[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/25(20:43)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: TTT
投稿日: 2002/2/27(20:25)
------------------------------
登場人物紹介面白い試みですね。
今日古川先生の「百万語多読で英会話力もアップ」も読みました。
大変参考になりました。
ところで古川先生は、百万語達成をどのくらいの期間で行われたんですか。
またどんな本を、どんなグレードの配分で、読まれたんですか。
参考にさせてください。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: SSS英語学習法研究会 事務局 古川昭夫
投稿日: 2002/2/28(23:56)
------------------------------
〉ところで古川先生は、百万語達成をどのくらいの期間で行われたんですか。
〉またどんな本を、どんなグレードの配分で、読まれたんですか。
酒井先生が、まだ方法論を確立しておらず、SSSの名称も
なかった時代に、
The Magic Finger 位から読み始めて Harry Potter までを
半年位でやりました。
その頃は、Graded Readers は、Level 3 位から Level 6
位のものを各2ー3冊読んだだけです。
今のように、Level 0 から始める方法が確立されていなかった
ため、ある程度読めるようにはなりましたが、書く方や
しゃべる方は、ほとんど上達しませんでした。
しかし、Graded Readers の書評を作る Project を始めた
ために、Level 0- Level 2 の本を大量に読んだら、
書く方やしゃべる方も自然にうまくなりました。
書いたり、しゃべったりするには、Level 0-2 のものを
大量に読むのは、私の経験からしても、非常に役立つと
思います。
最初から、Level 0-2 をたくさん読む現在の方式で
やった方が効率的な学習だったと思っています。
SSS学習法は、いままでの大勢の人の試行錯誤から
発展してきた(現在も発展中)の学習法です。
外国語獲得のプロセスはひとによってことなりますが、
”効率的な方法”にはある程度共通なものがあると思います。
その「共通な標準」を見つけだし、また、いろいろな
バリエーションに対する対処法をみんなで考えていきたいと
思っていますので、みなさんの協力を今後もお願いします。
近い将来に、「日本英語学習者協会」を作って、
英語の先生方や、文部科学省とかに、「英語学習者」=消費者
の立場からいろいろ注文をつけたいと思っています。
英語教育は、英語教師のものではなく、英語学習者のための
ものであるはずなのに、英語学習者の意見は非常に軽んじられて
いるように思えます。
の人
〉参考にさせてください。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: TTT
投稿日: 2002/3/1(10:53)
------------------------------
古川先生、詳しい回答ありがとうございます。
レベル0ー2を大量に読むのは、書くことしゃべることに効果的だというお
話し大変興味深いと思いました。
大量にとはどのぐらいの量を考えればよいのでしょうか?
私は、すらすら面白い本を読めるようになることにも興味がありますが、平
易な英語で書けるしゃべれる様になることにも大変興味があります。
SSS方式の読書がそのようなことにも役に立つのであれば、効果があるよ
うなグレードの配分で読んでいきたいと思うのです。
(まああんまり考えすぎると反って、学習?進行の妨げになるかもしれませ
んね。)
ご意見お聞かせください。
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: SSS英語学習法研究会 古川昭夫 http://www.seg.co.jp/fakio/
投稿日: 2002/3/1(11:46)
------------------------------
〉古川先生、詳しい回答ありがとうございます。
〉レベル0ー2を大量に読むのは、書くことしゃべることに効果的だというお
〉話し大変興味深いと思いました。
〉大量にとはどのぐらいの量を考えればよいのでしょうか?
100万語達成後に、
30万語位(50冊位)は読みました。
〉SSS方式の読書がそのようなことにも役に立つのであれば、効果があるよ
〉うなグレードの配分で読んでいきたいと思うのです。
このあたりは、酒井先生の方がより適切なアドバイスができる
のではないでしょうか?