[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(08:35)]
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お名前: jun http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/
投稿日: 2002/12/4(23:30)
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はじめまして。
英語および英会話コンプレックス?十年の55歳、junともうします。
50歳をこえたころ、このままではいかんと一念発起。井上一馬さんの本に刺激され、英会話の教本とCDを買い込んでくるも、3月くらいで中級のはじめで挫折。
今年に入り、向山さんの本に刺激されて、Three Investigators, Amimorphs, Great Brain, Narnia などを数冊づつ読むが、2月ほどで、推薦書のひとつ「Where the red fern grows 」をなんだか面白くないなあと思いながら無理無理読んでいくうちにいつのまにか挫折。(面白くない本はすぐやめるというのが大事なんですね(^^))
このたび、「快読100万語」を読ませていただき、三度目の正直なるか?、ということで、11月12日より挑戦?を開始、本日で計算間違いでなければ、50万語をこえたように思いますので、中間報告をさせていただきます。
GR、レベル1:10冊、2:14冊、3:11冊、4:1冊、いづれもOxford とCambridge が半々です。あとpuffinの薄いのが一冊、Magic tree house が2冊、ダールが8冊、ダレン・シャンが2冊です。
感想です。
Graded readersは、今一つ面白くないなあという気がします(^^)。
面白くないというのは正確でなくて、この話どうなるのかなあ、と思って頁を繰っていきますから面白いんですが、終わったあとに読書をしたという充実感が残るようなものは多くないように思います。(比較的印象が強かったのが、Ireland, Jojo's story, Two lives など)
その点、ダールにしても、シャンにしても圧倒的に強い読後感が残るように思います。マジックツリーハウスでさえ、あの兄妹の印象が残りますし。
かんがえてみると、ダールもシャンもマジックツリーも児童書なんですね。限られた語数と限られた頁数では児童向きの本のほうが書きやすくて、大人向きの本を書くのは難しいのかな?なんて思っています。
それで、後半はGR以外のものを読むことが多くなりましたが、50万語突破に読んだ「Charlie and the Great Grass Elevator 」は今の読書力では厳しい感じで、もう少しレベル3,4で足慣らしをしなくてはいけないと思っています。
そのためにも自分が興味を持てる作家・作品を見つけることがとても重要なのだなと思っています。
効果のほどはまだ全然わかりませんが、向山さんの本を読んだあとの多読はラフな計算ですが、50万語くらいかと思います。それに2ケ月かかっています。今回は25日くらいで50万語ですから、倍のスピードになっている(^^)? 難易度が全然違いますが。
今の感じでは100万語まではいけるかなと思いますので、もし突破したら、読書リストなどはその報告時に添付しようかなと思います。
熱しやすく冷めやすいのが欠点で、今のペースは速すぎるなあと自分でも思うのですが、どうも100万語という人参が目の前にぶらさがっていると、ついつい(^^)。
最後に一つ、変なことを。
ダールの「おばけ桃」とハリポタは何か関係がありますか?
主人公の James Henry Trotter と Harry Potter って名前がどうも偶然にしては似すぎているような気がして・・・。そう考えると主人公がともに男の子で、両親(二人の叔母)に虐待されて悲惨な暮らしをさせられているのを魔法の力で逆転するという構成も似ているし。
James and the Giant Peach というタイトルと Harry Potter and the Philosopher's stone というタイトルも、両方とも<主人公の名前>and<その物語の鍵となる名詞>という構成だし。
考えすぎかもしれませんが・・・。
これからもよろしくお願いします。
jun
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お名前: 酒井 邦秀
投稿日: 2002/12/5(00:13)
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junさん、はじめまして!
SSSの酒井です。
〉 このたび、「快読100万語」を読ませていただき、三度目の正直なるか?、ということで、11月12日より挑戦?を開始、本日で計算間違いでなければ、50万語をこえたように思いますので、中間報告をさせていただきます。
そりゃまた、めちゃくちゃ早い!
TORAさんと張り合う人があらわれた!?
〉 その点、ダールにしても、シャンにしても圧倒的に強い読後感が残るように思います。マジックツリーハウスでさえ、あの兄妹の印象が残りますし。
こういう視点ははじめて聞きました。納得です。
〉 最後に一つ、変なことを。
〉 ダールの「おばけ桃」とハリポタは何か関係がありますか?
〉 主人公の James Henry Trotter と Harry Potter って名前がどうも偶然にしては似すぎているような気がして・・・。そう考えると主人公がともに男の子で、両親(二人の叔母)に虐待されて悲惨な暮らしをさせられているのを魔法の力で逆転するという構成も似ているし。
〉 James and the Giant Peach というタイトルと Harry Potter and the Philosopher's stone というタイトルも、両方とも<主人公の名前>and<その物語の鍵となる名詞>という構成だし。
〉 考えすぎかもしれませんが・・・。
これもおもしろいですねえ
ただしぼくはこう思います。
二人の状況が似ているのはイギリスという社会のせいではないかな?
つまり悲惨な毎日(悲惨にしているのはたいてい大人)を魔法や
超能力で打ち負かすというのは、最近のイギリス児童文学の
特徴だと思います。
タイトルもたしかに似ています。けれども人名and名詞という
タイトルはほかにもたくさんあります。すぐには思い出せないけど・・・
思い出せないんじゃ、説得力ないですねえ。思い出したら
投稿します。
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お名前: jun http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/
投稿日: 2002/12/5(01:03)
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酒井先生、早速ありがとうございます。
〉二人の状況が似ているのはイギリスという社会のせいではないかな?
〉つまり悲惨な毎日(悲惨にしているのはたいてい大人)を魔法や
〉超能力で打ち負かすというのは、最近のイギリス児童文学の
〉特徴だと思います。
ダールもイギリス人なんですね。なんとなくアメリカ人と勘違いしてました。
それで「ガラスのエレベーター」のアメリカ大統領の悪意ある描き方が納得できました。もう馬鹿にしきってますものね。アメリカ人がこれやっちゃまずいんじゃないかななんて思ってました。
これはダールの政治嫌いなのかな、なんて思っていたのですが、
アメリカ嫌いだったんだ(^^)。
ダールって結構人種的偏見があるひとではないでしょうか? なんとなくそんな気がします。
〉タイトルもたしかに似ています。けれども人名and名詞という
〉タイトルはほかにもたくさんあります。すぐには思い出せないけど・・・
〉思い出せないんじゃ、説得力ないですねえ。思い出したら
〉投稿します。
ダールには多いですね。「チャーリーとチョコレート工場」とか。
jun
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お名前: げんこつ
投稿日: 2002/12/6(17:33)
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50万語通過、おめでとうございます。
はじめまして、Junさん、げんこつ(70万語)と申します。
JunさんのHPも見させてもらいましたが、それにしても凄い読書量ですね。
〉 英語および英会話コンプレックス?十年の55歳、junともうします。
〉 50歳をこえたころ、このままではいかんと一念発起。
僕もそうです。英語と簿記が苦手で仕事の上で、これらが登場すると
もう血の気が引く思いを何度もしておりました。
2年位前からTOEIC中心の英語学校へ通い始めてTOEICの成績は
それなりに伸びたのですが、テクニックと反復学習中心の試験勉強に
嫌気がさして、多読を始めました。
これまで漠然と英語が苦手であったものが、少なくても少々厚さのPB
だったら読めるという事実が苦手意識を少なからず氷解させている
様にも感じられてきております。
コンプレックスからなんて言わずに、楽しいく続けましょうよ。
〉 感想です。
〉 Graded readersは、今一つ面白くないなあという気がします(^^)。
僕はそれなりに面白ですが、児童書を読むとそちらの方が面白く感じられました。
たぶん、GRは上品な表現、内容が多いからかなとも思ったりもします。
DahlもAnimorpsもDarrenShanも下品なところが自分には鮮烈です。
クモを食べたり、ミミズを食べたり。
GRも自分の世代を象徴しているのでしょうか? 貧乏とか空腹とかの
設定がされている物語(たとえば、ディケンズ)は楽しく読める。
また、感想を聞かせてくださいね。
それでは、Happy Reading!
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お名前: jun http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/
投稿日: 2002/12/7(00:24)
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げんこつさんどうも。
〉JunさんのHPも見させてもらいましたが、それにしても凄い読書量ですね。
本読むのは好きですね。というかそれしか趣味がない(^^)。
〉 これまで漠然と英語が苦手であったものが、少なくても少々厚さのPB
〉だったら読めるという事実が苦手意識を少なからず氷解させている
〉様にも感じられてきております。
〉 コンプレックスからなんて言わずに、楽しいく続けましょうよ。
わたくしの友人で、道を歩いていて英語を話している外人とすれ違うと、今の人イギリスのかなり階級が上の人だね、なんていうのがいるんですよ。こちらは英語を話しているなということしかわからないのに。何で英語と米語の違いなんていうのがわかるのだろう?
やはりコンプレックスだなあ(^^)。
〉〉 感想です。
〉〉 Graded readersは、今一つ面白くないなあという気がします(^^)。
〉 僕はそれなりに面白ですが、児童書を読むとそちらの方が面白く感じられました。
〉たぶん、GRは上品な表現、内容が多いからかなとも思ったりもします。
〉DahlもAnimorpsもDarrenShanも下品なところが自分には鮮烈です。
〉クモを食べたり、ミミズを食べたり。
ぼくは単純に作者の力量の問題ではないかと思います。児童書はその分野で名をなした一流のひとが書いています。GRは多分大学の創作コースかなんかを出て作家を目指したがその分野では芽がでなかったひとが書いているのではないかなあと思いますが違いますかね?
DahlもAnimorpsもDarrenShanも書くべき何かがあって書いているのだと思います。GRはそういう何かがないんですね。読者の興味を物語でつないでいくということだけだと思います。そして、その力量としては相当なものがあると思います。だからかえって読後感が殺伐としてくるのではないでしょうか?
GRは日本のミステリなどの分野の作家志望のひとが読むと非常に勉強になるのではないかと思います。物語の骨格の作り方とか伏線のはりかたとか、読者の興味をつないでいくやりかたを勉強するには最良ではないでしょうか?
Three Invstigators なんかは書くべき何かがあるかというと問題かも知れませんが、子供相手だと大人のミステリでは使えない手が使えるということで非常に楽しんで書いているのが読んでいてもわかりますよね。
やっぱり書く人が楽しんで書いているかじゃないでしょうか? DahlもAnimorpsもDarrenShan楽しんで書いていると思います。ハリー・ポッターも。身過ぎ世過ぎで書いているのではないというのが大事ではないでしょうか?
これからもよろしく。
jun