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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/12/17(17:35)
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こるもさん、こんばんは!極楽トンボです。
〉なんだか最近ウサギづいてしまって、どうにも気になったので、ちょっくら調べてみました。いろいろと、面白いです。
万年レベル3同盟委員長にして理科クラブ部長のこるもさん、すっかりウサギにはまっておられますね。実は、わたしも絵本に出てくるウサギのことが気になって仕方がないんです。
〉分類
〉rabbitsもharesも、ウサギ目(Lagomorpha)ウサギ科(Leporidae)のほ乳類です。ウサギ目には、あとナキウサギ科(Ochotonidae)があります。ナキウサギはpikasまたはcalling haresと呼ばれています。
〉rabbitsとharesは、見た目は似ていますが、全く違う種類のようです。遺伝子レベルで異なるので、交配はできません。
と、いうことは、M.RayのSpottyの話は、rabbitsとharesのウサギ種対立(?)の話ではありえないということが科学的に証明されたされたわけですね。めでたい。ぱちぱち。
〉日本には、ヨーロッパ種のrabbitが持ち込まれるまではharesしかいなかったようです。
haresはアジア原産のようですね。
〉●rabbits(アナウサギ)
〉 穴を掘って、コロニーを形成し、集団で暮らします。子育ても、穴の中で行います。外敵から守られているので、生まれたときは裸で、目もあいていません。
くまのぷーさんに出てくるrabbitは、穴に住んでいました。あれは確かにrabbitで間違いないということですね。
〉●hares(ノウサギ)
〉 巣穴を掘らず、草むらなどでnestを作り、単独で生活します。アナウサギよりも捕食の危険が高いので、子どもは生まれたときから毛が生えそろい、目もあいています。またrabbitsよりも体が大きく、速く走ることができます。耳もrabbitsより大きい場合が多いようです。
そうなんです。耳大きいんです。Guess How Much I Love Youも、子ウサギが親ウサギの耳につかまりながら背中に乗っかっている場面から始まります。ウサギって、耳をつかんじゃいけないって小学校の時に習いました。なので、最初この絵を見たとき、あーらーらいけないんだ、と思いました。hareなら、耳をつかんでも痛がらないかもしれませんね。
〉ここまでが、一般論。
〉あとは小ネタです。
〉●jackrabbitという種類がアメリカにいるらしいのですが、こいつはrabbitという名前のくせに、身も心もhareです。ええ〜?なんで?
これはややこしいですねー。実は、わたしもこれに似た例を発見しました。ジョン・バーニンガムのガンピーさんの絵本に出てくるウサギがとっても怪しいんです。文章にはrabbitって言ってるのに、絵を見るととうていrabbitには見えないんです。rabbitにしては、体つきががっしりしているんです。そうかと言ってhareにも見えません。というのは、耳がそれほど長くないからです。あれはいったい何なのか?とっても悩んでいます。もしかしたらこれかもしれません。
〉●cottontail rabbitという種類のrabbitがいるのですが(ピーターラビットみたいですね)、これはrabbitのくせに巣穴を作りません。hareのように草むらで暮らします。
おー、ピーターラビット!わたしこれまでピーターラビットにはこれっぽっちも興味がなかったのですが、にわかに図書館で毎週一冊ずつ借りて読んでいます。まだ二冊しか読んでないけど。それで感想言っちゃうのも、ピーターラビットファンの皆さんに申しわけないのですが、言っちゃいます。
ピーターラビットって明らかに大人向けの絵本だよね。あれ好きな子供って相当ませてるよね。だって、1冊目のピーターラビットの話で、ピーターラビットがマクレガーさんの畑の作物を荒らしてマクレガーさんに追いかけられた時、あわてていたから靴が脱げて畑の地面に靴がぽつんと落っこちている絵とか、途中で害鳥避け(?)のネットに上着のボタンがひっかかってからまっちゃって逃げらんなくなったんで、しかたなく服を脱いで逃げ出すところの絵とか、妙になまなましいよね。
さっきまで必死になって逃げていたかわいいウサちゃんが履いていた靴が、キャベツ畑にころがっているんですよ。ウサギの足って、ネコみたいに肉球あったりするのかなー、とかいろいろ想像しちゃうじゃないですか。ネットに足がからまったのをやっとなんとか抜け出したと思ったら、今度は上着のボタンがネットにからまってあら大変、可愛いウサちゃんが試練にあっている絵を見てなんかドキドキしちゃうわけです。
こういう絵本って、わたし、あまり子供たちに積極的に見せたいとは思いません。英語の勉強と称して、こんなのにやにやしながら眺めている中年オヤジってもどうかと思いますが。どう見ても、英語の勉強の範囲を逸脱していることを認めざるをえませんな、こりゃ。
〉不思議の国のアリスで有名な3月ウサギ。
わたし、高校ぐらいの時に翻訳も読んだし、多読を始めてからOBW版GRも読んだんだけど、3月ウサギって覚えていません。こりゃ大変だ、今度図書館に行ったら不思議の国のアリスの絵本を見に行かなきゃ。GRの方は、いま段ボール箱に入っていてすぐ出てきません。でも、原典はわたしには読めないだろうな。ぐすん。
〉European hare が、3月くらいになると殴る蹴るの大げんかを始めるところからついたようです。
〉(Hare boxingとか、言うらしい)
〉繁殖期のはじめに割と見られることから、オス同士のメスを巡る戦いか、と思われますが、さにあらず。
〉Mad March hare behaviour is not, as many people think, fighting males. In fact it's a battle of the sexes - an unreceptive female showing a male she doesn't want to mate with him.
〉Actually it's more like kick boxing, because they use their feet as well as their fists. And because she weighs more than the males (3.7kg versus 3.3kg), the males usually quickly throw in the towel.
〉[url:http://www.guardian.co.uk/environment/2008/jun/07/brown.hare ]
Hareっておもしろい動物ですねー。Hare boxingの絵本なんてないだろうなー。おもしろいネタをありがとうございました。
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極楽トンボさん、呼び出しちゃったみたいで、すみません。
〉万年レベル3同盟委員長にして理科クラブ部長のこるもさん、すっかりウサギにはまっておられますね。実は、わたしも絵本に出てくるウサギのことが気になって仕方がないんです。
はあ。どうも気になることがあると気が済むまで調べないと、気が済まないようです。
付き合わせてしまったようで、申し訳ないです。
〉と、いうことは、M.RayのSpottyの話は、rabbitsとharesのウサギ種対立(?)の話ではありえないということが科学的に証明されたされたわけですね。めでたい。ぱちぱち。
あー、なるほど。そうなりますね。
〉haresはアジア原産のようですね。
えー。そうだったんですか。
〉くまのぷーさんに出てくるrabbitは、穴に住んでいました。あれは確かにrabbitで間違いないということですね。
そうなりますかね。
〉そうなんです。耳大きいんです。Guess How Much I Love Youも、子ウサギが親ウサギの耳につかまりながら背中に乗っかっている場面から始まります。ウサギって、耳をつかんじゃいけないって小学校の時に習いました。なので、最初この絵を見たとき、あーらーらいけないんだ、と思いました。hareなら、耳をつかんでも痛がらないかもしれませんね。
耳はつかんじゃいけません。
耳を持つのは、食肉用のウサギの取り扱いです。(たしか)
〉〉jackrabbitという種類がアメリカにいるらしいのですが、こいつはrabbitという名前のくせに、身も心もhareです。ええ〜?なんで?
〉これはややこしいですねー。実は、わたしもこれに似た例を発見しました。ジョン・バーニンガムのガンピーさんの絵本に出てくるウサギがとっても怪しいんです。文章にはrabbitって言ってるのに、絵を見るととうていrabbitには見えないんです。rabbitにしては、体つきががっしりしているんです。そうかと言ってhareにも見えません。というのは、耳がそれほど長くないからです。あれはいったい何なのか?とっても悩んでいます。もしかしたらこれかもしれません。
Hareでも、耳のそんなに大きくない種類はいますよ。
耳は、体温を逃す役割もしているので、寒冷地のウサギは一般的に耳が短くなります。
エゾユキウサギ(hare)なんかは、そんなに長くないんじゃないかな。
Jackrabbitは、見るからにhareです。耳はめっちゃ長いし(暑いところにいるみたい)体もごついです。時速56kmで走れるそうです。
〉おー、ピーターラビット!わたしこれまでピーターラビットにはこれっぽっちも興味がなかったのですが、にわかに図書館で毎週一冊ずつ借りて読んでいます。まだ二冊しか読んでないけど。それで感想言っちゃうのも、ピーターラビットファンの皆さんに申しわけないのですが、言っちゃいます。
言っちゃいましょう。
〉ピーターラビットって明らかに大人向けの絵本だよね。あれ好きな子供って相当ませてるよね。だって、1冊目のピーターラビットの話で、ピーターラビットがマクレガーさんの畑の作物を荒らしてマクレガーさんに追いかけられた時、あわてていたから靴が脱げて畑の地面に靴がぽつんと落っこちている絵とか、途中で害鳥避け(?)のネットに上着のボタンがひっかかってからまっちゃって逃げらんなくなったんで、しかたなく服を脱いで逃げ出すところの絵とか、妙になまなましいよね。
〉さっきまで必死になって逃げていたかわいいウサちゃんが履いていた靴が、キャベツ畑にころがっているんですよ。ウサギの足って、ネコみたいに肉球あったりするのかなー、とかいろいろ想像しちゃうじゃないですか。ネットに足がからまったのをやっとなんとか抜け出したと思ったら、今度は上着のボタンがネットにからまってあら大変、可愛いウサちゃんが試練にあっている絵を見てなんかドキドキしちゃうわけです。
肉球は、ないと思う。たぶん。
〉こういう絵本って、わたし、あまり子供たちに積極的に見せたいとは思いません。英語の勉強と称して、こんなのにやにやしながら眺めている中年オヤジってもどうかと思いますが。どう見ても、英語の勉強の範囲を逸脱していることを認めざるをえませんな、こりゃ。
なんだか、しっかりピーターラビットの世界を楽しんでいるではないですか。
もう、立派な絵本読み、なのでは。(えらそうで、すみません)
〉〉不思議の国のアリスで有名な3月ウサギ。
〉わたし、高校ぐらいの時に翻訳も読んだし、多読を始めてからOBW版GRも読んだんだけど、3月ウサギって覚えていません。こりゃ大変だ、今度図書館に行ったら不思議の国のアリスの絵本を見に行かなきゃ。GRの方は、いま段ボール箱に入っていてすぐ出てきません。でも、原典はわたしには読めないだろうな。ぐすん。
3月ウサギは、帽子屋とお茶会をやっていたウサギです。
やまねくんをポットに詰め込んだり、やりたい放題。
〉Hareっておもしろい動物ですねー。Hare boxingの絵本なんてないだろうなー。おもしろいネタをありがとうございました。
haresも、rabbitsも、いろいろです。
住む地域や環境に適応して、体のつくりや習性を変えたりします。
いろいろいるから、面白いのだと思います。
ありがとうございました。