Re: 5年7ヶ月、1,000万語通過報告

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10896. Re: 5年7ヶ月、1,000万語通過報告

お名前: fiona
投稿日: 2008/6/29(17:29)

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marinさん、(多分)初めまして、fionaです。

1000万語通過、おめでとうございます。

以下、部分的なレスになりますが…。

「5年7ヶ月、多分、歴代2位の最長記録で1,000万語を通過しました!」
という事ですが、私は、この記録は更新する自信があります。(えらいのかどうか、分かりませんが)
100万語読むのに約3年半ですから、1000万語なら、えーー35年!!…いや、もう少し縮める予定ですが、5、6年では無理かも。

語彙については、なるほどと思いました。
私は、何度も同じ単語にぶつかることで、知っている意味が広がることもあるでしょうが、単語とイメージとがより直結し、それが読むのを楽にしているように感じています。(楽になることで、細部まで読めるようになる)

これは、認知心理学の分野では、処理の自動化と言われているようです。
例えば、運転免許を取ったばかりだと、自動車の運転に必死で他の事をする余裕がない。ところが、なんども運転しているうちに、ほとんど考えることなく余裕を持って運転ができるようになる…と言うようなことです。
日本語だと、言葉を見たときには無意識的に(集中力を使うことなく)そのイメージが浮かぶのですが、英語もそれに近づいていくと言う事でしょうね。

逆に、新たな言語の学習中は、注意の多くが言語処理に取られてしまい、知的能力が全般的に低下したような状態になる。これは、言語処理が自動化していないために生じ、「外国語効果」と呼ばれる。
…のだそうです。
最初は、英語を読み解くのに集中力をたくさん使うが、多読が進めば、「英語の読み解き」に使う集中力が減り、その分「内容の読み解き」に集中できるようになる(内容が良く分かる)と言うこと…のようです。
 
 
多読で語彙が増えるかどうかと言う点、1000万語くらいでは、まだわからないかも…と言う気がします。
日本語の文庫本(300ページ前後)の1冊の内容は、英語換算6〜8万語くらいですから、1000万語は、日本語なら文庫本150冊程度。
大抵の本は読んで分かるようになるとか、いままで知らなかった言葉の意味が分かるようになるレベルになるは、一桁足りないように感じます。日本語の場合、英語といろいろな条件は違いますが、このレベルになるには1000冊とか2000冊くらいの量の読書が必要だったと思っています。
この仮説、正しいのかどうか…どうなんでしょうね。
私は、できれば多読だけで語彙を増やしてみようと思っているのですが、今のペースだと、1億語まで350年…生きていないような気が。

取りあえず、仕事は英語には全く関係ないので(ポルトガル語なら、多少役に立つんですけど)、じっくり実験をしてみます。
(でもペースを上げないと生きているうちに結果が出ない)

 
Stephen King、面白そうだと思いつつ、日本語でも1冊も読んでいません。
本については、反応できず…(すみません)。
 
 
marinさんは、脳内映像派でしたか。私は、どこかで書いたように、ハッキリした映像ではなく、全体のぼんやりとした雰囲気が浮かぶタイプです。
特に昔は、主な読み物はSFだったので、その方が良かったかもしれません。
大人用の文庫本(日本語)を読み始めてから、多分1000冊くらいは、90%以上SF(少しファンタジーが混ざる)でしたから、脳内映像派だったらしんどかったかも。

とりとめもなく、いろんなことを書いてしまいましたが、
Happy Reading!!


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10897. fionaさん、ありがとうございます

お名前: marin
投稿日: 2008/6/29(21:35)

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〉marinさん、(多分)初めまして、fionaです。

fionaさん、お名前は何度も拝見していますがはじめまして、です。

〉1000万語通過、おめでとうございます。

ありがとうございます。

〉「5年7ヶ月、多分、歴代2位の最長記録で1,000万語を通過しました!」
〉という事ですが、私は、この記録は更新する自信があります。(えらいのかどうか、分かりませんが)
〉100万語読むのに約3年半ですから、1000万語なら、えーー35年!!…いや、もう少し縮める予定ですが、5、6年では無理かも。

35年!、なんとかお祝いはまだできると思います(笑)

〉これは、認知心理学の分野では、処理の自動化と言われているようです。
〉例えば、運転免許を取ったばかりだと、自動車の運転に必死で他の事をする余裕がない。ところが、なんども運転しているうちに、ほとんど考えることなく余裕を持って運転ができるようになる…と言うようなことです。
〉日本語だと、言葉を見たときには無意識的に(集中力を使うことなく)そのイメージが浮かぶのですが、英語もそれに近づいていくと言う事でしょうね。

なるほど。面白いお話をありがとうございます。これは単語単位よりもフレーズ
単位で起こることが多そうな気がしますね。

〉逆に、新たな言語の学習中は、注意の多くが言語処理に取られてしまい、知的能力が全般的に低下したような状態になる。これは、言語処理が自動化していないために生じ、「外国語効果」と呼ばれる。
〉…のだそうです。
〉最初は、英語を読み解くのに集中力をたくさん使うが、多読が進めば、「英語の読み解き」に使う集中力が減り、その分「内容の読み解き」に集中できるようになる(内容が良く分かる)と言うこと…のようです。

「知的能力が全般的に低下したような状態になる。」ってよくわかります。
また、実際、どんどん、細かいところまで読めるようになっているのも
わかります。

あと、この自動化、Speakingでは非常に重要な感じがします。
  
〉多読で語彙が増えるかどうかと言う点、1000万語くらいでは、まだわからないかも…と言う気がします。

〉日本語の文庫本(300ページ前後)の1冊の内容は、英語換算6〜8万語くらいですから、1000万語は、日本語なら文庫本150冊程度。
〉大抵の本は読んで分かるようになるとか、いままで知らなかった言葉の意味が分かるようになるレベルになるは、一桁足りないように感じます。日本語の場合、英語といろいろな条件は違いますが、このレベルになるには1000冊とか2000冊くらいの量の読書が必要だったと思っています。

いちおう、1000万語読んで、結構語彙が増えたとは言えますが、確かに、
知らなかった言葉の意味が分かるようになるレベル(これはほとんど前後の
意味等で推測できるという意味ですよね?)になるには1000万語では全然足り
ないというのは同意です。

〉この仮説、正しいのかどうか…どうなんでしょうね。
〉私は、できれば多読だけで語彙を増やしてみようと思っているのですが、今のペースだと、1億語まで350年…生きていないような気が。

早い人は20年くらいで達してくれそうのなので、その人の意見をお待ちしま
しょう(笑)。私も55年くらいかかってしまいますので、生きていたとしても、
論理的なことはもう書けそうにありません(笑)。

〉marinさんは、脳内映像派でしたか。私は、どこかで書いたように、ハッキリした映像ではなく、全体のぼんやりとした雰囲気が浮かぶタイプです。
〉特に昔は、主な読み物はSFだったので、その方が良かったかもしれません。
〉大人用の文庫本(日本語)を読み始めてから、多分1000冊くらいは、90%以上SF(少しファンタジーが混ざる)でしたから、脳内映像派だったらしんどかったかも。

SFははっきり浮かべるのは厳しいです。それだけで読みのペースが落ちる気が
します。

〉とりとめもなく、いろんなことを書いてしまいましたが、
〉Happy Reading!!

いえいえ、自分が考えていることをもっと熟成できそうなお話をありがとう
ございました。fionaさんも、Happy Reading!


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