[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/24(13:56)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2006/7/16(00:25)
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たかぽんさん、こんばんは。
つい歌いそうになりました。
〉6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
〉午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
〉日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
〉「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
〉その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。
すごーい、ますますおもしろーい。
〉〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?
〉完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
〉ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??
ウィーンのユダヤ人ですか。英語読みでゴンブリッチ。ふむふむ。
〉世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
〉西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
〉文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
〉いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
〉日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
〉という姿勢につらぬかれた本ですね。
〉(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)
当事者のの迫力、ってますますおもしろそー。
たかぽんは今までどんな世界史の本を読んできたのでしょう。
「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。
〉〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。
〉おぉ。
〉akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
〉少しでも近づくべく精進いたします!
でもロマンス本だし…。
また面白い本を見つけたら教えてください。
そして世界史クラブで紹介している本も読んでみてください。
Happy Reading!
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お名前: ako
投稿日: 2006/7/16(02:58)
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杏樹さん、たかぽんさん、こんばんは。
このところ、どういうわけかアチコチ同時進行で…(笑)
取り急ぎの横レス、ごめんなすって。
〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。
そうです! まさにそれ! (それを別の場所で杏樹さんに書いてた途中(笑))
まさに、これ、「英語が苦手」という人で言い換えることが可能です。
英語苦手の人が、次のように思っているとしたら、どうでしょう。
「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」
世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
こういう感じだと思いますね。
かわいそうなアタシの世界史ちゃん。。。。
追伸
〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
うまい!
世界史嫌いを生む元凶となる罪深〜〜い世界史本ってのは、
まさにその形容の通りですな。
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お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/16(10:38)
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akoさん、こんにちは。たかぽんです。
〉このところ、どういうわけかアチコチ同時進行で…(笑)
〉取り急ぎの横レス、ごめんなすって。
お忙しいですねー。(笑)
なんだか呼びつけたみたいで申し訳ないです。ありがとうございます。
それにしても雑誌に手を染めるとは、もはやカタギじゃあございませんね、ダンナ。(笑)
大カルタ大会が1位なんですねぇ。なるほど。法でもって権力に制限を
加えるという発想の源になるものですからねぇ。日本でも憲法改正とか言うてますけど、
政府が憲法を決めるんじゃなくて、国民が憲法を決めて政府の権力を制限するという
根本のところがいまいち感じられないですなぁ。マグナ・カルタを思い出さねばなりませんなぁ。
〉〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。
〉そうです! まさにそれ! (それを別の場所で杏樹さんに書いてた途中(笑))
〉まさに、これ、「英語が苦手」という人で言い換えることが可能です。
〉英語苦手の人が、次のように思っているとしたら、どうでしょう。
〉「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」
〉世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
〉こういう感じだと思いますね。
〉かわいそうなアタシの世界史ちゃん。。。。
まさにその通りですね。
世界史のこと、そういうふうに思ってました。単語を暗記する科目だと。。。
まずは読んで(見て・聞いて)楽しむものなんですよね、世界史も。
あたりめぇのことなんですが、やーっとわかってきました。
アンラーンはたいへんだなぁ。。。
〉追伸
〉〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉うまい!
〉世界史嫌いを生む元凶となる罪深〜〜い世界史本ってのは、
〉まさにその形容の通りですな。
ほんとにねぇ。
そういう本も、ある程度知ってる人には、整理になって良いと思うんですけどねー。
でも、教科書がいきなりあれでは、げんなりしてしまいますわね。
もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。
それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。
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お名前: ako
投稿日: 2006/7/17(12:05)
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たかぽんのダンナ、しばらくでございやした。
〉それにしても雑誌に手を染めるとは、もはやカタギじゃあございませんね、ダンナ。(笑)
ここ、メチャメチャ、うけたー
いやはや、実のところシャバじゃぁ、まだまだMarvinやらStanleyやらZackやらといったガキどもに世話になってしのいでましてねぇ(笑)
楽しいモンですわ、幼稚園児や小学生に囲まれるってのは。
〉大カルタ大会が1位なんですねぇ。なるほど。
でかいカルタに審議中の法案を書いて、左右に分かれた議員が百人一首カルタ取り方式で決めるそうですな。うそです。
>法でもって権力に制限を
〉加えるという発想の源になるものですからねぇ。日本でも憲法改正とか言うてますけど、
〉政府が憲法を決めるんじゃなくて、国民が憲法を決めて政府の権力を制限するという
〉根本のところがいまいち感じられないですなぁ。マグナ・カルタを思い出さねばなりませんなぁ。
実にフォッサマグナですなぁ。。。(雰囲気雰囲気^^)
〉〉「英語って、単語熟語の意味調べと暗記と文法用語を使った分析ばかりだから嫌い、苦手」
〉〉世界史を苦手と思っている人の、世界史に対する誤解って、
〉〉こういう感じだと思いますね。
〉まさにその通りですね。
〉世界史のこと、そういうふうに思ってました。単語を暗記する科目だと。。。
〉まずは読んで(見て・聞いて)楽しむものなんですよね、世界史も。
〉あたりめぇのことなんですが、やーっとわかってきました。
〉アンラーンはたいへんだなぁ。。。
いや〜〜、あっしの場合はそれが英語だったんですわー、ご同輩(笑)
おかげで2年ばかり、幼児の皆さんのパシリをさせて頂きましてね、
幼稚園のトイレ掃除などしてすっかり性根を入れ換えたわけでやすが、
おかげで口のききかたまで影響うけてしまいやした(笑)
最近やっと小学校に出入りさせてもらうようになりましてね、
今度は、英語をしゃべるジャイアンのパシリみたいなモンですわ。ははははは!
〉〉〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じ
〉そういう本も、ある程度知ってる人には、整理になって良いと思うんですけどねー。
〉でも、教科書がいきなりあれでは、げんなりしてしまいますわね。
いや、もう、まったくそのとおり!
〉もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。
教科書っていう立場の本も、制約が多くて気の毒な立場ではありますなぁ。
検定に逆らうのもおまんま食い上げ覚悟でっせ。
〉それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。
いやー、まさにそこですな。
条文に書いたモンを出さないと変えられない、という。
イギリスの慣習法ってのはたいしたもんですなー。ま、それはそれでアチラさんには別の問題もあるらしいっすけどね。
(一応、イギリスでシメた(笑))
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割れへんがな。。
ako兄、おつとめご苦労さんでございやした。
ずずずいーっと、てめえ勝手に飛ばさせていただきやす。
〉実にフォッサマグナですなぁ。。。(雰囲気雰囲気^^)
恥ずかしながら、あっしはその昔、これをフォッサ「マグマ」だと思っておりやして、
あのあたりの地中ではグラグラ煮えたぎっており、いつか発作的にドカーンときて、
東西日本は別々の島になるものと信じておりやした。
〉おかげで2年ばかり、幼児の皆さんのパシリをさせて頂きましてね、
〉幼稚園のトイレ掃除などしてすっかり性根を入れ換えたわけでやすが、
〉おかげで口のききかたまで影響うけてしまいやした(笑)
〉最近やっと小学校に出入りさせてもらうようになりましてね、
〉今度は、英語をしゃべるジャイアンのパシリみたいなモンですわ。ははははは!
兄ぃはスネオですかい?
郷に入れ歯ポリで洗え。
As Romans do.
あ、ワシントンの入れ歯ネタはナルホド!でしたわ。なんか口元おかしいと思ってた。
〉〉もうちょっと面白い読み物を教科書として安く提供することはできんかなぁ。。
〉教科書っていう立場の本も、制約が多くて気の毒な立場ではありますなぁ。
〉検定に逆らうのもおまんま食い上げ覚悟でっせ。
とか言うて、「最近の教科書はカラーなのかー!」と感動して、思わず買ってしまいやした。。。
煮るなり焼くなりしてくんな、兄ぃ!
〉〉それと、わけのわからない細かーい事項を大学受験で問うことを法律で禁止せねばならんな。うむ。
〉いやー、まさにそこですな。
〉条文に書いたモンを出さないと変えられない、という。
〉イギリスの慣習法ってのはたいしたもんですなー。ま、それはそれでアチラさんには別の問題もあるらしいっすけどね。
〉(一応、イギリスでシメた(笑))
いろいろあるんでしょうねぇ。(知らないからごまかす。。)
また出入り(出入り?)のときはよろしく頼んますぜ!
ドロン!
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単なる連想です。たしか日曜の朝だったような・・・。
杏樹さんこんにちは。たかぽんです。
〉つい歌いそうになりました。
でしょー。
サウンド・オブ・ミュージックは、つい歌いそうになる歌の宝庫ですねー。
あ、CD、早くお返しせねばなりません・・・。
〉〉6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
〉〉午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
〉〉日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
〉〉「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
〉〉その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。
〉すごーい、ますますおもしろーい。
6、7章って結構な量なので、毎週6週間つきあって聞いた彼女も偉いですね・・。
でも楽しい思い出のようです。
〉〉〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?
〉〉完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
〉〉ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??
〉ウィーンのユダヤ人ですか。英語読みでゴンブリッチ。ふむふむ。
そうそう。パリのアメリカ人のようなもの。(違う!)
〉〉世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
〉〉西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
〉〉文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
〉〉いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
〉〉日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉〉人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
〉〉という姿勢につらぬかれた本ですね。
〉〉(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)
〉当事者のの迫力、ってますますおもしろそー。
〉たかぽんは今までどんな世界史の本を読んできたのでしょう。
〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。
そうですね。まったくそうだと思います。間違ったイメージを持ってます・・・。
世界史っていうと、どうしても学校で習う世界史のイメージが強くて、
出来事と年号と人名と地名をとにかく憶えるものだという・・・。
それも、英語読みだとこうだけどラテン語読みだとこうだとか・・・。
そして、いちばんわずらわしいのは、なになに○世というやつです。
「ヘンリー8世6人の妻」はさすがに憶えましたが。(笑)
学校時代から抜けきらなくて、世界史をやるとなると、どうしても
通史的なものを目指してしまいます。全部できてなんぼやと・・・。
そうすると、いきなりたくさん読めないので、選択する本が、いきおい
教科書的なものになってしまいます。そりゃ事項羅列的になりますわね・・・。
その点、このゴンブリッチの本は、通史ではありますが、
網羅的ということをハナから目指してないので、羅列的にならず、
ひとつの物語として読めるので、とっても心地よいです。
("The Story of Art"の方もそういう感じ。)
〉〉〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。
〉〉おぉ。
〉〉akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
〉〉少しでも近づくべく精進いたします!
〉でもロマンス本だし…。
〉また面白い本を見つけたら教えてください。
〉そして世界史クラブで紹介している本も読んでみてください。
はーい。
全体がなんとなく頭に入ったので、世界史クラブ本から興味あるとこ選んで
読ませていただこうと思います♪
ありがとうございます。
〉Happy Reading!
杏樹様も!