[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/23(23:43)]
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2058. Re: Black Cat Publishing
お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/11(15:36)
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Ryotasanさん、こんにちは。
〉Black Cat の Shakespeare を何冊も読んで自信がついたら、杏樹さんが2049で挙げている Lamb の Tales from Shakespeare が次の目標として良いでしょうね。(いきなり Lamb に至ると言うより目標です。そのまえに準備として、19世紀の児童文学には慣れておいた方が良いです。Hawthorne の The Wonder book あたりが良いでしょう。)
Black Cat、良さそうですね。
それとHawthorne の The Wonder bookというのが見つからないのですが、
どうやって調べたらよいでしょうか?何度もすみません。
それにしても、Ryotasanすごい博識でいらっしゃいますね。
Timeの記事ってなんだろうと思って、Ryotasanの過去記事もいろいろ見せていただきました。
そうしたら、私が最初にSaroyanを読んだきっかけが、
RyotasanのNEOさんへのお薦めを見たからだったと気がつきました!
このスレッドでもいろいろ教えていただいたし、二重にありがとうございます〜!!
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2064. Re: Black Cat Publishing
お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/1/12(15:29)
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すけさやママさんの質問にお答えします。
〉Black Cat、良さそうですね。
〉それとHawthorne の The Wonder bookというのが見つからないのですが、
〉どうやって調べたらよいでしょうか?何度もすみません。
すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。
19世紀米国のロマンス作家 Nathaniel Hawthorne がギリシャ神話を子ども向けに脚色・翻案した本です。古典的な文章に慣れる準備に良いです。英文学を読むときに役立つギリシャ古典の知識も得られます。できればご自身で音読するか、上手な人の音読を聴くと、なお良いです。(ただし、物語と物語のあいだに繰り広げられる、語り手の大学生と子どもたちの対話は今ひとつなので、とばしても結構です。)
〉それにしても、Ryotasanすごい博識でいらっしゃいますね。
〉Timeの記事ってなんだろうと思って、Ryotasanの過去記事もいろいろ見せていただきました。
何十年も多読をしていれば誰でも知識は増えると思います。世の中には努力して達成できないこともあるし、楽しんで気長に続ければ達成できることもあります。僕のばあいは後者です。でも、知らないことは知らないと正直に言えるよう努力したいです。
〉そうしたら、私が最初にSaroyanを読んだきっかけが、
〉RyotasanのNEOさんへのお薦めを見たからだったと気がつきました!
〉このスレッドでもいろいろ教えていただいたし、二重にありがとうございます〜!!
一方通行の伝達ではなく、読書もコミュニケーションなんですね。
Have a good time.
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お名前: すけさやママ
投稿日: 2007/1/12(21:59)
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Ryotasanさん、こんばんは。
〉すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。
Scarlet LetterのHawthorneですね。
(学生時代にBlithedale Romanceの講義を受けた記憶が・・・)
こんな作品も書いてたんですね!興味深いです。
お手間をとらせて申し訳ありませんでした。
(ちゃんと自分で調べられなくてお恥ずかしいです・・・^^;)
ありがとうございました〜
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すけさやママさん、おはようございます。
〉〉すみません。The Wonder Book という題名でも出版されているんですが、正確な題名は、A Wonder Book もしくは A Wonder Book for Girls and Boys です。
〉Scarlet LetterのHawthorneですね。
〉(学生時代にBlithedale Romanceの講義を受けた記憶が・・・)
〉こんな作品も書いてたんですね!興味深いです。
そうです。代表作の The Scarlet Letter も、エマソンたちが参加していた実験農場での体験をもとにした The Blithedale Romance も僕は傑作だと思いますが、読書経験が相当に豊富な人でないと面白くは読めないと思います。内容も文章も、Hamletなみに難しいし、Shakespeareよりも大人の心理が重視されていると思います。
いきなり最高峰、というやりかたが文学の授業ではしばしば行なわれます。頻繁に上演される戯曲なら劇場やビデオで鑑賞できるからそれが入り口にもなり得ますが、読者への道案内としては不親切ですね。
ちなみに Wonder Book は Henry James が子どもの時に愛読したそうです。内容はファンタジーです。怪物の描写や、ペガサスの飛ぶ場面などが素晴らしいです。