[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(04:23)]
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お名前: wkempff
投稿日: 2017/3/16(22:57)
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ということで、次は、1000万語の感想とおすすめなど。
3年半ほどで1000万語読んだことになります。予期していたほどではないかもしれませんが、トータルの英語力も伸びたように思います。
語彙力の伸び方
現在、各種サイトで語彙力を測定すると、9000語~13000語のようです。決して威張れた語彙力ではありません。身近でも、TOEICが満点近い人、TOEFLが105を超える人、などは、20000語を超える語彙力の場合が多いので。
それでも、Michal Connellyや、James Pattersonなど、軽めのものを読むときは、辞書を使わずに、ほとんど苦労しなくなりました。
話題の広がり
ビジネスの交渉はともかく、レセプション、バンケット、ホームパーティなど、苦手としておりました。しかし、いろいろな本を乱読するうちに、話題にあまり困らなくなり、パーティが怖くなくなりました。
最近は、トランプ大統領の誕生は大ニュースですが、先日読んだNigth Lifeで、赤狩りで有名なマッカーシーとトランプの意外なつながりを発見しました。ディナーでこんな話を披露すると、ビジネスパートナーの見る目が少し変わってくるような気がします。
次は、印象に残った本、10冊です。読み進める途中の感覚と、時間が経過してからの思いは、ちょっと差があります
。
印象に残った本ベスト7
ベスト1 11/22/63 by Stephen King (レベル:中)
ケネディ暗殺をめぐるスリラーで、SF(タイムトラベル)、恋愛、クライムの要素を入れ込んだ重厚な超長編。King節満載で、描写は過剰に詳細を極め、たとえばケネディ狙撃犯のOzwaldのダラスのスラム街での生活は、100ページ以上割いて描かれます。今の装丁では1000ページを超える長さ。だからこそ、60年台の希望に満ちたアメリカの風景が浮かんでくるような描写で、今も断片的に思い出します。読み通して自信がついた、というのは、あります。
ベスト2 Gone Girl, by Gillian Flynn (レベル:中)
実におぞましいサイコスリラーで、一見豊かな美男美女夫婦に潜む悪意や心の闇を、実に気色悪い形で描き出した、典型的イヤミス。実際、寝床で恐怖に震えましたが、洋書読みという観点から見ると、まあ、その程度には理解でき、没入できたんだろうと思います。米国文学の礎であるトムソーヤーやハックルベリー フィンを、奇妙な形で下敷きにしています。
ベスト3 The Pelican Brief, by John Grisham (レベル:易)
Grishamは、私を多読の世界に導いてくれた作家で、今でも彼のリーガルものは大好きです。連邦最高裁判事暗殺事件の背景を的確に予測したレポートを書いた大学院生が、複数の暗殺者につけねらわれます。初期の作品ですが、ホワイトハウスやCIA、FBIの暗部が描かれる実にスリリングな作品。
ベツト4 Sweet Tooth by Ian McEwan (レベル:難)
イギリスの純文学作家McEwanの、甘い甘い恋愛小説。ありきたりの筋書きかと思いきや、最後に信じられない展開があり、やられた、という気分になります。牧師の娘が数学科から文学に傾倒し、文学の教授にMI5(国内向け諜報機関)に押し込まれ、あるミッションのハニートラップ要員になります。東西冷戦下の文学者や芸術家を語るメタ小説のような側面もあります。
McEwanを原著で、というと、相当の読書好きにも驚かれます。
ベスト5 Farewell, My Lovely、by Raymond Chandler (レベル:難)
Chandler初期の作品(1940年)で、Chandlerのリリシズムがむき出しで現れた作品。ミステリー/スリラーとして読むと、必ずしも緻密でない部分もありますが、人間の深い描写、皮肉と機知に富んだ会話が非常に印象に残ります。ドライのようでウェット、気障だが実に心優しい主人公Marloweは、多くの探偵ものに絶大な影響を与えているのがわかります。
ベスト6 Kane & Abel, by Jeffrey Archer (レベル:中)
稀代のストーリーテラーArcherの代表作であまりに有名な大河小説。ポーランドの片田舎の捨て子Abelは、シベリアの収容所から脱出してアメリカに渡りホテル王になりますが、些細な行き違いから、裕福な銀行家の跡取りKaneと、生涯の敵、あるいはライバルになります。前半は活劇調、後半はぐっと重厚に経済小説風になります。
ベスト7 Dear Life, by Alice Munro (レベル:中)
ノーベル文学賞受賞。60年にわたり短編のみを書き続けた稀代の女流名文家の、最後の作品集になります。極度に凝縮された、詩のような文体で、小説家など多くのプロの尊敬を集めています。数語、あるいは1文で劇的に場面が展開し、しかし、少し読み進んでようやく場面が変わっていることに気づく、という仕掛けもあります。この作品集は、カナダの第二次世界大戦中や後に生きた女性の、はかなく脆く、しかしたくましい人生を描いたもの。
次は、読んで後悔した本です。実はもう少しあるのですが。。。。
ワースト3
The Serialist, by David Gordon
立派な学歴を持ちながら小説家として売れず、いくつもの仮名でポルノやヴァンパイア小説を書いて糊口をしのぐ主人公が、女子高校生に翻弄されながら連続女性殺人事件を追います。
主人公のヴァンパイア小説の一説などが挿入されるが効果的とも思えず、内容もいまいちなのですが、なにより、文章が気持ち悪いです。カンマやセミコロンでずるずると文をつなげ、1文が非常に長く、たとえば、300語を越え1ページにピリオドが一個も現れない、などというページもあります。
The October List, by Jeffery Deaver
Deaverの小説は、非常にエキサイティングですが、若干ですが、トリック優先、どんでん返し優先のような人工臭がある、というのが私の意見です。この小説はあきらかにやりすぎ。
人気のLincoln Rhymeシリーズとは独立の小説、小説は36章からはじまり、35.34、、と、時系列をさかのぼっていきます。読者は解決シーンを最初に見ているはずが、わけがわからず、頭の中の時系列も混乱していきます。明らかに、逆時系列とトリックありきの小説ですが、単純な筋書きとトリックを読みにくくしただけ。アマゾンのレヴューもボロボロです。
A Brief History of Seven Killings, by Marlon James
2015年ブッカー賞。ジャマイカを代表するレゲエ歌手の暗殺未遂事件を軸に、ジャマイカの血塗られた歴史を語る、大河小説(らしい)。語り手が次々と変わり、それぞれ、なにが軸なのかわからない長広舌で、ストーリーを追うのは困難。不思議な不思議なジャマイカ英語と相まって、ついに放り出しました。痛い挫折の記憶です。
実に読みにくいです。超難解を何度も批評家にたたかれた、The Luminaries, by Eleanor Cattonなど、この小説に比較すれば、子供だましみたいなものです。
ブッカー賞史上に残る大傑作という評価のようなので、興味ある方は是非。
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お名前: オレンジ
投稿日: 2017/3/17(10:02)
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〉ということで、次は、1000万語の感想とおすすめなど。
〉3年半ほどで1000万語読んだことになります。予期していたほどではないかもしれませんが、トータルの英語力も伸びたように思います。
おはようござます。オレンジです。
〉語彙力の伸び方
〉現在、各種サイトで語彙力を測定すると、9000語~13000語のようです。決して威張れた語彙力ではありません。身近でも、TOEICが満点近い人、TOEFLが105を超える人、などは、20000語を超える語彙力の場合が多いので。
〉それでも、Michal Connellyや、James Pattersonなど、軽めのものを読むときは、辞書を使わずに、ほとんど苦労しなくなりました。
いいですね。僕も多読の効果で語彙力は増えましたね。でも、まだまだですが。
〉話題の広がり
〉ビジネスの交渉はともかく、レセプション、バンケット、ホームパーティなど、苦手としておりました。しかし、いろいろな本を乱読するうちに、話題にあまり困らなくなり、パーティが怖くなくなりました。
〉最近は、トランプ大統領の誕生は大ニュースですが、先日読んだNigth Lifeで、赤狩りで有名なマッカーシーとトランプの意外なつながりを発見しました。ディナーでこんな話を披露すると、ビジネスパートナーの見る目が少し変わってくるような気がします。
〉次は、印象に残った本、10冊です。読み進める途中の感覚と、時間が経過してからの思いは、ちょっと差があります
〉。
〉印象に残った本ベスト7
〉ベスト1 11/22/63 by Stephen King (レベル:中)
〉ケネディ暗殺をめぐるスリラーで、SF(タイムトラベル)、恋愛、クライムの要素を入れ込んだ重厚な超長編。King節満載で、描写は過剰に詳細を極め、たとえばケネディ狙撃犯のOzwaldのダラスのスラム街での生活は、100ページ以上割いて描かれます。今の装丁では1000ページを超える長さ。だからこそ、60年台の希望に満ちたアメリカの風景が浮かんでくるような描写で、今も断片的に思い出します。読み通して自信がついた、というのは、あります。
huluでこの本の原作のドラマがやってますね。見てみようと思います。小説も面白そうですね。
〉ベスト2 Gone Girl, by Gillian Flynn (レベル:中)
〉実におぞましいサイコスリラーで、一見豊かな美男美女夫婦に潜む悪意や心の闇を、実に気色悪い形で描き出した、典型的イヤミス。実際、寝床で恐怖に震えましたが、洋書読みという観点から見ると、まあ、その程度には理解でき、没入できたんだろうと思います。米国文学の礎であるトムソーヤーやハックルベリー フィンを、奇妙な形で下敷きにしています。
〉ベスト3 The Pelican Brief, by John Grisham (レベル:易)
〉Grishamは、私を多読の世界に導いてくれた作家で、今でも彼のリーガルものは大好きです。連邦最高裁判事暗殺事件の背景を的確に予測したレポートを書いた大学院生が、複数の暗殺者につけねらわれます。初期の作品ですが、ホワイトハウスやCIA、FBIの暗部が描かれる実にスリリングな作品。
僕もGrishamは数冊読みました。でも、これは読んでません。初期のGrishamの3部作なので、読んでみようと思います。ご紹介ありがとうございます。
Grishamは英語は簡単ですが、内容は濃いので、初心者にはおすすめのペーパーバックですね。
〉ベツト4 Sweet Tooth by Ian McEwan (レベル:難)
〉イギリスの純文学作家McEwanの、甘い甘い恋愛小説。ありきたりの筋書きかと思いきや、最後に信じられない展開があり、やられた、という気分になります。牧師の娘が数学科から文学に傾倒し、文学の教授にMI5(国内向け諜報機関)に押し込まれ、あるミッションのハニートラップ要員になります。東西冷戦下の文学者や芸術家を語るメタ小説のような側面もあります。
〉McEwanを原著で、というと、相当の読書好きにも驚かれます。
内容が複雑なので、読むのに苦労しそうですね。
〉ベスト5 Farewell, My Lovely、by Raymond Chandler (レベル:難)
〉Chandler初期の作品(1940年)で、Chandlerのリリシズムがむき出しで現れた作品。ミステリー/スリラーとして読むと、必ずしも緻密でない部分もありますが、人間の深い描写、皮肉と機知に富んだ会話が非常に印象に残ります。ドライのようでウェット、気障だが実に心優しい主人公Marloweは、多くの探偵ものに絶大な影響を与えているのがわかります。
〉ベスト6 Kane & Abel, by Jeffrey Archer (レベル:中)
〉稀代のストーリーテラーArcherの代表作であまりに有名な大河小説。ポーランドの片田舎の捨て子Abelは、シベリアの収容所から脱出してアメリカに渡りホテル王になりますが、些細な行き違いから、裕福な銀行家の跡取りKaneと、生涯の敵、あるいはライバルになります。前半は活劇調、後半はぐっと重厚に経済小説風になります。
粗筋からすると、山崎豊子さんの作品みたいですね。僕もこういう作品は好きです。
〉ベスト7 Dear Life, by Alice Munro (レベル:中)
〉ノーベル文学賞受賞。60年にわたり短編のみを書き続けた稀代の女流名文家の、最後の作品集になります。極度に凝縮された、詩のような文体で、小説家など多くのプロの尊敬を集めています。数語、あるいは1文で劇的に場面が展開し、しかし、少し読み進んでようやく場面が変わっていることに気づく、という仕掛けもあります。この作品集は、カナダの第二次世界大戦中や後に生きた女性の、はかなく脆く、しかしたくましい人生を描いたもの。
おお!読んでみたいです。さすがノーベル文学賞作家という感じですね。
〉次は、読んで後悔した本です。実はもう少しあるのですが。。。。
〉ワースト3
〉The Serialist, by David Gordon
〉立派な学歴を持ちながら小説家として売れず、いくつもの仮名でポルノやヴァンパイア小説を書いて糊口をしのぐ主人公が、女子高校生に翻弄されながら連続女性殺人事件を追います。
〉主人公のヴァンパイア小説の一説などが挿入されるが効果的とも思えず、内容もいまいちなのですが、なにより、文章が気持ち悪いです。カンマやセミコロンでずるずると文をつなげ、1文が非常に長く、たとえば、300語を越え1ページにピリオドが一個も現れない、などというページもあります。
〉The October List, by Jeffery Deaver
〉Deaverの小説は、非常にエキサイティングですが、若干ですが、トリック優先、どんでん返し優先のような人工臭がある、というのが私の意見です。この小説はあきらかにやりすぎ。
〉人気のLincoln Rhymeシリーズとは独立の小説、小説は36章からはじまり、35.34、、と、時系列をさかのぼっていきます。読者は解決シーンを最初に見ているはずが、わけがわからず、頭の中の時系列も混乱していきます。明らかに、逆時系列とトリックありきの小説ですが、単純な筋書きとトリックを読みにくくしただけ。アマゾンのレヴューもボロボロです。
〉A Brief History of Seven Killings, by Marlon James
〉2015年ブッカー賞。ジャマイカを代表するレゲエ歌手の暗殺未遂事件を軸に、ジャマイカの血塗られた歴史を語る、大河小説(らしい)。語り手が次々と変わり、それぞれ、なにが軸なのかわからない長広舌で、ストーリーを追うのは困難。不思議な不思議なジャマイカ英語と相まって、ついに放り出しました。痛い挫折の記憶です。
〉実に読みにくいです。超難解を何度も批評家にたたかれた、The Luminaries, by Eleanor Cattonなど、この小説に比較すれば、子供だましみたいなものです。
〉ブッカー賞史上に残る大傑作という評価のようなので、興味ある方は是非。
wkempffさんは主にミステリー小説を読んでいらっしゃいますが、色々なジャンルも読んでいらっしゃるので、小説の粗筋を読むだけでも読みたくなる作品が多いですね。読む本に困ったら、wkempffさんの掲示板で探そうと思います。
本のご紹介ありがとうございました!
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オレンジさま、連続してコメントをありがとうございます。
〉huluでこの本の原作のドラマがやってますね。見てみようと思います。小説も面白そうですね。
Stephen Kingの作品の中で代表作になるかは、私はわかりません。ホラーの要素が減って、ハレクイーンのような甘い恋愛の部分がはいり、Kingの特徴が薄まった、という人も居ます。2年以上前に読みましたが、けっこう感激したし、1000ページ読み通せた自信にもつながったように思います。
〉僕もGrishamは数冊読みました。でも、これは読んでません。初期のGrishamの3部作なので、読んでみようと思います。ご紹介ありがとうございます。
〉Grishamは英語は簡単ですが、内容は濃いので、初心者にはおすすめのペーパーバックですね。
Grishamは、The Racketeerあたりからちょっと作風を変えてきているように思います。勧善懲悪的色彩が変わったり、女性が主人公だったり。初期の作品は安心して読めますね。
〉内容が複雑なので、読むのに苦労しそうですね。
前にAtonementをご紹介しましたが、今回ご紹介したSweet Toothは、こちらより格段に読みやすいです。読み飛ばせる作品ではありませんが、ぜひ。
〉〉ベスト6 Kane & Abel, by Jeffrey Archer (レベル:中)
〉粗筋からすると、山崎豊子さんの作品みたいですね。僕もこういう作品は好きです。
アメリカの絶大な人気に比較して、日本ではあまり受けない、とも言われます。ちょっと、主人公たちの執着が強すぎて、日本人好みでないのかも知れません。
〉〉ベスト7 Dear Life, by Alice Munro (レベル:中)
〉おお!読んでみたいです。さすがノーベル文学賞作家という感じですね。
英語自体はあまり難しくありません(カナダの大自然の中なので、日ごろあまり目にしない植物などの単語にはなれる必要があります)。
Munroは存命中ですが、引退宣言をしてしまいました。そのためか、この作品の最後の4作は、作者の自伝的作品になっています。
少しでも参考になれば幸いです。
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2017/3/19(20:56)
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wkempffさん、こんにちは。ミッシェルです。
遅くなりましたが、1000万語通過、おめでとうございます!!
〉3年半ほどで1000万語読んだことになります。予期していたほどではないかもしれませんが、トータルの英語力も伸びたように思います。
3年半ですか。速いですよね。
wkempffさんは掲示板にいらした最初からかなりレベルの高い本を読まれていたように記憶しています。
着々と語数が伸びた感じですね。
〉現在、各種サイトで語彙力を測定すると、9000語~13000語のようです。決して威張れた語彙力ではありません。身近でも、TOEICが満点近い人、TOEFLが105を超える人、などは、20000語を超える語彙力の場合が多いので。
たまーに、掲示板に語彙チェックサイトの話題が出ますよね。
その折に自分もやっていますが、よくわかっていません。
おすすめのサイトがあれば、またおしえてくださいね。
〉それでも、Michal Connellyや、James Pattersonなど、軽めのものを読むときは、辞書を使わずに、ほとんど苦労しなくなりました。
すごいですよね。ペーパーバックを辞書なし。
これぞタドキストの目指すゴールって感じです(笑)。
〉ビジネスの交渉はともかく、レセプション、バンケット、ホームパーティなど、苦手としておりました。しかし、いろいろな本を乱読するうちに、話題にあまり困らなくなり、パーティが怖くなくなりました。
〉最近は、トランプ大統領の誕生は大ニュースですが、先日読んだNigth Lifeで、赤狩りで有名なマッカーシーとトランプの意外なつながりを発見しました。ディナーでこんな話を披露すると、ビジネスパートナーの見る目が少し変わってくるような気がします。
お仕事で英語を使環境なのは、英語力と英語文化の知識の成長が実感できていいですね。羨ましいです。
〉次は、印象に残った本、10冊です。読み進める途中の感覚と、時間が経過してからの思いは、ちょっと差があります。
情報をありがとうございます。
もっとも、wkempffさんの得意分野?はスリラーや結構怖い話が多いので、ミッシェルはコナリーくらいしか読めそうにないですが。
Sweet Tooth by Ian McEwanは気になります。難しいんだろうなぁ。
ひきつづき、Happy Readingで!
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13359. Re: 1000万語通過、おめでとうございます!
お名前: wkempff
投稿日: 2017/3/20(00:27)
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ミッシェルさん、コメントをありがとうございます。
〉wkempffさんは掲示板にいらした最初からかなりレベルの高い本を読まれていたように記憶しています。
レベルが高い、というか、きっかけが、Fifty Shades of Greyでしたからね。これ、話が単純なんで、読めたのか、とは思います。その後、GrishamのThe Racketeerを読んで、リーガルものが好きになりました。
〉たまーに、掲示板に語彙チェックサイトの話題が出ますよね。
〉その折に自分もやっていますが、よくわかっていません。
〉おすすめのサイトがあれば、またおしえてくださいね。
語彙の数え方は、けっこうアバウトなのかな、と思います。
現在、いちばん信頼されると言われているのは、v-checkというサイトです。
http://www.wordengine.jp/vflash/levelcheck
言語を英語に設定し、オール英語でチェックすると、日本語環境より少し辛めに出るようです。私は、日本語環境で12800くらい、英語で11500くらいでした。
無料の登録が必要です。
もっと気楽には、weblioの語彙チェックがあります。こちらは登録不要。
ちょっと辛めに出るような気がします。
https://uwl.weblio.jp/vocab-index
〉すごいですよね。ペーパーバックを辞書なし。
〉これぞタドキストの目指すゴールって感じです(笑)。
ちょっと言い過ぎかも知れません。Connellyの初期の作品を読み始めましたが、けっこう大変かなと。
もっとも、wkempffさんの得意分野?はスリラーや結構怖い話が多いので、ミッシェルはコナリーくらいしか読めそうにないですが。
〉Sweet Tooth by Ian McEwanは気になります。難しいんだろうなぁ。
今度ご紹介した10冊(ベスト7、ワースト3)の中で、グロいのは、The Serialistと、A Brief History of Seven Killingsくらいのものです。Gone Girlの怖さは、グロさとは異質です。
Sweet Toothは、主人公のミッションはスパイものとは思えないくらいマイルドですし、何も怖いことはありません。濃密な恋愛小説、最後の驚愕の展開、おすすめです。
難しい、というより、ヨーロッパの近代史をゆるがしたスパイや、東西冷戦のはざまで苦労した芸術家などの名前が頻出するので、これらに興味が無いと、無意味な名前が並んでいるだけ、という印象を持つかも知れません。
あ、最近読んだ、Let Me Die in His Footstepsは、なんといか、不気味でした。
〉ひきつづき、Happy Readingで!
こちらこそ、よろしくお願いします。
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2017/3/21(22:28)
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wkempffさん、語彙力チェックサイトの情報、ありがとうございます。
〉語彙の数え方は、けっこうアバウトなのかな、と思います。
〉現在、いちばん信頼されると言われているのは、v-checkというサイトです。
〉http://www.wordengine.jp/vflash/levelcheck
ipadではflashが動かなかったので、また今度PCで試してみます。
〉もっと気楽には、weblioの語彙チェックがあります。こちらは登録不要。
〉ちょっと辛めに出るような気がします。
〉https://uwl.weblio.jp/vocab-index
これ、ちょっとはまっちゃいました。
最初、テンポよく答えると良い結果が出るということを知らずに、ゆっくりやったら6000語くらいでした。
2回目からは真剣にやって、だいたい10000語の結果でした。
25問しかないので、気楽でいいです。
〉〉すごいですよね。ペーパーバックを辞書なし。
〉〉これぞタドキストの目指すゴールって感じです(笑)。
〉Sweet Toothは、主人公のミッションはスパイものとは思えないくらいマイルドですし、何も怖いことはありません。濃密な恋愛小説、最後の驚愕の展開、おすすめです。
〉難しい、というより、ヨーロッパの近代史をゆるがしたスパイや、東西冷戦のはざまで苦労した芸術家などの名前が頻出するので、これらに興味が無いと、無意味な名前が並んでいるだけ、という印象を持つかも知れません。
忘れないうちに買っときます。
英語に関しては、積読本がだんだん消化されてきたので、また仕入れたい気分です。
〉あ、最近読んだ、Let Me Die in His Footstepsは、なんといか、不気味でした。
こっちは遠慮しときます。。。(笑)
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ミッシェルさま、再度ありがとうございます。
私は、実は、他のサイトでは10000語は超える結果が出ますが、Weblioは、相性が悪いのか、英語力が足りないのか(いや、英語力が足りないからですよね)、なかなか10000語を超えません。
そんなものでも、ミステリーを読み飛ばせる、ということで、自信をもって洋書読みにトライしてくださる方があらわれれば、と思っています(笑)
Sweet Toothは、是非。
もう一冊、The Secret Keeper, by Kate Morton
をおすすめします。
こちらは、1920年代から現代までにわたる数世代にわたる女性の年代記のような小説で、家族愛がテーマになっています。ひねりをきかせた若草物語のようなもの、と思っていただいてもいいかと。