[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/25(12:03)]
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/6/3(11:39)
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春告魚さん、雫さん、こんにちは。Julie です。
1.主人公が目標にむかって頑張っている。
2.逆境なほど燃える(爆)。
3.ライバルのいじめがあるともっと燃える(爆X2)。
というあたりで連想してみました。
(こればっかり、なラインナップですみません)
●Tea with Milk(レベル2)
アメリカ生まれで帰国子女になった女性が、
旧い因習にとらわれた日本の中で自分の居場所を確立する戦い。
胸がスッとします。
Grandfather's Journey、Tree of Crane と三部作の2作目です。
●Hearland シリーズ(レベル4)
若干14歳(だっけ?)の Amy に牧場経営のすべてがのしかかります。
恋の話も出てくるのが魅力。
ライバルが金持ちで嫌みったらしいのも、燃えます!
●The Series of Unfortunate Events シリーズ(レベル5)
逆境につぐ、逆境。
大富豪から一転、不幸のどん底に落ちた3姉弟妹を描きます。
遺産狙いの悪党の魔の手から逃れ、幸せになることができるのか。
最後はハッピーエンドではない、と作者は主張しています。
ちょっとブラックユーモアで、
根性ものの皮をかぶったギャグ漫画のようなテイストです。
5巻以降は一転、ミステリーになります。
●Desert Flower(レベル6)
アフリカ出身の女性が親の決めた結婚相手が嫌で逃げ出し、
イギリスへ渡ってスーパーモデルとして成功するまで、
波乱万丈の自叙伝です。
●Memoirs of a Geisha (PGR6、PBはレベル8)
「おしん」と漫画「ガラスの仮面」を足して2で割ったような話。
貧しい漁村で生まれ祇園へ売られた少女が、一流の芸者を目指します。
借金を背負い、ライバルのいじめに耐えつつ、
「紫のバラの人」と結ばれる日はくるのでしょうか!?
色ものシーンがあるので、中高生にはお薦めしにくいです(^^;
(春告魚さん、18歳以上ですよね?)
ではでは、根性出さずに、根性もの Happy Reading♪
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Julieさんの“根性もの”の定義はすごい!まさに私が求めていた答えがそこにあったという感じです。 タイトルもGeisha以外は読んだことないものばかりです。 欧米人にはもともと根性という概念がないのでしょうか。 ジュニア小説にはいじめっ子が出てきますが、例えばEncyclopedia Brown、いつも犯人はいじめっ子ですが、主人公はとにかく清く正しい感じがします。 Marvin Redpostは時に根性のある9歳だとおもいますが、根性ものではありません。 Tea with Milkは面白そうですね。読んでみたいですね。ありがとうございます。 いつの日か“根性もの”リストを作りたいと思います。