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12917. 3456万7890語通過、おめでとうございます
お名前: 杏樹
投稿日: 2013/10/25(00:17)
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柊さん、こんにちは。
〉皆さまこんにちは。最近歴史の本しか読んでいない柊です。
「歴史の本しか読んでいない」と言えるようになりたいと思いながら、なかなかなれません。それどころかナルニアに勢いづいてファンタジーの未読本をいろいろ発掘してしまい、英語ではファンタジーに走ってしまいそうです。
〉先日、3500万語を通過したのですが、折角なのでこんな通過報告にしてみました。
ナゾの語数通過、おめでとうございます。タイトルが3500万語より少ないんですけど。
〉 通過本は、多読を始める前に読んだっきりのCarolyn Meyer「Mary, Bloody Mary」です。16世紀イングランド、メアリ王女がシンデレラみたいな目に遭うという、うそみたいな本当の話です。
〉 その前は意地悪な継母の「Doomed Queen Anne」を読んで、口直しにJean Plaidyで同じ人が主人公の「The Lady in the Tower」を読みました。Meyerの方が読みやすいけど、それはYLだけじゃなくて、話の背景の政治状況や他の人の心の中を察するというのを切り捨てているからかなと。Plaidyではメアリ王女も意地悪な継母になってしまったアン・ブーリンも、相手にも仕方のない事情があったのだなと察するのですが、Meyerではお互いに一切許さないまま終わるんですね。
書く人が変わると描写も変わりますね。柊さんぐらい同じ人が主人公の話をいろいろ読んでいると、比較するのが面白いでしょうね。
〉 キリスト教の歴史についても読んでいるのですが、「Jesus Mystery」でイエスとそっくりの神の子が数千年前から伝説でいて信仰されていたという、究極のを読んで、他の本を読む気が失せました。他の本って、割りと些末な、グノーシス派がどうしたの、ユダの福音書がどうしたのというものだったので、そこまで根本的というか致命的なものを読んでしまうと、こんな細かいこと調べてどうするんだ?という気になってしまって。
それはトンデモでしょうか?もうちょっとまともな本を探してみたらどうでしょうか。
〉 その前はモンテ・クリスト伯の続編を読んでいました。ManyBooks.netで「The Son of Monte-Cristo」や「Monte-Cristo's Daughter」が落とせるんですね。amazonで買おうとすると上巻だけで2千円ぐらいするみたいですが、こっちは無料です。PDFで落とせるのでKindleで読みました。他の人が書いて、デュマは名義だけ貸したみたいですが、なかなか良くできています。
続編なんかあるんですか?息子に娘??しかもデュマが名義貸し?原書はフランス語なんですか?
〉 それから、Estlemanの「Dr Jekyll and Mr Holmes」「Sherlock Holmes VS Dracula」が面白かったので、またもやManyBooks.netを使って、本物のホームズも読んでいます。
〉 Sicilianoの「The Angel of the Opera」も面白かったです。こちらは語り手がホームズの従兄弟で、ワトソン博士は出てきません。同じくオペラ座の怪人もののNicholas Meyer「The Canary Trainer」よりはAngelの方が好みだなあ。
ヘンな組み合わせがいっぱいあるんですねえ。ジキル博士はまだしも、ドラキュラとコラボですか。ホームズがそれだけ人気があるということでしょうか。
「オペラ座の怪人もの」ってジャンルになってるんですか。
〉 Carolly Ericksonの「Memoirs of Mary Queen of Scotland」は全然お薦めしないのですが、1人で読んでいる分には面白いです。メアリの処刑シーン(場所はイングランド)から始まるのですが、その部分の語り手は数十年前にブリテン島を離れたきり、投獄されたままで10年ぐらい前に死んだボスウェル伯の生身という。幽霊だったらまだファンタジーでわかりますが、生きているようなので、最初から何も信じられず、気楽な読書です。歴史上の間違いがあまりに連打されるので、歴史的にどうだったかを考えるのはすぐやめました。これでも著者は元は歴史家だったので、驚きです。
死んだはずの人が実は生きてた…というネタは歴史フィクションによくありますが、そういうのとは違うんですか?
〉 フランス語もやっていますが、そちらも歴史物ばかり読んでいます。ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの話とか、メディチ家の出身でフランス国王を3人うんだカトリーヌ王妃の話とか、聖ルイ王をうんで摂政もしたブランシェ・オブ・カスティールの話とか、ルイ14世の宮廷の話とか、皇后シシィの話とか。
〉 歴史上の話や台詞が出てくるかもしれないと思うと、半分もわからなくてもつい読んでしまいます。
その気持ち、わかります。イギリス史よりフランス史の方が好きなので、フランス語ではわからないまま歴史の本に手を出してしまいます。未読本も増えていきますし…。
〉 そうそう、フランス語のシャーロック・ホームズもネットで手に入れたんですよ。ルパンもですが、ホームズも好きなので気になる。
原書無関係に英仏クロスオーバーしていますね。さすがです。
〉あと1ヵ月で多読歴丸9年の柊でした。ではでは、皆さまもHappy Reading♪
柊さんもHappy Reading!
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"杏樹"さんは[url:kb:12917]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。
杏樹さん、こんにちは。
〉〉皆さまこんにちは。最近歴史の本しか読んでいない柊です。
〉「歴史の本しか読んでいない」と言えるようになりたいと思いながら、なかなかなれません。それどころかナルニアに勢いづいてファンタジーの未読本をいろいろ発掘してしまい、英語ではファンタジーに走ってしまいそうです。
私もファンタジーに走りかけています。でも、クロニクルなので、やっぱり歴史とは関係あるかも。
〉〉先日、3500万語を通過したのですが、折角なのでこんな通過報告にしてみました。
〉ナゾの語数通過、おめでとうございます。タイトルが3500万語より少ないんですけど。
何となく、並びが面白いかと思って並べてみました。意味はないです(断言)。
〉〉 通過本は、多読を始める前に読んだっきりのCarolyn Meyer「Mary, Bloody Mary」です。16世紀イングランド、メアリ王女がシンデレラみたいな目に遭うという、うそみたいな本当の話です。
〉〉 その前は意地悪な継母の「Doomed Queen Anne」を読んで、口直しにJean Plaidyで同じ人が主人公の「The Lady in the Tower」を読みました。Meyerの方が読みやすいけど、それはYLだけじゃなくて、話の背景の政治状況や他の人の心の中を察するというのを切り捨てているからかなと。Plaidyではメアリ王女も意地悪な継母になってしまったアン・ブーリンも、相手にも仕方のない事情があったのだなと察するのですが、Meyerではお互いに一切許さないまま終わるんですね。
〉書く人が変わると描写も変わりますね。柊さんぐらい同じ人が主人公の話をいろいろ読んでいると、比較するのが面白いでしょうね。
そうですね。一度読んだことのある人物についての別の人が書いた本を読む楽しみは、そこだけですからね。日本の歴史小説でも、好きな人がいて、その人についての本を読むというファンがほとんどみたいですし。
〉〉 キリスト教の歴史についても読んでいるのですが、「Jesus Mystery」でイエスとそっくりの神の子が数千年前から伝説でいて信仰されていたという、究極のを読んで、他の本を読む気が失せました。他の本って、割りと些末な、グノーシス派がどうしたの、ユダの福音書がどうしたのというものだったので、そこまで根本的というか致命的なものを読んでしまうと、こんな細かいこと調べてどうするんだ?という気になってしまって。
〉それはトンデモでしょうか?もうちょっとまともな本を探してみたらどうでしょうか。
うーん、それがamazonでは評判がよかったんですよ。星を少なくつけた人の中には、何を馬鹿なことを言っているんだという人と、何をわかりきったことにビックリマークを沢山つけて言っているんだという人がいて。まあ、そもそもキリスト教の正統的な本には興味がないんですけど。最後まで読んでみて考えます。
〉〉 その前はモンテ・クリスト伯の続編を読んでいました。ManyBooks.netで「The Son of Monte-Cristo」や「Monte-Cristo's Daughter」が落とせるんですね。amazonで買おうとすると上巻だけで2千円ぐらいするみたいですが、こっちは無料です。PDFで落とせるのでKindleで読みました。他の人が書いて、デュマは名義だけ貸したみたいですが、なかなか良くできています。
〉続編なんかあるんですか?息子に娘??しかもデュマが名義貸し?原書はフランス語なんですか?
「モンテ・クリスト伯爵夫人」とか、沢山あるんですよね。元はみんなフランス語みたいですが、英訳も古くて著作権が切れているので、ネットで探しては読んでいます。2000年代に入って、「First Sequel to Count of the Monte Cristo」なるものを英語で書いた人もいるみたいですが。
〉〉 それから、Estlemanの「Dr Jekyll and Mr Holmes」「Sherlock Holmes VS Dracula」が面白かったので、またもやManyBooks.netを使って、本物のホームズも読んでいます。
〉〉 Sicilianoの「The Angel of the Opera」も面白かったです。こちらは語り手がホームズの従兄弟で、ワトソン博士は出てきません。同じくオペラ座の怪人もののNicholas Meyer「The Canary Trainer」よりはAngelの方が好みだなあ。
〉ヘンな組み合わせがいっぱいあるんですねえ。ジキル博士はまだしも、ドラキュラとコラボですか。ホームズがそれだけ人気があるということでしょうか。
〉「オペラ座の怪人もの」ってジャンルになってるんですか。
オペラ座の怪人も、ジキル博士も、ドラキュラも、ホームズを同じ頃に発表されているので、ミックスしてみたいと思った作家が何人かいるみたいです。
〉〉 Carolly Ericksonの「Memoirs of Mary Queen of Scotland」は全然お薦めしないのですが、1人で読んでいる分には面白いです。メアリの処刑シーン(場所はイングランド)から始まるのですが、その部分の語り手は数十年前にブリテン島を離れたきり、投獄されたままで10年ぐらい前に死んだボスウェル伯の生身という。幽霊だったらまだファンタジーでわかりますが、生きているようなので、最初から何も信じられず、気楽な読書です。歴史上の間違いがあまりに連打されるので、歴史的にどうだったかを考えるのはすぐやめました。これでも著者は元は歴史家だったので、驚きです。
〉死んだはずの人が実は生きてた…というネタは歴史フィクションによくありますが、そういうのとは違うんですか?
あ、そういう可能性もありますか。メアリ・ステュアートがローマに出没するというので、てっきりトンデモだとばかり思って読んでいました。もうちょっと慎重に読んでみます。
〉〉 フランス語もやっていますが、そちらも歴史物ばかり読んでいます。ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの話とか、メディチ家の出身でフランス国王を3人うんだカトリーヌ王妃の話とか、聖ルイ王をうんで摂政もしたブランシェ・オブ・カスティールの話とか、ルイ14世の宮廷の話とか、皇后シシィの話とか。
〉〉 歴史上の話や台詞が出てくるかもしれないと思うと、半分もわからなくてもつい読んでしまいます。
〉その気持ち、わかります。イギリス史よりフランス史の方が好きなので、フランス語ではわからないまま歴史の本に手を出してしまいます。未読本も増えていきますし…。
専門書らしき歴史の本だとか、専門書だと思ったら子ども向けだったとか、なかなか情報がわからないまま買いますし……。
〉〉 そうそう、フランス語のシャーロック・ホームズもネットで手に入れたんですよ。ルパンもですが、ホームズも好きなので気になる。
〉原書無関係に英仏クロスオーバーしていますね。さすがです。
同じ話を色んな言語で読むと、毎回初めて読んだ時みたいに感動できるというのが好きなんです。それで各国語で出ているものを探すわけですね。
〉〉あと1ヵ月で多読歴丸9年の柊でした。ではでは、皆さまもHappy Reading♪
〉柊さんもHappy Reading!
杏樹さんもHappy Reading♪