〉長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。Happy Reading♪

それではこれからもHappy Reading!


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13425. Re:杏樹さん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/11(16:48)

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"杏樹"さんは[url:kb:13421]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。

杏樹さん、こんにちは。

〉〉ご無沙汰しております、柊です。気がつくと、多読生活も丸12年が過ぎたようです。というのは、あまりきちんと開始日を決めていないからなのですが、いつだったか11月に決めたので、記念日を過ぎたのは確実です。

〉多読生活12周年おめでとうございます。
〉開始日を決めていない…?初めて多読のための本を読んだ日がわからないということですか?

そういうことです。英絶から移ってきて、過渡期に読んだ数冊の本を入れるか入れないかで、半年近く開始日が変わってきてしまうのです。

〉〉最近の状況ですが、この年になって(いくつかは聞かないで下さい)、全日制の高校に入学、受け入れた学校の度量の広さは、有り難いのと同時にちょっとどうかしているレベルに達しています。若くてエネルギーの有り余っている同級生とともに学校生活を送り、帰寮するとやりたいことをやる気力もなくバタンキューと寝てしまう、という日々のはずなのに、読書量は多いです。語数を数えるのはやめていたのですが、一体どれぐらい読んでいるのか知りたくて、今日、半年ぶりに読書記録をつけてみたところ(読んだ本はその都度ノートに書き込んでいる)、今年だけで300万語分通過していました。多読を始めてからの合計では5100万語通過です。

〉ごせんひゃくまん…すごいです。

〉〉******最近面白かった本*******

〉〉Devil in Spring by Lisa Kleypas

〉〉タイトルから予想したとおり、Devil in Winterのカップルの息子の話でした。年がいっても甘々な両親も面白かったですが、時代背景の違いがとても興味深かったです。

〉このシリーズ、さらにスピンオフがありましたか。しかも子供の時代になっているなんて。
〉私はこの間Again the Magicを読みました。

純粋なスピンオフと言えるかどうかわかりませんが。時代があとのシリーズが別にあって、そのうちの一つでたまたま婿殿が、という感じです。

〉〉Captive Bride by Johanna Lindsey

〉〉初めて読む著者でしたが、とてもコミカルで面白かったです。半分アラブ人の貴族にさらわれたイギリスの花嫁の運命はいかにと思いきや、それほど過激な性描写も過激な暴力シーンもなく、どんどんコメディに。「嘘だろ、その偶然ー!」と声を限りに叫びたいのに、なぜか読み進めてしまう私。

〉アラブ物はロマンスの一分野らしくて「さらわれる」展開もありがちらしいですが、その先がコメディ?おもしろそうですね。

一分野なんですか。最終的に、ものすごくコメディでした。Kindleで読んだので、いつ終わるかわからなくて、もう終わるだろうと思ったら、次の偶然で障害がまた出てくるという展開が延々続きました。すれ違いがなかったら、半分ぐらいの短さになっているはず。

〉〉Cat's Cradle by Kurt Vonnegut

〉〉核兵器を開発した科学者の一生を描いたノンフィクション、の振りをした大嘘つきのフィクション。でも、世界ってそういうものかも知れない、とひどく哲学的な気分にさせる。これは、核兵器が開発され、実際に使用されてしまったあとの時代に生きる我々の必読書だと思います。

〉エセノンフィクション、おもしろそうです。

すごく面白いです。人生って、実は偶然のかたまりの喜劇なのかもしれない、という気になります。ただ、喜劇だと思って見てるのって、自分じゃなくて、神様かもしれない。自分では、悲劇のつもりなのが、余計に滑稽なのかもしれないです。

〉〉The Daughter of Time by Josephine Tey

〉〉グラント警部はうっかりミスで大けがをして、病院のベッドから動けなくなった。人の人相見が好きな彼のことを知っている知り合いが、面白そうな肖像画を届けてくれた中に、イングランド史上最悪の極悪人リチャード三世のものがあった。しかし、グラントはその肖像画を見て、裁判なら、裁判官の席に着いている顔だ、と思った。そこから始まる、歴史ミステリ。これまた、読み始めたら止まらなくなります。まあ、私は背景知識があるから余計でしたが。

〉歴史ミステリーと聞くと興味をそそられます。リチャード3世の新解釈とかでしょうか。

新解釈かというと、ステュワート朝からある、実は言われてるのと違う感じの人だったということですので、そんなに新ではないですが。

〉〉The Girl with Kaleidoscope Eyes by David Handler

〉〉二十年ぶりのシリーズ最新作。二十年ぶりなので、表題はホーギーの娘かなとか期待したのですが、ネット時代には書きにくいシリーズだということで、シリーズの中で年代をさかのぼって、前作より大分前の設定になっています。そこだけ残念。

〉〉あとMiracle Morning by Hal Elrodを読みまして、いつもより一時間早く、つまり五時か四時半に起きて、一時間自分の成長のためになることをやるというのをやってみました。夕食後、バタンキューする時間が早まりました。そう簡単にはうまくいきません。あと、寮の規則で夜中はブレーカーが落ちているので(照明はつく)、冬に早く起きると、滅茶苦茶寒いです。なぜブレーカーが落ちているか。元気な高校生が夜中に遊びまくって学校に行けないと困るので、生活リズムを整えるためです。

〉私はサマータイムの導入には反対ですが、それは結局朝早く起きると寝るのが早くなるだけで、1日24時間に変わりはないからです。
〉冬にそんなに早く起きてたら寒いだけでなくまだ暗いんじゃありませんか。

ふっふっふ、ご名答。寒くて暗くてやめました。

〉〉**********************

〉〉最後に、12年間多読をやってみての効果ですが、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理ですね。疲れていると、日本語の方がどうしたって読みやすい。ただ、読む力はアップしたし、音読などやった結果、聞く力もメキメキとアップしました。読んでわかる文章が多いので、耳のチューニングが済めば、聞こえる速度なら楽についていって理解出来るのですね。

〉母語と同じと言うわけにはいきませんね。

いかないですね。

〉〉あと、妙な話ですが、日本語を読むのがとても速くなりました。元々速かったのですが、英語を読む速度が速くなった時、日本語を読む速度が急激に、次元の違うレベルに到達しました。

〉〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

〉〉これが誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、私の場合はあの辺りから急に速くなりました。そのあと、読んでもいいし読むの途中でやめてもいいしな、という程度の気に入り方の本をKindleで沢山読んだのも大きかったです。つまり、読み飛ばすというのが本当に身についたということですね。

〉〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

〉私は読むのが早くなったような実感はないですねえ。英語が前より早く読めるようになったのは、単に語数を重ねてレベルアップしたからで、フランス語とは関連づけるものはないですし。文字を探すのは効果があるんでしょうか。

わかりませんが、その時に速くなった「ような気がする」というだけで、記録もつけてませんし。ただ、速読法の本など見ると、意味を取らないで速く文章を見るステップがあったりするものがあります。

〉〉長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。Happy Reading♪

〉それではこれからもHappy Reading!


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13422. 多読生活12周年おめでとうございます。

お名前: wkempff
投稿日: 2017/12/5(23:39)

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柊様、お久しぶりです。

多読生活12周年、おめでとうございます。
目のくらむような語数(冊数)ですね。

そして、ご紹介いただいた本の数々、まったく私の知らない作者ばかりで、私の読書傾向、ずいぶんと偏っているのかも知れません。

そして、柊さんのおっしゃる、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理、という言葉に、非常に励まされます。

もちろん、そうおっしゃりながら、非常に高度なところにいらっしゃることはよく理解しているのですが。

私も、語彙力やリスニングは上達を感じるものの、楽々と、というようにはとても行きません。特に、この数か月は、外れを引いたり、あえて変な本を読んだり、と、ちょっと普通でない感じで、ページ数はなかなか進んでいません。もうすぐ1200万語通過すると思われるので、私も、どんな変な本を読んだか、ご紹介します。しばらくお待ちください。

#今年になってから11か月で220万語くらいのようです。

また、いろいろ教えてください。
なにか、このように超高度な語学力の方が高校生活を送られているというのが不思議ですが、こちらも楽しそうでなによりです。

今後ともよろしく願いします。


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13426. Re: wkempffさん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/11(17:01)

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"wkempff"さんは[url:kb:13422]で書きました:
〉柊様、お久しぶりです。

wkempffさん、お久しぶりです。先日グールドのCDをAmazonで買ったら、ケンプというピアニストのCDをお薦めされました。あれが「wkempffさん」なのでしょうか。

〉多読生活12周年、おめでとうございます。
〉目のくらむような語数(冊数)ですね。

ありがとうございます。私もたまに、よくもこんなに読んだなあと、タイトルを記録したノートを見て、自分で驚きます。

〉そして、ご紹介いただいた本の数々、まったく私の知らない作者ばかりで、私の読書傾向、ずいぶんと偏っているのかも知れません。

私もひどく偏っているので、wkempffさんの紹介などを見て、こういうのもあるのか、とつい買ってしまいます。Rebecca買いましたが、まだ読んでいません。

〉そして、柊さんのおっしゃる、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理、という言葉に、非常に励まされます。

大分楽にはなりましたけども、疲れている時などには日本語の方が楽、というのは、ずっと変わらないのだろうなと思います。

〉もちろん、そうおっしゃりながら、非常に高度なところにいらっしゃることはよく理解しているのですが。

wkempffさんの読まれたものを見て、どれぐらい高度なんだろうと、驚くことしばしばです。重厚なものを沢山読んでらっしゃいますよね。

〉私も、語彙力やリスニングは上達を感じるものの、楽々と、というようにはとても行きません。特に、この数か月は、外れを引いたり、あえて変な本を読んだり、と、ちょっと普通でない感じで、ページ数はなかなか進んでいません。もうすぐ1200万語通過すると思われるので、私も、どんな変な本を読んだか、ご紹介します。しばらくお待ちください。

面白そうですね。待ってます。

〉#今年になってから11か月で220万語くらいのようです。

〉また、いろいろ教えてください。
〉なにか、このように超高度な語学力の方が高校生活を送られているというのが不思議ですが、こちらも楽しそうでなによりです。

語学力があっても、他の科目はよくわからなかったりしますので。あ、歴史を読みすぎて、歴史の授業で言いたいことがとっても沢山ありますが、それをやると授業にならないので、黙っています。

〉今後ともよろしく願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。本の紹介、楽しみにしています。


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13429. Wilhelm Kempff !!

お名前: wkempff
投稿日: 2017/12/15(12:29)

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柊さま

久しぶりに、Wilhelm Kempffの名前を聞きました。
Kempffは20世紀の前半から1960年代くらいまで活躍したドイツのピアニストで、20世紀を代表する大ピアニストの一人、若いころは作曲家としてもさかんに活動していました。

幼少期、LPレコードで、両親が、よく、ケンプのベートーヴェンのソナタを聴いていました。その影響からか、私もピアノ好き、ベートーヴェン好きになり、今でもピアノは弾きつづけています。
それで、Wilhelm Kempffを勝手に短縮して、私のHNにしています。

ケンプの演奏は、温かみのある音、自然な呼吸で、ときにしゃれていて、ベートーヴェンやブラームスの深刻な音楽から、人間的な温かみを見せてくれるところが好きです。しかし、20世紀を代表する大ピアニストの中では圧倒的にメカニックが弱く(要するに指がまわらない)、今日では音大生でもノーミスで演奏するベートーヴェンをごまかしてやさしく改変したりしたりしていて、今日的な評価は分かれるところです。

指さばきの極北のようなグールドとは対照的なピアニストですが、ぜひ、お聴きになってみてください。
マニアックなおすすめとしては、ベートーヴェンであればあまり有名でない初期のソナタ、あるいはピアノ協奏曲がすばらしいです。

なお、現在活躍中のホープにフレディ ケンプというピアニストがいますが、別の人です。


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13430. Re: Wilhelm Kempff !!

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/17(11:20)

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"wkempff"さんは[url:kb:13429]で書きました:
〉柊さま

〉久しぶりに、Wilhelm Kempffの名前を聞きました。
〉Kempffは20世紀の前半から1960年代くらいまで活躍したドイツのピアニストで、20世紀を代表する大ピアニストの一人、若いころは作曲家としてもさかんに活動していました。

そうなんですか。それで、グールドと一緒にお薦めされたんですね。

〉幼少期、LPレコードで、両親が、よく、ケンプのベートーヴェンのソナタを聴いていました。その影響からか、私もピアノ好き、ベートーヴェン好きになり、今でもピアノは弾きつづけています。
〉それで、Wilhelm Kempffを勝手に短縮して、私のHNにしています。

素敵ですね。私も、小さい頃から車酔いがひどいので、長旅の時は親がクラシックのカセットをかけていました。今ではのびて、音程が狂っていますが、いいラインナップなんですよね。その影響で、私もピアノは習いました。

〉ケンプの演奏は、温かみのある音、自然な呼吸で、ときにしゃれていて、ベートーヴェンやブラームスの深刻な音楽から、人間的な温かみを見せてくれるところが好きです。しかし、20世紀を代表する大ピアニストの中では圧倒的にメカニックが弱く(要するに指がまわらない)、今日では音大生でもノーミスで演奏するベートーヴェンをごまかしてやさしく改変したりしたりしていて、今日的な評価は分かれるところです。

ノーミスで弾くのが偉いなら、自動演奏ピアノでも動かしておけば良いんだし、音色とか、ニュアンスとかが大事なのだと思いますが。私は特に音色にうるさいというか、好みがはっきりしていて、館野泉の弾いているバッハのシャコンヌが良かったので、誰だかいうピアノの鬼才の弾いているバージョンを買ったら、音が鼓膜に突き刺さってくるように感じて、とても聞いていられませんでした。

〉指さばきの極北のようなグールドとは対照的なピアニストですが、ぜひ、お聴きになってみてください。
〉マニアックなおすすめとしては、ベートーヴェンであればあまり有名でない初期のソナタ、あるいはピアノ協奏曲がすばらしいです。

グールドは鼻歌を歌いながら、冗談みたいにすごい勢いで弾きますよね。私の趣味がどうやらそうらしく、加古隆とかレ・フレールとか、自分が弾けるからって、私に弾けないような曲ばっかり作るピアニストが好きです。レ・フレールに関しては、音を伸ばさず、連打するという奏法がトレードマークで、なぜ腱鞘炎にならないかが不思議で仕方がない。緊張した時など特になのか、時々ピアノの弦を切っているようです。弦を切るより、自分の腱を切る方がまだ早そうな気がする私には、どういう弾き方をしたらそうなるのかがわかりません。

〉なお、現在活躍中のホープにフレディ ケンプというピアニストがいますが、別の人です。

気をつけて購入します。


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13423. Re: 多読生活12周年

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2017/12/8(01:41)

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柊ぽん、こんばんは。たかぽんです。

多読生活12周年、おめでとうございます!! 十二支を一周したということですね。(乙酉から丁酉)

学校をしっかりやりつつ読書量も多いのが凄いっすね。今年300万語か、すごいなぁ。

紹介してくれてる本も、興味をそそられるものばかりで、そそられました。
読みます!とか言って、読まないことが多いのですが、これは本当に読んでみようかなと思いました。

でも、私は朝は苦手かなぁ。。。早起きしたほうが能率いいだろうなとは思うんですが。

それと、私は本を読むのが、どんどん遅くなっています。トシかなぁ。
しかも、読んだものを、あんまり覚えてません。直近で読んだ「Uncle Tungsten」も、イカが地下室で爆発して、しばらくその家に住めなくなったという衝撃的なエピソードぐらいしか覚えていません。

まぁ、読んでる間は楽しいから、いーか。(no pun intended)

でも、これは↓↓やってみる価値がありそうですね。

〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

単語を脳内音読せずに、漢字のように形で把握することで、速くなったのですかね。

そして関係ないですが、「インデックスのない歴史の本」って「切手のないおくりもの」に似ていますね。(ほんとに関係なかったな)

あ、思い出しましたが、遅読派(派?)の私が、多少、英語が速く読めるようになったなと思ったのは、アメリカのアマゾンのレビューとかで、必要な情報を拾い読みすることを、よくやってたときですかね。柊ぽんと同じようなことかもしれませんね。

〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

なるほどね。私は英語以外の外国語がちっとも出来ないけれど、いつか経験してみたいですね。

いろいろと大いに参考になりました。どうもありがとう。
柊ぽんも引き続きHappy Reading♪


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13427. Re: たかぽん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/11(17:10)

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"たかぽん"さんは[url:kb:13423]で書きました:
〉柊ぽん、こんばんは。たかぽんです。

たかぽん、こんにちはなのかこんばんはなのかわからない時間です。柊ぽんです。

〉多読生活12周年、おめでとうございます!! 十二支を一周したということですね。(乙酉から丁酉)

あ、なるほど。

〉学校をしっかりやりつつ読書量も多いのが凄いっすね。今年300万語か、すごいなぁ。

しっかりやっているかどうかがわかりません。長期休みに居残りをやっています。今年300万語は、わりと英語に集中していたということでしょうか。自分でも、ここまで読んでいると思いませんでした。

〉紹介してくれてる本も、興味をそそられるものばかりで、そそられました。
〉読みます!とか言って、読まないことが多いのですが、これは本当に読んでみようかなと思いました。

と言いつつ、積ん読本の山がありませんか? 私は山があります。文字通り、枕元に。

〉でも、私は朝は苦手かなぁ。。。早起きしたほうが能率いいだろうなとは思うんですが。

私は朝は超得意です。寒くなければ、もっと早く起きても平気です。そして、夜が苦手になっていく……。

〉それと、私は本を読むのが、どんどん遅くなっています。トシかなぁ。
〉しかも、読んだものを、あんまり覚えてません。直近で読んだ「Uncle Tungsten」も、イカが地下室で爆発して、しばらくその家に住めなくなったという衝撃的なエピソードぐらいしか覚えていません。

よほど難しいものを読んで考え込んでいるとか? イカが地下室で爆発って、とっても気になります。

〉まぁ、読んでる間は楽しいから、いーか。(no pun intended)

言われなかったら駄洒落は気づきませんでした。私の母もすごく時間をかけて、感心しながら新聞を読みますが、あとで何も覚えていないと言っています。でも、あとでこういう良い記事があって、と言うと、読んだ読んだと言っています。覚えてるじゃん。

〉でも、これは↓↓やってみる価値がありそうですね。

〉〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

〉単語を脳内音読せずに、漢字のように形で把握することで、速くなったのですかね。

文字単位じゃなくて、単語単位で読めるようになった、とかはありそうですね。

〉そして関係ないですが、「インデックスのない歴史の本」って「切手のないおくりもの」に似ていますね。(ほんとに関係なかったな)

〉あ、思い出しましたが、遅読派(派?)の私が、多少、英語が速く読めるようになったなと思ったのは、アメリカのアマゾンのレビューとかで、必要な情報を拾い読みすることを、よくやってたときですかね。柊ぽんと同じようなことかもしれませんね。

拾い読みは、速くなりますよね。

〉〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

〉なるほどね。私は英語以外の外国語がちっとも出来ないけれど、いつか経験してみたいですね。

フランス語でヴェルヌ読んでたんじゃあ?

〉いろいろと大いに参考になりました。どうもありがとう。
〉柊ぽんも引き続きHappy Reading♪

いえいえ、こちらこそ、いつもブログをhappy readingしています。ありがとうございます。


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13424. 12周年おめでとうございます!

お名前: ミッシェル
投稿日: 2017/12/9(16:38)

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柊さん、こんにちは。ミッシェルです。

〉ご無沙汰しております、柊です。気がつくと、多読生活も丸12年が過ぎたようです。

おめでとうございます!!
すごいなぁ、12年かぁ。でも、前ほど12年が長いと思わなくなっているのは、自分の年齢が年齢だからでしょう…。

〉若くてエネルギーの有り余っている同級生とともに学校生活を送り、帰寮するとやりたいことをやる気力もなくバタンキューと寝てしまう、という日々のはずなのに、読書量は多いです。

えぇ!?寮生活だったんですか。
それは初耳です。
いつも、きっと遠距離を(北海道のイメージ)、朝早くに家を出て通学されてるんだろーなー、すごいなぁと読んでいました。
寮生活はもっと凄いです(笑)。

〉語数を数えるのはやめていたのですが、一体どれぐらい読んでいるのか知りたくて、今日、半年ぶりに読書記録をつけてみたところ(読んだ本はその都度ノートに書き込んでいる)、今年だけで300万語分通過していました。多読を始めてからの合計では5100万語通過です。

ひゃー。ミッシェルは多読開始初年のみ、年間300万語でした。
毎日2時間くらい読んでる感じですかね。もう記憶が薄いですが…。

〉最後に、12年間多読をやってみての効果ですが、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理ですね。疲れていると、日本語の方がどうしたって読みやすい。ただ、読む力はアップしたし、音読などやった結果、聞く力もメキメキとアップしました。読んでわかる文章が多いので、耳のチューニングが済めば、聞こえる速度なら楽についていって理解出来るのですね。

色々試されてましたが、聞く方は一山超えたようですね。
耳のチューニングが済んだ実感がありますか。スバラシイです。

〉あと、妙な話ですが、日本語を読むのがとても速くなりました。元々速かったのですが、英語を読む速度が速くなった時、日本語を読む速度が急激に、次元の違うレベルに到達しました。

これは視覚(感覚)から脳の認知や判断への神経回路が、太くなったんでしょうね。

〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

なんとなくわかります。
レベルが違うとはわかってますが、斜め読み、の拡張版ですよね。

〉これが誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、私の場合はあの辺りから急に速くなりました。そのあと、読んでもいいし読むの途中でやめてもいいしな、という程度の気に入り方の本をKindleで沢山読んだのも大きかったです。つまり、読み飛ばすというのが本当に身についたということですね。

学生時代、大学図書館の閉鎖書庫にこもって、膨大な英語の論文から、自分の研究に関連するキーワードを探してひたすら探していました(IT化の前なのか、私がそういう便利ツールに無知だったからなのか不明)。確かに、3日ぐらい経つと、めっちゃ速くなるんですよね〜。

〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

いいなー。
フランス語はもっと前の段階をモタモタしてるので。

〉長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。Happy Reading♪

沢山参考になりました。
柊さんも、ますます多読生活を楽しんでください!
Happy Reading!


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13428. Re: ミッシェルさん、ありがとうございます!

お名前: 柊
投稿日: 2017/12/11(17:24)

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"ミッシェル"さんは[url:kb:13424]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。ミッシェルです。

ミッシェルさん、今晩は。柊です。

〉〉ご無沙汰しております、柊です。気がつくと、多読生活も丸12年が過ぎたようです。

〉おめでとうございます!!
〉すごいなぁ、12年かぁ。でも、前ほど12年が長いと思わなくなっているのは、自分の年齢が年齢だからでしょう…。

私も、12歳の時ほどは長いと思わなくなりました。

〉〉若くてエネルギーの有り余っている同級生とともに学校生活を送り、帰寮するとやりたいことをやる気力もなくバタンキューと寝てしまう、という日々のはずなのに、読書量は多いです。

〉えぇ!?寮生活だったんですか。
〉それは初耳です。
〉いつも、きっと遠距離を(北海道のイメージ)、朝早くに家を出て通学されてるんだろーなー、すごいなぁと読んでいました。
〉寮生活はもっと凄いです(笑)。

通学組はいるにはいます。2時間ぐらいかかるらしいです。先日は雪に邪魔されて、それでも用事があって来なきゃいけなくて、昼過ぎに来た人がいました。根性と男気が素晴らしいです。女子ですけど。

私自身は、通学するには遠すぎる組です。もっとも、道内でも、帰るのが一日仕事の人もいます。それに比べたら、まだ近いか。

〉〉語数を数えるのはやめていたのですが、一体どれぐらい読んでいるのか知りたくて、今日、半年ぶりに読書記録をつけてみたところ(読んだ本はその都度ノートに書き込んでいる)、今年だけで300万語分通過していました。多読を始めてからの合計では5100万語通過です。

〉ひゃー。ミッシェルは多読開始初年のみ、年間300万語でした。
〉毎日2時間くらい読んでる感じですかね。もう記憶が薄いですが…。

多分、休日に一日中読んでいることが多いのだと思います。きっちり記録をつけているわけではないのでわかりませんが。ただ、休日に気になっていた本を読み出して、止まらなくなって、ずーっと読んでいるという記憶は沢山あるので。

〉〉最後に、12年間多読をやってみての効果ですが、「日本語と同じに楽々読める」はやっぱり無理ですね。疲れていると、日本語の方がどうしたって読みやすい。ただ、読む力はアップしたし、音読などやった結果、聞く力もメキメキとアップしました。読んでわかる文章が多いので、耳のチューニングが済めば、聞こえる速度なら楽についていって理解出来るのですね。

〉色々試されてましたが、聞く方は一山超えたようですね。
〉耳のチューニングが済んだ実感がありますか。スバラシイです。

最近、モンテ・クリスト伯の英語の朗読がわかるようになりました。たまに、読み間違いをしていて、思っていたのと違う発音の単語があってわからない時はありますが、読める文章と聞いてわかる文章の差はかなり小さくなりました。あと、上手い人の朗読を聞くと、わからない部分があっても、感情がよくわかるので、それなり意味がわかったりする。

〉〉あと、妙な話ですが、日本語を読むのがとても速くなりました。元々速かったのですが、英語を読む速度が速くなった時、日本語を読む速度が急激に、次元の違うレベルに到達しました。

〉これは視覚(感覚)から脳の認知や判断への神経回路が、太くなったんでしょうね。

あー、回路の問題ですか。

〉〉英語を読むのが速くなったのは、インデックスのない歴史の本を読んでいた時です。バーリー男爵ウィリアム・セシルについて拾い読みしたくて、Cecilだから、大文字のCで始まる単語を探せばいいんだ!とページをどんどんめくって、その字と単語の形だけを拾おうとしたのが大きかったです。ウォーリーを探せみたいな感じで、文章を読む気は全くなく、文字を探すという経験をしたところ、そのあとぐっと、文章を普通に読む時も速くなりました。

〉なんとなくわかります。
〉レベルが違うとはわかってますが、斜め読み、の拡張版ですよね。

そうです、そうです。

〉〉これが誰にでも当てはまるのかはわかりませんが、私の場合はあの辺りから急に速くなりました。そのあと、読んでもいいし読むの途中でやめてもいいしな、という程度の気に入り方の本をKindleで沢山読んだのも大きかったです。つまり、読み飛ばすというのが本当に身についたということですね。

〉学生時代、大学図書館の閉鎖書庫にこもって、膨大な英語の論文から、自分の研究に関連するキーワードを探してひたすら探していました(IT化の前なのか、私がそういう便利ツールに無知だったからなのか不明)。確かに、3日ぐらい経つと、めっちゃ速くなるんですよね〜。

三日かはわかりませんが、そういう状態です。ただ、キーワード探しは疲れますよね。

〉〉それから、フランス語を始めて、フランス語を読む速度が速くなった時も、急に英語を読むのが速くなりました。言語は違っても、言葉を処理する脳はどこかで連携しているというのを実感しました。

〉いいなー。
〉フランス語はもっと前の段階をモタモタしてるので。

でも私のフランス語は、音読ができないんです。音がわからないんです。

〉〉長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。Happy Reading♪

〉沢山参考になりました。
〉柊さんも、ますます多読生活を楽しんでください!
〉Happy Reading!

ありがとうございます。


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