上手なページのめくり方（本を大切にしたい）

　９回目の投稿のｙｕｋｉです。magic tree houseを２冊読みました。すばらしいですね。今後もどんどん注文しようと思います。ただ、ＰＢによくあることですが、背表紙ののり付けの仕方が雑で、背表紙がパキっと折れて、やがてそこから１ページずつはがれてくるということが今までによくありました。本を大切にしたい自分としては大変にイヤな経験です。その点で日本の文庫本は決してそのようなことはなく、改めて日本人の優秀さというか細かい心配りをこんなところにも感じます。
　ＯＢＷならば表紙の隅にページを折り返すための細い溝があり、それに沿って表紙を折って、ページも次々に追っていけば本が傷むことはまずありません。しかし、ペンギンとかmagic treeは大きくページを開くとすぐにパキっときそうでこわごわ読んでいる感じがあります。
　本を大事に保存したい気持ちはみなさん同じと思います。ペンギンなどの背表紙が折れやすい本はどのように読んでいますか？また、実際に折れてしまってからの、うまい対処はありますか？経験豊かなみなさんのよい知恵をお貸しください。よろしくお願いいたします。

はじめまして、yukiさん、けんじ です。
yukiさんと、同じようなことを僕も何度か経験しました。

>背表紙ののり付けの仕方が雑で、背表紙 がパキっと折れて、
>やがてそこから１ページずつはがれてくるということが今までによく
>ありました。

>ＯＢＷならば表紙の隅にページを折り返すための細い溝があり、
>それに沿って表紙を折って、ペー ジも次々に追っていけば

それで、過去に色々と試した結果なんですが、
本の背から、1mmから2mmのところに、自分で折り目をつけて表紙を開き、その折り目の通りに最初と最後の30ページくらいも折ると、あんまりページがちぎれることもないように思いました。折り目をつける位置がとても重要で、短すぎると1ページ目からちぎれていく本があるし、長すぎると本が厚い場合に、読みにくくなったり。
表紙と1ページ目が接着剤でひっついているときは、2ページ目まで一緒に折り目をつけるといいです。

これから、多読はじめます。みなさんヨロシク！

こんばんはです〜。

〉>背表紙ののり付けの仕方が雑で、背表紙 がパキっと折れて、
〉>やがてそこから１ページずつはがれてくるということが今までによく
〉>ありました。

そうなんですよね。
日本の製本技術ってすごいなって、洋書を見るたび思います。

ＧＲのような薄い本だと、折り目を最初に付けるのがいいと思います。
でも少し厚い本になると、やっぱり「思いきり開かない」以外
方法がないように思うんです。
きっちり180°開いてしまうと、本の背の所に折れ目が入ってしまって
そこからノリがはがれて、ぼろぼろとページが取れてくるんです。

日本の本だと、表紙の補強だけで何年ももつのだけれど
洋書は扱う人みんなが気をつけてくれないと、すぐダメになっちゃう。
人に貸す時に、あまりうるさく言うのも気がすすまないけれど
ブックサークルなどを作る時には、最初にそういう指導も必要かもしれませんね。