[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(14:05)]
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お名前: じぇい
投稿日: 2010/11/1(05:09)
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古川さん、おはようございます。
丁寧なご返事ありがとうございます。
panndada45さんのご意見によれば、私は精読したほうがよいようですが、
私は、panndada45さんのように、精読と多読を混ぜて読むことは
考えていません。多読・多聴の世界が大好きだからです。
古川さんも大好きです。ですから、「英語多読法」が6月5日に届くのを
楽しみにしていました。
そこに書かれていたことは、とても気になります。たとえば基本2000語を
マスターせよということです。基本2000語とはどういう語なのでしょうか。
巻末に300語は載っていましたが、基本2000語、知りたいものです。
古川さんが考えている2000語、ぜひ、おしえてください。
よろしくお願いします。
〉〉安心しました。
〉〉それでも、私は今まで、数学をやっていたので、数式や関数が出てくると
〉〉つい検証してみたくなります。古川さんの仮説は数学の定理と同じです。
〉〉私には、非常に強い影響力をもっています。数学でも英語の多読でも
〉〉古川さんが執筆された本は、何でも読んできました。私はつねに
〉〉古川さんの理論を尊重してきました。
〉理解度4乗理論には、ある程度自信をもっていますが、
〉英語力の伸び=(入力量)×f(理解度)
〉f(理解度) ≒ (理解度)の4乗 (但し、理解度=50%-100%)
〉ということですから、理解度がそれ以下の場合には近似式が
〉成り立つかどうか検証してないです。あと、4乗よりは、3.8乗
〉の方が近いのですが、あまり細かいことを言い出すと編集者に
〉嫌われるので大雑把な表現になっています。
3.8乗ですか。古川さんなりに、きちんと検証した結論なのですね。
関数には定義域がつきものです。理解度の定義域が50%〜100%
ということなのですね。それならすっきり理解できます。
〉〉ところで、つい最近になって、酒井先生のご推薦もあって、沖縄高専の
〉〉新川さんが提唱している”チャンプルー読み”を改良した多読を始めました。
〉〉現在読んでいるのは、自分のレベルであるYL0の多読を中心にして、
〉〉YL7.5のHarry Potter 7 、YL5程度のアメリカの最新の大ベストセラーの
〉〉The Heroes of Olympusの3冊(YL0は200冊くらい読んでいます)です。
〉〉これらを並行して読んでいます。
〉〉HP7が理解度20%程度で、THOが理解度10%程度でしたが、やっと原書が
〉〉手元に届いたので、理解度はもう少し上がると思います。
〉それは、昔から、パンダ読み ともいわれています。
パンダ読みは知っています。
自分のレベルの本を読んでいて疲れてきたら、それよりも1または2
レベルの低い本を読むことですね。
私も読み方は違います。キリン読みとも違います。
自分の主としているレベルの本と、自分の読みたいと思っている異なる
レベルの本を2つのレベルにわたって、3冊を並行して読んでいきます。
読んでいる本がつまらなかったり、読めなくなったりしたら、他の本と
取り替えて読みます。タイミングを見計らって、主として読んでいる本の
レベルを上げていきます。そんな読み方をしているつもりです。
それでは、Happy Reading & Listening !!
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お名前: 古川@SSS
投稿日: 2010/11/2(02:19)
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"じぇい"さん こんばんは!
〉そこに書かれていたことは、とても気になります。たとえば基本2000語を
〉マスターせよということです。基本2000語とはどういう語なのでしょうか。
〉巻末に300語は載っていましたが、基本2000語、知りたいものです。
〉古川さんが考えている2000語、ぜひ、おしえてください。
私が考えているわけではなく、いろんな人が考えています。
http://simple.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Simple_English_Wikipedia
なんてのもある位です。
http://www1.harenet.ne.jp/~waring/vocab/wordlists/lemma.html
とか、
統計にもとづいて、一番古いのは、1953年にウェストが作成 した2000語
"the General Service List"(GSL)の単語リストです
http://en.wikipedia.org/wiki/General_Service_List
とか、
http://www.fltr.ucl.ac.be/fltr/germ/etan/bibs/vocab/cup.html
を参照してみてください。
GRの単語リストも同じ思想で作られています。
語彙の効果的な指導については、
Paul Nation
"Teaching Vocabulary"
が参考になります。
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古川さん、こんばんは。
たくさんの例、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
〉"じぇい"さん こんばんは!
〉〉そこに書かれていたことは、とても気になります。たとえば基本2000語を
〉〉マスターせよということです。基本2000語とはどういう語なのでしょうか。
〉〉巻末に300語は載っていましたが、基本2000語、知りたいものです。
〉〉古川さんが考えている2000語、ぜひ、おしえてください。
〉私が考えているわけではなく、いろんな人が考えています。
〉http://simple.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:Simple_English_Wikipedia
〉なんてのもある位です。
〉http://www1.harenet.ne.jp/~waring/vocab/wordlists/lemma.html
〉とか、
〉統計にもとづいて、一番古いのは、1953年にウェストが作成 した2000語
〉"the General Service List"(GSL)の単語リストです
〉http://en.wikipedia.org/wiki/General_Service_List
〉とか、
〉http://www.fltr.ucl.ac.be/fltr/germ/etan/bibs/vocab/cup.html
〉を参照してみてください。
〉GRの単語リストも同じ思想で作られています。
〉語彙の効果的な指導については、
〉Paul Nation
〉"Teaching Vocabulary"
〉が参考になります。