[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/27(01:32)]
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12037. Re: 1000万語通過 おめでとうございます!
お名前: ありあけファン
投稿日: 2010/8/13(14:34)
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杏樹さん 1000万語通過おめでとうございます
ありあけファン@語数カウントツール故障中 です
(たぶん,300万語〜350万語の間のどこか)
〉ついに1000万語通過しました!(あ、英語です)。
〉通過本は「The Lord of the Rings」です。そう、多読を始めたときのとお〜い、とお〜い目標本。
私もこの本は読みたいです.
GRは持っているのですが,原作で感動を味わいたい気分もあって,
読んでいませんが,?万語かの通過本にしようかなあ?
他にも何冊か,原作へのこだわりのような本があるのですが,誘惑に負けて
GRで読んでしまった本もあります.
〉それから、今回は読んでいると邦訳で読んだときのことがよみがえってくるのです。日本語の文章や寺島龍一氏の挿絵が浮かんできます。前はぼんやりとした理解力で読んでいたためか、邦訳のどの部分か細かいところまでは思い至らなかったようです。しかし今回は内容が把握できていたためか、忘れていた場面も「あー、そうだった」と思い出すのです。
昔,テレビで『大草原の小さな家』をやっていたことがありましたが,
ずいぶんと昔のことなのに,多読で原作を読んだ時に情景が鮮明に浮かんできました.
以前に行ったことがあるような不思議な感覚で最初はわからなかったのです
が...
〉また、少し前に単語や辞書が話題になっていたこともあり、そのころ読んでいたあたりで単語にちょっと注目してみました。そうしたら、多読前は知っているはずのなかった単語がたくさん「わかる」ことがわかりました。いつの間に覚えたのかわかりませんが、とにかく「いつのまにか」覚えている、それも「単語を覚えた」ではなく「わかる言葉が増えた」という感じです。「指輪物語」を読んでいる間に覚えた言葉もあります。最初は単なる未知単語だったのが、何度か出てくるうちにすっかりわかるようになりました。
私も多読を始める前は,単語は「知っているか知らないか」の二律背反と
しか捉えていませんでした.
でも,実際には,ある単語に出会ったときに
全然なじみもなくとらえどころがない
なじみはないが違和感もない
意味はわからないが存在すら自覚できない
なんとなくの雰囲気は無意識に感じている
など,さまざまな状態があることが多読を始めてから知りました.
単語暗記派の方からすると,上記はすべて「知らない単語」の範疇に入る
のでしょうね.でも,多読では何らかの理解には寄与しているようです.
しかも,何回もいろいろな場面で出会うごとに変化を遂げながら自分なり
のイメージが作られていくような気がします.
〉そのころ、辞書を引きながら英語の本をいくつか読んでみた結果、「辞書を引いても読めないものは読めない」ということを痛感していました。
〉400万語通過の時は大キリンで、本当にこれがもっとわかる日が来るのだろうかと思いました。
〉それが、本当に、本当に読める日が来たのです。
こういう楽しみは本当に気持ちいい読書体験ですね.
私も辞書を引きながら読んで撃沈.その後,多読を始めてからキリンで
読んで途中になっている本がありますので,一度,読んでみますね.
〉本当に「読んでいればいつかは読めるようになる」んですね。ああ、万年レベル3に悩んだ日々…。もともとの英語力が低いから、多読しても読む力には限界があるのではないかと思ったこともあります。でも「指輪物語」がこんなにわかるようになるなんて、やっぱり多読ってすごいです。一番すごいのは「勉強していない」ことです。文法の勉強や単語暗記をしたりせず、いつのまにか読めるようになったので、なんで読めるのか、あんなに難しかった本がなんで読めるのか、自分でもよくわかりません。
確かに,どんどんレベルを上げていける人もいるでしょうが,私もベースは
レベル3ぐらいで,100万語通過時とほとんど変わっていない気がします.
一方,キリン読みできる本は着実に増えていっているようです.
〉★多読と勉強
〉さて、1000万語読むのに7年半かかりました。
〉最初多読を始めたときはいくらなんでも「指輪物語」が読めるようになるなんて、と思いました。もしそのとき7年半かかると言われてたら「そんなにかかるの?!」と思って腰が引けたかもしれません。
そういう意味では,最初の目標としての100万語は妥当な語数ですね.
私は,『今日から読みます英語100万語』で多読を知ったのですが,
なんとなく自分にもできそうな気がしましたから...
〉多読が効率が悪いような印象を与えるのはそういった部分かも知れません。100万語読んでもPBは読めないし。でも例えば遅めの設定で1年に100万語読んだとして、5年で500万語読んで、そのあたりまで来ると英語との付き合いが一生ものになる…というアプローチならどうでしょうか。
早い時期に英語が「一生ものになる」という感覚が得られるという点から,
多読は(長期的には)最も効率的な英語アプローチ法なのでしょう.
〉そもそも語学の勉強は手間ヒマかかるものです。何ヶ月とか、1年とか学習期間が設定された語学教材をしてたとして、それはそれで真面目に勉強すればそれなりに力は付くでしょう。でもどんな勉強をしても、数ヶ月や1年で英語が「マスター」できるわけではありません。ペラペラしゃべってPBを読みこなし、メールのやり取りも映画を字幕なしで見るのもOK!というレベルになるにはよほど大変な勉強をしなくてはいけません。それならば、数年にわたって面白い本をたくさん読んでいくのと、どれだけ効果が違うのでしょうか。少なくとも多読の方が効率が悪い、ということはないと思います。試験のための勉強など特別な目的のための勉強なら別ですが。
多読の効果や有効性が話題になる時に,「長期的な視点」というのが見逃
されていることが多いですね.
たぶん,今まであまり研究されてこなかったのでしょう!
受験や会社で要求されるTOEICスコアなど,短期間で結果を出さなけ
ればならない状況が多いのがその原因だと思います.
しかし,これからはもっともっと多読の長期的な有用性に関する研究が
されてもいいのではないか,そんな風に感じるのは私だけでしょうか?
〉ただ、多読だけで何でもできる、と主張するのも原理主義的な考え方です。
〉多読は英語の強力な土台作り、基礎作りになると思います。もしもっと高度な英語力を身につけたいと思ったら、それはそれで目的に沿った勉強が必要です。そう、「目的」が重要です。英語で何がしたいのか、何が必要なのか、それを自分で考えて、自分に必要な英語を身につけていくという姿勢が必要です。
〉でもそんなにたいして英語が必要じゃないとか、必要じゃないから勉強する気にならない、ということなら好きな本を読んでいればそれでいいでしょう。そこは自分で取捨選択することです。多読は自分が英語と付き合うための基礎作り、土台作りだと思います。
〉多読と勉強は対立するものではなく、勉強したい人には多読を土台にすれば語学力を上げる強い助けになり、勉強したくない人もそれなりに英語がわかるようになっていくというフレキシブルな「勉強法」だと思います。
本当にその通りだと思います!
たぶん,というか,ほぼ間違いなくその通り!
これらが,エビデンスとして蓄積されることが重要ですね.
〉★単語、辞書について
〉まず小ネタ。「指輪物語」を読んでいて、知らない単語をいつの間にか覚えていることに気が付きましたが、それでもわからない単語が出てきたら辞書を引きました。
〉そこでやはり英英辞典がいいなと思ったところがあります。
〉「The Hobbit」では、ビルボはBurglerと言われます。これは多読で覚えた言葉ですが、ビルボがBurgler??と思いました。それで英和辞典を見てみました。「夜盗、盗賊」と書いてあります。私が思っているのと同じ意味です。でもビルボは泥棒じゃないし…。それで英英辞典を見てみました。
〉someone who enters a building illegally in order to steel things
〉つまりここではenters a building illegallyの意味が重要らしいです。そういえば邦訳では「忍びのもの」となっていました。
〉それから、ちょっと難しいあたりがあったので、試しにマメに英英辞典をひきながら読む、ということもしてみました。でもやはり辞書を引いてスッキリわかるところもあれば、よくわからないところもあります。そしてやはり辞書を引きながら読むと速度が落ちます。ということで、あまりマメに、ではなく適当に、速度を妨げない程度に、そしてあまり期待をしないで引くというスタンスで引くのがいいと思いました。
〉それから、英語学習の掲示板でRy0tasanが言っていましたが、語彙を増やすには一定の速度で読む必要があるということです。私はこれを見て、多読三原則の説明ができるのではないかと思いました。語彙を増やすだけではなく文章を理解する力をつけるにも一定の速度は必要だろうと思います。
〉多読とは、とにかく最初は「三原則を守って読むこと」で、多読の効果はその結果「体感」するものだということになっています。体感するのが大切だから理屈抜きにとにかく読んでみろ、ということです。特になぜ辞書を引いてはいけないのか納得できない人には無理矢理にでも「とにかく辞書を引かないで100万語読んでみてください」と言うしかありませんでした。
〉しかし理解するのに一定の速度が必要だとなりますと、「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」は、その速度を保つために必要ということになります。そして一定の速度で内容がわかる本、つまりやさしい本から読む必要があるということになります。ただ、その速度をはっきり数字で規定してしまうと数字にとらわれてしまうなどの問題がありますので、ここはとりあえず「一定の速度で読むこと」程度の表現にしておいたほうがいいと思います。
まずはストーリーに完全に没頭することが必要なのでしょうが,私も多読
開始直後は,うまく感覚がつかめませんでした.
でも,あえて数字が示されていなかったから(本当は少しは示されていた
のですが,特に強調はされていないので意識しませんでした),自然に
早く掴めたのだと思います.
「〜wpm」で読もうというより,「一定の速度で」とか「波に乗って」
のほうが本質を突いていると思います.
〉だから…というわけでもないんですが、「指輪物語」で一部音読してみました。きちんと発音しようとするとかえって発音に気をとられて内容がおろそかになったり速度が落ちたりしますが、「もごもごシャドウイング」みたいな感じで一定の速度を保つことだけ考えて声を出して読んでみました。
〉私は普通に読んでいるときはある程度脳内音読になっているのですが、この脳内音読がけっこうカタカナ英語です。特にわかりにくいところ、難しいところになると速度が落ちてますますカタカナ英語っぽくなってしまいます。それで強いアクセントだけはっきりさせて、あとは音をどんどん落として一定の速度を保ちながら読んでみようと思ったんです。そうしたら難しい箇所でもなんとなく、全体的に「こんな感じのことが書いてある」というのがつかみやすいような気がしました。
〉それで思ったのは
〉細部にこだわるとかえってわからなくなる
〉ということです。
〉今までも「トップダウン方式」の理解とか、言葉の最小単位は文章、あるいは「物語」ということが言われてきました。英語の勉強ではなく、言葉として理解するためには、全体的に何が書いてあるか、をつかむ力をつけるのが大切なのです。それが細部にこだわりだすと、全体を見渡すことができなくなるのです。
〉そのために、一定の速度で「すらすら」感を感じながら読んでいく練習が必要で、そのために「辞書は引かない」「わからないところは飛ばす」「レベル0〜1から読む」という方法が有効だということになります。
〉そして速度を保って読むことを体得できれば、その速度を妨げないように辞書を引けば大丈夫ということになります。
最近では昔と違って,レベル0〜1の本がたくさん手に入るようになりました.
あまり報告例がないようだけど,レベル0〜1だけで100万語という
ケースも多くなってきたと思うのですがどうなのでしょうか?
(私の時はレベル2までで100万語でした)
Curious George などのような本も増えてきたし...
〉★これから
〉多読で計画を立てるのはムダ、ということはさんざん思い知らされました。ですから計画は立てません。とりあえず英語と中国語はまずます好きな本を好きなように読めるようになってきたので未読本を片付けることだけ考えていればいいのですが(片付けるのが大変なのですが)、フランス語がもう少し読めるようになるまでやさしい本を読み続ける必要があります。これが一体どこまでできるものか…。
〉中国語が500万字通過してからほとんど止まっているので何とかしたいし、英語はDragon Slayers' Academyの続きを読みたいし、まだまだ未読本との格闘が続きそうです。
またのご報告を楽しみにしています.
〉おまけ
〉1000万語記念にTOEICを受けました。多読半年前に偶然受けていたので、500万語通過時に受けました。ですから次は1000万語通過したら受けようと思っていました。
〉でもテストの内容が変わっていて、比較になるのか不安です。リスニングも長文を聞くタイプのものが増えたようですし、長文問題もどっさり増えたようで、前よりずいぶん難しく感じました。下がってたらショックかも。
この前に受験したCASECもリスニングが長くなっていたような気がします.
これからも楽しく多読を続けましょう!
HAPPY READING!!!
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ありあけファンさん、こんにちは。
〉杏樹さん 1000万語通過おめでとうございます
ありがとうございます。
〉ありあけファン@語数カウントツール故障中 です
〉(たぶん,300万語〜350万語の間のどこか)
故障ですか。まあ50万語ぐらい誤差の範囲だと思いましょう。
〉〉ついに1000万語通過しました!(あ、英語です)。
〉〉通過本は「The Lord of the Rings」です。そう、多読を始めたときのとお〜い、とお〜い目標本。
〉私もこの本は読みたいです.
〉GRは持っているのですが,原作で感動を味わいたい気分もあって,
〉読んでいませんが,?万語かの通過本にしようかなあ?
GRもあるんですね。
〉他にも何冊か,原作へのこだわりのような本があるのですが,誘惑に負けて
〉GRで読んでしまった本もあります.
どうなんでしょう。難しくてなかなか読めそうにないならGRで読んでしまってもいいかもしれません。
〉〉それから、今回は読んでいると邦訳で読んだときのことがよみがえってくるのです。日本語の文章や寺島龍一氏の挿絵が浮かんできます。前はぼんやりとした理解力で読んでいたためか、邦訳のどの部分か細かいところまでは思い至らなかったようです。しかし今回は内容が把握できていたためか、忘れていた場面も「あー、そうだった」と思い出すのです。
〉昔,テレビで『大草原の小さな家』をやっていたことがありましたが,
〉ずいぶんと昔のことなのに,多読で原作を読んだ時に情景が鮮明に浮かんできました.
〉以前に行ったことがあるような不思議な感覚で最初はわからなかったのです
〉が...
ありあけファンさんも似たような経験があったみたいですね。本がきっかけで情景がよみがえってくる…。
〉〉また、少し前に単語や辞書が話題になっていたこともあり、そのころ読んでいたあたりで単語にちょっと注目してみました。そうしたら、多読前は知っているはずのなかった単語がたくさん「わかる」ことがわかりました。いつの間に覚えたのかわかりませんが、とにかく「いつのまにか」覚えている、それも「単語を覚えた」ではなく「わかる言葉が増えた」という感じです。「指輪物語」を読んでいる間に覚えた言葉もあります。最初は単なる未知単語だったのが、何度か出てくるうちにすっかりわかるようになりました。
〉私も多読を始める前は,単語は「知っているか知らないか」の二律背反と
〉しか捉えていませんでした.
〉でも,実際には,ある単語に出会ったときに
〉 全然なじみもなくとらえどころがない
〉 なじみはないが違和感もない
〉 意味はわからないが存在すら自覚できない
〉 なんとなくの雰囲気は無意識に感じている
〉など,さまざまな状態があることが多読を始めてから知りました.
〉単語暗記派の方からすると,上記はすべて「知らない単語」の範疇に入る
〉のでしょうね.でも,多読では何らかの理解には寄与しているようです.
〉しかも,何回もいろいろな場面で出会うごとに変化を遂げながら自分なり
〉のイメージが作られていくような気がします.
それを「知らない単語」に分類するような勉強法をしていたから単語を覚えるのが大変なんですよ。未知単語を暗記で覚えても忘れます。なんとなく見覚えがあるとか、だんだんなじみになってくるとか、そういったイメージが作られていく過程が本当に「覚える」のに必要なんだと思います。
〉〉そのころ、辞書を引きながら英語の本をいくつか読んでみた結果、「辞書を引いても読めないものは読めない」ということを痛感していました。
〉〉400万語通過の時は大キリンで、本当にこれがもっとわかる日が来るのだろうかと思いました。
〉〉それが、本当に、本当に読める日が来たのです。
〉こういう楽しみは本当に気持ちいい読書体験ですね.
〉私も辞書を引きながら読んで撃沈.その後,多読を始めてからキリンで
〉読んで途中になっている本がありますので,一度,読んでみますね.
私もほかに投げっぱなしになっている本があります。そろそろ読めるかもしれません。
〉〉本当に「読んでいればいつかは読めるようになる」んですね。ああ、万年レベル3に悩んだ日々…。もともとの英語力が低いから、多読しても読む力には限界があるのではないかと思ったこともあります。でも「指輪物語」がこんなにわかるようになるなんて、やっぱり多読ってすごいです。一番すごいのは「勉強していない」ことです。文法の勉強や単語暗記をしたりせず、いつのまにか読めるようになったので、なんで読めるのか、あんなに難しかった本がなんで読めるのか、自分でもよくわかりません。
〉確かに,どんどんレベルを上げていける人もいるでしょうが,私もベースは
〉レベル3ぐらいで,100万語通過時とほとんど変わっていない気がします.
レベル3が重要なのは、後になるほど感じてきますね。それに多読のレベルは右肩上がりには上がっていかないようです。でも語学の勉強自体そういうものなのですが。
〉一方,キリン読みできる本は着実に増えていっているようです.
それは言えますね。レベルが上がるほどキリンもできるようになっていきます。
〉〉★多読と勉強
〉〉さて、1000万語読むのに7年半かかりました。
〉〉最初多読を始めたときはいくらなんでも「指輪物語」が読めるようになるなんて、と思いました。もしそのとき7年半かかると言われてたら「そんなにかかるの?!」と思って腰が引けたかもしれません。
〉そういう意味では,最初の目標としての100万語は妥当な語数ですね.
〉私は,『今日から読みます英語100万語』で多読を知ったのですが,
〉なんとなく自分にもできそうな気がしましたから...
そうですね。100万語という設定は最初の目標にはいいですね。
〉〉多読が効率が悪いような印象を与えるのはそういった部分かも知れません。100万語読んでもPBは読めないし。でも例えば遅めの設定で1年に100万語読んだとして、5年で500万語読んで、そのあたりまで来ると英語との付き合いが一生ものになる…というアプローチならどうでしょうか。
〉早い時期に英語が「一生ものになる」という感覚が得られるという点から,
〉多読は(長期的には)最も効率的な英語アプローチ法なのでしょう.
なにしろ多読で覚えた言葉は忘れないので、長期的にはとても有効です。
〉〉そもそも語学の勉強は手間ヒマかかるものです。何ヶ月とか、1年とか学習期間が設定された語学教材をしてたとして、それはそれで真面目に勉強すればそれなりに力は付くでしょう。でもどんな勉強をしても、数ヶ月や1年で英語が「マスター」できるわけではありません。ペラペラしゃべってPBを読みこなし、メールのやり取りも映画を字幕なしで見るのもOK!というレベルになるにはよほど大変な勉強をしなくてはいけません。それならば、数年にわたって面白い本をたくさん読んでいくのと、どれだけ効果が違うのでしょうか。少なくとも多読の方が効率が悪い、ということはないと思います。試験のための勉強など特別な目的のための勉強なら別ですが。
〉多読の効果や有効性が話題になる時に,「長期的な視点」というのが見逃
〉されていることが多いですね.
〉たぶん,今まであまり研究されてこなかったのでしょう!
〉受験や会社で要求されるTOEICスコアなど,短期間で結果を出さなけ
〉ればならない状況が多いのがその原因だと思います.
〉しかし,これからはもっともっと多読の長期的な有用性に関する研究が
〉されてもいいのではないか,そんな風に感じるのは私だけでしょうか?
それと、「○○勉強法」に飛びついても「マスター」できなくて挫折する人が多いというのもあるかもしれません。その勉強法で「マスター」すれば英語ができたのに…という幻想を持ってしまうのかもしれません。
それに対して多読は地道すぎて、半年、1年かかって100万語読んでもPBが読めないとなると、もっとほかに効率のいい「マスター」できる勉強法があるような幻想を抱いてしまうのかもしれません。
多読というより、語学の勉強はどうしても地道にコツコツやっていかないといけないし、何年もかかってやっと結果が出るものです。そこを踏まえた上で「長期的な有用性」を伝えていくのが重要だと思います。
〉〉ただ、多読だけで何でもできる、と主張するのも原理主義的な考え方です。
〉〉多読は英語の強力な土台作り、基礎作りになると思います。もしもっと高度な英語力を身につけたいと思ったら、それはそれで目的に沿った勉強が必要です。そう、「目的」が重要です。英語で何がしたいのか、何が必要なのか、それを自分で考えて、自分に必要な英語を身につけていくという姿勢が必要です。
〉〉でもそんなにたいして英語が必要じゃないとか、必要じゃないから勉強する気にならない、ということなら好きな本を読んでいればそれでいいでしょう。そこは自分で取捨選択することです。多読は自分が英語と付き合うための基礎作り、土台作りだと思います。
〉〉多読と勉強は対立するものではなく、勉強したい人には多読を土台にすれば語学力を上げる強い助けになり、勉強したくない人もそれなりに英語がわかるようになっていくというフレキシブルな「勉強法」だと思います。
〉本当にその通りだと思います!
〉たぶん,というか,ほぼ間違いなくその通り!
〉これらが,エビデンスとして蓄積されることが重要ですね.
うう、ありがとうございます〜。そうなるといいんですけど。
〉まずはストーリーに完全に没頭することが必要なのでしょうが,私も多読
〉開始直後は,うまく感覚がつかめませんでした.
〉でも,あえて数字が示されていなかったから(本当は少しは示されていた
〉のですが,特に強調はされていないので意識しませんでした),自然に
〉早く掴めたのだと思います.
〉「〜wpm」で読もうというより,「一定の速度で」とか「波に乗って」
〉のほうが本質を突いていると思います.
数字を示すととらわれてしまう人がいますから、必ずしも数字を基準にするのがいいとはいえないんですね。自分が「波に乗って」読む感覚をつかむのが一番いいんですね。
〉最近では昔と違って,レベル0〜1の本がたくさん手に入るようになりました.
〉あまり報告例がないようだけど,レベル0〜1だけで100万語という
〉ケースも多くなってきたと思うのですがどうなのでしょうか?
〉(私の時はレベル2までで100万語でした)
〉Curious George などのような本も増えてきたし...
本当にどんどん本が開発されますね。絵本だけで100万語とか、レベル1で100万語とか、昔ほど難しくなさそうです。
それだけでなく、レベル3もどんどんおもしろい本が増えていって、今頃読みたい本が見つかります。
〉〉★これから
〉〉多読で計画を立てるのはムダ、ということはさんざん思い知らされました。ですから計画は立てません。とりあえず英語と中国語はまずます好きな本を好きなように読めるようになってきたので未読本を片付けることだけ考えていればいいのですが(片付けるのが大変なのですが)、フランス語がもう少し読めるようになるまでやさしい本を読み続ける必要があります。これが一体どこまでできるものか…。
〉〉中国語が500万字通過してからほとんど止まっているので何とかしたいし、英語はDragon Slayers' Academyの続きを読みたいし、まだまだ未読本との格闘が続きそうです。
〉またのご報告を楽しみにしています.
次は英語以外の報告でしょうね。
〉〉おまけ
〉〉1000万語記念にTOEICを受けました。多読半年前に偶然受けていたので、500万語通過時に受けました。ですから次は1000万語通過したら受けようと思っていました。
〉〉でもテストの内容が変わっていて、比較になるのか不安です。リスニングも長文を聞くタイプのものが増えたようですし、長文問題もどっさり増えたようで、前よりずいぶん難しく感じました。下がってたらショックかも。
〉この前に受験したCASECもリスニングが長くなっていたような気がします.
結果は英語学習のところに書いたとおりでした。
〉これからも楽しく多読を続けましょう!
〉HAPPY READING!!!
ありあけファンさんもHappy reading!
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横レス、かつ部分レスで失礼します。
> 単語暗記派の方からすると,上記はすべて「知らない単語」の範疇に入る
> のでしょうね.
単語暗記していますが、やり方が適当なせいで、忘却曲線使った暗記用のソフトに入れたはずのものでも、なんとなく音や形(スペル)だけ覚えている単語や、毎回前後から意味を推測しているんじゃないかと思うような単語があります。
読むのに英和辞書も使っているのですが、ピンポイントで引きたいところ以外は引いていないので、そこから来たもので似たものがあると思いますが。
(引かないのは自分にはストレスでしたが、引くのが多すぎてもストレスでつまらなくなるので(特に難しめの本)この読み方になっています、
2-3回パラグラフを読み返せば辞書なくても腑に落ちた感じになること多いですし)
(自然な獲得(や英絶の方向)を目指すなら我慢したところですけど)