[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/11/24(13:00)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/12/21(23:37)
------------------------------
アーニャさん、はじめまして!
さかい@tadoku.orgです。
理科クラブ部長、こんばんは!
地下牢からこんな所へ出てきてしまいました。
地下牢で原稿書いてたほうがみなさんに迷惑をかけなくて
よかったのかも・・・
〉酒井先生はあまり心配しなくてもいいと言ってくださっていますが、
〉SSSコラムの樽の穴を読んで、「あちゃ〜、これ私のことじゃん!」とうろたえています。
いきなりおどろかせてごめんなさい!
でも、たくさん読んだはずなのに、
「(日本語のように)軽々と読めない」
「第一、楽しめない」
「進歩した気がしない」
「試験の点数が上がらない」
「語彙が増えた気がしない」
「仮定法はいまだにわからない」
などと「ないない思考」に陥っている人たちは、
「そうか樽に穴があいていたのか!」と
原因がわかってほっとするのでは?
なにしろ原因がわかればもう問題は解決したも同然といいますからね!
〉受験のため、単語集から単語を覚え、文法を頭につめこんだ私は、
〉おそらく穴だらけのような…。
〉多読を始めた頃は、今まで感じたことのない英語が溜まっていく感覚が肌で感じられ、
〉子供のようにわくわく、うきうき多読を楽しんでいました。
〉しかも、この頃は月2,3冊しか読んでいなかったのに、それで満足だったんですよね。
〉しかし、多読にすっかり慣れ親しんでいくにつれ、大人の悪い癖が顔を出してきました。
〉それが、酒井先生のおっしゃる「読書の楽しみは内側にあるのに、外側が気になってしまう」です。
〉私の場合は、どんどん英語を吸収していきたい(ちゃんと吸収しているかは、?ですが…)という思いが先走ることで、そういう状況がこれまでに何度かありました。
うんうん、そういう人はいーっぱいいますね。
〉最近は、Chat in Englishで英文を書き始めてから、
〉多読をしているとき、やけに文法に目がいっちゃうんですよね。。。
〉「易しい単語でこういう時、こんな風に表現できるんだぁ。今度書くとき、参考になりそう。」という具合です(^^;
〉どうせ忘れてしまうのに。。。
お勉強モード、意識的学習モードですね。
「樽の穴、正体見たり、意識的学習」
というくらいですから・・・
〉「いかん、いかん。ストーリーを楽しまな」と慌てて我に返ります。
〉英語を書くという行為は楽しい、書きたいという時にだけ書いているので、別に気負っているわけではありませんが、
〉裏目に出ているのかなぁ(×〜×;)??
裏目に出ていますね。
先へ進みたい気持ちは痛いほどわかります。
ぼくだって、いつも先へ先へと焦ってきた・・・
そして今のていたらくです。
〉いざ書くとき伝えたい事が、なかなか英文で出そうで出ないときはもどかしいですね。
〉(レベル3の児童書を読んでいると、私も書けそう、書きたい!なんて思うんだけどな…)
〉この前初めて「子供式」の方にお邪魔させてもらい、「書く」を読んだのですが、
〉ことごとく書く3原則を破っていたので、これからそれを注意して書いていこうと思います。
〉「読む」ように「書く」方も、量をこなすとうまくなっていくといいのですが…。
〉少し話がそれてしまいました。
いえいえ、反れてませんよ。
先へ進みたい気持ちが強いから、意識的学習に走る、
楽しみは置き去りになる、つまらない、意欲にブレーキがかかって
いよいよ進まなくなる、進んでないと思うから余計に先へ
進みたくなる、振り出しへ戻る・・・
〉とにかく、穴がたくさ〜んありそうな私は、少ししょんぼり。
〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)
〉今までの英語教育を恨みますぅ(><)
ほんとにね、辞書と文法と試験と・・・
ぼくらはしょいきれないほどの大荷物を背負わされているのです。
それなのに、まだ棄てきれないのですよ、荷物を。
学校に飼い慣らされた哀れな酒井です。
〉では、修復方法が見つかることを願っています!Wish you luck!
そうなんです。原因が見つかったので、
問題は半分解決したようなものなんですが・・・
まだたしかには見つかっていない。
いや、提案できることはあるんですよ。
「とにかく楽しみましょう」って勧める手もあるし、
「何も考えないで読めるやさしいものを!」もあるし、
「滝に打たれてこい!」なんていうのもある。
でも、それは全部「精神論」なんですねえ・・・
もともと樽の穴は気持ちの持ちようと言う面が強いようなので、
そこで、「気の持ちようだよ」っていってもねえ・・・
なにか、こう、すぱっと「お勉強モード」から逃れられる
うまい手はないもんでしょうか?
たとえば森鴎外の「寒山拾得」に出てくる
「ぱっと顔に水を吹きかけたら頭痛が治った」みたいな・・・?
今回だけは、Happy reading!! はなし。
Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
10220. Re: 樽の穴は必要だからできるのではないでしょうか?
お名前: ありあけファン
投稿日: 2007/12/22(02:46)
------------------------------
酒井先生,アーニャさん こんにちは
ありあけファン@262万語(多読)/6万5000語(多聴) です
〉〉酒井先生はあまり心配しなくてもいいと言ってくださっていますが、
〉〉SSSコラムの樽の穴を読んで、「あちゃ〜、これ私のことじゃん!」とうろたえています。
〉いきなりおどろかせてごめんなさい!
〉でも、たくさん読んだはずなのに、
〉「(日本語のように)軽々と読めない」
〉「第一、楽しめない」
〉「進歩した気がしない」
〉「試験の点数が上がらない」
〉「語彙が増えた気がしない」
〉「仮定法はいまだにわからない」
〉などと「ないない思考」に陥っている人たちは、
〉「そうか樽に穴があいていたのか!」と
〉原因がわかってほっとするのでは?
〉なにしろ原因がわかればもう問題は解決したも同然といいますからね!
私もかつては「樽の穴」には,悩まされ続けました.
でも,最近では,
「穴があいている時は,必要だからあいている!」
のではないかと考えています.
つまり,
「たまっているものを捨てる必要があるときには自動的に開く」
という考え方が自然なような気がするのです.
〉〉受験のため、単語集から単語を覚え、文法を頭につめこんだ私は、
〉〉おそらく穴だらけのような…。
〉〉多読を始めた頃は、今まで感じたことのない英語が溜まっていく感覚が肌で感じられ、
〉〉子供のようにわくわく、うきうき多読を楽しんでいました。
〉〉しかも、この頃は月2,3冊しか読んでいなかったのに、それで満足だったんですよね。
〉〉しかし、多読にすっかり慣れ親しんでいくにつれ、大人の悪い癖が顔を出してきました。
〉〉それが、酒井先生のおっしゃる「読書の楽しみは内側にあるのに、外側が気になってしまう」です。
〉〉私の場合は、どんどん英語を吸収していきたい(ちゃんと吸収しているかは、?ですが…)という思いが先走ることで、そういう状況がこれまでに何度かありました。
〉うんうん、そういう人はいーっぱいいますね。
私の場合は,多読以前は
文法の復習→(SVOCなどの)分析的方法→只管音読
という順序で勉強していました.
伊藤和夫先生の書籍はほとんど全部読みましたし,『英会話・ぜったい・音読』シリーズも入門編は繰り返しやりました.
でも,この時は今から思えば,樽の穴は全開だったのかもしれません.
その後,多読に出会う(2003/7/27)のですが,最初の150万語までは,
スムーズ(水の表面張力で樽の端のほうにどんどんたまっていった)だった
のですが,その後の約100万語は,停滞を繰り返しながら,
主として樽の中央の大穴を埋めるのに費やしていたような気がします.
例えば,時間のあるときはスムーズに楽しく読めるけど,時間のない時にまで
長い作品を読もうとするから停滞を招くなどなど...
わかってしまえばなんでもないことが,その時はなかなかわからなかったです.
〉〉多読をしているとき、やけに文法に目がいっちゃうんですよね。。。
〉〉「易しい単語でこういう時、こんな風に表現できるんだぁ。今度書くとき、参考になりそう。」という具合です(^^;
〉〉どうせ忘れてしまうのに。。。
〉先へ進みたい気持ちが強いから、意識的学習に走る、
〉楽しみは置き去りになる、つまらない、意欲にブレーキがかかって
〉いよいよ進まなくなる、進んでないと思うから余計に先へ
〉進みたくなる、振り出しへ戻る・・・
〉〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)
子供さんは,脳の指令に素直にしたがっているのでしょうね.
大人は,脳が拒否していることを強引に押し付けたりしてしまっても,
それに違和感を覚える感覚そのものが麻痺している.
そのような不自然な状態でインプットしてしまったものを,多読している
時に浄化することができるのでしょうが,その時に生じた老廃物は捨てる必要がある.
そのためには,樽に穴が必要になるのだと思います.
このように考えると,
「樽に溜めようと思うと穴が開き,無心の状態になれば穴がふさがる」
のも
「かつて,お勉強モードをやりすぎた場合になかなか穴がふさがらない」
のも全て説明できると思います.
〉ほんとにね、辞書と文法と試験と・・・
〉ぼくらはしょいきれないほどの大荷物を背負わされているのです。
〉それなのに、まだ棄てきれないのですよ、荷物を。
〉学校に飼い慣らされた哀れな酒井です。
〉〉では、修復方法が見つかることを願っています!Wish you luck!
〉そうなんです。原因が見つかったので、
〉問題は半分解決したようなものなんですが・・・
〉まだたしかには見つかっていない。
〉いや、提案できることはあるんですよ。
〉「とにかく楽しみましょう」って勧める手もあるし、
〉「何も考えないで読めるやさしいものを!」もあるし、
〉「滝に打たれてこい!」なんていうのもある。
〉でも、それは全部「精神論」なんですねえ・・・
〉もともと樽の穴は気持ちの持ちようと言う面が強いようなので、
〉そこで、「気の持ちようだよ」っていってもねえ・・・
〉なにか、こう、すぱっと「お勉強モード」から逃れられる
〉うまい手はないもんでしょうか?
〉たとえば森鴎外の「寒山拾得」に出てくる
〉「ぱっと顔に水を吹きかけたら頭痛が治った」みたいな・・・?
うまい手ではないかもしれませんが,
「樽の穴は,樽の中に純度の高い水を貯めるために必要だから
開いたり,なかなか閉じたなかったりするのであって,
穴の必要性がなくなれば自然に閉じる」
と考えておくのが適切だと思います.
〉今回だけは、Happy reading!! はなし。
〉Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・
これで HAPPY READING!!! でありますように!
------------------------------
〉酒井先生,アーニャさん こんにちは
〉ありあけファン@262万語(多読)/6万5000語(多聴) です
ありあけファンさん、こんにちは!
〉 私もかつては「樽の穴」には,悩まされ続けました.
〉でも,最近では,
〉「穴があいている時は,必要だからあいている!」
〉のではないかと考えています.
〉つまり,
〉「たまっているものを捨てる必要があるときには自動的に開く」
〉という考え方が自然なような気がするのです.
おっ、違った見解ですね。
〉 子供さんは,脳の指令に素直にしたがっているのでしょうね.
〉大人は,脳が拒否していることを強引に押し付けたりしてしまっても,
〉それに違和感を覚える感覚そのものが麻痺している.
〉そのような不自然な状態でインプットしてしまったものを,多読している
〉時に浄化することができるのでしょうが,その時に生じた老廃物は捨てる必要がある.
〉そのためには,樽に穴が必要になるのだと思います.
なるほど!確かに、大人の脳はそれほど素直に反応してくれませんよね。
それに伴って、老廃物が出てきてもおかしくないかも。
日本の英語教育を受けてきた私達には、そのせいで穴が開いているけれど、
その分、穴が多少必要…ってことですね。
〉このように考えると,
〉「樽に溜めようと思うと穴が開き,無心の状態になれば穴がふさがる」
〉のも
〉「かつて,お勉強モードをやりすぎた場合になかなか穴がふさがらない」
〉のも全て説明できると思います.
ですね!
〉うまい手ではないかもしれませんが,
〉「樽の穴は,樽の中に純度の高い水を貯めるために必要だから
〉開いたり,なかなか閉じたなかったりするのであって,
〉穴の必要性がなくなれば自然に閉じる」
〉と考えておくのが適切だと思います.
純度の高い水。リッチな響き(o´v`o)
自分ひとりでは、なかなか考えられない発想です!
かのんさんもおっしゃっているように、樽の穴は変幻自在なのですね。
必要性がなければ、自然に閉じるかもしれませんが、意識しすぎて
故意に自分で大きく開けすぎないようにしなくては!
「樽の穴」の違った見方を示していただき、とても興味深かったです。
ありがとうございます!
〉これで HAPPY READING!!! でありますように!
はい、HAPPY READINGしますよ〜☆
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
10250. Re: 樽の穴は必要だからできるのではないでしょうか?
お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/12/23(23:10)
------------------------------
ありあけファンさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。
アーニャさん、こんばんは!!
〉 私の場合は,多読以前は
〉 文法の復習→(SVOCなどの)分析的方法→只管音読
〉という順序で勉強していました.
〉伊藤和夫先生の書籍はほとんど全部読みましたし,『英会話・ぜったい・音読』シリーズも入門編は繰り返しやりました.
〉でも,この時は今から思えば,樽の穴は全開だったのかもしれません.
〉 その後,多読に出会う(2003/7/27)のですが,最初の150万語までは,
〉スムーズ(水の表面張力で樽の端のほうにどんどんたまっていった)だった
〉のですが,その後の約100万語は,停滞を繰り返しながら,
〉主として樽の中央の大穴を埋めるのに費やしていたような気がします.
〉例えば,時間のあるときはスムーズに楽しく読めるけど,時間のない時にまで
〉長い作品を読もうとするから停滞を招くなどなど...
〉わかってしまえばなんでもないことが,その時はなかなかわからなかったです.
ごめんなさい。この「わかってしまえばなんでもないこと」って
なんでしょう? とっても大事なことのような気がするのですが・・・
〉〉〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)
〉 子供さんは,脳の指令に素直にしたがっているのでしょうね.
〉大人は,脳が拒否していることを強引に押し付けたりしてしまっても,
〉それに違和感を覚える感覚そのものが麻痺している.
〉そのような不自然な状態でインプットしてしまったものを,多読している
〉時に浄化することができるのでしょうが,その時に生じた老廃物は捨てる必要がある.
〉そのためには,樽に穴が必要になるのだと思います.
ぼくが「頭のすすぎ洗い」と呼んでいたことだと思います。
「老廃物」と言わずに「洗濯機にこびりついたカビ」と言っていた。
〉このように考えると,
〉「樽に溜めようと思うと穴が開き,無心の状態になれば穴がふさがる」
〉のも
〉「かつて,お勉強モードをやりすぎた場合になかなか穴がふさがらない」
〉のも全て説明できると思います.
なるほど・・・
Julieさんが「楽しく読めば穴はふさがるのでは」と言っているのと
似ていますね。そして、かのんさんの「穴の大きさが、変幻自在」とも
通じると・・・
〉うまい手ではないかもしれませんが,
〉「樽の穴は,樽の中に純度の高い水を貯めるために必要だから
〉開いたり,なかなか閉じたなかったりするのであって,
〉穴の必要性がなくなれば自然に閉じる」
〉と考えておくのが適切だと思います.
そう考えれば、たかぽんのいうように、
穴自体を忘れてしまえるわけだ! なるほど・・・
〉〉今回だけは、Happy reading!! はなし。
〉〉Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・
〉これで HAPPY READING!!! でありますように!
ぼくからも、アーニャさん、穴を忘れて、Happy reading!!
ありあけファンさん、Julieさん、たかぽん、かのんさん、ありがとー!!!
(それでも「樽の穴の研究」は続く・・・)
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
10253. Re: 樽の穴は必要だからできるのではないでしょうか?
お名前: ありあけファン
投稿日: 2007/12/24(01:02)
------------------------------
酒井先生 こんにちは
ありあけファンです
〉〉主として樽の中央の大穴を埋めるのに費やしていたような気がします.
〉〉例えば,時間のあるときはスムーズに楽しく読めるけど,時間のない時にまで
〉〉長い作品を読もうとするから停滞を招くなどなど...
〉〉わかってしまえばなんでもないことが,その時はなかなかわからなかったです.
〉ごめんなさい。この「わかってしまえばなんでもないこと」って
〉なんでしょう? とっても大事なことのような気がするのですが・・・
説明不足でごめんなさい.
「日本語の読書ではなんでもないことが,英語となると特別な(不自然な)
ことをしているのに気がつかなかった.」
ということです.
日本語の読書では,疲れたときや時間のないときに長いものや難しいものを
読もうとはしません(もちろん,これは人それぞれでしょうが).
なのに,英語になるとそうではなかったんです.
表面的には,楽しみのままに読んでいるつもりでも,潜在意識下では,
「停滞で失った分を取り戻さなくては」などと考えていたようです.
このような不自然な行動がなくなったのは250万語を過ぎてから,つまり,
つい最近のことです.
〉〉〉〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)
〉〉 子供さんは,脳の指令に素直にしたがっているのでしょうね.
〉〉大人は,脳が拒否していることを強引に押し付けたりしてしまっても,
〉〉それに違和感を覚える感覚そのものが麻痺している.
〉〉そのような不自然な状態でインプットしてしまったものを,多読している
〉〉時に浄化することができるのでしょうが,その時に生じた老廃物は捨てる必要がある.
〉〉そのためには,樽に穴が必要になるのだと思います.
〉ぼくが「頭のすすぎ洗い」と呼んでいたことだと思います。
〉「老廃物」と言わずに「洗濯機にこびりついたカビ」と言っていた。
そうですね.「すすぎ洗い」という感じですね.
「こびりついたカビ」までは強くないような気もするのですが...
でも,私にも自覚症状がない昔の負の遺産がそのまま残っているのかもしれず,
それは「こびりついたカビ」なんでしょうね.
1000万語ぐらい読んだ時にどう感じるか,楽しみに(?)しています.
〉〉このように考えると,
〉〉「樽に溜めようと思うと穴が開き,無心の状態になれば穴がふさがる」
〉〉のも
〉〉「かつて,お勉強モードをやりすぎた場合になかなか穴がふさがらない」
〉〉のも全て説明できると思います.
〉なるほど・・・
〉Julieさんが「楽しく読めば穴はふさがるのでは」と言っているのと
〉似ていますね。そして、かのんさんの「穴の大きさが、変幻自在」とも
〉通じると・・・
〉〉うまい手ではないかもしれませんが,
〉〉「樽の穴は,樽の中に純度の高い水を貯めるために必要だから
〉〉開いたり,なかなか閉じたなかったりするのであって,
〉〉穴の必要性がなくなれば自然に閉じる」
〉〉と考えておくのが適切だと思います.
〉そう考えれば、たかぽんのいうように、
〉穴自体を忘れてしまえるわけだ! なるほど・・・
〉〉〉今回だけは、Happy reading!! はなし。
〉〉〉Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・
〉〉これで HAPPY READING!!! でありますように!
〉ぼくからも、アーニャさん、穴を忘れて、Happy reading!!
〉ありあけファンさん、Julieさん、たかぽん、かのんさん、ありがとー!!!
〉(それでも「樽の穴の研究」は続く・・・)
読書の時だけは,「樽の穴」のことは,忘れて HAPPY READING!!
(でも,「樽の穴」の正体とそのメカニズムには興味シンシンです)
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/12/24(09:09)
------------------------------
ありあけファンさん、酒井先生、みなさん、こんにちは。Julie です。
バッサリしますが(^^;;
〉〉ぼくが「頭のすすぎ洗い」と呼んでいたことだと思います。
〉〉「老廃物」と言わずに「洗濯機にこびりついたカビ」と言っていた。
〉 そうですね.「すすぎ洗い」という感じですね.
〉「こびりついたカビ」までは強くないような気もするのですが...
〉でも,私にも自覚症状がない昔の負の遺産がそのまま残っているのかもしれず,
〉それは「こびりついたカビ」なんでしょうね.
〉1000万語ぐらい読んだ時にどう感じるか,楽しみに(?)しています.
濁った水のたまった樽に、一滴ずつ透明な水を入れていくと、
時間はかかるけど、必ず透明になります。
きれいな水をじゃんじゃん入れましょう♪
っていうことなんじゃないかなあ・・・。
汚れた水をいれるわ、穴はあいてるわ、だと
どうにもならないんでしょうね(ためいき)。
汚れた水をほっておくと腐敗する、カビが出る
(忘却のかなたにある英語を取り出そうとすると
英語ではないとんでもない英語が飛び出してくる)
きれいな水をほっておくと熟成する
(樽のなかにある生まれつきの酵母が発酵させてくれる)
ただし、きれいな水の樽でもほっておくと
周りの日本語環境から雑菌がはいりますから
新しいきれいな水を入れるのも大切。
なんだか独り言のようになってきました。失礼。
私も自分の樽にタワシをつっこんでゴシゴシしたいです〜。
(私の場合、一番しつこいカビは
中学1年の最初に「学習」した英文法ですわ、とほほ……)
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: アーニャ
投稿日: 2007/12/25(20:57)
------------------------------
〉アーニャさん、こんばんは!!
酒井先生、こんばんは。
MERY CHRISTMAS☆
〉ぼくからも、アーニャさん、穴を忘れて、Happy reading!!
わかりましたぁ(`∀´)>”
でも、樽の穴の話、とても興味深いものとなりました。
初めは、おそろしく感じていましたが、こうして思っていることを
掲示板に書き込むことによって、
色んな方々の意見を聞けてとても良かったです。
今では、樽の穴のイメージが150度(?)くらい変わりました。
〉(それでも「樽の穴の研究」は続く・・・)
はい。研究頑張ってください!
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/12/25(23:57)
------------------------------
アーニャさん、こんばんは!
〉〉アーニャさん、こんばんは!!
〉酒井先生、こんばんは。
〉MERY CHRISTMAS☆
〉〉ぼくからも、アーニャさん、穴を忘れて、Happy reading!!
〉わかりましたぁ(`∀´)>”
〉でも、樽の穴の話、とても興味深いものとなりました。
〉初めは、おそろしく感じていましたが、こうして思っていることを
〉掲示板に書き込むことによって、
〉色んな方々の意見を聞けてとても良かったです。
〉今では、樽の穴のイメージが150度(?)くらい変わりました。
〉〉(それでも「樽の穴の研究」は続く・・・)
〉はい。研究頑張ってください!
はーい、がんばるよー!
寝ても覚めても研究のことしか頭にないんだよー。
これでダメでも、責めないでねー!!
------------------------------
〉アーニャさん、はじめまして!
〉さかい@tadoku.orgです。
初めまして、酒井先生!挨拶がおくれてしまいました。
まだ直接はお会いしたことはないのですが、
先生の著書の背表紙にあった写真でお顔は存じ上げております。
〉いきなりおどろかせてごめんなさい!
〉でも、たくさん読んだはずなのに、
〉「(日本語のように)軽々と読めない」
〉「第一、楽しめない」
〉「進歩した気がしない」
〉「試験の点数が上がらない」
〉「語彙が増えた気がしない」
〉「仮定法はいまだにわからない」
〉などと「ないない思考」に陥っている人たちは、
〉「そうか樽に穴があいていたのか!」と
〉原因がわかってほっとするのでは?
〉なにしろ原因がわかればもう問題は解決したも同然といいますからね!
確かに!でも、私は「ほっ」とする余裕はありませんでした(×o×;)
ポジティブ思考になりたいと思う超ネガティブ思考なもので…
ただ、上に挙げていただいた「ないない思考」の例にはあまり悩まされていないようなので、少し安心してもいいかも…。
〉〉最近は、Chat in Englishで英文を書き始めてから、
〉〉多読をしているとき、やけに文法に目がいっちゃうんですよね。。。
〉〉「易しい単語でこういう時、こんな風に表現できるんだぁ。今度書くとき、参考になりそう。」という具合です(^^;
〉〉どうせ忘れてしまうのに。。。
〉お勉強モード、意識的学習モードですね。
〉「樽の穴、正体見たり、意識的学習」
〉というくらいですから・・・
そうです!お勉強モードにいつのまにか脳が切り替わっているのです。
〉〉「いかん、いかん。ストーリーを楽しまな」と慌てて我に返ります。
〉〉英語を書くという行為は楽しい、書きたいという時にだけ書いているので、別に気負っているわけではありませんが、
〉〉裏目に出ているのかなぁ(×〜×;)??
〉裏目に出ていますね。
〉先へ進みたい気持ちは痛いほどわかります。
〉ぼくだって、いつも先へ先へと焦ってきた・・・
〉そして今のていたらくです。
あらら…やはり裏目に出ていますか。。。
書きたいという気持ちも、先へ進みたい気持ちがそうさせているのかしら。
でも、書きたいときには書きたいなぁ。
もし、長々と、執拗に文法へ目がいくようなら、「書く」ほうは少し休憩をしてみます。
〉先へ進みたい気持ちが強いから、意識的学習に走る、
〉楽しみは置き去りになる、つまらない、意欲にブレーキがかかって
〉いよいよ進まなくなる、進んでないと思うから余計に先へ
〉進みたくなる、振り出しへ戻る・・・
魔の循環ですね。恐ろしい。
今のところ、意識的学習へまっしぐらに突っ走る、とまではいかないまでも、助走(?)をしている最中なので、
なるだけ「ストーリー、ストーリー」とシャットダウンできていて、
楽しみが置き去りになる→つまらない→…のコースはまだ辿っていないのが救い。
早く助走を中止して、立ち止まり、のんびり全体の景色を見渡し、楽しみたいです。
〉いや、提案できることはあるんですよ。
〉「とにかく楽しみましょう」って勧める手もあるし、
〉「何も考えないで読めるやさしいものを!」もあるし、
〉「滝に打たれてこい!」なんていうのもある。
〉でも、それは全部「精神論」なんですねえ・・・
〉もともと樽の穴は気持ちの持ちようと言う面が強いようなので、
〉そこで、「気の持ちようだよ」っていってもねえ・・・
ですよね。精神に働きかけるのは、肉体より難しい。
「楽しもう」と思って、楽しめるものでもないです。
楽しむのが脳に一番だとわかっているのだけれど。
ん〜、でもでも、やっぱり気持ちの持ちようかもしれない。
それか、こんなぐずぐず悩まず、何にも気にしないのが手かも。私の場合(笑)
〉なにか、こう、すぱっと「お勉強モード」から逃れられる
〉うまい手はないもんでしょうか?
うんうん(激しくうなずいております)
〉たとえば森鴎外の「寒山拾得」に出てくる
〉「ぱっと顔に水を吹きかけたら頭痛が治った」みたいな・・・?
「滝に打たれる」「(冷たい?)水を顔にかける」。。
今の時期にもってこいですね。頭を冷やして、煩悩から解き放たれましょう〜♪
〉今回だけは、Happy reading!! はなし。
〉Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・
(笑)言いませんよ〜!Happy Readingはとっても好きな言葉です。