[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(16:20)]
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お名前: れな
投稿日: 2004/12/29(16:25)
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皆様こんにちは。れなです。ちょっとごぶさたしておりましたー。
はじめましての方もたくさんいらっしゃるのでしょうか(汗)。
PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
http://tokirena.fc2web.com/ です。
全然多読サイトじゃないですし、まだ中身もあんまりないですが、
本が好きな方はどうぞ遊びにいらしてください。
しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
そう、私は、ある意味、こちらに集う皆さんよりずっとゆっくり読んできたのでした。
そして、最近、「PBで1000万語」もクリアしたようです。ええと、一応
レベル7以上限定。これだとハリポタやライラは入ってしまうんですけどね(笑)。
私はレベル6までの本は40万語前後しか読んでいません。だからこの数字。
そのうちもう少し頑張ります。
でも、そうです。それでも読めるようにはなるんですねー(笑)。読み方は、
やはり日本語での読書に近づいていく感じ。あまり脳みそに負荷がかからなくなって
きたかなと思います。
では、最後のPB紹介。今回はちゃんとファンタジー読みました(笑)。
1.ファンタジー・SF
「秋はファンタジーよね」ということで、色々読みました。ファンタジーファンの
方にとっては、目玉はこの辺かなあ。
David & Leigh Eddings
"The Elder Gods" LV8 133000
その他の翻訳作品:「ベルガリアード物語」他(早川文庫)
Dhrallの地は、4人の実在する神々に統べられていた。
古き神々がその任に疲れたとき、世界には新たな4人の神々が生まれ、
役割を引き継ぐ。古き神々はしばし休息の時を過ごし、当代の神々が疲れを覚える頃に
目覚めて、再びその任に復帰する。それは、悠久の時に繰り返されてきた、自然の理
のひとつだった。そして、今、神々の入れ替わりが近づき、世界は新たな時代を迎えようと
していた。しかし、その神々の隙をつくように、Dhrallに寄生した人外の存在Vlaghが
その力を増し、人間達の世界を脅かし始めたのだ。神々に守られたDhrallの人々では、
Vlaghの侵攻に太刀打ちできない。Dhrallの西の地を任された女神Zelanaは、
Vlaghを食い止めるため、他の大陸の「野蛮人」たちを「金」で雇うことにした……。
ユーモアあふれる筆致で壮大な異世界ファンタジーを描く、人気作家エディングスの
新シリーズ第1巻です。日本語未翻訳作品。この秋にPBになりました。
あくまで個性的な登場人物達が大活躍する、大爆笑の1冊です。以前に読んだ、
"Belgarath the Sorcerer"などよりはこちらの方が読みやすかったですね。
会話がやっぱり秀逸。神様もとっても人間的ですし、相変わらずのエディングスでした。
それから、こちらは多分、日本ではあまり知られていない新しい作家さんの新作。
Sarah Ash
"Load of Snow and Shadows" LV8 178000
翻訳作品なし。
光あふれる南方の海辺の地Smarnaに育った青年画家Gavrilは、その地に滞在中の
大国Muscobarの姫君Astasiaの肖像画を描くために雇われ、彼女と恋に落ちる。
しかし、その肖像画は彼女の未来の政略結婚の相手へと贈られる絵であり、
彼女とともにいるところを発見された彼はそのまま宮殿から放り出された。
身分違いの恋と、もちろん彼も知っていた。だが、その夜、恐ろしい夢が彼を襲い、
やがて、彼を捜して野蛮な戦士達が彼の家を訪れた。彼は実はMuscobarの北にある国
Azhkendirの唯1人の世継ぎであり、彼の父が亡くなったため、跡取りとして
迎えられるというのだ。これで彼女と対等な地位になることができるのか?
しかし、これまでずっと父のことを隠し続けてきた彼の母は苦悩に満ちた表情で
彼に告げた。Azhkendirの領主Drakhaonとなること、それは、人としての自分を
失っていくことなのだと。
ロシア風の異世界を舞台に展開される、時代絵巻ファンタジーです。
ちょっと内容詰め込みすぎ? っていう感じもするんですが、ちゃんとまとって
いるからすごいです。それに、なんていうか、全体として暗いお話だし、かなり残酷な
シーンとかもあるのに、不思議と受ける印象が柔らかい。すごく文章がきれいとか、
そういうことではないのだけれど、私にはパステル調の印象があるんです。
透き通る綺麗さではなくて、ちょっと光が透けているような、やわらかいイメージ。
主な舞台は雪に閉ざされた北の国で、そこでは色彩も限られているって、
文中で何度となく語られるんですけれど、それでもずっと、そういう感じで読んで
いました。文章にすごく惹かれるというのでもないけれど、ついついぼーっと読み進んで
しまう、そういうやさしい力を持った作品でした。
お次はファンタジー上級者向けの1冊。
Greg Keyes
"The Briar King" LV8 193000
その他の翻訳作品:「水の都の王女」他(早川文庫)
昔語りに語られ、今も人々に恐れられる「茨の王」。
森の奥深くに眠る彼が目覚めるとき、世界は滅びを迎えるという。
かつて、その地は残忍な種族の支配を受け、その地に住まう人々は奴隷として
生きるか、死してその隷属から逃れるかしかなかった。彼らを解放したのは1人の
女王。彼女は、魔法の力を持った偉大な存在だった。
そして今、その子孫たる王家の一族に滅びの影がさしはじめ、
世界には異形の生き物たちが現れ始めていた。
グレゴリー・キイズの新シリーズ"The Kingdoms of Thorn and Bone"第1巻です。
翻訳されることがあるのかどうかは不明。1巻ごとに完結するタイプのシリーズかと
思っていたら、完全に続きものでした(笑)。
主人公は1人ではなくて、2人ですらなくて、ええと、視点が据えられる人物だけで8人?
歴史小説風の群像劇です。中でも一番主役に近いのは、王家のお転婆姫アン、
王の森の番人の1人アスパー、外国から来た修道士見習いの青年ステファン、それから、
女王の護衛となる地方出身の清廉な騎士ニール。彼らそれぞれの旅と運命が次々に語られ、
やがてひとつに収束していく展開は、見事なのだけれど読むには大変。
政治向きの陰謀の話も盛りだくさんで、読み応えがありました。
文章は、結構きれい。華美ではなく、どちらかというと実直な感じですが、
森の描写その他、空気が伝わってくるような緻密さは相変わらず。単語的には、
それほど難しいものではありません。人物の描き方が深くて、どんどん視点が変わって、
1人あたりの描写はそんなに多くないはずなのに、感情がものすごく伝わってくる
感じでした。やっぱり力のある作家さんなんだなあと思います。
マキリップも1冊読みました。この作品、来年翻訳が出るそうです。
Patricia A. McKillip
"Ombria in Shadow" LV8 83000
その他の翻訳作品:「妖女サイベルの呼び声」他(早川文庫)
Ombriaの国を治める王子Royceは、長い病の床についた後に亡くなった。
彼の跡を継ぐ息子Kyelはまだたった5歳の少年。そして、王子が亡くなる前から
すでに、国政の実権を握るのはBrack Pearlと呼ばれ、彼らの大伯母を名乗る謎の
女性であった。魔法を使い、護衛兵達を従え、恐怖によって宮廷を、
Ombria全体を支配するBrack Pearl。彼女によって、Royceの愛妾だったLydeaは
闇に包まれた街に放り出され、幼いKyelは何らかの呪文か薬によって無気力な人形と
化す。彼が唯1人信頼する従兄弟のDuconは、Kyelの身の安全と引き替えに、
Brack Pearlに従うことを選ぶが……。
今年PBになったマキリップ作品のひとつ。2003年の世界幻想文学大賞を受賞した作品
です。相変わらずの美しさ。でも、今回は、意外と手強かったです(笑)。
このお話は、国、というよりは一つの都市の物語。Brack Pearlの暴政により、
闇に包まれ、恐怖に支配されたOmbriaには、もともとその裏に影の都市があり、
影の歴史があるとされています。王宮にはいくつもの影の通廊があり、外の街には
地下の世界が広がります。そこは、過去の幽霊達がさまよう場所。幻想と現実が
入り交じる悪夢の世界です。その幻想的な美しさは、マキリップならではのもの。
静かで、恐ろしくて、言葉のひとつひとつが印象的でした。
そして、「難しい」と評判の高いこの本、試してみました(笑)。
Ursula K. Le Guin
"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
翻訳版:「影との戦い」(岩波書店)
竜が住み、魔法使い達が存在する異世界アースシー。
数多くの優れた魔法使いを生み出してきたというゴント島に生まれた少年ゲドは、
持って生まれた才能を認められて大魔法使いオジオンの弟子となり、
やがて世界最高の学校であるローク島の「学院」に学ぶことになる。だが、
優れた才能を持ち、やがては当代最高の魔法使いに数えられるだろうと認められる
彼の中には、消すことの出来ない影が存在していた・・・・・。
ええとー、正直言って、英文自体は「指輪」よりずっと簡単だと思います。
でも、そのままがーっと飛ばして読める本ではないし、語られる言葉の意味を
ちゃんとわかっていないと、何が何だかわからない。そういう意味では、
楽しんで読むために求められるレベルは高いです。それが「指輪より難しい」
ことの理由になるのかも。なるほどなー、って思いました。
でも私、この本は日本語訳が好きだったような(爆)。冒頭に掲げられた
「エアの創造」、あれって、私には日本語の方がずっと印象的です。
意味は同じでも、心に響く部分が違う。本当は、英語で読んで受ける印象の方が、
作者の考えには近いのでしょうけれどもね。
あと、今回はSFはこれ1冊だけですが、こちらも試してみました。
Ray Bradbury
"The Martian Chronicles" LV7 63000
翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
1999年の1月は、ロケット・サマーと呼ばれた。
人類初の有人宇宙船が、火星に向けて飛び立ったのだ。偉大なるロケットの熱は
街に暖かい風をもたらし、ひとときの夏を生んだ。人類の憧れを集めて火星に
降り立った乗組員達。しかし、そこには、彼らを認め、歓迎してくれる人々は
どこにもいなかった。
火星には火星人が住んでいた。古く美しい文明を築いた、穏やかな人々。
だが彼らと地球人の出会いは、お互いに不幸をしかもたらさなかった……。
なんていうのかな、その文章を読むことによって生じる「場」のようなもの力が
とても強い文章でした。強力なイメージの磁場というか、何というか。
それにとらえられてしまえば、意味がわかっていようがいまいが、ひきこまれて
そのまま読んでしまうことになるのではないかと思います。少なくとも、
私はそんな感じでした。でも、そういうのって、はまれるかどうかで明暗分かれちゃう
ってことでしょうか。
2.一般向けPB
それほど読んでないんです。怠けました(笑)。
今回も一押しはこの人。
David Handler
"The Bright Silver Star" LV9 98000
その他の翻訳作品:「フィッツジェラルドを目指した男」他(講談社文庫)
夏を迎えたドーセットには、観光客があふれていた。古風な町並みを残す美しい町は、
もともと人気の観光地。しかし、この夏、ドーセットは、住民以外の人々を呼び寄せる
さらなる要因を持っていた。双方ともに若手の人気映画スターである、Tito と Esme夫妻が
町に滞在していたのだ。Esmeは、Mitchの散歩仲間であり、ドーセットの有閑階級の重鎮
でもあるDodgeの娘だった。映画評論家として、彼らに個人的に近づくことを避けていた
Mitchだったが、彼がTitoの最新出演作の批評を発表したことで、状況は変化してしまう。
「怒れる若者」の具現したような当代最高のスターであるTito。彼の怒りはまっすぐに
Mitchに向かう。だが、その後……。
絵のように美しい町を舞台に、そこ住む人々のそれぞれの事件を深い哀感をもって描く
このシリーズ、今回もまた、どろどろの愛憎劇が展開されました。なかなか強烈です。
でも、やっぱり好きですねー。流麗な文章と気の利いた会話。そして、語られる人生。
ミステリーですけれど、物語の中にきちんと人生がある、そういうシリーズです。
なかなか同好の士に巡り会えませんが、おすすめ。
それから、こちらは万年少女の皆様へ。
Mark Richard Zubro
"Why Isn't Becky Twitchell Dead?" LV8 61000
その他の翻訳作品:「黄昏のハイスクール」(創元推理文庫)
クリスマス休暇を目前に控え、生徒達に課したスペリングテストの採点に追われる
トム・メイスンの元に、彼のよく知る生徒の母親が訪れた。彼女の息子達は、
いわゆる「出来の悪い」生徒。今度は一体何が、と問いかける彼に、彼女は言った。
「ジェフが逮捕されたの」。ジェフは彼女の下の息子。彼は、恋人スーザンを
殺害した容疑で、警察に連れて行かれたという。冤罪だと信じる彼女と、
ジェフ自身に頼まれ、トムは校内で聞き込みを始めるが……。
大昔に、創元推理文庫から「黄昏のハイスクール」というタイトルで1作目が出たきり、
翻訳が続かなかったゲイ・ミステリのシリーズ2作目です。というわけで、
「その方面は絶対ダメ」な方は見なかったことにしてください(笑)。
「ええっ? そういうネタが絡むなら絶対読むー」という万年少女の皆様、お待たせ
致しました(爆)。熱血高校教師トムと、その恋人で現役大リーガーのスター選手
スコットがラブラブな活躍を見せるお楽しみシリーズ。いよいよ登場です。
作者は現役の高校教師なのだそうで、アメリカの高校の先生の日常が細々と
語られるのも興味深いです。でもねー、麻薬だなんだがそこまではびこる、
次々と殺人が起こる高校ってどうなんでしょう?
今回は、親からプレッシャーをかけ続けられた子ども達の悲劇の物語。どこの国でも、
同じことがあるのだろうな、と思います。とても悲しいことですけれど。
ええとそれから、ロマンス小説も今回これだけ。
Kay Hooper
"The Wizard of Seattle" LV7 108000
シアトルに住む魔法使いリチャード・マーリンの元に、ある嵐の夜、一人の少女が
現れた。彼女の名はセリーナ。自らの中に育ちつつある魔力を御しきれず、
必死の思いで師匠を求めて旅をしてきたのだ。すがるような眼をしたやせ細った少女を
彼はその場で弟子に迎え、表向きは叔父と姪として彼女と暮らすようになる。
しかしそれは、彼の属する魔法使い社会の絶対の掟を破る行為だった。
9年後、美しく力強く成長したセリーナと彼の間には微妙な緊張が生じるようになり、
機を同じくして、他の魔法使いたちに彼のしていたことが発覚。彼は、長老達から
セリーナの力を奪い、普通の人間に変えるよう命じられてしまう。
彼女の力を奪うことは、彼女そのものを壊すこと。どうしてもそれを受容できない彼は、
掟そのものを変えるため、セリーナとともに、はるかな過去、崩壊直前のアトランティス
へと、時間を超えた旅に出ることを決意する。だがそこには、彼らの想像を超えた過酷な
社会が存在していた……。
なんとなく、こんなふうに書くとすごく大変な本のようですが、ロマンス小説です。
表紙の画像しか見ていなかったので、届いた本を裏返してびっくり。
抜書きの頁を読んで更にびっくり。そうかこういう本だったのかー、と。
本格ファンタジーとは全然違う、ある意味ご都合主義のエンターテイメント。さくさく読めて、
面白かったです。真面目につっこむとつっこみどころ満載、でしょうねー。ちょっと待て、
いいのかそれで本当に? みたいな(笑)。
そして最後に、やはりこの方の作品を。
Paul Auster
"Oracle Night" LV8 73000
その他の翻訳作品:「偶然の音楽」他(新潮社)
重病に倒れ、奇跡の生還を果たした作家のシドニーは、退院後、少しずつ少しずつ
自らを取り巻く世界を再構築していた。ある日、リハビリを兼ねた散歩の途中、
偶然入った文房具屋で、彼はポルトガル製の青いノートに出会う。それは、彼に
久しぶりに物語を書こうという意志と力を与えるが……。
本屋で「呼ばれ」て買った本です。
これまでも何度か見ていたはずなのに、その日に限って呼ばれたのは、
やはり何かあるものなのでしょう。確かに、「呼ばれた」理由はわかるなって
いう感じの本でした。タイミングもいい。さすがに外しません私(笑)。
この本は4層構造になっています。外から2層目が中心となる物語。主人公シドニーが
自分に起こっている出来事を1982年のリアルタイムで物語っている部分。
その外から、現在のシドニー(2002年?)が脚注をつけていて、それが1層目ですね。
これがねー、フォントが小さくて大変(笑)。でも、同時に読んでいかないと損をします。
だってただの脚注じゃなくて、1層目だから。
3層目はシドニーが青いノートに書いていく物語。4層目はその物語の主人公ニック
が読む、有名作家の埋もれていた原稿(これのタイトルが"Oracle Night")です。
物語はこの4つの物語の上を自在に走っていく感じ。違和感のない、流れるような展開でした。
オースターを読むのは2冊目。1冊目は80年代に書かれた作品でしたので、
この本とは20年近い開きがあるわけですね。確かに、底に流れるものも、文章も同じだ
けれど、ずいぶん趣きは違っていました。前の本が峻厳な山に湧き出る清冽な水の流れで
あったとすれば、こちらは、同じように透き通ってはいるけれど、もっと人里に近い、
緩やかな土地をさらさら流れる小さな川、という感じでしょうか。どちらがいいとかいう
ことではなく、ただ、違う。もう少し、間を埋める作品を読んでみようと思っています。
以上、おつきあいありがとうございましたー。
今年もお世話になりました。ありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください。
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お名前: 職人
投稿日: 2004/12/30(11:04)
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れなさんへ
こんにちは、職人です。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
ここね、そんな事おっしゃらずにーと思うのでした。
どなたでも分け隔てなく、本の話題ならなんでも語り合える場所をと願ってこの掲示板が出来ました。
PBのツリーの上にPGR0の話題が自然とあるような掲示板を思い描いていました。
多読から入った人も元々洋書読みだった人も、本の事を語ろうよって。
なので、”そぐわない”なんてことないですからー。
その気になったら是非投稿して下さい。楽しみにしています。
〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
〉http://tokirena.fc2web.com/ です。
〉全然多読サイトじゃないですし、まだ中身もあんまりないですが、
〉本が好きな方はどうぞ遊びにいらしてください。
今のぞいてきました。
”中身もあんまり”等と言うのはご謙遜じゃないですか。
そしてもう既に色んな方の足跡がありましたね。
こちらも活発になります様に。
〉今年もお世話になりました。ありがとうございました。
〉皆様、よいお年をお迎えください。
そうですね。皆様、色々お世話になりありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。
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お名前: れな
投稿日: 2004/12/30(13:42)
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職人さん、こんにちは。
レスありがとうございました。
それから、ごめんなさい。ちょっと言葉が足りませんでした。
〉ここね、そんな事おっしゃらずにーと思うのでした。
〉どなたでも分け隔てなく、本の話題ならなんでも語り合える場所をと願ってこの掲示板が出来ました。
ええと、この、まとめて一気にご紹介の方式をやめるというのは、
PBの広場の最後の頃の時点ですでに考えていたことなんです。
そぐわないのは、PBそのものではなくて、「PBをまとめて」ということ。
PBの広場でのこれは、多分私が勝手に始めたもので、その時点では
その方が簡単かなーと安易な気持ちで始めました。
でも、多分、それは他の方々を萎縮させてしまうことも多かったのだと
思います。なんとなく、まとめないといけないのかなー、
それくらい読めないと投稿しちゃいけないのかなー、みたいな感じでしょうか。
実際、そういうお話もうかがっていましたし。
どんな本の話題も気軽に、を目指す掲示板に、そういう圧迫感を
与えてしまうことは、全然私の本意ではありません。
まあ、まとめるのもやってみると意外と面倒ですしねー。アトムさん、偉いなあ。
で、黙って消えようかとも思ったのですが、自分で始めたことですし、
順番も決まっていた(笑)ので、勝手に一抜けするのも失礼かなと
思ってごあいさつに。
というわけで、また「これは絶対」な本があれば出て参ります。
その時はよろしくお願い致します。
サイトに来てくださったそうで、ありがとうございました。
ええとー、あれはまだまだ全然、私がご紹介しようと思ってる本(和書)の
半分も入っていない状態なんです(笑)。先は長いです。どうぞよろしくお願いしますー。
ではでは、良いお年を。
ありがとうございました。
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すみません。訂正です。
じゅんさんの方が先にまとめて報告してくださってましたね(汗)。
自分で「しばらくこうしてみます」と宣言したことだけ覚えてました。
ごめんなさいー。
でも、気持ちとしてはそういう感じでした。
なんだかすごく大昔のことみたいです(笑)。
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お名前: 職人
投稿日: 2004/12/31(10:41)
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れなさんへ
職人です。
〉ええと、この、まとめて一気にご紹介の方式をやめるというのは、
〉PBの広場の最後の頃の時点ですでに考えていたことなんです。
〉そぐわないのは、PBそのものではなくて、「PBをまとめて」ということ。
お返事ありがとうございます。ホッとしましたよ。
どんなスタイルだろうが分量だろうが、ご自分の負担にならない範囲で自由に投稿して下さって構わないと思います。
またお会いしましょう。
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職人さん 重ね重ねありがとうございました。 お騒がせしてごめんなさい。 またよろしくお願い致します。 良いお年をー。
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お名前: marigold http://www.marigoldgarden.net/
投稿日: 2004/12/30(17:55)
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れなさん、こんにちは。
いつもたくさん本を紹介してくださってありがとうございます。
「The Martian chronicles」は、多読を始めたばかりのころ読みました。
とても読みやすくておもしろかったです。
が、同じ作家の他の小説(「Something wicked this way comes」と「The Octover country」)はなんだか読みにくくて挫折しました。同じ作家でも読みやすいのと読みにくいのとがあるな、と思いました。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
私はれなさんのみたいな投稿こそが、ここの掲示板に一番あっていると思います。ので、またよろしくお願いします。
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marigoldさん、こんにちは。
レスありがとうございました。
〉「The Martian chronicles」は、多読を始めたばかりのころ読みました。
〉とても読みやすくておもしろかったです。
〉が、同じ作家の他の小説(「Something wicked this way comes」と「The Octover country」)はなんだか読みにくくて挫折しました。同じ作家でも読みやすいのと読みにくいのとがあるな、と思いました。
私は実はブラッドベリはこの本と「たんぽぽのお酒」だけが大好きで、
後はどうでも良かったな、と、この本を読んで思い出しました(笑)。
日本語でも、同じ作者で読みやすい本と読みにくい本ってありますよね。
マキリップの本などでは、私も「ああ、これは読みにくいな」と
思う本もあります。だんだん難しくなっていく人もいますねー。
〉私はれなさんのみたいな投稿こそが、ここの掲示板に一番あっていると思います。ので、またよろしくお願いします。
そ、そうですか?(汗)。
ありがとうございますー。まとめては避けようと思っているんですが、
いい本があったらまた(笑)。その時はよろしくお願い致しますー。
ではでは、良いお年をお迎えください。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/12/30(23:30)
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れなさん、こんにちは。
〉皆様こんにちは。れなです。ちょっとごぶさたしておりましたー。
〉はじめましての方もたくさんいらっしゃるのでしょうか(汗)。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
「そぐわない」なんて、そんなー。
でもこれからも本の紹介はしてくれるんですよね。
最初のころのPBの広場は投稿が少なくて寂しかったので、れなさんががんばって読みごたえのある投稿にするためにこういうスタイルになったということでしょうか。
〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
〉http://tokirena.fc2web.com/ です。
〉全然多読サイトじゃないですし、まだ中身もあんまりないですが、
〉本が好きな方はどうぞ遊びにいらしてください。
〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
〉そう、私は、ある意味、こちらに集う皆さんよりずっとゆっくり読んできたのでした。
〉そして、最近、「PBで1000万語」もクリアしたようです。ええと、一応
〉レベル7以上限定。これだとハリポタやライラは入ってしまうんですけどね(笑)。
〉私はレベル6までの本は40万語前後しか読んでいません。だからこの数字。
〉そのうちもう少し頑張ります。
〉でも、そうです。それでも読めるようにはなるんですねー(笑)。読み方は、
〉やはり日本語での読書に近づいていく感じ。あまり脳みそに負荷がかからなくなって
〉きたかなと思います。
れなさん、年数も語数も私の倍以上…。れなさんが読んでる本がまだまだ読めなくてもしかたありませんね。その代わり私もそれぐらい読めば、れなさんが紹介してくれる本を読めるようになるかなーという希望が持てます。
〉では、最後のPB紹介。今回はちゃんとファンタジー読みました(笑)。
わーい♪
〉1.ファンタジー・SF
〉「秋はファンタジーよね」ということで、色々読みました。ファンタジーファンの
〉方にとっては、目玉はこの辺かなあ。
〉David & Leigh Eddings
〉"The Elder Gods" LV8 133000
〉その他の翻訳作品:「ベルガリアード物語」他(早川文庫)
〉ユーモアあふれる筆致で壮大な異世界ファンタジーを描く、人気作家エディングスの
〉新シリーズ第1巻です。日本語未翻訳作品。この秋にPBになりました。
〉あくまで個性的な登場人物達が大活躍する、大爆笑の1冊です。以前に読んだ、
〉"Belgarath the Sorcerer"などよりはこちらの方が読みやすかったですね。
〉会話がやっぱり秀逸。神様もとっても人間的ですし、相変わらずのエディングスでした。
「ベルガリアード」はキャラがおもしろくて、笑える部分も多かったので、これも面白そうですね。しかも未翻訳だなんて!
〉お次はファンタジー上級者向けの1冊。
〉Greg Keyes
〉"The Briar King" LV8 193000
〉その他の翻訳作品:「水の都の王女」他(早川文庫)
紹介を見るとすごーく読みたくなりました。「ファンタジー上級者向け」などといわれるとますます挑戦したくなるような…。
〉そして、「難しい」と評判の高いこの本、試してみました(笑)。
〉Ursula K. Le Guin
〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉翻訳版:「影との戦い」(岩波書店)
〉竜が住み、魔法使い達が存在する異世界アースシー。
〉数多くの優れた魔法使いを生み出してきたというゴント島に生まれた少年ゲドは、
〉持って生まれた才能を認められて大魔法使いオジオンの弟子となり、
〉やがて世界最高の学校であるローク島の「学院」に学ぶことになる。だが、
〉優れた才能を持ち、やがては当代最高の魔法使いに数えられるだろうと認められる
〉彼の中には、消すことの出来ない影が存在していた・・・・・。
〉ええとー、正直言って、英文自体は「指輪」よりずっと簡単だと思います。
〉でも、そのままがーっと飛ばして読める本ではないし、語られる言葉の意味を
〉ちゃんとわかっていないと、何が何だかわからない。そういう意味では、
〉楽しんで読むために求められるレベルは高いです。それが「指輪より難しい」
〉ことの理由になるのかも。なるほどなー、って思いました。
〉でも私、この本は日本語訳が好きだったような(爆)。冒頭に掲げられた
〉「エアの創造」、あれって、私には日本語の方がずっと印象的です。
〉意味は同じでも、心に響く部分が違う。本当は、英語で読んで受ける印象の方が、
〉作者の考えには近いのでしょうけれどもね。
ゲドの原書は初挑戦だったんですか。
私は多読前に辞書引き読みで完敗…。
言葉よりも内容やメッセージが受け止めることができるかどうかが問題なんですね。なんとなくわかるような…。言葉は指輪よりやさしくて、内容が難しい、とということですか。
リベンジして未読の5巻と外伝を読むのがユメですが、そういうことならもっと早く読めるかもしれないという希望が湧きました。
〉あと、今回はSFはこれ1冊だけですが、こちらも試してみました。
〉Ray Bradbury
〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
〉1999年の1月は、ロケット・サマーと呼ばれた。
〉人類初の有人宇宙船が、火星に向けて飛び立ったのだ。偉大なるロケットの熱は
〉街に暖かい風をもたらし、ひとときの夏を生んだ。人類の憧れを集めて火星に
〉降り立った乗組員達。しかし、そこには、彼らを認め、歓迎してくれる人々は
〉どこにもいなかった。
〉火星には火星人が住んでいた。古く美しい文明を築いた、穏やかな人々。
〉だが彼らと地球人の出会いは、お互いに不幸をしかもたらさなかった……。
〉なんていうのかな、その文章を読むことによって生じる「場」のようなもの力が
〉とても強い文章でした。強力なイメージの磁場というか、何というか。
〉それにとらえられてしまえば、意味がわかっていようがいまいが、ひきこまれて
〉そのまま読んでしまうことになるのではないかと思います。少なくとも、
〉私はそんな感じでした。でも、そういうのって、はまれるかどうかで明暗分かれちゃう
〉ってことでしょうか。
むかーし、翻訳で読みました。最近はSFにはすっかり興味を失っていますが、ブラッドベリはおもしろそうですね。「場」「磁場」…原書ってどんな文章なんだろう、って思います。
〉ええとそれから、ロマンス小説も今回これだけ。
〉Kay Hooper
〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉シアトルに住む魔法使いリチャード・マーリンの元に、ある嵐の夜、一人の少女が
〉現れた。彼女の名はセリーナ。自らの中に育ちつつある魔力を御しきれず、
〉必死の思いで師匠を求めて旅をしてきたのだ。すがるような眼をしたやせ細った少女を
〉彼はその場で弟子に迎え、表向きは叔父と姪として彼女と暮らすようになる。
〉しかしそれは、彼の属する魔法使い社会の絶対の掟を破る行為だった。
〉9年後、美しく力強く成長したセリーナと彼の間には微妙な緊張が生じるようになり、
〉機を同じくして、他の魔法使いたちに彼のしていたことが発覚。彼は、長老達から
〉セリーナの力を奪い、普通の人間に変えるよう命じられてしまう。
〉彼女の力を奪うことは、彼女そのものを壊すこと。どうしてもそれを受容できない彼は、
〉掟そのものを変えるため、セリーナとともに、はるかな過去、崩壊直前のアトランティス
〉へと、時間を超えた旅に出ることを決意する。だがそこには、彼らの想像を超えた過酷な
〉社会が存在していた……。
〉なんとなく、こんなふうに書くとすごく大変な本のようですが、ロマンス小説です。
〉表紙の画像しか見ていなかったので、届いた本を裏返してびっくり。
〉抜書きの頁を読んで更にびっくり。そうかこういう本だったのかー、と。
〉本格ファンタジーとは全然違う、ある意味ご都合主義のエンターテイメント。さくさく読めて、
〉面白かったです。真面目につっこむとつっこみどころ満載、でしょうねー。ちょっと待て、
〉いいのかそれで本当に? みたいな(笑)。
ロマンス小説も興味があるのですが、まだ手が出ません。突っ込みどころ満載のファンタジーもどきエンタテイメントというのもおもしろそう…。
〉
〉
〉そして最後に、やはりこの方の作品を。
〉Paul Auster
〉"Oracle Night" LV8 73000
〉その他の翻訳作品:「偶然の音楽」他(新潮社)
〉重病に倒れ、奇跡の生還を果たした作家のシドニーは、退院後、少しずつ少しずつ
〉自らを取り巻く世界を再構築していた。ある日、リハビリを兼ねた散歩の途中、
〉偶然入った文房具屋で、彼はポルトガル製の青いノートに出会う。それは、彼に
〉久しぶりに物語を書こうという意志と力を与えるが……。
〉本屋で「呼ばれ」て買った本です。
〉これまでも何度か見ていたはずなのに、その日に限って呼ばれたのは、
〉やはり何かあるものなのでしょう。確かに、「呼ばれた」理由はわかるなって
〉いう感じの本でした。タイミングもいい。さすがに外しません私(笑)。
〉この本は4層構造になっています。外から2層目が中心となる物語。主人公シドニーが
〉自分に起こっている出来事を1982年のリアルタイムで物語っている部分。
〉その外から、現在のシドニー(2002年?)が脚注をつけていて、それが1層目ですね。
〉これがねー、フォントが小さくて大変(笑)。でも、同時に読んでいかないと損をします。
〉だってただの脚注じゃなくて、1層目だから。
〉3層目はシドニーが青いノートに書いていく物語。4層目はその物語の主人公ニック
〉が読む、有名作家の埋もれていた原稿(これのタイトルが"Oracle Night")です。
〉物語はこの4つの物語の上を自在に走っていく感じ。違和感のない、流れるような展開でした。
〉オースターを読むのは2冊目。1冊目は80年代に書かれた作品でしたので、
〉この本とは20年近い開きがあるわけですね。確かに、底に流れるものも、文章も同じだ
〉けれど、ずいぶん趣きは違っていました。前の本が峻厳な山に湧き出る清冽な水の流れで
〉あったとすれば、こちらは、同じように透き通ってはいるけれど、もっと人里に近い、
〉緩やかな土地をさらさら流れる小さな川、という感じでしょうか。どちらがいいとかいう
〉ことではなく、ただ、違う。もう少し、間を埋める作品を読んでみようと思っています。
「呼ばれる」っていいですね。それが当たると特に。
次々と未翻訳本を発掘して読んでいるのがうらやましいです。
そう言う本はどうやって見つけるんでしょう?
私は特に一般PBに読みたい本がなくて、児童書にはまったまま抜けられないんですが、れなさんの報告を読むともっとレベルの高い本が読めるようになりたいなーと思います。紹介がどれもうまくてどれも読みたくなるんですよ。私にはまだまだ無理ですが、地道に語数を積み重ねていつかは…と思います。
それではよいお年を。
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お名前: れな
投稿日: 2004/12/31(09:43)
------------------------------
杏樹さん、こんにちは。
レスありがとうございました。
〉「そぐわない」なんて、そんなー。
〉でもこれからも本の紹介はしてくれるんですよね。
〉最初のころのPBの広場は投稿が少なくて寂しかったので、れなさんががんばって読みごたえのある投稿にするためにこういうスタイルになったということでしょうか。
ええとー、どちらかというと「こんな本を1冊で出しても誰も反応してくれそうもないしー(涙)」
という感じのことだったかと思います(笑)。
PBの広場、最初は本当に閑散としていましたし、私の読んでる本はマニア向けだし(爆)。
まとめて出せばその中の1冊くらいはわかっていただける本が入るかなーと思っていました。
〉れなさん、年数も語数も私の倍以上…。れなさんが読んでる本がまだまだ読めなくてもしかたありませんね。その代わり私もそれぐらい読めば、れなさんが紹介してくれる本を読めるようになるかなーという希望が持てます。
ええっ? きっと杏樹さんはもう読めますよー。
っていうか私は最初から今みたいな本を読んでました(笑)。危険です。
でも、語数よりも時間で鍛えられていく部分もやっぱりあると思うので、
そういう意味では、そうですね。続けていれば臆することはなくなると
思います。本を選ぶときに、「これはやめておこう」とは思わなくなると
いうのかな。
〉〉David & Leigh Eddings
〉〉"The Elder Gods" LV8 133000
〉「ベルガリアード」はキャラがおもしろくて、笑える部分も多かったので、これも面白そうですね。しかも未翻訳だなんて!
面白かったですよー。女性陣が相変わらずすごいですし(笑)。
この人のはある意味設定が極端だから、そういう意味でわかりやすくて
読みやすいですね。曖昧じゃないからすぱっとわかるという感じでしょうか。
「ベルガラス」も「ポルガラ」も結局翻訳されないままですし、日本語に
なるにはまだまだ時間がかかるかなー。
〉〉Greg Keyes
〉〉"The Briar King" LV8 193000
〉紹介を見るとすごーく読みたくなりました。「ファンタジー上級者向け」などといわれるとますます挑戦したくなるような…。
杏樹さんは歴史物もお好きだから、これ結構楽しめると思います。
ファンタジーとしての設定が難しいかというとそうでもないのですが、
でも、上級者向け(笑)。お楽しみに。
〉〉Ursula K. Le Guin
〉〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉ゲドの原書は初挑戦だったんですか。
〉私は多読前に辞書引き読みで完敗…。
〉言葉よりも内容やメッセージが受け止めることができるかどうかが問題なんですね。なんとなくわかるような…。言葉は指輪よりやさしくて、内容が難しい、とということですか。
〉リベンジして未読の5巻と外伝を読むのがユメですが、そういうことならもっと早く読めるかもしれないという希望が湧きました。
ああ、この本は辞書ひいちゃったら終わりかも(笑)。
これは、語られる言葉そのものを心でとらえないと楽しめない本ですよね。
難しいというよりも、言葉を心に響かせられる程度に読めるかどうかが
問題なのかなと。なんとなくですが。
英文は、見たところ「白い」ですよね。「あ、本当に児童書だったんだー」
と思いました(笑)。
〉〉Ray Bradbury
〉〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉むかーし、翻訳で読みました。最近はSFにはすっかり興味を失っていますが、ブラッドベリはおもしろそうですね。「場」「磁場」…原書ってどんな文章なんだろう、って思います。
日本語で読んで持っていたイメージほどには、文章自体は美しくなかった、
というか普通でした(笑)。もちろん、流れるような見事な文章ですが、
美しいという意味では「指輪」やマキリップの文章の方がずっときれいです。
でも、ブラッドベリの文章は、言葉にならない部分の力がとても強い。
「SFの詩人」でしたっけ? そういう評価も頷けるな、と思います。
余白の力を知っていて、それも使って文章が書かれている感じ。
もちろん、それほどでもない部分もあるのですが。
〉〉Kay Hooper
〉〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉ロマンス小説も興味があるのですが、まだ手が出ません。突っ込みどころ満載のファンタジーもどきエンタテイメントというのもおもしろそう…。
これは由良さんのところでご紹介いただいた本です。
ロマンス作家さんの文章は、とてもとても読みやすいです。
さくさく読めてしまって、「おお、すごいすごい」みたいな?(笑)。
はまれる人には、練習用にすごくいいんじゃないかと最近思っています。
あっという間に量をこなせる感じがするんですよね。
幻想かも知れませんが(笑)。
〉〉Paul Auster
〉〉"Oracle Night" LV8 73000
〉「呼ばれる」っていいですね。それが当たると特に。
「呼ばれ」れば、まず大抵当たりです(笑)。
でも、まだ洋書に呼ばれることはあまりありません。っていうか、
日本の書店だと、さすがに私が呼ばれるような洋書は少ない(爆)。
和書には、今も時々呼ばれています。
〉次々と未翻訳本を発掘して読んでいるのがうらやましいです。
〉そう言う本はどうやって見つけるんでしょう?
割と普通に(笑)。
今回ご紹介した本の中では、"Oracle Night"はお話したように「呼ばれた」本。
"Load of Snow and Shadow"は夏にシンガポールに行った時、書店で「表紙買い」
した本。"Elder Gods"は、「この人の新刊って出てるのかなあ?」とチェックして
PB待ちをしていたもの。Handlerの新刊もそうですね。"Briar King"は、
アマゾンのPBコーナーの新刊ジャンル別のファンタジーを地道に見ていたときに
見つけた本です。でも、Keyesは以前からチェックの入っている作家でしたので、
そこで見つけなくてもそのうち見つけてたかもしれません。
基本的には、私は「日本語で読んでいて好きだった」作家の、まだ読んでいない
作品から入っていく人。本が尽きてくると本棚の前に立って、「ああ、次は
この人にしてみよう」と(笑)。後は、あちこちのファンタジーサイトさんで
紹介されている本をたどったり、PBの後ろについている公告をチェックしたり。
やっていることは、日本語の本を探すのと一緒です。前のファンタジーブームの
頃に訳されてた本って、日本では翻訳が止まってしまった本も多いですが、
シリーズとしては今も刊行されていたりするので、「昔好きだった本の続き」作戦は
ファンタジーファンにはかなり有効。杏樹さんも、「あ、これ好きだった。
中身も簡単そうだった」と思う本があったら、作家名を掘り出して検索してみると、
読める本って結構出てくると思いますよー。
ではでは、良いお年をお迎えください。
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お名前: MOMA親爺
投稿日: 2004/12/31(13:31)
------------------------------
れなさん、そして杏樹さん、こんにちは。MOMA親爺です。
いつも大変な力作ありがとうございます。ほとんど拝見しています。
れなさんの投稿のようなものがあるから、この掲示板には幅があるんだ
と思います。ほんとうにご苦労様です。
〉杏樹さん、こんにちは。
〉レスありがとうございました。
〉〉「そぐわない」なんて、そんなー。
〉〉でもこれからも本の紹介はしてくれるんですよね。
〉〉最初のころのPBの広場は投稿が少なくて寂しかったので、れなさんがが
〉〉んばって読みごたえのある投稿にするためにこういうスタイルになった
〉〉ということでしょうか。
私もそう思います。PBの広場の本当に初めの頃、私も投稿したことが
あるんですが、昔は少なかったですもの、投稿が。こういうあこがれの
コーナーというのは、貴重です。れなさんを初めとする、何人かの方々
のおかげだと思いますよ。
〉ええとー、どちらかというと「こんな本を1冊で出しても誰も反応してく
〉れそうもないしー(涙)」という感じのことだったかと思います(笑)。
〉PBの広場、最初は本当に閑散としていましたし、私の読んでる本はマニ
〉ア向けだし(爆)。まとめて出せばその中の1冊くらいはわかっていただ
〉ける本が入るかなーと思っていました。
全国広いですから!ピンと来る人は予想以上に多いかも。ただ反応して
書き込んでくれる人は少ないかも。タイミングが合えば書き込むんだけ
ど。もうちょっとかな・・と思っているひとは多いと思う。
〉〉れなさん、年数も語数も私の倍以上…。れなさんが読んでる本がまだま
〉〉だ読めなくてもしかたありませんね。その代わり私もそれぐらい読め
〉〉ば、れなさんが紹介してくれる本を読めるようになるかなーという希望
〉〉が持てます。
本当にその通りだと思います。実際、一回拝見していると、頭の片隅に
なんか引っかかっていて、時期が来ると検索し直して昔の投稿を捜す
ようなこともしています。「やっぱり、あったよ!」と再発見。
〉〉〉Ursula K. Le Guin
〉〉〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉ああ、この本は辞書ひいちゃったら終わりかも(笑)。
〉これは、語られる言葉そのものを心でとらえないと楽しめない本ですよ
〉ね。難しいというよりも、言葉を心に響かせられる程度に読めるかどうか
〉が問題なのかなと。なんとなくですが。英文は、見たところ「白い」です
〉よね。「あ、本当に児童書だったんだー」と思いました(笑)。
こういうご感想が楽しい。辞書引いちゃったらおしまいかも、なんて
感想は意欲をそそります。
〉〉〉Ray Bradbury
〉〉〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉〉むかーし、翻訳で読みました。最近はSFにはすっかり興味を失っていま
〉〉すが、ブラッドベリはおもしろそうですね。「場」「磁場」…原書って
〉〉どんな文章なんだろう、って思います。
〉日本語で読んで持っていたイメージほどには、文章自体は美しくなかっ
〉た、というか普通でした(笑)。もちろん、流れるような見事な文章です
〉が、美しいという意味では「指輪」やマキリップの文章の方がずっときれ
〉いです。でも、ブラッドベリの文章は、言葉にならない部分の力がとても
〉強い。
〉「SFの詩人」でしたっけ? そういう評価も頷けるな、と思います。
〉余白の力を知っていて、それも使って文章が書かれている感じ。
〉もちろん、それほどでもない部分もあるのですが。
時々「たんぽぽのお酒」を読んでいます。「余白の力」が分かるほどで
はありませんが、でも何となく引かれる言葉です。「言葉にならない部
分の力」というのは、私の場合「郷愁」であり「子供時代のsence of
wonder」かな。
れなさんの投稿、読まれている人は多いと思います。私も別の意味で、
投稿への意欲が萎えることもありますが、「まあ、いっか」と思いなが
ら、投稿している部分もあります。
時々はまた、投稿してください。楽しみにお待ちします。
------------------------------
MOMA親爺さん、こんばんは。
レスありがとうございました。
〉 いつも大変な力作ありがとうございます。ほとんど拝見しています。
〉 れなさんの投稿のようなものがあるから、この掲示板には幅があるんだ
〉 と思います。ほんとうにご苦労様です。
ありがとうございます。そういっていただけると、書いてきた甲斐があります。
〉 全国広いですから!ピンと来る人は予想以上に多いかも。ただ反応して
〉 書き込んでくれる人は少ないかも。タイミングが合えば書き込むんだけ
〉 ど。もうちょっとかな・・と思っているひとは多いと思う。
うーん。どうでしょう?
ファンタジーファンの中でもマイナー趣味なんです(笑)。
〉〉〉〉Ursula K. Le Guin
〉〉〉〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉〉ああ、この本は辞書ひいちゃったら終わりかも(笑)。
〉〉これは、語られる言葉そのものを心でとらえないと楽しめない本ですよ
〉〉ね。難しいというよりも、言葉を心に響かせられる程度に読めるかどうか
〉〉が問題なのかなと。なんとなくですが。英文は、見たところ「白い」です
〉〉よね。「あ、本当に児童書だったんだー」と思いました(笑)。
〉 こういうご感想が楽しい。辞書引いちゃったらおしまいかも、なんて
〉 感想は意欲をそそります。
私、本当に辞書ひかない人なんです。
こちらにお邪魔するようになった直接のきっかけって、「辞書ひかない仲間が
たくさんいる」ってことでしたからねー(笑)。
仲間が増えてくれればいいなって思っています。だからこういう文章に。
〉 時々「たんぽぽのお酒」を読んでいます。「余白の力」が分かるほどで
〉 はありませんが、でも何となく引かれる言葉です。「言葉にならない部
〉 分の力」というのは、私の場合「郷愁」であり「子供時代のsence of
〉 wonder」かな。
「たんぽぽのお酒」はそのうち私も原書でと思っています。
この本、最初に読んだの中学生くらいだったんですが、その時だけ、
「男の子に生まれてみたかった」と思いました(笑)。普通は別にそんなこと
思わないんですけれど。ああいう少年感性って、羨ましかったです。
〉 れなさんの投稿、読まれている人は多いと思います。私も別の意味で、
〉 投稿への意欲が萎えることもありますが、「まあ、いっか」と思いなが
〉 ら、投稿している部分もあります。
色々ありますよねー。本読んでる時間がなくなったりしますし(笑)。
〉 時々はまた、投稿してください。楽しみにお待ちします。
ありがとうございます。大当たり本にぶちあたったらまた参ります。
その時はよろしくお願いいたしますー。
ではでは、良いお年をお迎えください。
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お名前: 由良 http://yura.oops.jp/
投稿日: 2004/12/31(15:09)
------------------------------
れなさん,こんにちには。
サイトの更新も楽しみにさせていただいています。
〉でも、そうです。それでも読めるようにはなるんですねー(笑)。読み方は、
〉やはり日本語での読書に近づいていく感じ。あまり脳みそに負荷がかからなくなって
〉きたかなと思います。
私が洋書を読む速さときたら,和書を読むのに比べると1/100くらいのスピードなので
「これ翻訳だったら3時間なのにー」と思うといらいらいしてしまうこともあります。
早く負荷のかからない境地に達したいものです。
それには1000万語!まだまだ先の話だわー。
〉David & Leigh Eddings
〉"The Elder Gods" LV8 133000
〉その他の翻訳作品:「ベルガリアード物語」他(早川文庫)
ベルガリアード物語(翻訳)をやっと集め終わったので,じっくり読んでみたいと思っています。それから挑戦できたらいいなあ。
〉Sarah Ash
〉"Load of Snow and Shadows" LV8 178000
〉翻訳作品なし。
〉光あふれる南方の海辺の地Smarnaに育った青年画家Gavrilは、その地に滞在中の
〉大国Muscobarの姫君Astasiaの肖像画を描くために雇われ、彼女と恋に落ちる。
〉しかし、その肖像画は彼女の未来の政略結婚の相手へと贈られる絵であり、
〉彼女とともにいるところを発見された彼はそのまま宮殿から放り出された。
〉身分違いの恋と、もちろん彼も知っていた。だが、その夜、恐ろしい夢が彼を襲い、
〉やがて、彼を捜して野蛮な戦士達が彼の家を訪れた。彼は実はMuscobarの北にある国
〉Azhkendirの唯1人の世継ぎであり、彼の父が亡くなったため、跡取りとして
〉迎えられるというのだ。これで彼女と対等な地位になることができるのか?
〉しかし、これまでずっと父のことを隠し続けてきた彼の母は苦悩に満ちた表情で
〉彼に告げた。Azhkendirの領主Drakhaonとなること、それは、人としての自分を
〉失っていくことなのだと。
〉ロシア風の異世界を舞台に展開される、時代絵巻ファンタジーです。
〉ちょっと内容詰め込みすぎ? っていう感じもするんですが、ちゃんとまとって
〉いるからすごいです。それに、なんていうか、全体として暗いお話だし、かなり残酷な
〉シーンとかもあるのに、不思議と受ける印象が柔らかい。すごく文章がきれいとか、
〉そういうことではないのだけれど、私にはパステル調の印象があるんです。
〉透き通る綺麗さではなくて、ちょっと光が透けているような、やわらかいイメージ。
〉主な舞台は雪に閉ざされた北の国で、そこでは色彩も限られているって、
〉文中で何度となく語られるんですけれど、それでもずっと、そういう感じで読んで
〉いました。文章にすごく惹かれるというのでもないけれど、ついついぼーっと読み進んで
〉しまう、そういうやさしい力を持った作品でした。
〉
ふむー。ロマンスの香りもするし,私の好きそうな世界!
これは,ぜひ読んでみたいです。
れなさんがお気に入りということであれば,世界の枠もしっかりしているのでしょうね。
〉Greg Keyes
〉"The Briar King" LV8 193000
〉その他の翻訳作品:「水の都の王女」他(早川文庫)
〉Patricia A. McKillip
〉"Ombria in Shadow" LV8 83000
〉その他の翻訳作品:「妖女サイベルの呼び声」他(早川文庫)
この2冊は,まだまだ私には敷居が高そうです。でも,いつかは!
〉Kay Hooper
〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉表紙の画像しか見ていなかったので、届いた本を裏返してびっくり。
〉抜書きの頁を読んで更にびっくり。そうかこういう本だったのかー、と。
〉本格ファンタジーとは全然違う、ある意味ご都合主義のエンターテイメント。さくさく読めて、
〉面白かったです。真面目につっこむとつっこみどころ満載、でしょうねー。ちょっと待て、
〉いいのかそれで本当に? みたいな(笑)。
ええ,驚きました。(笑)カバーをかけなくては読めません^^;
家族の目が…
でも,面白い本でしたね。
れなさんの紹介を読むと,どんどん欲しい本が増えてしまって困ります。
でも,これを最後になんておっしゃらずに,これからも続けてください。
特に翻訳されていない作家さんの紹介は,本当に有難いです。
未翻訳の方の本をamazonでクリックするのも勇気がいりますからね。
〉以上、おつきあいありがとうございましたー。
〉今年もお世話になりました。ありがとうございました。
〉皆様、よいお年をお迎えください。
れなさんもよいお年を!
------------------------------
由良さん、こんばんは。
レスありがとうございました。
それから、こんなところでなんですが(笑)、300万語通過おめでとうございます。
ご報告拝見しました。ヴァルデマール、やっぱりいいですよね。
と言いつつ、実は今回のこちらの報告には、この期間に読んだにも
かかわらずヴァルデマール最新巻を載せなかった私でした(笑)。
シリーズものであそこまで行ってしまうと、さすがに出せませんねー。
〉私が洋書を読む速さときたら,和書を読むのに比べると1/100くらいのスピードなので
〉「これ翻訳だったら3時間なのにー」と思うといらいらいしてしまうこともあります。
〉早く負荷のかからない境地に達したいものです。
〉それには1000万語!まだまだ先の話だわー。
負荷はかからないけど、のろいです(笑)。
そうですね、今の時点で日本語の1/5くらいでしょうか。
ものにもよりますけれど。一応、目標は1/2。それ以上になると
結局本代がかさんで嫌なので、その程度でいいなあと。
〉ベルガリアード物語(翻訳)をやっと集め終わったので,じっくり読んでみたいと思っています。それから挑戦できたらいいなあ。
ベルガリアード、面白いですよー。ぜひぜひお楽しみください。
なんだか、復刊されるとかいう噂ですよね。絶版分。
〉〉Sarah Ash
〉〉"Load of Snow and Shadows" LV8 178000
〉ふむー。ロマンスの香りもするし,私の好きそうな世界!
〉これは,ぜひ読んでみたいです。
〉れなさんがお気に入りということであれば,世界の枠もしっかりしているのでしょうね。
なかなかすごい本でしたー。ロシア風の宮廷劇って、どうしても
またもやバーバラ・カートランド・ロマンスな気持ちになって(笑)。
暗い話なんですけどね。
〉〉Greg Keyes
〉〉"The Briar King" LV8 193000
〉〉Patricia A. McKillip
〉〉"Ombria in Shadow" LV8 83000
〉この2冊は,まだまだ私には敷居が高そうです。でも,いつかは!
内容的には由良さんなら問題ないですよー。大丈夫。
ええとー、少なくとも「ラプソディ」シリーズよりはずっと簡単です。
って、だめ?
〉〉Kay Hooper
〉〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉ええ,驚きました。(笑)カバーをかけなくては読めません^^;
〉家族の目が…
〉でも,面白い本でしたね。
はい。ご紹介ありがとうございました。
ロマンス小説は、そのうちまた頑張ります。っていうか、実は夏に
ジュリー・ガーウッドのヒストリカルも買ってきてあったんですが(笑)。
ファンタジーを先に読むあたりが私です。
〉れなさんの紹介を読むと,どんどん欲しい本が増えてしまって困ります。
〉でも,これを最後になんておっしゃらずに,これからも続けてください。
〉特に翻訳されていない作家さんの紹介は,本当に有難いです。
〉未翻訳の方の本をamazonでクリックするのも勇気がいりますからね。
ありがとうございますー。
とりあえず、何かいい本が出てきましたらまた(笑)。
ではでは、良いお年をお迎えください。
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お名前: 間者猫 http://www.geocities.jp/kanjanekos/
投稿日: 2005/1/2(19:51)
------------------------------
"れな"さんは[url:kb:522]で書きました:
〉皆様こんにちは。れなです。ちょっとごぶさたしておりましたー。
あけましておめでとうございます。間者猫です。
暫くネット落ちしておりました。
今回もいろいろご紹介いただきありがとうございます。
やっぱり全然被っておりません(笑)。
〉あと、今回はSFはこれ1冊だけですが、こちらも試してみました。
〉Ray Bradbury
〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
これ、撃沈されました。いつか読めるでしょう(笑)。
人によって読めるものと読めないものがあるので
気にせず読んでいくに限りますね。
今年もれなさん節でPB紹介して下さい。
よろしくお願いします。
では。
追伸、悪魔さんによろしく。
------------------------------
間者猫さん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致しますー。
〉今回もいろいろご紹介いただきありがとうございます。
〉やっぱり全然被っておりません(笑)。
ああ、やはり(遠い目)。
今回はまた趣味に走りましたからねー。まず無理かと思いましたが(笑)。
〉〉Ray Bradbury
〉〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
〉これ、撃沈されました。いつか読めるでしょう(笑)。
〉人によって読めるものと読めないものがあるので
〉気にせず読んでいくに限りますね。
そうですよね。私も、理系の本はまず無理でしょう。
あと、「文章がつまらない」本も読めない(笑)。重症です。
〉追伸、悪魔さんによろしく。
……間者猫さんまで、同居人Aを……?
騙されないでくださいね、騙されないでくださいね(笑)。
では、またよろしくお願いいたしますー。
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お名前: Raquel http://orchid.tea-nifty.com/vida/
投稿日: 2005/1/3(18:30)
------------------------------
れなさん、こんにちは。
"れな"さんは[url:kb:522]で書きました:
〉皆様こんにちは。れなです。ちょっとごぶさたしておりましたー。
〉はじめましての方もたくさんいらっしゃるのでしょうか(汗)。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
いやー、そんなことおっしゃらないでー、と思ったけど、よく読むとお別れではないのですね。
ビックリしました〜。ホッ。
〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
さっそくお邪魔させていただきました。
中身、いっぱいあるじゃないですか〜。(私のなんて、ホントにスカスカです)
ファンタジーを読んでみたいと思ってるんですが、とっかかりが分からなくて困っていたので、
とっても嬉しいです。ってここに書くことじゃないですね。
〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
〉そう、私は、ある意味、こちらに集う皆さんよりずっとゆっくり読んできたのでした。
〉そして、最近、「PBで1000万語」もクリアしたようです。ええと、一応
〉レベル7以上限定。これだとハリポタやライラは入ってしまうんですけどね(笑)。
う〜ん、私なぞ、まだまだヒヨッコ。すごいです。
〉でも、そうです。それでも読めるようにはなるんですねー(笑)。読み方は、
〉やはり日本語での読書に近づいていく感じ。あまり脳みそに負荷がかからなくなって
〉きたかなと思います。
私も、早くその境地に至りたいと、つい焦ってしまいますが、そのうちやってくるのですね。
まだまだ、「日本語だったら3時間で読めるのに」とか、つい煩悩が。。。
〉では、最後のPB紹介。今回はちゃんとファンタジー読みました(笑)。
部分的に反応してますが、楽しく読ませていただきました。
ロマンス以外読まないので、今回も知らないものばかりでした。
〉1.ファンタジー・SF
〉David & Leigh Eddings
〉"The Elder Gods" LV8 133000
〉その他の翻訳作品:「ベルガリアード物語」他(早川文庫)
このシリーズ、ぜひ読んでみたいと思って文庫で集めてあります。まずはそちらを読まねばと思ってます。
〉お次はファンタジー上級者向けの1冊。
〉Greg Keyes
〉"The Briar King" LV8 193000
〉その他の翻訳作品:「水の都の王女」他(早川文庫)
これも興味あります。でも、上級向けなのかぁ。。。
まずは日本語かな。
〉2.一般向けPB
〉ええとそれから、ロマンス小説も今回これだけ。
〉Kay Hooper
〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉表紙の画像しか見ていなかったので、届いた本を裏返してびっくり。
〉抜書きの頁を読んで更にびっくり。そうかこういう本だったのかー、と。
〉本格ファンタジーとは全然違う、ある意味ご都合主義のエンターテイメント。さくさく読めて、
〉面白かったです。真面目につっこむとつっこみどころ満載、でしょうねー。ちょっと待て、
〉いいのかそれで本当に? みたいな(笑)。
これ、買ってあります。でも、ファンタジーかと思って後回しにしてました(笑)
裏表紙も、あれくらいなら全然オッケーです、っていうか変とも思ってなかった(爆)
そのうち読んでみようと思います。
〉以上、おつきあいありがとうございましたー。
こちらこそ、いろいろな本のご紹介ありがとうございました〜。
これからも、ご負担ない程度にいらして下さいね。
では、これからも楽しい読書を♪
------------------------------
Raquelさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致しますー。
レスありがとうございました。
〉いやー、そんなことおっしゃらないでー、と思ったけど、よく読むとお別れではないのですね。
〉ビックリしました〜。ホッ。
え、ええと、まあ、色々と(笑)。すみませんお騒がせして(汗)。
〉〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
〉さっそくお邪魔させていただきました。
〉中身、いっぱいあるじゃないですか〜。
いえ、まだまだあっちもこっちも穴だらけで。
ぼちぼちやっていきますので、よろしくお願いしますー。
〉〉でも、そうです。それでも読めるようにはなるんですねー(笑)。読み方は、
〉〉やはり日本語での読書に近づいていく感じ。あまり脳みそに負荷がかからなくなって
〉〉きたかなと思います。
〉私も、早くその境地に至りたいと、つい焦ってしまいますが、そのうちやってくるのですね。
〉まだまだ、「日本語だったら3時間で読めるのに」とか、つい煩悩が。。。
私も速度は遅いです(笑)。「日本語だったら」もよく思いますが、だから
日本語になってる(もしくはすぐなるとわかってる)本はあんまり英語では読みません(爆)。
でも、だんだん気にならなくなってくるかなと思います。
〉〉David & Leigh Eddings
〉〉"The Elder Gods" LV8 133000
〉〉その他の翻訳作品:「ベルガリアード物語」他(早川文庫)
〉このシリーズ、ぜひ読んでみたいと思って文庫で集めてあります。
まずはそちらを読まねばと思ってます。
これはどなたでも楽しめる作品だと思います。お楽しみくださいー。
〉〉Greg Keyes
〉〉"The Briar King" LV8 193000
〉〉その他の翻訳作品:「水の都の王女」他(早川文庫)
〉これも興味あります。でも、上級向けなのかぁ。。。
〉まずは日本語かな。
そうですねー。ちょっと内容が複雑で、すぐに「面白い」ってのめり込める本では
ないんです。登場人物も多いし、場所も色々。で、異世界(笑)。
はまると面白いのですが、最初の頃のファンタジー本としては厳しいだろうなって
思っています。
〉〉Kay Hooper
〉〉"The Wizard of Seattle" LV7 108000
〉これ、買ってあります。でも、ファンタジーかと思って後回しにしてました(笑)
〉裏表紙も、あれくらいなら全然オッケーです、っていうか変とも思ってなかった(爆)
〉そのうち読んでみようと思います。
これは由良さんのところでご紹介いただいた本です。
ええー、普通のファンタジー本で、あのイラストはちょっとー(笑)。
中身はとってもロマンス小説でした。設定がやりすぎかなーとも思いましたけど。
ではでは、またよろしくお願い致しますー。
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お名前: じゅん
投稿日: 2005/1/3(20:34)
------------------------------
れなさん、お久しぶりでーす。じゅんです。
〉皆様こんにちは。れなです。ちょっとごぶさたしておりましたー。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
えー、実は私も、この点かなり悩んでました…。
そんなわけで、次回100冊読んだら紹介すると予告していて、
実は100冊通過してるんですけど、
本を紹介するのに、どういう形で紹介すれば一番いいのかなぁ?と思い悩み、
れなさんと同じように、今までのスタイルはあんまり良くないのかな?
と感じてしまい、投稿できなくなっているのでした。
〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
〉http://tokirena.fc2web.com/ です。
〉全然多読サイトじゃないですし、まだ中身もあんまりないですが、
〉本が好きな方はどうぞ遊びにいらしてください。
うむむ…そういう技が使えるのは羨ましい…。
私はサイトをはじめるほど、まめにコンピューターにアクセスしないので
個人のサイトを創っている皆様を尊敬しております。
〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
おめでとうございまーす!!
〉そして、最近、「PBで1000万語」もクリアしたようです。ええと、一応
〉レベル7以上限定。これだとハリポタやライラは入ってしまうんですけどね(笑)。
おおー、私はまだだなぁ。
〉
〉
〉あと、今回はSFはこれ1冊だけですが、こちらも試してみました。
〉Ray Bradbury
〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
おおー、これ日本語で読んでる!
レベル7、63000語だったら、なんとか読めるかも…という気がします。
〉2.一般向けPB
〉それほど読んでないんです。怠けました(笑)。
〉今回も一押しはこの人。
〉David Handler
〉"The Bright Silver Star" LV9 98000
〉その他の翻訳作品:「フィッツジェラルドを目指した男」他(講談社文庫)
読んだこと無いんですけど、れなさんの紹介文みて、惹かれました!今度読んでみようかな。
〉
〉Paul Auster
〉"Oracle Night" LV8 73000
〉その他の翻訳作品:「偶然の音楽」他(新潮社)
〉本屋で「呼ばれ」て買った本です。
〉これまでも何度か見ていたはずなのに、その日に限って呼ばれたのは、
〉やはり何かあるものなのでしょう。確かに、「呼ばれた」理由はわかるなって
〉いう感じの本でした。タイミングもいい。さすがに外しません私(笑)。
いいですねー。本に呼ばれるって。私は残念ながらそんな経験がありません。
お願い、誰か私を呼んで(笑)。
〉
〉
〉以上、おつきあいありがとうございましたー。
こちらこそ、これまで本の紹介ありがとうございましたー。
また、たまには掲示板に顔出してくださいね!
では。
------------------------------
じゅんさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致しますー。
レスありがとうございました。
〉〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉えー、実は私も、この点かなり悩んでました…。
〉そんなわけで、次回100冊読んだら紹介すると予告していて、
〉実は100冊通過してるんですけど、
〉本を紹介するのに、どういう形で紹介すれば一番いいのかなぁ?と思い悩み、
〉れなさんと同じように、今までのスタイルはあんまり良くないのかな?
〉と感じてしまい、投稿できなくなっているのでした。
じゅんさんもでしたかー。仲間だー。
あ、100冊読破おめでとうございます。私は実は(笑)、まだ、全部合わせても
100冊読んでいないんですよね。もうちょっとです。
でも、本当に、どういう形がいいんでしょうね。難しいです。
1冊ごとだったら書評と一緒、と考えるとそれもどうかなー、ですし。
〉〉その代わりと言っては何ですが、サイト始めてみました。
〉うむむ…そういう技が使えるのは羨ましい…。
〉私はサイトをはじめるほど、まめにコンピューターにアクセスしないので
〉個人のサイトを創っている皆様を尊敬しております。
うーんと、私も絶対やらないつもりだったんですけど、ちょっとした出来心で(笑)。
でも、サイト作ってると本読む暇がないんです。本末転倒(笑)。
どうやって皆さんが両立してらっしゃるのか、不思議でなりません。
〉〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
〉おめでとうございまーす!!
ありがとうございますー。
〉〉Ray Bradbury
〉〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
〉おおー、これ日本語で読んでる!
〉レベル7、63000語だったら、なんとか読めるかも…という気がします。
レベルは人による模様ですが、日本語で読んでお好きでしたら大丈夫では?
私が買ったPBは、なんだかちょっと表紙が恐かったです(笑)。
〉〉David Handler
〉〉"The Bright Silver Star" LV9 98000
〉〉その他の翻訳作品:「フィッツジェラルドを目指した男」他(講談社文庫)
〉読んだこと無いんですけど、れなさんの紹介文みて、惹かれました!
今度読んでみようかな。
おお、ぜひ。
私は大好きなんですー。日本語だったら読むとはまってくれる人が多いんですが、
このシリーズはまだ英語だしー。
〉いいですねー。本に呼ばれるって。私は残念ながらそんな経験がありません。
〉お願い、誰か私を呼んで(笑)。
ええっ? 呼ばれないですか?
日本語でも?
本屋さんをうろついていると、あっちからもこっちからも声がします。
危険(笑)。
〉こちらこそ、これまで本の紹介ありがとうございましたー。
〉また、たまには掲示板に顔出してくださいね!
〉では。
はいー。じゅんさんも、何かいい方法をみつけて教えてくださいねー。
ではでは。
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お名前: marin
投稿日: 2005/1/13(00:22)
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れなさん、こんばんは。marinです。
〉PBの広場が統合されて、どうしようかなとちょっと考えていたのですが、
〉今までのスタイルだとこちらの掲示板にはそぐわないかなと思いますので、
〉一応、今回を最終回とさせていただきますね。今まで応援ありがとうございましたー。
私も、一瞬あせりました。もう、書き込まないのかと思いました。
れなさんの紹介で、萎縮ってことはないと思いますよ。どちらかというと
励みとか目標とか、こういう風に紹介できるようになりたいとか。
それにしても、PBの広場が統合されてしまったのは、いろいろと残念です。
(足跡が残せなかったし。。。)
〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
これくらいのペースだったんですね。
たぬきの皮算用的に計算すると、私は1000万語、5年くらいなので。
私より、少し速いくらいのペースなのか〜と。
〉
〉そして、「難しい」と評判の高いこの本、試してみました(笑)。
〉Ursula K. Le Guin
〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉翻訳版:「影との戦い」(岩波書店)
〉ええとー、正直言って、英文自体は「指輪」よりずっと簡単だと思います。
〉でも、そのままがーっと飛ばして読める本ではないし、語られる言葉の意味を
〉ちゃんとわかっていないと、何が何だかわからない。そういう意味では、
〉楽しんで読むために求められるレベルは高いです。それが「指輪より難しい」
〉ことの理由になるのかも。なるほどなー、って思いました。
書評で、「指輪」10、「ゲド」8.5なので、「ゲド」はかなり初期に読ん
じゃいました(^^;) 。読んだ時期の問題も大きいのですが、今のところ、
一番、読むのに苦労したのがこの本です。
がーっと飛ばして読める本ではないというのも、楽しんで読むために求めら
れるレベルは高いというのも、すごくわかります。
とにかく、何度、読み返したことか。。。あと、基本的にどんどん無謀に
読み進めていく私ですが、この本は1巻読んで、置いておくことを決めた唯一
の本です。
そろそろ、いけるかなーという気がするので、読もうかなーとも思ってます。
(もう一度、1巻から(^^;)。
サイトの方も読ませて頂きましたが、やはり、いったん、3巻で区切った
方がいいんでしょうかね。
〉Ray Bradbury
〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉翻訳版:「火星年代記」(早川文庫)
〉なんていうのかな、その文章を読むことによって生じる「場」のようなもの力が
〉とても強い文章でした。強力なイメージの磁場というか、何というか。
〉それにとらえられてしまえば、意味がわかっていようがいまいが、ひきこまれて
〉そのまま読んでしまうことになるのではないかと思います。少なくとも、
〉私はそんな感じでした。でも、そういうのって、はまれるかどうかで明暗分かれちゃう
〉ってことでしょうか。
Ray Bradburyは文章が美しいと聞くので、いつか読んでみたいと思ってます。
それでは。
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お名前: れな
投稿日: 2005/1/13(19:19)
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marinさん、こんばんは。
レスありがとうございました。
〉私も、一瞬あせりました。もう、書き込まないのかと思いました。
うーんと、微妙です(笑)。
でも、何かご紹介したい本が出てきたら、また現れます。
その時はよろしくお願い致しますー。
〉れなさんの紹介で、萎縮ってことはないと思いますよ。どちらかというと
〉励みとか目標とか、こういう風に紹介できるようになりたいとか。
いえ、それがなかなかそうでもないようです。
でも、ありがとうございます。
〉〉しばらく前に、1000万語を通過しました。4年半くらいです。
〉これくらいのペースだったんですね。
〉たぬきの皮算用的に計算すると、私は1000万語、5年くらいなので。
〉私より、少し速いくらいのペースなのか〜と。
慣れてくるとそれなりに速度は上がるので、後半は飛ばせますよー。
去年の私は400万語くらい。だから、marinさんはきっと私より早く
たどり着くんじゃないでしょうか。
〉〉Ursula K. Le Guin
〉〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉書評で、「指輪」10、「ゲド」8.5なので、「ゲド」はかなり初期に読ん
〉じゃいました(^^;) 。読んだ時期の問題も大きいのですが、今のところ、
〉一番、読むのに苦労したのがこの本です。
〉がーっと飛ばして読める本ではないというのも、楽しんで読むために求めら
〉れるレベルは高いというのも、すごくわかります。
〉とにかく、何度、読み返したことか。。。あと、基本的にどんどん無謀に
〉読み進めていく私ですが、この本は1巻読んで、置いておくことを決めた唯一
〉の本です。
〉そろそろ、いけるかなーという気がするので、読もうかなーとも思ってます。
〉(もう一度、1巻から(^^;)。
〉サイトの方も読ませて頂きましたが、やはり、いったん、3巻で区切った
〉方がいいんでしょうかね。
レベル的には、確かに、「指輪」の方が高いと思うんですが、そうですね、
初期に読むには不向きな本かもしれませんね。日本語でも読んだことがなければ
なおさら、大変だろうと思います。
このシリーズ、もともと3部作だったので、「ゲド戦記」と言えるのは確かに
3巻までという印象があります。4巻と5巻は、「すごく好き」という人と
「嫌い。読まなければよかった」という人に分かれますね。読む価値はあると
思うのですが、好きかどうかは人によるので何とも(笑)。ただ、4巻を読む
なら5巻も続けて読んだ方がいいです。4巻で終えるとかなりつらいです。
〉〉Ray Bradbury
〉〉"The Martian Chronicles" LV7 63000
〉Ray Bradburyは文章が美しいと聞くので、いつか読んでみたいと思ってます。
美しい、というか、やっぱり印象的な文章でした。
火星人が美しいんですよねー、この作品は。地球人はどうでもいいです(笑)。
ではでは、楽しい読書をー。
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お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2005/1/13(21:13)
------------------------------
れなさん、marinさん、こんばんは!
そのほかの熱烈なれなファンさんもこんばんは!!
〉〉れなさんの紹介で、萎縮ってことはないと思いますよ。
どちらかというと
〉〉励みとか目標とか、こういう風に紹介できるようになりたいとか。
〉いえ、それがなかなかそうでもないようです。
〉でも、ありがとうございます。
marinさんのいうとおりですよ、れなさん!
れなさんとsakigoroさんは、SSSの多読でペーパーバックが読めるように
なったわけではないけれど、お二人ともとってもよくこの掲示板の
多読のことをわかってくださっていて、ほんとに貴重な人たちです。
この前もsakigoroさんにいったんですが、3年間で、そう言う人は
2人しか現れていない! 掲示板にやってきた何万人の中の2人ですよ!
ほかにもSSSとは関係なくペーパーバックを読めるようになった人たちは
何人も現れましたが、この掲示板の人たちのことをお二人ほどわかって
くださった方はいなかったのです。どれほど貴重か、珍しいか、
変人か、よくわかるのではありませんか?
れなさんもsakigoroさんもたくさんの貢献をしてくださっていて、
感謝し切れません。これからもずーっとPB報告をお願いします。
ずーっと先を進んでいる人の報告を読むと焦る人もいるとは
思いますが、それは心配には及びません。れなさんのような報告を
する人はどんどん出てくるので、そういう人たちのことはみんなで
思いやってけばいいと思います。
どうぞこれからも定期的に報告をお願いします。
(特にほかのだーれも知らないSFについては余人を持って代え難い!
ちょっと古めかしい表現だったですか?)
お・ね・が・い・です!!
では、れなさんもmarinさんも、いままでどーり、Happy reading!
------------------------------
酒井先生、こんばんは。
お忙しい中、レスありがとうございました。
熱烈なファン? それは一体……?
ええーと、どうでしょう。PBの広場の「敷居が高かった」のは絶対、この方式
のせいだったと思うんですけど、個人的には(笑)。
〉この前もsakigoroさんにいったんですが、3年間で、そう言う人は
〉2人しか現れていない! 掲示板にやってきた何万人の中の2人ですよ!
〉ほかにもSSSとは関係なくペーパーバックを読めるようになった人たちは
〉何人も現れましたが、この掲示板の人たちのことをお二人ほどわかって
〉くださった方はいなかったのです。どれほど貴重か、珍しいか、
〉変人か、よくわかるのではありませんか?
変人。確かに(笑)。
でも、私がこちらにお邪魔するようになった頃は、今ほど「児童書・やさしい本」
中心ではなかったので、だからいられたっていうのがあったのかなと思います。
今の方が、PBを読める方が増えているはずなのに、なんだか不思議なことですね。
もう少し、PBにシフトする方が増えて、そういう話で盛り上がれるようになると、
また誰かが現れてくれるんじゃないかなと思っています。
〉ずーっと先を進んでいる人の報告を読むと焦る人もいるとは
〉思いますが、それは心配には及びません。れなさんのような報告を
〉する人はどんどん出てくるので、そういう人たちのことはみんなで
〉思いやってけばいいと思います。
〉どうぞこれからも定期的に報告をお願いします。
〉(特にほかのだーれも知らないSFについては余人を持って代え難い!
〉ちょっと古めかしい表現だったですか?)
じゃあ、「PB紹介者が新たに5人現れたらもう一度」とか?(笑)
(↑ 冗談です。皆さん本気にしないでくださいねー)
まとめて報告は色々な意味で大変なので、今後どうするかはもう少し考えて
みたいと思います。
ところで、SFはメジャーなものしか読んでないはずなんですが。
次は一応、ホーガンの"The Anguished Dawn"(「揺籃の星」の続編)の予定。
これだって、SFファンの方には別に珍しい本ではないですよね。
PBになったばかりではありますが(笑)。
では、今後ともよろしくお願い致しますー。
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お名前: Julie
投稿日: 2005/1/16(11:13)
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れなさん、こんにちは。Julie です。(はじめまして、でしょうか)
PB で1000万語、おめでとうございます!!
れなさんの投稿は、SSS掲示板の宝です。
これからも書いてほしいと思って出てきました。
PBの広場が統合されたのは、この掲示板にそぐわないと思われたとか
そういうことではないです。
(それならそもそもPBの広場を開設しないとおもー)
掲示板の整理統合を考えるにあたって
古川さんから出ていたお題がありました。
その1)多すぎてよくわからないので、整理統合する。
その2)英語の掲示板と本の掲示板を新設する。
「どの投稿も排除しない」がポリシーです。(日記的なもの以外)
そこで、あれこれの掲示板を仲間分けしてグループ分けして、
広場(グループ)の中に各掲示板がある、という形にしました。
で、「本の掲示板」と「PBの掲示板」って2つあるのどうなんだろう・・
と悩むことになりました。いろいろなパターンを考えました。
グループ名を「話題別 交流の広場」とします。
パターン1
・英語のことなんでも掲示板
・本のことなんでも掲示板
・PBの掲示板
パターン2
・英語のことなんでも掲示板
・PBのことなんでも掲示板
・PB以外の本のことなんでも掲示板
パターン3
・英語のことなんでも掲示板
・PBのことなんでも掲示板
・児童書のことなんでも掲示板
・絵本のことなんでも掲示板
・漫画のことなんでも掲示板
・どこに入るかわかんない本なんでも掲示板
掲示板の整理統合をするのが目的なのに、
掲示板の数を増やしてどうするっ ですよね。(^^;
しゃーない、ここは古川さんのお題どおり(?)
・英語のことなんでも
・本のことなんでも
とするのが一番すわりがいい、となりました。
最終的には、「話題別 交流の広場」は、
・英語のことなんでも
・本のことなんでも
・音のことなんでも
・Chat in English
・英語で趣味を楽しむ
・雑談
となっています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/index.html]
この一覧の中で、
「100万語からの、交流の広場」の中に入れるパターンもありますが、
PB を読むのは100万語超えてから、と見えてしまい、
やっぱりすわりが悪い・・。
でも、「PB の広場」は?
過去ログにしちゃうの???
ここでいっせいに、ため息がでました。
「もったいない!!!!」
「あそこは宝だ!!!!」
本の掲示板を「新設」するよりも、
いままでの PB の広場を生かして
そこを、「本についてなんでも掲示板」にしよう
となりました。
こんな経緯だったのです。
「PBの広場」→「本のことなんでも掲示板」になったので、
印象として、なにか問題があったから変更されたというふうに
みえてしまわれたかもしれませんが、
そんなことは決してありません!! ご安心を!!
せっかくなので、本の紹介にもちょっと反応させてください。
〉Ursula K. Le Guin
〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉翻訳版:「影との戦い」(岩波書店)
〉ええとー、正直言って、英文自体は「指輪」よりずっと簡単だと思います。
〉でも、そのままがーっと飛ばして読める本ではないし、語られる言葉の意味を
〉ちゃんとわかっていないと、何が何だかわからない。そういう意味では、
〉楽しんで読むために求められるレベルは高いです。それが「指輪より難しい」
〉ことの理由になるのかも。なるほどなー、って思いました。
これと、「火星年代記」はいつか読みたい本なんです。
でも、すごーく難しそうで、
英語自体は「指輪」よりずっと簡単という言葉に
ちょっとほっとしました。
いい本はレベルに余裕をもって読みたいので、
れなさんの読み心地を参考にさせてもらいます。
ありがとうございました!
Happy Reading♪
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お名前: れな
投稿日: 2005/1/17(11:32)
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Julieさん、こんにちは。
レスありがとうございました。
なんだかお騒がせしてしまって申し訳ありません。
〉PB で1000万語、おめでとうございます!!
ありがとうございますー。児童書を除外すべく努力中(笑)。
掲示板統合の経緯、ご説明ありがとうございました。
お話はよくわかります。私も、掲示板が統合されたことそのものを否定したい
訳ではないのです。
PBの広場は別に、という方もいらっしゃるし、そちらの考え方もわかりますが、
私自身は、PBの広場はこれまで、あまりにも浮きすぎていた、と思っています。
そして、その責任の一端は私にあると思っているのです。
自分を買いかぶりすぎかなー、とも思いますが(笑)。
私はSSS方式で読んできた人間ではないので、色々な意味で投稿内容に
気をつけるようにしてきました。失敗もありましたが、それでも、投稿する
掲示板が誰を対象にした、どういう人が投稿を読む場所であるのかだけは、
常に意識してきたつもりです。
PBの広場への投稿は、「現時点でPBを読んでいる、もしくは現時点でも
PBを読む意志がある」方を読者対象として書いたものでした。
「本のこと何でも」の広場になって、読者の幅は大きく広がりましたよね。
タイトルにPBって入っていれば外すかもしれないけれど、それでも
やっぱり、広がった側の読み手の方々に合わせて投稿の方針を変えるのは、
私にとっては当然のことです。最初から「タドキスト」の掲示板で、
不特定多数の方を対象に書いていたのであればそのままでも良かったのかも
しれませんが、そうもいきません。
そこまで厳しく考えなくても、と言われるだろうなー、と思います。
でも、私はそう思っているんです(笑)。だから、そういうことにしておいて
くださいー。
PBの広場を思ってくださったのはありがたいのですが、その意味では、
本当は、PBの広場も過去ログにしてすべて一から始めるか、
もしくは他の本関係の広場とログを統合して、最初から「何でもあり」
の本の広場にしていただいたほうが、お互い気楽でフェアだったかもしれない
ですね。今後投稿が増えていけば解消されるでしょうけれど、今だと、ちょっと
遡るとPB。あれは恐いですよ多分(笑)。
そんなわけで、どちらにしてもまだ、今回の報告後は1冊(しかも「指輪」(笑))
しかPBを読んでいないことですし、しばらくはこちらの広場の流れを
見させていただいて、乱入する(?)機会を狙いたいと思います。
私の今年の目標は「もっと和書を読む」ですし(笑)。
皆さんは頑張って(?)PB読んでくださいねー。楽しみにしてます。
〉せっかくなので、本の紹介にもちょっと反応させてください。
〉〉Ursula K. Le Guin
〉〉"A Wizard of Earthsea" LV7 67000
〉〉翻訳版:「影との戦い」(岩波書店)
〉これと、「火星年代記」はいつか読みたい本なんです。
〉でも、すごーく難しそうで、
〉英語自体は「指輪」よりずっと簡単という言葉に
〉ちょっとほっとしました。
〉いい本はレベルに余裕をもって読みたいので、
〉れなさんの読み心地を参考にさせてもらいます。
皆様の目標本なんですねー。
私は実際には「日本語で読んじゃってる本はどうでもいい」人(笑)。
ただ、内容を知っている本を読む場合には、「愛」か「レベル」
のどちらかが必要だなと思っています。
記憶しているようには読めなくてイライラしちゃうって場合もあるし、
先への興味で読むことも出来ないから大変ってこともある。
何度も読んで、自分の一部になっているような本なら、実際には
すごく練習になるんですけどね。ブースターついてる感じ。
ではでは、どうか楽しい読書を。
------------------------------
れなさん、こんにちはー。Julie です。
ばっさりいきますが(笑)。
〉そこまで厳しく考えなくても、と言われるだろうなー、と思います。
〉でも、私はそう思っているんです(笑)。だから、そういうことにしておいて
〉くださいー。
はい、では、そういうことにしておいてあげますー(笑)。
読み手のことも配慮できる、貴重な書き手でした。
私自身は、れなさんは灯台だったと思ってます。
闇を照らしてくださいました。
感謝を込めて。