Re: 絵本報告 その45

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/11/25(06:34)]

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1502. Re: 絵本報告 その45

お名前: はまこ
投稿日: 2006/3/28(16:30)

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アトムさん、こんにちはー。はまこです。
(ふー、間に合った。←今月末からしばらくパソが使えないから、
レスが書けなくなっちゃうよ〜〜〜、とあせってたの)

今回のアトムさんの報告を読んでいてね、じわじわじわっと感動して、
いろいろと考えさせてもらえたから、ぜひお礼を言いたくって。ありがとう。

日本にいてね、母語ではない英語の絵本を手にする機会があるって、
ありがたいなぁ、素晴らしいなぁ、と思ったの。
うちの近所(車で2〜30分)の図書館には英語の絵本は数冊しかないけど、
それでも本屋さんで目にする機会があったり、
アマゾンなどのネットで買うことはできるのよね。
私は基本的には購入派。お金との相談があるから、少しづつになるけど。
アトムさんの絵本報告がすでに45回目でしょ(すごい!)

母語、外国語に限らず、子どもが絵本を読める、という少なくとも
私にとっては当たり前の機会に恵まれていない、という環境にいる
人たちって多いよね。日本でもそうだったでしょ。

多読を始めて、「英語の絵本が読めるようになった♪」「英語の絵本って楽しい♪」
ということばかりに目が行ってたけど、「英語の絵本(本)を手にする機会に
恵まれている」ということ自体がありがたいんだなぁ、と報告を読みながらしみじみ。
・・・大抵の人はきっととっくに、そんなことには気が付いてるよね・・・

そう思うようになったきっかけは、少し前に読んだ
[url:http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031088952&Action_id=121&Sza_id=C0]
があったからなんだけど(買ったのはアマゾンだけど、画像がなかったの)

IBBYの創設のきっかけになった話があるんだけどね、(宮内庁のHPより)

 57年前,第二次大戦の終わったその年,後にIBBYの創設者となるイエラ・レップマンは,戦後ドイツの疲弊した社会で生きる子どもたちに,本を見せたいという抑えがたい願いを抱きました。子どもの知性と想像力に働きかけ,子どもの心をふるい立たせるために,今,自由世界で子どもたちの読んでいる本を送ってほしい,できれば絵本や挿絵のある本を,というレップマンの要望は,やがて世界に発信され,20カ国から約800冊の本となって彼女の手許に返ってきました。 
 この度再版されたレップマンの著作「子どもの本は世界の架け橋」によると,これらの本は,ドイツの各都市を巡り,百万人を超える子どもや大人の手にとられ,ある時は子どもたちの胸に抱きしめられ,その出発の地に戻って来ています。多くがページの端は折れ,やぶれ,これ以上に素晴らしい本はないのだ,とレップマンが言った,ボロボロになるまで読まれた本となって。
 困難の中で生き延びようとしている子どもたちが,どうかその心の支えとなる本に巡り会ってほしい,という願いは,かつて自分自身子どもとして本から恩恵を受けた多くの大人たちの願いであり,この恐らくは世界に共通する願いが,50数年前,レップマンの叫びに呼応し,戦後のドイツの子どもたちに本との出会いを作ったのでしょう。このレップマンの願いを継承し,IBBYは50年にわたり,世界の各地で子どもと本をつなぐ仕事を続けてきました。

宮内庁のHPで、日本語の方を貼っておくから、よかったら読んでみてね。
[url:http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/50ibby.html]
[url:ttp://www.kunaicho.go.jp/okotoba/26ibby.html]

下の方は、ニューデリー大会の基調講演のものなんだけど、冒頭部分を
2年ぐらい前だったかなぁ、テレビで10数秒ぐらいお聞きしたような気がするの。
スピーチをしている美智子様の発音がね、少し日本語訛りなんだけど、リズムが素晴らしかったの!
その時、「あぁ、私もこんなにきれいで、聞いていて心地のいいリズムで
話せるようになりたい!」といたく感動したの。ほんとに短い時間だったけど、
強烈なインパクトがあったなぁ。もう一度聴きたい。。
いえ、拝聴したいなぁ。。
とと、余談でした。

アトムさんの報告を読んでいて、改めていろいろと考えたの。
考えた内容は省略。えへ。
とにかくほんとうに、ありがとう。
 
 
〉■ 近況報告■
〉ドイツ語を読むのが楽しいです。
〉このところ、1冊につき1〜2個ぐらい、新たに「ああ、そうなの!」わかる単語がでてきました。
〉※ 蓄積はまだまだ微々ですが

アトムさんのことだから、絵を見て、単語を見ると、音がわからなくても
意味はわかる、という魔法を使って楽しんでるんだろうなぁ(笑)

〉今回も量が多くてすみません。
〉そろそろ桜ですねー。
〉ではでは、Happy Reading

私もいっぱい書いちゃった。
ありがとうね。
ではでは、Happy Reading!


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1506. はまこさん、ありがとうございます(Re: 絵本報告 その45)

お名前: アトム http://abookstop.blog8.fc2.com/
投稿日: 2006/3/28(20:45)

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はまこさん、こんばんは!

〉(ふー、間に合った。←今月末からしばらくパソが使えないから、
〉レスが書けなくなっちゃうよ〜〜〜、とあせってたの)

パソコンが使えなくなる前にお返事しないと!(笑)

〉今回のアトムさんの報告を読んでいてね、じわじわじわっと感動して、
〉いろいろと考えさせてもらえたから、ぜひお礼を言いたくって。ありがとう。

え、え、え、ここを読んで焦りました。なんだろう、緊張します。
私の考え無しな文章で申し訳ないっ お礼なんてしないでっ
 

〉日本にいてね、母語ではない英語の絵本を手にする機会があるって、
〉ありがたいなぁ、素晴らしいなぁ、と思ったの。
〉母語、外国語に限らず、子どもが絵本を読める、という少なくとも
〉私にとっては当たり前の機会に恵まれていない、という環境にいる
〉人たちって多いよね。日本でもそうだったでしょ。
〉多読を始めて、「英語の絵本が読めるようになった♪」「英語の絵本って楽しい♪」
〉ということばかりに目が行ってたけど、「英語の絵本(本)を手にする機会に
〉恵まれている」ということ自体がありがたいんだなぁ、と報告を読みながらしみじみ。
〉・・・大抵の人はきっととっくに、そんなことには気が付いてるよね・・・

ううん、私、そういうことに思いを巡らせた事が無かったです。
そういわれると、そう。当たり前みたいに思っていたけれど、恵まれたことですね。
(カットしてしまいましたが)貼ってくださったリンク先を読ませていただきました。
心に沁み、そして突き動かされる感じがしました。
はまこさん、ありがとう。

〉下の方は、ニューデリー大会の基調講演のものなんだけど、冒頭部分を
〉2年ぐらい前だったかなぁ、テレビで10数秒ぐらいお聞きしたような気がするの。
〉スピーチをしている美智子様の発音がね、少し日本語訛りなんだけど、リズムが素晴らしかったの!
〉その時、「あぁ、私もこんなにきれいで、聞いていて心地のいいリズムで
〉話せるようになりたい!」といたく感動したの。ほんとに短い時間だったけど、
〉強烈なインパクトがあったなぁ。もう一度聴きたい。。
〉いえ、拝聴したいなぁ。。
〉とと、余談でした。

ここらへんが、はまこさんらしい♪

〉アトムさんの報告を読んでいて、改めていろいろと考えたの。
〉考えた内容は省略。えへ。
〉とにかくほんとうに、ありがとう。

お礼を云うのは私です。
私も一つ深くなれたような気がしました。
はまこさん、ありがとうございました。
 
〉 
〉〉■ 近況報告■
〉〉ドイツ語を読むのが楽しいです。
〉〉このところ、1冊につき1〜2個ぐらい、新たに「ああ、そうなの!」わかる単語がでてきました。
〉〉※ 蓄積はまだまだ微々ですが

〉アトムさんのことだから、絵を見て、単語を見ると、音がわからなくても
〉意味はわかる、という魔法を使って楽しんでるんだろうなぁ(笑)

確かに正確な音は知らないまま、我流というか力ずくで読んで(脳内音読して)います。
そのやり方は実際音を出そうとするときに邪魔になるんじゃないかなー、という恐れをいだきながら(笑)
子供って音から言葉を覚えるじゃないですか、
だから意味は解らなくても音は聞いていたいなー、と思っているんですけれど。
私には、はまこさんの音に対する感覚が魔法(笑)

※でもね、幼稚園児が読むような絵本はね、初心者には難しい、実際のところ(爆)
 赤ちゃんが読むような絵本じゃないと、無理〜。

〉私もいっぱい書いちゃった。
〉ありがとうね。
〉ではでは、Happy Reading!

こちらこそありがとうございました!


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