Re: 3700万語越えたので、辞書引きして読んでみた

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13033. Re: 3700万語越えたので、辞書引きして読んでみた

お名前: 杏樹
投稿日: 2014/4/19(00:22)

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柊さん、こんにちは。

〉3700万語も越えたことだし、辞書が要らなくなったら辞書を引けという話もあるし、と、大好きなタイタス・クロウを辞書を引きながら読んでみました。読んだのはThe Compleat Crow(邦訳・タイタス・クロウの事件簿、Brian Lumley/ブライアン・ラムレイ)です。まず、大分前にこのcompleatという綴りにひっかかり、辞書を引いて、completeの古い綴り方というのを知ったのでした。

タイトルから綴りが違うとか、なじみの薄い言葉で難しそうですね。

〉まず、前書きから始まりました。タイタス・クロウはa psychic sleuthである、と書いてある。sleuthって何だ? お気に入りのCollins Cobuild New Student's Dictionaryを引いてみる。載ってない。次に、Longman Dictionary of Contemporary Englishを引いてみる。detectiveの古い言い方とある。なるほど。

普通の辞書には載っていない希少な言葉ですか。

〉さらに読んでいくと、タイタス・クロウが自分はfiendだと言っている。引いてみる。悪党じゃおかしい。Webster's New World Dictionaryを引いてみる。何かの専門家というのが見つかった。これかしらん。 でもFiend in Many Faces(怪人二十面相)は悪党の方だろうなあ。

言葉の意味を調べるのが楽しい、という感じですね。

〉「クロウ君、いい夜にはいい死を」は原文では「Good evening... and good bye」で、こちらの方が残酷な感じが簡潔に出ている。なるほど、原書ってやっぱり良いなあ。でも、先に邦訳を読んでいなかったら、わからないことだらけだっただろうなあ。

邦訳は邦訳でひねりを聞かせたんでしょうね…。

〉全体に、Collins Cobuildは収録語数が少ないらしく、あまり役に立ちませんでした。載っていれば、説明が私にはわかりやすくてお気に入りなんですが。Websterは大きさも中身も広辞苑という感じ。地名・人名も載っているし、言葉の語源が載っていて、ギリシャ語の何々から中世フランス語の何々になり、古英語の何だかになって、今の形になったということが書いてあって、面白い。

私はこのサイトのネット辞書をよく使っています。
[url:http://gaikoku.info/english/dictionary.htm]

Cobuildは「語義を完全な文章として説明をするユニークな辞書」って書いてありますね。
よく使うのはOxford Advanced Learner's Dictionaryです。「外国語として学ぶ人」のカテゴリでいくつか使ってみて、結局これになりました。出てこない言葉があったら「英語を母語とする人向け」のMerriam-Webster Collegiate 
Dictionaryを引いてみたりします。

〉The Compleat Crowを読み終わったあと、ムガール帝国もののShadow Princess(Indu Sandaresan)に取りかかりました。インドやイスラム教の言葉が沢山出てくるのですが、何となくで流していくとドンドン読める。タイタス・クロウは一言一句理解しようとしたので、大分手間がかかりましたが、やっぱり普通の多読は速いですね。

ムガール帝国ものですか。おもしろそうですね。インドやイスラムの言葉も英語で出てくるとわかりにくかったりしませんか。

〉さて、今度はタイタス・クロウものの長編に挑戦します。辞書は引くか引かないか決めていません。シリーズの途中までは邦訳が出ているので、先にそれを読んでから原文に当たります。どうなるか楽しみです。

一言一句引く、というのは読書としては効率が悪すぎると思います。
シリーズものならよく使う言葉とか覚えていくんじゃんないでしょうか。まあ、ウェブスターにしか載っていないような言葉では本当に引かないとわからないでしょうけれど。

私は基本的に「辞書は無くても本は読める」というスタンスで、「ここが知りたい!」と思ったら、ポイントになりそうな言葉をさっと引いて、そのまま進むこともありますし、それでもわからなかったらそこの段落だけじっくり引いて読んでみたりします。あくまでも「読書」の補助具という感じです。
電車の中とか、外で読むことが多いので、英英ではハンディタイプのものがないので仕方なくデイリーコンサイス英和辞典を持ち歩いています。英和なのでいまいち気分が乗らないということもありまして、本と一緒に持っていても「飾り」みたいなもので、結局駅に着くまで全然使わなかったり。昼休みに読むときはパソコンが目の前にあるので上記の英英のネット辞書をよく引きます。英語の語釈が面白いので。

それでははっぴー・辞書引きing!


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13039. Re: 杏樹さん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2014/4/21(13:34)

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"杏樹"さんは[url:kb:13033]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。

杏樹さん、こんにちは。

〉〉3700万語も越えたことだし、辞書が要らなくなったら辞書を引けという話もあるし、と、大好きなタイタス・クロウを辞書を引きながら読んでみました。読んだのはThe Compleat Crow(邦訳・タイタス・クロウの事件簿、Brian Lumley/ブライアン・ラムレイ)です。まず、大分前にこのcompleatという綴りにひっかかり、辞書を引いて、completeの古い綴り方というのを知ったのでした。

〉タイトルから綴りが違うとか、なじみの薄い言葉で難しそうですね。

古めかしい感じが全体に出ています。

〉〉まず、前書きから始まりました。タイタス・クロウはa psychic sleuthである、と書いてある。sleuthって何だ? お気に入りのCollins Cobuild New Student's Dictionaryを引いてみる。載ってない。次に、Longman Dictionary of Contemporary Englishを引いてみる。detectiveの古い言い方とある。なるほど。

〉普通の辞書には載っていない希少な言葉ですか。

希少というか、書いている人は高齢ですし、タイタス・クロウはさらに古い生まれという設定なので。

〉〉さらに読んでいくと、タイタス・クロウが自分はfiendだと言っている。引いてみる。悪党じゃおかしい。Webster's New World Dictionaryを引いてみる。何かの専門家というのが見つかった。これかしらん。 でもFiend in Many Faces(怪人二十面相)は悪党の方だろうなあ。

〉言葉の意味を調べるのが楽しい、という感じですね。

楽しくて仕方ありません。

〉〉「クロウ君、いい夜にはいい死を」は原文では「Good evening... and good bye」で、こちらの方が残酷な感じが簡潔に出ている。なるほど、原書ってやっぱり良いなあ。でも、先に邦訳を読んでいなかったら、わからないことだらけだっただろうなあ。

〉邦訳は邦訳でひねりを聞かせたんでしょうね…。

ただクロウと書いてあるところをクロウ大師としたり、長編でも奮闘していました。

〉〉全体に、Collins Cobuildは収録語数が少ないらしく、あまり役に立ちませんでした。載っていれば、説明が私にはわかりやすくてお気に入りなんですが。Websterは大きさも中身も広辞苑という感じ。地名・人名も載っているし、言葉の語源が載っていて、ギリシャ語の何々から中世フランス語の何々になり、古英語の何だかになって、今の形になったということが書いてあって、面白い。

〉私はこのサイトのネット辞書をよく使っています。
[url:http://gaikoku.info/english/dictionary.htm]

〉Cobuildは「語義を完全な文章として説明をするユニークな辞書」って書いてありますね。
〉よく使うのはOxford Advanced Learner's Dictionaryです。「外国語として学ぶ人」のカテゴリでいくつか使ってみて、結局これになりました。出てこない言葉があったら「英語を母語とする人向け」のMerriam-Webster Collegiate 
〉Dictionaryを引いてみたりします。

そう言うのを聞くと、ほしくなってしまいますね。どうしても紙で引きたいもので。

〉〉The Compleat Crowを読み終わったあと、ムガール帝国もののShadow Princess(Indu Sandaresan)に取りかかりました。インドやイスラム教の言葉が沢山出てくるのですが、何となくで流していくとドンドン読める。タイタス・クロウは一言一句理解しようとしたので、大分手間がかかりましたが、やっぱり普通の多読は速いですね。

〉ムガール帝国ものですか。おもしろそうですね。インドやイスラムの言葉も英語で出てくるとわかりにくかったりしませんか。

名前が覚えにくいですが、最初にずらっと表にしてありますし、単語もイタリックで書いてあって、巻末のグロッサリーを引けばいいようになっているので、辞書付きみたいなものです。それに、大体で読めば、大体わかります。

〉〉さて、今度はタイタス・クロウものの長編に挑戦します。辞書は引くか引かないか決めていません。シリーズの途中までは邦訳が出ているので、先にそれを読んでから原文に当たります。どうなるか楽しみです。

〉一言一句引く、というのは読書としては効率が悪すぎると思います。
〉シリーズものならよく使う言葉とか覚えていくんじゃんないでしょうか。まあ、ウェブスターにしか載っていないような言葉では本当に引かないとわからないでしょうけれど。

私も普段は辞書を引かずに読んでいますが、今回は雰囲気を出そうと使っている難しそうな単語を引きながら、時間をかけて読んでみました。たまにこういうのも面白いと思いましたが、いつもはそうはしません。

〉私は基本的に「辞書は無くても本は読める」というスタンスで、「ここが知りたい!」と思ったら、ポイントになりそうな言葉をさっと引いて、そのまま進むこともありますし、それでもわからなかったらそこの段落だけじっくり引いて読んでみたりします。あくまでも「読書」の補助具という感じです。

私はここが知りたいと思っても、そのまま流したりします(不精者)。

〉電車の中とか、外で読むことが多いので、英英ではハンディタイプのものがないので仕方なくデイリーコンサイス英和辞典を持ち歩いています。英和なのでいまいち気分が乗らないということもありまして、本と一緒に持っていても「飾り」みたいなもので、結局駅に着くまで全然使わなかったり。昼休みに読むときはパソコンが目の前にあるので上記の英英のネット辞書をよく引きます。英語の語釈が面白いので。

説明の文章が面白いというのは確かにありますよね。え、そっちの方向からきたか、という。たまに辞書を読んで遊ぶことはあります。日本語でも、英語でも、フランス語でも。ネット辞書は、翻訳サイトぐらいしか使ったことがないですが、面白そうですね。

〉それでははっぴー・辞書引きing!

辞書Readingのような気すらします。


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