ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

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12801. ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/12(00:07)

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みなさま、こんにちは。
英語で1200万語通過したので報告します。

表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

主にフランス語に時間を取られているので、100万語ごとに報告するとずいぶん間が空きます。それで読んだ本は随時「本のこと、なんでも」の掲示板に投稿しています。その中で、「Bright Young Things」とか「Sganghai Girls」とか、アマゾンや書店で見かけた未知の本をのぞいてみたらそのまま読んでしまった、ということが起こり、どうも読めるレベルが上がっているらしいと思うようになりました。

「Bright Young Things」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3101]

「Sganghai Girls」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3102]

それから、「The Ship that Fleu」という児童書を読みました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3123]

さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

で、計画では英語の本が読めるようになって、ファンタジーも児童文学あたりから少しずつ読んで行って、最後にファンタジーの金字塔「指輪物語」へたどり着く…という予定でした。
そのためその予定を先取りして「指輪物語」も気に入った装丁のものを選び抜いて(映画のカバーはパス!)ボックスセットを購入して置いておきました。
そうしたら。
まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

その時点で400万語で実際のレベルも低かったので、とても同じレベルの本は読めません。結局それからも普通の児童書を読み続け、時々GRを読んでいきました。そのうち語数が進んでくるとヒストリカル・ロマンスでPBも読むようになりました。
そして記念すべき1000万語が近づいてきたとき、通過本に「指輪物語」を選んでしまい、再読。やっぱり他のファンタジーは放置したまま。

このように、ファンタジーの未読本を積んだまま放置していたのですが、このあいだふとコロがっている「ナルニア国物語」が目に留まりました。そうして、もしかしたら、本当にレベルが上がっているなら、楽に読めるようになっているかも?と思いました。
そうして「ライオンと魔女」をのぞいてみました。最初は読みやすいです。そういう評判は聞いていました。最初は読みやすい。でも後半から難しくなっていくって。いつ難しくなるのかな〜。どんどん読めるな〜。まだまだ読めるな〜。…結局難しくなりませんでした。少なくとも前半と後半で難易度が変わるようには思いませんでした。

それでそのまま「カスピアン王子のつのぶえ」に行き、シリーズをどんどん読んでいきました。

ところで、ナルニアの巻の順番ですが、英語版ではナルニアでの時間順になってしまっています。私のボックスセットも「魔術師のおい」が1巻になっています。しかし、ナルニアは本当は発表された順番に読むべきなのです。日本語版ではその順番になっています。少なくとも「ライオンと魔女」は、ナルニアのことを何も知らない読者に向けて書かれていますので、ヘタに「魔術師のおい」でネタバレした状態で読むのは大いに疑問です。
ということで、順番を調べて並べ替えて読みました。

そうして読んでいったのですが、本当にどんどん読めます。巻が進むと難易度が上がったかな、難しいな、と思う部分もありましたが、投げるほど難しくはありません。書評を調べたらYLが7ぐらいになっているんですが本当でしょうか。
そうして調子よく読み進め、ついに7巻全部読んでしまいました。

内容についてですが、結局全部原書で読んでもやっぱり「指輪物語に比べるとね…」という気持ちは変わりませんでした。キリスト教的世界観がベースになっているので、日本人には理解しにくいという意見もあります。特に7巻。ですから最後の方、14章あたりからは特にゆっくり、きちんと内容がわかるように読みました。そしてラストシーン。私にはこの展開はなんとな〜く納得できないものでした。必ずしもキリスト教的世界観というわけではなく、作者のルイス自身の世界観、死生観なんじゃないでしょうか。
私はネタバレ大嫌いなのでこれ以上詳しいことは書きませんが、「ナルニア」のネタバレトークをしてみたいです。

以下、最近の雑感です。

●難易度と興味は反比例する
今回「ナルニア国物語」を読み始めましたが、全部で7巻あります。いくら楽に読めるとはいえ、日本語と同列には行きませんし、巻が進むとわかりにくいと思う部分も出てきました。それで途中でちょっとしんどく感じました。たぶん、今の時点で楽に読めるようになったので最後まで読めたんだと思います。もっと前に、難しいと思いながらがんばって読んでいたら、途中で本当にいやになって、7巻まで行けずに挫折したんじゃないかと思います。
でも「指輪物語」は大キリンでも読んでしまいました。「ホビット」を含めると相当な分量です。再読のもっと前に別のファンタジーを読もうと思って読み始めたら、結局難しくて投げたりもしたんです。なのに指輪は読んでしまう。

日本語で読んだ時から、「ナルニア」は「指輪物語」ほどのめりこむことはありませんでした。やっぱり好きな本ほどどんなに難しくても勢いで読めるけど、そうでもない本は読めないということを改めて痛感しました。「ナルニア」はかなり長い間未読でコロがしておいて、端も黄ばんでいるぐらいでしたが、今ぐらい読めるようにならないと最後まで読めなかったので、ちょうどいい時に読み始めたんだと思います。

●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」
ナルニアはファンタジーですので、日常生活に縁のない言葉がたくさん出てきます。書評では「ライオンと魔女」が途中から難しくなることについて、語彙が難しくなるとも書いてありました。
でも今回読んでみて、語彙は読みやすさにあまり関係ないように思いました。前からずっと言い続けていることですが、未知単語を辞書で調べたらレベルの高い本が読めるわけではありません。レベルの高い本が読めるようになるには、文章を読み取る、内容を読み取る力がないとダメです。
今回「ナルニア」を読んでみて、内容がわかって、あるいはおもしろいと思ってどんどん進んでいるときは、未知単語の一つや二つや三つや四つ出てきたって、読み進むのにあまり障害にならないのです。
英語が読めるようになりたかったら、まず文章が読み取れるようになること。そのためにはやはり多読でたくさん読むのが一番です。

●辞書
相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

●ホンマに読めるようになるもんやな〜
…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。
でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

●多読は効率がいい
多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

例えば、半年で100万語読んだとします。そうしたら5年で1000万語達成することはそんなに難しいことではないと思います。5年でペーパーバックが楽に読めるようになるなら、充分効果的ではありませんか。英語の勉強をコツコツ5年やることを思えば、ずっと楽しくて楽にできます。英語の勉強をコツコツできるような人は、真面目で勤勉で英語が好きな人です。でも多読なら、英語が好きじゃなくても、勉強しなくても本が読めるようになります。

それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

ということで、みなさまもHappy Reading!


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12802. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2013/8/12(03:00)

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杏樹さん、こんばんは。1200万語通過おめでとうございます!!!

〉みなさま、こんにちは。
〉英語で1200万語通過したので報告します。

〉表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

 ナルニア・・・
 ファンタジーのことをぜんぜん知らない私でも、
 難攻本だと聞いている、あのナルニアを、
 ついに読んでしまはりましたか。。
 あとは何をよすがに、英語多読を続けるおつもり?

〉主にフランス語に時間を取られているので、100万語ごとに報告するとずいぶん間が空きます。

 行きがかり上、1111万語ごとの報告になっている私は・・・

〉それで読んだ本は随時「本のこと、なんでも」の掲示板に投稿しています。その中で、「Bright Young Things」とか「Sganghai Girls」とか、アマゾンや書店で見かけた未知の本をのぞいてみたらそのまま読んでしまった、ということが起こり、どうも読めるレベルが上がっているらしいと思うようになりました。

 そういうの、ありますね。
 あれっ? 読めるぞ! ってね。

〉「Bright Young Things」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3101]

〉「Sganghai Girls」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3102]

〉それから、「The Ship that Fleu」という児童書を読みました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=3123]

〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

 こういうこだわり、いいですね。
 目標本があったら、入手して手元において。
 それも夢をかきたてるように、
 憧れのヴァージョンを入手しておく。

〉で、計画では英語の本が読めるようになって、ファンタジーも児童文学あたりから少しずつ読んで行って、最後にファンタジーの金字塔「指輪物語」へたどり着く…という予定でした。
〉そのためその予定を先取りして「指輪物語」も気に入った装丁のものを選び抜いて(映画のカバーはパス!)ボックスセットを購入して置いておきました。

 ほんと、徹底してますね・・・

〉そうしたら。
〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

 こういうことも、「多読」では、ありがちですね・・・
 予定とは違う衝動が、ある日きざして、読み始め、
 そのまま運ばれて行っちゃうという。
 「愛の力」って話もありましたね。

〉その時点で400万語で実際のレベルも低かったので、とても同じレベルの本は読めません。結局それからも普通の児童書を読み続け、時々GRを読んでいきました。そのうち語数が進んでくるとヒストリカル・ロマンスでPBも読むようになりました。
〉そして記念すべき1000万語が近づいてきたとき、通過本に「指輪物語」を選んでしまい、再読。やっぱり他のファンタジーは放置したまま。

 いやいや、そういうものですよね。
 理屈じゃないんだ。

〉このように、ファンタジーの未読本を積んだまま放置していたのですが、このあいだふとコロがっている「ナルニア国物語」が目に留まりました。そうして、もしかしたら、本当にレベルが上がっているなら、楽に読めるようになっているかも?と思いました。
〉そうして「ライオンと魔女」をのぞいてみました。最初は読みやすいです。そういう評判は聞いていました。最初は読みやすい。でも後半から難しくなっていくって。いつ難しくなるのかな〜。どんどん読めるな〜。まだまだ読めるな〜。…結局難しくなりませんでした。少なくとも前半と後半で難易度が変わるようには思いませんでした。

 これ、めちゃくちゃすごいことじゃないですか?
 後半から難しくなっていく、って、
 いわば“定説”のようなものですよ。
 「…結局難しくなりませんでした」って、ちょっと名言。

〉それでそのまま「カスピアン王子のつのぶえ」に行き、シリーズをどんどん読んでいきました。

 あちゃー、って感じですね。(いい意味で)

〉ところで、ナルニアの巻の順番ですが、英語版ではナルニアでの時間順になってしまっています。私のボックスセットも「魔術師のおい」が1巻になっています。しかし、ナルニアは本当は発表された順番に読むべきなのです。日本語版ではその順番になっています。少なくとも「ライオンと魔女」は、ナルニアのことを何も知らない読者に向けて書かれていますので、ヘタに「魔術師のおい」でネタバレした状態で読むのは大いに疑問です。
〉ということで、順番を調べて並べ替えて読みました。

 ご親切にありがとうございます。

〉そうして読んでいったのですが、本当にどんどん読めます。巻が進むと難易度が上がったかな、難しいな、と思う部分もありましたが、投げるほど難しくはありません。書評を調べたらYLが7ぐらいになっているんですが本当でしょうか。
〉そうして調子よく読み進め、ついに7巻全部読んでしまいました。

 やったー!!って感じだったでしょう。

〉内容についてですが、結局全部原書で読んでもやっぱり「指輪物語に比べるとね…」という気持ちは変わりませんでした。キリスト教的世界観がベースになっているので、日本人には理解しにくいという意見もあります。特に7巻。ですから最後の方、14章あたりからは特にゆっくり、きちんと内容がわかるように読みました。そしてラストシーン。私にはこの展開はなんとな〜く納得できないものでした。必ずしもキリスト教的世界観というわけではなく、作者のルイス自身の世界観、死生観なんじゃないでしょうか。

 そこまで読み込まれたか・・・

〉私はネタバレ大嫌いなのでこれ以上詳しいことは書きませんが、「ナルニア」のネタバレトークをしてみたいです。

 久しぶりに、ネタバレ盛り上がりを、遠巻きに見てみたいです。(笑)

〉以下、最近の雑感です。

〉●難易度と興味は反比例する
〉今回「ナルニア国物語」を読み始めましたが、全部で7巻あります。いくら楽に読めるとはいえ、日本語と同列には行きませんし、巻が進むとわかりにくいと思う部分も出てきました。それで途中でちょっとしんどく感じました。たぶん、今の時点で楽に読めるようになったので最後まで読めたんだと思います。もっと前に、難しいと思いながらがんばって読んでいたら、途中で本当にいやになって、7巻まで行けずに挫折したんじゃないかと思います。

 そうですね。間違いなく、腕上げてはるんだと思います。

〉でも「指輪物語」は大キリンでも読んでしまいました。「ホビット」を含めると相当な分量です。再読のもっと前に別のファンタジーを読もうと思って読み始めたら、結局難しくて投げたりもしたんです。なのに指輪は読んでしまう。

 やっぱ、「愛の力」か・・・
 まぁ、そのジャンルのきわめつけの作品というのは、
 難しくても読める魅力に溢れかえっているのかも。

〉日本語で読んだ時から、「ナルニア」は「指輪物語」ほどのめりこむことはありませんでした。やっぱり好きな本ほどどんなに難しくても勢いで読めるけど、そうでもない本は読めないということを改めて痛感しました。「ナルニア」はかなり長い間未読でコロがしておいて、端も黄ばんでいるぐらいでしたが、今ぐらい読めるようにならないと最後まで読めなかったので、ちょうどいい時に読み始めたんだと思います。

 なるほど。
 いい時に、いい本を、すごく適切に選んで来てはるような。。

〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」
〉ナルニアはファンタジーですので、日常生活に縁のない言葉がたくさん出てきます。書評では「ライオンと魔女」が途中から難しくなることについて、語彙が難しくなるとも書いてありました。
〉でも今回読んでみて、語彙は読みやすさにあまり関係ないように思いました。前からずっと言い続けていることですが、未知単語を辞書で調べたらレベルの高い本が読めるわけではありません。レベルの高い本が読めるようになるには、文章を読み取る、内容を読み取る力がないとダメです。

 まぁ、多くの言葉の意味を知っていれば、それだけ助けになる、
 とは思いますが、一般に思われているほどには、助けにならない、
 というご趣旨であれば、同感です。
 大方の場合、いわゆる難語の知識よりも、単語自体は中学校でも
 習うような平易なものの集まりを、どう理解するかのほうが重要で、
 それには、多読多聴のような経験を積むしかない、と思いますね。
 (平易語の理解だけでよいか、多読多聴で全てがまかなえるか、
 という点については、保留にしたいと思いますが。。)

〉今回「ナルニア」を読んでみて、内容がわかって、あるいはおもしろいと思ってどんどん進んでいるときは、未知単語の一つや二つや三つや四つ出てきたって、読み進むのにあまり障害にならないのです。

 その感覚は非常によくわかります。

〉英語が読めるようになりたかったら、まず文章が読み取れるようになること。そのためにはやはり多読でたくさん読むのが一番です。

 そうですね。まず、そうですよね。

〉●辞書
〉相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
〉文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

 この感じも、とてもよくわかります。
 私も、引いても引かんでもどっちでもいいんやけど、
 さっきから言うてるこれって何やろ? みたいに、
 何となく引っかかる単語だけ、調べたりします。
 なるべく引っぱっておくと、わかったときに「あー!」って、
 感動が大きいですよね。

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。

 レベル3で苦労してはった頃を知っているので、
 いやホンマ、読めるようになるんですね〜って、
 私も感嘆しております。

〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

 いや、この感覚は、正確やと思いますよ。

〉●多読は効率がいい
〉多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
〉私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

〉例えば、半年で100万語読んだとします。そうしたら5年で1000万語達成することはそんなに難しいことではないと思います。5年でペーパーバックが楽に読めるようになるなら、充分効果的ではありませんか。英語の勉強をコツコツ5年やることを思えば、ずっと楽しくて楽にできます。英語の勉強をコツコツできるような人は、真面目で勤勉で英語が好きな人です。でも多読なら、英語が好きじゃなくても、勉強しなくても本が読めるようになります。

〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

 確かに、勉強しよう、勉強しよう、と思っていると、
 5年ぐらいは、アッ!という間に、経ってたりしますよね。。
 私は勉強もぜんぜん否定するつもりは無いんですが、
 多読を非効率だと思って避けるのは、もったいないことだと思います。

〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

 たのしーてしゃーない感じですね(笑)

〉ということで、みなさまもHappy Reading!

 杏樹さんもひきつづきHappy Reading!


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12804. たかぽん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/12(23:33)

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たかぽんぽんぽん、こんにちは。(なんか多い?)

〉杏樹さん、こんばんは。1200万語通過おめでとうございます!!!

ありがとうございます!

〉〉表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

〉 ナルニア・・・
〉 ファンタジーのことをぜんぜん知らない私でも、
〉 難攻本だと聞いている、あのナルニアを、
〉 ついに読んでしまはりましたか。。
〉 あとは何をよすがに、英語多読を続けるおつもり?

そこまで「難攻」なのかな、という感じです。
ファンタジーの未読本がまだ積んであります。世界史の本もヒストリカル・ロマンスも、未読だらけです。

〉〉主にフランス語に時間を取られているので、100万語ごとに報告するとずいぶん間が空きます。

〉 行きがかり上、1111万語ごとの報告になっている私は・・・

そこまでいくと「生存証明」みたいなものかも。1000万語越えてゾロ目報告してるのはすごいです。

〉〉それで読んだ本は随時「本のこと、なんでも」の掲示板に投稿しています。その中で、「Bright Young Things」とか「Sganghai Girls」とか、アマゾンや書店で見かけた未知の本をのぞいてみたらそのまま読んでしまった、ということが起こり、どうも読めるレベルが上がっているらしいと思うようになりました。

〉 そういうの、ありますね。
〉 あれっ? 読めるぞ! ってね。

読めるぞ!って、知らないうちにきますね。

〉 こういうこだわり、いいですね。
〉 目標本があったら、入手して手元において。
〉 それも夢をかきたてるように、
〉 憧れのヴァージョンを入手しておく。

版がたくさんあるとどれを買っていいかわからなくなるので。「読みたい」と思ってから探すと手間がかかりますから。

〉〉で、計画では英語の本が読めるようになって、ファンタジーも児童文学あたりから少しずつ読んで行って、最後にファンタジーの金字塔「指輪物語」へたどり着く…という予定でした。
〉〉そのためその予定を先取りして「指輪物語」も気に入った装丁のものを選び抜いて(映画のカバーはパス!)ボックスセットを購入して置いておきました。

〉 ほんと、徹底してますね・・・

すみません、こだわりが強くて…(謝る必要はないだろう、とセルフつっこみ)

〉〉そうしたら。
〉〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

〉 こういうことも、「多読」では、ありがちですね・・・
〉 予定とは違う衝動が、ある日きざして、読み始め、
〉 そのまま運ばれて行っちゃうという。
〉 「愛の力」って話もありましたね。

多読って予定外ばかりです。読もうと思っても未読のままだったり、予定外の本をいきなり読んだり、そんなのばかり。

〉〉その時点で400万語で実際のレベルも低かったので、とても同じレベルの本は読めません。結局それからも普通の児童書を読み続け、時々GRを読んでいきました。そのうち語数が進んでくるとヒストリカル・ロマンスでPBも読むようになりました。
〉〉そして記念すべき1000万語が近づいてきたとき、通過本に「指輪物語」を選んでしまい、再読。やっぱり他のファンタジーは放置したまま。

〉 いやいや、そういうものですよね。
〉 理屈じゃないんだ。

多読をしていると理屈はどこかに飛んでいきますね。読みたいものを自由に読む、それが大切なので。

〉〉このように、ファンタジーの未読本を積んだまま放置していたのですが、このあいだふとコロがっている「ナルニア国物語」が目に留まりました。そうして、もしかしたら、本当にレベルが上がっているなら、楽に読めるようになっているかも?と思いました。
〉〉そうして「ライオンと魔女」をのぞいてみました。最初は読みやすいです。そういう評判は聞いていました。最初は読みやすい。でも後半から難しくなっていくって。いつ難しくなるのかな〜。どんどん読めるな〜。まだまだ読めるな〜。…結局難しくなりませんでした。少なくとも前半と後半で難易度が変わるようには思いませんでした。

〉 これ、めちゃくちゃすごいことじゃないですか?
〉 後半から難しくなっていく、って、
〉 いわば“定説”のようなものですよ。
〉 「…結局難しくなりませんでした」って、ちょっと名言。

そ、そうですか?名言?ナルニアを知らない(はずの)たかぽんでも知ってるなら本当に定説なんですね。部分的に難しいところはありますが、前半と後半で違う、ということはなかったので…。

〉〉それでそのまま「カスピアン王子のつのぶえ」に行き、シリーズをどんどん読んでいきました。

〉 あちゃー、って感じですね。(いい意味で)

いい意味で。

〉〉そうして読んでいったのですが、本当にどんどん読めます。巻が進むと難易度が上がったかな、難しいな、と思う部分もありましたが、投げるほど難しくはありません。書評を調べたらYLが7ぐらいになっているんですが本当でしょうか。
〉〉そうして調子よく読み進め、ついに7巻全部読んでしまいました。

〉 やったー!!って感じだったでしょう。

なんかね、楽に読んじゃったんで、やったー!!というより、ごく普通に、普通の本を読んだみたいな感じです。考えたらその方がすごいのかも。

〉〉内容についてですが、結局全部原書で読んでもやっぱり「指輪物語に比べるとね…」という気持ちは変わりませんでした。キリスト教的世界観がベースになっているので、日本人には理解しにくいという意見もあります。特に7巻。ですから最後の方、14章あたりからは特にゆっくり、きちんと内容がわかるように読みました。そしてラストシーン。私にはこの展開はなんとな〜く納得できないものでした。必ずしもキリスト教的世界観というわけではなく、作者のルイス自身の世界観、死生観なんじゃないでしょうか。

〉 そこまで読み込まれたか・・・

ここまでくると、英語じゃなくて内容が納得できるかどうか、ですね。

〉〉私はネタバレ大嫌いなのでこれ以上詳しいことは書きませんが、「ナルニア」のネタバレトークをしてみたいです。

〉 久しぶりに、ネタバレ盛り上がりを、遠巻きに見てみたいです。(笑)

相手をしてくれる人はいないものでしょうかねえ。

〉〉以下、最近の雑感です。

〉〉●難易度と興味は反比例する
〉〉今回「ナルニア国物語」を読み始めましたが、全部で7巻あります。いくら楽に読めるとはいえ、日本語と同列には行きませんし、巻が進むとわかりにくいと思う部分も出てきました。それで途中でちょっとしんどく感じました。たぶん、今の時点で楽に読めるようになったので最後まで読めたんだと思います。もっと前に、難しいと思いながらがんばって読んでいたら、途中で本当にいやになって、7巻まで行けずに挫折したんじゃないかと思います。

〉 そうですね。間違いなく、腕上げてはるんだと思います。

そうらしいです。いつのまに?って思うんですけど。

〉〉でも「指輪物語」は大キリンでも読んでしまいました。「ホビット」を含めると相当な分量です。再読のもっと前に別のファンタジーを読もうと思って読み始めたら、結局難しくて投げたりもしたんです。なのに指輪は読んでしまう。

〉 やっぱ、「愛の力」か・・・
〉 まぁ、そのジャンルのきわめつけの作品というのは、
〉 難しくても読める魅力に溢れかえっているのかも。

「愛の力」に関しては先輩がいますからね。「レッド・ドラゴン」を読んだKさんとか。私はそういう人たちを見て「そういうこともあるのか」と思っていましたから。

〉〉日本語で読んだ時から、「ナルニア」は「指輪物語」ほどのめりこむことはありませんでした。やっぱり好きな本ほどどんなに難しくても勢いで読めるけど、そうでもない本は読めないということを改めて痛感しました。「ナルニア」はかなり長い間未読でコロがしておいて、端も黄ばんでいるぐらいでしたが、今ぐらい読めるようにならないと最後まで読めなかったので、ちょうどいい時に読み始めたんだと思います。

〉 なるほど。
〉 いい時に、いい本を、すごく適切に選んで来てはるような。。

本に呼ばれているのかも。今ナルニアを読む予定なんか全然なかったんですよ。

〉〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

〉 まぁ、多くの言葉の意味を知っていれば、それだけ助けになる、
〉 とは思いますが、一般に思われているほどには、助けにならない、
〉 というご趣旨であれば、同感です。

「多くの言葉の意味を知っている」状態と言うのは、単語だけ単独で覚えている状態とは違うと思います。文章の中で意味を読み取ることができるかどうかが重要だということで、そういう言葉を「多く知っている」なら助けになると言えるでしょう。

〉 大方の場合、いわゆる難語の知識よりも、単語自体は中学校でも
〉 習うような平易なものの集まりを、どう理解するかのほうが重要で、
〉 それには、多読多聴のような経験を積むしかない、と思いますね。
〉 (平易語の理解だけでよいか、多読多聴で全てがまかなえるか、
〉 という点については、保留にしたいと思いますが。。)

要は、自分がなにを求めているか、じゃないですか。「全て」を求めるのは無意味だと思います。自分に必要なこと、自分がしたいことが「まかなえる」かどうか、です。それも、平易語の理解ができて、さらにその先を求めるときに問題にすることです。

〉〉今回「ナルニア」を読んでみて、内容がわかって、あるいはおもしろいと思ってどんどん進んでいるときは、未知単語の一つや二つや三つや四つ出てきたって、読み進むのにあまり障害にならないのです。

〉 その感覚は非常によくわかります。

わかってくれますかー。

〉〉英語が読めるようになりたかったら、まず文章が読み取れるようになること。そのためにはやはり多読でたくさん読むのが一番です。

〉 そうですね。まず、そうですよね。

「まず」ですね。でも「まず」を飛ばしていきなり高い所へ行こうとしても無理です。

〉〉●辞書
〉〉相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
〉〉文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

〉 この感じも、とてもよくわかります。
〉 私も、引いても引かんでもどっちでもいいんやけど、
〉 さっきから言うてるこれって何やろ? みたいに、
〉 何となく引っかかる単語だけ、調べたりします。
〉 なるべく引っぱっておくと、わかったときに「あー!」って、
〉 感動が大きいですよね。

そうですね。「さっきから言うてるこれって何やろ?」っていう感覚、わかります。飛ばしたはずなのにまた出てくる?みたいな。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。

〉 レベル3で苦労してはった頃を知っているので、
〉 いやホンマ、読めるようになるんですね〜って、
〉 私も感嘆しております。

苦労していた時代を覚えててくれはりましたか。けっこう…騒いで…ましたよね…。Sせんせいには「好みのきつい人」って言われるし…。

〉〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

〉 いや、この感覚は、正確やと思いますよ。

ほんまに、ほんまにレベルがそんなに上がってるん?と、やっぱり半信半疑。

〉〉●多読は効率がいい

〉〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

〉 確かに、勉強しよう、勉強しよう、と思っていると、
〉 5年ぐらいは、アッ!という間に、経ってたりしますよね。。
〉 私は勉強もぜんぜん否定するつもりは無いんですが、
〉 多読を非効率だと思って避けるのは、もったいないことだと思います。

私も勉強を否定しているわけではありません。勉強したい人はすればいい。多読である程度読めるようになって、その先を求めて勉強するならその人なりの方法があるはずです。でも、勉強するつもりがなくても多読をしてたら本は読めてしまうので。

〉〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

〉 たのしーてしゃーない感じですね(笑)

…やっぱりそう見えます?いえ、未読本の山を前に困ってるんですけど…。

〉〉ということで、みなさまもHappy Reading!

〉 杏樹さんもひきつづきHappy Reading!

たかぽんもHappy Reading!


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12803. Re: ナルニアで1200万語通過おめでとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2013/8/12(12:59)

------------------------------

"杏樹"さんは[url:kb:12801]で書きました:
〉みなさま、こんにちは。
〉英語で1200万語通過したので報告します。

杏樹さん、1200万語通過おめでとうございます。柊です。

〉表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

ナルニアって、日本語でしか読んでいませんが、すごーく難しそうな気がします。私はファンタジーを読みたいんですが、なかなか読めないので、余計にそう思います。

〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

準備万端だったのですね。イラストや装丁は、特に大好きな本の時は大事ですね。

〉で、計画では英語の本が読めるようになって、ファンタジーも児童文学あたりから少しずつ読んで行って、最後にファンタジーの金字塔「指輪物語」へたどり着く…という予定でした。
〉そのためその予定を先取りして「指輪物語」も気に入った装丁のものを選び抜いて(映画のカバーはパス!)ボックスセットを購入して置いておきました。
〉そうしたら。
〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

たまにありますね、そういうこと。計画通りに進まないんだけれど、ものすごく進むという。

〉●難易度と興味は反比例する

自分の経験からもそう思います。理解度低くても面白いと読んじゃうし、私だと歴史書はちょっとでもわかればと思って読むと、がんがんわかったりします。背景知識かな、愛が大きいのは確かですが。

〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

ずいぶん前に英字新聞を購読していました。当時のレベルでは読めるはずがないのに、週刊誌(薄いやつ)を1日ぐらいで読んでしまいました。でも私、それを読んで初めて「内閣」とか「大臣」とかいう単語を知ったんです。大臣知らないと、普通は英字新聞は読めないと思う。なので、語彙がわかるってなんなんだろうなーと、不思議に思います。

〉●辞書
〉相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
〉文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

そうですね。わからない単語だらけの時に変に引いても、余計読めなくなった覚えがあります。フランス語でそれをやってぐっちゃぐちゃになり、英語までぐちゃぐちゃになり、頭の中がおかしくなりました。

そうそう、結局予算の関係で仏仏辞書はRobert de Pocheを買いましたが、意外にわかる上に、探している単語を見つけようとしている最中に面白い単語を見つけてしまい、全然引けないという楽しい状況です。この状態になってから辞書を使うと、面白いですよね。あと、人名辞典が後ろに着いているので、「あ、この人は載ってる。あ、あの人は載ってない。え、マルグリット・デュラスの職業ってそう書くのか?」とはまっています。

ということは、日本語でも辞書をあまり引かない人は、英語でも引かなくてもいいのかも?

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜

私は多読の掲示板で、Visitorとして、本当に読めるようになるんですかと書き込んだのが掲示板デビューでした。自分でやってみて読めるようになるまで、不思議で仕方がなかったですね。杏樹さんほど読んでらっしゃる方が苦労しておられたのも、不思議で仕方がなかったですね。

〉●多読は効率がいい
〉多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
〉私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

TOEICで高得点をとっても、時間がぎりぎりだったとか、頑張って解いたとか多い中、他のタドキストの方を見ていると、点数は悪くても時間が余ったという方が多くて、英語力って色んな側面があるんだなと思います。読書の効率は断然いいでしょうね。それに、努力しないし。

だから逆に、TOEIC対策としては良くないのかもしれないですね。ちなみに、私は自分でできる模試で405点で、絶対に小説は読めないはずの点数でした。やっぱり、多読って謎です。

〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

楽しみも増えますしね。絵本を読んで感動したり、児童書でわくわくしたりの時間も、英語力だけに換算できない宝物です。

〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

私もその状況です。読めなかったFiestとか、Lumleyとか、久しぶりに見てみようかな。大分触発されています。

〉ということで、みなさまもHappy Reading!

おかげさまでこちらも色々思うところがありました。ありがとうございました。杏樹さんもHappy Reading♪


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12805. 柊さん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/12(23:57)

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柊さん、こんにちは。

〉杏樹さん、1200万語通過おめでとうございます。柊です。

ありがとうございます。

〉〉表題の通り、通過本はナルニア国物語です。7冊ありますので途中で通過したんですが、全部読み終わってから報告しようと思い、最後まで読んだので報告します。

〉ナルニアって、日本語でしか読んでいませんが、すごーく難しそうな気がします。私はファンタジーを読みたいんですが、なかなか読めないので、余計にそう思います。

日本語版は児童書ですので、昔読んだ時もそれほど難しい本だと思いませんでした。難しいのはむしろラストの考え方かも。
ファンタジーにもいろいろありますので、ジャンル、内容を調べて面白そうと思うものから読んでみてはいかがでしょう。…世界史の本がたくさんあって手が回らない、というのが正解だったりして?

〉〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

〉準備万端だったのですね。イラストや装丁は、特に大好きな本の時は大事ですね。

準備だけしている未読本が山のように…。

〉たまにありますね、そういうこと。計画通りに進まないんだけれど、ものすごく進むという。

それ!それ!まさにその通りです。「計画通りに進まないんだけれど、ものすごく進む」!名言です。

〉〉●難易度と興味は反比例する

〉自分の経験からもそう思います。理解度低くても面白いと読んじゃうし、私だと歴史書はちょっとでもわかればと思って読むと、がんがんわかったりします。背景知識かな、愛が大きいのは確かですが。

歴史なら背景知識、そうでないなら愛の力ですね。

〉〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

〉ずいぶん前に英字新聞を購読していました。当時のレベルでは読めるはずがないのに、週刊誌(薄いやつ)を1日ぐらいで読んでしまいました。でも私、それを読んで初めて「内閣」とか「大臣」とかいう単語を知ったんです。大臣知らないと、普通は英字新聞は読めないと思う。なので、語彙がわかるってなんなんだろうなーと、不思議に思います。

柊さんの理解力もふしぎですね。読めないはずのものを読んでいた…?

〉〉●辞書
〉〉相変わらずOxford Advanced Learner's Dictionaryを使っています。英語が英語のままわかるので気持ちがいいです。ただ、ネット辞書ですので、使うのはパソコンが目の前にある時だけです。
〉〉文章がわかる、内容が読み取れる時に、虫食いのように未知単語がポッカリある、という時に引いたら「わかった!」になることが多いです。文章全体で何が書いてあるかがわからないような時には単語を調べてもあまり意味がありません。その加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

〉そうですね。わからない単語だらけの時に変に引いても、余計読めなくなった覚えがあります。フランス語でそれをやってぐっちゃぐちゃになり、英語までぐちゃぐちゃになり、頭の中がおかしくなりました。

フランス語のぐちゃぐちゃの影響が英語に及ぶって大変ですね。
私は最近やっとフランス語の辞書が役に立つようになってきたかな、と思います。引いたら時々わかるから。理解度が低すぎると辞書を引いてもわかるようになりませんね。

〉そうそう、結局予算の関係で仏仏辞書はRobert de Pocheを買いましたが、意外にわかる上に、探している単語を見つけようとしている最中に面白い単語を見つけてしまい、全然引けないという楽しい状況です。この状態になってから辞書を使うと、面白いですよね。あと、人名辞典が後ろに着いているので、「あ、この人は載ってる。あ、あの人は載ってない。え、マルグリット・デュラスの職業ってそう書くのか?」とはまっています。

仏仏辞典、購入しましたか。ラルースじゃなくてRobertですか。おもしろそうですね。別の単語に興味が行ってとお〜い所に行ってしまう…紙の辞書のおもしろさですね。私も欲しくなってきました。フランス語の説明がわかるかどうかわかりませんけど。

〉ということは、日本語でも辞書をあまり引かない人は、英語でも引かなくてもいいのかも?

それはそうでしょう。辞書はシュミで引くものじゃないかと思う、今日この頃。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜

〉私は多読の掲示板で、Visitorとして、本当に読めるようになるんですかと書き込んだのが掲示板デビューでした。自分でやってみて読めるようになるまで、不思議で仕方がなかったですね。杏樹さんほど読んでらっしゃる方が苦労しておられたのも、不思議で仕方がなかったですね。

うう…。英語力が低くて、勉強もできないからなんですかね。いくら読んでもレベルが上がらなくて。多読のレベルの上がり方や、読めるようになる過程は人それぞれで不思議なことがいっぱいです。

〉〉●多読は効率がいい

〉TOEICで高得点をとっても、時間がぎりぎりだったとか、頑張って解いたとか多い中、他のタドキストの方を見ていると、点数は悪くても時間が余ったという方が多くて、英語力って色んな側面があるんだなと思います。読書の効率は断然いいでしょうね。それに、努力しないし。

本を読むには最高ですね。努力不要。努力することがあるとしたら、自分の好きなジャンル、好きな内容のものを探すこと。

〉だから逆に、TOEIC対策としては良くないのかもしれないですね。ちなみに、私は自分でできる模試で405点で、絶対に小説は読めないはずの点数でした。やっぱり、多読って謎です。

TOEICは試験ですからね。試験には試験対策。
私の場合、1000万語の時に受けたら、500万語の時より内容が変わっていたらしく点数は落ちたし、リーディングはなじみのない内容ばかりで。ファンタジーや児童書やヒストリカル・ロマンスばかり読んできたので、見慣れない形式の言葉に太刀打ちできませんでした。歴史やファンタジーは無理でしょうけど、1題ぐらい古典文学があればまた違ったかもしれません。

〉〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

〉楽しみも増えますしね。絵本を読んで感動したり、児童書でわくわくしたりの時間も、英語力だけに換算できない宝物です。

その通りです。英語と言うより、たのしい本に触れてわくわく。

〉〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

〉私もその状況です。読めなかったFiestとか、Lumleyとか、久しぶりに見てみようかな。大分触発されています。

柊さんはいくつ手を出しているのかわからないぐらい多言語ですからね。

〉おかげさまでこちらも色々思うところがありました。ありがとうございました。杏樹さんもHappy Reading♪

重ねてメッセージありがとうございました。
柊さんもHappy Reading!


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12806. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: annie
投稿日: 2013/8/13(15:31)

------------------------------

ナルニア読まれたんですね。アニーことはるままです。
  200万語超で恐縮ですが、私も、まさしく今読んでいる所です。
 実は8月上旬にキャンプに行き、適当な本を用意してなかったので、長らく家にあった、「朝開き丸」を渋々というか、半強制的にもっていきました。
この本は、6年くらい前に子供がNZにホームステイに行った際、ホストファミリーからお土産にもらいました。(誰も読まずに埋もれていました)
多読を始めてから、何度か手にとりましたが、ペーパーバックで字が小さいし、何か難しそう・・・と棚に戻していました。

 最初は、内容に集中できず、読んだ段落をもう一回読み直すということが、多々ありましたが、読み進めると結構面白くて、ずんずん続きが知りたくなり、最後の方は、物語に没頭でき、すらすらと読むことができました。
もちろんわからない単語もたくさん出てきたのですが、あまり気になりませんでした。
7年ほど前に、7巻共、子供に読み聞かせをしていたので、全体の構成やストーリーは、おぼろげにわかっていた・・ハズですが、筋を完全に忘れており、「この次どうなるんだろう」というドキドキ感を持って読みました。

  前に日本語で読んだときも面白かったはずなんですが、なんか妙に難しい本だった(冒険物と思って読んでみたら、実はキリスト教をベースにしていたすごい真面目な本だった)というイメージが焼き付いてしまい、それも遠ざかっていた原因です。ファンタジーだから変わった単語がごろごろ出てくるんじゃないかとか。

 しかし、読んでみると、えっナルニアってこんなに面白かった?
それに、大人が読んでも深く考えさせられる名文が随所にちりばめられており、買い揃えてもいいぐらい、、、と思いながら、図書館ににハードカバーがあるので、「ライオンと魔女」を借りてきて、読んでいるところです。
 


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12807. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/14(01:13)

------------------------------

ハルママさん、こんにちは。HNは変更できないんでしょうか。

〉ナルニア読まれたんですね。アニーことはるままです。
〉  200万語超で恐縮ですが、私も、まさしく今読んでいる所です。
〉 実は8月上旬にキャンプに行き、適当な本を用意してなかったので、長らく家にあった、「朝開き丸」を渋々というか、半強制的にもっていきました。

それは奇遇ですね!いきなり朝びらき丸からですか。

〉この本は、6年くらい前に子供がNZにホームステイに行った際、ホストファミリーからお土産にもらいました。(誰も読まずに埋もれていました)
〉多読を始めてから、何度か手にとりましたが、ペーパーバックで字が小さいし、何か難しそう・・・と棚に戻していました。

これ1冊だけですか?思い切り途中ですね。

〉 最初は、内容に集中できず、読んだ段落をもう一回読み直すということが、多々ありましたが、読み進めると結構面白くて、ずんずん続きが知りたくなり、最後の方は、物語に没頭でき、すらすらと読むことができました。
〉もちろんわからない単語もたくさん出てきたのですが、あまり気になりませんでした。
〉7年ほど前に、7巻共、子供に読み聞かせをしていたので、全体の構成やストーリーは、おぼろげにわかっていた・・ハズですが、筋を完全に忘れており、「この次どうなるんだろう」というドキドキ感を持って読みました。

やっぱり読みたい気持ちがあると進むんですね。そういう時はわからない単語も気になりませんね。

〉  前に日本語で読んだときも面白かったはずなんですが、なんか妙に難しい本だった(冒険物と思って読んでみたら、実はキリスト教をベースにしていたすごい真面目な本だった)というイメージが焼き付いてしまい、それも遠ざかっていた原因です。ファンタジーだから変わった単語がごろごろ出てくるんじゃないかとか。

私は日本語で読んだときはあまり難しかった印象は無くて、今回読んでも言われるほどキリスト教的には感じませんでした。どちらかというとヨーロッパ人の考え方というか。

〉 しかし、読んでみると、えっナルニアってこんなに面白かった?
〉それに、大人が読んでも深く考えさせられる名文が随所にちりばめられており、買い揃えてもいいぐらい、、、と思いながら、図書館ににハードカバーがあるので、「ライオンと魔女」を借りてきて、読んでいるところです。

私も面白くてどんどん読んでいきました。図書館で見つけたんですね。ハルママさんもどんどん進むかも?
日本語で読んだことがあるということですのでご存知かもしれませんが、本来の順番は
「ライオンと魔女」
「カスピアン王子のつのぶえ」
「朝びらき丸 東の海へ」
「銀のいす」
「馬と少年」
「魔術師のおい」
「さいごの戦い」
です。

もし読み終わったらネタバレトークしませんか。


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12809. 1200万語通過おめでとうございます!

お名前: ミッシェル
投稿日: 2013/8/14(23:21)

------------------------------

杏樹さん、こんにちは。ミッシェルです。

〉英語で1200万語通過したので報告します。

1200万語通過、おめでとうございます!!
いやぁ、すごいの一言です。
いろいろやっての英語1200万語でいらっしゃるので、余計に。
ナルニアは読んでいない(読めないと思う・・・)ので、部分resで失礼します。
(いつか読めたらネタバレトークの仲間に入れてほしいです)

〉●難易度と興味は反比例する
〉やっぱり好きな本ほどどんなに難しくても勢いで読めるけど、そうでもない本は読めないということを改めて痛感しました

興味があるジャンルや作者で、難易度のちょうどよいものがたくさん手に入ったら、きっとものすごく効率よく読めるようになるでしょうに!
激しく同感です。

〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」
〉レベルの高い本が読めるようになるには、文章を読み取る、内容を読み取る力がないとダメです。

そうなんですよね。
文章を読み取る力=語彙でもないし、
文章を読み取る力=文法でもない。
じゃあ何だ、って言われると難しいけど、やっぱり経験(≒量)なのかと。

〉●辞書
〉この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

これ、多読スキルですね!!感覚、分かります。
これができるようになると、「辞書を自由に使っていい」ということだと思います。もっとも、多読初心者にこの塩梅を伝えるのがとても難しいのですが。

ミッシェルは最近、キリン読みばかりで、かなり辞書を引いているので、自分で「これはちょっと(多読の理想と)違うんだけどなぁ」と悩んでいます。
とくに最近、大人向けの法廷ものや政治ものを読み始めたので、専門用語は引きまくります。重要語彙かどうかは分からないけれど、わからないとさっぱり読めないので、引く、というあまり良くない循環に陥ってます。
でも、「これ、違うんだけどなぁ」と思って読んでいるなら、それはそれでいいかと割り切ってます。

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。

杏樹さんにそんな時代があったなんて…想像できません!

〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

ミッシェルは、1000万語に行ったら何かが変わるのでは!?と、これまた根拠のない期待を抱いています。最近、とんと止まってますが。

〉●多読は効率がいい
〉多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
〉私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

あぁ〜、痛い。
英語だけにしておけば〜(笑)。

〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

そうなんですよ。
これ、オトナにしか通用しないかもしれませんが、10年ひと昔、ですから。
1年でそこそこのTOEICの点数とって、1年で忘れる、では何の役にも立ちません。
実力をつける、って予備校は簡単に言うけれど、実際はこういうことなんだな、って分かりました。
こういうこと、っていうのは、他人に手取り足取りノウハウを習うのではなく、自分でできるようになる、自分で次のステップにも上がっていける、ってことです。

〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

うーん、絶好調ですね!うらやましい!

〉ということで、みなさまもHappy Reading!

はい、杏樹さんも13週目もHappy Readingで!!


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12810. ミッシェルさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/15(01:41)

------------------------------

ミッシェルさん、こんにちは。

〉1200万語通過、おめでとうございます!!

ありがとうございます!

〉いやぁ、すごいの一言です。
〉いろいろやっての英語1200万語でいらっしゃるので、余計に。
〉ナルニアは読んでいない(読めないと思う・・・)ので、部分resで失礼します。
〉 (いつか読めたらネタバレトークの仲間に入れてほしいです)

すごくないです。読んでたら読めるようになっただけで…。
いつかネタバレトークできたらいいですね。

〉〉●難易度と興味は反比例する
〉〉やっぱり好きな本ほどどんなに難しくても勢いで読めるけど、そうでもない本は読めないということを改めて痛感しました

〉興味があるジャンルや作者で、難易度のちょうどよいものがたくさん手に入ったら、きっとものすごく効率よく読めるようになるでしょうに!
〉 激しく同感です。

「ちょうどよい」ものに行き当たるのが、なかなか難しかったりするんですよね。今回のナルニアは本当にタイミングが良かったと思います。でもいつもタイミングのいい本ばかりではないので…。

〉〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」
〉 〉レベルの高い本が読めるようになるには、文章を読み取る、内容を読み取る力がないとダメです。

〉そうなんですよね。
〉 文章を読み取る力=語彙でもないし、
〉 文章を読み取る力=文法でもない。
〉じゃあ何だ、って言われると難しいけど、やっぱり経験(≒量)なのかと。

前まで難しいと思っていましたが、読んだら読めるようになると思うと、やっぱり多読だろうということになっていきます。

〉〉●辞書
〉 〉この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

〉これ、多読スキルですね!!感覚、分かります。
〉これができるようになると、「辞書を自由に使っていい」ということだと思います。もっとも、多読初心者にこの塩梅を伝えるのがとても難しいのですが。

一度は「辞書なんかなくても読めるんだ」という感覚を感じてほしいんですよね。それを通過してから「引き時」がつかめるようになるんだと思います。しかもできれば英和じゃなくて英英の方がいいと思うんですけど。

〉ミッシェルは最近、キリン読みばかりで、かなり辞書を引いているので、自分で「これはちょっと(多読の理想と)違うんだけどなぁ」と悩んでいます。
〉とくに最近、大人向けの法廷ものや政治ものを読み始めたので、専門用語は引きまくります。重要語彙かどうかは分からないけれど、わからないとさっぱり読めないので、引く、というあまり良くない循環に陥ってます。
〉でも、「これ、違うんだけどなぁ」と思って読んでいるなら、それはそれでいいかと割り切ってます。

法廷や政治などの専門用語はどうしようもないですね。むしろきちんと訳語を確認した方がいい場合があると思います。あまり「違うんだけどなあ」と思う必要はないと思います。
その代り、合間に楽に読める本を挟みながら続けていくといいでしょう。楽に読める本を読むってやっぱり「読む力」がつくんですよ。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉 〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。

〉杏樹さんにそんな時代があったなんて…想像できません!

過去ログを掘り起こすと、いろいろ騒いでいたりして…。

〉〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

〉ミッシェルは、1000万語に行ったら何かが変わるのでは!?と、これまた根拠のない期待を抱いています。最近、とんと止まってますが。

キリのいい数字よりも、思いがけないときに「あれ?読める?」というのがやってきます。

〉〉●多読は効率がいい
〉〉多読は効率が悪いように思うのはやはり間違いだと思います。
〉 〉私は多読を始めて10年かかってますが、10年で英語の本が楽に読めるレベルに達するというのは、これから始めようと思う人にはちょっと気の遠くなる話だろうな、とは思います。でも中国語とフランス語を合わせたら2000万語は越えています。英語だけならもっと早かったでしょう。

〉あぁ〜、痛い。
〉 英語だけにしておけば〜(笑)。

読みたいんですから仕方がありません。フランス語、ホンマに読めるようになるのかなと思いながら続けてます。

〉〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

〉そうなんですよ。
〉これ、オトナにしか通用しないかもしれませんが、10年ひと昔、ですから。
〉1年でそこそこのTOEICの点数とって、1年で忘れる、では何の役にも立ちません。

なるほど。そうですね。多読は忘れませんから。

〉 実力をつける、って予備校は簡単に言うけれど、実際はこういうことなんだな、って分かりました。
〉こういうこと、っていうのは、他人に手取り足取りノウハウを習うのではなく、自分でできるようになる、自分で次のステップにも上がっていける、ってことです。

実力をつける、ってそのとおりですね。

〉〉それで、どうもかなり読めるようになってきたみたいなので、放置してある未読本が気になってきました。「今なら読めるかも」と思うとあれも読みたい、これも読みたい。特にファンタジー。ああ、でもフランス語が、中国語が。

〉うーん、絶好調ですね!うらやましい!

ミッシェルさんもドイツ語とフランス語着実に進んでいるじゃないですか。

〉〉ということで、みなさまもHappy Reading!

〉はい、杏樹さんも13週目もHappy Readingで!!

ミッシェルさんも英独仏でHappy Reading!


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12811. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: 茶々猫
投稿日: 2013/8/16(23:50)

------------------------------

杏樹さん、こんばんは。
1200万語通過、おめでとうございます。

杏樹さんでもレベル3ぐらいで苦労されてた時期があったなんて。
300万語前後で万年レベル3…それはまさに、今の私の状態(汗)。
でも、このレベルでも読みたい本が後から後から出てきて、なかなか先に進めないのですが。

〉それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

あぁ、分かります!
私も「いつかナルニアを買うのなら、オリジナルのこのイラスト」と思って、Amazonを検索したことあります。
結局、先日のKindle祭りで無料対象だったので、思わずダウンロードしてしまったのですが。

〉そうしたら。
〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

これで思い出したのですが、私が翻訳された「指輪物語」や、エンデの「はてしない物語」を読んだのは、確か小学校5、6年生のころ。
当然、すべて理解できたわけではなく、話がややこしいところは飛ばしながら読んだはずです。
その後「指輪」は何回か読み返す機会があり、映画の第一作鑑賞後、こんな話だっけ?と文庫本を購入して、また読んで。
理解度は、大人になってからのほうが上がっているはずですが、最初に読んだときは「読み切った」という満足感が大きかったように記憶しています。

だから、英語で読む場合にも、ぜんぶ完璧に理解しなければいけないのではなく、なんとなくでも、話に引っ張られて読めるものかも、と思いました。

〉そうして「ライオンと魔女」をのぞいてみました。最初は読みやすいです。そういう評判は聞いていました。最初は読みやすい。でも後半から難しくなっていくって。いつ難しくなるのかな〜。どんどん読めるな〜。まだまだ読めるな〜。…結局難しくなりませんでした。少なくとも前半と後半で難易度が変わるようには思いませんでした。

あら…ナルニアって、後半難しくなるんですか? 大丈夫かな。
キリスト教的世界観については、その通り。分からなくても読めますけどね。
「ライオンと魔女」ですでに??となったところがありましたから。

ナルニアのネタバレトークするときは、ぜひ私も混ぜてください(^^)

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜

と、私もいつか言えるようになりたいです。
「ナルニア」も「指輪」も、読んだら読めちゃったのよ〜と、いつか言えることを夢見て。
まずは目の前の本からひとつずつ、ですね。

Happy Reading!


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12813. 茶々猫さん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/17(23:55)

------------------------------

茶々猫さん、こんにちは。

〉杏樹さん、こんばんは。
〉1200万語通過、おめでとうございます。

ありがとうございます。

〉杏樹さんでもレベル3ぐらいで苦労されてた時期があったなんて。
〉300万語前後で万年レベル3…それはまさに、今の私の状態(汗)。
〉でも、このレベルでも読みたい本が後から後から出てきて、なかなか先に進めないのですが。

「でも」ってことないです。もとの英語力が低いので。
まあ、レベル3あたりの児童書には面白いのが多いので、レベルが上がらない〜、読めない〜、と言いつつ結局レベル3の児童書を読んでいたり。他の人の報告を見たりすると「面白そう、読みたい」と思ってしまうんですよね。

〉〉それで、ナルニアも「いつか…」と思ってボックスセットを買っていたのです。ちゃんとオリジナルのイラスト、ポーリン・ベインズによるイラストが入っているものを探して。

〉あぁ、分かります!
〉私も「いつかナルニアを買うのなら、オリジナルのこのイラスト」と思って、Amazonを検索したことあります。
〉結局、先日のKindle祭りで無料対象だったので、思わずダウンロードしてしまったのですが。

茶々猫さんも「いつかナルニア」ですか。無料ならダウンロードしてしまいますよね。

〉〉そうしたら。
〉〉まだたいしたレベルでもないのに、どうしても「指輪物語」が読みたいと思って「ホビット」から読み始め、いつ挫折するか、投げるか、と思いながら結局最後まで読んでしまいました。全部の未読ファンタジーをすっ飛ばして…。

〉これで思い出したのですが、私が翻訳された「指輪物語」や、エンデの「はてしない物語」を読んだのは、確か小学校5、6年生のころ。
〉当然、すべて理解できたわけではなく、話がややこしいところは飛ばしながら読んだはずです。
〉その後「指輪」は何回か読み返す機会があり、映画の第一作鑑賞後、こんな話だっけ?と文庫本を購入して、また読んで。
〉理解度は、大人になってからのほうが上がっているはずですが、最初に読んだときは「読み切った」という満足感が大きかったように記憶しています。

小学生で指輪はかなり難しかったのでは。でも好きな本ならちょっとぐらいわからない所があっても読んでしまいますね。「読み切った」という満足感は大きいですね。

〉だから、英語で読む場合にも、ぜんぶ完璧に理解しなければいけないのではなく、なんとなくでも、話に引っ張られて読めるものかも、と思いました。

本当にその通りです。

〉〉そうして「ライオンと魔女」をのぞいてみました。最初は読みやすいです。そういう評判は聞いていました。最初は読みやすい。でも後半から難しくなっていくって。いつ難しくなるのかな〜。どんどん読めるな〜。まだまだ読めるな〜。…結局難しくなりませんでした。少なくとも前半と後半で難易度が変わるようには思いませんでした。

〉あら…ナルニアって、後半難しくなるんですか? 大丈夫かな。
〉キリスト教的世界観については、その通り。分からなくても読めますけどね。
〉「ライオンと魔女」ですでに??となったところがありましたから。

要は自分が納得して読めればいいので、「分からなくてもよめます」という判断で納得するならそれでいいと思います。

〉ナルニアのネタバレトークするときは、ぜひ私も混ぜてください(^^)

読み終わったら呼んでください。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜

〉と、私もいつか言えるようになりたいです。
〉「ナルニア」も「指輪」も、読んだら読めちゃったのよ〜と、いつか言えることを夢見て。
〉まずは目の前の本からひとつずつ、ですね。

そうですね。でも「読みたい」と思ったら我慢せずに中を見てみたらいいと思います。ダメだったら戻せばいいので。

〉Happy Reading!

茶々猫さんもHappy Reading!


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12814. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: ありあけファン
投稿日: 2013/8/19(21:50)

------------------------------

杏樹さん こんにちはありあけファン@332万語(多読)/9万9000語(シャドーイング) です.

〉みなさま、こんにちは。
〉英語で1200万語通過したので報告します。

1200万語通過おめでとうございます!

〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。

私もSFやファンタジーが好きでしたので,英語でも読んでみたいと思っている本がどんどん貯まっています.
最初は,本当に読めるのだろうか,という本が増えていく一方だったのですが,だんだんと読むのが現実的になりつつあります.
これって,タドキストにしかわからない楽しみでもありますね.

〉どうしても読みたいと思ってすっ飛ばして…。

意外と読めてしまうんですよね,これが...
私の場合は,大草原がそうでしたね.
やはり,前から興味がある本は思ったより敷居が低いかもしれません.

〉ところで、ナルニアの巻の順番ですが、英語版ではナルニアでの時間順になってしまっています。私のボックスセットも「魔術師のおい」が1巻になっています。しかし、ナルニアは本当は発表された順番に読むべきなのです。日本語版ではその順番になっています。少なくとも「ライオンと魔女」は、ナルニアのことを何も知らない読者に向けて書かれていますので、ヘタに「魔術師のおい」でネタバレした状態で読むのは大いに疑問です。
〉ということで、順番を調べて並べ替えて読みました。

あー!これは,いいアイデアですね!!
私はまだ読んでいないのですが,読むときにやってみよう!!!

〉以下、最近の雑感です。

〉●難易度と興味は反比例する

私の場合ですが,時にYLよりこちらの原則の影響が大きい場合があります.

〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

〉語彙は読みやすさにあまり関係ない
〉内容がわかって、あるいはおもしろいと思ってどんどん進んでいるときは、未知単語の一つや二つや三つや四つ出てきたって、読み進むのにあまり障害にならない
〉英語が読めるようになりたかったら、まず文章が読み取れるようになること。そのためにはやはり多読でたくさん読むのが一番です。

「語彙」でもなく,「文」ではなく,「文章」なのですよね!
私の場合,(もう20年以上前になりますが)多読を始める前は文法や構文分析などもかなりやりました.
それはそれで,直読直解はできるようになったし,なんとか読み解くことはできるのですが,「何かが足りない」という感じがずっとあったのです.
そして,10年前に多読と出会って,抜けていた最後のピースがピタッとはまった感じがしたのを覚えています.

〉●辞書

私は,最近はよく辞書を引くようになりました.
多読を始めて数年間は全く引かなかったのですが...
でも,たいていは読んでいる時には引きません.

〉加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

まさに,このような感じで引きます.
辞書も,英和辞典の時もあれば,英々辞典の時もあるし,語源辞典だったり,Google で検索だったり,さまざまです.
でも,どれを使うかはケース・バイ・ケースなのですね.
この「どれを使うか」という勘は,多読をすることによって磨かれるような気がします.

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉●多読は効率がいい

私の場合は,思いっきりブランクがあったけど,先月の10周年で久々に英語に戻ってきて,意外と早く感覚を取り戻せそうな気もします.

私の場合は残念ながら,どうしても仕事で理解しなければならないときに困るので,その部分に関連しそうな場合は,これからしばらくはお勉強も併用せざるを得ないようです.

個人差もあるのでしょうが,ブランクがなければ多読だけでもいけたのかなあ?

〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

これはすごいことですよね!!
読める本もどんどん増えていくし...

〉ということで、みなさまもHappy Reading!

杏樹さんも HAPPY READING!!!


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12815. ありあけファンさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/19(23:59)

------------------------------

ありあけファンさん、こんにちは。

〉杏樹さん こんにちはありあけファン@332万語(多読)/9万9000語(シャドーイング) です.

シャドーイングも別に数えているんですね。

〉〉みなさま、こんにちは。
〉〉英語で1200万語通過したので報告します。

〉1200万語通過おめでとうございます!

ありがとうございます!

〉〉さて、私はもともとファンタジーが好きなので、多読を始める時もファンタジーが原書で読めたらいいなと思いました。始める時は半信半疑でしたが、いざ多読を初めて見ると、だんだん英語の本が読めるようになっていきます。そういう時期に「いつか読みたい」と思って未読本をためていくのはタドキストの宿命。

〉私もSFやファンタジーが好きでしたので,英語でも読んでみたいと思っている本がどんどん貯まっています.
〉最初は,本当に読めるのだろうか,という本が増えていく一方だったのですが,だんだんと読むのが現実的になりつつあります.
〉これって,タドキストにしかわからない楽しみでもありますね.

ありあけファンさんも貯めていますか。「どうしよう〜」と言いながら、楽しみでもあるんですよね。

〉〉どうしても読みたいと思ってすっ飛ばして…。

〉意外と読めてしまうんですよね,これが...
〉私の場合は,大草原がそうでしたね.
〉やはり,前から興味がある本は思ったより敷居が低いかもしれません.

「興味」がどれだけ強い力を発揮するか、敷居を越えてしまうか、他の人を見てもそう思いますね。

〉〉ところで、ナルニアの巻の順番ですが、英語版ではナルニアでの時間順になってしまっています。私のボックスセットも「魔術師のおい」が1巻になっています。しかし、ナルニアは本当は発表された順番に読むべきなのです。日本語版ではその順番になっています。少なくとも「ライオンと魔女」は、ナルニアのことを何も知らない読者に向けて書かれていますので、ヘタに「魔術師のおい」でネタバレした状態で読むのは大いに疑問です。
〉〉ということで、順番を調べて並べ替えて読みました。

〉あー!これは,いいアイデアですね!!
〉私はまだ読んでいないのですが,読むときにやってみよう!!!

ナルニアを読むときにはぜひ並べ替えしてください。

〉〉以下、最近の雑感です。

〉〉●難易度と興味は反比例する

〉私の場合ですが,時にYLよりこちらの原則の影響が大きい場合があります.

YLは「目安」ですね。興味がなかったらYLが低くても読めませんし。

〉〉●「読める・読めないは語彙のせいじゃない」

〉〉語彙は読みやすさにあまり関係ない
〉〉内容がわかって、あるいはおもしろいと思ってどんどん進んでいるときは、未知単語の一つや二つや三つや四つ出てきたって、読み進むのにあまり障害にならない
〉〉英語が読めるようになりたかったら、まず文章が読み取れるようになること。そのためにはやはり多読でたくさん読むのが一番です。

〉「語彙」でもなく,「文」ではなく,「文章」なのですよね!
〉私の場合,(もう20年以上前になりますが)多読を始める前は文法や構文分析などもかなりやりました.
〉それはそれで,直読直解はできるようになったし,なんとか読み解くことはできるのですが,「何かが足りない」という感じがずっとあったのです.
〉そして,10年前に多読と出会って,抜けていた最後のピースがピタッとはまった感じがしたのを覚えています.

文法や構文を勉強して読み取れるようになっても「何かが足りない」って思うんですね。多読でそれを補うことができるんですね。私は勉強には全く縁がないので、勉強してきた人の意見は興味深いです。

〉〉●辞書

〉私は,最近はよく辞書を引くようになりました.
〉多読を始めて数年間は全く引かなかったのですが...
〉でも,たいていは読んでいる時には引きません.

一度「辞書なんかなくても読める」という感覚をつかむことが大切だと思うんです。それがわかったらあとは自由でいいんじゃないかと。

〉〉加減がわかってきて、この単語を引いたら内容がわかるな、というポイントはここ、と思った時に引きます。

〉まさに,このような感じで引きます.
〉辞書も,英和辞典の時もあれば,英々辞典の時もあるし,語源辞典だったり,Google で検索だったり,さまざまです.
〉でも,どれを使うかはケース・バイ・ケースなのですね.
〉この「どれを使うか」という勘は,多読をすることによって磨かれるような気がします.

いろいろ使っているんですね。
私は「どの語を引こうか」と特に考えているわけではなくて、読んでいる途中で「あ、これ引いたらわかるな」と「勘」で感じたら引いて、「なるほど」と思ってそのまま読み進めます。ですから辞書を引くために「立ち止まっている」感じもしません。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉〉●多読は効率がいい

〉私の場合は,思いっきりブランクがあったけど,先月の10周年で久々に英語に戻ってきて,意外と早く感覚を取り戻せそうな気もします.

やっぱり再開したら「思いっきり」ブランクがあっても取り戻せるんですね。

〉私の場合は残念ながら,どうしても仕事で理解しなければならないときに困るので,その部分に関連しそうな場合は,これからしばらくはお勉強も併用せざるを得ないようです.

仕事で必要なものは「好きなように」というわけにはいきませんね。そこは割り切って、楽しみの多読はまた別に考えたらいいと思います。

〉個人差もあるのでしょうが,ブランクがなければ多読だけでもいけたのかなあ?

個人差もあると思いますが、仕事の事情にもよるでしょうし。

〉〉それに「10年」といっても、その10年でこれから先、一生英語の本がずっと読めるんですから、すごいことです。

〉これはすごいことですよね!!
〉読める本もどんどん増えていくし...

読める本がどんどん…再開するなり調子がいいですね。

〉杏樹さんも HAPPY READING!!!

ありあけファンさんもHappy Reading!


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12816. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: Free
投稿日: 2013/8/20(20:13)

------------------------------

杏樹さん、1200万語通過おめでとうございます。

〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。
〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

なんだか、とても勇気をいただいたような気がします。
私は、今やっと180万語を越えて、YL3あたりをちょろちょろしてますが、このまま、上達しないんじゃないかと不安がよぎってました。
これからも、楽しみながら多読を続けたいと思います。

Happy Reading!


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12817. Freeさん、ありがとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/8/21(01:17)

------------------------------

Freeさん、こんにちは。

〉杏樹さん、1200万語通過おめでとうございます。

ありがとうございます。

〉〉●ホンマに読めるようになるもんやな〜
〉〉…と、しみじみ思っています。万年レベル3に陥っていた頃などは、勉強してない、基礎力がないからレベルが上がるのに限界があるんだろうかと思ってみたり、キリンでPB(ヒストリカル・ロマンス)を読み始めた時も理解度が低くて、何百万語読んでもこの程度か…と思ったり。
〉〉でも私でも1200万語読んだら、こんなに楽に読めるようになるのかと驚いています。…ホンマにそれだけレベルが上がってるのか、いまいち確信が持てないんですけれど。

〉なんだか、とても勇気をいただいたような気がします。
〉私は、今やっと180万語を越えて、YL3あたりをちょろちょろしてますが、このまま、上達しないんじゃないかと不安がよぎってました。
〉これからも、楽しみながら多読を続けたいと思います。

そういってもらえるとうれしいです。
180万語ならYL3真っ最中、といったところでしょうか。私も不安になることがよくありました。でもYL3には面白い本がたっくさ〜んあります。自分が気に入る本を探して、自分のペースで読んでいってください。いつかYL3が「こんなに簡単だったっけ?」と思える日が来ます。

それではHappy Readingで!


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12877. Re: ナルニアで1200万語通過〜読める・読めないは語彙のせいじゃない〜

お名前: annie
投稿日: 2013/9/15(15:15)

------------------------------

  ナルニア7巻読み終わりました。
私も後半の方が難しくなるという事はなく、1番時間がかかったのが最初に読んだ「朝開き丸」で、読み進むごとに登場人物に親しんできて、スピードがあがってきました。どの巻も、全く違う国だったりするので、その国の状況(沼があったり、峡谷があったり、草原だったり、アラビア風の都市だったり、、、、)を頭に思い浮かべるまでが、一番時間がかかり、その絵が描けると、そこからは自然に物語が流れていきました。もともと地理的な感覚が弱いので、地図と何度もにらめっこしながら、登場人物のたどった道を確認しました(笑)
  しかし、「朝開き丸」から読み始めたのは、失敗でした。前作に出てきた人物(動物?)が、朝開き丸に乗っていて、そこでは、名前だけの描写で、人物理解がいまいちでした。
  「ライオン」からは、杏樹さんお勧めの順番で読みました。児童書を原書で読む利点は、日本語で読む時よりも集中力が要るので、その分物語に入り込める気がします。ここに岩があって、草が生えていて、、、と、一つ一つ頭の中で情景を思い描きながら読まないと、だんだん訳がわからなくなってきます。
「朝開き丸」で、あれっ?、いつの間にか上陸してる?と言う事がありました。そこで、少し戻って”集中”して読み直して納得しました。日本語だといい加減に読んでも、それなりに筋はわかるので、私は、つい斜め読みしてしまう癖があります。
 おかげで、前回日本語で読んだ時より、面白くて、面白くて、すっかりはまってしまい、全巻読み終わった後は、ガイド本みたいなのを、次々と読んでいるほか、ナルニアの地図を拡大カラーコピ—して貼り、映画のDVDも観ています。
 1,2章は、1週間100円で借りれたので、音声や字幕を英語と日本語いろいろにして、何回も観ました。英語字幕は、音声の聞き取りにすごく役立ちました。日本語は、音声と字幕が少し違うので、どちらもチェックして内容理解に努めました。おまけに、4兄弟役の子役達と監督の音声解説まで3回も観ました。こちらは、英語音声、日本語字幕で、ティーンエイジャーの生の声が聴けて、リスニングの勉強になりました。“勉強”と言い訳しつつ、映画を心底楽しんでいただけですが。(裏話も、子役達のやりとりが楽しかった)
  映画は原作とは違い、順序が異なったり、原作にはない場面があります。個人的には、かなり原作に忠実だったように思います。監督の話では、登場人物の苦悩や葛藤まで、読みこんで表現していました。(私は本では、筋を追うのが精一杯で、そこまで深読みしてませんでした。)カスピアン王子の馬が疾走する場面(2作目)はすごく迫力があったし(何度も繰り返し見ました)、中世風の鎧に身を固めた軍隊、中世風の古城や、戦闘風景、特にアーチェリーを映像で見るのは、参考になりました。

 今回ナルニアを改めて読んで、本当に面白かったし、児童文学の中でも傑作だと思います。難しいからと避けて通るのはもったいなすぎるので、例えば、「原作を日本語で読んで、映画のDVDを英語字幕で観る」というのも、英語で物語を楽しむ方法として、おすすめです。
 名付けて・・・何読み??


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12903. annieさん、すみません

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/10/6(23:19)

------------------------------

annieさん、すみませ〜〜〜ん。レスに今頃気が付きました。

〉  ナルニア7巻読み終わりました。

読みましたか!

〉しかし、「朝開き丸」から読み始めたのは、失敗でした。前作に出てきた人物(動物?)が、朝開き丸に乗っていて、そこでは、名前だけの描写で、人物理解がいまいちでした。

なぜ「朝開き丸」から…?思い切り途中じゃないですか。

〉  「ライオン」からは、杏樹さんお勧めの順番で読みました。児童書を原書で読む利点は、日本語で読む時よりも集中力が要るので、その分物語に入り込める気がします。ここに岩があって、草が生えていて、、、と、一つ一つ頭の中で情景を思い描きながら読まないと、だんだん訳がわからなくなってきます。

それ、わかります。日本語の時はすーっと読んでしまうところが、英語だとそんなにスムーズには読めないのでひとつひとつ内容を確認しながら読んでいくことになり、かえってじっくり読めたり。

〉「朝開き丸」で、あれっ?、いつの間にか上陸してる?と言う事がありました。そこで、少し戻って”集中”して読み直して納得しました。日本語だといい加減に読んでも、それなりに筋はわかるので、私は、つい斜め読みしてしまう癖があります。

なんだか、そこも私と似てますね。つい先走って読んでいったら「あれ?」と思って引き返し…なんてことが時々あります。

〉 おかげで、前回日本語で読んだ時より、面白くて、面白くて、すっかりはまってしまい、全巻読み終わった後は、ガイド本みたいなのを、次々と読んでいるほか、ナルニアの地図を拡大カラーコピ—して貼り、映画のDVDも観ています。

それはすごいですね。ガイド本もありますか。
映画の解説も興味深いです。音声も役に立ち、映像のイメージも役に立ち、内容も原作を損なうことなく、なんですね。

〉 今回ナルニアを改めて読んで、本当に面白かったし、児童文学の中でも傑作だと思います。難しいからと避けて通るのはもったいなすぎるので、例えば、「原作を日本語で読んで、映画のDVDを英語字幕で観る」というのも、英語で物語を楽しむ方法として、おすすめです。
〉 名付けて・・・何読み??

それはおもしろいですね。何かおもしろい名前はないでしょうか。
こういうときにたかぽんがいたら何か考えてくれるんじゃないかと思うんですけれど。


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12906. Re: annieさん、すみません

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2013/10/8(02:33)

------------------------------

annieさん、杏樹さん、失礼します。たかぽんです。

annieさん、ナルニア7巻読破おめでとうございます!!

杏樹さん、呼んだ?

〉〉 今回ナルニアを改めて読んで、本当に面白かったし、児童文学の中でも傑作だと思います。難しいからと避けて通るのはもったいなすぎるので、例えば、「原作を日本語で読んで、映画のDVDを英語字幕で観る」というのも、英語で物語を楽しむ方法として、おすすめです。
〉〉 名付けて・・・何読み??

〉それはおもしろいですね。何かおもしろい名前はないでしょうか。
〉こういうときにたかぽんがいたら何か考えてくれるんじゃないかと思うんですけれど。

私、べつに、名付け上手な人じゃないです。

「あらゆる手を使ってでもお読み!」、略して「あらゆる読み」。

ほらぁ。

名前はともかく・・・

定評ある名作は、英語でなきゃと思っていつまでも読み控えするぐらいだったら、
日本語訳でも映画でも何でもいいから、触れたほうがいいと思いますね。

あ、もちろん、原書で読むんだというこだわりもいいと思いますけれど、
日本語訳を悪の権化のように忌避する必要は無いかなと思います。

何でも、自分の好きなように読んだらいいんだと思います。

そうだ、そういえば、このファンタジー苦手な私が、杏樹さんの報告につられて、
「ライオン」を読んでしまいましたよ。。

ということで、ではでは。
 
 


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12907. Re: annieさん、すみません

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/10/9(22:34)

------------------------------

たかぽん、こんばんぽん。

〉杏樹さん、呼んだ?

律儀に来てくれたんですねー。

〉〉〉 今回ナルニアを改めて読んで、本当に面白かったし、児童文学の中でも傑作だと思います。難しいからと避けて通るのはもったいなすぎるので、例えば、「原作を日本語で読んで、映画のDVDを英語字幕で観る」というのも、英語で物語を楽しむ方法として、おすすめです。
〉〉〉 名付けて・・・何読み??

〉〉それはおもしろいですね。何かおもしろい名前はないでしょうか。
〉〉こういうときにたかぽんがいたら何か考えてくれるんじゃないかと思うんですけれど。

〉私、べつに、名付け上手な人じゃないです。

〉「あらゆる手を使ってでもお読み!」、略して「あらゆる読み」。

〉ほらぁ。

さらに略したら「あら読み」…何のことかわかりませんね。

〉名前はともかく・・・

〉定評ある名作は、英語でなきゃと思っていつまでも読み控えするぐらいだったら、
〉日本語訳でも映画でも何でもいいから、触れたほうがいいと思いますね。

〉あ、もちろん、原書で読むんだというこだわりもいいと思いますけれど、
〉日本語訳を悪の権化のように忌避する必要は無いかなと思います。

〉何でも、自分の好きなように読んだらいいんだと思います。

そうですね。annieさんの逆で、映画を見てから原書を読む、とか。いろいろなんでもできますね。

〉そうだ、そういえば、このファンタジー苦手な私が、杏樹さんの報告につられて、
〉「ライオン」を読んでしまいましたよ。。

読んだんですか!「ライオン」だけ?
…いえいえ、それだけでもたいしたもんです。
でも、2巻目のカスピアン王子もおもしろいですよ。

〉ということで、ではでは。

それでは〜。 


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