Re: 没頭! これぞ醍醐味です!

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/25(01:37)]

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11426. Re: 没頭! これぞ醍醐味です!

お名前: ako
投稿日: 2009/2/27(17:16)

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ヒロミさん、はじめまして。akoと申します。

このたび「はじめまして」でのご投稿といい、今回の没頭されているご報告といい、
まさにわが意を得たり!で、
今号の、SSSメルマガ「多読通信」でも、次の言葉をそのまま引用して、
ご紹介させていただきました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=t&id=1066]

>「英語って、英語って、こんなに、こんなだったんだ!!!」

ほんとにそうなんですよ! こんなに、こんなだったんだ!
よくわかります。同じなんです。  

そんなだったなんて、知らなかった!
(知らなかったワタシもお間抜けなんですが(笑))
知らなかったおかげで感動数倍の多読体験報告を、
わたしもたくさん投稿したので、もう実に嬉しくて、
ヒロミさんの投稿に小躍りしちゃったのです。

〉The body(Penguin Readers Level 5)
〉この本は、きっとすでに
〉多くの人が多くのことを語っているでしょう。

確かにそれはおっしゃる通りです。

〉でも、どうしても私も言いたい!!!

はい! 言って言って。
もう、何度でも、いつでも、思った時にお聞かせ下さい!

実に優れた作品というのは、誰が、いつ、何度、出会っても、
読者に熱情をもって語らずにはいられない衝動をもたらすものなんですね。
何度話題に出ようと、その時点で、
その作品、その作者の存在に出会う機会のなかった人は必ずいます。
人がそれほど夢中になるその魅力はなんだろう、と手にとることもあるかもしれませんもの!!

わたしなど、GRのレベル5なんて恥ずかしながら一冊も読んだことがないのですが、
ヒロミさんの報告に、とても魅了されました。

〉なんとすごい物語なんだろうか。

この一行に、相当な思いが凝縮されている感じです。
作品に込められたものを受け止めたヒロミさんのエネルギーが、
画面を通して、伝わってくるような感じがします。

〉ということで、スゴイと思うことを以下に列挙させてください。

はい、もう、ぜひ聞きたい。お願いします。

〉今朝から、仕事や通勤の合間を見ながら読んで
〉すでに半分読破しました。
〉100語/分平均の私としてはかなりのハイペースです。

知らないうちに、ハイペースになってしまったほどの魅力…。

〉そして、通常はレベル3を愛読している私にとっては少々「キリン」です。

そう。気づいたら、自分には「キリン」のレベルのはずなのに…。

でも、それを可能にするのが、優れた小説の力ですね。
つまり、物語の力であり、多読の力、
そして、今までに100万語を超える読書量を積み上げてきたヒロミさん自身の実力です。

〉1、映画の雰囲気そのままが味わえる。

〉かれこれ20年以上も前に映画館で
〉たった「1度見たきり」の映画だというのに、
〉本でその場面にくると、そのシーンと
〉雰囲気がありありと思い出されます。

素晴らしいですね。
英文から映像が浮かぶことの嬉しさ、
いい英文は、読む人に映像を見させてくれる、その英文に浸る嬉しさ。
あるいは、ヒロミさんが一度だけしか見たことがなかったことで、
かえって映像記憶が鮮明に残っておられたのかもしれません。
しかしその記憶を惹起したのは、今、読んでいるGRの The Body の凄さと、
ヒロミさんご自身のイメージ力のコラボレーションですね。

〉2、レベル5なのに読みやすい!
〉レベル5を私が読む場合、たまに、1ページぐらい、
〉その前後とつながらないページが出没するのは常です。

キリン読みしているのですから、
1ページくらい不明が発生してもご心配には及びません。
数ページ〜1章全部をあきらめたが、全体として感動を得て、
読めた実感をもって読めたという体験報告もあります。

〉たぶん、どっかでボタンを掛け違ってしまうのでしょう。
〉まあ、そんなことは無視して、気づくと軌道修正されているのも常です。

そう! それなんです。気がつくと軌道修正できている。
まさに「読めている」証拠です!

〉が、この本は、そんなこともなく、大変気持ちよく読めちゃいます。
〉どうしてでしょうか。
〉大変読みやすいです。

すてきー!

基本的に優れたフィクション作品というのは、
作品自体に首尾一貫したエネルギーがあるような気がします。
GRも、英文ライターの巧拙により、読者の印象に影響があるようです。
ヒロミさんは、相当、映像が浮かんでおられますから、
これぞ正に、「読めている」と言っていいんだと思います。

もしかして、もう、このレベル5は、ヒロミさんにとってキリン読みではなくなったのかもしれませんよ?

〉若かりしころ、この映画から受けた甘酸っぱい気持ちを、
〉映画の日本語字幕ではないからこそ、こみ上げてくる何かに
〉突き動かされて「読走」中です。

いいですね〜。突き動かされるように、読走!
一段落ついたら、またお聞かせ下さいませ!


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11429. Re: 没頭! これぞ醍醐味です!

お名前: ヒロミ
投稿日: 2009/2/28(21:27)

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akoさん、はじめまして。

メルマガにまで登場させていただいたとのこと。
光栄です。

私が足しげく通う図書館にはGRがたくさんあるのですが、
借りている人をほとんどみかけません。

レベル別に区分けされてGRが並んでいるので、
その区分けの中で読んだ本から右に並べていっているのですが、
その順が崩れることはいまだかつて一度もないので、
本当にほとんど誰も借りていないのです。

そばを通る人に、声をかけたい。
「ちょっと、これ、こっち側から読んでいってみませんか?」と。

広めていきたいのですが。むろん勇気も自信もないのでやっていません。
メルマガに載せていただいたことで、
少しは何かに貢献できたかな・・・。なんて。

また丁寧に返信をつけてくださりありがとうございました。
ふーーーーん。へえ、そう。ほー、そうなんだ。
ふーん、そうかもね。そうよね。
と、何度も読ませていただきました。

ただ「楽しい」だけを原動力に多読しているので、
経験者の方からこのようにコメントいただけると
ポンと背中を押してもらっているようで
まさに「ひとりじゃないんだなぁ」と思うことができます。

The bodyは、昨晩、最後の2ページを読みきりました。
その前の部分は病院の待合室で、没頭です。

隣にいた女性二人が、世間話をしていたのが耳につき、
「うるさいな・・・病院なのに。・・・集中できないよ・・・・・」
と最初は思っていのたですが、ほんの数分です。
周りの人にはその後の私の「小声音読」のほうが
奇異だったに違いありません。

最後の4行ほどは、鳥肌がたちました。
わかりません。何がどうで、どうだからなのか
まったくわからないというか、思い出せないのですが、
背中からざーーーーーっと。

普段は無視するアクティビティにまで目を通しました。
最後の設問に「もう一回最初の章を読んでみましょう。」と、
書いてあったので読んでみたところ、
章の最後の単語「him」が、どんな状況の誰をさしているのかがわかり、
「うぉぉぉぉ!そうかぁぁぁぁ!」と(心で)叫んで
ただいま再読中です。

日本語と違って、全部がいっぺんに最初からわかってしまうわけではない
ところも実は英語を読む楽しさなのかもしれません。

〉基本的に優れたフィクション作品というのは、
〉作品自体に首尾一貫したエネルギーがあるような気がします。
〉GRも、英文ライターの巧拙により、読者の印象に影響があるようです。

そんなことは考えてみたこともなかったです。
そうですか。

英語で書いてあると、妙にへりくだってしまうのでしょう。
さっぱり面白さがわからないと、
それは私が未熟だからだとばかり思っていました。
が、そればかりが原因というわけではないこともある・・・
ということですね。

とはいえ、週末の昼間はほとんど読書時間がとれません。
家族の面倒をみて、家族の話を聞き、
そんなこんなで日がくれていきます。

これからの寝るまでの1時間、
アタマの中にスタンド・バイ・ミーを流しながら。
待ちに待った読書タイムです。


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