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11084. ウルトラQの母さん、 700万語達成おめでとうございます!!
お名前: オレンジ
投稿日: 2008/9/18(05:23)
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ウルトラQの母さん、はじめまして。オレンジです。
〉(実は、700万語通過したのは1年以上前です。ご報告が遅くなりました。今は、850万語くらいです)
ウルトラQの母さん、700万語(850万語)達成おめでとうございます!!
〉「600万語」で「(うんと)易しいもの」をしこたま読んだら、なんだかふっと肩の力が抜けたような感じがする。600万語はある意味「易しいものを読むこと」に「縛られた」多読になっていたかもしれないと思う。
〉600〜700万語の100万語は、なんとなく、淡々と進行し、気づいたら100万語通り過ぎていた・・・という感じ。PBはなるべく読むまいとか、YLの低い物も入れなくちゃとか、あまり考えずに、とりあえず目についたものや食指が動いたものを手に取ってきた。
〉「700万語」は、私の人生にとっての「波乱」の時期だったので、どんな風に多読を進めるか・・・というようなことを考える余裕がなかったというのもあるかと思う。
〉2006年のクリスマス・イブに「700万語」に突入してからほぼ1ヶ月後の2007年1月末に.D論の締切りがあったというのもあって、多読を計画的にやるというような余裕はなく、しかし多読は良い気晴らしにはなってくれた。提出してからも、事務関係の連絡がうまく行ってなかったりでハラハラすることが多く、a distant studentの悲哀を味わった。
〉そして、いよいよ口答試験があって、その準備があって、口答試験でminor correctionsということでパスはしたけど、「手直し」はしなくちゃならなくて・・・と、なかなかに大変だったのだ。
〉この口答試験に備えて細々と英会話のプライベート・レッスンを取っていたのだけれど、結局のところ試験の3〜4ヶ月前にはほぼ開店休業状態となっており、でも、なんとか英語での質疑応答が出来たのは、ひとえに多読と多聴のおかげだ。(>酒井先生 ありがとうございます)
〉なのだが、やはりリスニング・コンプリヘンションは、いまひとつだったらしく、実は英語の間違いだけ直せば良かったものを、「今後の研究の発展のために」してくれたアドバイスも取り入れて直そうとやっきになっていた。(>これじゃ、minor correctionsじゃないぢゃん! 要するに「オマケ」で通してくれたのね。ありがたや、ありがたや。とは言え、大変だよぉ!・・・と。)
学位取得おめでとうございます!!(オマケといえども)学位は学位ですよ。
〉700万語の最大の成果は、「(今の)私に一番合っているのは5〜8歳向けの児童書」と言うのが分かったことだろう。この年齢層をターゲットにしたものだと、英語力的にも内容的にも一番抵抗なく入っていけるのだ。
〉「親子で多読」を始めた時にはwentも知らなかったのに、たった4年間で、今や、『ゲド戦記』をほぼ全巻読破し、オーウェルやサリンジャーを読み、旧約聖書を英語で読んでいる息子からは、”How old are you?”と言われてしまうのだが。(>多読の成果は息子に著しいです。自分の英語人生を振り返るとなんと無駄に苦しんで努力してたのか・・・と思います。しかも英語力は「楽しく多読」の息子の方が100倍以上の速度で身につけてし・・・。私ももっと若い頃に多読に出会いたかったなぁ。TOFLE-ITPも高1ですが、日本の大学入学者の平均くらいは軽くあります。酒井先生に感謝!!!)
息子さんは旧約聖書を英語で読んでいるのですか??たまにPBで聖書の言葉や神父が話すところが出てきますが、独特な言葉を使っていてほとんどわからないですね。たぶん、英米人が仏教の経典を読むのと同じなのかもしれません。多分、それよりは分りやすいと思いますが。とにかく、すごいじゃないですか!
〉最近多忙のため、どんなものを何冊読んだかのリストは省略します。
〉私の600万語から700万語にかけての100万語をまとめると以下のような感じです。
〉(1)600万語で絵本やLRをいっぱい読んだら肩の力が抜けた。
〉(2)「5〜8歳向け」が自分の英語力と精神年齢に合っていると発見した。
〉(3)(1)と重なるけれど、PBは読んでもいいし、読まなくてもいいし、その場その場の出来心でいいや・・・と思えるようになった。(>以前はPBを読むことに「読むと疲れるかな?」とか「今はまだ読まない方がいいんじゃないか」という警戒があった。あるいは「難しい物を読むんだぞ」という構えのようなものもあった。)
〉(4)多読のおかげで、D論の口頭試問を切り抜けた。(>感謝!)
〉(5)SAにはまった。特に、リトールド物。
僕はまだ400万語(PB31冊)しか読んでないですが、僕が最近思うのは今読める英語より1段階下の本を沢山読むといいと考えています。ウルトラQの母さんも自分にどの本があっているのかわかってきたみたいですね。それが700万語の成果なのかもしれないですね。700万語達成している方にアドバイスをするのは申し訳ないですが、1つ言うとすればPBの場合は児童書よりさらに木を見て森を見たほうがいいと思います。参考までに僕が他の方に書いたPBを読むときにおける注意点を載せておきますね。
ペーパーバックを読むときの注意点としては4つあります。
1. わからないところがあってもどんどん飛ばて読むこと。(シドニー・シェルダンはボキャブラリー数は高いですが、わからない単語のほとんどがストーリーにはあまり関係してこないので、気にしないでどんどん飛ばしてください。つまり、木を見て森を見ずではなく森(ストーリー)をみることに集中してください。)ちなみに、僕は不真面目なので多読三原則の辞書を引かないは僕にとって好都合の原則と思って辞書を引くことをサボりまくってます。僕はこれまでPB30冊読みましたが、辞書は10回も引いてないです。
2.最初の50ページは背景が分らなくてもあまり気にしないで読むこと。
3.PBを読むときはストーリーの理解度は6割程度理解できればいいと気楽に読んでください。これは最初の内は意識したほうが良いかもしれません。特に真面目な方だとストーリーの細部にまで理解しないと気がすまないという人もいますので。PBの理解度はストーリーが分れば分るほど増して来ますのであまり気にしないで下さい。
4.挫折しても気にしないでください。この本は合わなかったくらいでいいと思いますよ。挫折した本が読めなくても困ることもないですし、何度挑戦してもいいのですから。
多読三原則と重なったり、まとまってないところもありますが、参考にしてください(後でちゃんと纏めようと思ってはいるのですができてないです)。
〉・・・という訳で、700万語は以下のようにやりたいと思います。
〉(1)「5〜8歳向け」の児童書をいっぱい読む。
〉(2)が、それにはあまりこだわらず、引き続き、肩の力を抜き、自然体で楽しく読書する。
〉あれれ、なんか超シンプルな目標になっちゃった。
それでは、ウルトラQの母さん、Happy Reading!!
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〉ウルトラQの母さん、はじめまして。オレンジです。
→いつも読ませていただいています。
〉ウルトラQの母さん、700万語(850万語)達成おめでとうございます!!
→ありがとうございます。
〉学位取得おめでとうございます!!(オマケといえども)学位は学位ですよ。
→ありがとうございます。長年の社会人学生をようやく終えることが出来ました。
〉息子さんは旧約聖書を英語で読んでいるのですか??たまにPBで聖書の言葉や神父が話すところが出てきますが、独特な言葉を使っていてほとんどわからないですね。たぶん、英米人が仏教の経典を読むのと同じなのかもしれません。多分、それよりは分りやすいと思いますが。とにかく、すごいじゃないですか!
→息子との「親子で多読」は当初ORTを中心としたものだったんですが、その後、彼は、自立して、1人で『ゲド戦記』を英語で読んでみて、「翻訳じゃなくて原語で読む楽しさ」を実感したみたいなんです。
「そんな難しいのじゃなくて簡単なの読んで力つけてからにしたらいいのに」と思ったり、言ったりもしたんですけど、「キリン読み」でどんどん読み切って行きました。多読には、本当に「色々な道」があるんだなぁと思いました。息子は自分流の多読の道を歩んでいます。
私は英語の専門家じゃないのでよく分からないのですが、息子の多読において、「辞書を引かない」の代わりに「母親を辞書代わりに使う」というのが、ひとつには良かったのかもしれないと思います。
ORTの時から「なるべく前後で意味を取りながらやってった方がいいらしいよ。でも分からない単語があってどうしても知りたいっていうのがあったら聞いて」っていう感じでやってたんですが、『ゲド戦記』の時は、私が台所仕事などしてると「ねぇ、○ってどういう意味?」と聞かれ、即答できることもあるけど、出来ないことも多く、「前後にどんなこと書いてある?」と聞いて、「じゃあ、△って意味かな」となることもあるし、「うーん、お母さん、その単語知らない」となることもある。で、その後、辞書を引いてみることもあるし、まぁ、その単語が分からなくても話は分かるからいいや・・と放っておくこともある。
自分で辞書を引いてると、「ストーリーを追う」ことの速度が落ちちゃうから、「楽しむ」の部分も減速しちゃうと思うんですよね。「(頼りにならない)生き字引」に聞くのだと、その時間のロスが少ないし、自分で発音してみたりってのも、良かったのかも・・と思ったりします。私がしばしば答えられないってのも、英語って奥が深いんだなぁ、簡単には出来るようにならないんだなぁとか、そういうのも分かるから良かったかなぁって思ったりもしてます。
〉僕はまだ400万語(PB31冊)しか読んでないですが、僕が最近思うのは今読める英語より1段階下の本を沢山読むといいと考えています。ウルトラQの母さんも自分にどの本があっているのかわかってきたみたいですね。それが700万語の成果なのかもしれないですね。700万語達成している方にアドバイスをするのは申し訳ないですが、1つ言うとすればPBの場合は児童書よりさらに木を見て森を見たほうがいいと思います。参考までに僕が他の方に書いたPBを読むときにおける注意点を載せておきますね。
〉ペーパーバックを読むときの注意点としては4つあります。
〉1. わからないところがあってもどんどん飛ばて読むこと。(シドニー・シェルダンはボキャブラリー数は高いですが、わからない単語のほとんどがストーリーにはあまり関係してこないので、気にしないでどんどん飛ばしてください。つまり、木を見て森を見ずではなく森(ストーリー)をみることに集中してください。)ちなみに、僕は不真面目なので多読三原則の辞書を引かないは僕にとって好都合の原則と思って辞書を引くことをサボりまくってます。僕はこれまでPB30冊読みましたが、辞書は10回も引いてないです。
→なるほど。「どんどん飛ばして」読むのが大事というのは確かにそうかも。「わからない単語」はストーリーと関係ないのですね。確かにそうかもしれません。私は多分、「わからない単語」でちょっとブレーキがかかるんだと思うんです。
〉2.最初の50ページは背景が分らなくてもあまり気にしないで読むこと。
→これも納得かも。そこで、ヘンに「どういうこと???」などと思ってしまうと、「つかみ」まで到達出来ずに捨てることになったりしちゃいますよね。
〉3.PBを読むときはストーリーの理解度は6割程度理解できればいいと気楽に読んでください。これは最初の内は意識したほうが良いかもしれません。特に真面目な方だとストーリーの細部にまで理解しないと気がすまないという人もいますので。PBの理解度はストーリーが分れば分るほど増して来ますのであまり気にしないで下さい。
→「6割」というのは、なかなかに「安心」(?)な数字ですね。
〉4.挫折しても気にしないでください。この本は合わなかったくらいでいいと思いますよ。挫折した本が読めなくても困ることもないですし、何度挑戦してもいいのですから。
→ほんとにそうですね。日本語だろうが英語だろうが、読んではまれる物だけ読めばいいんですもんね。
ありがとうございました。4点ともすごく参考になりました。
私の場合、多分、分かる部分と分からない部分の速度が一定してないんじゃないかなぁ・・と思ったりしてます。5〜8歳向けのものが読みやすいのは、分からない部分もあまり減速しないで進めてるような気がします。
PBについても、「どんどん飛ばす」というところが上手に出来るようになれば、もうちょっと疲れずに読めるようになるかもしれません。次にPBを読む時はそこらへんを試してみますね。
〉それでは、ウルトラQの母さん、Happy Reading!!
→お互いに!オレンジさんの次の報告も楽しみにしています。