[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(07:25)]
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お名前: yuki
投稿日: 2002/12/2(22:48)
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みやびさん、職人さん、ASUKAさん、早々のご丁寧な返事をありがとうございます。特に職人さんの返答には感銘を受けました。しかし、それ以上に感服したのは難しい内容をこんなにわかりやすく書ける「職人さんの文章表現力」です。本当に文章がお上手ですね。うらやましいです。読書を楽しむ上でこの種の国語の実力はあると圧倒的に有利ですよね。
それにしても職人さんは会社でかなり忙しいポジションについておられるとお見受けしましたが、よく半年で100万語を達成する時間がとれるものですね。疲れたときにもかなりのファイトを持って立ち向かわれたのですか?そのあたりの時間のマネジメント方法もよろしければ教えてください。
私も継続は力なりを信じてこれからもSSSを続けるつもりです。きれいな表紙に惹かれてふと手に取った洋書がそのまま楽しめるような夢のような日が来ることを夢見つつ・・・
PS:他の方の体験談・ゲキなど是非聞きたいです。よろしくお願いいたします。
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yukiさんへ
皆さんがいっぱいレスを付けていますが、もう1回だけ。
yukiさんは楽しんで読書をされていますか?
楽しんでない人、楽しめない人、楽しもうとしない人、何て言ったら言いのだろう。
そういう人に大勢が集まって”楽しもうよ”と強要してもナンセンスです。
どうしてみんな、「楽しく読んでますか?」と聞くのか分かられますか?
答えは簡単です。楽しくなければ続かないからです。
誤解を恐れずに言えば、この多読法は革新的でも、唯一無二で究極のものではないと思います。
たくさん読め、なんて事は学生時代に何度でも言われる事です。
ただ違うのは、どう読むかを明確に打ち出しているのだと思います。
辞書は使わない。
日本語に訳さない。
分からなかったら飛ばすし、つまらなかったら読むのを止めるのです。
これを実践しましょうって事です。
これだって、杓子定規にみんな受取ってやっている訳ではないと思います。
どうしても辞書をひきたい人もいます。
つまらなくても最後まで読みきらないと気が済まないって人もいます。
分速を計るのが苦手と言う人もいます。
読書記録を取るのがめんどくさいと言う人だっています。
レベル0が嫌いな人、GRがダメな人。物語が嫌いな人もいます。
多くの人がこの掲示板で相談を持ち掛け、先生や仲間からアドバイスをもらいながら、自分が快適に楽しく読書できるように工夫しています。
努力やガッツでなくて、工夫です。
こうやって工夫を重ねるのは、どうしたら自分は楽しく読めるかなってことを前向きに考えているからだと思います。
読むのも毎日ある程度量を決められているご様子ですよね。
私に
〉疲れたときにもかなりのファイトを持って立ち向かわれたのですか?そのあたりの時間のマネジメント方法もよろしければ教えてください。
と質問されていますが、この答えも分かられませんか?
楽しいから続けられているのです。
私の経験では2週間全く読まなかった時がありました。夏場で暑くて読む気がしなくって、本を見るのもイヤでした。
そういう時に無理して読んでいたら(読まされていたら)、今の自分はないと思います。
今でも週に3日はほとんど読めていないです。
一番辛いのは、読みたい時に読めない事情が出てくる時です。
読みたくない時に読まされるのもツライだろうと思いますが、そういう時は読みませんから、ぜーんぜん辛くないのです。
先日まりあさんとお話をした際に、100万語と言う数字の事が話題に出ました。
PBで約10冊の勘定になるそうです。
それを日本語に直して考えてみると約15、6冊くらいでしょうと。
このくらいの本の量なんて、幼稚園くらいで読んでいませんかと。
そんなものなのですよ。
それでどうこう言うのはまだまだ早いなと、すっきり納得しました。
100万語を目指されている方にはドライすぎる情報かもしれないですが、ここがゴールではないから。
ただ積み重なって来ているものは絶対に減らないのだから、37万語を読まれてきたってことを一度振り返ってみて、やったじゃんと自分を誉めてあげて欲しいと思います。
不安になる気持も、焦る気持も自分にあった事だから想像しやすいですが、楽しんで続けていくことが出来れば、いつかスッと抜けていくと思います。
多読は競争ではないのです。
だーれも頑張れ!なんて言わないのは、そういう事なんですよ。
どうかノルマや義務感やガッツで読書をされない事を願っています。
Happy Reading !!!