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お名前: 杏樹
投稿日: 2012/12/30(20:15)
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かつらぎさん、こんにちは。
〉忙しい時期ですが、700万語を通過したので報告に参りました。
ギリギリ今年中に滑り込みですね。
面白そうな本がいっぱいですね〜。
〉■Geronimo Stilton(Geronimo Stilton) #4-9
〉 主要キャラクターがネズミのシリーズ(原書はイタリア語)
〉 ネズミなので手をhandと呼びません、pawになってます。
〉 The Rodent's GazetteのEditor兼AuthorであるGeronimoと、彼を取り巻くネズミたちが繰り広げるドタバタ・コメディ。
〉 全ページカラー刷りで、文字も太字や色付きに修飾されている目にも楽しいシリーズです。
〉 (Scholastic社サイトのGeronimo Stiltonコーナーでサンプルを見られます)
〉 [url:http://www.scholastic.com/titles/geronimostilton/books.htm]
このシリーズ、おもしろいですよね。ネズミといっても新聞記者つまり社会人(?)なので子どもっぽさがなくて、強烈なキャラクターに囲まれて振り回されるところがスピード感があってどんどん進みます。
〉■Horrible Histories(Terry Deary)
〉 □Smashing Saxons
〉 □Vicious Vikings
〉 □Stormin' Normans
〉 □Measly Middle Ages
〉 イギリス風ブラックユーモアをたっぷり交えて歴史を語るシリーズ。
〉 ローマとケルトのも読みましたが、島ではあっても、大陸との距離が近いブリテン島は古代から繰り返し、あちらこちらから民族が侵入した土地だということを痛感しました。
〉 このシリーズを元にBBCが映像化しており、そのDVDを取り寄せました。
〉 寸劇映像の他、歌と踊りで歴史上の人物や出来事を紹介。
〉 まだ一部しか見ていませんが、原作本に負けないブラックな笑いに満ちています。
〉 You TubeのHORRIBLE HISTORIES公式チャンネルで一部の映像を見ることができます。
〉 [url:http://www.youtube.com/user/horriblehistoriesBBC]
〉 ↓笑ってしまった「海賊船のルール」
〉 The Pirate Rulebook (Putrid Pirates)
〉 [url:http://www.youtube.com/watch?v=Zwn5K89dE5c&list=UUCfMLm60XV0-fdKED6nYsAQ&index=23]
〉 Rule 1:Fighting! - No fighting.
〉 Rule 2:Games! - There will be no games.
〉 Rule 3:We settle everything democratically.
〉 Rule 4:Bedtime is at 8 o'clock sharp.
このシリーズ、世界史クラブにピッタリですしおもしろそうだと思ってるんですが、手を出せてません。BBCが映像化してるんですね。
〉■Duchessina : A Novel of Catherine de' Medici(Young Royals/Carolyn Meyer)
〉 フランス料理にカトラリーとマナーを持ち込んだことで有名な女性。
〉 フィレンツェの富豪メディチ家からフランス王家に嫁ぎ、やがて王妃に…と聞くと、華やかな人生に思えますが、実態は耐えに耐え、忍びに忍ぶ、ひたすら我慢の半生。
〉 悪女と評されることも多いですが、この本に書かれている幼少期から夫が亡くなるまでの間に悪女らしい面は出てきませんでした。
ああ、おもしろそう。
カトリーヌは夫が生きている間は「耐える妻」でしたが、息子が王位についてからこわい王太后になっていく…というイメージです。
〉■The Bad Queen : Rules and Instructions for Marie-Antoinette(Young Royals/Carolyn Meyer)
〉 オーストリアのハプスブルク家からフランスのブルボン家に嫁ぎ、王妃となったものの、革命が起こってギロチンにかけられた女性。
〉 読み書き嫌い、じっとしているのは苦手、細かなルールやマナーには「なぜ守らなくちゃならないの?」という、他国へ嫁がせるにはかなり不安になるお姫様。
〉 それでもフランス語やフランス式のマナーをなんとか覚えて輿入れ。
〉 王太子妃時代のわがままは大問題にはならずに済んでいたけれど、王妃になってからの浪費っぷりは凄まじく、特にギャンブル依存は今の時代だったら絶対カウンセラーをあてがわれるレベルだと思いました。
〉 プチ・トリアノンを自分好みに変えてからは落ち着いたけど、その造作費用は莫大。
〉 実のところ、彼女の浪費だけで国庫が傾いたわけではないけれど、政敵に都合良く利用され、国民の憎悪の対象に…
マリー・アントワネットは見方によっていろいろですね。
スイス・ガードがカトリーヌ・メディシスと共通キーワードとして出てくるのは面白いと思います。
〉■Barnaby Grimes(Paul Stewart) #1-4
〉 “The Edge Chronickes”(崖の国物語)の作者とイラストレーターが組んだ、怪奇風味漂うファンタジー。
〉 主人公のBarnabyは封書や小包を運ぶ“tick-tock lad”と呼ばれる配達屋。
〉 “Time is money.”な仕事のせいか、時計の音“tick-tock”に掛けて呼ばれているようです。
〉 Barnabyが配達に使うのは普通の道ではなく、屋根の上を行く“shortcut”。
〉 “highstacking”という技で屋根から屋根へと、自由自在に街を飛び回ります。
〉 そんな彼が配達中や配達先で変事に遭遇…といった話です。
〉 物語の舞台となる街の名前は出てきませんが、ジョージア朝後期の雰囲気があるそうです。
これもおもしろそうですねー。怪奇味のファンタジー…読んでみたいです。
〉■The Railway Children(Edith Nesbit)
〉 Audibleの音声で聞き読みしました。
〉 OBW3でRetoldを読んでいたおかげもあって、わかりやすかったです。
〉 上手くRetoldされていたんだなと思いました。
〉 途中でいきなり"Jap"や"side of the Japs"という言葉が出てきて面食らったのですが、初版が1906年(The London Magazine連載が1905年)だと知って納得しました。
〉 日英同盟を組んでいた時代の話だったんですね。
私はPGRで読みました。原書を読んだんですね。…そんな時代背景でしたか。
〉■Chronicles of Ancient Darkness(Michelle Paver)#1-3
〉 「クロニクル 千古の闇」の原書。
〉 #1と#3を聞き読みしました。Sir Ian Mckellenの朗読が素晴らしいです。
〉 (#2のSpirit WalkerはAudibleの表記どおりAbridged版でしたが、Unabridge表記の#3 Soul Eaterもけっこう本文が飛ばされていました。Unabridge/Abridgeの区別はいい加減なんでしょうか)
〉 読んで、欧米社会の“law”に対する意識は、狩猟時代から来ているのかもしれないと思いました。
〉 “law”の概念が日本社会の法の概念とは違うような…そんなふうに感じました。
へぇ〜、へぇ〜。lawの概念の違いってあるんですね。これもおもしろそう〜。朗読も聞きたくなりました。Unabridge/Abridgeってよくわかりませんね。
〉■The Hobbit or There and Back Again(J. R. R. Tolkien)
〉 表現豊かな英語と韻を踏んだ歌が描く冒険物語。
〉 Rob Inglis氏の朗読で聞き読みしました。
〉 出てくる歌を全部歌ってくれるので雰囲気たっぷり、楽しめました。
〉 でも、理解度は7割くらいかな(苦笑)
〉 同行のドワーフの名前は全部覚えられませんでした(^_^;
朗読だと歌も歌ってくれるんですか。いいですねー。ホビットが7割わかったら上等だと思います。ドワーフは数が多すぎますので覚えられません。
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〉700万語を通過して
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〉600万語を超えたときと同じように、大きな変化は感じていません。
〉つまり500万語以降、実感できるような変化は無いということになります。
〉本当に変化が無いのか、あっても自覚してないだけなのか、自分ではわかりません。
〉100万語ごとに変化が現れるというものでもなし、こんなものかと思ってます。
そこまできますと、100万語は目印代わりみたいなもので、大きな変化を感じる区切りにはならないでしょうね。もっとも、100万語通過時点でも「あまり変化をかじません」という人もいますし、多読と言う方法自体が「いつのまにか読めてる」ようになりますから、変化を実感しにくいこともあります。
例えばですが、500万語ぐらいの時ならホビットを読んでも7割もわからなかっただろうな、とか、多読前なら手も足も出なかっただろうな、とか振り返ってみますと、読む力が付いている、と思えるかもしれません。
〉一方で、日本語と同じように読めない現実には、どうしてももどかしさを感じます。
〉日本語と英語では表記の仕方が違うんだから、同じように読めなくて当たり前なんですが(苦笑)
〉英語を速く読むには、シャドウイングでもしたほうがいいのか、飛ばし読みのスルー力を高めたほうがいいのか…考えはするものの、「ただ本を読みたいだけ」で、資格取得や仕事上必須という切実さはないため、その手の努力をする気はなく、まあ来年もこのままの調子で読んでいくんだろうと思います(笑)
私も早く読める&理解度を高めるにはどうすればいいのかと思います。勉強する必要はないですし、するつもりにもなれませんので、たくさん読むしかないかなと思います。ただ、すらすら読めるやさしい本を読むとスピードと理解度を上げるのに役に立つような気がします。
〉それでは皆様、Happy Reading! and 良いお年を!
かつらぎさんもHappy Reaing&良いお年を!
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あけましておめでとうございます。
〉〉■Geronimo Stilton(Geronimo Stilton) #4-9
〉〉 主要キャラクターがネズミのシリーズ(原書はイタリア語)
〉このシリーズ、おもしろいですよね。ネズミといっても新聞記者つまり社会人(?)なので子どもっぽさがなくて、強烈なキャラクターに囲まれて振り回されるところがスピード感があってどんどん進みます。
周囲のキャラクターが強烈ですよね。
Theaをはじめ、女性キャラが強いのはイタリアの作品だからなのかと思ってます(笑)
〉〉■Horrible Histories(Terry Deary)
〉このシリーズ、世界史クラブにピッタリですしおもしろそうだと思ってるんですが、手を出せてません。BBCが映像化してるんですね。
杏樹さんはフランス語と中国語も読んでらっしゃいますから、どうしても英語を読む時間は限られるでしょう。
(私はスペイン語、止まってます^_^;)
BBCの映像化作品は、リチャード三世に扮した役者が「Never took the crown with illeagl power. Never killed my nephews.」と、バラード調の曲で切なげに歌っていたりします。
彼によると後世の悪い評判は皆「Tudor propaganda」だそうです。
〉カトリーヌは夫が生きている間は「耐える妻」でしたが、息子が王位についてからこわい王太后になっていく…というイメージです
富豪のメディチ家の娘なら蝶よ花よと育てられ…と思っていたら、そんなのは最初のうちだけで、割と子供の頃から我慢の連続だったので、意外でした。
特に11歳で気転を利かせて自分の身を救ったのには感心しました。
〉マリー・アントワネットは見方によっていろいろですね。
もう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいました(苦笑)
カトリーヌ・ド・メディシスの話を先に読んでいたので、余計に…
子供だけでも早めに亡命させていればと、思わずにいられませんでした。
一人生き残った長女のその後が気になって調べてしまいました。
〉スイス・ガードがカトリーヌ・メディシスと共通キーワードとして出てくるのは面白いと思います。
ちらっと出てくるだけなので、気にする人はあまりいないんじゃないかと思います(^_^;
(多読的には読み飛ばしても支障がないような部分です)
〉〉■Barnaby Grimes(Paul Stewart) #1-4
〉これもおもしろそうですねー。怪奇味のファンタジー…読んでみたいです。
個人的に「当たり」のシリーズです。
アマゾンの購入履歴によると、#1の「Curse of the Nightwolf」を買ったのは2010年10月(笑)
当時の私は「内容説明」の英文を読んでも、半分も意味がわかっていなかったはずです。
なのに、なぜ面白そうと思ってポチッとしたのか、謎です(笑)
続きが出るかなと思っていたのですが、作者が新シリーズを書き出したので、このシリーズは4巻で終わりかもしれません。
〉〉■Chronicles of Ancient Darkness(Michelle Paver)#1-3
〉〉 「クロニクル 千古の闇」の原書。
〉〉 読んで、欧米社会の“law”に対する意識は、狩猟時代から来ているのかもしれないと思いました。
〉〉 “law”の概念が日本社会の法の概念とは違うような…そんなふうに感じました。
〉へぇ〜、へぇ〜。lawの概念の違いってあるんですね。これもおもしろそう〜。朗読も聞きたくなりました。Unabridge/Abridgeってよくわかりませんね。
あくまでも私の感覚なので、他の人にも当てはまる感想なのかはわかりません。
狼視点の描写が好きです。
〉〉■The Hobbit or There and Back Again(J. R. R. Tolkien)
〉〉 表現豊かな英語と韻を踏んだ歌が描く冒険物語。
〉〉 Rob Inglis氏の朗読で聞き読みしました。
〉〉 出てくる歌を全部歌ってくれるので雰囲気たっぷり、楽しめました。
〉〉 でも、理解度は7割くらいかな(苦笑)
〉〉 同行のドワーフの名前は全部覚えられませんでした(^_^;
〉朗読だと歌も歌ってくれるんですか。いいですねー。ホビットが7割わかったら上等だと思います。ドワーフは数が多すぎますので覚えられません。
節を付けて歌ってくれるので、韻を踏んでいるのがよくわかって楽しかったです♪
ビルボが12人のドワーフの名前を全て呼ぶのがすごいと思いました(笑)
作者のトールキンは言語学の専門家、そのせいか情景描写の表現がとても豊かだと感じました。
今年は指輪物語を読めたらいいなと思ってますが、読めるかな〜(^_^;
〉例えばですが、500万語ぐらいの時ならホビットを読んでも7割もわからなかっただろうな、とか、多読前なら手も足も出なかっただろうな、とか振り返ってみますと、読む力が付いている、と思えるかもしれません。
500万語ぐらいでも読めたかもしれませんが、手に取ってみる気にならなかったですから(苦笑)
実はホビットを読む気はなかったんです(笑)
本は買ってあって、音声もvol.1だけダウンロードしてみたんですが、まだ無理だろうなと思って眺めているだけでした。
ある日、ふと音声の最初のほうを聞いてみたのです。
どうせわからないだろうと思って聞いたのですが、ちゃんとホビットの家の説明がわかったんです。
それで行けるかもしれないと思い直し、読むことにしました。
途中で幾度かわかりにくい箇所もありましたが、そこはさらっと流し、なんとか最後まで辿り着きました。
〉私も早く読める&理解度を高めるにはどうすればいいのかと思います。勉強する必要はないですし、するつもりにもなれませんので、たくさん読むしかないかなと思います。ただ、すらすら読めるやさしい本を読むとスピードと理解度を上げるのに役に立つような気がします。
結局「量が解決する」ですかね(笑)
〉かつらぎさんもHappy Reaing&良いお年を!
杏樹さんもHappy Reading!