[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(17:52)]
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2565. Re: 童話オズの魔法使いThe Wonderful Wizard of OZ と金銀複本位性との関係(長文)
お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/4/29(23:38)
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極楽トンボさん,こんにちは。
主観の新茶,略して,新茶です。
早速,返答していただいてありがとうございます。
貴君のSSS内の過去歴を見ますと,近時200万語を超過したこと,長期間の停滞が存在したこと,GR中心であったが童話も範疇に入れようと考えていること,最近頻繁に投稿されていること,長文の文章作成を得意とすること,4歳の子女及び多忙に言及しているから,おそらく30代のビジネスマンであろうことなどがうかがわれます。間違っていたら,ごめんなさい。
私は,昨年11月24日にSSSを開始し,今年1月下旬,100万語に到達し,4月29日現在,約160万語になりましたが,今を去る30余年前大学に入学し,2年生ころから約30年間英語と無縁であったので,これも長期停滞といえるかもしれないこと,5年くらい前から邦語の本に,邦語の原語として記載された英語の処理に苦慮して英語を再開したこと,100万語については,童話とGRをともに約半分ずつ読んだこと,最近は月約20万語であること,投稿は今回2回目であることなどの諸点が揚げられます。
児童ものには,私の考えでは,(1)300語から5000語くらいの短いものと,3万8815語あるとされるオズの魔法使いのように長いもの,(2)古典とされるものと,20世紀後半の新しいものに分類されると思われます。
私が瞥見した範囲では,SSSへの投稿は,一部20世紀後半の有名作家は別として,物語の長短にかかわらず,ごく新しいものに集中しているように思われます。
オズの魔法使いは,おそらく,いろいろな出版社から出ていると思われますが,紹介した本は,原典の挿絵が掲載されていること,おそらくすべての挿絵が掲載されていること,活字が濃くて読みやすいこと(英語の紙の辞書も,全ての活字がもっと大きくて濃い明瞭なものが出ないかなあ。電子辞書の大の表示くらい。)が,利点だと思われます。
私は,大学1年生の時,児童ものとして,サン・デグジュベリの星の王子様The Little Princeと,チップス先生さようならGood-bye Mr. Chipsの原典を個人で購入し,読破した記憶があります。それ以外も,何か買ったのは確かだけれども,読破できた記憶はありません。オズの魔法使いは,当時,購入したかどうかの記憶がありません。あのまま,英語の勉強を他と併存して続けていたら,今とは,周りを見る目が,少しは違っていたかもしれません。
上記2書は,早晩,読みたいと思っています。
なお,貴君のいう「豆知識」には,違和感があります。「ちょっとした事実の及びその評価の紹介」というには,私自身,長期間かつ継続的な勉強を要した上,一定の見解に立った意見ないし論評を書いているからです。日経新聞のコラムなどを読むと,Aという主張は,本当は隠れたBという目的の手段ではないかと推察されるものが多々あります。見過ごすと,本来は,Bという目的に反対でも,気がつかないで,Aという主張に賛成してしまう危険性があります。経済学は,他の諸科学よりも,異なる価値観のるつぼであるようです。また,経済の話は,他の社会科学や,自然科学(おそらく科学史を除く)と違って,年代を羅列しながら,意見を述べる傾向があると思われますから,知識の羅列のように見えるかもしれませんが,そうではないのだろうと思います。今回,できるだけ忠実かつ正確に意見を述べたつもりです。だから,わたしの今回のものは,「まめ(忠実)な論評」とでもいうべきかもしれません。また,ここに述べたようなことは,「経済史(このうち西洋経済史)」には,通常,かすった程度に述べられているだけのようですから,やはり,マクロ経済学か金融論にひっかけて,楽しむべき話題だろうと思われます。
それでは Happy Reading !
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2567. Re: 童話オズの魔法使いThe Wonderful Wizard of OZ と金銀複本位性との関係(長文)
お名前: 極楽トンボ
投稿日: 2008/4/30(14:51)
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「経済史の豆知識」なんて言葉を不用意に使ってしまいました。なんと言ってよいか困ったあげく、あたりさわりないつもりで、この言葉を選んだつもりだったのですが、うまくいかないものです。ご専門の知識かと思ったものですから。専門外のことについての、せっかくの勉強の成果を披露してくださったのに、主観の新茶"さん、気を悪くしないでくださいね。今後も啓蒙してくださるとうれしいです。
〉 私は,昨年11月24日にSSSを開始し,今年1月下旬,100万語に到達し,4月29日現在,約160万語になりましたが,今を去る30余年前大学に入学し,2年生ころから約30年間英語と無縁であったので,これも長期停滞といえるかもしれないこと,5年くらい前から邦語の本に,邦語の原語として記載された英語の処理に苦慮して英語を再開したこと,100万語については,童話とGRをともに約半分ずつ読んだこと,最近は月約20万語であること,投稿は今回2回目であることなどの諸点が揚げられます。
1回目の自己紹介の投稿、よく覚えています。多読を行う動機を詳しく説明していらっしゃいましたね。快調に読み進まれているご様子、何よりだと思います。英語に取り組むのは、大学教養課程以来だという人は結構いると思います。わたしもそうです。
〉 児童ものには,私の考えでは,(1)300語から5000語くらいの短いものと,3万8815語あるとされるオズの魔法使いのように長いもの,(2)古典とされるものと,20世紀後半の新しいものに分類されると思われます。
〉 私が瞥見した範囲では,SSSへの投稿は,一部20世紀後半の有名作家は別として,物語の長短にかかわらず,ごく新しいものに集中しているように思われます。
最近の掲示板の投稿はその通りですね。わたしはこれから、昔読んだ児童文学の原書を読んでみてもいいかなあと思っているので、主観の新茶さんのように古典的児童文学作品を読んだ印象を克明に記録し、ご自分の論評を加えて発表してくださるのはたいへん参考になります。
SSSの書評システムを見てみると、「オズの魔法使い」もシリーズ全作について書評があげられていますし、その他の古典的児童文学、たとえば「赤毛のアン」、「秘密の花園」、「小公子」、「若草物語」、「トムは真夜中の庭で」などいろいろ書評があがっています。英訳書ということになるけれども、「エミールと探偵たち」や「八十日間世界一周」などもあがっています。図書館に入っているような古典的児童文学を読むときに参考にしようと思っています。
〉 オズの魔法使いは,おそらく,いろいろな出版社から出ていると思われますが,紹介した本は,原典の挿絵が掲載されていること,おそらくすべての挿絵が掲載されていること,活字が濃くて読みやすいこと(英語の紙の辞書も,全ての活字がもっと大きくて濃い明瞭なものが出ないかなあ。電子辞書の大の表示くらい。)が,利点だと思われます。
活字の大きさ、レイアウトの読みやすさは、本選びの重要なポイントですね。今後、読書報告するときは、そういう情報にあわせて書誌情報もきちんと報告しようと思います。GRもとくにPGRの活字は読みにくいです。そろそろ老眼がはじまったのかなあ?
〉 私は,大学1年生の時,児童ものとして,サン・デグジュベリの星の王子様The Little Princeと,チップス先生さようならGood-bye Mr. Chipsの原典を個人で購入し,読破した記憶があります。それ以外も,何か買ったのは確かだけれども,読破できた記憶はありません。オズの魔法使いは,当時,購入したかどうかの記憶がありません。あのまま,英語の勉強を他と併存して続けていたら,今とは,周りを見る目が,少しは違っていたかもしれません。
わたしも始めて買った洋書は英訳The Little Princeでした。大学受験で上京したときに、御茶ノ水の丸善によったら、普通の本屋に洋書がおいてあったので、感激して衝動的に買ったのでした。とても綺麗な本でした。あの本はどこに行ってしまったのだろう?気をよくして、その後、洋販ラダーに手を出したら、さっそく壁にぶち当たってしまって、多読はそれっきりになってしまったのでした。酒井先生がもう20年早く多読を提唱してくださっていたらなあ、と思います。
5月と6月は仕事の関係で、あまり多読できないと思います。その間は細々と読みます。それでは、主観の新茶さん、ハッピーリーディング!
〉 上記2書は,早晩,読みたいと思っています。
〉 なお,貴君のいう「豆知識」には,違和感があります。「ちょっとした事実の及びその評価の紹介」というには,私自身,長期間かつ継続的な勉強を要した上,一定の見解に立った意見ないし論評を書いているからです。日経新聞のコラムなどを読むと,Aという主張は,本当は隠れたBという目的の手段ではないかと推察されるものが多々あります。見過ごすと,本来は,Bという目的に反対でも,気がつかないで,Aという主張に賛成してしまう危険性があります。経済学は,他の諸科学よりも,異なる価値観のるつぼであるようです。また,経済の話は,他の社会科学や,自然科学(おそらく科学史を除く)と違って,年代を羅列しながら,意見を述べる傾向があると思われますから,知識の羅列のように見えるかもしれませんが,そうではないのだろうと思います。今回,できるだけ忠実かつ正確に意見を述べたつもりです。だから,わたしの今回のものは,「まめ(忠実)な論評」とでもいうべきかもしれません。また,ここに述べたようなことは,「経済史(このうち西洋経済史)」には,通常,かすった程度に述べられているだけのようですから,やはり,マクロ経済学か金融論にひっかけて,楽しむべき話題だろうと思われます。
〉 それでは Happy Reading !
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2569. Re: 童話オズの魔法使いThe Wonderful Wizard of OZ と金銀複本位性との関係(長文)
お名前: 主観の新茶
投稿日: 2008/5/1(00:20)
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教養課程以後、英語を使わないで仕事ができたという共通点は、まあ良かったということでいきましょう。今さら、過去には、戻れない。今からやれば、良いのだ。
星の王子様は、フランス語だから、英語訳は、いくつかあるでしょう。私の読んだ本は、あなたのと同じはずです。
まめのことは、気にしないでください。今度は、イギリス童話集で、ジャックと豆の木のことも書きました。