[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(01:57)]
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お名前: コンロイ
投稿日: 2002/9/26(14:45)
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ども、コンロイです。
〉ゆでガエルのたとえ話っていうのがあるんですか!?
〉知らなかった、教えてください!!
ビジネス関係ではここ10年程の間に有名になった話です。
わたしの記憶では、アーサー・ケストラーがその著書で紹介していたのが
最初の気がします。
カエルを水に入れて僅かずつ温度を上げていくと、生存できる限界付近迄
温度を上げてもカエルは身の危険に気づかず、ついに限界を越えても逃げ
出さずに死んでしまう。
熱い湯に放り込めば逃げ出すだろうに、徐々に温度を上げて行くと何故か
逃げずに死んでしまう。
生物の普遍的な性質(欠陥)なのだろうが、このことから、渦中にあっても
問題の進行が僅かずつだと、最悪の事態になっても気づかず手遅れになる
ことがある、という警告ですね。
なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。
(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし)
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お名前: SSS英語学習研究会 酒井邦秀
投稿日: 2002/9/27(01:02)
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コンロイさん、こんばんは
ゆでガエルの出典、ありがとうございました。
〉なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。
〉(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし)
「100匹目のサル」ってなんですか?
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ども、酒井先生、コンロイです。 〉〉なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。 〉〉(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし) 〉「100匹目のサル」ってなんですか? うっ、ご存知無かったんですね、不用意に持ち出してスミマセンでした。 これも出典に直接あたったわけではないのですが... 言い出しっぺはわからないのですが、ライアル・ワトソン辺りではないかと。 (誤訳の宝庫と言われた「スーパーネイチャー」の原作の著者です) ----- ある島に棲息するサルの一匹が、ある日海岸で、芋を洗って食べることを 発見した。その島に棲む他のサル達の中にも次第にそれに倣うものが増え 始めた。 やがて100匹程のサルがその習慣を身につけた頃、サル同士行き来のない 筈の周辺の島のサルでもその習慣広がり始めた。 このことから、進歩進化は突然変異がルートとなって拡散的に広がるとは 限らず、それがある程度の数になると同時多発的に広がるのではないか。 ----- というような話で、生物学だけでなく、色々な分野で引用され続けました。 ところが後年、ここで具体例として取り上げられたサルの話は実は創作で、 実在しないということが判明したそうです。 但し「量の増大がある値を超えると、空間を超えて同時多発的な質と量の 変化を産む」という説自体が否定された訳ではないので、未だにたとえ話 として引用されるようです。(個人的にはこの説を支持したいです) ちなみに似た説で、「(情報の)量の増大が質の変化を産む」っていうのが あります。こちらは、正に思いっきりSSSを支持する説だと思います。 (この説をひいて、銀河系が意識を持つに至る話を書いたSFがあります)