[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(09:19)]
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お名前: とみー
投稿日: 2013/5/9(19:20)
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こんにちは、とみーです。
いろいろあって2年間ぐらい多読から離れていたんですが、最近多読を再開しました。
といっても英語から離れていた訳ではなく、ずっと浮気をしていて、2年目たってようやく反省して戻ってきました笑
今更ながら、多読三原則、というかHappy Readingの大切さをひしひしと感じています。
「読める」と「楽しく読める」の違いにようやく気づいたということでしょうか。
ある程度多読を続けると読める本の幅が広がって、調子に乗って、キリン読みしながらさらに首をのばそうとして怪我をする人は多いんじゃないかなと思います。 レベルを下げれば楽しめるのに、無理をして難しい本を読んで多読をつまらないものにしてしまうということです。
僕の場合、200万語を超えて、Master of the GameとかAbout a Boyなんかを読めたことで調子に乗ってしまい、前から読みたかったPBを10冊以上まとめて購入してしまいました。
いやー、amazonの欲しいものリストは衝動買いを誘う巧妙なツールですね〜
僕の力じゃPBはなんとか読めてもHappy Readingではなく、Painful Readingでしかなく、案の定すぐに挫折しました。 ただ、無意味なプライドが邪魔をしてGRや児童書に戻ることができず、しばらく多読を中断して英語のお勉強をしてました。
単語の暗記や音読を続けてPBに挑んでは挫折し、また勉強しては挫折し、という流れが2年ぐらい続いた後に、たまたま簡単な英語を読む機会がありました。そのときスラスラと英語を読めたときに、これだ!と多読のことを思い出したんです。
別に音読が悪いとか言いたい訳じゃなく、むしろ音読をすると発音が良くなったり、英語がよく聞き取れる様になったりと良いこと尽くしだったんですが、久しぶりに多読の楽しさを味わって一人感動してました。
それでうれしくなって投稿しました。 250万語から語数は数えていなかったんですが、まあ300万語は超えているだろうと思い、それを口実にしての投稿です笑
GRはあまり好きじゃなかった(名作を要約するなんて許せなかった)んですが、最近はスラスラ読める喜びの方が勝ってようやくHappy Readingを再開できたかなって思います。
2年前に購入したPBたちはもうホコリをかぶってますが、もうしばらく彼らにはお休みしてもらうことになりそうです。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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お名前: せきけん
投稿日: 2013/5/14(00:09)
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とみーさん、こんばんは。
せきけんです。
300万語突破おめでとうございます。
英語の勉強方法は一つではないので、そんなに「浮気」を気にすることはないのではないかと思います。
私も、「浮気」はいけないという気持ちでやってきましたが、
そもそも、3原則を完全に守って読むことが出来ずに、
ついつい、辞書を引きながら読んでいることが多いですし、
音読はやっぱり大切と思っていて、むしろ、多読よりも音読のが必要かと思うこともよくあります。
結局、多読と音読は、効果も違っていて、両方必要な訓練なのではないかと思います。
音読の方がより基本としてやるべき訓練ではないかという気がします。
音読は発音がよくなるだけでなく、ヒアリングが良くなると思います。
少なくとも、黙読しているだけよりも、音読した方が、ヒアリングがよくなります。
多読は、リーディングを強化するという面と、様々な英語に触れるという面とがある訓練方法じゃないかと思います。
辞書を引きながら解釈しながら読む精読だけでは、
リーディングの能力は十分高まらないのであって、
多読が必要ですね。
日本語の勉強でも、精読と乱読が必要なのと似ています。
小中学校の国語では主に精読をやっているわけで、
自国語の勉強に精読が必要なのだから、
外国語の勉強にも精読は必要でしょう。
しかし、学校では、殆ど精読しか教えてくれないから、
多読を強調する必要があるのだと思います。
自国語の場合は、意識して乱読・多読しなくても、
環境から様々な日本語を読む機械に恵まれているので、
その必要性が低いのだと思いますが、
読書家の人は、大抵、乱読することも薦めています。
乱読と精読は意味が違うということを言う人も多いですし、
松岡正剛さんなどは、「多読術」の中で二度読むことを薦めていますね。
本に積極的にメモを書いて、自分のノートのようにすることも薦めています。
外国語を三原則に従って多読することの意味は、
私は、外国語の文脈を多く体験することだという気がしています。
楽しめないと読書が体験にならないのですね。
また、辞書を引き過ぎると、やっぱりこれも、読書体験にならないのですね。
多分、物語などの本文に没入するような読み方がいいのだろうと思います。
そこに自分の身をおくようなというか、そういうことです。
それは、音読するときに俳優のように、なりきることや、
情景を思い浮かべることが効果があるのと同じことだろうと思います。
しかし、私は、難しいものも読みたいので、
ちょっと無理をしても単語を沢山覚えて、早くそういうものをスラスラ読めるようになりたいと思っています。
但し、これにも無理な点もあります。
中学時代を思い出してみても、
難しい本は、時間を掛けて読んでいたからです。
世の中にはどうやってもスラスラと読めない本があると思います。
専門外の専門書もそうですが、
シオランのアフォリズムとかもそうですね。
速くスラスラ読めなくても、楽しめていればいいというのであれば、
それには異論はないですが。
俳句や詩、verseも速く読めないものだから、
余り「多読」には向かないものかと思いますが、
そういうものを避けていると、読書体験が広がらない気もしますよね。
だから、三原則は「楽しめる」であって、「スラスラ」ではないのかな。
脱線し過ぎました。
何が言いたかったかというと、多読で、単語を増やすのは理想だけれども、
それだけだと時間が掛かり過ぎるので、
単語集などで、単語を覚えるとか、
精読しながら辞書を調べ、単語を仕入れるとかを併用しながら、
単語を増やすことは、「浮気」かもしれませんが、
目的によっては必要なことで、そこに「浮気」の罪悪感を感じることはないのではないかということです。
読んで楽しむことが目的なのに、辞書を沢山引いて疲れてしまうのは、
やっぱり駄目ですね。
ちなみに、どんなPBがホコリを被っているのでしょうか。
私も、Sidney Sheldonを3冊読んで、この位のPBならストレスなく読めると実感し始めたところですが、
一般のPBとは距離があるということですね。
先週は、Narniaを1冊読んだのですが、Sidney Sheldonより難しかったですね。
そんなもんかという気もしますが。
"Chatcher in the rye"ぐらいなら読めないかなと思い始めているのですが、
やっぱりまだ早いか。
Narniaを全巻読んでからですね。
本当は、Narniaでなく、Famous fiveを全部読もうと思ったのですが、
買うのが面倒で、セットで売っているNarniaにしました。
私も、怪我をしないようにしたいです。
でも、上記のような判断で買い物をするので、多分、怪我はするでしょう。
どんなのを読んでおられますか。
差し支えなければ、ご紹介下さい。
長文で自分の言いたいことばかり書いてしまい済みません。
では、Happy Reading!!
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お名前: とみー
投稿日: 2013/5/15(23:14)
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〉とみーさん、こんばんは。
こんばんは、せきけんさん。
〉300万語突破おめでとうございます。
ありがとうございます^^
〉英語の勉強方法は一つではないので、そんなに「浮気」を気にすることはないのではないかと思います。
〉私も、「浮気」はいけないという気持ちでやってきましたが、
〉そもそも、3原則を完全に守って読むことが出来ずに、
〉ついつい、辞書を引きながら読んでいることが多いですし、
〉音読はやっぱり大切と思っていて、むしろ、多読よりも音読のが必要かと思うこともよくあります。
僕も音読はすごく大切にしてますよ。
ただ、2年ほど完全に多読から離れてしまったのはまずかったなあと・・・
〉外国語を三原則に従って多読することの意味は、
〉私は、外国語の文脈を多く体験することだという気がしています。
〉楽しめないと読書が体験にならないのですね。
〉また、辞書を引き過ぎると、やっぱりこれも、読書体験にならないのですね。
〉しかし、私は、難しいものも読みたいので、
〉ちょっと無理をしても単語を沢山覚えて、早くそういうものをスラスラ読めるようになりたいと思っています。
まさしくこれです。 読みたい本と読める本にギャップがあって、効率的にその差を詰めようとしたら2年たってました(笑)
単語帳で一度頭に入れれば、多読した時の単語の定着もよくなると思いますが、なかなか覚えるのは大変です。いまも覚えようとしてますが、なかなか終わらない・・・
〉何が言いたかったかというと、多読で、単語を増やすのは理想だけれども、
〉それだけだと時間が掛かり過ぎるので、
〉単語集などで、単語を覚えるとか、
〉精読しながら辞書を調べ、単語を仕入れるとかを併用しながら、
〉単語を増やすことは、「浮気」かもしれませんが、
〉目的によっては必要なことで、そこに「浮気」の罪悪感を感じることはないのではないかということです。
別に罪悪感というほどのものではないんですけど、多読ができるようになるために多読をやめて勉強するというのが、間違っていたと思ってます。
素直にまだ読めない本がたくさんあることを認めて、本のレベルを落として多読を楽しんでおけば良かったです。
〉ちなみに、どんなPBがホコリを被っているのでしょうか。
〉私も、Sidney Sheldonを3冊読んで、この位のPBならストレスなく読めると実感し始めたところですが、
〉一般のPBとは距離があるということですね。
なんでこんなの買ったか、書くのも恥ずかしいんですけど(笑)
ほこりを被っているのは、古典が多いです。 ジェーンエアや風と共に去りぬ、カラマーゾフの兄弟などなど。 アマゾンだと200〜300円で買えるのでつい買ってしまいました。
Stephen Kingの本も何冊か買いましたが、まだ手を付けてないです。
あとは、ノンフィクションの本、クルーグマンのthe conscience of a liberal, シャレド・ダイアモンドのcollapseなどですね。
この辺りは、まだまだ読める気がしないです。
Guns, Germs, stealという本だけは意地で半年ぐらいかけて読みましたが、しばらく多読が大っ嫌いになりました(笑)
YL7〜8とYL8〜9の壁がすごく高い・・・
〉先週は、Narniaを1冊読んだのですが、Sidney Sheldonより難しかったですね。
〉そんなもんかという気もしますが。
Sideny Sheldon は読みやすいですよね。 Narniaはセットで買って、全巻読みましたけど、分量の割に読むのに時間がかかった気がします。
〉"Chatcher in the rye"ぐらいなら読めないかなと思い始めているのですが、
〉やっぱりまだ早いか。
〉Narniaを全巻読んでからですね。
〉本当は、Narniaでなく、Famous fiveを全部読もうと思ったのですが、
〉買うのが面倒で、セットで売っているNarniaにしました。
〉私も、怪我をしないようにしたいです。
〉でも、上記のような判断で買い物をするので、多分、怪我はするでしょう。
怪我をしても、多読からは遠ざからないほうがいいと思います。
つまらなくなったらやめる、の大切さを身をもって経験しました。
〉どんなのを読んでおられますか。
〉差し支えなければ、ご紹介下さい。
今はまたGRを読み始めました。近くの本屋さんにGRが置いていたので、適当に買って読んでいこうと思ってます。
以前はThe RoadやPrincess Dialies, Al Capone does my shirtsなどを読んでたみたいですが、あまり覚えてないです。
ノンフィクションやヒューマンドラマものが好きなので、おすすめがあったら教えてください。
〉では、Happy Reading!!
ではでは、Happy Reading!!
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とみーさん、こんばんは。
せきけんです。
〉僕も音読はすごく大切にしてますよ。
〉ただ、2年ほど完全に多読から離れてしまったのはまずかったなあと・・・
そうですね。
頂いた返事を全部読んでみて感じることは、
難し過ぎるものにチャレンジしたときに、
どうやって放り投げるのか、
逆に、もっと直ぐ読めるものに帰るのか、
ってことですね。
一つは、一冊に例えば2週間以上掛かったら、兎に角、本を代えるという原則を自分の中で作ると言う案があります。
別の案としては、そもそも本は買わずに、借りた本を読むという案があります。
もし、気軽に自分に合った本が借りられるところが近くにあるなら、
貸し出しには必ず期限があるので、有効だと思います。
1回、もしくは、2回の貸し出しで読めなかった本は、当面、諦めるとすればよいわけです。
〉まさしくこれです。 読みたい本と読める本にギャップがあって、効率的にその差を詰めようとしたら2年たってました(笑)
〉単語帳で一度頭に入れれば、多読した時の単語の定着もよくなると思いますが、なかなか覚えるのは大変です。いまも覚えようとしてますが、なかなか終わらない・・・
そうですか。
ここにも落とし穴があるわけですね。
自分の使える時間だとか、能力だとか、これまでの蓄積だとか、
色々な要因があって一概には言えないですが、
苦しい勉強だけに絞り込むというのは、得策とは言えないということですね。
〉別に罪悪感というほどのものではないんですけど、多読ができるようになるために多読をやめて勉強するというのが、間違っていたと思ってます。
〉素直にまだ読めない本がたくさんあることを認めて、本のレベルを落として多読を楽しんでおけば良かったです。
確かに、「多読ができるようになるために多読をやめて勉強する」というのは、間違っているようですね。
多読と単語の勉強を両方できるぐらいでないと、単語だけの勉強に手を出すべきではないのかな。
その単語のレベルにもよるでしょうけど。
僕のUSに移住してしまった友人は、まずは、8000語レベルぐらいまでは、
兎に角、覚えろと言ってました。
一応、英検準1級の単語はほぼ分かるようになったので、8,000〜10,000語ぐらいは、前後関係があって出てくれば、理解はできそうな感じです。
もちろん、それらを使うことは全然できませんが。
私は、電車の片道と、休日に時間があるときしか勉強はしてませんが。
〉なんでこんなの買ったか、書くのも恥ずかしいんですけど(笑)
〉ほこりを被っているのは、古典が多いです。 ジェーンエアや風と共に去りぬ、カラマーゾフの兄弟などなど。 アマゾンだと200〜300円で買えるのでつい買ってしまいました。
〉Stephen Kingの本も何冊か買いましたが、まだ手を付けてないです。
〉あとは、ノンフィクションの本、クルーグマンのthe conscience of a liberal, シャレド・ダイアモンドのcollapseなどですね。
〉この辺りは、まだまだ読める気がしないです。
〉Guns, Germs, stealという本だけは意地で半年ぐらいかけて読みましたが、しばらく多読が大っ嫌いになりました(笑)
〉YL7〜8とYL8〜9の壁がすごく高い・・・
凄く難しい本にチャレンジされたんですね。
これらの古典の原作って、日本語で読んでもハードル高いと思います。
長いから、楽しめていないと、その分、苦痛も長くなってしまいますね。
シェークスピアは必ずしも長くないですが、台本で台詞ということもあって、
難しいので、まだ、無理な気がしています。
ダイヤモンドの本は、New York Timesベストセラーなのか、
評判の本ですが、日本語でも上下二巻あって、大変そうですね。
それらと、Sidney Sheldonの差は大きいということですね。
とても参考になります。
〉Sideny Sheldon は読みやすいですよね。 Narniaはセットで買って、全巻読みましたけど、分量の割に読むのに時間がかかった気がします。
ということは、Narniaを読めたからと言って、前記の本が読めるとは言えないということですね。
本当に、参考になります。
〉今はまたGRを読み始めました。近くの本屋さんにGRが置いていたので、適当に買って読んでいこうと思ってます。
〉以前はThe RoadやPrincess Dialies, Al Capone does my shirtsなどを読んでたみたいですが、あまり覚えてないです。
〉ノンフィクションやヒューマンドラマものが好きなので、おすすめがあったら教えてください。
最近、全然GRを読んでません。
最後に読んだのが、もう半年以上も前の、Cry Freedomです。
これは、映画「遠い夜明け」のシナリオに基づくRetoldです。
ベースは、南アのNon fictionですが。
YL 3.0ぐらいのシリーズものを買い貯めておいて、
難しい本で、行き詰ったらそっちを取り出すという風にしたらどうでしょうか。
私は、MTHをそういう感じに使って読んでいます。
全部で40巻以上あるので、兎に角、一冊終わったという達成感を味わって、
やり直す切っ掛けにできると思います。
MTHはfictionですが、歴史的or地理的な事実に基づいているので、
Non fiction的な知識も得られますし、fact trackerという、
Non fictionの副読本みたいなものも出ているので、
どうですか。
3.0位の児童書は、Famous fiveのようにそれなりに長いものもありますし、
Little Houseシリーズなんかも、知識にもなるところもあって、
いいかと思います。
それから、会話の多いものも、シリーズで読んでおくと、
小説を読むのに、下地ができるのでいいかもしれません。
では、Happy Reading!!