[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(08:23)]
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お名前: カイ http://takuton.jugem.jp/
投稿日: 2007/4/16(13:10)
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柊さん こんにちは!カイです。
先日は雑談の広場ではどうも!でした。
〉 はしゃぎすぎて疲れたので、こういうときはほっとするような、暖かで優しい本を読みたいと思い、お薦めの本がないか質問します。
〉 YLは8ぐらいでもストーリーさえ合えば平気なので、易しい本というと違うと思います。
お気楽楽しい本。というイメージでお勧めをご紹介します。
全部YL7〜8ぐらいかも?よく分からない〜
もってるんですけど、まだ英語で読んでないんですよね〜
(それを薦めるな!!!でも日本語で読んでるんですよ)
●おばちゃまスパイシリーズ
The Unexpected Mrs Pollifax (←これが第一作)
Dorothy Gilman (著)
孫が3人いるミセス・ポリファックスおばちゃまがナントCIAに志願した!
ありえない〜そう思いつつ、おばちゃまのチャーミングなスパイに脱帽です。
ハラハラドキドキサスペンスのはずが、ほのぼの〜のほほ〜んとしています。
マスマーケット版は字がやたらと小さいのが難(涙)です。
●クッキング・ママシリーズ
Catering to Nobody (マスマーケット)
Diane Mott Davidson (著)
高級リゾート、アスペン。でもゴルディは優雅な生活とは縁がない。離婚後ケータリング業を始めた彼女は今日も息子の元担任で自殺したローラの葬儀の料理で大忙し。
Goldy Bear Culinary Mysteryシリーズの第1巻。
たくましく生きていくゴルディが良いのです。暗い気分になってもおかしくない所で「負けるもんか!」となる所が◎。
おいしい料理がたくさん載っているのも私にとってはお勧めどころです。
●シャンディ教授シリーズ
Rest You Merry (Peter Shandy Mysteries)
Charlotte MacLeod (著)
今年もまたバラクラヴァにクリスマスがやってきた。ふだん静かな田舎町も、このときばかりは華やかなイルミネーションに彩られ、観光客の大群に席巻される。そのあまりの騒々しさに業を煮やしたシャンディ教授、こん畜生とばかりに必殺の妨害工作を試みたが……。
ミステリーとは呼べないかも...
謎解きを楽しむというよりは、とにかく笑いたい気分の時に。
個性的な登場人物達が面白いです。農業大学が舞台というのも、また良い味出てます。
●ミス・マープルシリーズ
Murder at the Vicarage (Miss Marple Mysteries) (マスマーケット)
Agatha Christie (著)
閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
ミス・マープルの「能ある鷹は爪を隠す」という雰囲気が好きなんです。
何も知らない普通のおばあちゃんよ。という態度でいろいろ洞察していってしまうんだからすごい。
Agatha Christie の他のシリーズより、ほんわか度高しです。
でも上で紹介したシリーズに比べれば、少し重いかしら?
●村の学校シリーズ
The Village School (Fairacre 1)
Miss Read(著)
イギリズ、コッツウォルズの学校で起こる出来事を描いた作品です。
ユーモアのある校長先生が淡々と日常を描いています。
(殺人事件は起こりませんよ〜 天窓から雨漏りするとか、そういう事件が起こります)
微笑ましくて、安心して読めるシリーズです。
でも英語で読むと、淡々としすぎてて中々最後まで読めない私。
日本語だと一気読みしたんですけどねぇ。
●版権切れだとこんなのいかがでしょう? Gutenbergにありました。
Around the World in 80 Days
by Jules Verne
80日間世界一周。好きだったんです。
fionaさんがWebsiteの掲示板で大々的にGutenberg特集(?)をしてくださってるので、そこから探すのもお勧めかも♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-website&c=v&num=100]
ではでは〜
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カイさん、この間は楽しかったです。雑談で興奮しすぎて、まだ浮かれている柊です。
お薦めの本、早速調べてみます。
おばちゃまは日本語で読破して、大好きなシリーズです。そうか、あれの原書がもう読めるかもしれないんだ。♪思えばとーくへ来たもーんだー、ですね(何歳だ?)。おばちゃまもだけど、よく出てくる人たちが好きです。CIAのコンビとか、派遣先でよく会う彼とか。
それから、殺人事件は起きないという村の学校も良さそうですね。
日本語で好きだった本が読めるかもというのは、時々忘れちゃうんですよね。まだ、読めると思っていない本が多くて。でも、YLを考えると、結構読めそうなので、まだ慣れていないんでしょうね。
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2205. Re: 優しい本を知りませんか--横レス失礼します
お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/4/17(13:27)
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カイさん、柊さん こんにちは。 まりあ@SSSです。
〉お気楽楽しい本。というイメージでお勧めをご紹介します。
〉全部YL7〜8ぐらいかも?よく分からない〜
〉もってるんですけど、まだ英語で読んでないんですよね〜
〉(それを薦めるな!!!でも日本語で読んでるんですよ)
〉●おばちゃまスパイシリーズ
〉The Unexpected Mrs Pollifax (←これが第一作)
〉Dorothy Gilman (著)
〉孫が3人いるミセス・ポリファックスおばちゃまがナントCIAに志願した!
私が青春時代だった頃の本。東西冷戦時代で、CIAも
たくさんのスパイを抱えて華やかだった頃のお話。
〉マスマーケット版は字がやたらと小さいのが難(涙)です。
昔のマスマーケットは本当に字が小さかったですね。
刷を重ねたものだと字が潰れているし..
〉●クッキング・ママシリーズ
〉Catering to Nobody (マスマーケット)
〉Diane Mott Davidson (著)
〉高級リゾート、アスペン。でもゴルディは優雅な生活とは縁がない。離婚後ケータリング業を始めた彼女は今日も息子の元担任で自殺したローラの葬儀の料理で大忙し。
〉Goldy Bear Culinary Mysteryシリーズの第1巻。
〉たくましく生きていくゴルディが良いのです。暗い気分になってもおかしくない所で「負けるもんか!」となる所が◎。
〉おいしい料理がたくさん載っているのも私にとってはお勧めどころです。
コージーミステリの人気度ってまさに翻訳の上手下手にかかって
いると思う。
中でもこのクッキング・ママシリーズは、固有名詞を日本語に
したら、日本人の作品かと間違えそうな位自然な日本語になって
いて、読みやすいですね。
人間関係は結構ドロドロ系と思うけど。どして別れた夫と同じ
町に住み続けるの?どしてこの男、こんなに暴力的で医者として
やっていけてるの?とか...
〉●シャンディ教授シリーズ
〉Rest You Merry (Peter Shandy Mysteries)
〉Charlotte MacLeod (著)
〉今年もまたバラクラヴァにクリスマスがやってきた。ふだん静かな田舎町も、このときばかりは華やかなイルミネーションに彩られ、観光客の大群に席巻される。そのあまりの騒々しさに業を煮やしたシャンディ教授、こん畜生とばかりに必殺の妨害工作を試みたが……。
これの原作が絶版なのが何とも残念。Amazon.comで1セントで
たくさん出ているから、送料9.6$奮発して買ってしまったけど..
この翻訳はあまり感心しない。シャンディ夫人の言葉遣いが
大昔の映画のセリフみたいで。原作ではもっと普通に話して
います。
バラクラヴァ大学が傑作! おつむはまあどうでもいい、ひたすら
体力と勤勉さを養う。学長は経営手腕抜群で研究費はたっぷり。
それに惹かれて結構優秀な教授がいる。
学生は学食で働いたり、クリスマスイルミネーションの観光客
相手に商売したり、構内ですれ違う教授達の雑用を引き受けて
チップを稼いだり、学費は自分で稼げるシステム。
卒業生の結束は堅く、起業資金も借りられて、勤勉である限り
一生は保証される...という、アメリカ人と日本人なら理想の
大学といいそうな大学。アカデミズムが大学の神髄と信じる
イギリス人やフランス人なら ふん! でしょうけど...
地味にユーモラスなシャンディ教授もいいし(土屋賢二タイプかも)、
とにかく面白い。
〉●ミス・マープルシリーズ
〉Murder at the Vicarage (Miss Marple Mysteries) (マスマーケット)
〉Agatha Christie (著)
〉閑静な小村セント・メアリ・ミード村で殺人事件が発生。せんさく好きの老嬢ミス・マープルが深い洞察力で真相に迫る長篇初登場作。
〉ミス・マープルの「能ある鷹は爪を隠す」という雰囲気が好きなんです。
〉何も知らない普通のおばあちゃんよ。という態度でいろいろ洞察していってしまうんだからすごい。
〉Agatha Christie の他のシリーズより、ほんわか度高しです。
〉でも上で紹介したシリーズに比べれば、少し重いかしら?
イギリスものはやっぱりシブイところがあって、大人の雰囲気が
ありますね〜
う〜ん、優しい本というご要望にぜんぜん応えておりませんね。
私ってあんまり優しい本を読んでいないのかも...
「このミステリ、誰か死ぬまで長いんだよね〜」とか文句を
言いたくなるタチでして;;(^ ^);; < <しゅたたたっ
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2206. Re: 優しい本を知りませんか--横レス失礼します
お名前: カイ http://takuton.jugem.jp/
投稿日: 2007/4/18(20:12)
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まりあさん 柊さん こんにちは カイです。
まりあさん 詳しい本のご紹介ありがとうございます!
まりあさんの文章を読んでいると、ありありと本を読んだ後の爽快感が思い出されました。
そして大ショック!
〉〉●シャンディ教授シリーズ
〉〉Rest You Merry (Peter Shandy Mysteries)
〉〉Charlotte MacLeod (著)
〉〉今年もまたバラクラヴァにクリスマスがやってきた。ふだん静かな田舎町も、このときばかりは華やかなイルミネーションに彩られ、観光客の大群に席巻される。そのあまりの騒々しさに業を煮やしたシャンディ教授、こん畜生とばかりに必殺の妨害工作を試みたが……。
〉 これの原作が絶版なのが何とも残念。Amazon.comで1セントで
〉 たくさん出ているから、送料9.6$奮発して買ってしまったけど..
絶版なんですか...
amazon.co.jpで売ってないなぁ。嫌な予感がするなぁ。と思いつつ、
私の手元にある第一作本を眺め「いやいや、私は買えたんだし(300万語ぐらいの時に買ったのです)」
と自分を納得させてレスを書いたのでした。
うーん うーん 今のうちに.comで他を買うか悩みます。
でも今買っても当分(下手したら数年!)読めないしなぁ。未読本がすごい事になってます。
あと数年は本買わなくていいような気がしつつ、ちょびちょび買っちゃうんですよねぇ。
〉 バラクラヴァ大学が傑作! おつむはまあどうでもいい、ひたすら
〉 体力と勤勉さを養う。学長は経営手腕抜群で研究費はたっぷり。
〉 それに惹かれて結構優秀な教授がいる。
〉 学生は学食で働いたり、クリスマスイルミネーションの観光客
〉 相手に商売したり、構内ですれ違う教授達の雑用を引き受けて
〉 チップを稼いだり、学費は自分で稼げるシステム。
〉 卒業生の結束は堅く、起業資金も借りられて、勤勉である限り
〉 一生は保証される...という、アメリカ人と日本人なら理想の
〉 大学といいそうな大学。アカデミズムが大学の神髄と信じる
〉 イギリス人やフランス人なら ふん! でしょうけど...
〉 地味にユーモラスなシャンディ教授もいいし(土屋賢二タイプかも)、
〉 とにかく面白い。
私はここの学長さんのファンです(笑)
いつまでもいつまでも、岩のようにそびえていてほしい。
では!