多読1周年おめでとうございます

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(10:43)]

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13414. 多読1周年おめでとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2017/8/6(01:03)

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Tomさん、こんにちは。

多読1周年おめでとうございます。

〉昨年8/1より多読をはじめ、今日で1年目となりましたので、こちらでご報告させていただきます。
〉はじめた時に、おもに速読のスピードアップを目的として、MMRのレベル2~とOBWのレベル1~を、手に入るかぎり全冊読んでみることにしました。
〉ただいま、OBWのレベル3を終了してMMRのレベル4に入り、"Diamonds Are Forever"を読書中で、現在172万語です。
〉いまから考えると、特にMMRの新しいものは書評のない本が目立つので、一々書いてゆけばよかったですね。

多読ではGRはペンギンとオックスフォードがたくさん紹介されていますが、MMRは少ないですね。気に入った本はありますか。

〉目標としては、多読をはじめる前に8ヶ月かかって精読したAnn Radcliffeの"The Mysteries of Udolpho"を、辞書なしですらすら読めるようになることですが、道は遠いですね。

8か月ですか。道は遠いかもしれませんが、多読をしていればもっと早く読めるようになりますよ。

〉ペーパーバックの比較的簡単なものなら、今でもゆっくりなら何とかなるものの、19世紀以前の古典の壁は高いです…
〉200万語達成までは多読初心者の段階とのことですので、とりあえずはこのままGraded Readersを続けていってみようと思いますが、
〉この延長上で、たとえば"The Castle of Otranto"みたいなものが本当に読めるようになるのでしょうか?
〉ちょっと不安ですが、何かアドバイスがありましたら、お教えいただけますと嬉しく存じます。

児童書は読んでいますか。面白い児童書はいくらでもありますので、レベルに合わせていろいろなジャンルのものを読んでいけば、ネイティブの語感がつかみやすくなります。いろいろなジャンルを読んでいくうちに自分の好みもわかってきますし、好きな本なら早く読める実感も感じやすいです。

〉仕事の合間に読んでいるだけなので、1000万語など夢のまた夢のようですが、MMR6とOBW6が終了したあたりか、区切りのよいところでまたご報告させていただきたいと思います。

それから、もし読みたい本があったら、レベル的に無理だと思っても気になった時にちょっとのぞいてみてください。本当に読みたい!という気分になったらそのまま読めそうな気がするときがあります。そうしたら、やっぱりわからなくてダメだな、と思うところまで読み進んでみてください。ひょっとすると、理解度は低いけどこのまま読みたい!と思って進んでいくこともあります。そうやって、ものすごいキリン読みで好きな本を読んだという例が今までもいくつかあります。

また、確かに1000万語はものすごく遠く感じると思いますが、読んでいれば語数は増えていきます。その間に、やっぱり基本的な英語力が足りないと多読をしても限界があるんじゃないか、とか多読だけでは本当に英語はわかるようにならないんじゃないか、とか不安になることもあります。でも読んでいれば何年かかろうといつかは好きな本が読めるようになります。「何年か」というと気が遠くなるかもしれません。でもその「何年か」で一生英語の本が楽しく読めるようになるのです。

それではHappy Reading!


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13416. Re: 多読1周年おめでとうございます

お名前: Tom
投稿日: 2017/8/10(13:42)

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杏樹さま

お返事ありがとうございます。

そうですね、やはり古典のリライトものが好きなので、MMR2の"Billy Budd"や"The Mill on the Floss"、"The Trumpet Major"などは好印象でした。
書下ろしではMMR3の"Claws"、MMR4の"Owl Hall"も面白かったですね。
OBWでは、書評の評判はあまりよくないようですが、OBW3の"Ethan Frome"が印象に残っています。
Edith Wharton、恥ずかしながら名前も知りませんでしたので、邦訳を手に入れて読んでみました。
いかにもアメリカ自然主義で、情緒の深い、優れた作品かと思います。

"The Mysteries of Udolpho"、作中の詩まで含めて、わからない単語をすべて調べ、全訳を付けるレベルで精読したので、ものすごく時間がかかりました。
単語を調べるたびに、【詩】【文】【古】【廃】などと出てきて閉口しました(笑)
中世の城郭のパーツをあらわす単語など、時としてランダムハウス英和大辞典ですら載ってなかったりするんですよね…

GRを中心に読んでいるのは、たまたま手に取りやすい環境にいたためで、一方児童書はほとんど読んできませんでした。
でも、たしかにGRの英語は正統的すぎて、生きた言語という感じがしないので、ちょっとずつ児童書も面白そうなものを探して読んでみたいと思います。
いつかは好きな本が読めるようになる、とのお言葉を信じて、続けていってみますね。
アドバイスありがとうございました。

いま、ちょっとBruce Cattonの"A Stillness at Appomattox"が気になっているので、キリン読みしてみるかもしれません。
相当難しそうですけどね(笑)

またいずれご報告させて下さい。

 Tom


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13418. 中世のお城

お名前: 杏樹
投稿日: 2017/8/11(01:50)

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Tomさん

〉"The Mysteries of Udolpho"、作中の詩まで含めて、わからない単語をすべて調べ、全訳を付けるレベルで精読したので、ものすごく時間がかかりました。
〉単語を調べるたびに、【詩】【文】【古】【廃】などと出てきて閉口しました(笑)
〉中世の城郭のパーツをあらわす単語など、時としてランダムハウス英和大辞典ですら載ってなかったりするんですよね…

それなら、辞書ではなくお城に関する絵本や児童書を読んではどうでしょうか。
アマゾンでcatsle chileren's bookをキーワードに探してみると、こういう本がヒットします。

The Medieval Castle (Dover History Coloring Book)
[url:https://www.amazon.co.jp/Medieval-Castle-Dover-History-Coloring/dp/0486420809/ref=sr_1_52?s=english-books&ie=UTF8&qid=1502382167&sr=1-52&keywords=castle]

Castles of the World Coloring Book (Dover History Coloring Book)
[url:https://www.amazon.co.jp/Castles-World-Coloring-Dover-History/dp/0486251861/ref=pd_bxgy_14_img_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=GYH74D2VJX763Q9XBRFB]

Knights and Castles (Magic Tree House (R) Fact Tracker)
[url:https://www.amazon.co.jp/Knights-Castles-Nonfiction-Companion-Tracker/dp/0375802975/ref=sr_1_15?s=english-books&ie=UTF8&qid=1502381822&sr=1-15&keywords=castle]

Castle (DK Eyewitness Books)
[url:https://www.amazon.co.jp/Castle-Eyewitness-Books-Christopher-Gravett/dp/0756637694/ref=sr_1_45?s=english-books&ie=UTF8&qid=1502382686&sr=1-45&keywords=castle]

私が実際に読んだのはKnights and Castlesだけですけど、DKはノンフィクションのシリーズでほかの本を読んだことがあります。
私はファンタジーをたくさん読んでいたら、だんだん中世の騎士やお城に関する言葉を覚えていきました。
外国のお城は日本のお城と構造が全く違うので、日本語で適切な言葉はなかなかありません。英和辞典で訳語を調べるよりも、お城の構造を調べた方がいいです。dungeonなどは日本でもよく知られている言葉ですが、日本語に相当する言葉はないんです。

興味のあるジャンルなら、絵本・児童書でノンフィクションを探してみると、けっこういろいろ見つかります。そういったものを読んでみると、そのジャンルに関する英語に詳しくなれます。

それでは~。


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13419. Re: 中世のお城

お名前: Tom
投稿日: 2017/8/15(09:34)

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杏樹さま

なるほど、ある特定の分野についても、絵本や児童書で学んでいくんですね。
ご紹介いただきまして、ありがとうございました。

まだ、ちょっとなか見検索で見てみただけですが、それだけでもtowerの下のbatteringとか、どの辞書にも載っていなかったのがよくわかりました。
各種英和だけでなくODEとかLDOCEとかの英英辞典も含めて、立項すらされてなかったんですよね。
battering ramは多いものの。
これから、関連分野の児童書も同時にチェックしていこうと思います。

特にゴシックロマンスは未邦訳のものが多いので、原書で読むしかないのですが、こうして読解力をつけてゆけそうです。
どうもありがとうございました。

また疑問がありましたら、質問させてください。
これからもよろしくお願いします!

  Tom


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