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お名前: 茶々猫
投稿日: 2013/5/29(23:24)
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ゆゆさん、せきけんさん、こんばんは。
Turkish Delightについて少しだけ…
〉Turkish Delightというのは、wikipediaで調べたら、砂糖菓子のようですね。
〉トルコ人の悦び、という意味ですが、ゆべしに似ているそうです。
そうですね、映画では、まさに“ゆべし”のようなものが登場していました。
日本語版は、翻訳者の瀬田貞二さんが、「日本の子どもたちになじみのあるものを」とプリンに意訳したそうです。
確か『ライオンと魔女』の後書きにそうありました。
まあ、瀬田さんが訳したのは1960年代の話ですからね…
そのころの子どもたちの気持ち(憧れ)としたら、Turkish Delight=プリンに近いのではないかと。
映画化された『指輪物語』『ホビット』と合わせ、いろいろ言われている瀬田訳ですが、
私自身は瀬田さんの訳で育っているため、Puddleglum=泥足にがえもん(銀のいす)と訳してしまう感性が大好きです。
思い入れの激しい書き込みですいません…
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茶々猫さん、こんばんは。
私は、日本語訳を読んでいないので、理解していないところも、
多々あると思います。
登場人物の名前にも、意味を込めている場合は、結構あります。
「謎解き『カラマーゾフの兄弟』」という本を読んだときには、
ドストエフスキーが名前に込めた意味が非常に衝撃的だったの思い出します。
ロシア語ですが、スメルジャコフというのは、smellに関係していたりします。
対照的なのが、村上春樹で、あるときまで、普通に登場人物に名前がつけられなかったという話があります。
意味を込めるのを嫌ってか、五反田君だとか、ワタナベ君だとか、
思い入れのない名前がつけられていたりします。
直子と緑という名前には、それなりの象徴性がありますが。
出てくる名前をどう訳すのか、とても難しそうです。
Prince CaspianのCaspianって、カスピ海から取った名前だったんですね。
穿鑿を始めると、とても読み進みそうもないですから、
取り敢えず、込めた意味を理解できなくとも、読み進んでいます。
翻訳で作られるイメージというのもあるですね。
では、Happy Reading!!