[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(04:32)]
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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/7/14(23:00)
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みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
1 期待
100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
当時は,寂しい思いがしました。
その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
はじめましての100万語の内容は,長文です。
評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
2 不安
100万語のときは,達成できるか,不安でした。
200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
6月22日に達した。
3 達成
過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
公表されていないと思われるので,推計しました。
4 PB
PBとは,何を指すのか。
PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
多少違った言い方をしているかもしれないが、とにかく、通常の定義に従います。
PBは,実質的意味では,特に制限はないと思います。
私は,日本でPBに該当するものといえば,社会科学では,中公新書等の新書(以前は,岩波新書が代表でした),自然科学が,ブルーバックス,人文科学が,やはり上記新書,文芸書が,各種文庫のみならず,有斐閣(有斐閣アルマ、有斐閣ブックス等),岩波の専門書シリーズ,日経文庫,日経BP,中央経済社等の本で、表紙がハードカバーでないものすべてを含むと考えています。
内容的には,ハードカバーと余り遜色はないものが,かなり含まれると思います。
ただし各専門分野で,この先生の本が、1番というのは,ハードカバーが多いから,もとより、形式上、PBに含まれません。
アメリカのPBも、社会科学、自然科学、人文科学、小説など多彩です。
しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
LRは,マザーグースの話題は多少あるが,アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話など,古典的な教養が,余り話題にならないように思われるのですが,私の見逃しでしょうか。
100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
5 読む(1)
PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
6 読む(2)
「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
7 読了
(1) GR CER2の再読
(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
8 シニア
シニアの人は,児童もの,GR(英語圏以外の外国人向けのやさしい本)を読む会だというと,自分には,関係がないという顔をする人は,いませんか?
そういう人は,社内や組織内で英語を扱うことがあって,英語に不自由していないつもりでも,その多くは、英語を多読していないし,しかし,英語を多読したいのです。
そういう人にも,希望通り,英語を多読してもらいたいと思います。
そういう人は,しかし,児童もの及びGRを織り交ぜて読むなら納得するかもしれませんが,それだけだと,はじめから,「本音は言わないが,内心馬鹿にしたり,敬遠したりして」入ってこないでしょう。
中年以上の人は,英語を読む目的がハリーポッターと聞くと,「え,それ,何。そういう程度なの。参加しない。」という人も,少なくないでしょう。
しかし,100万語までは,少なくとも,騙されたと思って,LR(英語圏の児童向けの本),GRを読むのが,多読のアクセルを踏むきっかけとなるでしょう。
LRの豊かな世界に,目覚めるかもしれません。
しかし,それ以後の展望も,与えられている必要があります。
自分の読みたい本を読み,それを英語で表現できるという方法が必要です。
そうでなければ,自分の読みたい英語の本を買うが,積んでおくことになります。
また、英語を話すと言うことは,暗記した英語会話をそのまま話して通じることではない,自分の思想を理路整然と話して議論できることだ,という國弘正雄の言葉:英語の話し方P156、P344も,私は,その通りだと思っています。
言葉は,思想そのものです。
英語の本というのは,種類は,それこそ,いっぱいあるのです。
読みたい本が,いろんな分野であって,当然ではないでしょうか。
いろいろな分野が読めると言うことが,多読の効果でなければならないのではないでしょうか。
日本人の大人が,普段日本語で読んでいるもの(それは,子供では通常読んでいないもの)を,英語圏ではどういう内容にしているか,それを英語で読むのが,自然ではないでしょうか。
また、自然科学,社会科学,人文科学で,翻訳物が出る前の1年や2年前に,英語が読めるのは,読みたい動機になるのではないでしょうか。
アドラーが,「本を読む本」で説いているような本というのが,多読の効果として,読めるようでなければならないと思います。
教養とは,少なくとも一昔前は,そういうものでした。
中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。
しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?
食わず嫌いで終わらないでしょうか?
新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。
私の認識は,的はずれですか?
それとも、異端ですか?
9 論争
ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。
ryOtasanさんも,同じかもしれません。
あえて論争する必要がなかったかもしれません。
しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。
限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
10 本音
見た限りは、今回のような投稿は、ないと思います。
本音を述べて,受け入れられなかったり,非難されたり,無視されたりするのなら,仕方がないですね。
それでは HAPPY READING
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/7/15(00:42)
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主観の新茶さん、こんにちは。
200万語、おめでとうございます。
3月に100万語達成したとしますと、かなり早いペースですね。
〉2 不安
〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉 6月22日に達した。
「語数の数え方」は参考になさいましたか?本によって1ページの語数はかなり変わりますし、1冊ずつの語数を数えたほうが正確ではないかと思うのですが。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/word_count/how-to-count.html]
アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話が話題にあまりならないのは、原書が英語でないこと、英訳本はYLが高すぎて手を出す人が少ないんでしょう。やさしい英語で書き直したものもあると思いますが、おそらくもともと英語で書かれたやさしい絵本、児童書を読む方が多読に適しているからだと思います。
〉5 読む(1)
〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
「自分が読みたい本」「自分が読む必要のある本」を読めるようになることです。読みたくない本、読む必要のない本は読まなければいいんですから。
そして「どこまで到達するか」は自分の感じ方です。1000万語ぐらいになっている人ですと自分なりの基準が出来ていますので、こういう悩みはなくなってくるようです。
〉6 読む(2)
〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
語数が多くなるほど、その内容は人によって違ってきます。それは多読の進め方や本の選び方、好み、目的がみんな違うからです。専門的な英語が必要な人もいれば、好きな本を読みたいだけの人もいます。そういった人を皆同じ基準で「読めるかどうか」を決めて当てはめると、結局従来型試験判定型学習になり、到達できない人が挫折するだけです。「到達点」は自分で定めてください。他人の決めた到達点ですと、達成できないと挫折感を味わうことになります。
主観の新茶さんは「自分の」目標がありますか?特に具体的な目標がないから何か基準に頼ろうとしているのではないのでしょうか。もし具体的な目標があるのでしたら、それを質問したら多読の方向性についてアドバイスが得られるかもしれません。
〉7 読了
〉(1) GR CER2の再読
〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
(3)はおもしろそうですね。GRを基準にしてYLはどのぐらいでしょうか。
シニア向けについては、まりあさんの計画がありますのでそれを待ちましょう。
それではHappy Reading!
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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/7/16(22:30)
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杏樹さん、こんにちは。
主観の新茶さんです。
〉200万語、おめでとうございます。
〉3月に100万語達成したとしますと、かなり早いペースですね。
3月より前に100万語になっています。
1月平均20万語ですね。
〉〉2 不安
〉〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
〉〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
〉〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉〉 6月22日に達した。
〉「語数の数え方」は参考になさいましたか?本によって1ページの語数はかなり変わりますし、1冊ずつの語数を数えたほうが正確ではないかと思うのですが。
〉 [url:http://www.seg.co.jp/sss/word_count/how-to-count.html]
この200万語の投稿は、後に続く、私に似た人、または多読するシニアへのメッセージが含まれています。
それらの人へ、かゆいところに手が届くよう、1日読むごとに換算する方法を書いたものです。
全部読まないと、計算できないという人や、電卓で端数まで計算する人がいることを慮ったものです。
上のURLは、すぐにそれらの人が参照できるので、うれしいです。
私は、上のURLを前提に、語数計算していることは、すでに「はじめまして」で述べています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=6495]
ちなみにその部分を引用すると、「語数の判明しない英語の本は,しり込みすることなく,合理的に推計計算して算定すればよいと思う。自分なりに計算すると,合理的であれば,自然に,古川先生が執筆されている算定法となるので,迷ったら,随時,確認するとよい。推計計算した本の多読により,合計読書数の誤差は,原則として,平均へ回帰し,少なくなるはずであるから,語数の計算に時間はかけないほうがよい。」
〉アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話が話題にあまりならないのは、原書が英語でないこと、英訳本はYLが高すぎて手を出す人が少ないんでしょう。やさしい英語で書き直したものもあると思いますが、おそらくもともと英語で書かれたやさしい絵本、児童書を読む方が多読に適しているからだと思います。
杏樹さんのような見解が出ることは、予想しておりました。
しかし、難易度は、10の中には、入るでしょう。
そうすると、ブックガイドに紹介されていても良いはずですが、紹介されていません。
私は、簡略に述べると、要望する人が減少しているのであり、その理由は、「カノン(規範・教養としての本のリスト)からの逃走、敬遠、それへの嫌悪」であり、「読むことの歴史ーヨーロッパ読書史:2000年5月発行」の第13章「読書のための読書」という、アメリカやヨーロッパにも見られる現象であると思っています。
閑話休題。
〉〉5 読む(1)
〉〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉「自分が読みたい本」「自分が読む必要のある本」を読めるようになることです。読みたくない本、読む必要のない本は読まなければいいんですから。
〉そして「どこまで到達するか」は自分の感じ方です。1000万語ぐらいになっている人ですと自分なりの基準が出来ていますので、こういう悩みはなくなってくるようです。
これは、酒井さんの方法、またはクラッシェンの方法を意識して書いたのです。
SSSは、それより柔軟な方法を採用していると思われます。
しかし、ロマンスやミステリーなど特定のPB分野の投稿しかないのは、それ以外に興味のある人がいないのではなく、それ以外に興味のある人にとって、酒井さんの方法では、多読する能力が養われない構造になっているからではないかと思っているのです。
つまり、この方法では、大多数の分野のPBは、読めるようにならないか、私が参照した、ある論者にいわせれば、ごく少数の人ができるようになるとしても、人生を無駄遣いしかねない膨大な時間量を費消する必要があるというものです。
例外として、T.Y.さんがいるかもしれませんが、1人では、証明したことにならないし、彼は、中学校の教科書を丸暗記するという方法を採用していますし、文法についてもどれだけ学んだか調査する必要があります。
〉〉6 読む(2)
〉〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
〉語数が多くなるほど、その内容は人によって違ってきます。それは多読の進め方や本の選び方、好み、目的がみんな違うからです。専門的な英語が必要な人もいれば、好きな本を読みたいだけの人もいます。そういった人を皆同じ基準で「読めるかどうか」を決めて当てはめると、結局従来型試験判定型学習になり、到達できない人が挫折するだけです。「到達点」は自分で定めてください。他人の決めた到達点ですと、達成できないと挫折感を味わうことになります。
「PBが読める」と標榜するのですから、多読していれば、一部は除いて、まあまあ、どんなPBでも、日本語と同じ程度に、楽に読める、という期待を抱かせるではありませんか。
しかし、現実は、違うと思います。
この改善は、どうするか。
従来型の挫折する方法に戻るだけという発想に陥ってはいけないと思います。
〉主観の新茶さんは「自分の」目標がありますか?特に具体的な目標がないから何か基準に頼ろうとしているのではないのでしょうか。もし具体的な目標があるのでしたら、それを質問したら多読の方向性についてアドバイスが得られるかもしれません。
「はじめまして」と、それ以降で、目的、目標は、修正されていっていますから、それを前提に、またコメントいただけると、幸いです。
杏樹さんは、誤解されないと思いますが、私の目的、目標については、誤解なきよう読んでいただければ幸いです。
〉〉7 読了
〉〉(1) GR CER2の再読
〉〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
〉(3)はおもしろそうですね。GRを基準にしてYLはどのぐらいでしょうか。
おお、ここに反応されたのですね。
是非、おもしろいと思って、読んでいただきたい。
(1)にSLAVE。
どう映像が映るのか、是非聞きたい。
YLは、杏樹さんが読みたいと思うYLとしたいが、実は、私は、YLにおける難易度の説明は、正確ではない。
児童書のYLでいけば、ダールのMATILDAよりは、はるかに速読できて、読みやすい。比較の対象が、私の経験では、良いのがないな。
内容は、詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2659]
(2)は、子供用百科事典。子供用の基礎から、学んでいく方法です。
内容は、おもしろい。1ページ150字換算で、約2万3000字。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2636]
(3)は、原則として、大人の読み物です。
今、丸善では、「誰にも聞けないガイドシリーズ」のフェアーをしています。
私は、6冊ほど持っています。
アマゾンへのアクセス等は、別のところで紹介するかもしれません。
〉シニア向けについては、まりあさんの計画がありますのでそれを待ちましょう。
〉それではHappy Reading!
ハッピー・リーディング
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主観の新茶さん、こんにちは。
〉 この200万語の投稿は、後に続く、私に似た人、または多読するシニアへのメッセージが含まれています。
〉 それらの人へ、かゆいところに手が届くよう、1日読むごとに換算する方法を書いたものです。
〉 全部読まないと、計算できないという人や、電卓で端数まで計算する人がいることを慮ったものです。
それは失礼しました。
書評にある本なら計算する必要がないという前提に立って、未登録で語数不明の本のことを想定していました。その場合も私はけっこう適当な数え方をしています。しかし書評に上げたい本はもっときちんと計算します。
〉 これは、酒井さんの方法、またはクラッシェンの方法を意識して書いたのです。
〉 SSSは、それより柔軟な方法を採用していると思われます。
〉 しかし、ロマンスやミステリーなど特定のPB分野の投稿しかないのは、それ以外に興味のある人がいないのではなく、それ以外に興味のある人にとって、酒井さんの方法では、多読する能力が養われない構造になっているからではないかと思っているのです。
〉 つまり、この方法では、大多数の分野のPBは、読めるようにならないか、私が参照した、ある論者にいわせれば、ごく少数の人ができるようになるとしても、人生を無駄遣いしかねない膨大な時間量を費消する必要があるというものです。
〉 例外として、T.Y.さんがいるかもしれませんが、1人では、証明したことにならないし、彼は、中学校の教科書を丸暗記するという方法を採用していますし、文法についてもどれだけ学んだか調査する必要があります。
これについては「研究途上」としか言えません。
といいますのは、私が多読を始めたころには100万語通過した人は二桁しかいませんでした。私が100万語が近づいてきたころ100人目の100万語通過者が出ました。そういう状態ですから、PBや一般書を読む人はまだあまりいませんでした。
また、最初に読むPBもシドニー・シェルダンが推薦されていましたが、シェルダン以外の本でやさしくて読みやすい本ではどんなものがあるかもわかっていませんでした。
ここで気をつけておきたいのは、酒井先生はすでに英語の本が読めるので、レベル0〜1から多読することが出来なかったということです。やさしい本の情報の蓄積はもともと酒井先生が多読の授業で観察した結果生まれたものだということです。このHPができてからは掲示板の投稿、書評登録によってYLやジャンルなど多読をする人のための情報が少しずつ増えていったのです。例えば、私が多読を始めたころはORTの存在を知りませんでした。そのときは多読の本は「快読100万語!」しか出ておらず、そこには紹介されていなかったのです。100万語を通過したころ「今日から読みます 英語100万語」の本が出て、始めてORTを知りました。
そして多読の進め方も、三原則を適用しながら読むと、自然に自分の好きなもの、興味の湧くものに対して広がっていくので、人によってさまざまな方法が生まれてきました。そのように、多読をする人たち一人ひとりが実践をしながら方法を探ってきたのです。PBも私は1冊目がシドニー・シェルダンでは気が乗りませんでした。そうしたらちょうどヒストリカル・ロマンスを紹介してくれた人がいたので(「ヒストリカル」というところがポイント)、それを初PBとして目標にすることができました。
主観の新茶さんはPB報告が足りないように思うかもしれませんが、「快読100万語!ペーパーバックへの道」しか多読の本がなかったころは、本当に100〜200万語でペーパーバックを目指していたのです。しかし私が100万語に達するころにはレベル3ぐらいで通過するのが標準になってきました。上で述べたように、その後ORTが紹介されるようになり、スタート地点がぐっと低くなりました。そうしたら、ますます100万語ではペーパーバックに到達する確率は低くなったかもしれません。しかしそれは、やさしい本を大量インプットすればそれだけ英語の基礎が身に付くということがわかってきたこともあり、必ずしもマイナスとは言えません。もしかすると絵本から入ることで、GRを読む割合が減っただけかもしれません。
また、レベルは順番に上がるものと思っていたら、読みたい本、好きな本をを読むということは思いがけないパワーを生むことがわかったのです。いきなりジャンプしてYL9のPBを読んでしまった人が現れたのです。
そうしたら、結局やさしい本をたくさん読んで基礎を付けたら、あとは読みたい本があったら少々レベルが高くても挑戦してみればいい、と言うことになりました。
さてそのころ、PB用の掲示板がありました。そこに常時投稿している人は3人でした。3人でなんとなく暗黙の了解で交代に順番に自分が読んだ本を報告していました。そのうち一人は本当にある程度読む力があって読んでいる人でしたが、残りの二人は児童書が性に会わず、GRも人工的な文体が気になって読む気がしないということで、やさしい本を読む量が少ないまま無理矢理レベルの高いPBを読んでいたのです。
そのうちの一人はオフ会で何度も会う機会があり、PBを読むためのコツを聞いてずいぶん参考になりました。最初はかなり飛ばしたり投げたり大変だったようです。しかしその人は今ではアメリカ文学に興味を持ち、古典的作品を読むようになっています。
その後掲示板の改革があり、PBの掲示板は「本のこと」に統合されてしまいました。3人しか常時投稿者がいないのでは稼働率が低いとみなされたのでしょう。それでPBばかりの投稿をする必要がなくなり、お三方も順番にPB報告をすることもなくなりました。
〉 「PBが読める」と標榜するのですから、多読していれば、一部は除いて、まあまあ、どんなPBでも、日本語と同じ程度に、楽に読める、という期待を抱かせるではありませんか。
〉 しかし、現実は、違うと思います。
〉 この改善は、どうするか。
〉 従来型の挫折する方法に戻るだけという発想に陥ってはいけないと思います。
これは上で述べたように「快読100万語!」が出版された時期と多読事情が変わって、多読は「PBを読むための方法」ではなくなっているので仕方がありません。多読の授業や掲示板報告での多読実験の継続によって、「本を読む」というのは「言葉がわかる」のではなく「内容がわかる」ことだというのがわかってきました。読みたい本、好きな本ならレベルを飛び越しても読めるという報告もいろいろ出てくるようになりました。レベルはあくまでも目安であって、本当の基準は自分にあるのです。
それで多読の目的は「読みたい本を読む」ことになっていったのです。あとは、映画を見るとか、英字新聞を読むとか、CNNなどのニュースを視聴するとか、洋楽を楽しむとか、多読をする人それぞれが自分の好きなこと、したいことに向かっていくようになったのです。
日本語でも「どんな本でも」読めるわけではありません。自分の苦手なジャンルや嫌いな本はあるでしょう。日本語の本なら「日本語が読めない」ではなく「内容が理解できない」「興味を持てない」と思うはずです。英語でも「英語がわからない」のではなく「興味がない」から読めないのであって、好きな本なら語数を重ねれば読めるようになっていきます。
主観の新茶さんがノウハウとして不完全だと思うところは、まだこれから開発途上です。多読はまだまだ完成された方法ではありません。自分が目標に向かって試行錯誤してみて、その結果を報告したら後に続く人の参考になる、という繰り返しなのです。ですから改善するべきだと思う部分は、できれば自分で方法を考え実践し、掲示板で報告してさらに多読のノウハウを充実させてくれたらうれしく思います。
それでは…。
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/7/15(18:55)
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主観の新茶さん、こんばんは!極楽トンボです!
200万語通過、おめでとうございます!
>1 期待
100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。当時は,寂しい思いがしました。その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。今からでも遅くないので,掲載してくださいね。はじめましての100万語の内容は,長文です。評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
次回の多読通信の担当者さま、100万語通過は一生に一回しかない出来事ですから、どうか主観の新茶さんの100万語通過報告を次号に載せてあげてください!わたしも100万語通過報告の時、多読通信に載せてもらってとってもうれしかったし、秘密結社SSSの一員になった実感をもてました。
いま、あらためて主観の新茶さんの100万語通過報告を読み直しましたが、論点が多岐にわたり分量も多くてなかなかコメントできません。今後、時間を見つけてすこしずつコメント差し上げますので待っててくださいね。
>2 不安
100万語のときは,達成できるか,不安でした。200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。6月22日に達した。
あら、新茶さんも不安にお感じでしたか。わたしは停滞恐怖症なので、もし今読んでいる本が読み通せなかったら、この本を枕に討ち死にじゃあー、という気分でいつも読んでいます。一方で、でもこの本と心中するんじゃあ浮かばれん!とも思います。心中するならもっといい本がいいなあ。でもそういう本は最初の1頁読んだだけで心中できそうなので、やむを得ず敬遠しております。わしゃ、まだ死にとうない。
>3 達成
過去の投稿は,一部しか見ていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
わたしも1000万語、2000万語くらい、すいすいすーだらだったすらすらすいすいすい、といってみたいもんです。それこそ日刊ゲンダイでも読むように。あー、またつまんねえもん読んじゃって、時間つぶしちゃった、なんてつぶやきながら本棚に英語の本を放り投げたりしたらかっこいいよね。
>4 PB
100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
SSSの掲示板に書き込まれる読書報告で取り上げられる本のジャンルが偏っているというご指摘だと理解しました。やさしい英語で書いてあって、読むのにそれほど骨が折れない本という制約から、みなさん本を選ぶのに苦労があるようです。そしてまた、そこにSSS多読の醍醐味があるわけです。わたしもわたしなりに探してみようと思っています。そこで、掲示板の皆さんの読書報告が大いに参考になるわけです。それは、これまでタドキストに知られていない未知の本の紹介でもいいし、みんながよく知っている本について新たな知見を披露したものでもいいと思います。要は、多読を継続する上で刺激になればいいんです。みんなで読書報告を書き込みましょうよ。主観の新茶さんの読書センスは、わたしとは全然違うような気がします。新茶さんの読書報告を読ませていただければ、わたしにもよい刺激になると思いますので、是非是非。
>5 読む(1)
PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
タドキストもベテランになると、ご自身の英語の読書力の向上について報告することをひかえておられるような気がします。始めたばかりの人や、数年経ってもあまり効果の上がらない人がひいちゃうと気の毒だから、なんていう配慮は無用ですので、どしどしご報告くださると、掲示板読者としてはとっても楽しみですし、憂鬱になりがちな長距離多読者としても励みになります。
でもまあ、人は人ですよね。とっても気になるけど。わたしは生来ののんきものなので、のろのろやります。心の中では結構焦っているけど。死ぬまでに読みたい本が読めるようになるのかなあ、とかね。わたしはできるところまで行ってみようと思っています。
>7 読了
(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。
お、このTHE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズって、よさそうじゃないですか。問題は、私に読めそうかどうかですな。新茶さんのくわしいレポートが待たれるところです。なんていう前に、わたしも一冊手を出してみるべきでしょうか?心中しちゃいそうでこわいよー。でも、こうなったら「大ばか者」を並べて討ち死にじゃー。あれ、わたしは心中を恐れているのでしょうか、討ち死にを恐れているのでしょうか、わからなくなってきました。あ、わかった、一冊の本とがっぷり二つに組んでそのまま停滞しちゃったら「心中」、並行して何冊もの本を読みながら全部そのまま途中で停滞しちゃったら「本を並べて討ち死に」ですね。考えるだけで恐ろしいです。
>8 シニア
中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。私の認識は,的はずれですか?それとも、異端ですか?
いやー、おっしゃるとおりですよー。中公新書を読むような感覚で洋書を読むというのが、新茶さんがSSS多読に期待するイメージですね。わたしは日刊ゲンダイを読むような感覚で洋書を読みたいです。
>9 論争
ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。ryOtasanさんも,同じかもしれません。あえて論争する必要がなかったかもしれません。しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
主観の新茶さんの問題意識、必ずしも理解しているわけではありませんが、いつも目を通しています。「吾が生や涯あり、しかるに知や涯なし。涯有るを以て涯なきに随うは殆うきのみ。」だからといって、おとなしく分を守ってろってのも、癪に障りますよね。
>10 本音
見た限りは、今回のような投稿は、ないと思います。
本音を述べて,受け入れられなかったり,非難されたり,無視されたりするのなら,仕方がないですね。
えー、本当ですか!新茶さんには負けてると思うけど、わたし、これでもけっこう忌憚のないところを書いているつもりなんです。あまりに忌憚のないところを書きすぎて、もう恥ずかしくてオフ会の類に出席できないと思っているぐらいです。オフ会に行くことがあったら、本名を名乗って極楽トンボなんか知らんぷりしちゃおうっと。
>それでは HAPPY READING
ハッピー・リーディング!
------------------------------
極楽トンボさんへ
あなたが引用された「吾が生や涯あり、しかるに知や涯なし。涯有るを以て涯なきに随うは殆うきのみ。」は,中国の古典,「荘子」に由来するが,私も,高校生のころ出会った言葉で,爾来,長く愛好しています。
世の中の知見,知識(人生の経験を前提とする)は,無限に近くあるので,その習得は容易ではなく,果てある人生において,知見等を追い求めるのは,危うき側面を有するというものであって,知の追求は,空しいから,辞めろと言っているのではなく,また,知の果てなき追求が,愚であるとさとしているのでもない。
また,謙抑的に知を発揮ないし披露しなさいという意味ではない。
ラテン語の「ars longa,vita brevis」,つまり,「技術は,長く,人生は,短し」=技術を習得するには,人生は,余りにも短いという内容に近似したものであります。
このラテン語は,「芸術は,永久不変である」というような誤解がある,と物の本に書いてある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ときおり,極楽トンボさんのこの引用への返答をしていなかったことが,思い出されて,仕方がなかった。
ここに返答を差し上げ,もはや,返答しなかったことを思い出すこともあるまいと思われる。
極楽トンボさんも,元気でお暮らしのことと思っている。
私も,元気である。
------------------------------
主観の新茶さん、はじめまして。たかぽんと申します。
読書量200万語おめでとうございます!
〉みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
〉1 期待
〉 100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
〉 当時は,寂しい思いがしました。
〉 その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
〉 私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
〉 今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
〉 はじめましての100万語の内容は,長文です。
〉 評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
月に20万語ペースと読みましたが、早いですねー。
日本語の本もかなり読んでおられるようですし、あこがれます。
私自身、もっと、時間のムダなく、たくさん本を読みたいなと思っています。
〉2 不安
〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
200万語まで続けられて、よかったですね。
続ける工夫をされたのですね。
〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉 6月22日に達した。
なるほど。そういうふうにすると、日々どれぐらい読んでるかもわかって、よいですね。
「途中本」が多いと、そこでやめるのか、まだ続きを読むのか判断できず、
語数に加わらず、語数が伸びないので、やっかいですもんね。
〉3 達成
〉 過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
〉 その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
〉 1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
〉 公表されていないと思われるので,推計しました。
なるほど。実際どれぐらいいらっしゃるんでしょうね。誰も知らないでしょうけれど。
〉4 PB
〉 PBとは,何を指すのか。
〉 PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
〉 つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
〉 多少違った言い方をしているかもしれないが、とにかく、通常の定義に従います。
〉 PBは,実質的意味では,特に制限はないと思います。
〉 私は,日本でPBに該当するものといえば,社会科学では,中公新書等の新書(以前は,岩波新書が代表でした),自然科学が,ブルーバックス,人文科学が,やはり上記新書,文芸書が,各種文庫のみならず,有斐閣(有斐閣アルマ、有斐閣ブックス等),岩波の専門書シリーズ,日経文庫,日経BP,中央経済社等の本で、表紙がハードカバーでないものすべてを含むと考えています。
〉 内容的には,ハードカバーと余り遜色はないものが,かなり含まれると思います。
〉 ただし各専門分野で,この先生の本が、1番というのは,ハードカバーが多いから,もとより、形式上、PBに含まれません。
〉 アメリカのPBも、社会科学、自然科学、人文科学、小説など多彩です。
〉 しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
〉 LRは,マザーグースの話題は多少あるが,アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話など,古典的な教養が,余り話題にならないように思われるのですが,私の見逃しでしょうか。
〉 100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
〉 SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
〉 多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
たしかに、話題になるのは、小説が多いかもしれませんね。
自分の好きなものを読んでいる人は、そもそも報告が無いだけかもしれませんし、
ちょっと自分の趣味が濃すぎるのでって、紹介を控えておられる可能性もあるでしょうね。
〉5 読む(1)
〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
どうなんでしょうね。
けっこう、読みたいものが読めるようになるんではないでしょうかね。
〉6 読む(2)
〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
どうなんでしょうね。ほんとに人それぞれでしょうしね。
まぁ、個人個人は、多読に別に義理は無いのだから、自分がいいなと思った方法をとれば
いいんじゃないかなと私は思います。
〉7 読了
〉(1) GR CER2の再読
〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
The Complete Idiot's Guide はおもしろそうですねー。400点以上あるのはスゴイ!
「誰にも聞けないシリーズ」はうまいと思います。「サルでもわかる」は使い古されてますかね…
〉8 シニア
〉 シニアの人は,児童もの,GR(英語圏以外の外国人向けのやさしい本)を読む会だというと,自分には,関係がないという顔をする人は,いませんか?
〉 そういう人は,社内や組織内で英語を扱うことがあって,英語に不自由していないつもりでも,その多くは、英語を多読していないし,しかし,英語を多読したいのです。
〉 そういう人にも,希望通り,英語を多読してもらいたいと思います。
〉 そういう人は,しかし,児童もの及びGRを織り交ぜて読むなら納得するかもしれませんが,それだけだと,はじめから,「本音は言わないが,内心馬鹿にしたり,敬遠したりして」入ってこないでしょう。
〉 中年以上の人は,英語を読む目的がハリーポッターと聞くと,「え,それ,何。そういう程度なの。参加しない。」という人も,少なくないでしょう。
〉 しかし,100万語までは,少なくとも,騙されたと思って,LR(英語圏の児童向けの本),GRを読むのが,多読のアクセルを踏むきっかけとなるでしょう。
〉 LRの豊かな世界に,目覚めるかもしれません。
〉 しかし,それ以後の展望も,与えられている必要があります。
そうですね。できるだけいろんなメニューが呈示されてるといいですね。
〉 自分の読みたい本を読み,それを英語で表現できるという方法が必要です。
〉 そうでなければ,自分の読みたい英語の本を買うが,積んでおくことになります。
うーん。いずれその本も読めるようになると思いますけどね。
〉 また、英語を話すと言うことは,暗記した英語会話をそのまま話して通じることではない,自分の思想を理路整然と話して議論できることだ,という國弘正雄の言葉:英語の話し方P156、P344も,私は,その通りだと思っています。
それはそうでしょうね。
〉 言葉は,思想そのものです。
〉 英語の本というのは,種類は,それこそ,いっぱいあるのです。
〉 読みたい本が,いろんな分野であって,当然ではないでしょうか。
そうだと思います。
〉 いろいろな分野が読めると言うことが,多読の効果でなければならないのではないでしょうか。
うーん。その人にとって、読みたいものが読めれば、よいかなと思います。
そうなったという人はたくさんいらっしゃいますね。報告とか見てると。
〉 日本人の大人が,普段日本語で読んでいるもの(それは,子供では通常読んでいないもの)を,英語圏ではどういう内容にしているか,それを英語で読むのが,自然ではないでしょうか。
どうでしょうね。人それぞれなんではないでしょうかね。
〉 また、自然科学,社会科学,人文科学で,翻訳物が出る前の1年や2年前に,英語が読めるのは,読みたい動機になるのではないでしょうか。
そういう動機である場合もあるでしょうね。
〉 アドラーが,「本を読む本」で説いているような本というのが,多読の効果として,読めるようでなければならないと思います。
〉 教養とは,少なくとも一昔前は,そういうものでした。
「なければならない」ってこともないと思いますけどね。
〉 中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。
〉 しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?
〉 食わず嫌いで終わらないでしょうか?
どうなんでしょうね。
意外と、童心に返るところから始めるのも悪くないと、興味を持たれるかもしれませんよ?
〉 新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。
〉 私の認識は,的はずれですか?
〉 それとも、異端ですか?
そういうご意見をお持ちの方も、他にもいらっしゃると思いますから、
別に異端ということはないんじゃないでしょうか。
〉9 論争
〉 ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。
〉 ryOtasanさんも,同じかもしれません。
〉 あえて論争する必要がなかったかもしれません。
〉 しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。
疑問に思ったことは言っておかないと、気持ち悪いものですもんね。
〉 限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
やってみないとわからない、自分のことは自分にしかわからない、というとこがありますから、
あまりあれこれ考えず、自分が「よさそうだ」と思うことをやっていけばいいんじゃないかと
思います。
〉10 本音
〉 見た限りは、今回のような投稿は、ないと思います。
〉 本音を述べて,受け入れられなかったり,非難されたり,無視されたりするのなら,仕方がないですね。
どうでしょうね。別に不愉快な感じはしませんでしたが。
〉 それでは HAPPY READING
楽しくいろいろなさってください!!
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お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2008/7/18(06:55)
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こんにちは。主観の新茶さん、かのんといいます。
200万語通過、おめでとうございます♪
> 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
> 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
100万語を1単位とすると、
1周目のとき、2周目のとき、
くらべてみると、新茶さんの中でも、いろいろ変化が起きているようですね。
不安は不安でも、その内容が変わってきていらっしゃる。
その延長で推測すると、これから3周目、4週目とすすんでいかれるうちにも、
いまは見えてないいろんな新茶さんの気づきに出遭えるんじゃないかなぁ。
> 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
> アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
うんうん。多読を継続するうちに、
だんだん、「あぁ、こうすればいいんだ」って
自分に合ったやりかた(多読のノウハウかな)が
わかってきますよね。
経験をとおして自分で編み出したノウハウっていうのは、
人に教わったノウハウよりも自分にとってはしっくり来るものかも
しれないです。
〉7 読了
〉(1) GR CER2の再読
〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
レベルも分野も、いろいろ幅ひろく読んでいらっしゃるようですね。
Mr.Putter and Tabby のシリーズは、わたしも好きです。
Mr.Putter も Tabby も、マイペースな人&ネコですが、
お互い、マイ・ペースなのに、うまくいく。
あんなふうに穏やかに日々を暮らせたらいいなぁ、とあこがれます。
文章がやさしくて語数の少ない本は、
1冊を読むのにかかる時間が少なくてすむので、
自分の好みに合う・合わないを吟味するより、
「おもしろそうかな」と自分の心にぴぴっときたら
ちょっと読んでみる→面白ければ読む・合わなければやめる、って
気軽にできますよね。
10万語以上にもなるようなものになると、
1冊を読むのに時間もかかりますが、
逆にいうと、10万語の本を読めるようになる頃には、
ある程度、自分の好みの本を入手する方法もわかってきている頃なのかなぁ、と
思います。
> 専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
そんな感じだと思います。新茶さんのおっしゃるとおり、
わからない単語をある程度ふくむ本、ちょっと自分にはむずかしいかな?と思える
本でも、自分の中にその分野の背景知識が多いと、
「たぶんこんな意味だろう」と推測がつくので、読みすすめることができますね。
だから、10万語以上になるようなぶ厚い本は、英語の読む力に加えて、
読む人のもつ好み、興味の方向性、背景知識の量、などによって
人それぞれ、読みやすく感じるか、むずかしく感じるか、その差が広がる
と思います。
このレベルの本では、多読3原則の3つめ、「合わないものは投げる」が
いちばん大切かな、と、わたしは思っています。
世の中には一生かかっても読みきれないくらいの本があって、
時間は限られているんですもの。
面白くない本はさっさと切り上げて
自分がおもしろいと思うものを選んで読んでいきたいですよね。
いきなり Amazon の洋書のコーナーを見ても、選択の幅が多すぎて
選べなくても困ってしまいますから、
まずは、翻訳された本で、面白そうなものを、原書で試してみる、
というところから手がかりにしていくと、
自分の好みの本にたどりつきやすいのかなぁ。
新茶さんの報告を読ませていただきながら、
新茶さんも「読みたい本がいろいろあってうれしい悲鳴」状態なのかなぁ、、、と
想像してしまいました。
〉8 シニア
〉 シニアの人は,児童もの,GR(英語圏以外の外国人向けのやさしい本)を読む会だというと,自分には,関係がないという顔をする人は,いませんか?
〉 そういう人は,社内や組織内で英語を扱うことがあって,英語に不自由していないつもりでも,その多くは、英語を多読していないし,しかし,英語を多読したいのです。
〉 そういう人にも,希望通り,英語を多読してもらいたいと思います。
〉 そういう人は,しかし,児童もの及びGRを織り交ぜて読むなら納得するかもしれませんが,それだけだと,はじめから,「本音は言わないが,内心馬鹿にしたり,敬遠したりして」入ってこないでしょう。
〉 中年以上の人は,英語を読む目的がハリーポッターと聞くと,「え,それ,何。そういう程度なの。参加しない。」という人も,少なくないでしょう。
〉 しかし,100万語までは,少なくとも,騙されたと思って,LR(英語圏の児童向けの本),GRを読むのが,多読のアクセルを踏むきっかけとなるでしょう。
〉 LRの豊かな世界に,目覚めるかもしれません。
『少なくとも,騙されたと思って』かぁ。
100万語単位の英語を読書する、なんて、やったことがない人にとっては、
たしかに、これ読んでどうなるの? その効果は? と思いますよねぇ。
まぁでも、多読という方法を選択する・しないも人それぞれだと思います。
やってみないと納得などできないだろうから、まずはやってみる。
やってみて、面白ければ続ければいいし、
合わなければ別の方法もあるだろう、と。
新茶さんにとっては、どうだったのかなぁ。これからはどうなっていくのかなぁ。
楽しみですね。
どうぞ、これからも、新茶さんは新茶さん流に、
新茶さんの Happy を追求していってください。
3周めもいろいろな気づきに出あえますように♪
長くなりました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
Happy Reading!
p.s.
言い忘れたので追記します。
お返事はむりして書かなくていいです。スルーしてくださってOKです。
新茶さんにとってお返事書くことより大切なことがあると思うのです。
新茶さんにとって、いちばん大切なことを
いちばん大切になさってくださいませ。
ではでは。
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お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2008/7/21(13:17)
------------------------------
主観の新茶さんは[url:kb:10915]で書きました:
〉みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
僕からのお祝いが遅くなってしまいましたが、
210万語通過、
おめでとうございます。
〉1 期待
〉 100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
〉 当時は,寂しい思いがしました。
〉 その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
〉 私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
〉 今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
〉 はじめましての100万語の内容は,長文です。
〉 評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
普段着で気楽な会話をしているところに、
立派な身なりの紳士が入ってきて、
整然と演説を始めたので、
担当者のかたは気後れしてしまったのかもしれませんね。
内容の立派さに感心した人は多いはずですが。
〉2 不安
〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉 6月22日に達した。
僕は語数を気にしない方ですが、
数えることで前向きになれる人にとっては、
上手な方法ですね。
こっそり参考にする人は多いでしょう。
〉3 達成
〉 過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
〉 その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
〉 1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
〉 公表されていないと思われるので,推計しました。
これも興味深い数値ですね。
この人たちにどこかでお会いできる日を楽しみにしています。
〉
〉4 PB
〉 PBとは,何を指すのか。
〉 PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
〉 つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
〉 多少違った言い方をしているかもしれないが、とにかく、通常の定義に従います。
〉 PBは,実質的意味では,特に制限はないと思います。
〉 私は,日本でPBに該当するものといえば,社会科学では,中公新書等の新書(以前は,岩波新書が代表でした),自然科学が,ブルーバックス,人文科学が,やはり上記新書,文芸書が,各種文庫のみならず,有斐閣(有斐閣アルマ、有斐閣ブックス等),岩波の専門書シリーズ,日経文庫,日経BP,中央経済社等の本で、表紙がハードカバーでないものすべてを含むと考えています。
〉 内容的には,ハードカバーと余り遜色はないものが,かなり含まれると思います。
〉 ただし各専門分野で,この先生の本が、1番というのは,ハードカバーが多いから,もとより、形式上、PBに含まれません。
〉 アメリカのPBも、社会科学、自然科学、人文科学、小説など多彩です。
〉 しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
〉 LRは,マザーグースの話題は多少あるが,アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話など,古典的な教養が,余り話題にならないように思われるのですが,私の見逃しでしょうか。
〉 100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
〉 SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
〉 多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
英国や米国はずっと格差社会だったので、
教養書を読むのは高学歴のエリートが多かったようです。
お金はないけれど向学心のある人は図書館の本を読んでいました。
ですから、
新茶さんが挙げたような本、
むかしはほとんどがハードカバーだったようです。
日本で岩波文庫や岩波新書にそうとうするような本もそうです。
Every Man's Library というのが有名でした。
ペーパーバックは、
新聞と仕事のマニュアルしか読まないような人や、
若い人が対象で、
SFや犯罪ものなど、
大衆的な内容の本が多く、
表紙のデザインも扇情的でした。
この主の本のことを、
今では "mass market paperback" と呼びます。
時代が進むと、
英国の Penguin Books からは教養書のペーパーバックも輸入されるようになりました。
新書にそうとうする Pelican Books も東京辺りの洋書店で見かけることが多かったです。
今は出版社の吸収合併や多国籍化が進んだので市場もかわり、
ペーパーバックと言っても特に大衆的な感じはしないでしょうね。
〉5 読む(1)
〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
もうお気づきだと思いますが、
どんな分野でも入門書は読めるようになるでしょう。
〉6 読む(2)
〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
これまでだったら、
Adler の言う Insptectional Reading の水準でしょう。
今後の進むべき方向性として、
もっと深い読み方も選択肢に入ると思います。
〉7 読了
〉(1) GR CER2の再読
〉(2) LR PUTTER,ORTの番外編のオールスターズ,ダール,zip mouthなど。再読はない。
〉(3) その他 THE CO0MPLETE IDIOT’S GUIDEシリーズの1つ(10万字以上)。SLAVE。子供の薄い百科事典等。1番目のもの以外は,紹介しています。1番目のシリーズは,洋書コーナーに,結構並んでいます。私は,「誰にも聞けないシリーズ」と意訳しています。「世界一わかりやすいシリーズ」と訳す翻訳本もあります。書店の方に聞いたら,一瞬口ごもり,言いにくそうに,「大馬鹿者のシリーズというのです」といわれました。直訳ですね。このシリーズは,英米人の考えがわかって,おもしろいと思いますが,SSSで計算する難易度は,おそらく10を超えるものが多いと思います。多くは,専門的知識や知見,背景知識を必要としますが,400点以上ありますから,音楽,スポーツ,マンガ,心理学その他の一般的背景知識のものは,わからない単語も,推測できると思いますし,必ず自分の興味に合ったものや専門領域があって,それは,読めると思います。
すばらしい!!
こういう入門書を英語で読む人がもっと増えても良いと、
ずっと思っていました。
Britannica などの大人むけ百科事典も、
文章は意外に優しいですよ。
〉8 シニア
〉 シニアの人は,児童もの,GR(英語圏以外の外国人向けのやさしい本)を読む会だというと,自分には,関係がないという顔をする人は,いませんか?
〉 そういう人は,社内や組織内で英語を扱うことがあって,英語に不自由していないつもりでも,その多くは、英語を多読していないし,しかし,英語を多読したいのです。
〉 そういう人にも,希望通り,英語を多読してもらいたいと思います。
〉 そういう人は,しかし,児童もの及びGRを織り交ぜて読むなら納得するかもしれませんが,それだけだと,はじめから,「本音は言わないが,内心馬鹿にしたり,敬遠したりして」入ってこないでしょう。
〉 中年以上の人は,英語を読む目的がハリーポッターと聞くと,「え,それ,何。そういう程度なの。参加しない。」という人も,少なくないでしょう。
〉 しかし,100万語までは,少なくとも,騙されたと思って,LR(英語圏の児童向けの本),GRを読むのが,多読のアクセルを踏むきっかけとなるでしょう。
〉 LRの豊かな世界に,目覚めるかもしれません。
〉 しかし,それ以後の展望も,与えられている必要があります。
〉 自分の読みたい本を読み,それを英語で表現できるという方法が必要です。
〉 そうでなければ,自分の読みたい英語の本を買うが,積んでおくことになります。
〉 また、英語を話すと言うことは,暗記した英語会話をそのまま話して通じることではない,自分の思想を理路整然と話して議論できることだ,という國弘正雄の言葉:英語の話し方P156、P344も,私は,その通りだと思っています。
〉 言葉は,思想そのものです。
〉 英語の本というのは,種類は,それこそ,いっぱいあるのです。
〉 読みたい本が,いろんな分野であって,当然ではないでしょうか。
〉 いろいろな分野が読めると言うことが,多読の効果でなければならないのではないでしょうか。
〉 日本人の大人が,普段日本語で読んでいるもの(それは,子供では通常読んでいないもの)を,英語圏ではどういう内容にしているか,それを英語で読むのが,自然ではないでしょうか。
〉 また、自然科学,社会科学,人文科学で,翻訳物が出る前の1年や2年前に,英語が読めるのは,読みたい動機になるのではないでしょうか。
〉 アドラーが,「本を読む本」で説いているような本というのが,多読の効果として,読めるようでなければならないと思います。
〉 教養とは,少なくとも一昔前は,そういうものでした。
〉 中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。
〉 しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?
〉 食わず嫌いで終わらないでしょうか?
〉 新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。
〉 私の認識は,的はずれですか?
〉 それとも、異端ですか?
特に異端ではないと思います。
サイードを英語で読みたいと思っていたけれど、
絵本の面白さにはまってしまい、
そこから抜け出せない人もいますが、
そういう人はそれでも結構だし。
Shakespeare や Jane Austen の話題で盛り上がったこともあります。
Harry Potter って、
学生運動の話ですよね。
しかも原書はラテン語満載です。
中高年の男性などで、
興味がないかたが多いのもしかたがないとは思います。
(もしかして誤解していますか?)
この掲示板の常連さんが運営しているブログでも、
ばななさんとか間者猫さんなど、
教養書の世界に踏み込んでいますから、
これからの発展は期待できるでしょう。
また時間がなくなりました。
あとで続きもかきますね。
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/7/21(17:50)
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Ry0tasan、主観の新茶さん、こんにちは。 まりあ@SSSです。
〉〉3 達成
〉〉 過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
〉〉 その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
〉〉 1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
〉〉 公表されていないと思われるので,推計しました。
掲示板が出来たばかりの頃は、100万語通過者の名簿がサイトに
あったのですよね。150名以上になったような記憶がありますが、
忘れっぽいので...
その後100万語報告は、私が*:・'★゜'・:*:.。・:*:.。.:*:・'。.:*:・'★゜'・'・:*:.☆。.:*:・
をつけておめでとう、と書き込むようになりました。ジョークで
始めたら案外好評で、「きらきらを楽しみに100万語目指しました」
と多くの方にいって頂いたのは望外の幸せでした。
その後、私のきらきら配りが追いつかなくなり、せっかく通過した
のにお祝いがなくて残念だという声もあったので、多読通信で
お祝いするようになりました。その当時は毎週2〜5名位掲載して
いたかと思います。
やがてみなさんお忙しくなり、編集委員が減ったことから、
ローテーションが大変きつくなり、ボランティア精神に基づく
編集委員の作業は犠牲的精神を要求するまでになりました。
なんとか負担を減らして多読通信を続けたいものと、隔週発行
としましたし、掲示板投稿から興味深い記事を選んでダイジェスト
することも断念し、編集者は「100万語通過報告」の板のみを
チェックしてお祝いすれば良い、というガイドライン変更して
います。その号の担当者が、たまたま「はじめまして」での
100万語通過報告を目にして、それもご紹介されることもある
ようですが、これはサービス残業(笑)のようなものです。
多読通信を毎週発行していた頃よりも、100万語通過報告は
減っていますが、通信の発行部数は毎号増えていますし、
多聴・多読マガジンの発行部数等も勘案して、新しく多読を
始める方はどんどん増えているはずですから、単に通過報告が
減っているだけと考えています。
SSS創設期には非常に高価だった音源も、今では安価になり、
多読だけでなく多聴も並行する方が格段に増えています。
そのため、語数計算の方は多読のみのときよりも面倒になり
語数を数えない人が増大していると想像しています。
100万語、1000万語、2000万語通過者の数は、少なくとも
主観の新茶さんの推計の5倍位かな?というのが私の推計です。
〉〉4 PB
〉〉 PBとは,何を指すのか。
〉〉 PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
〉〉 つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
はい、絵本にも児童書にもペーパーバック版は発行されます。
〉〉 内容的には,ハードカバーと余り遜色はないものが,かなり含まれると思います。
〉〉 ただし各専門分野で,この先生の本が、1番というのは,ハードカバーが多いから,もとより、形式上、PBに含まれません。
アメリカの出版慣行として、ノンフィクションシリーズのような
ものを除き、単行本はまずハードカバーが出ます。
そのあと売れるものはペーパーバック化されます。ですから
大衆に読めないような専門的な本はペーパーバック化されないので、
ペーパーバックは大衆的な内容のものが多くなりますが、ハード
カバーのすべてが知的な本なわけではありません。
ロマンスもミステリも最初はすべてハードカバーです。日本人の
多くがわざわざこうした本を買わないので、洋書店店頭に並ばない
だけです。ちなみに児玉清さんは、お気に入り作家の新作をいち早く
読むために、すべてハードカバーで揃えられるそうです。
〉〉 アメリカのPBも、社会科学、自然科学、人文科学、小説など多彩です。
〉〉 しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
誌面が限られていますから、特定分野への興味や背景知識が必要な
本は掲載していません。大人向けの本が読めるようになる頃には、
本の探し方にも精通しているはずですし、各人が好みのものを
選べるはずですから。
ブックガイドでご紹介するペーパーバックは、レベル3〜5くらい
まで読み進んだ方で、知らない単語を飛ばすことが苦にならない方
なら読めそうな本を選んでいます。
〉〉 LRは,マザーグースの話題は多少あるが,アンデルセン,イソップ,グリム,ギリシャ神話など,古典的な教養が,余り話題にならないように思われるのですが,私の見逃しでしょうか。
マザーグースは英語ですが、それ以外は原作が英語ではありません。
多くの人が日本語翻訳を読んでいるので、特に重ねて英語翻訳を
読んだ感想を語り合う必然を感じないのではないかと思います。
〉〉 100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
〉〉 SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
〉〉 多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
ロマンスとミステリーなら共通の話題になりやすいのでは
ないか?と感じるからではないでしょうか?
他にも読んでそうな人がいて、気軽に語り合えるのが掲示板で
報告する楽しみですから。
もう少し知的な要素を含んだ本のことは、文字で書いて語り合う
のには面倒ですし、自分のブログに書いたり、オフ会などで
話題にして盛り上がっていますよ。
〉ペーパーバックは、
〉新聞と仕事のマニュアルしか読まないような人や、
〉若い人が対象で、
〉SFや犯罪ものなど、
〉大衆的な内容の本が多く、
〉表紙のデザインも扇情的でした。
〉この主の本のことを、
〉今では "mass market paperback" と呼びます。
Ry0tasan、細かいことをいってすみません。
上記に書いたように、アメリカでは最初にハードカバーが出て、
その後発行部数を見てペーパーバック化され、書店で販売され
ます(トレード版といいます)。さらに売れるとドラッグストアや
スーパーなどで販売出来る廉価版が作られ、これをmass market
と呼びます。流通ルートの違いによる区別ですが、当然内容的にも
大衆好みのものが大半を占めます。
発売当初からミリオンセラーが約束されるような売れっ子作家
ですと、ハードカバーから半年位ですぐmass marketが出ます。
「ミステリではじめる英語100万語」の116〜117ページに詳しく
説明しておりますので、お持ちの方はご覧下さい。
〉〉5 読む(1)
〉〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉もうお気づきだと思いますが、
〉どんな分野でも入門書は読めるようになるでしょう。
読みたい本なら、読めるようになると思います。
読みたいということは、その本の背景にあるものにも興味が
あって、関連知識が豊富なはずだし、だから読める。
日本語なら、読みたくない本でも、「読め!」といわれれば
表面的理解でなら読めますが、英語でそこまでできるように
なるのは難しいかも知れない。でも杏樹さんもその趣旨のことを
書いておられたけれど、「読む気がしない本も読める能力」の
必要性を感じません。多くの人が、読みたい本がたくさんあって
一生のうちに読み切れない心配をしていますから。
〉〉6 読む(2)
〉〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
SSSの多読は、これを読みなさい とか これだけ読みなさい とかの
規制もありませんし、各自が自分のニーズに合わせて好きな読み方を
しますから、到達レベルは人それぞれです。
「平均的な人」という考え方はしません。みんなそれぞれそれでいい。
英米人にとっても難解とされている本が読めることが目標の人は
それを目指すでしょうが、留学したいとか、海外の大学院に行きたい
とか、アメリカ人と結婚したい、多読を始める動機は様々です。
高校2年から多読を始めて希望通りの大学に進学した人、MITの客員
研究員に選ばれた人、有名科学誌への論文掲載に成功して世界各地の
学会から招待されるようになった人、アメリカで通用する資格を
とった人、希望通りアメリカ人と結婚出来た人、成功例はたくさん
あります。多読は「自分の人生を拓ける」のです。
〉〉8 シニア
〉〉 それとも、異端ですか?
〉特に異端ではないと思います。
〉サイードを英語で読みたいと思っていたけれど、
〉絵本の面白さにはまってしまい、
〉そこから抜け出せない人もいますが、
〉そういう人はそれでも結構だし。
SSSに異端という概念はないと思います。少なくとも私は
あって欲しくない。
絵本の面白さにはまってしまう大人って、ちっともおかしくないと
思います。絵本作家はみんな大人なのですから。
〉Harry Potter って、
〉学生運動の話ですよね。
〉しかも原書はラテン語満載です。
〉中高年の男性などで、
〉興味がないかたが多いのもしかたがないとは思います。
〉(もしかして誤解していますか?)
私自身はラテン語コンプレックスがかなりありますが、この際省略。
50歳過ぎてもファンタジー小説が大好きな方はいらして、その精神的
若さを羨ましく感じています。
ただ、年長者が今までの人生経験を本の理解に活かせるか?という点で、
ファンタジーにはアドバンテージか少ないでしょう。そういう観点から、
「大人の英語多読入門」ではファンタジーのご紹介は割愛しています。
お好きだったら読んで頂けばよいし、好きになれないのに世界中で
大勢が読んでいるから、読まなくてはいけないかのように感じる
ことは、大勢がプラダのバッグを持っているから買いたい、という
のと大して次元が変わらないと思います。シニアは流行に振り回される
必要はありません。
〉この掲示板の常連さんが運営しているブログでも、
〉ばななさんとか間者猫さんなど、
〉教養書の世界に踏み込んでいますから、
〉これからの発展は期待できるでしょう。
ばななさんとか間者猫さんのようにまだ中年の方には、若者のために
教養書のご紹介に活躍して頂きたいですね。
ただ、教養書というのは著者のフィルターを通したエッセンスを
「教えて貰う」ものだと思います。
若者には必須の読み物だと思いますが、そうしたものを読んで
シニアになったら、もう「教えて貰う」ことは卒業して、自分自身が
教養書の著者のような視点で、本を読めるようになりたい。
たとえば、アメリカの教育理念がどういうものか、を書いた教養書を
読むのではなくて、たくさんの児童書を読んだ中から、アメリカの
教育理念について語れる人になる、それがシニアにとっての「教養」
ではないかな?
ロマンス小説でも、出版における表現の自由と、読者の「読みたいもの
だけ読む権利、読みたくないもの読まされない権利」、顧客ニーズに
合わせた出版社の自己規制、出版社の自己規制と著作者の著作の自由、
とかを考えると、大変興味深い←私は法学部出身なので...
5歳児向けの学習用レベル別絵本だって、日本にはこの類の本があり
ませんから、どうしてないのか?を考察してもいいし、たとえどん
なにやさしい本でも、学術論文を書こうと思えばいくらでも書ける
はずです。内容が下らなくて読むに値しない本は残念ながらたくさん
ありますが、内容がやさしすぎて読む価値がない本はあり得ないと
考えています。
Happy Easy Reading!
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10927. 一部の方に、教養書(今日洋書?)の世界に踏み込んでいると期待されているバナナより
お名前: バナナ http://mixi.jp/show_profile.pl?id=1110999
投稿日: 2008/7/21(20:34)
------------------------------
一部で非常に評価が高い(?誤解)ばななです。
新茶さん、200万語おめでとうございます。
Ry0tasan、まりあさん、こんにちは
児童書は、実はあんまり好みではなく、どっちかっちゅうと、ノンフィクションとか科学実話ものが好きなんですが、確かに本選びには苦労します。特にYLが低いものについては。
ある程度読めるようになってくると、Amazonで評判のいいものを選べばよくなってくるので、楽なんですけどね。
>ばななさんとか間者猫さんのようにまだ中年の方には、若者のために
>教養書のご紹介に活躍して頂きたいですね。
らじゃーです!(そのためには、まず教養を高めることから始めなくてはいけないのですが)
#新茶さんへ、児童書やファンタジー以外で面白い本あったら、これからも教えてくださいね。よろしくお願いいたします。
ではではではでは
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お名前: たかぽん
投稿日: 2008/7/22(01:51)
------------------------------
みなさん、バナナさん、こんばんは。
教養書ってわけではないんですが・・・
ノンフィクションもので、面白いの読んでます。
Ever Wonder Why?
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0449147460/sss-22]
いろーんな豆知識を集めた本です。なぜ男性の洋服は左前で女性の洋服は右前なのか、とか。
こまぎれ読みに超最適。私にはツボでした。こんな本を何冊も欲しい。
あっ。もしかして有名な本なのかも・・・だったらすみません。
私は難波のジュンクで、あるタドキストさんにバッタリ会って、教えてもらったのです。
他にもいろいろ読んでますが、ライト兄弟についての本、児童書から始まって、
いま5冊目を読んでたりします。そういう「ワンテーマ」も面白いかと。
あと、ひそかに野球好きなので、新版も手に入れてこれを読み続けています。
The Official Rules of Baseball Illustrated
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/1592288448/sss-22]
昔はどういうルールだったかとか、なんで改正されたのかとか、こんなエピソードがとか、
野球好き・歴史エピソード好き・「ルール」好きな私にはたまらない。
他に、世界史一般についての本も読んでますけど、もうちょっと読んでまとまったら報告します。
ではでは。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
10937. Re: 豆知識本 Ever Wonder Why? おもしろそうですねー
お名前: バナナ http://mixi.jp/show_profile.pl?id=1110999
投稿日: 2008/7/23(12:57)
------------------------------
"たかぽん"さんは[url:kb:10932]で書きました:
〉みなさん、バナナさん、こんばんは。
〉教養書ってわけではないんですが・・・
〉ノンフィクションもので、面白いの読んでます。
〉Ever Wonder Why?
〉[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0449147460/sss-22]
〉いろーんな豆知識を集めた本です。なぜ男性の洋服は左前で女性の洋服は右前なのか、とか。
〉こまぎれ読みに超最適。私にはツボでした。こんな本を何冊も欲しい。
おお、おもしろそうですね!アマゾンの評価も高いし、中古本なら400円だし、クリックしてしまいそうです。
最近似たような本買いました(読んでない)。
フォークの歯は何で3本なのかとか、クリップの形の変遷とか実用品のものの形のノンフィクション。
The Evolution of Useful Things
[url:http://www.amazon.co.jp/Evolution-Useful-Things-Henry-Petroski/dp/0679740392/]
〉あっ。もしかして有名な本なのかも・・・だったらすみません。
〉私は難波のジュンクで、あるタドキストさんにバッタリ会って、教えてもらったのです。
いいなー。地方だとばったり会うって、ほとんどないんですよね。
〉他にもいろいろ読んでますが、ライト兄弟についての本、児童書から始まって、
〉いま5冊目を読んでたりします。そういう「ワンテーマ」も面白いかと。
〉あと、ひそかに野球好きなので、新版も手に入れてこれを読み続けています。
最近、うちの子が野球が好きで、先日ベーブルースの(子供用)まんが伝記本を読んでました。子供に薦められて読んだのですが、おもしろかったな。
あの人、もとはピッチャーだったんですねー。
#そうそう、ついでなんで、最近読んでいる本をば、ご紹介
最近チェッカーというテーブルゲームを覚えたんですね。チェスの盤をつかうやつ。
きっかけは、頭脳オリンピックの競技でチェッカーというのがあって、実はそのゲーム、日本での競技人口がとても少ない。今から覚えれば、4年後には日本代表もめざせるかも。って会話を知り合いとしたからなんですが。
で、チェッカーの入門書って、日本語のものがほとんどないんですね。
まさに、タドキスト向き。で、洋書を買って読んで、yahoo.comのゲーム場でやって、ついでにチャットしてと、アクティブ・タドキストの模範的活動をしておりますね。
世界では割と多くの人が知っているゲームのようですので、「教養」としてもいいのではないでしょうか?
ではでは、ではでは
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: 間者猫 http://www.k2.dion.ne.jp/~spycat
投稿日: 2008/7/21(21:50)
------------------------------
"主観の新茶"さんは[url:kb:10915]で書きました:
〉みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
210万語通過おめでとうございます。
間者猫と申します。
〉1 期待
〉 100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
〉 当時は,寂しい思いがしました。
〉 その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
〉 私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
〉 今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
〉 はじめましての100万語の内容は,長文です。
〉 評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
100万語通過は格別の思いがありますね。
でも多読通信はボランティアですし、
決まった形があるわけではありませんので、御容赦を。
〉2 不安
〉 100万語のときは,達成できるか,不安でした。
100万語というのは最初は途方もない語数のような気がしますね。
〉 200万語も,限定された時間的制約の中,興味や時間の継続が働き,達成できるか,不安でした。
〉 自分で独自に,読みたい本を探すなどしました。
〉 アマゾンで語数が把握できなくても,自分で推計しました。
〉 そして読んだ日ごとに,語数を計算しました。
〉 たとえば,合計18,300字で,90ページであるならば,1ページは,200ページというきりの良い数字で計算し,最後に読了した日に,300ページを加算しました。
〉 6月22日に達した。
〉3 達成
〉 過去の投稿は,一部しか見てていませんが,推計するに,私は,この6年余りで,この会に触発され100万語に達した人は,約200人前後,1,000万語に達した人は,約40人前後,2,000万語に達した人は,約10人前後いると考えています。
〉 その根拠は,最近は,月に2人ないし3人,100万語に達していると思われるので,当初の数,隠れた暗数を含め,1年間30人ないし40人達していると想定すると,6年間で,合計180人から240人の間となり,その中で200人を考えたものです。
〉 1,000万語と2,000万語は,過去の投稿を数え,若干,上増ししたものです。
〉 公表されていないと思われるので,推計しました。
1000万語が40人というのは少ないような気がします。
掲示板にはほとんど登場しませんが、私の周りに何人も達成した人はおります。
〉4 PB
〉 PBとは,何を指すのか。
〉 PBとは,形式的意味では,ハードカバー以外を指します。
〉 つまり,表紙が,堅い厚紙でないもの,簡易なものの全てです。
〉 多少違った言い方をしているかもしれないが、とにかく、通常の定義に従います。
〉 PBは,実質的意味では,特に制限はないと思います。
〉 私は,日本でPBに該当するものといえば,社会科学では,中公新書等の新書(以前は,岩波新書が代表でした),自然科学が,ブルーバックス,人文科学が,やはり上記新書,文芸書が,各種文庫のみならず,有斐閣(有斐閣アルマ、有斐閣ブックス等),岩波の専門書シリーズ,日経文庫,日経BP,中央経済社等の本で、表紙がハードカバーでないものすべてを含むと考えています。
定義を明らかにして下さっているので、
このレベルの本でも、あえて言わせてもらいますと
たくさん読んでいれば読めるようになると思います。
私は小説の方が面白いので、小説ばかり読んでおりますが、
岩波文庫や講談社学術文庫の原著も読みたいと思ってますし、たぶん読めると思います。
〉 しかし、ブックガイドに紹介されている本は,PBのうち一部であり,LR,GR,大人も読む児童ものなどのみ、紹介していると思われます。
ある程度読めるようになると自分で探していけますから。
〉 100万語以降の紹介は,ロマンスとミステリーという,これもPBの一分野が,多いようです。
私はミステリーが好きですが、文学も読んでいますよ。
(ただハラハラドキドキ感がないので、あまり読まないだけです)。
語数報告など読んでいただければ、
ミステリーばかりでないことがお分かりになると思います。
〉 SSSでは、PBとは、何を指すのでしょうか。
〉 多分野にわたるPBのうち、特定分野に限定されているように思われてなりません。
そんなことはないと思います。
ちなみに前回報告から読んだ本は以下のとおりです。
John Grisham, The Innocent Man
Agatha Christie, The Mysterious Affair at Styles
Noam Chomsky, What Uncle Sam Really Wants
Ernest Hemingway, For Whom the Bell Tolls
Stephen King, IT
Stephen King, The Stand
Norman Mailer, Why Are We at War?
Agota Kristof, The Notebook the Proof the Third Lie: Three Novels
小説の中にも社会問題と向き合っている本がたくさんあります。
〉5 読む(1)
〉 PBを読めるとは,私が定義する4のPBのうち、全部の分野が読めるようになる,かなりの分野が読めるようになる,ごく一部の分野が読めるようになる,特定分野のみ読めるようになる,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
自分の興味のある本は読めるようになると思います。
全然興味のない日本語の本が読めないのと同じです。
〉6 読む(2)
〉 「読む」の程度は,内容把握の精粗は別として、とにかく最後まで読むのが到達した,それを超え内容を主観的にかなり把握した,さらに他人と論議できるだけの客観性を把握した,もっと専門的に特定の制度等の切り口から把握できた,どれに該当するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,どこまで到達するのでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,その時間軸,つまり,到達年数は,どのくらいでしょうか。
〉 この会の方法を継続すると,ほかのことは,いろいろ,できるのでしょうか。
〉 平均的な人では,どう到達できるか,そして,その標準偏差も,考えなければなりません。
人それぞれですので、一概には言えませんが、
たくさん読めば、最初は読めなかった本でも読めるようになるし、
読んで人と話ができるレベルにはなると思います。
ネタバレトークは楽しいです。
〉 アドラーが,「本を読む本」で説いているような本というのが,多読の効果として,読めるようでなければならないと思います。
僕は邦訳で読みましたが、原著を読もうとは思わなかったです。
邦訳は一部訳されていないところがあるので、
そういう意味では眼を通したいとは思ってますが。
〉 中年以上の人の大勢は,普通程度に英語を学び,社会で,普通程度に英語に触れている場合が多く,今後の高齢化社会を考えても,英語の多読を人生の楽しみにしようと考える人も,多いと思います。
〉 しかし,今のままだと,そのような人たちは,英語の多読に入ってきやすいでしょうか?
〉 食わず嫌いで終わらないでしょうか?
”今のまま”という意味が分からないのですが、
PBを読む中で絵本や児童書を知らなければ理解できない所はたくさんありますよ。
Stephen Kingの作品には平気で絵本や児童書が比喩的に使われるので、
知っているとニヤリできます。
〉 新書を買っているのは,中年男性が,1つの読者層だそうですが,たとえば,これが英語で日本語と同じスピードと理解力で読めるとなれば,その人は,英語も取り混ぜて読むようになるでしょう。
僕の個人的感覚ですが、日本語の読書速度と英語の読書速度は
あまり変わらなくなってきたと思います。
〉9 論争
〉 ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。
〉 ryOtasanさんも,同じかもしれません。
〉 あえて論争する必要がなかったかもしれません。
〉 しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。
疑問は表明しなければ分かりませんから。
〉 限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
読んでみて”面白かったよ”という投稿をしていただければと思います。
Happy Reading!
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お名前: Ry0tasan http://tadoten.blog122.fc2.com
投稿日: 2008/7/26(06:46)
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暑いのと、
本業の方が忙しくて、
なかなか書き込めませんでした。
主観の新茶さんは[url:kb:10915]で書きました:
〉みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
〉9 論争
〉 ryOtasanさんという英米文学の専門家と,本の読み方について,現在,論争中ですが,精神的に疲労し消耗します。
〉 ryOtasanさんも,同じかもしれません。
〉 あえて論争する必要がなかったかもしれません。
〉 しかし,「盛年百に満たず,常に千載の憂いを抱く」短い人生の中で,楽しく,かつ,本質を理解できるような読書をするには,どうすべきか,疑問は,疑問として表明しておかないと,いつまでたっても,心の中で,疑問を持ち続けながら,投稿し合うことになります。
〉 限られた人生で時間的に何が達成可能か,書物の入手という面で物理的に達成可能か,最終的に得られる知見の面で過不足はないか等について,認識を共有し,深めていく必要があると思います。
消耗させてしまったのであれば、
お詫びします。
僕としては質問にお答えしているだけです。
〉10 本音
〉 見た限りは、今回のような投稿は、ないと思います。
〉 本音を述べて,受け入れられなかったり,非難されたり,無視されたりするのなら,仕方がないですね。
本音はなるべく言った方が良いと思います。
ただし、
会ったこともない人たちを相手に、
顔も見ずに言っているわけですから、
できる限り表現の工夫はした方が良いと思います。
違った意見をつきあわせ、
その両方を視野にいれた新しい地平が見えてくるのは素晴らしいことです。
でも、
感情的な衝突に終わってしまうことが多いです。
今のところ、
この掲示板では、
本音を言うより和気あいあいの方を優先しています。
感情的な衝突を避けて本音を言い合うことの難しさも経験してのことで、
それも一つの選択だと思います。
僕としては、
本音を言うことの優先順位がちょっと低いだけだと思っています。
自分と違う意見を目にしたとき、
感情的に即答するより、
どう答えるかを考えた方が良いとは思います。
そのばあい、
なかなか回答がつかないこともあります。
無視されているように見えることもありますね。
本音はお互いに言いたいけれど、
喧嘩はさけたいというわけです。
読書を通して、
そういう場に適した表現を模索して行きたいと思います。
新茶さんのご投稿は、
豊富な経験に裏付けられているだけに、
新鮮な驚きも多いんですが、
簡単な回答はつけられないという人も多いでしょう。
いつも興味深く拝読していることは、
強調しておきたいです。
〉 それでは HAPPY READING
新茶さんも、
Happy reading!
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主観の新茶さん、初めまして。まことと言います。
〉みなさん、こんにちは。(主観の)新茶@210万語です。
〉1 期待
〉 100万語のときは,「はじめまして」で3月1日に報告しましたが,多読通信に掲載されませんでした。
〉 当時は,寂しい思いがしました。
〉 その後,「はじめまして」で100万語を報告した人は,多読通信に掲載されています。
〉 私の場合,当時の担当者が,見逃したのだと思います。
〉 今からでも遅くないので,掲載してくださいね。
〉 はじめましての100万語の内容は,長文です。
〉 評者の漠然とした感想ではなく,しっかりした見解が聞きたいですね。
多読通信をこのとき担当していたのは、私です。
せっかく「はじめまして」で投稿された報告なのに、
掲載できず、寂しい思いを主観の新茶さんにさせてしまい、
本当に申し訳ありませんでした。
最近PCを見る時間が取れず、主観の新茶さんのこの投稿を読んだのも、
つい先程で、お返事するのも遅くなってしまいました。
あわせて、お詫びします。
でも今回の投稿で、主観の新茶さんが多読を続けられていることが
わかり、とても嬉しく感じました。
また多読通信219号で、主観の新茶さんの100万語通過の報告が
されているのを読み、安堵しました。
これからも、末永く多読を楽しんでください。
そして、お薦めの本がありましたら、是非紹介をお願いします。
本当にすみませんでした。