[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(18:35)]
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2011/4/20(08:54)
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震災の被害にあわれた皆様に心からお悔やみ申し上げます。
直接私は被害にあっていないのですが、どうしても4月上旬までは本を読む気になれず、少しお休みしていました。
2月の”ため”と最近の復活で、やっと今日400万語を通過したので、久しぶりに報告します。
300〜400万語は、意識してYL0.4-7.0の広い幅で読みました。ジャンルはいつもと同じ、児童書です。
YL1程度:Ready-To-Readシリーズ、CTP、ORTのstage7
YL2程度:Frog and Toadシリーズ、のだめカンタービレ(マンガ)
YL3程度:A to Z mysteriesシリーズ、MTH及びリサーチガイド(再読)
YL4程度:Americal Girlシリーズ、Who Moved My Cheese?、Judy Moodyシリーズ、Nancy Drew Girl Detectiveシリーズ(新しい方)
YL5程度:Nancy Drew Mysteryシリーズ(元祖!)、The Famous Fiveシリーズ、Charlotte's Web、My Friend Walter、Dogs Don't Tell Jokes(再読)
YL6程度以上:kira-kira、The Giver、Harry Potter and the Philosopher's Stone、Holes(再読)、Small Steps、Gathering Blue、Walk two Moons
この100万語でレベルアップしているとは思うのですが、感覚としては、ですね。
Holes、kira-kira、The Giverなどは十分楽しく読めるのですが、調子にのって、Harry Potterもいけるかも? と読み始めたら、結構キツかった。1巻はまだよかったのですが、2巻は半分も行かずに投げました…。
Harryといえば、イギリス英語が難しく感じるということもわかりました。My Friend Walterがそうでした。イギリス英語だと米語と何がどう違うのか、はっきり分からないのですが、独特な接続用法があるのでは?と感じています。
読書の楽しみとしては、ニューベリー賞作品が読めるようになったのは大きかったです。やはり評判の高い本は後半に一気に引き込まれますね!
相変わらずLouis Sacharが大好きで、何冊かは再読も。かつて250万語通過あたりで初めて読んだDogs Don't Tell Jokesは、ジョークがあまりわからず読み飛ばしていたところもあったのですが、今回再読したら意外にも、すらすら読めました(以前どこが分からなかったのかが、もはや分からない)。
本家本元のNancy Drew Mysteryシリーズを1-2巻だけ読んだのですが、GeorgeとBessは出てこないことに驚きました。てっきり最初からレギュラーメンバなどだろうと…。一体いつから登場するのでしょう?どなたかご存じの方教えてください。
もう一つご存じの方に質問です。会話文で、「”」の使い方に疑問が生じる本が、ときどきあります。上手く説明できないのですが、例えば
”Aさんがしゃべっている文章(前半)
(改段落)
”Aさんのしゃべっている続き(後半)”
というケースです。前半の文章の終わりに「”」がないのです。
最初印刷ミスだろうと思ったのですが、ある特定の本には頻出するので、意識的なのかとも思い始めました。
また、印刷ミスにしてもひっかかるのは、改段落したあとが同じAさんの会話文という点です。改段落して字下げもしているので、次は別人の言葉だろうと思って読むと、ストーリがおかしくなって、あれ?これはやっぱりAさんのセリフなのか、と読み返さなくてはいけません。
…具体的な書名・ページをメモしておけばよかった!
探してみて、見つかったらあとでフォローアップしますね。
最後になりましたが、今のお気に入りは「のだめカンタービレ」です!
すごい勢いで語数を稼いでしまいました(笑)。
では、5周目に行ってきます。Happy Reading!
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お名前: 柊
投稿日: 2011/4/21(22:07)
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"ミッシェル"さんは[url:kb:12205]で書きました:
ミッシェルさん、初めまして。柊(ひいらぎ)と言います。400万語通過おめでとうございます。
〉もう一つご存じの方に質問です。会話文で、「”」の使い方に疑問が生じる本が、ときどきあります。上手く説明できないのですが、例えば
〉”Aさんがしゃべっている文章(前半)
〉(改段落)
〉 ”Aさんのしゃべっている続き(後半)”
〉というケースです。前半の文章の終わりに「”」がないのです。
〉最初印刷ミスだろうと思ったのですが、ある特定の本には頻出するので、意識的なのかとも思い始めました。
〉また、印刷ミスにしてもひっかかるのは、改段落したあとが同じAさんの会話文という点です。改段落して字下げもしているので、次は別人の言葉だろうと思って読むと、ストーリがおかしくなって、あれ?これはやっぱりAさんのセリフなのか、と読み返さなくてはいけません。
日本語の本でも翻訳物にはたまにありますよ。翻訳でなくても栗本薫は時々使っていました。多分、台詞の続きだけれども話題が変わって一息入れたいときに使うのだと思います。英語を学問として勉強したことはないのではっきりとは言えませんが、読んだ感じはそういう感じです。
これで納得していただけるでしょうか? 駄目だったら、他の人が説明してくれるはずです!(勝手)
では、5周目も楽しんでください。
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柊さん、resありがとうございます。
〉 日本語の本でも翻訳物にはたまにありますよ。翻訳でなくても栗本薫は時々使っていました。多分、台詞の続きだけれども話題が変わって一息入れたいときに使うのだと思います。英語を学問として勉強したことはないのではっきりとは言えませんが、読んだ感じはそういう感じです。
へぇ〜!そうなんですね。
日本語の本では(これまでに出会ったのかもしれませんが)気付いていなかったので新鮮です。
確かに、長いトークで、段落を分けたかったんだろうなーというときに出てきます。栗本氏の本は読んだ事がないので(有名なのに…)、知っている人に聞いてみます。
〉 これで納得していただけるでしょうか? 駄目だったら、他の人が説明してくれるはずです!(勝手)
いや、納得します。文法や語法を学んだ人より、柊さんの方が説得力ありますから!!!
〉 では、5周目も楽しんでください。
はい、ありがとうございます。
今日は久しぶりにJacqueline Wilson節に触れています。
回数重ねるほどに、味がましますね。多読ってスルメみたい…。
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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/4/23(17:22)
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ミッシェルさん、400万語通過おめでとうございます!! 柊さん、こんにちは。
私も部分反応で。。
〉もう一つご存じの方に質問です。会話文で、「”」の使い方に疑問が生じる本が、ときどきあります。上手く説明できないのですが、例えば
〉”Aさんがしゃべっている文章(前半)
〉(改段落)
〉 ”Aさんのしゃべっている続き(後半)”
英語ではそう書くみたいですね。
シャーロック・ホームズとか、依頼人が一気に長々と事件を説明したりするので、
しょっちゅう出て来ます。
話してる人が替わってないよ、ということなので、慣れると便利ですよね。
和書だと、同じ人が話してるのに、カッコが閉じられてたりして、混乱する。。
〉最後になりましたが、今のお気に入りは「のだめカンタービレ」です!
〉すごい勢いで語数を稼いでしまいました(笑)。
あ、やっぱりおもしろいですか。
そういうことなら、わたしも読んでみます。(笑)
ではでは5周目もHappy reading!!
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お名前: ミッシェル
投稿日: 2011/4/24(12:50)
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たかぽんさん、いつもありがとうございます。
〉英語ではそう書くみたいですね。
〉シャーロック・ホームズとか、依頼人が一気に長々と事件を説明したりするので、
〉しょっちゅう出て来ます。
〉話してる人が替わってないよ、ということなので、慣れると便利ですよね。
〉和書だと、同じ人が話してるのに、カッコが閉じられてたりして、混乱する。。
へぇぇ。そうなんですね。柊さんの説明で既に納得はしていたのですが、たしかにこれは前半の括弧を閉じてから段落変えて再スタートするよりずっと合理的な方法に思えます。
「忘れてるかもしれないけど、これ喋ってる内容だからね」という確認のための後半最初の「”」なんですね。(私の文章がややこしい…)
シャーロックホームズはまだ敷居が高くて読んだことがないのですが、確かに会話文が長そうなイメージがあります。
読めるようになったらしっかりチェックします!
〉〉最後になりましたが、今のお気に入りは「のだめカンタービレ」です!
〉〉すごい勢いで語数を稼いでしまいました(笑)。
〉あ、やっぱりおもしろいですか。
〉そういうことなら、わたしも読んでみます。(笑)
ぜひ〜。内容もさることながら、「のだめ」では、吹き出しの中が全部大文字ではなく、ふつうに小文字が使われているのです。
どうしてマンガの多くが全大文字なのかまったく理解できませんが、かなり読みにくいですよね。
ではでは。
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お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2011/4/24(19:50)
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ミッシェルさん、すみません。ちょっと追加。
〉〉英語ではそう書くみたいですね。
〉〉シャーロック・ホームズとか、依頼人が一気に長々と事件を説明したりするので、
〉〉しょっちゅう出て来ます。
〉〉話してる人が替わってないよ、ということなので、慣れると便利ですよね。
〉〉和書だと、同じ人が話してるのに、カッコが閉じられてたりして、混乱する。。
〉へぇぇ。そうなんですね。柊さんの説明で既に納得はしていたのですが、たしかにこれは前半の括弧を閉じてから段落変えて再スタートするよりずっと合理的な方法に思えます。
同感です。合理的ですよね。
〉「忘れてるかもしれないけど、これ喋ってる内容だからね」という確認のための後半最初の「”」なんですね。(私の文章がややこしい…)
いえいえ、よくわかります。
和書だと、カギカッコをつけずに段落を変えてたりするんですが、
地の文なのか、まだ話しているのか、一瞬わからないときがありますね。
〉シャーロックホームズはまだ敷居が高くて読んだことがないのですが、確かに会話文が長そうなイメージがあります。
〉読めるようになったらしっかりチェックします!
はい! (って、私もそんなに読めてるわけではないんですけど…)
典型的な一例を、グーテンベルクさんから拾ってきました。
http://www.gutenberg.org/files/1661/1661-h/1661-h.htm#2
The Adventures of Sherlock Holmes の The Red-Headed League という作品で、
事の顛末を、依頼人が説明している部分。
最初と最後だけがホームズのコメントで、中はすべて依頼人が一気にしゃべっています。
一部なので内容はわかりにくいですが、まぁこんな感じということで。
“He is still with you, I presume?”
“Yes, sir. He and a girl of fourteen, who does a bit of simple
cooking and keeps the place clean—that’s all I have in the house,
for I am a widower and never had any family. We live very quietly,
sir, the three of us; and we keep a roof over our heads and pay our
debts, if we do nothing more.
“The first thing that put us out was that advertisement. Spaulding,
he came down into the office just this day eight weeks, with this
very paper in his hand, and he says:
“ ‘I wish to the Lord, Mr. Wilson, that I was a red-headed man.’
“ ‘Why that?’ I asks.
“ ‘Why,’ says he, ‘here’s another vacancy on the League of the
Red-headed Men. It’s worth quite a little fortune to any man who
gets it, and I understand that there are more vacancies than there
are men, so that the trustees are at their wits’ end what to do with
the money. If my hair would only change colour, here’s a nice little
crib all ready for me to step into.’
“ ‘Why, what is it, then?’ I asked. You see, Mr. Holmes, I am a
very stay-at-home man, and as my business came to me instead of my
having to go to it, I was often weeks on end without putting my foot
over the door-mat. In that way I didn’t know much of what was going
on outside, and I was always glad of a bit of news.
“ ‘Have you never heard of the League of the Red-headed Men?’ he
asked with his eyes open.
“ ‘Never.’
“ ‘Why, I wonder at that, for you are eligible yourself for one of
the vacancies.’
“ ‘And what are they worth?’ I asked.
“ ‘Oh, merely a couple of hundred a year, but the work is slight,
and it need not interfere very much with one’s other occupations.’
“Well, you can easily think that that made me prick up my ears, for
the business has not been over good for some years, and an extra
couple of hundred would have been very handy.
“ ‘Tell me all about it,’ said I.
“ ‘Well,’ said he, showing me the advertisement, ‘you can see for
yourself that the League has a vacancy, and there is the address
where you should apply for particulars. As far as I can make out, the
League was founded by an American millionaire, Ezekiah Hopkins, who
was very peculiar in his ways. He was himself red-headed, and he had
a great sympathy for all red-headed men; so, when he died, it was
found that he had left his enormous fortune in the hands of trustees,
with instructions to apply the interest to the providing of easy
berths to men whose hair is of that colour. From all I hear it is
splendid pay and very little to do.’
“ ‘But,’ said I, ‘there would be millions of red-headed men who
would apply.’
“ ‘Not so many as you might think,’ he answered. ‘You see it is
really confined to Londoners, and to grown men. This American had
started from London when he was young, and he wanted to do the old
town a good turn. Then, again, I have heard it is no use your
applying if your hair is light red, or dark red, or anything but real
bright, blazing, fiery red. Now, if you cared to apply, Mr. Wilson,
you would just walk in; but perhaps it would hardly be worth your
while to put yourself out of the way for the sake of a few hundred
pounds.’
“Now, it is a fact, gentlemen, as you may see for yourselves, that
my hair is of a very full and rich tint, so that it seemed to me that
if there was to be any competition in the matter I stood as good a
chance as any man that I had ever met. Vincent Spaulding seemed to
know so much about it that I thought he might prove useful, so I just
ordered him to put up the shutters for the day and to come right away
with me. He was very willing to have a holiday, so we shut the
business up and started off for the address that was given us in the
advertisement.
“I never hope to see such a sight as that again, Mr. Holmes. From
north, south, east, and west every man who had a shade of red in his
hair had tramped into the city to answer the advertisement. Fleet
Street was choked with red-headed folk, and Pope’s Court looked like
a coster’s orange barrow. I should not have thought there were so
many in the whole country as were brought together by that single
advertisement. Every shade of colour they were—straw, lemon, orange,
brick, Irish-setter, liver, clay; but, as Spaulding said, there were
not many who had the real vivid flame-coloured tint. When I saw how
many were waiting, I would have given it up in despair; but Spaulding
would not hear of it. How he did it I could not imagine, but he
pushed and pulled and butted until he got me through the crowd, and
right up to the steps which led to the office. There was a double
stream upon the stair, some going up in hope, and some coming back
dejected; but we wedged in as well as we could and soon found
ourselves in the office.”
“Your experience has been a most entertaining one,” remarked Holmes
as his client paused and refreshed his memory with a huge pinch of
snuff. “Pray continue your very interesting statement.”
ちなみに、The Red-Headed League 通じて、「“」は244個、「”」は189個でした。
〉〉〉最後になりましたが、今のお気に入りは「のだめカンタービレ」です!
〉〉〉すごい勢いで語数を稼いでしまいました(笑)。
〉〉あ、やっぱりおもしろいですか。
〉〉そういうことなら、わたしも読んでみます。(笑)
〉ぜひ〜。内容もさることながら、「のだめ」では、吹き出しの中が全部大文字ではなく、ふつうに小文字が使われているのです。
あー。それは読みやすそうですね。
〉どうしてマンガの多くが全大文字なのかまったく理解できませんが、かなり読みにくいですよね。
面食らいますよね。どうして全大文字なんでしょうね。
ラテン語はもともと全大文字なんですけどね。(関係ないな…)
失礼いたしました。
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たかぽんさん,さっそくquoteをありがとうございます。
〉The Adventures of Sherlock Holmes の The Red-Headed League という作品で、
〉事の顛末を、依頼人が説明している部分。
〉最初と最後だけがホームズのコメントで、中はすべて依頼人が一気にしゃべっています。
〉一部なので内容はわかりにくいですが、まぁこんな感じということで。
…なんていうか、これは、すごすぎですね。
さすがの私もここまで連発されたら、どうまちがっても印刷ミスとは思いませんね(笑)。
〉ちなみに、The Red-Headed League 通じて、「“」は244個、「”」は189個でした。
約23%のquoteが、同一の直接話法内部での利用なのですね!(あ、つい理系のクセで計算しちゃいました)
さらに会話(「”」括弧の部分)内部でも会話(「'」括弧の部分)が多用されていて、既に難解なパズルのようです。
たぶんリトールド版ではこのようなことは上手く避けて編集しているのでしょうね。原著ならでは。
〉ラテン語はもともと全大文字なんですけどね。(関係ないな…)
へ。そうなんですか。
マンガは英語の原点に立ち返って表記を…してるわけないですね。
ありがとうございました。