[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/26(00:02)]
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お名前: Chips
投稿日: 2009/8/8(17:58)
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多読を始めたのが昨年の8月、ちょうど1年で400万語を通過しました。
5月、6月とちょっとペースが落ちましたが、7月から少し挽回して、やっと通過です。この掲示板の色々な方の発言や、タドキストの皆さんのブログを刺激に、ここまで続けて来れました。感謝、カンシャです。
300万語以降から、今までに読んだ本の中で印象に残ったのは、次の通りです。
(1) Darren Shan
vampireとvampanezeの対決、事態は意外な展開になり、最後の11巻、12巻は、立て続けに読みました。Darrenと親友だったSteveが、こんな結末になるとは・・・。ヤングアダルト向けの本なので、オジサンの私としては、日本語では読まなかっただろう本です。しばし、少年時代に帰ったような気分でした。
(2)St.Patrick's Day Murder
同じようなタイトルは、Lee Harrisの作品もありますが、私が読んだのは、Leslie Meier作のLucy Stoneシリーズです。Old Danと呼ばれる人物が殺され、その弟夫婦がアイルランドから演劇の指導にやってきた。主婦探偵の推理、活躍がテレビドラマのように展開されます。アイルランドの伝説や、タイトルになっている『聖パトリックの日」も、うまく解説されています。コージー・ミステリーの1冊。3月中に読み終えたかったんですが、4月に入ってしまいました。
(3) Fairy Realmシリーズ
T高専の図書館にある8巻The Water Spritesまで読みました。妖精の女王だったJessica.その孫娘であるJessieが主人公です。妖精の世界に事件が発生し、その手助けにJessieがでかけるというパターンですが、Rainbow Magicよりもストーリー性があり、毎回、結末を楽しみに読めました。10巻まであるようなのですが、まだ図書館には入っていません。
オーストラリアの女性作家Emily Roddaの他の作品であるDeltora Quest や Rowan of Rinは未読です。英語表現が、Cynthia Rylantのように美しいので、味わいながら読みました。
(4) Heartland
これもタドキストにはお馴染みのシリーズですね。9巻まで読みました。第8巻のThicker Than Waterでは、12年ぶりの父親との再会がテーマ。姉が呼んだはずなのに、しっくりいかず、嫌がっていた妹のAmyが父親を実感する、という展開。それと同時進行でトラウマをもった馬の癒しが描かれ、page-turnerって言うんでしょうか、次がどうなるかと夜が更けるのも承知で読みました。(平日に読むのは、翌日の仕事に影響しそうで、あまりお薦めできません)
第9巻のEvery New Dayも、結構読み応えがありました。Native Americanでhorse farmを持っているHutenという老人を訪ねてAmyとLouが出かけるところからストーリーが始まります。そのHuten老人が話す言葉が印象的でした。
The right time has a habit of hiding itself. It always lies just out of our view.
好機というものは隠されていて、なかなかその時は気がつかないものだ。
"A teacher must learn to become invisible," he said softly.
「教師と言うのは、自分の存在を見えなくすることを学ばなくてはいけないんだ」
死生観を語って、彼がAmyに言うせりふ、
"One of my forebears said, 'There is no death, only a change of worlds'. Remember that. It might be of comfort to you."
『先人いわく、人は死ぬのではなく、別の世界へ移ってゆくだけなんだよ」
(5) その他
他に、高校生が主人公のFRLもほとんど読みました。ORT、LLL.ICRも読み返したりしてみました。他にEnid BlytonやDiana Wynne Jonesの作品にマザーグースが多く引用されているので、それを探して翻訳本と合わせて読んだりしました。
と言うわけで、今、振り返ってみると、思い出に残っているのは、ダレン・シャン以外は女性作家の作品ばかりになってしまいました。男性作家では、Zack FileやMy Weird Schoolシリーズなども読んでいますが、確かに面白いんですが、心に響くという内容ではありません。
もっとRobert B. Parkerや、Michael Connelly, Jeffery Deaverなどのハード・ボイルドな男性作家の作品を読まないといけないのかもしれませんが、本棚の片隅に追いやられています。このあたり男性のタドキストの皆さんは、どうお考えなのでしょうか。
ともあれ、ストーリーを楽しんで読むのが多読の王道のはず。しばらくは、心の赴くままに暑い夏、多読生活を続けたいと思っています。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2009/8/9(21:07)
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Chipsさん、こんにちは。
400万語通過おめでとうございます!
Darren Shan, Fairy Realm, Heartlandはどれも僕も大好きなシリーズです。
特にDarren ShanとHeartlandは物語のテンションが高くて、続きを読まずに
いられない感じでした。
Heartlandは本編は20巻で完結していますが、まだ外伝が続いていて
続編が出るのを心待ちにしています。おまけ本のAmy's Journalには
Grandpa自慢のMuffinのレシピが載っています。なかなか美味しいですよ。
Lucy Stoneシリーズは未読です。今調べたらYL6-7くらいのようですね。
少し僕にはレベルが高いかもしれませんが、一度試してみようと思います。
僕も女性作家の本はたくさん読んでますね。数えてみたことはないですが
冊数でも語数でもきっと女性作家の作品のほうが多いんだと思います。
でも、Louis SacharやAndrew Clements等、男性作家の児童書も僕は
大好きです。Sacharの作品の中でMy Weird Schoolだけは馴染めません
でしたが。
僕は作家の性別は気にならないですね。Jacqueline Wilsonや
Cynthia Rylantも楽しく読めてます。
また、次回の節目の時にでも気が向いたらお勧めの本を紹介してください。
Girl's Talk満載でも僕はOKなので!
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お名前: Chips
投稿日: 2009/8/10(12:04)
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"yhiroaki"さんは[url:kb:11637]で書きました:
〉Chipsさん、こんにちは。
〉 400万語通過おめでとうございます!
yhiroakiさん、早速のコメント有難うございます。
1年間で5百万語を目標にしましたが、ちょっとペースダウンになりました。でも、T図書館、T高専の図書館で手当たり次第に借りて、楽しみながら読んできたので、まずは通過点でホッと一息です。
〉 Darren Shan, Fairy Realm, Heartlandはどれも僕も大好きなシリーズです。
〉特にDarren ShanとHeartlandは物語のテンションが高くて、続きを読まずに
〉いられない感じでした。
〉 Heartlandは本編は20巻で完結していますが、まだ外伝が続いていて
〉続編が出るのを心待ちにしています。おまけ本のAmy's Journalには
〉Grandpa自慢のMuffinのレシピが載っています。なかなか美味しいですよ。
Heartlandシリーズ、今手元には第10巻"Tomorrow's Promises"があります。このお盆中に読むつもりです。ちなみに、400万語の通過本が第9巻でした。
同じ作者のChestnut Hillシリーズを3冊、購入してあります。こちらもぼちぼち読もうかなを、書棚に寝かせてあります。
そうですか。そのMuffinを食べてみたいですね。最近、ホームベーカリーに凝って、天然酵母を取り寄せて、焼いています。まだ、初心者ですが・・・。
〉 Lucy Stoneシリーズは未読です。今調べたらYL6-7くらいのようですね。
〉少し僕にはレベルが高いかもしれませんが、一度試してみようと思います。
コージーミステリーは、大体が主婦探偵の活躍で、それに男性刑事が絡む、というパターンが多いです。
今、Joanne Fluke作、クッキー屋さんのHannah Swensenシリーズの一冊、"BlueBerry Muffin Murder"を寝る前に読んでいます。すぐ眠ってしまうので、なかなか先に進みませんが、あと半分です。
〉 僕も女性作家の本はたくさん読んでますね。数えてみたことはないですが
〉冊数でも語数でもきっと女性作家の作品のほうが多いんだと思います。
〉でも、Louis SacharやAndrew Clements等、男性作家の児童書も僕は
〉大好きです。Sacharの作品の中でMy Weird Schoolだけは馴染めません
〉でしたが。
Louis Sacharの本は、私も7,8冊読みました。Marvin Redpostシリーズが読みやすいですね。Wayside Schoolものは、私も星2つぐらいです。人気の高いHolesはまだ未読です。
Andrew Clementsは、1冊読んだだけです。
児童文学、コージーミステリーが多いので、どうしても女性作家の作品が多くなるのでしょうか。男性、女性を問わず、また、面白い本があれば、ぜひご紹介ください。
ホットな夏、ホッと一息、多読に遊びましょう。
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お名前: yhiroaki http://hilog.net/eigo/
投稿日: 2009/8/13(18:23)
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Chipsさん、こんにちは。
Chestnut Hillシリーズは随所にGirl's Talkがでてきて
Heartlandよりは随分気楽な展開なので、これはこれで
楽しめます。登場人物たちにとってはオオゴトなんですが。
ぜひ楽しんでください。
GranpaのMuffinはバンくずと牛乳でつくるのでなんというか
フレンチトーストみたいな味(?)です。Muffinってこういうもの
なのかな。僕の普通のMuffinのイメージはカップケーキみたなの
なのですが。
Louis Sacharの本では、僕は
There's a Boy in the Girls' Bathroomが一番好きです。
確か100万語読む前でMTHとかを中心に読んでいたころで
児童書としての物語性の高さに魅了されました。
Marvin Redpost#2のWhy Pick on Meや、
Someday Angelineの続編にあたるDogs Don't Tell Jokes等
もお気に入りです。
もう読了済みかもしれませんが、よかったら試してみて
ください。
(でも、本当にびびっとくる本はみんな十人十色ですね)
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yhiroakiさんへ
Chipsです。またまたのコメント有難うございました。
"yhiroaki"さんは[url:kb:11640]で書きました:
〉 Chestnut Hillシリーズは随所にGirl's Talkがでてきて
〉Heartlandよりは随分気楽な展開なので、これはこれで
〉楽しめます。登場人物たちにとってはオオゴトなんですが。
〉ぜひ楽しんでください。
そうですか。3冊手元にあります。"The New Class"が#1のようですので、まずこれから読んでみます。
Heartlandは、#10"Tomorrow's Promise"も、一気に読んでしまいました。父親が送ってくれたジャンプ競技用の馬がどうなるのか、姉のLouとの関係は・・・と、思って読んでいったら、話がもう一つのほうばかりで終わってしまいました。次の巻に続くんでしょうか?来週、またT高専に行った時に借りてみます。
〉 GranpaのMuffinはバンくずと牛乳でつくるのでなんというか
〉フレンチトーストみたいな味(?)です。Muffinってこういうもの
〉なのかな。僕の普通のMuffinのイメージはカップケーキみたなの
〉なのですが。
このレシピーがついているスペシャルも注文しました。紀伊国屋から届くのが楽しみです。
このMuffin、簡単なら作ってみます。
〉 Louis Sacharの本では、僕は
〉There's a Boy in the Girls' Bathroomが一番好きです。
〉確か100万語読む前でMTHとかを中心に読んでいたころで
〉児童書としての物語性の高さに魅了されました。
〉Marvin Redpost#2のWhy Pick on Meや、
〉Someday Angelineの続編にあたるDogs Don't Tell Jokes等
〉もお気に入りです。
There's a Boy in the Girls' Bathroomは、私も読みました。
Sacharの本は、なんといっても"Holes"を読むべきなのでしょうが、まだ、そのきっかけがつかめません。本棚の上の方に鎮座しています。機(本?)が熟したら手にとってみます。
お盆休み、暑さにふうふう言いながら、Jacqueline Wilsonの"The Suitcase Kid"を読み終えたところです。
昨晩は日本語の文庫本で、山本一力の「あかね空」を、夜明け近くまでかけて読んでしまいました。同じ著者の「銀しゃり」を予約しておいたら、OKなのでというメールが入ったので、明日にでも市の図書館へ行ってきます。
では、Happy Reading, Happy Vacationingを!