[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(03:29)]
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お名前: 成雄
投稿日: 2002/10/3(01:53)
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トオルさん こんばんは、成雄です。
〉成雄さん、ありがとうございます。
〉昨日、酒井先生と話す機会があったのですが、
〉そのとき少し話題になったのが、「100万語通過スランプ」でした。
〉理由はいろいろ考えられるのですが、
〉1)急にPBが読めるのではと思い背伸びしてしまう
〉2)具体的な目標を決められず、つまづく。
〉3)はりきっていろいろなものに手を出して中途半端になり、つまづく。
〉私の場合、複数の要因がからんでいるのですが、いくつかあてはまります。
〉成雄さんはどう思われますか?
私の場合はそれほど重傷だという認識はありません。(それが重傷だったりして)
というのも、すでに完全中断も経験しておりますし、「PBがもうすぐ読めるかもしれない」という
希望的感覚はとっくの昔に捨てています。また、そういうニュアンスの投稿をしてきたつもりです。
「シェルダンが読めたからといって、PBが読めたと判断するのは難しい」ということについても
卒業者の広場での展開を読めば、どなたでも充分理解できるでしょう。
私の場合、英語力についての過信もありません。本当にできなかったわけですから。
100万語を読んでも、ほとんど自覚的変化もないだろうという予測は、
すでに複数者の100万語達成の報告を読んで、想像していました。区切りに意味は無いと。
しかし、みなさん同様、達成感としての感慨はあります。それは100万語時に報告しました。
レベル3で壁を感じた者は、当然レベル4でも壁にぶち当たるのではないかと、私は考えています。
(なので、自分がその壁を超えられれば、その辺の体験を提供できるのではないか、とも思っています。)
そこで、古川先生のアドバイスを参考にして、Step into reading のレベル3〜4を約20冊購入しました。
(貸本の環境がないので残念、金がかかるなぁと思いつつ)
また、Magic Tree House シリーズは#24まで。あと、同リサーチ本4冊も購入済み。
あと、Nancy Drew Notebooks 4冊、Sweet Valley Kids 3冊も手元に到着済みです。
これらはすべて、レベル3クラスの位置づけの児童書です。
レベル3の壁が高いと感じておりますので、ここで力をつけなければ、先に進めない
と思っての資金投入です。
だから、GRレベル1は3読で済ませようかと。2読しても楽しかったし。
〉私の仮説では、100万語通過スランプはPBまで行く前に100万語を
〉通過した方に起こりやすいのではと思っています。
ひとつの達成感が、終了感になりやすそうだということも、
複数者の100万語達成の報告を読んで、これも想像していました。
PBに達していなかったと思われる方の150〜200万語の報告の少なさから、です。
だから、kikuhiro さん、トオルさんの報告は他人事ではなく、うれしかったです。
(100万語超者へのお祝いの投稿をあまりしてもどうかと思い、多くの方への投稿は控えています。)
私のぷちスランプは、日本の四季、3ヶ月周期問題です。台風も含め季節の変わり目は、
体調が不調になります。また、仕事面では9月末〜10月は第3四半期(後期開始)の節目です。
どうしても、リズムが変調してしまいます。(あと、年末・年始とか。起首とか。)
それに、ハマっているので、仕方ないかなぁとも思い、それほど焦ってはいません。
達成感も少し残っているといえばわかりやすいですかね。「やる気になれば、いつでも読める」といった
勘違いが生まれる素地はあります。
まぁ私の場合はレベル3ですから、そんな余裕は本当は無いのですが。
すでに、この掲示板で語られてきましたが
100万語という区切りに意味は無い、100万語を読んだからといってPBが読めるわけではない。
500万語ぐらいで、PBが読めるかも、一般的には1000万語ぐらいでニューズ・ウィーク紙、
タイム紙が読めるかも。でも個人差はかなりある。もっと、早い時点で読めるかも。
と、はっきりさせた方が親切な気もしています。ただ、そういう話になると、偏差値とかの
話になってきそうなので、100万語すら到達される方が減りそうですが。
〉レベル3,4相当の児童書の情報(書評、レビュー)の充実させるのがいいと
〉感じています。以前と比べると数倍は情報が増えていると思いますが、
〉まだまだ足りないかもしれません。
〉(まりあさん、いつも情報を発信していただきありがとうございます。)
〉微力ながら、協力させてもらいますのでよろしくお願いします。
〉成雄さんも読めそうだったらお願いします。
私もそう思い、今読めるGRレベル3のレビューを2〜3、アップしました。
最後にアップした Emil and the Detectives のレビューを書いていて感じましたが、
結局、「自分のなかの子供の心」がキーワードになってしまいます。すばらしい本でしたが。
M.T.House を読んでいて、勉強ネタは別にして、それ以上のモノが書ける気がしないのです。
おっちゃんも、やっぱり重傷なのかなぁ。
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お名前: まりあ
投稿日: 2002/10/3(02:53)
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成雄さん、今晩は。 まりあです。
〉そこで、古川先生のアドバイスを参考にして、Step into reading のレベル3〜4を約20冊購入しました。
〉(貸本の環境がないので残念、金がかかるなぁと思いつつ)
〉また、Magic Tree House シリーズは#24まで。あと、同リサーチ本4冊も購入済み。
〉あと、Nancy Drew Notebooks 4冊、Sweet Valley Kids 3冊も手元に到着済みです。
〉これらはすべて、レベル3クラスの位置づけの児童書です。
すべてレベル3なのですが、それぞれ特徴があります。私は
Magic Tree House < Nancy Drew Notebooks < Sweet Valley Kids
かなぁ、と感じます。登場人物が少ない方が分かり易いのでは?
という判断です。会話主体でお話が進行しますから、単語はやさしい
のですが、学校では習わなかったよ、という表現がちょくちょくある
ことでしょう。気にせずどんどん読んでいくと、だんだん掴めてきます
から、アニーのように「感じ取る」ことを大切にして下さい。
Step into Reading の Step4 のレベルはちょっと悩んでいます。
上記に上げられた本の中で、一番語彙レベルが高いです。だからもう一つ
上げた方が良いかなぁ、とも思うし、また絵が沢山あるし、感情をこめた
言い回しなどない説明文で、内容も推測しやすいので、未知単語にびくびく
しないでレベル3で読んで貰いたい、という気持ちもあります。マジックの
リサーチの方が易しいことは間違いありませんから、そちらを先にするのが
いいと思います。Step into Reading の Step4については是非読後に
レビューをお願いします。
この二つのグループのどちらが読みやすいかは、人によりけりだと
思います。とにかく難しい単語が出て来ない方が気楽、お話が面白い方が
好きと感じる人と、会話より説明文(特にリサーチガイドなど常識で知って
いるような内容です)が分かり易いと感じる人がいることでしょう。読み
始める前に、全シリーズをぱらぱらめくって、どれが一番読みやすそうか
点検してから始められますよう、老婆心から申し上げます。
〉100万語という区切りに意味は無い、100万語を読んだからといってPBが読めるわけではない。
〉500万語ぐらいで、PBが読めるかも、一般的には1000万語ぐらいでニューズ・ウィーク紙、
〉タイム紙が読めるかも。でも個人差はかなりある。もっと、早い時点で読めるかも。
〉と、はっきりさせた方が親切な気もしています。
始めるときの英語力によっても違いますし、個人差が多すぎて何とも
言い切れないですね。あらすじが追えれば「読めた」と思う方、ほとんど
完全に理解できるまで「読めない」という方、の違いもありますし..
また政治・経済専攻の方など、文芸作品よりも先にタイムなどが読めるように
なるのではないかという気もしませんか?
ではHappy Reading!
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5103. Re: 自己レス、Sweet Valley と Kids 間違えました
お名前: まりあ
投稿日: 2002/10/3(16:18)
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SSS英語研究会 佐藤まりあです。
すみません。間違えました。Sweet Valley Kids は小学生の方でしたね。
これは高校生のSweet Valley よりぐっとやさしいです。
Magic Tree House < Sweet Valley Kids < Nancy Drew Notebooks
でしょうか。
各1冊ずつ読むならば、どれも同じくらいですが、それぞれの
シリーズを何冊か読む場合は、Magic Tree Houseは、絵を指さして、
Magic Tree House がぐるぐる回って...また..戻って家に帰る、
というおきまりの文章が毎巻繰り返されますから、実質的な本文の長さが
一番短いことになります。それでこのシリーズが一番読みやすいと思う
のです。
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まりあさん こんばんは、成雄です。
丁寧なレスを、ありがたく読ませていただきました。
私だけでなく、児童書に入ろうとする方に有用なお話のように思えましたので、
修正部分を加えて、まとめて引用させていただきます。
〉 すべてレベル3なのですが、それぞれ特徴があります。私は
〉Magic Tree House < Sweet Valley Kids < Nancy Drew Notebooks
〉かなぁ、と感じます。登場人物が少ない方が分かり易いのでは?
〉という判断です。会話主体でお話が進行しますから、単語はやさしい
〉のですが、学校では習わなかったよ、という表現がちょくちょくある
〉ことでしょう。気にせずどんどん読んでいくと、だんだん掴めてきます
〉から、アニーのように「感じ取る」ことを大切にして下さい。
〉各1冊ずつ読むならば、どれも同じくらいですが、それぞれの
〉シリーズを何冊か読む場合は、Magic Tree Houseは、絵を指さして、
〉Magic Tree House がぐるぐる回って...また..戻って家に帰る、
〉というおきまりの文章が毎巻繰り返されますから、実質的な本文の長さが
〉一番短いことになります。それでこのシリーズが一番読みやすいと思う
〉のです。
〉 Step into Reading の Step4 のレベルはちょっと悩んでいます。
〉上記に上げられた本の中で、一番語彙レベルが高いです。だからもう一つ
〉上げた方が良いかなぁ、とも思うし、また絵が沢山あるし、感情をこめた
〉言い回しなどない説明文で、内容も推測しやすいので、未知単語にびくびく
〉しないでレベル3で読んで貰いたい、という気持ちもあります。マジックの
〉リサーチの方が易しいことは間違いありませんから、そちらを先にするのが
〉いいと思います。Step into Reading の Step4については是非読後に
〉レビューをお願いします。
〉 この二つのグループのどちらが読みやすいかは、人によりけりだと
〉思います。とにかく難しい単語が出て来ない方が気楽、お話が面白い方が
〉好きと感じる人と、会話より説明文(特にリサーチガイドなど常識で知って
〉いるような内容です)が分かり易いと感じる人がいることでしょう。読み
〉始める前に、全シリーズをぱらぱらめくって、どれが一番読みやすそうか
〉点検してから始められますよう、老婆心から申し上げます。
えぇー、私も世間一般では老婆心側になるので、恐縮です。
今日あたりから体調が回復した実感があり、時間もまとめて取れたので
久しぶりに本を読もうと思い Nancy Drew Notebooks #1 を読みました。
2時間以上もかかってしまいました。リズムも失いかけていた時期ということで、
「途中で止めようか」とも思いましたが・・・エィッ!と。
【過去法仮定】の "would" 系、でまくりでしたね。でも、状況説明はそこそこ判りましたので、
読んでいて苦にはなりませんでした。登場人物もNancy, Bess, George という
Nancy をメインとした3人の女の子仲間で、あとは第2主人公を押さえておけば、〜8人ぐらいは流しても
読めると思いました。物語の展開はレベル0と同じぐらいでしょうね。表現がむずかしいのと、
細かい肉付けだけで。CER3 のほうが大人向けでワクワクしました。当然ですが。
でも、【過去法仮定】の "would" 系に慣れないと先に進んでもつまずきそうなので、
このシリーズをさらに購入する予定です。人間関係モノのほうがイメージしやすいし、
基本的な会話など力がつきそうだし、楽しいので。(おっと、と。大丈夫ですよ)
ちなみに題名の the slumber party secret の slumber という単語は
A concise junior dictionary には出ていませんでした。本文を読んでいけば解りますが。
Magic Tree House シリーズ(Jack と Annie 兄妹が主人公)は #6 まで読みました。2週間以上前ですが。
直近本では50〜60分で読んでました。
タイムトラベル・モノで飽きないです、展開が。生き生きと描かれていると思います。
シリーズ本は言い回しのパターンがあるので、安心感があります。また、Magic Tree House を
読んでいたので Nancy Drew Notebooks も読めた(文を追った?)と思います。
時間でも判断できます。S.V.Kids はまだ読んでいませんが、あとは、まりあさんの感覚どおりだと思います。
Magic Tree House は1冊目のわからない単語をかなり辞書で引きました。パターン語の
ように出てくるのに全然わからなくてイライラしたので。たとえば stuff なんてのは
全然わからなかったですね。Nancy Drew Notebooks でもでてきました。なので、
Nancy Drew Notebooks の1冊目で、わからなくて気になった単語も少し引こうかと思っています。
もちろん、キーワードは「気にせずどんどん読んでいく」です。これが大前提です。
ブルトーザーのようにガシガシ・ドカドカ踏みつぶすように読んで土台を作ると。
未知単語・言い回しに出会うと、「わかんねぇぞ!この野郎!」と、無視してます。
Step into Reading の Step4 1冊チャレンジしました。はねかえされました。
そこで、Step3 の Star Wars あたりから、そのうちもぐり込んでやろうかと。Step4 もレベル4も遠いなぁ。
マジックのリサーチ本をチョット読んだら、発音が知りたくなってしまい
辞書を片手に、お勉強モードに入りそうだったので、ちゅうちょしました。
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〉〉100万語という区切りに意味は無い、100万語を読んだからといってPBが読めるわけではない。
〉〉500万語ぐらいで、PBが読めるかも、一般的には1000万語ぐらいでニューズ・ウィーク紙、
〉〉タイム紙が読めるかも。でも個人差はかなりある。もっと、早い時点で読めるかも。
〉〉と、はっきりさせた方が親切な気もしています。
〉 始めるときの英語力によっても違いますし、個人差が多すぎて何とも
〉言い切れないですね。あらすじが追えれば「読めた」と思う方、ほとんど
〉完全に理解できるまで「読めない」という方、の違いもありますし..
〉また政治・経済専攻の方など、文芸作品よりも先にタイムなどが読めるように
〉なるのではないかという気もしませんか?
これは、前提として、私のようにレベル2〜3で100万語をめざした場合です。
言葉が足りなくて失礼しました。確かに一概には言えないですね。
いわゆるネイティブに近づく目安としてです。当然、興味分野が違えば、接する単語や
パターンも違ってくるでしょうね。
だまされても、だまされても、「これだけ覚えれば基本はOK」みたいな本が売れているのですから
「100万語」という数の区切りに力点を置きすぎない方が、
「100万語スランプ」になりにくいのではないかと思いまして。達成感 = 終了感の
勘違いを低減して、その後の未達感・無力感 → 失速 を抑えられないかなぁと。
まぁ、PBを読める(といっても、何をもってそう判断するのか、難しいのでしょうが)ように
なった方が続々と出てこないと説得力はないわけで。
この話は、畳の上で水泳の練習をしている者の話と同じなので、この辺で。
200万語あたりから直線ではなくて、曲線のように英語力が上がっていくことを期待して
楽しい本をもう1冊読むぞっと!