[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(11:57)]
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お名前: fiona
投稿日: 2007/12/23(21:11)
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Tinyさん、そして酒井先生、今晩は。fionaです。
〉〉非常におもしろい例です。
〉〉具体的には考えませんでしたが、十分ありうることですね。
〉〉Tinyさんは非常に独特な人で、精読が楽しみなのだと思われます。
〉〉とすれば・・・
〉ど・く・と・く???私が?
〉小学生の時に自分専用の国語辞典を引きすぎて2年で壊すのは少数
〉だとは思いますけど・・・
〉「飛ばさずに」読むのが大多数の読み方じゃないんですか?
〉日本語の本を「飛ばして」読んでいたら読めるようになった人
〉ばかりなんですか?
〉殆どの人は日本語の小説を「飛ばさず」全て読んでいるとずっと
〉思ってましたが、まっまさか!
他の人がどうなのかは知らないのですが、私自身はどうだったか、この点について書いておきます。
日本の小説でも、私は「飛ばして」読んでいます。と言っても、今は1冊にどのくらい飛ばしているのか?1つか2つか、もっと多いのか、それとも全くないのか、意識はしていないので分かりません。
少なくとも、知らない植物の名前が出てきても、それは調べず飛ばしています。後は、あまり知らない分野のちょっと専門的な用語とか…雰囲気だけ読んで飛ばしています。
小説を読んでいて、辞書を引くことは数十冊とか百冊に1回あるかないかです。
これは、ずっと昔からそうでした。初めて中学校で文庫本を読んだときは、分からない言葉や読めない言葉がぽつぽつあったと思います。でも、辞書を調べて読んだ記憶はありません(今のほうが辞書を引く機会は多いと思います)。分からないところは、(多分)雰囲気だけつかんで(もしくは分からないままに)、飛ばして読んでいました。(主にSFですが)
場合によっては、小説のストーリー展開にあまり関係のなさそうなところは飛ばしたり、結末が早く知りたくて途中から斜め読みになったりすることも(考えてみればそこそこの数)ありました(今はあまりやりません)。
でも、1000冊とか2000冊読んだら、大抵の言葉や言い回しは分かるように(もしかしたら分かっているつもりに?)なりました。
これが私の読み方ですが、Tinyさんの読み方とどちらが良いかは分かりません。
ほとんどの人は、どうしてるんでしょうね?
英語でも、最近は時々辞書を引きますが、ずっと読んでいて、知らない単語が何回も出てきて、(文脈から)この単語は「こんな意味らしい」と思ったときに(確認に)調べることが多いです。
英和辞典も引きますが、英和辞典はあまり信用していません。自分の持ったその単語のイメージと、英和辞典に載っている訳語のイメージが違うときは、英和辞典と対決します。「少なくとも、この本のここでの意味は違うだろう!」と。
第2段階で英英辞典、まずはロングマン、だめならOED(The Oxford English Dictionary)で確認です。
現在、"shimmer"について、英和辞典と論争中。OEDからすると、痛みわけになりそうなのですが、さらなる証拠(別のところに出てくるshimmer)をいくつか待っている状態です。
単語(言葉)の意味って、辞書が正しいのではなく、多くの使用例から浮き出てくる意味が正しいと思うので(と言うより、多くの使用例から分析して、その言葉の意味を書いたのが辞書のはずなので)こう言う辞書の使い方をしています。
もちろん、分からないけど気になる単語を調べることも、たまにあります。ストーリーの展開の中で重要で何回も出てくるけれど分からない単語はたまに(調べないまま終わることもありますが)。
とにかく、Tinyさんと私は、読み方のスタイルが正反対と言って良いほど違うので、Tinyさんの読み方には興味があります。(私はTinyさんと同じ読み方はできそうもありません)
英語の読書について、何か進展があったら、また掲示板で教えてください。
では、Happy Reading!!
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お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/12/24(19:43)
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fiona さん、こんばんは
〉他の人がどうなのかは知らないのですが、私自身はどうだったか、この点について書いておきます。
〉日本の小説でも、私は「飛ばして」読んでいます。と言っても、今は1冊にどのくらい飛ばしているのか?1つか2つか、もっと多いのか、それとも全くないのか、意識はしていないので分かりません。
〉少なくとも、知らない植物の名前が出てきても、それは調べず飛ばしています。後は、あまり知らない分野のちょっと専門的な用語とか…雰囲気だけ読んで飛ばしています。
〉小説を読んでいて、辞書を引くことは数十冊とか百冊に1回あるかないかです。
〉これは、ずっと昔からそうでした。初めて中学校で文庫本を読んだときは、分からない言葉や読めない言葉がぽつぽつあったと思います。でも、辞書を調べて読んだ記憶はありません(今のほうが辞書を引く機会は多いと思います)。分からないところは、(多分)雰囲気だけつかんで(もしくは分からないままに)、飛ばして読んでいました。(主にSFですが)
〉場合によっては、小説のストーリー展開にあまり関係のなさそうなところは飛ばしたり、結末が早く知りたくて途中から斜め読みになったりすることも(考えてみればそこそこの数)ありました(今はあまりやりません)。
〉でも、1000冊とか2000冊読んだら、大抵の言葉や言い回しは分かるように(もしかしたら分かっているつもりに?)なりました。
中学生なら小学校から国語の授業で文法・語彙等学習し、読み書きができ
既に教科書だけでも相当な量を読んでいるし、大人のドラマや映画も
理解できるようになっているので、「飛ばして」読んでも読めるようになるのは
理解できます。(認識語彙は万単位であるでしょう。)
英語多読に当てはめると辞書を引かず「飛ばして」読んで読めるようになるには
ネイティブの7th grade程度の読み書き、リスニングが必要になるのでは?
〉これが私の読み方ですが、Tinyさんの読み方とどちらが良いかは分かりません。
〉ほとんどの人は、どうしてるんでしょうね?
どうなんでしょう?
〉英語でも、最近は時々辞書を引きますが、ずっと読んでいて、知らない単語が何回も出てきて、(文脈から)この単語は「こんな意味らしい」と思ったときに(確認に)調べることが多いです。
〉英和辞典も引きますが、英和辞典はあまり信用していません。自分の持ったその単語のイメージと、英和辞典に載っている訳語のイメージが違うときは、英和辞典と対決します。「少なくとも、この本のここでの意味は違うだろう!」と。
〉第2段階で英英辞典、まずはロングマン、だめならOED(The Oxford English Dictionary)で確認です。
〉現在、"shimmer"について、英和辞典と論争中。OEDからすると、痛みわけになりそうなのですが、さらなる証拠(別のところに出てくるshimmer)をいくつか待っている状態です。
〉単語(言葉)の意味って、辞書が正しいのではなく、多くの使用例から浮き出てくる意味が正しいと思うので(と言うより、多くの使用例から分析して、その言葉の意味を書いたのが辞書のはずなので)こう言う辞書の使い方をしています。
OEDは20巻750ポンドの紙辞書ですか?それとも有料のWEB辞書ですか?
OEDは使いこなすのが難しいと聞いた事があります。
どんな感じの辞書なんでしょう?辞書好きなので世界最大の英英辞書が
気になります。
〉もちろん、分からないけど気になる単語を調べることも、たまにあります。ストーリーの展開の中で重要で何回も出てくるけれど分からない単語はたまに(調べないまま終わることもありますが)。
〉とにかく、Tinyさんと私は、読み方のスタイルが正反対と言って良いほど違うので、Tinyさんの読み方には興味があります。(私はTinyさんと同じ読み方はできそうもありません)
〉英語の読書について、何か進展があったら、また掲示板で教えてください。
はい。
〉では、Happy Reading!!
Happy Reading!!
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お名前: fiona
投稿日: 2007/12/24(23:19)
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Tinyさん、今晩は。
〉中学生なら小学校から国語の授業で文法・語彙等学習し、読み書きができ
〉既に教科書だけでも相当な量を読んでいるし、大人のドラマや映画も
〉理解できるようになっているので、「飛ばして」読んでも読めるようになるのは
〉理解できます。(認識語彙は万単位であるでしょう。)
〉英語多読に当てはめると辞書を引かず「飛ばして」読んで読めるようになるには
〉ネイティブの7th grade程度の読み書き、リスニングが必要になるのでは?
→なるほど、確かに日本語と英語では、ベースに持っているものがちがいますね。
ベースに持っているものが違うので、英語多読は、うんと易しいものからやるのだと思っているのですが…。
ただ、少なくとも私の場合は文法も、授業で言われたことは、既に感覚的に知っていることを整理してもらっただけだし、語彙もほとんどは教科書以外で仕入れていると思うので(本から?テレビから??)、学校の教科書はその補助くらいのように思います。
辞書などで、言葉を調べたことはほとんどないし、どこであれだけ分かるようになったのか?うんと小さい時は、親などにきいていたかもしれませんが。
とりあえず、私は私で、このままでやって見ます(分からないのは、雰囲気だけで飛ばして)。
さて、読めるようになるのかどうか。
少なくとも、100万語程度では分からないので、結論は数千万語読んでからでしょうね。
〉OEDは20巻750ポンドの紙辞書ですか?それとも有料のWEB辞書ですか?
〉OEDは使いこなすのが難しいと聞いた事があります。
〉どんな感じの辞書なんでしょう?辞書好きなので世界最大の英英辞書が
〉気になります。
→どちらでもありません。第2版のCompact Editionです。これです↓。
[url:http://www.amazon.co.jp/Compact-Oxford-English-Dictionary/dp/0198612583/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=english-books&qid=1196604576&sr=1-3]
古本で安いのを、送料込み$200ほどで買いました。
もとの20巻のは高いし、場所をとるし、CD-ROMのは寄り道して遊ぶのがしにくいのでCompact Editionにしました。
ただ、1ページにもとの(20巻本の)9ページが入っていて、字がすごく細かく、拡大鏡を使わないと読めないので、たくさん読むのはしんどいです。
普通に使われている字の大きさは、1mmに2文字(1文字0.5mm)です。
全部をきちんと読んで、完全に使いこなすのは難しいかもしれません。でも、細かな語義まで載っているにもかかわらず、語義がきちんと整理分類されているので、その単語の持つ意味内容が全体としてどのようなものなのか把握し易いです。
以前、馬車のtongueと言うのが話題になって調べたことがあるのですが、
tongueの語義は、まず3つに分類されていて、
I.体の一部(後、説明が載っている)
II.言語(言葉かな?)に関連したもの
III.舌に似たもの。舌を思わせるもの。
そして、それぞれが更に分類されていきます。
馬車のtongueはIIIだったのですが、IIIは、中が5つに分かれていてその最後が「In many technical applications」となっていて、14の語義が載っています。その5番目がe.The pole of a wagon or other vehicle.。これが、馬車のtongueとなるわけです。(この14個は、その語義の初出年代順に並べてあるようです)
あと、全てに例文がついています(100年に1個以上でしたっけ?)。
全部読みきれないので、かなり要約(それも間違いありかも)してますが、英米人の頭の中では、"tongue"と出てくると、上の3つのようなイメージが浮かび、さらにその中がOEDに書いてあるようなことがモヤモヤっとあるのかなあっと面白いです。
この"tongue"の記述分量ですが、もとの20巻本のページで約3ページです(普通の辞書の大きさのページにすると、3ページでは入らず、もう少しページ数が多くなると思います)。ただ、その記述のうち、8割くらい(?)は例文です。
ではでは、Happy Reading!!
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/12/25(14:55)
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Tiny さん、fionaさん、今日は。
Oxford English Dictionary と聞いて出てきました。特定の単語について深く知りたいときや、その単語の歴史を知りたいとき、僕はこれの20巻本を参照します。
1頁は横が23センチ、縦が30センチあまりで、この大きさでも字はかなり細かいです。昔の用例が多いので、現代の英米人が持っている単語の概念から外れることも書いてあります。ただし、現在では使われなくなった意味や用法には、そのことを示す印がついています。
定義に使われている文章は難しいので、知らない単語を飛ばして読める人でないとこの辞書を利用するのは難しいです。
用例は本当に多いです。平均すれば100年に1個より多いでしょうね。出典となった本の題名と著者名、出版年まで書いてあります。もともと有志による大がかりな用例集めから始まった辞書で、それが最大の特色です。40万以上の単語が載っているわけですから、編纂や執筆を行なった学者たちも知らなかった単語の方が多いはずです。そういう単語も沢山の用例を検討・分類・配列することで品詞を判断したり、定義を書くことができたのでしょう。
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お名前: たむ
投稿日: 2007/12/25(16:38)
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Ryotasan、こんにちは。たむです。
〉Tiny さん、fionaさん、今日は。
〉Oxford English Dictionary と聞いて出てきました。特定の単語について深く知りたいときや、その単語の歴史を知りたいとき、僕はこれの20巻本を参照します。
〉1頁は横が23センチ、縦が30センチあまりで、この大きさでも字はかなり細かいです。昔の用例が多いので、現代の英米人が持っている単語の概念から外れることも書いてあります。ただし、現在では使われなくなった意味や用法には、そのことを示す印がついています。
あるカナダ人に、容姿がすらりとしている意味での
スマートは英語の意味ではないと聞いたのですが、
ほんとうでしょうか。それでは日本語の意味はどこ
から来たのか、年来の疑問です。
OED あたりには出ているのでしょうか。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/12/26(15:20)
------------------------------
たむさんから次の質問が寄せられました:
〉 あるカナダ人に、容姿がすらりとしている意味での
〉 スマートは英語の意味ではないと聞いたのですが、
〉 ほんとうでしょうか。それでは日本語の意味はどこ
〉 から来たのか、年来の疑問です。
本当です。多読をしていて smart という単語に出会ったとき、前後関係を見れば、それが頭の中身のことなのか、服装のことなのか、刃物の切れ味のことなのか検討がつくことは多いはずです。その中で smart が体型をあらわす例に出会ったことは僕も無いです。日本人が英語を書いた例を除けば、みなさんも無いでしょう?
〉 OED あたりには出ているのでしょうか。
出ていないです。
米語に限って、行動が機敏という意味から発展して "healthy, well" という意味で使われる例は載っています。ビリー・ホリデイの自伝に載っていた例などもあります。
日本語でいつからそういう意味で使われるようになったのかは、図書館で小学館の『日本国語大辞典』あたりを参照すると分かるかもしれません。
お役にたてたでしょうか?
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お名前: たむ
投稿日: 2007/12/27(10:27)
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Ryotasan、おはようございます。たむです。 〉たむさんから次の質問が寄せられました: 〉〉 あるカナダ人に、容姿がすらりとしている意味での 〉〉 スマートは英語の意味ではないと聞いたのですが、 〉〉 ほんとうでしょうか。それでは日本語の意味はどこ 〉〉 から来たのか、年来の疑問です。 〉本当です。多読をしていて smart という単語に出会ったとき、前後関係を見れば、それが頭の中身のことなのか、服装のことなのか、刃物の切れ味のことなのか検討がつくことは多いはずです。その中で smart が体型をあらわす例に出会ったことは僕も無いです。日本人が英語を書いた例を除けば、みなさんも無いでしょう? 〉〉 OED あたりには出ているのでしょうか。 〉出ていないです。 〉米語に限って、行動が機敏という意味から発展して "healthy, well" という意味で使われる例は載っています。ビリー・ホリデイの自伝に載っていた例などもあります。 〉日本語でいつからそういう意味で使われるようになったのかは、図書館で小学館の『日本国語大辞典』あたりを参照すると分かるかもしれません。 〉お役にたてたでしょうか? ありがとうございます。小学館の「日本」のつかない『国語大辞典』は 持っていますが、歴史的なことは出ていませんでした。「(3)姿や形が すらりと引き締まって恰好がよいさま。」とありました。そうすると これは日本人の発明した意味なんですね。今度、図書館に行って調べて みます。 Ryotasan は Basic English をおやりですか? むかし、私も Through Pictures や、日本人の先生の本を読んだ ことがあります。ものになりませんでしたが。いつかお話し聞かせて ください。 では〜。
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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/12/29(09:12)
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たむさん、おはようございます。きょうからしばらく留守にするので、ご質問への答えだけ、取り急ぎ書き込みます。
〉 Ryotasan は Basic English をおやりですか?
〉 むかし、私も Through Pictures や、日本人の先生の本を読んだ
〉 ことがあります。ものになりませんでしたが。いつかお話し聞かせて
〉 ください。
はい、英語のブログは Basic English で書いています。語彙を制限しない英語で文章を書いても日本の人は誰も読んでくれないので、そうしています。
僕はむかし English through Pictures を第3巻まで読むことで、日本語に訳さない読み方を覚えました。後半の練習問題はやりませんでした。Basic English で書かれた本はほとんどが絶版なので、多読の素材として利用できないのが難点です。
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10267. お江戸でござる (The Surgeon of Crowthorne(PGR5))
お名前: たかぽん
投稿日: 2007/12/25(23:48)
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みなさん、こんばんは。
OEDといえば、PGRのレベル5で、「The Surgeon of Crowthorne」という本がありますよね。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/058243565X/sss-22]
最初OEDをどうやって作ったかという話で、すごく興味深かったです。
用例とかは、いろんな人の寄稿で成り立っているわけですが、その最大の功労者は、
殺人を犯して服役している人だったんですよね。
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お名前: たむ
投稿日: 2007/12/26(09:09)
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たかぽん、おはようございます。たむといいます。 この本、読もうと思って忘れてました。 お正月に読みます。ありがとう! では〜。
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たむぽん、こんにちは!
〉たかぽん、おはようございます。たむといいます。
〉この本、読もうと思って忘れてました。
〉お正月に読みます。ありがとう!
おー!
こちらこそ、signpostになれてよかったです!
ありがとう!
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10292. Re: お江戸でござる (The Surgeon of Crowthorne(PGR5))
お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/12/27(18:08)
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たかぽんさん、こんばんは。いつも元気な投稿を楽しく拝読しています。
The Surgeon of Crowthorne という本のことは知りませんでした。
アマゾンのリンクで見ると、表紙の写真は編纂者のマレーですね。
英国より米国からの投稿が多かったことは、OEDの第2版が出たときに Time に載った記事で知りました。
日本からの投稿には、そのころ学生だった夏目金之助も手伝ったらしいと日本の雑誌に書いてありました。
刑務所からの投稿があったという話はどこかで読んだ記憶があります。
投稿数が非常に多かった人の名前は第1巻にも載っています。
面白そうな本を教えていただき、ありがとうございます。
Happy reading and a happy new year!
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10295. 原作があります。The Surgeon of Crowthorne
お名前: たかぽん
投稿日: 2007/12/28(00:12)
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Ryotasanさん、こんばんは!
〉たかぽんさん、こんばんは。いつも元気な投稿を楽しく拝読しています。
ありがとうございます。ちょっと「ずれ元気」じゃないかと心配ですが…
Ryotasanさんも、いつもためになるお話ありがとうございます。
〉The Surgeon of Crowthorne という本のことは知りませんでした。
〉アマゾンのリンクで見ると、表紙の写真は編纂者のマレーですね。
そうなんですかー。
この本、原作があるんです。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0140271287/sss-22]
〉英国より米国からの投稿が多かったことは、OEDの第2版が出たときに Time に載った記事で知りました。
うーむ。アメリカ人のほうが、英語に関心があるのかな?・・・
〉日本からの投稿には、そのころ学生だった夏目金之助も手伝ったらしいと日本の雑誌に書いてありました。
おー!
小学生のころから夏目漱石は好きなので、そういう話、なんだかうれしいですねー。
〉刑務所からの投稿があったという話はどこかで読んだ記憶があります。
〉投稿数が非常に多かった人の名前は第1巻にも載っています。
その博士が、刑務所に入ってたんです。この本の主人公。
〉面白そうな本を教えていただき、ありがとうございます。
あ、いえいえ。
Ryotasanさんには、すごくお楽しみいただけるんじゃないかと思います!
〉Happy reading and a happy new year!
Ryotasanさんにも Happy reading and a happy new year!
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お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/12/26(00:14)
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Ryotasanさん、こんばんは
〉Oxford English Dictionary と聞いて出てきました。特定の単語について深く知りたいときや、その単語の歴史を知りたいとき、僕はこれの20巻本を参照します。
20巻お持ちですか。うらやましい。
〉1頁は横が23センチ、縦が30センチあまりで、この大きさでも字はかなり細かいです。昔の用例が多いので、現代の英米人が持っている単語の概念から外れることも書いてあります。ただし、現在では使われなくなった意味や用法には、そのことを示す印がついています。
〉定義に使われている文章は難しいので、知らない単語を飛ばして読める人でないとこの辞書を利用するのは難しいです。
サンプルを見ましたが、全く読めませんでした。
〉用例は本当に多いです。平均すれば100年に1個より多いでしょうね。出典となった本の題名と著者名、出版年まで書いてあります。もともと有志による大がかりな用例集めから始まった辞書で、それが最大の特色です。40万以上の単語が載っているわけですから、編纂や執筆を行なった学者たちも知らなかった単語の方が多いはずです。そういう単語も沢山の用例を検討・分類・配列することで品詞を判断したり、定義を書くことができたのでしょう。
使っている人の話が聞けてよかったです。
読めるようになったら手に入れたいです。
ありがとうございました。
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お名前: Tiny http://blog.livedoor.jp/tiny_tadoku/
投稿日: 2007/12/25(23:56)
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fionaさん、こんばんは
質問に答えて下さってありがとうございます。m(_ _)m
〉→どちらでもありません。第2版のCompact Editionです。これです↓。
〉[url:http://www.amazon.co.jp/Compact-Oxford-English-Dictionary/dp/0198612583/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=english-books&qid=1196604576&sr=1-3]
〉古本で安いのを、送料込み$200ほどで買いました。
〉もとの20巻のは高いし、場所をとるし、CD-ROMのは寄り道して遊ぶのがしにくいのでCompact Editionにしました。
〉ただ、1ページにもとの(20巻本の)9ページが入っていて、字がすごく細かく、拡大鏡を使わないと読めないので、たくさん読むのはしんどいです。
〉普通に使われている字の大きさは、1mmに2文字(1文字0.5mm)です。
Compact OED は近視には辛そうです。数年後には近くが見えなく
なっていそうだし。
1mmに2文字!!凄い印刷技術。一度見てみたいです。
〉全部をきちんと読んで、完全に使いこなすのは難しいかもしれません。でも、細かな語義まで載っているにもかかわらず、語義がきちんと整理分類されているので、その単語の持つ意味内容が全体としてどのようなものなのか把握し易いです。
〉以前、馬車のtongueと言うのが話題になって調べたことがあるのですが、
〉tongueの語義は、まず3つに分類されていて、
〉I.体の一部(後、説明が載っている)
〉II.言語(言葉かな?)に関連したもの
〉III.舌に似たもの。舌を思わせるもの。
〉そして、それぞれが更に分類されていきます。
〉馬車のtongueはIIIだったのですが、IIIは、中が5つに分かれていてその最後が「In many technical applications」となっていて、14の語義が載っています。その5番目がe.The pole of a wagon or other vehicle.。これが、馬車のtongueとなるわけです。(この14個は、その語義の初出年代順に並べてあるようです)
〉あと、全てに例文がついています(100年に1個以上でしたっけ?)。
〉全部読みきれないので、かなり要約(それも間違いありかも)してますが、英米人の頭の中では、"tongue"と出てくると、上の3つのようなイメージが浮かび、さらにその中がOEDに書いてあるようなことがモヤモヤっとあるのかなあっと面白いです。
〉この"tongue"の記述分量ですが、もとの20巻本のページで約3ページです(普通の辞書の大きさのページにすると、3ページでは入らず、もう少しページ数が多くなると思います)。ただ、その記述のうち、8割くらい(?)は例文です。
20巻の方のサンプル(2ページ分)を見ましたが何が書いてあるのか
さっぱりわからなかったんですが、説明してもらってどんな感じか
わかりました。
ありがとうございました。
〉ではでは、Happy Reading!!
Happy Reading!!
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日本語でどうやって本を読んでいるか?
多読を始めるときに、勉強を真面目にする人ほど「辞書は引かない」「わからない所は飛ばす」という原則を見て「まさか」と思います。そんな時「日本語の本を読むときはいちいち辞書を引かないし、読めない感じがあっても飛ばすよね」と説明すると、多くの人は「そうか」と納得します。やっぱり辞書を引くのは面倒だから飛ばしている人の方が多いんじゃないでしょうか。
しかし以前「いいえ、私は日本語の本を読むときも辞書を引きます」と答える人がいました。(Tinyさんじゃありません)。
そういう人の場合は、とりあえず100万語〜200万語ぐらい辞書なしで「すらすら」読める感覚を養って、それから英英辞典を使うといいと思います。「辞書は引かない」は「英和辞典は使わない」という意味だと言ってもいいのではないでしょうか。そして辞書を引くならなるべく英英で、ということにしておけばいいと思います。
私は日本語の本ではあまり分からない言葉はありませんので、辞書を引くことがほとんどありません。読み方があやふやな漢字はいくつかありますが、そういうのは飛ばしてるのでちゃんとした読み方が身につきません。でも漢字は見たらなんとなく意味はわかることが多いです。それでも一般人よりは漢字を知ってるほうらしく、時々周りの人に辞書代わりに「これ何て読むの?」「どういう意味?」と聞かれます。でもどこで覚えたのかさっぱりわかりません。
意識して暗記、ではなく「いつのまにか」覚えてる、というのは多読してから英語でも起こるようになりました。これこそ「日本語の読み方」に近づいているといえるのかもしれません。
この「いつのまにか」の蓄積が「樽にたまっていく」ということかもしれません。(無理矢理本題に結びつけ…)
ただ、前に「辞書引き実験」の投稿でも書きましたが、読めないのは単語を知らないからではなく文章がつかめないからです。辞書ですぐ解決するのは、文章そのものが自分にとって充分わかるレベルで、その中に未知単語がある場合です。レベルの高い本を読もうと思ったら、やはりたくさん読む必要があるでしょう。
1年前にあんなに難しかったMary Baloghの本がなぜ今こんなに快適に読めるのか…。不思議でしょうがないんですが、やっぱりたくさんヒストリカル・ロマンスを読んだから、という理由しか思い当たりません。語彙はあまり増えたような気がしないんですが…。ヒストリカル特有の言葉をいくつか覚えましたが…。語彙が増えたのではなく文章が楽に読めるようになった、という感じです。