[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(13:46)]
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2578. Re: English Fairy Tales イギリス童話集の内容と時代背景について(ネタバレ)
お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/9(21:21)
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主観の新茶さん、お返事ありがとうございます!極楽トンボです!
〉早速、述べますと、私は、ラムのシェイクスピア物語は、読んだことがありませんので、絶対的な難易度はわかりませんが、「オズの魔法使い」と「イギリス童話集」では、ほぼ難易度は、同じだと思います。
オズの魔法使いは、次の次の次くらいに読む予定です。でも、このところ忙しいので、少し長いのはだいぶ先になりそうです。
〉しかし、イギリス童話集は、今、途中で中断しているグリムと、混同しているところもありますが、31章中には、古語の英語、たとえば、youの代わりに、thou, thy, theeを使うものもあるし、それに伴い、動詞や名詞も、現代英語とは、違う変化がでます。それは、無視すればいいのだけれど。
うーん、古い英語なんて読んだことないけど、読めりゃあいいんですもんね。
〉それより、数冊の英語の本を並行して読み、どれかが、抜け出ればいいのではないでしょうか。
うーん、並行読みってやったことないんです。どれもぽしゃってしまいそうです。えーい、この野郎って一本勝ちをねらいに行くような感じじゃないと読める気がしません。
〉また、ラムも、物語のうち、1つでも、2つでも、読めば、それで良いのではないでしょうか。しばらく、寝かせておけばよいと思いますし、1つ余分にまた読むだけでも良いのです。
悔しいので、ときどき一番最初のはなし(テンペスト)を読み返しています。いつか読めるようにならないと死んでも死に切れん!と大げさな気分になります。いまだけなんですけど。
〉邦語の本は、そうやって、多読していませんか。
それほどたくさん読む習慣はありませんが、全部読み通す本は結構少ないです。日本語の本も、えーい、この野郎って感じじゃないとなかなか読み通せません。
1、読めぬなら燃やしてしまえテンペスト
2、読めぬとも無理やり読もうテンペスト
3、読めぬならほかのを読もうテンペスト
1は、条例で焚き火が禁止されているそうなので、できません。
2は、いまの心境です。でも、そのうち飽きると思います。
3は、次いこ、次、という投げ技の境地です。わたし、投げ技苦手ですのん。
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2579. Re: English Fairy Tales イギリス童話集の内容と時代背景について(ネタバレ)
お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/5/9(23:08)
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極楽トンボさん、こんにちは
お返事ありがとうございます。
私は、邦語の本については、20代のころから、並行して、たとえば、5冊とか、10冊とか、読むのが当たり前です。並行して読むのが、2〜3冊という程度のことも、多くあります。
図書館から借りる本があれば、もっと、冊数は、増えるでしょう。
どんな本でも、たとえ興味が極度にあっても、1日に、20ページから40ページくらい読むと、読み疲れがします。ただし、現代小説のたぐいは、読書に入れません。
読み疲れという表現は、的を射ていないかもしれないが、飽きがきます。
本を置きたくなります。
そこで、別の本を読み始めるわけです。もっとも、興味が続くときもあります。
その本を読み疲れたら、第3の本に行くか、第1の本に戻るか、もう本をやめて別のことをするかは、そのときによります。1冊あたり、たとえば、ノンストップで1時間興味が続くことは、あるといえばあるし、ないといえばないでしょう。
私は、このSSSで、はじめて「本を投げる」という言葉を知りましたが、私には、この意味がよくわかりません。本や作家や本を読むのを投げるという言い方は、おそらく一般社会の用語ではないと思われます。
「本を投げる」「本を読むのを投げる」とは、「仕事を投げる」とか、「思案首を投げる」という使い方と同種なのでしょうか。
私は、同時並行的に複数の本を読む以上、途中で中断したままになる本が、相当数出現するのは当たり前であって、それを1週間後に再開しようが、1月後に再開しようが、1年後に再開しようが、はたまた、自然消滅的に読まなくなろうが、私は、「投げる」という概念を考えません。
結果的に、途中で中断したままになる本が多数でますが、そんな当たり前のことを、悲嘆したり、悩んだり、「やっと投げることができた」と喜んだりすることはありえません。
これは、読書論に発展するものであり、私は、読書論については未熟であり、今でも、ごくたまに他人の読書論を読みますが、私自身の読書論の披瀝は、次回、暇なときにします。
今、読書論で読んでみようと思うのは、「本の本」という題名だったか、昨今書店で結構並んでいる本です。ただ、あまり食指は、動きませんが、買って読んでみようと思っています。
私は、読書についても読書論についても、未熟者も未熟者だと思っていますが、良き読書人の読書論は、大変参考になると思います。
最近、21世紀の読書として、フォトリーディングなる読書論が出ていますが、これは、具体的にいかなるものか、私は、知らないでいます。
それでは、また。
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/14(18:11)
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主観の新茶さん、こんにちは!
〉 私は、このSSSで、はじめて「本を投げる」という言葉を知りましたが、私には、この意味がよくわかりません。本や作家や本を読むのを投げるという言い方は、おそらく一般社会の用語ではないと思われます。
〉 「本を投げる」「本を読むのを投げる」とは、「仕事を投げる」とか、「思案首を投げる」という使い方と同種なのでしょうか。
SSS三原則の3番目、「つまらなくなったらやめる」のことですね。辞書を引かずに、わかるところをつなげて読み、それで読むのがつまらない本は、読むのをやめるということです。こういう洋書の読み方は、勉強法としては、それほど一般的ではないと思います。
〉 私は、同時並行的に複数の本を読む以上、途中で中断したままになる本が、相当数出現するのは当たり前であって、それを1週間後に再開しようが、1月後に再開しようが、1年後に再開しようが、はたまた、自然消滅的に読まなくなろうが、私は、「投げる」という概念を考えません。
〉 結果的に、途中で中断したままになる本が多数でますが、そんな当たり前のことを、悲嘆したり、悩んだり、「やっと投げることができた」と喜んだりすることはありえません。
ここで主観の新茶さんがおっしゃっていることは、読書が習慣になっているということを意味すると思います。いまはそれほど読みたいわけではない本を投げるなどということは、読書習慣のある人にとってはあたりまえのことなのだろうと思います。わたしも日本語の本は、読むことが自然消滅した本が本棚にいっぱいあって、数年もすると、古本屋などに処分されることになります。最近はあまり買わないようにしていますが。
本を投げることが問題化されるのは、英語学習の局面でです。日常的にしかもごく気楽に楽しく英語の本に触れることを習慣化することを第一の目的とするとき、読みたいけど現状では力が足りなくて読めない本は、さっさと後回しにしないとこの目的を達成できません。
日本語の読書と違って、英語の多読の場合、ずっとやさしい内容の書物を読むことからスタートしますから、こんなにやさしい内容の書物を読んでいるのに気楽に読めないんじゃあ、先が思いやられるとか、この程度のものが読めないんじゃあ悔しいとか、余計な雑念が発生しがちなのです。これは、英語の勉強が実利につながっており、純粋に趣味の領域で楽しむことができないからだろうと思います。本が投げられないと悲嘆に暮れたりするのは、こういうわけなのです。
それが証拠に?、多くのタドキストの人々は、読んで楽しくないのに、その本を投げることができないのは、英語を学習するという気分が抜けないまま多読をしていることの証拠のようにみなすことが多いように思います。タドキストの人たちのように、英語の書物を楽しく読むことが習慣となっている人たちにとっては「本を投げること」など当たり前のことで、(不射の射じゃないけど)達人になると意識すらしていないかもしれません。
わたしは、SSSの掲示板を通じて、外国語の勉強は、外国語を使う時の自分の人格を作り上げる作業のような印象を得ています。だから、できれば、日本語での人格形成と同じように、効率だけを重視するのではなく、楽しい英語体験を豊富にすることによって自分の英語人格を形成したいような気がします。しかし楽しい英語体験というのも抽象的でよくわからないし、一方で効率を求める気持ちも強く、どうしていいかわからずいらいらします。ただいんちき多読といんちきシャドウイングでお茶を濁しています。
主観の新茶さんは、わたしのような雑念から解放されておられるようなので、うらやましいかぎりです。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/15(22:28)
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極楽トンボさん、主観の新茶さん
〉〉 私は、このSSSで、はじめて「本を投げる」という言葉を知りましたが、私には、この意味がよくわかりません。本や作家や本を読むのを投げるという言い方は、おそらく一般社会の用語ではないと思われます。
〉〉 「本を投げる」「本を読むのを投げる」とは、「仕事を投げる」とか、「思案首を投げる」という使い方と同種なのでしょうか。
〉SSS三原則の3番目、「つまらなくなったらやめる」のことですね。辞書を引かずに、わかるところをつなげて読み、それで読むのがつまらない本は、読むのをやめるということです。こういう洋書の読み方は、勉強法としては、それほど一般的ではないと思います。
3原則の3番目はそのときによって「つまらない本は後回し」「つまらない本はやめる」という風に言われます。「投げる」だと表現が過激ではないかという意見もあり、「つまらない本は後回し」という言い方が普通になっているはずです。
〉それが証拠に?、多くのタドキストの人々は、読んで楽しくないのに、その本を投げることができないのは、英語を学習するという気分が抜けないまま多読をしていることの証拠のようにみなすことが多いように思います。タドキストの人たちのように、英語の書物を楽しく読むことが習慣となっている人たちにとっては「本を投げること」など当たり前のことで、(不射の射じゃないけど)達人になると意識すらしていないかもしれません。
つまらない本をやめるのは、けっこう難しいです。もう少し読んだら面白くなるかもしれない、せっかくここまで読んだのにやめるのは惜しい、などなど、思い切りよくやめるのにはけっこう葛藤があるものです。
〉わたしは、SSSの掲示板を通じて、外国語の勉強は、外国語を使う時の自分の人格を作り上げる作業のような印象を得ています。だから、できれば、日本語での人格形成と同じように、効率だけを重視するのではなく、楽しい英語体験を豊富にすることによって自分の英語人格を形成したいような気がします。しかし楽しい英語体験というのも抽象的でよくわからないし、一方で効率を求める気持ちも強く、どうしていいかわからずいらいらします。ただいんちき多読といんちきシャドウイングでお茶を濁しています。
これは日本語でもそうですが、面白い本を読むと、夢中になってどんどん進んで止まらなくなって一気に読んでしまって「あー、面白かった」という満足感を感じます。しかし課題や何かで読まなくてはならない本をムリヤリ読むと、なかなか内容が頭に入らなかったり読むのに時間がかかっててこずったりします。
英語の本もそうです。「おもしろい」と思える本を読むと早く読めて内容がしっかりつかめます。ですから面白くない本を読むのは効率が悪く、面白い本を読む方が効率がいいのです。
「あー、面白かった」と心底思える本に出会ったら多読の本当の効果がわかると思います。私にとってそのきっかけになったのはロアルド・ダールの本でした。でも誰もがダールの本を読んだらそう感じるとは限りません。
多読で一番努力を必要とするのは実はそこなんです。自分が面白いと思う本は何か、自分が興味のあることを見つめなおすことです。他人のお勧め本はあくまでも目安です。自分が面白いと感じるのはどんなことか、自分が興味を引かれるのはどんなことかを自分の感覚でつかむことです。その感覚に従って面白い本を探すのが大切です。
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/16(20:21)
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杏樹さん、こんにちは!
メッセージありがとうございます!
〉〉SSS三原則の3番目、「つまらなくなったらやめる」のことですね。辞書を引かずに、わかるところをつなげて読み、それで読むのがつまらない本は、読むのをやめるということです。こういう洋書の読み方は、勉強法としては、それほど一般的ではないと思います。
〉3原則の3番目はそのときによって「つまらない本は後回し」「つまらない本はやめる」という風に言われます。「投げる」だと表現が過激ではないかという意見もあり、「つまらない本は後回し」という言い方が普通になっているはずです。
無責任な書き込みをしておりますわたしもさすがにここは、慎重を期してSSSホームページを確認して書き込みました。「投げ技」という言葉でタドキストの間で一般的に呼び習わされていて、わたしもこれまでの投稿でこの言葉を使ってきました。その「本を投げる」という原則にかんして、主観の新茶さんが疑問をお持ちになったという経緯があります。それで、こういう会話を掲示板上でしております。決して「投げる」という言葉で神聖なる多読三原則を揶揄するつもりはありません。うーん、弁解すればするほどおかしな感じが漂うのは何故?つまり、他意はありません。
〉〉それが証拠に?、多くのタドキストの人々は、読んで楽しくないのに、その本を投げることができないのは、英語を学習するという気分が抜けないまま多読をしていることの証拠のようにみなすことが多いように思います。タドキストの人たちのように、英語の書物を楽しく読むことが習慣となっている人たちにとっては「本を投げること」など当たり前のことで、(不射の射じゃないけど)達人になると意識すらしていないかもしれません。
〉つまらない本をやめるのは、けっこう難しいです。もう少し読んだら面白くなるかもしれない、せっかくここまで読んだのにやめるのは惜しい、などなど、思い切りよくやめるのにはけっこう葛藤があるものです。
すいません、勝手に架空のタドキスト像をこしらえて一般化して論じたりして。私もタドキスト、風上には置けないとは思いますが、そのはしくれでありました。三原則って人によってどれか難しかったり易しかったりするんですよね。わたしも辞書の説明を読まないことだけ得意です。用例を見るのは好きですが。あ、でもそれは中国語の場合です。
〉〉しかし楽しい英語体験というのも抽象的でよくわからないし、一方で効率を求める気持ちも強く、どうしていいかわからずいらいらします。
〉これは日本語でもそうですが、面白い本を読むと、夢中になってどんどん進んで止まらなくなって一気に読んでしまって「あー、面白かった」という満足感を感じます。
面白くて、夢中になってどんどん進んでとまらなくなって一気にと読んでしまって「あー、面白かった」という満足感ですか!そんなの何十年もごぶさたしているような気がします。面白くてつい一気に読んでしまうというのはたまにありますよ。プロ野球の歴代の名選手を比較する本とか、要するに読まなくてもいいようなどうでもよい本でしか最近はそういう経験はありません。でも、読後は「あーまたくだらないの読んじゃった」という悔恨を感じます。昔はこうじゃなかったような気がするんですけどねー。どうしてこうなっちゃったんでしょうねえ。情けない限りです。
最近、VOAスペシャルでルー・ゲーリックの特集がありました。わたしは多聴三原則を堅く守っておりますので、内容は理解しないようにしているし、実際ほとんどの番組は理解できないのですが、こういう番組だけはどうしても聴いてわかってしまいます。
しかし課題や何かで読まなくてはならない本をムリヤリ読むと、なかなか内容が頭に入らなかったり読むのに時間がかかっててこずったりします。
〉英語の本もそうです。「おもしろい」と思える本を読むと早く読めて内容がしっかりつかめます。ですから面白くない本を読むのは効率が悪く、面白い本を読む方が効率がいいのです。
おっしゃるとおりです。わたしは効率を重んじておりますから、面白い本を求めております。
〉「あー、面白かった」と心底思える本に出会ったら多読の本当の効果がわかると思います。私にとってそのきっかけになったのはロアルド・ダールの本でした。でも誰もがダールの本を読んだらそう感じるとは限りません。
ダールはとってもおもしろいと思いました。まだチョコファクとエノーマス・クロコダイルと、マジック・フィンガーとお化け桃の冒険しか読んでいませんが、今後網羅的に読もうと思っています。悪い子を改悛させようとか、弱者を保護してやろうとか、動物や昆虫の命より人間の命が大事とかいうそぶりをまったく見せない児童書というのはかなりウルトラCなんじゃないかと思います。70万語くらいでチョコファクが楽しく読めた時にはシメタ!と思ったんですけどねえ。
〉多読で一番努力を必要とするのは実はそこなんです。自分が面白いと思う本は何か、自分が興味のあることを見つめなおすことです。他人のお勧め本はあくまでも目安です。自分が面白いと感じるのはどんなことか、自分が興味を引かれるのはどんなことかを自分の感覚でつかむことです。その感覚に従って面白い本を探すのが大切です。
杏樹さんのおっしゃることはいつも一貫していて説得力もあると思います。そのとおりだと思います。でも本当のことを言うと、本を読んで心の底から楽しい経験なんて、一生にそうはないでしょ?そんなに面白い本なんてそこらにころがってるわけないんですよ。杏樹さんは本を楽しく読む才能に恵まれているという意味で幸福なんですよ。わたしは、ほんのちょっと楽しいぐらいで妥協したいと思います。自分は本当にこの本を楽しんでいるのかなんて、判断するのにすごい難しい問題だと思いますよ。本を読んでいる時にそういうことを考え出すと、いつもわたしは自縄自縛に陥りそうになります。
そのうえわたしの場合、最近ORTを読んでてつくづく思ったんですけど、面白そうだなと思うとすぐ、わが心の英文和訳マシーンが発動してしまうんです。しかも不気味なことに、多読を始めてから翻訳マシーンの性能も上がってきたような気もするんです。こわいよー。英文和訳マシーンが発動しないように読む方法をいろいろ試しましたが、結局むりやり速く読むことぐらいしか適当な方法がないようです(といっても分速150語くらいです)。すると、うわすべりしてしまうんです。マシーンがついてこれない程度には速く読まなくてはならないし、一方で上滑りしない程度にゆっくり読まないといけないんです。これは苦しいです。速く読めば細部の理解を犠牲にしなくてはならないし、楽しく読もうと思うと自分ではなくてマシーンが読み始めてしまうのですから。
こうなったら、多聴三原則を流用して、できるだけ内容を理解しないように脳内音読するという方法もいいかもしれませんね。読まずに読むなんて、不射の射なみにかっこいいよね。ルー・ゲーリックの伝記だったら、もしかしたら可能かもしれない。中国語を読む時はこんなにひどくないんですけどねえ。
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お名前: 杏樹
投稿日: 2008/5/17(00:45)
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極楽トンボさん、こんにちは。
〉ダールはとってもおもしろいと思いました。まだチョコファクとエノーマス・クロコダイルと、マジック・フィンガーとお化け桃の冒険しか読んでいませんが、今後網羅的に読もうと思っています。悪い子を改悛させようとか、弱者を保護してやろうとか、動物や昆虫の命より人間の命が大事とかいうそぶりをまったく見せない児童書というのはかなりウルトラCなんじゃないかと思います。70万語くらいでチョコファクが楽しく読めた時にはシメタ!と思ったんですけどねえ。
そうですか。それはけっこう有望です。ダールの本は広いレベルに渡ってありますから、まだまだ楽しめると思います。やはり「いい子」の建前を吹き飛ばすようなところがいいですね。
〉〉多読で一番努力を必要とするのは実はそこなんです。自分が面白いと思う本は何か、自分が興味のあることを見つめなおすことです。他人のお勧め本はあくまでも目安です。自分が面白いと感じるのはどんなことか、自分が興味を引かれるのはどんなことかを自分の感覚でつかむことです。その感覚に従って面白い本を探すのが大切です。
〉杏樹さんのおっしゃることはいつも一貫していて説得力もあると思います。そのとおりだと思います。でも本当のことを言うと、本を読んで心の底から楽しい経験なんて、一生にそうはないでしょ?そんなに面白い本なんてそこらにころがってるわけないんですよ。杏樹さんは本を楽しく読む才能に恵まれているという意味で幸福なんですよ。わたしは、ほんのちょっと楽しいぐらいで妥協したいと思います。自分は本当にこの本を楽しんでいるのかなんて、判断するのにすごい難しい問題だと思いますよ。本を読んでいる時にそういうことを考え出すと、いつもわたしは自縄自縛に陥りそうになります。
確かに夢中になって止まらない、というのはそうたびたびはありません。だからこそ、自分が何を「楽しい」と思うのかを追求する必要があるんです。大人になって世間のアカもついてしまうと、単純に「楽しいこと」を考えたりするのができなくなってきます。世の中はそんな甘いもんじゃないとか、楽しいもんじゃないとか、ネガティブな考えを「賢い」世渡りだと思うようにもなってきます。そこをひっくり返して「楽しいこと」を追求しようというと、素直に実行できないものです。
私が多読を始めたころはまだ人数も少なくて、紹介されている本も少なくて、だからこそ誰もが「がまくんとかえるくん」「おさるのジョージ」を読んでいることを前提に話が出来ました。いいトシして真剣にがまくんのあそこがおもしろい、ここが感動した、などと話し合ったものです。
今は本が多すぎて、レベルもさまざまで、なかなかそういう話で盛り上がることがなくなってきたようです。でもそのころは本当に多くのタドキストが真剣に「がまくんとかえるくん」を楽しんでいたのです。今の状況ですと、そういう気持ちになるのは難しいかもしれません。しかし自分にとって楽しいこと、好きなこと、興味のあることを追求していくのは大切です。しかしそれが多読の一番大切なことですが、一番難しいことなのかもしれません。少しずつでいいですから、自分にとって「楽しい」ことを探していってください。
さて、和訳についてはあまり気にしないでいいと思います。もし直訳ではない「翻訳」になっているのなら、なおさら気にしなくてもいいと思います。ずいぶん高性能なマシーンのようですから、無理に停止させるのはむずかしそうですので、ほっときましょう。やはり本を読むならちゃんと理解できるものを読んだほうがいいです。「読まずに読む」もおもしろい方法ですので、わかるものを読むのと平行して進めて行けばいいと思います。
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杏樹さん、こんにちは
ちょっと前便の訂正その他です。
〉確かに夢中になって止まらない、というのはそうたびたびはありません。だからこそ、自分が何を「楽しい」と思うのかを追求する必要があるんです。大人になって世間のアカもついてしまうと、単純に「楽しいこと」を考えたりするのができなくなってきます。世の中はそんな甘いもんじゃないとか、楽しいもんじゃないとか、ネガティブな考えを「賢い」世渡りだと思うようにもなってきます。そこをひっくり返して「楽しいこと」を追求しようというと、素直に実行できないものです。
ちょっと意地悪な言い方をしてすいませんでした。どうかお気になさらず。わたし、楽しくなくても退屈してても平気な方なので、がんばって楽しくしないと駄目かな、とわたしも思います。
〉私が多読を始めたころはまだ人数も少なくて、紹介されている本も少なくて、だからこそ誰もが「がまくんとかえるくん」「おさるのジョージ」を読んでいることを前提に話が出来ました。いいトシして真剣にがまくんのあそこがおもしろい、ここが感動した、などと話し合ったものです。
〉今は本が多すぎて、レベルもさまざまで、なかなかそういう話で盛り上がることがなくなってきたようです。でもそのころは本当に多くのタドキストが真剣に「がまくんとかえるくん」を楽しんでいたのです。今の状況ですと、そういう気持ちになるのは難しいかもしれません。しかし自分にとって楽しいこと、好きなこと、興味のあることを追求していくのは大切です。しかしそれが多読の一番大切なことですが、一番難しいことなのかもしれません。少しずつでいいですから、自分にとって「楽しい」ことを探していってください。
『がまくんとかえるくん』のこと、すっかり忘れていたので、思い出させてくださり、ありがとうございます。あれは、多読を開始して間もないころだと思いますが、がまくんとかえるくんのシリーズとカセットを購入して、カセットを通勤時間に熱心に聴いていました。本は、カセットで聴いてだいたいわかるようになったら読もうと思って読まずにとってありました。一ヶ月くらい毎日聴いて、やっと一つ目のお話がわかりました。二つ目のお話も一生懸命聴いたのですが、3週間くらい聴き続けたところで、息切れしてやめてしまいました。それで、本はそのままどっかいってしまっし、カセットもその後、MP3プレーヤーに移行したので聴かなくなってしまったのです。ちょっと探してまた聴いてみます。いまならちょっとはわかるようになったかなあ?でも、物語って耳で聴いてわかるのすっごく難しいからなあ。
そんなわけで、がまくんとかえるくん、聴くだけで疲れきってしまって楽しむどころではありませんでした。その後、三木卓訳を読んでみました。まりあさんのいうところの「もこもこ感」がしました。別に悪い訳だとはおもいませんが。原作のほうが簡潔で引き締まっていると思いました。その点、おさるのジョージの日本語訳は簡潔でいいと思いました。
〉さて、和訳についてはあまり気にしないでいいと思います。もし直訳ではない「翻訳」になっているのなら、なおさら気にしなくてもいいと思います。ずいぶん高性能なマシーンのようですから、無理に停止させるのはむずかしそうですので、ほっときましょう。やはり本を読むならちゃんと理解できるものを読んだほうがいいです。「読まずに読む」もおもしろい方法ですので、わかるものを読むのと平行して進めて行けばいいと思います。
ちょっと気になって、あれから上滑りしない程度に遅く、翻訳マシーンがついてこれない程度に速い読速を計りなおしてみたら、だいたい分速130語くらいだということがわかりました。訂正します。
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杏樹さん、はじめまして
主観の新茶です。
なるほど、つまらない本は、後回し、というのですね。
開かれた会を目指す以上、隠語的表現は、差し控えた方が良いかもしれない。私は、「本を投げる」が、日本語として、おそらく正しくないだろうから、人によって、その理解と使い方が異なるだろうと指摘したのです。
でも、古今東西、裏表の社会を問わず、短い隠語ないし隠語的表現は、あったし、あったほうが、本質を表しているのかもしれない。
表題は、一応、七五調のつもりです。
なお、ダールについては、私は、その形式に瞠目して青眼し、その内容に着目して白眼視していることは、これまで少し書いています。
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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/5/15(21:05)
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極楽トンボさん こんにちは
メッセージ、ありがとうございました。
極楽トンボさんは、今後、公私ともに忙しい予定が入っているらしいですが、そのような場合、読書について、忙しいときほど充実するいう言葉は、時に真実であり、時に真実ではありませんが、前者であると良いですね。
私がお勧めする本は、「星の王子」の方に記載しましたので、そちらをご覧いただけますか。
なお、ORTの番外編のオールスターズも紹介しましたが、それは、SSSのブックガイドに、なぜか記載されていませんが、新宿のSSSに置いてあります。いずれも、2000字から4000字程度と記憶します。ORTのように、子供じみた内容の文ではなく、ときおり、しゃれた内容の文が、文法を意識して、書き表されていますが、期待しすぎるのは、禁物です。
ORTそのものは、おもしろくなかったな。途中で、辞めちゃったよ。
たとえば、タイムマシンものは、展開が、奇想、天外を超えているから、ついて行けない。架空の世界は、全く構わないとして、架空の中で、現実的展開が欲しいね、
それでは、また
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/16(18:26)
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〉 極楽トンボさんは、今後、公私ともに忙しい予定が入っているらしいですが、そのような場合、読書について、忙しいときほど充実するいう言葉は、時に真実であり、時に真実ではありませんが、前者であると良いですね。
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。掲示板を見る楽しみが増えます。昨年引っ越して、電車に乗る時間が激減し、徒歩の時間が激増したので、やろうと思えば多聴・シャドウイングは毎日2時間近くできるのですが、多読の時間がなかなかとれなくなっています。これはイカンと思って、子供たちを寝かしつける時に、日本語の絵本を読んでいたのを、家人の反対を押し切ってORTの読み聞かせに切り替えてなんとか毎日英文に接しているような状態です。こういうときは、早起きをするというのが定石なのですが、わたし睡眠時間が人一倍長いので、なかなかそういう芸当ができません。年を取れば朝が早くなるという俗説を信じて朝が早くなるのを一生懸命待ち望んでいるところです。
〉 私がお勧めする本は、「星の王子」の方に記載しましたので、そちらをご覧いただけますか。
はい、拝見しました。
〉 なお、ORTの番外編のオールスターズも紹介しましたが、それは、SSSのブックガイドに、なぜか記載されていませんが、新宿のSSSに置いてあります。いずれも、2000字から4000字程度と記憶します。ORTのように、子供じみた内容の文ではなく、ときおり、しゃれた内容の文が、文法を意識して、書き表されていますが、期待しすぎるのは、禁物です。
〉 ORTそのものは、おもしろくなかったな。途中で、辞めちゃったよ。
〉 たとえば、タイムマシンものは、展開が、奇想、天外を超えているから、ついて行けない。架空の世界は、全く構わないとして、架空の中で、現実的展開が欲しいね、
主観の新茶さんはやさしい英語の本のことにどうしてこんなにお詳しいのだろうといぶかしく思っておりました。ORTを全巻購入したつもりの私も知らなかったオールスターズをご存知だし、ICRもいっぱい知っておられるし、主観の新茶さんの読書の趣味に一見似つかわしくないものをたくさん読んでおられる。うーん、やっぱり、ブッククラブの力は大きいのだなあと感じ入った次第です。わたしも一年以上前から、申込書は用意しているのですが、なかなか入会できません。入会するなら今しかないなあ。忙しいとか言ってたらいつまでも機会を逸してしまいそうです。機会を逸したまま、PBが読めるようになっていたってのが理想なんですが(こういうこといっているから極楽トンボと言われるんです)。
それはともかく、いい歳をした中年男が読めるやさしい英語の本ってなかなかないと思うんです。ここはひとつ、ぜひ古川先生に『中年男の読む英語100万語』をご執筆いただかなくてはなりますまい!『親子で100万語』でSSSに入門したわたしですが、入門の仕方を間違えたようです。魯迅ばりに「子供を救え!」ってのもいいけど、オヤジも救ってほしいです。たまたま、この掲示板にも登場しておられるある児童英語の先生がご自身のブログで「男性をGRから児童書へ」キャンペーンをしておられるのを発見しました。この企画、実現の機運が満ちていると見ました。
ばかばなしをしてすいません。
もう潜ります。ぶくぶくっ!(これパクリです)
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/5/16(18:44)
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極楽トンボさん、はじめまして。 まりあ@SSSです。
最近潜りっぱなしで、みなさんに「このひと誰?」といわれ
そうですが...
〉それはともかく、いい歳をした中年男が読めるやさしい英語の本ってなかなかないと思うんです。ここはひとつ、ぜひ古川先生に『中年男の読む英語100万語』をご執筆いただかなくてはなりますまい!『親子で100万語』でSSSに入門したわたしですが、入門の仕方を間違えたようです。魯迅ばりに「子供を救え!」ってのもいいけど、オヤジも救ってほしいです。たまたま、この掲示板にも登場しておられるある児童英語の先生がご自身のブログで「男性をGRから児童書へ」キャンペーンをしておられるのを発見しました。この企画、実現の機運が満ちていると見ました。
潜って、中高年の方やリタイア後のセカンドライフを充実させる
趣味を持とうと考える方のための、100万語多読お薦め本を書いて
おります。まだ、名前が決まっていないのですが、コスモピア社
より7月中旬発売予定です。
どちらかというと児童書やファンタジーには苦手感のある方を
想定読者としております。そうしたものが大好きな方なら、既刊の
100万語多読本で既にはじめられているでしょうから。
よろしくお願い致します。
Happy Reading!
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お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/16(20:08)
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キャー、まりあさん、なんとタイムリーな!
まるで極楽トンボが宣伝しているみたい!
びっくりしてご挨拶がおくれました。はじめまして!
本当に「機運が満ちて」いたんですね。
まりあさんの「ミステリで100万語」、買って持っていましたが、知り合いのお母さんがミステリ好きでしかも英会話を習ってかなり上達してきたという話を聞いて、その人にあげてしまいました。活用してくれているといいなと思います。
最近、まりあさんおすすめのナンシー・ドルーが古本屋に出ていたので、買って読んでみました。古本のくせに800円でそう安くなかったけど、ネット書店は嫌いなので。細部までは理解できませんでしたが、ストーリーは楽しめました。レベル5のGRみたいな印象でした。安心して読めるという感じです。わたし、じつは推理小説そんなに読んだことないのですけど、盛り上がってくると先を急いで読みたくなるという感じをちょっとだけ味わったような気がします。ネート・ザ・グレートも一冊読んでみました。まあまあ面白いけど、ああいう短い文章は和訳してしまいがちなんです、わたしの場合。ナンシー・ドルー・ノートブックも一冊仕入れてあります。これから読みます。
『中高年で100万語』、とても期待しています。わたしのために書かれたような本です。
〉〉それはともかく、いい歳をした中年男が読めるやさしい英語の本ってなかなかないと思うんです。ここはひとつ、ぜひ古川先生に『中年男の読む英語100万語』をご執筆いただかなくてはなりますまい!『親子で100万語』でSSSに入門したわたしですが、入門の仕方を間違えたようです。魯迅ばりに「子供を救え!」ってのもいいけど、オヤジも救ってほしいです。たまたま、この掲示板にも登場しておられるある児童英語の先生がご自身のブログで「男性をGRから児童書へ」キャンペーンをしておられるのを発見しました。この企画、実現の機運が満ちていると見ました。
〉 潜って、中高年の方やリタイア後のセカンドライフを充実させる
〉 趣味を持とうと考える方のための、100万語多読お薦め本を書いて
〉 おります。まだ、名前が決まっていないのですが、コスモピア社
〉 より7月中旬発売予定です。
〉 どちらかというと児童書やファンタジーには苦手感のある方を
〉 想定読者としております。そうしたものが大好きな方なら、既刊の
〉 100万語多読本で既にはじめられているでしょうから。
〉 よろしくお願い致します。
〉 Happy Reading!
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2008/5/16(22:35)
------------------------------
"極楽トンボ"さんは[url:kb:2594]で書きました:
かないと思うんです。ここはひとつ、ぜひ古川先生に『中年男の読む英語100万語』をご執筆いただかなくてはなりますまい!
児童書は面白いですよ!(笑)
中年男性は、なかなか、日本語で児童書をよむのは
できませんが(それに文体が日本語はみるからに子供ぽく書いてあるし)
英語でなら、楽しめます。
出版してくれるところがあるなら、
「中年男性におすすめの児童書100冊」
みたいな本ならかいてみたいですね。
〉〉 潜って、中高年の方やリタイア後のセカンドライフを充実させる
〉〉 趣味を持とうと考える方のための、100万語多読お薦め本を書いて
〉〉 おります。まだ、名前が決まっていないのですが、コスモピア社
〉〉 より7月中旬発売予定です。
とりあえずは、まりあさんの本に期待しています。
古川
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2596. 『中年男が読む英語100万語』は、私も買いたいです
お名前: バナナ http://nanaobaba.blog60.fc2.com/
投稿日: 2008/5/16(23:34)
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GRトンボさん、こんにちは。おひさしぶりです。バナナです。
さて、とってもピンポイントなレスなのですが、
『中年男が読む英語100万語』
あったら、私も買っちゃうなー。児童書や絵本は、いまひとつ読む気が起きず、本選びにはとっても苦労した中年男なもんですから。
(閑話休題、人口一億の日本には一人くらい「中 年男」=「なか としお」という名の人がいないですかね?)
いいですねー、これ。
そのためには、まず、中年男の生態を明らかにする必要があるでしょうか?
ではでは
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2602. Re: 『中年男が読む英語100万語』は、私も買いたいです
お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/5/18(16:25)
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"バナナ"さんは[url:kb:2596]で書きました:
〉GRトンボさん、こんにちは。おひさしぶりです。バナナです。
バナナさん、こんにちは!レスありがとうございます!
>さて、とってもピンポイントなレスなのですが、
>『中年男が読む英語100万語』
>あったら、私も買っちゃうなー。児童書や絵本は、いまひとつ読む気が起き>ず、本選びにはとっても苦労した中年男なもんですから。
>(閑話休題、人口一億の日本には一人くらい「中 年男」=「なか とし >お」という名の人がいないですかね?)
〉いいですねー、これ。
〉そのためには、まず、中年男の生態を明らかにする必要があるでしょうか?
〉ではでは
中年男の生態って?
あ、そうか、中年男が気楽に読めるやさしい英語の本は何かを考えるためには、中年男が活字に何を求めているか知る必要があるわけですよね!
中年男というものは(全国の中年男の皆さん、勝手に一般化してすいませんが)、要するにそこらに新聞がころがってれば、意味なく紙面を目で追ってしまいます。朝日でも産経でも日刊ゲンダイでもスポーツ紙でもなんでもいいんです。それでぼけーっと記事を眺めてお終い、なんです。あとで家の人に今日のニュース何かあった?と尋ねられても、さっき読んだ記事はもうどこかに消えてしまって答えられません。もちろん、昨日楽天が西武にサヨナラ勝ちしたことだけはよく覚えています。こういうもんですよね。
英字紙でこれができたらかっこいいんだけどなあ。VOAスペシャルのホームページぐらいの読みやすさだったらできそうだなあ。でも、子供のいるところでパソコンなんて開けないし、第一、そこらにころがっている、というのが大事な条件なんで、いちいちパソコン開くの面倒くさいし、腰にも悪い。
バナナさん、ここは一つ、中年男にも読めるやさしい英語の本をみんなで考える、という企画はどうでしょうか?まりあさんの『シニアで100万語(仮題)』刊行を協賛するという大義名分もあることだし。
わたしが考えるに、スポーツものはまず外せませんね。わたしはアメフトやバスケットのことはよく知らないから、どうしても野球になってしまいますが。あ、でもアメフトのルールを教えてくれるようなやつならいいかも。
次に、ゴルゴ13みたいなやつですね。ゴルゴ13のMANGAがあったらいいかも。でも、GRなんかで国際政治を背景にしたミステリって結構ありますよね。わたしは未読ですが、ジャッカルの日とか。評判もいいみたいですよね。時事
解説的なものは、鮮度が命なので、書籍の形では難しそうです。
それから歴史や哲学思想、美術などの啓蒙書みたいなやつも有望のような気がします。先日、モモンガさんが西洋哲学のシリーズを推薦しておられました。ちょっと気になっております。数年前にもこの掲示板でどなたか似たようなのを推薦しておられましたね。いまちょっと思い出せませんが。人文系だけじゃなくて、社会科学系でも理系でもこういうのは探すとあるんじゃないでしょうか。
最後に、エロチカも考えられるでしょう。そういえば、昔、アナイス・ニンの日記の翻訳を読んで、あんまりおもしろいのでびっくりして、原書を探しに銀座のイエナ書店に行ったら、「愛の家のスパイ」とエロチカ2種があったので、全部購入したのですが、結局、翻訳で読んだことのあったエロチカのほうしか読めませんでした。でも、こういうのはそれぞれの文化圏によって情緒が異なりますから、難しいかも。アメリカ留学を果たした学生時代の友人は、一生懸命エロチカを読んで英語の勉強をしていました。わたしも好奇心から借りて読んでみましたが、英語力の貧困もさることながら、なんか情緒がなくてつまんなかったです。
エロチカなんて言い出して顰蹙買ったかもしれません。もう少し、まじめに考えてみよう。うん、中年男でも号泣できるような児童書もありそうですよね。バナナさんがブログで紹介されていたような。わたしはすかさずアマゾンで購入予定にしました(読めたらいいな)。
つい、いっぱい書いてしまいました。それでは。
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2605. Re: 『中年男が読む英語100万語』は、私も買いたいです
お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/5/18(16:41)
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極楽トンボ、バナナさん、こんにちは。 まりあ@SSSです。
〉>『中年男が読む英語100万語』
〉>あったら、私も買っちゃうなー。児童書や絵本は、いまひとつ読む気が起き>ず、本選びにはとっても苦労した中年男なもんですから。
単行本として出すからには、読者を男性に限るわけにはいかず、
女性に人気のあるシリーズのご紹介も混ざっています。
それでも男性のことは常に念頭に置いています。
中高年のおじさんは、こういうものを好きではないかも
知れない..でもこういうものを受け付けないから
「おじさん」って若い女の子に敬遠されるんだよね...
と日頃秘かに感じているようなシリーズは、
「モテたかったら読め!」という気持ちを込めて紹介しました。
中高年おじさんの多くは、仕事ネットワークの中で生きています。
それにひき替え、中高年のおばさんは、学生時代からの友人、
子どもが学校に行っていたときのママ友、地域活動のつき合い、
お稽古仲間、と多彩な人間関係を作り上げていることが多い。
リタイア後、奥さんの人的ネットワークに混ぜて貰おうと
思うなら、「男の仕事論理」を捨てないと相手にされません。
いつまでもchauvinisticじゃ老後は悲惨。
モテないくらいは我慢したって、熟年離婚迫られるかも?
そこまで配慮していますよ〜
やり出すととこ「とん」の人ですから(苦笑)
〉>(閑話休題、人口一億の日本には一人くらい「中 年男」=「なか とし >お」という名の人がいないですかね?)
さすがバナナシュートのツッコミ("-")
〉最後に、エロチカも考えられるでしょう。
はいってますよ、ちゃんと。ふっふっふ。
上品な(←ぢぶんでいうかよ!)語り口の中に、良く読むと
エロチカからチカを抜いたようなレベルのものも探せるように
書いてあります。
この手のものは、忍び込ませるように一言書いておけば、
ニーズのある方はちゃんと見つけてくれるはず。
某大手書店の方から、「洋書売り場のどこに隠すように置いても
この手は一定数は売れる」と伺いましたから。
Happy Reading!
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お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/5/17(09:20)
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1 まりあさん、はじめまして。
極楽トンボさん、やったね。まりあさんから、メッセージきて。
2 シニア向けの100万語、インサイダー情報かな?。
極楽トンボさんの株は上がった。出版社の株も上がるかも。
シニア多読予備軍に、ルビコンの川が、現れた。
断じて、騎虎の勢いで、渡るのみか。
3 しかし、シニアは、嗜好が多様でしょう。
experienceとidentityが、異なる。
うまく、ニーズに応えられるか。
少数一人勝ちの、子供向け現代小説と違うだろう。
ハリポタやGR、少女ものなども、再度、紹介するのでしょうか。
4 シニアの平均像を執筆する人の人選は、どうしたのだろう。
我こそは、平均的シニアと思う人が、書いたのでしょうか。
それとも、ケインズの美人投票のように、本を選定したのでしょうか。
ベストセラーは、ひとつのベルカーブの中心を目指せばよいが、
仕事をしてきたオジさんは、たくさんのベルカーブがあって、
しかも、ボラティリティが大きいだろうから。
5 そうなると、すぐに第2弾が、待ち望まれるだろう。
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2008/5/17(15:17)
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主観の新茶さん、こんにちは。 まりあ@SSSです。
〉2 シニア向けの100万語、インサイダー情報かな?。
いえいえ、行く先々で宣伝していますよ〜
〉3 しかし、シニアは、嗜好が多様でしょう。
〉 experienceとidentityが、異なる。
〉 うまく、ニーズに応えられるか。
社会人になってからのexperienceは千差万別ですが、
現在45歳位からそれ以上の方々は、英語学習経験にあまり
ばらつきがありません。
小学生やそれ以前から毎年夏休みに海外旅行とか、SEGの生徒
のように中学生からネイティブによるダイレクトメソッドで
英語を習ったとか、はたまた大学生なのに英語の辞書なんて
引いたことがない、という学生がいるような若者世代と較べると。
それから今の若者よりも読書をしていますから、本を読むことに
体力があります。
そうしたことを踏まえると、学生時代に身につけた英語に何を
プラスしたら格段のレベルアップが望めるか?大人の本が読める
ようになるのか、割り出しやすいのです。
〉4 シニアの平均像を執筆する人の人選は、どうしたのだろう。
〉 我こそは、平均的シニアと思う人が、書いたのでしょうか。
〉 それとも、ケインズの美人投票のように、本を選定したのでしょうか。
本の選定は、英語力アップに役立つもの、大人の本を読むときに
必要になる背景知識が身に付くもの、異文化を実感できるもの、を
中心に選定しています。
〉 ベストセラーは、ひとつのベルカーブの中心を目指せばよいが、
〉 仕事をしてきたオジさんは、たくさんのベルカーブがあって、
〉 しかも、ボラティリティが大きいだろうから。
従前の傾向と対策本のような目先のニーズに合わせたものではなく、
英語というものに対する取り組み方の基本をお話ししておりますから、
どなたにも対応します。
この方法で多読を進めていただけば、読者の方はご自分の趣味・目的
に合わせてご自分の英語力を伸ばせます。
「中高年のおじさん」などといわせない、豊かな人生経験に裏打ち
された国際的視野を持ったプラチナエイジに、あなたの人生を変える
ことができます。
〉5 そうなると、すぐに第2弾が、待ち望まれるだろう。
私の多読人生のすべてを注ぎ込んで書きました。第2弾、第3弾と
出せるような、出し惜しみした知識の切り売り本ではありません。
これ一冊だけで十分なはずです。読者の方は自分の足で歩ける
ようになりますから。
Happy Reading!
------------------------------
主観の新茶さん、まりあさんこんにちは。
主観の新茶さんの一冊入魂の重厚な読書報告に始まった話題から、まりあさんの近刊予告が飛び出しましたね。
〉 社会人になってからのexperienceは千差万別ですが、
〉 現在45歳位からそれ以上の方々は、英語学習経験にあまり
〉 ばらつきがありません。
〉 小学生やそれ以前から毎年夏休みに海外旅行とか、SEGの生徒
〉 のように中学生からネイティブによるダイレクトメソッドで
〉 英語を習ったとか、はたまた大学生なのに英語の辞書なんて
〉 引いたことがない、という学生がいるような若者世代と較べると。
なるほど、中高年の人たちは、英語学習体験が同じなんですかあ。するってえと、やっぱり大学受験の英文解釈の勉強につきちゃうわけですよね。しくしく。
〉 それから今の若者よりも読書をしていますから、本を読むことに
〉 体力があります。
うーん、これ一般的にそうなのでしょうか?今の若者は読書をしていないってわたしも昔よく言われました。今ではもう誰も言ってくれませんが。
〉 そうしたことを踏まえると、学生時代に身につけた英語に何を
〉 プラスしたら格段のレベルアップが望めるか?大人の本が読める
〉 ようになるのか、割り出しやすいのです。
そ、大人の本が読みたいんですよね。わくわく。
〉〉4 シニアの平均像を執筆する人の人選は、どうしたのだろう。
〉〉 我こそは、平均的シニアと思う人が、書いたのでしょうか。
〉〉 それとも、ケインズの美人投票のように、本を選定したのでしょうか。
〉 本の選定は、英語力アップに役立つもの、大人の本を読むときに
〉 必要になる背景知識が身に付くもの、異文化を実感できるもの、を
〉 中心に選定しています。
うーん、とってもためになりそう!わたし、自分に自信がないせいか、こういう学習指南の類、大好きです。本当は、一人で海図も持たずに荒海に乗り出すって方が本質的だってことはわかっているんだけど、やっぱり効率って大事よね。まあ、その分濃厚な読書体験を目指せばいいのさ。結局のところ一人で読むんだし。
〉 従前の傾向と対策本のような目先のニーズに合わせたものではなく、
〉 英語というものに対する取り組み方の基本をお話ししておりますから、
〉 どなたにも対応します。
〉 この方法で多読を進めていただけば、読者の方はご自分の趣味・目的
〉 に合わせてご自分の英語力を伸ばせます。
おー、基本に忠実っていうところがまたそそります。わたし、多読の基本に忠実じゃなかったかもしれないし。でもまあ、多読にも一回性ってもんがありますからね。酒井先生や古川先生の本を読む以前にはもう戻れないしね。それでも、わたしにはわたしの多読がありますんで、これから基本をやってもいいわけですよね。なんど多読に入門してもいいわけですよね。はやく卒業したいような気もしますが。なんだか多読って人生の縮図みたいですね。
〉 「中高年のおじさん」などといわせない、豊かな人生経験に裏打ち
〉 された国際的視野を持ったプラチナエイジに、あなたの人生を変える
〉 ことができます。
単なる英語の読めるオヤジでいいです。読みたい本が読めれば。ちょっとおしゃべりもしてみたいという気も、最近してきましたが。
〉〉5 そうなると、すぐに第2弾が、待ち望まれるだろう。
〉 私の多読人生のすべてを注ぎ込んで書きました。第2弾、第3弾と
〉 出せるような、出し惜しみした知識の切り売り本ではありません。
〉 これ一冊だけで十分なはずです。読者の方は自分の足で歩ける
〉 ようになりますから。
「多読人生のすべて」がつまっているとあっては、一大事、ゆめゆめおろそかに読むことはできません。そういえば、多読関連図書はだいたい全部購入して読んできた(英語教師でもないのに、『教室で読む100万語』まで読んじゃった)けれども、これが決定版なんですね。
〉 Happy Reading!
失礼な物言い、どうかお許しくださいませ。