[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(01:52)]
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/10/10(23:44)
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fiona さん、
面白いデータを提供していただき、ありがとうございます。
Amazon.com では、
Arthur and the Minimoys
Characters: 273,501
Words: 47,369
Sentences: 4,383
Words per Sentence: 10.8
Characters per Word: 5.77
などのデータがとれるので、易しめの本と難しめの本の
1語あたりの平均文字数 などがわかります。
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2388. Re: 訂正 and 難易度と1KBあたりの語数
お名前: fiona
投稿日: 2007/10/11(18:59)
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古川さん、今晩は。
一つ訂正があります。
資料の下から2番目、「火星の大元帥カーター」は、"挿絵あり"なのですが、記入が抜けていました。
そう言えば、Amazon.comで、Search Insideできるものは、いろんなデータが分かりましたね。また、利用したいと思います。
1KBあたりの語数は、おおむね、少ないほど難しく、多いほど易しいような感じです。
まだ途中で調べていないものもあるのですが、Gutenbergの本文のみ(ライセンスがどう、とか言う文章などを除いたもの)で、そのファイルの大きさとWordでカウントした語数から、1KBあたりの語数を計算すると次のようになりました。
( )内は、1KBあたりの語数。その語数の小さい順に、
緋文字 (174.4)
高慢と偏見 (178.0)
テス (179.3)
嵐が丘 (181.0)
少女パレアナ (181.3)
ガリヴァー旅行記 (181.4)
アンクル・トムの小屋 (181.4)
火星のプリンセス (182.4)
ジェーン・エイア (183.3)
火星の女神イサス (183.8)
可愛いエミリー (183.5)
火星の大元帥カーター (184.1)
ソロモン王の洞窟 (186.4)
第四若草物語 (186.7)
第三若草物語 (187.6)
宝島 (190.1)
難しいものほど1KBあたりの語数は少ない傾向にあるようですが、ずれている感じのものもあります。作家の文体と言うか、文のスタイルから決まってくる使用語彙なども、関係しているのかもしれません。
少女パレアナと宝島の数値が、難易度とはずれているような感じがします(読んでないので、あくまで「感じ」ですが)。
そう言えば、"Daddy-Long-Legs"は、緋文字よりも1KBあたりの語数が少ないのです。本文のみで、173.7words/KBなのです。この数字だけからなら、すごくYLの高い作品ということになるのですが、そうでもないようです(YL 6.0-7.0)。
たくさん調べて、作家ごとに比較したら面白いかも知れません。