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お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/1/26(00:54)
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芝沖さん、ひさしぶりです!
大物PBばかり読んでいくとはまた豪快な!!
〉ところがまさにその時期、その自信を粉々にうち砕く様な出来事が起こりまして、「ひょっとして今までやってきたことはまるで無意味だったのでは?」と云う疑念が生じたのです。急速に「やる気」が減退し、つまりこれが「最大の危機」だったわけですが(笑)、辛うじて中断するに至らなかったのは、生来の活字中毒的気質のおかげでした。
〉とは云えそれ以来、本の選び方・読み方が変わりました。以降は純粋に楽しめるもののみを手にするようになりました。
その「最大の危機」がなんだったのか?
そして抜け出られたのはどうしてなのか?
ぜひ聞きたいですねえ。ぜひ!
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ポロンさん、始めまして!レスありがとうございました。
>どんな学習法にせよ、「疑念」が最大の敵ではないかと思います。
本当にそうですね!芝沖も今まで何度も「疑念」→「諦念」→「挫折」のフルコースを繰り返してきました(特に英語で・・・(笑))。「あの頃、もう少し粘っていれば、今頃はもっと違った人生を歩んでいたかも・・・」なんて思うこともしばしばですが、今さら過去を振り返ってもしょうがない(笑)!?
>マイケル・クライトンの感想、また教えてください!
やっぱり芝沖はまだまだ「本物」にはほど遠いらしく、70ページ迄来ましたが「解らない単語」を「飛ばしまくり」です(笑)。辛うじて筋がつながっているだけ・・・(悲)。ただ、確か以前翻訳でジュラシックパークなどを読んだときも最初はやたら小難しい言葉が並んでたけど、真ん中位から俄然面白くなった記憶があるので、もうちょっと頑張ってみようかと思ってます。
酒井先生、
〉芝沖さん、ひさしぶりです!
覚えていて下さったんですね!感激です。
〉その「最大の危機」がなんだったのか?
いえ、本当に出来事そのものは大したことなくて申し訳ないのです(笑)が、要は「たまたま手に取った英字新聞が殆ど読めなかった」と、つまりそれだけのことなんです(笑)。ただその頃は「自分は英語が読めるようになった!」と云う思いこみで一杯だったのでショックでした。で、「これじゃあ多読を始める前と変わらないじゃないか」→「この3ヶ月余りはまるで無意味だったんじゃないか」→「じゃ、これ以上続けてもしょうがないか」と云う、芝沖お得意のネガティブ三段論法(?)で、急速にやる気が失せたという訳です。
今、冷静に考えてみれば、普段「妖精」だの「魔法」だの、或いは「絞殺」だの「刺殺」だの、と云った言葉(つまりファンタジーやミステリー系)にしか馴染んでいなかったのに、いきなり「政治」「経済」用語満載の新聞を読んでも解らないのは当然なのですが、その頃はそこまで考えが及びませんでした(笑)。
〉そして抜け出られたのはどうしてなのか?
〉ぜひ聞きたいですねえ。ぜひ!
いえ、これも「抜け出られた」などと云う褒められたものではなくて、単に「通過」しただけなんです(笑)。ただ、もし酒井先生の提唱される学習法が、何か特定のテキストなりテープなりの教材を使用するものであったとしたら、間違いなく脱落していたと思いますが(笑)。
つまり芝沖は活字中毒でありまして、多読を始める以前から通勤鞄の中には文庫、新書や単行本が絶えず2〜3冊入っていないと落ち着かなかったのです。で、多読を初めてからは、それらを全てGRや子供向けPBに置き換えていたのですが、「例の件」以来、再び日本語の本を詰め込みました。ただ、1冊だけ黄ばんだAnimal Farmだけは(薄かったこともあり)入れておいたのです。結果としてこれが、芝沖を多読につなぎ止めてくれました。
昔、読みたくて買ったけど挫折したAnimal Farm。本棚から取り出して開いてみると、なんか読めそうだったので取り敢えず鞄に入れて、その後読んでみたら・・・面白かった!これが読めなかったら(或いはつまんなかったら)、やっぱり止めてたかもしれませんね(笑)。
という訳で、余り参考にはならない事例かも知れませんが、取り敢えずご報告まで。