[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(10:43)]
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お名前: 涼音
投稿日: 2008/11/21(21:36)
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正式タイトル:
そして乙女は月に還った
または、続・ハインラインへの道
または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告
皆様、こんばんわ、涼音です。
長らく、語数報告などしておりませんでしたが、多分、これが、そういう意味では最後の報告になると
思いますので、書かせて下さい。
ひと月ほど前、カウントしている小説分の語数が、気がついたら800万語を超えていました。
その数字を見て、ん〜〜、これってひょっとすると、もう2年以上も定期購読しているJapan Times
(これはカウントしていない)を加えたら、もう既に1000万語超えているのではないか、ということ
に気がつきました。
で、むくむくと起る気持ち、もうあの本が読めるのでは?
あの本。
ほぼ6年前に多読を開始した私は、そこで目標本を決めたのです。あの本というのは最後の本。でも、
これが読めるのは相当に後になりそうでしたので、中間目標として、1:Narnia, 2: Lord of the Rings
を置きました。
Narniaの第1巻The Lion, The Witch and The Wardrobeは100満語で読みました。
The Lord of the Ringsはその後、映画化されたものを見て、読む気力がなくなり、そのまま
(ごめんなさい、ファンの方)。そして、この本だけが残りました。
今日まで何度手にとったことか。今日こそは読めるかもと、手に取るたびに挫折。
Heinleinって難しいんですよね。まぁSFって、通常出会わないような概念をぽんぽん出してくるので、
全般的に難しいのですが、Heinleinの場合、そこにかなり文学的の要素、哲学的な要素が加わるので
さらに難しい。
困ってしまって、Heinleinの書いたジュブナイルもかなり読みました。ジュブナイルなのですから
他の本に比べたら楽なはずなのですが、これでも難しい。
YLでいうとHeinleinの一般本は9の台の上の方。ジュブナイルだと9.5からちょっと下の方という感
じで、結局どちらも難しいのです^^;;
こんな話を昔書いた、報告が「ハインラインへの道」でした。
今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
おもしろいじゃない。
30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。ここ暫くの私には珍しく
10万語を超える本を20日間で読み切ってしまいましたよ。勿論、これ、読めたのは、大好きな話で、
邦訳を何度も何度も読んでいるからです。
でも、これまでは、そうであってすら、読めなかったのですよね。
今日、これを読み切って、感激ひとしおです。
またManieやMike,Wyoに会えたよと。それもHeinleinが書いたそのままの文で会えたよと。
ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
みようと、何度も何度も試したのでした。
読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
記憶しています。
同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。
先ほど、この本の書評をあげました。
こんな本を書評にあげても、自己満足にすぎない事、よくわかっていますが、この本だけはあげた
かったのです。
"The Moon is a Harsh Mistress"
邦題:月は無慈悲な夜の女王
秀作の多いHeinleinの作品の中でも、私の特にお気に入りの本です。気がむいた方がいましたら手に
とってやって下さい。
そういえば、とうとうSF御三家といわれた方々、ついに皆さん、鬼籍に入られたのですよね。
もう新しい本を読むことはないのだな、ということが残念です。
ついでに、ここしばらく読んだ中でのおすすめの本を紹介しておきます。
【児童書】
- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
読みはじめたら、もう止まらなくなってしまったシリーズ。
近未来社会で、3人以上のこどもが禁じられている世界。でも3人目として生まれたこどもはいる。
そうしたこども達はこっそり隠れてShadow Childrenとして生活している。
彼らの望みはいつか、どうどうと生きること。
ちょっと最初だけもたつきます。なんたって、家を出ることもできず、隠れて住んでいる子供が
主人公なので物語が動かないんですね。でも、それをすぎるとぐっと動き始めます。
現在私は4巻まで読んでいますが、昨日、この続きが7巻まで届いたので、続きを読むのが楽しみです。
【Teens(もしくはいわゆる乙女本)】
- "The Mediator" by Meg Cabot
Princess Diariesが有名ですが、読んでみたらこちらの方が圧倒的に面白いです。Prindess Diariesの
方が新しいものなので、ちょっと心配になりました。
Mediatorって訳すと霊媒師、、、ぐらいな感じでしょうか。霊が見えてしまう女の子の物語です。
霊が見えてしまって、除霊をしたりなんだりとしている中、そのうちのひとりと恋をしてしまい、
いろいろと。。。。
ロマンティックコメディー映画とかお好きな方だったら気にいるのではないでしょうか。
【一般Adult】
- "The Moon is a Harsh Mistress" by R.A.Heinlein
多くは語りません。
意識を持ってしまったコンピューター。それと協力して、月世界の革命を起こし、ついには独立戦争に
勝利する話です。
中心となる4人のキャラクターがとても魅力的です。
ヒューゴー賞受賞作品。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/11/22(01:45)
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涼音さん、こんにちは。
〉正式タイトル:
〉そして乙女は月に還った
〉または、続・ハインラインへの道
〉または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告
推定1000万語ともうすぐ6周年、おめでとうございます。
〉あの本。
〉ほぼ6年前に多読を開始した私は、そこで目標本を決めたのです。あの本というのは最後の本。でも、
〉これが読めるのは相当に後になりそうでしたので、中間目標として、1:Narnia, 2: Lord of the Rings
〉を置きました。
〉Narniaの第1巻The Lion, The Witch and The Wardrobeは100満語で読みました。
〉The Lord of the Ringsはその後、映画化されたものを見て、読む気力がなくなり、そのまま
〉(ごめんなさい、ファンの方)。そして、この本だけが残りました。
私はもともと「指輪物語」が好きだったので、映画を見て「違うー!」と思ったのが原書を読む、という目標につながりましたので、逆ですね。
〉今日まで何度手にとったことか。今日こそは読めるかもと、手に取るたびに挫折。
〉Heinleinって難しいんですよね。まぁSFって、通常出会わないような概念をぽんぽん出してくるので、
〉全般的に難しいのですが、Heinleinの場合、そこにかなり文学的の要素、哲学的な要素が加わるので
〉さらに難しい。
〉困ってしまって、Heinleinの書いたジュブナイルもかなり読みました。ジュブナイルなのですから
〉他の本に比べたら楽なはずなのですが、これでも難しい。
〉YLでいうとHeinleinの一般本は9の台の上の方。ジュブナイルだと9.5からちょっと下の方という感
〉じで、結局どちらも難しいのです^^;;
〉こんな話を昔書いた、報告が「ハインラインへの道」でした。
かなり悪戦苦闘していましたね。レベル9の間で高いか、低いか、なんて本当に雲の上の話です。
〉今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
〉おもしろいじゃない。
〉30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。ここ暫くの私には珍しく
〉10万語を超える本を20日間で読み切ってしまいましたよ。勿論、これ、読めたのは、大好きな話で、
〉邦訳を何度も何度も読んでいるからです。
〉でも、これまでは、そうであってすら、読めなかったのですよね。
〉今日、これを読み切って、感激ひとしおです。
〉またManieやMike,Wyoに会えたよと。それもHeinleinが書いたそのままの文で会えたよと。
あらためて、おめでとうございます!ついに目標クリアしましたね。作者が書いた文章がそのまま読めるってすばらしいですね。
〉ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
〉当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
〉2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
〉みようと、何度も何度も試したのでした。
〉読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
〉そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
〉2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
〉記憶しています。
〉同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
〉300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
〉いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。
全く読めなかった本が、1ページの難関を越えるとすらすら進む、というのはおもしろいですね。
多読は読んでいるうちにいつのまにか読めるようになっているので、上達した実感がなかなか伴わないです。それだけ自然に読めるようになっているという証拠でもありますが。
〉先ほど、この本の書評をあげました。
〉こんな本を書評にあげても、自己満足にすぎない事、よくわかっていますが、この本だけはあげた
〉かったのです。
〉"The Moon is a Harsh Mistress"
〉邦題:月は無慈悲な夜の女王
〉秀作の多いHeinleinの作品の中でも、私の特にお気に入りの本です。気がむいた方がいましたら手に
〉とってやって下さい。
私も一時期ハインラインを続けざまに読んでいました。忘れてしまったものも多いですが、これは「夏への扉」と共に特に印象に残っています。文庫本でも分厚かったです。
この本にたどり着くために今まで試行錯誤や悪戦苦闘をしていたのですね。報告を読むと、私まで感無量になります。本当におめでとうございます。
これからは好きな本を好きなように読んでいく…のでしょうか?
また何かおもしろい本に出会ったら紹介してください。
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杏樹さん、ありがとうございます。
指輪物語については、私、もともと、翻訳も読んでいなかったので、それほど、思い入れがなかったのでしょうね。だから、あっさり目標からはずすことができました。
Heileinは思い入れが多すぎて、正直な所、あまりよくなかったのではないかと思います。なんというか、この本が読めなければ、すべては終わらない、みたいな、感覚があって。
目標本を持つことは悪くはないと思うのですが、時に、それが重荷にもなりますし、自由に読むことを損なう事にもなるような気がしています。
今回は、これが読めてうれしい、と思うと同時に、これでようやく自由になった、この後は、自分の好きに読んでいいんだ、と、解放された感じもあります。
目標本を持つことで、自分で自分をしばっしまってのでしょう。
〉私も一時期ハインラインを続けざまに読んでいました。忘れてしまったものも多いですが、これは「夏への扉」と共に特に印象に残っています。文庫本でも分厚かったです。
あら、杏樹さんもハインライン読んでいたのですね。
「夏への扉」は私も好きな本で、これまた、原書が本棚にありますが、この本って、実にハインラインらしくない本だと、実は思ってます。
でも、この本も、何度か手にとって、いまだ読めないでいるのですよ。
もう、読めるのでしょうかね。。。。
〉これからは好きな本を好きなように読んでいく…のでしょうか?
〉また何かおもしろい本に出会ったら紹介してください。
はい。多分、これで、ようやく、私は本当に自由になったのだと思います。
これからは、好きな本を好きなように読んでいきたいな、と思います。
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お名前: プリン http://purinbooks.at.webry.info/
投稿日: 2008/11/23(13:33)
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涼音さん、"The Moon is a Harsh Mistress"読了、推定1000万語突破、おめでとうございます。
プリンです。お久しぶりです。
Heinleinですか〜。
私も好きです。
学生の頃(うーんと昔ですが)、『夏への扉』とか『ボーディの宇宙旅行』とか、あと何読んだかなぁ。(忘れるぐらいずっと前ということで)
一応“The Door Into Summer”と“Podkayne of Mars”は本棚に積ん読になっておりますが……。
"The Moon is a Harsh Mistress"
邦題:月は無慈悲な夜の女王
これは有名ですけど邦訳でも読んだことありません(文庫本でも、うんと分厚い本じゃなかったでしたっけ?)。
涼音さんの思い入れのある本なんですね。
思い入れが強い本を原書で読めたときの感激はひとしおですよね。
改めて"The Moon is a Harsh Mistress"読了、おめでとうございます。
簡単ですが。
では。
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プリンさん、ありがとうございます。
Heinleinの好きな方が他にもいらしてうれしいです。
〉一応“The Door Into Summer”と“Podkayne of Mars”は本棚に積ん読になっておりますが……。
私も"The Door Into the Summer"は積読になってます。いや、これも読もうとしたのですが、10ページぐらいで挫折したんです^^;;
"Podkayne of Mars"は実は読むことは読んだのですが、途中何度も話を見失い、あろうことか、最終結末が理解できなかったという、読んだといってよいのかどうかわからない本です。
〉"The Moon is a Harsh Mistress"
〉邦題:月は無慈悲な夜の女王
〉これは有名ですけど邦訳でも読んだことありません(文庫本でも、うんと分厚い本じゃなかったでしたっけ?)。
〉涼音さんの思い入れのある本なんですね。
はい。文庫本でも、うそ、というほど厚い本です。
今回、原書で読んでわかったのですが、この本って、本来3分冊なんですね。
途中でBook1とか別れてます。
おもしろい本ですので、ご興味がありましたら、いつか、お手にとってみてください。
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お名前: Oh!Mah!Ah!
投稿日: 2008/11/24(17:24)
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涼音さん、1000万語通過おめでとうございます。Oh!Mah!Ah!と申します。読書記録とTOEICの点数の記録を学生に紹介させていただいた者です。ありがとうございました。梁ほど願って棒ほどかなうとか申しますが、私の願いは爪楊枝くらいしか適っていないと思います。笛吹けど人踊らず。笛の吹き方が悪いのでしょうが、まあ最近は開き直っております。
とにかくお礼だけ申したくてレスつけました。ではとこしえに月でもHappy Reading!
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Oh!Mah!Ah!さん、ありがとうございます。
笛を吹いて、他の方が動くかというと、やはり色々の難しいところがあるのかと思います。私なんぞは、そもそも、笛をふこうとすらしない訳で、色々、笛をふいて、こういう道もあるんだよと、教え続けていらっしゃる方には頭が下がります。
これからは、月で、ずっとうさぎたちといっしょに読んでいきます^^
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お名前: もつこ
投稿日: 2008/11/24(17:59)
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涼音さん、こんにちは。去年のタドキスト大会でお会いしたもつこです。
ご無沙汰しています!
推定1000万語&The Moon is a Harsh Mistress読了、本当におめでとうございます!!!
The Moon is a Harsh Mistressは書評も読ませてもらいましたが
なかなか大作のSFのようですね。
ずっと読みたかった本をついに読めた時のうれしさは格別でしょう。
それからShadow Children、おもしろそうですね!
以前より他の方の紹介もあり、気になっていたので、これを機会に早速図書館に予約をいれてみました。
届いてから読むのが楽しみです!
The Mediatorのほうもいつか読んでみたいと思います。
いい本のご紹介ありがとうございました!
どうぞこれからもお好きな本をお好きなだけ読んでください。
Happy Reading!
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もつこさん、お祝いありがとうございます。
この本は、本当に大作でして、でも、読み終わってしまう時は、もう終わりなのかと残念にもなりました。そんな本です。
〉それからShadow Children、おもしろそうですね!
〉以前より他の方の紹介もあり、気になっていたので、これを機会に早速図書館に予約をいれてみました。
〉届いてから読むのが楽しみです!
Shadow Childrenは読んだ方で、勧められる方、多いように思います。
なんてね、私、今、完全にはまってますから。結局ずっと、心理劇なんですよね。これだけ複雑な状況、生と死の狭間/裏切りを児童書の範疇で表現しているというのはすごいと思います。(勿論、児童書なので、ちょっと甘いな、という部分もあるのですが。それでもすごい、と。)
これからは、本当に好き勝手に読んでいくと思います。
ありがとうございます。
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11224. Take me out to the moon♪
お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2008/11/27(19:45)
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涼音さん、こんばんはー! ご無沙汰してます。
〉正式タイトル:
〉そして乙女は月に還った
〉または、続・ハインラインへの道
〉または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告
おめでとうございます♪
月にかわってお祝いよ!(爆)
【追記】=================
この返信のタイトル修正いたしました。(out を入れました)
竹宮恵子の漫画で『わたしを月に連れてって』というのがありましたが、
out を入れないと、
Take me out to the ball game のもじりにならないじゃん。(汗)
以上、追記まで===============
〉皆様、こんばんわ、涼音です。
〉長らく、語数報告などしておりませんでしたが、多分、これが、そういう意味では最後の報告になると
〉思いますので、書かせて下さい。
そういう意味でも、お祝いに、はせ参じなければ! と思いました。(^^)
〉ひと月ほど前、カウントしている小説分の語数が、気がついたら800万語を超えていました。
〉その数字を見て、ん〜〜、これってひょっとすると、もう2年以上も定期購読しているJapan Times
〉(これはカウントしていない)を加えたら、もう既に1000万語超えているのではないか、ということ
〉に気がつきました。
〉で、むくむくと起る気持ち、もうあの本が読めるのでは?
あの本ですね。あの本。
〉あの本。
〉ほぼ6年前に多読を開始した私は、そこで目標本を決めたのです。あの本というのは最後の本。でも、
〉これが読めるのは相当に後になりそうでしたので、中間目標として、1:Narnia, 2: Lord of the Rings
〉を置きました。
〉Narniaの第1巻The Lion, The Witch and The Wardrobeは100満語で読みました。
〉The Lord of the Ringsはその後、映画化されたものを見て、読む気力がなくなり、そのまま
〉(ごめんなさい、ファンの方)。そして、この本だけが残りました。
〉今日まで何度手にとったことか。今日こそは読めるかもと、手に取るたびに挫折。
あー、目にうかぶよう。
〉Heinleinって難しいんですよね。まぁSFって、通常出会わないような概念をぽんぽん出してくるので、
〉全般的に難しいのですが、Heinleinの場合、そこにかなり文学的の要素、哲学的な要素が加わるので
〉さらに難しい。
SFって、地の文はわかっていてあたりまえ、そこからのズレ、現実との飛躍を楽しむようなところがありますね。ほんと、難しい。
その上に、文学、哲学、うーん。
〉困ってしまって、Heinleinの書いたジュブナイルもかなり読みました。ジュブナイルなのですから
〉他の本に比べたら楽なはずなのですが、これでも難しい。
〉YLでいうとHeinleinの一般本は9の台の上の方。ジュブナイルだと9.5からちょっと下の方という感
〉じで、結局どちらも難しいのです^^;;
〉こんな話を昔書いた、報告が「ハインラインへの道」でした。
〉今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
〉おもしろいじゃない。
〉30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。ここ暫くの私には珍しく
〉10万語を超える本を20日間で読み切ってしまいましたよ。勿論、これ、読めたのは、大好きな話で、
〉邦訳を何度も何度も読んでいるからです。
〉でも、これまでは、そうであってすら、読めなかったのですよね。
〉今日、これを読み切って、感激ひとしおです。
〉またManieやMike,Wyoに会えたよと。それもHeinleinが書いたそのままの文で会えたよと。
感無量ですね! おめでとうございます!
「Heinleinが書いたそのままの文で会えたよ」っていうのが、
もう、無茶苦茶うれしいですねー^^
〉ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
〉当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
〉2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
〉みようと、何度も何度も試したのでした。
〉読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
〉そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
〉2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
〉記憶しています。
〉同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
〉300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
〉いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。
この話も、いい話だなあ。ありがとうございます。
〉先ほど、この本の書評をあげました。
〉こんな本を書評にあげても、自己満足にすぎない事、よくわかっていますが、この本だけはあげた
〉かったのです。
〉"The Moon is a Harsh Mistress"
〉邦題:月は無慈悲な夜の女王
〉秀作の多いHeinleinの作品の中でも、私の特にお気に入りの本です。気がむいた方がいましたら手に
〉とってやって下さい。
わたし、これ、邦訳でも読んでないのです。
涼音さんの報告を読んで、むらむらと読みたくなってきました。
いつかは読みたい本の仲間入りです。
〉そういえば、とうとうSF御三家といわれた方々、ついに皆さん、鬼籍に入られたのですよね。
〉もう新しい本を読むことはないのだな、ということが残念です。
月に人が行く前からSFを書いていた方たちですよね。
ご冥福をお祈りします。
〉ついでに、ここしばらく読んだ中でのおすすめの本を紹介しておきます。
〉【児童書】
〉- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
〉読みはじめたら、もう止まらなくなってしまったシリーズ。
〉近未来社会で、3人以上のこどもが禁じられている世界。でも3人目として生まれたこどもはいる。
〉そうしたこども達はこっそり隠れてShadow Childrenとして生活している。
〉彼らの望みはいつか、どうどうと生きること。
〉ちょっと最初だけもたつきます。なんたって、家を出ることもできず、隠れて住んでいる子供が
〉主人公なので物語が動かないんですね。でも、それをすぎるとぐっと動き始めます。
〉現在私は4巻まで読んでいますが、昨日、この続きが7巻まで届いたので、続きを読むのが楽しみです。
おおっ、実は2巻で止まっています。
続き読まなきゃ。(どこのダンボールに入ってるのか探さないと・爆)
〉【Teens(もしくはいわゆる乙女本)】
〉- "The Mediator" by Meg Cabot
〉Princess Diariesが有名ですが、読んでみたらこちらの方が圧倒的に面白いです。Prindess Diariesの
〉方が新しいものなので、ちょっと心配になりました。
〉Mediatorって訳すと霊媒師、、、ぐらいな感じでしょうか。霊が見えてしまう女の子の物語です。
〉霊が見えてしまって、除霊をしたりなんだりとしている中、そのうちのひとりと恋をしてしまい、
〉いろいろと。。。。
〉ロマンティックコメディー映画とかお好きな方だったら気にいるのではないでしょうか。
これ、1巻読みました〜〜!!! すっごくいいノリで楽しかった。
スピリチュアルとは違いますが、アメリカでの幽霊観というか、
ジョーシキ的なあたりの、キリスト教的な死語の世界観が
女子高生のノリで垣間見れるのが面白かった!!
巻が進むと、ラブコメ度も高くなりそうですね。
〉【一般Adult】
〉- "The Moon is a Harsh Mistress" by R.A.Heinlein
〉多くは語りません。
〉意識を持ってしまったコンピューター。それと協力して、月世界の革命を起こし、ついには独立戦争に
〉勝利する話です。
〉中心となる4人のキャラクターがとても魅力的です。
〉ヒューゴー賞受賞作品。
くー、この紹介、かっこいいなあ。
私にとっては、ブラッドベリがそんな感じです。
味わって読みたくて、もったいなくて、結局まだ読んでない(笑)。
涼音さん、SF といえば、今わたくし読んでおります、
The City of Ember のシリーズ、いいですよ〜。
謎の都市の物語なのですが、ここがどういう世界なのか、
真っ暗闇の中から読者が自分で世界観をつかまなくてはいけない、
そんなところが、ゾクゾクします。
では、今は、長い宿題を終えたような気分でしょうか。
(静かに、ぱちぱちぱち)
これからも、Happy Reading♪
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11283. Re: Take me out to the moon♪
お名前: 涼音
投稿日: 2008/12/1(22:18)
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Julieさん、こんばんわ。お祝いありがとうございます。
あ〜、そういえば、「私を月に連れてって」って漫画ありましたねぇ。
(あの時代ですから、コミックではなく漫画ですよね。)
そっかぁ、あれって、Take me out to the ball gameから来てたんですね。
〉わたし、これ、邦訳でも読んでないのです。
〉涼音さんの報告を読んで、むらむらと読みたくなってきました。
〉いつかは読みたい本の仲間入りです。
ふふふ、この本はHeinleinの中でも特に素敵です。
いつか読んでみてくださいね〜。
〉〉【児童書】
〉〉- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
〉おおっ、実は2巻で止まっています。
〉続き読まなきゃ。(どこのダンボールに入ってるのか探さないと・爆)
あら、2巻で止まっているんですか。その後がおもしろくなるのに。
とか書いてみる。。。(笑)
あ、でも、そうかな次の巻から色々主人公をかえて話はすすむので〜。
(本日5巻を読み終わりました。)
〉〉【Teens(もしくはいわゆる乙女本)】
〉〉- "The Mediator" by Meg Cabot
〉これ、1巻読みました〜〜!!! すっごくいいノリで楽しかった。
〉スピリチュアルとは違いますが、アメリカでの幽霊観というか、
〉ジョーシキ的なあたりの、キリスト教的な死語の世界観が
〉女子高生のノリで垣間見れるのが面白かった!!
〉巻が進むと、ラブコメ度も高くなりそうですね。
1巻で楽しんだのですね〜。
このシリーズ、邦訳は、実は4巻からしか出ていないのですよ。
私、最初はなんで?と思ったのですが、実際にとおして読んでみると
理由はすごくよくわかります。
1巻そこそこ、2,3 はつなぎ。4巻からが真骨頂。という感じですので
1巻でそれなりにおもしろかったのでしたら、後の巻を読むのをおすすめ
します。
〉The City of Ember のシリーズ、いいですよ〜。
〉謎の都市の物語なのですが、ここがどういう世界なのか、
〉真っ暗闇の中から読者が自分で世界観をつかまなくてはいけない、
〉そんなところが、ゾクゾクします。
お、これ、ちょっとチェックしてみます。
〉では、今は、長い宿題を終えたような気分でしょうか。
〉(静かに、ぱちぱちぱち)
あ、うまいことを言いますね〜。
そう、本当に6年かけて、ようやっと宿題を片付けたような気持ちでいます。
やっぱり宿題なんて、夏休みの最初にさっさと終わらせないとですね〜。
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11291. Fly Me to The Moon(横レスごめんなさい!)
お名前: fiona
投稿日: 2008/12/2(21:45)
------------------------------
Julieさん、涼音さん、今晩は。
おじゃまします。
どうしようか迷ったのですけど、
竹宮恵子のあの漫画、好きなので、
書いちゃいます。
あの漫画、題名は
「私を月まで連れてって!」
なんです。
そして、この漫画、ジャズのスタンダードナンバーの
「Fly Me to The Moon」
と言う題名から来ているのだそうです(作者が言うには)。
(この曲について→[url:http://ja.wikipedia.org/wiki/Fly_Me_to_the_Moon])
せっかくの報告に、おじゃま虫でした。
ではでは〜〜(邪魔者は消えます。ピュ−……(Pon!…(消滅)))
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11364. fiona さん、ありがとう!: Fly Me to The Moon(横レスごめんなさい!)
お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2008/12/30(20:34)
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fiona さん、こんばんは! Julie
こちらの掲示板を見てなくて、亀レス失礼しました!!
〉Julieさん、涼音さん、今晩は。
〉おじゃまします。
〉どうしようか迷ったのですけど、
〉竹宮恵子のあの漫画、好きなので、
〉書いちゃいます。
fiona さんもお好きでしたか!
あのハネた髪型は、どうやってセットするんだろうとか
思って読んでましたー。
〉あの漫画、題名は
〉「私を月まで連れてって!」
〉なんです。
〉そして、この漫画、ジャズのスタンダードナンバーの
〉「Fly Me to The Moon」
〉と言う題名から来ているのだそうです(作者が言うには)。
〉(この曲について→[url:http://ja.wikipedia.org/wiki/Fly_Me_to_the_Moon])
おおっ! ありがとうございます!
最初に浮かんだとおりでよかったんですねー(爆)。
(テストでうっかりミスをよくやるタイプです・笑)
〉せっかくの報告に、おじゃま虫でした。
いえいえ、教えてくださって、ありがとうございます。
〉ではでは〜〜(邪魔者は消えます。ピュ−……(Pon!…(消滅)))
ああー、消えないで〜(笑)
来年もよろしくお願いします。
よいお年を〜♪
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お名前: Hyde
投稿日: 2008/11/24(22:20)
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涼音さん、ご無沙汰しています。
南南南会で何度かお会いした Hyde です。
こちらまでうれしくなるような報告を読ませて頂き、思わず返事を書かせて頂いています。お会いした際、「SFとファンタジーの違いは何ですか?」というへんな質問を涼音さんに浴びせてしまったこと、英会話の研修の効果、車の運転中でのリスニングetc. のお話を思い出しています。その節は、失礼しました。
〉または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告
語数もさることながら、6年という年月。
本当にすごいなあと思います。
〉今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
〉おもしろいじゃない。
〉30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。
…この気持ち、私も少しだけわかるようになりました。もっともっと体感できたらなあと思っています。
〉ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
〉当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
〉2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
〉みようと、何度も何度も試したのでした。
〉読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
〉そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
〉2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
〉記憶しています。
〉同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
私もガリバー旅行記は今でも大好きで、日本語版を折りに触れて読み返しています!
〉300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
〉いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。
私もようやく300万語を超えたところです。「読めるようになっている」という時間をちょうど味わっているところです(これから山あり谷ありなんだと思いますが…)。
〉"The Moon is a Harsh Mistress"
〉邦題:月は無慈悲な夜の女王
〉秀作の多いHeinleinの作品の中でも、私の特にお気に入りの本です。気がむいた方がいましたら手に
〉とってやって下さい。
書評を読ませていただき、SFに縁のない私でも「読んでみたい」と誘惑されてしまいますね。まだ今の私には難しいですが…。
〉【児童書】
〉- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
〉読みはじめたら、もう止まらなくなってしまったシリーズ。
〉近未来社会で、3人以上のこどもが禁じられている世界。でも3人目として生まれたこどもはいる。
〉そうしたこども達はこっそり隠れてShadow Childrenとして生活している。
〉彼らの望みはいつか、どうどうと生きること。
〉ちょっと最初だけもたつきます。なんたって、家を出ることもできず、隠れて住んでいる子供が
〉主人公なので物語が動かないんですね。でも、それをすぎるとぐっと動き始めます。
〉現在私は4巻まで読んでいますが、昨日、この続きが7巻まで届いたので、続きを読むのが楽しみです。
これは私の興味と難易度とも一致します。図書館にリクエスト!です。
これからも、「これは!!」という本の紹介、是非掲示板でお知らせ頂きたいと思っています。私もそういうことで、新たな読む喜びの機会(月旅行!?)を得ることができますので。
では!
P.S. 因みに、最近は少年ものにはまっています。
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Hydeさん、今晩わ。
お祝いありがとうございます。
〉お会いした際、「SFとファンタジーの違いは何ですか?」というへんな質問を涼音さんに浴びせてしまったこと、英会話の研修の効果、車の運転中でのリスニングetc. のお話を思い出しています。その節は、失礼しました。
全然失礼なことないですよ〜。特に「SFとファンタジーに違い」なんてのは、それぞれのジャンルを知れば知るほど、すごくわからなくなる部分ですから。
# ここはひとりごとモード。
# もともと、SFはファンタジーという分野から派生することで生まれました。
# バローズの火星シリーズあたりがSFと分類される最初期のものと
# 思われますが、これは「ヒロイックファンタジー」とも呼ばれるほど
# ファンタジー色が強いものです。
# 今現在も、どちらに分類していいのか、よくよく考えると判別しにくい
# 作品はたくさんでています。
# 結局の所、作者がそれをどちらに分類しているか、だけがよりどころと
# いう感じです。
〉語数もさることながら、6年という年月。
〉本当にすごいなあと思います。
確かにそうですよね。なんだか、いろいろと英語と遊んでいたらこんなに
たってしまったという感じですが、でも6年もずっと英語と戯れ続ける事が
できたのですから、これはすごいことかもしれない、と私も思います。
〉私もガリバー旅行記は今でも大好きで、日本語版を折りに触れて読み返しています!
ガリバー旅行記はGRでも読みました。児童向けの本ではほとんど省略されてしまう馬国の話が読めたのがうれしかったです。
そう、一度、これ、原書で読んでみたいようにも思います。
かなり風刺が入っているようですし、SFファンとしては、木星(だったかな)に当時知られていなかった筈の衛星があるということが記述されているそうなので、そのあたりも読んでみたいな、と。
〉私もようやく300万語を超えたところです。「読めるようになっている」という時間をちょうど味わっているところです(これから山あり谷ありなんだと思いますが…)。
いいですね〜。
大分、自由に読めるようになった所ですよね。そこから後、山や谷があるかは私にもわかりません。でも、楽しんで続けられれば、きっと、楽しいですよ♪
〉〉【児童書】
〉〉- "Shadow Children" by Margaret Peterson Haddix
〉これは私の興味と難易度とも一致します。図書館にリクエスト!です。
ふふ。こういう、緊張感の続く本がお好きでしたら、おもしろいですよ〜。
(って、おもしろい人にはおもしろい、と言っているだけですね、これでは)
今、私は6巻目を読んでいます。
内容は書くと完全にねたばれになるので書けないのですが、1巻とそれ以降では、結局、本の狙っている方向が少し変わっているような気がします。
1巻は、それなりにじっくり書きましたという雰囲気なのですが、それ以降の本はどちらかというとジェットコースタームービーなんですね。
でも、それがおもしろいの。
これからも、おもしろいと思ったものは、いろいろと紹介していきますね。
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お名前: ako
投稿日: 2008/11/30(14:19)
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開幕ベルが鳴っています。皆さま、携帯の電源をお切りください…
〉正式タイトル:そして乙女は月に還った
〉または、続・ハインラインへの道
〉または、推定1000万語報告 そして もう2ヶ月で6周年記念報告
どん帳、静かに上がります。。。。
〉皆様、こんばんわ、涼音です。
月へ還る乙女、涼音さん、ご機嫌いかがあそばしてらっしゃいます?
海の彼方へ旅立つ少年、akoです。
懐かしいそのお声。(文字から感じている雰囲気です。音声まで聞こえるような気持ちで読んでるのです)
〉長らく、語数報告などしておりませんでしたが、多分、これが、そういう意味では最後の報告になると
〉思いますので、書かせて下さい。
最後…(ほんとに?)。
そううかがったからには黙って読むだけというわけにはまいりません。
涼音さんは、わたしの多読開始のほんとの初期の初期、
当時、読み出してまだ一冊目ごろ?(PGRの900語を読み終えて、英語の本を初めて一冊最後まで読んだ〜!900語!900語!と大騒ぎしてた頃(笑))
遠い200万語の彼方から、優しい励ましの言葉をいただいた、
隠し砦の…じゃなくて、多読最初期3恩人の方のうちのお一人なのです。
今回は、涼音さんにとって大事な区切りの時が来たのですね。
このたびは1000万語、そして2カ月早いけど多読開始6周年、
おめでとうございます。
初めて掲示板で投稿をいただいてから、もうずっと長い間、
読む本がほとんどかぶることもなく、従って、読んだ本の感想を交換しあえることがないまま、こうして今日まで来てしまいました。
けれど、そういったことがあまり問題にならないほどに、
多読にまつわる色々な体験や、英語に関することなど、
多くのことをお話ししてこれたこと、嬉しく、ありがたく思っています。
〉今回、また、手にとって、1ページ。あ、読めるかも。2ページ、3ページ。あ、これ、やっぱり
〉おもしろいじゃない。
〉30ページ、50ページ、100ページ。。。。ここまできたら怒濤の読み方。ここ暫くの私には珍しく
〉10万語を超える本を20日間で読み切ってしまいましたよ。勿論、これ、読めたのは、大好きな話で、
〉邦訳を何度も何度も読んでいるからです。
〉でも、これまでは、そうであってすら、読めなかったのですよね。
多読を続けている者として、何より嬉しい、そして説得力のある体験の言葉です。
ありがとうございます。
後に続く者に多くの勇気をもたらしてくれます。
〉今日、これを読み切って、感激ひとしおです。
〉またManieやMike,Wyoに会えたよと。それもHeinleinが書いたそのままの文で会えたよと。
読みたかった英語の本の、原作者のそのままの文で出会えた。
翻訳者の解釈を入れず、作者と直接対話ができた。
この言葉こそ、読書好きにとっての最高の喜び。
本当におめでとうございます。
〉ちょっと思い出すと、この感覚って、子供の時に読んだ「ガリバー旅行記」の感じに似ています。
〉当時、小学校の1年か2年かだったと思うのですが、本を読む喜びを覚えた頃で、でも読める本は
〉2週間に1回市立図書館で借りる本だけ。本に飢えていた私は、姉の本棚にあった、この本を読んで
〉みようと、何度も何度も試したのでした。
〉読むたびに、これが1ページ目で挫折する訳です。多分、その本は小学4年生前後対象だったはずで、
〉そりゃ挫折して当たり前なんですが、これがある時、読めた。いつもひっかかる1ページ目をこえて
〉2ページ目に入れた。そうしたら、後は完全に勢いにのって、その日のうちに全部読んでしまったのを
〉記憶しています。
本に飢えていた、という記憶が、今のご自身にも残るほどに、
「あれを読みたい!」という渇望があったほどに、読書の喜びに早く目覚めたのですねぇぇ。
もうしみじみしています。わたしもあるから。もうちょっとトシがいってからですが。
だから、少しはわかります。
潤沢に手に入るものよりも、なかなか入手できず、
渇望を感じたものほど、そうでした。
本だけとは限らないかもしれませんが、こういった渇望感を持つことの意義はすごいものですね。
こういった精神的な、一種の飢餓感を、小学生の時点ですでに体験されていたというところも、
読書好きな人の読書にまつわる子どもの頃というのは、実にすごいものだなあ、と、
ただ、ただ、驚嘆しています。
(しかも、小学校1年か2年?って…、とにかくまだ小学生といっても小さい時というのもすごい)
〉同じですね。いつもいつもひっかかっていた本。それがいつか急に読める日が来る。
急に、というのが、実感ですよね。
〉300万語を超えたあたりから、なんだか、正直、読む能力があがっているという感覚が全くといって
〉いいほど無くなっていました。でも、どうやら、少しは成長していたらしいです。
たくさんの方の多読体験談を聞いてきて思うのは、皆さんに共通するのはここですね。
読んでも読んでも、上達感を感じない時期がある。
そういう時に、多読をやめてしまう人もいました。
しかし、今回、涼音さんが感じられたように、
なにか、急な浮遊感を得られる時がある。
おそらく、「少しは成長していたらしい」どころか、相当なのではと思いますが、
まあ、ここはおっしゃる通りにうかがっておきます(笑)
実に痛快です。
できますれば次回、オフの席でよいのですが、
読む力があがっている感覚が全くないと感じておられた時期にも、
多読をやめずに続けてこられたのはどうしてだったのか、お聞かせいただけますか。
それにしても、SFを語る時の涼音さんの書くものは、生気に満ちてて素敵。
想いが、行間から、立ち上ってくるようです。
SFという形で語る作家、そして、SFからとても重大なものを得る読者。
涼音さんのSF関連の感想は、そんなふうにSFの魅力が伝わってきます。
SFならでは、の表現の魅力ってありますよね。しかもそれを英語で…。
(ワタシも高校時代はハヤカワ文庫読んだりしてたんですが…遠い記憶の彼方で〜)
生涯、読み続けても終わりの来ない、
知れば知るほど、その魅力の地平が、そう、まるで宇宙の果てが急速に遠ざかっていくような、
外宇宙に放り出されたような、そんな錯覚さえ感じます。
涼音さんの伝えてきたSFの魅力が私の潜在意識もすっかり影響受けてしまったようです。
これからもますます自由に、好きなように、読みたいものを読まれて、
時折、掲示板でもオフ会でも、機会がありました時にはまた、
好きな本のことを語ってください。
1000万語、そして6周年、おめでとうございます。
旅に終わりはなく、この宇宙に愛を…。
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akoさん、お祝いありがとうございます。
〉開幕ベルが鳴っています。皆さま、携帯の電源をお切りください…
〉どん帳、静かに上がります。。。。
Wの悲劇??^^;;
ようやっと、ここまできました。
これまでも、勝手気ままに読んできたつもりでしたが、実は、まだ、どこかで、
何かに縛られながら読んでいた気がします。
この本を読んで、その縛りが非常に緩くなったな、と思ってます。
これから、何読むでしょうね。SFも読みたいし、いろいろ、勝手に自由に
読みたいな、と思ってます。
本当に、少しは成長したのでしょうかね。よくわかりません。
でも、願わくば、少しは成長していますように。
そして、これからも成長していけますように。
そして、これからも楽しく読んでいけますように。
akoさんも、楽しく読んでいけますように。
Fin.