[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/24(02:11)]
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お名前: SSS英語学習研究会 酒井邦秀
投稿日: 2002/9/26(13:22)
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〉〉馬鹿な話をしているようですが、SSS方式の真髄に触れていませんか?
触れていると思います、まちがいなく。
〉ゆで蛙の喩え話には、プラスの意味はなかったように思います。
〉人間ぬるま湯に浸ったような生活、あるいは仕事振りだと、その内本当の危機が訪れた時、どうしてよいか判らず滅びてしまう、というような意味だったと思います。
ゆでガエルのたとえ話っていうのがあるんですか!?
知らなかった、教えてください!!
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お名前: コンロイ
投稿日: 2002/9/26(14:45)
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ども、コンロイです。
〉ゆでガエルのたとえ話っていうのがあるんですか!?
〉知らなかった、教えてください!!
ビジネス関係ではここ10年程の間に有名になった話です。
わたしの記憶では、アーサー・ケストラーがその著書で紹介していたのが
最初の気がします。
カエルを水に入れて僅かずつ温度を上げていくと、生存できる限界付近迄
温度を上げてもカエルは身の危険に気づかず、ついに限界を越えても逃げ
出さずに死んでしまう。
熱い湯に放り込めば逃げ出すだろうに、徐々に温度を上げて行くと何故か
逃げずに死んでしまう。
生物の普遍的な性質(欠陥)なのだろうが、このことから、渦中にあっても
問題の進行が僅かずつだと、最悪の事態になっても気づかず手遅れになる
ことがある、という警告ですね。
なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。
(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし)
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お名前: SSS英語学習研究会 酒井邦秀
投稿日: 2002/9/27(01:02)
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コンロイさん、こんばんは
ゆでガエルの出典、ありがとうございました。
〉なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。
〉(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし)
「100匹目のサル」ってなんですか?
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ども、酒井先生、コンロイです。 〉〉なお、モデルとなったカエルが本当に死ぬまで水中に居たかは不明です。 〉〉(「100匹目のサル」がガセだったという例もありますし) 〉「100匹目のサル」ってなんですか? うっ、ご存知無かったんですね、不用意に持ち出してスミマセンでした。 これも出典に直接あたったわけではないのですが... 言い出しっぺはわからないのですが、ライアル・ワトソン辺りではないかと。 (誤訳の宝庫と言われた「スーパーネイチャー」の原作の著者です) ----- ある島に棲息するサルの一匹が、ある日海岸で、芋を洗って食べることを 発見した。その島に棲む他のサル達の中にも次第にそれに倣うものが増え 始めた。 やがて100匹程のサルがその習慣を身につけた頃、サル同士行き来のない 筈の周辺の島のサルでもその習慣広がり始めた。 このことから、進歩進化は突然変異がルートとなって拡散的に広がるとは 限らず、それがある程度の数になると同時多発的に広がるのではないか。 ----- というような話で、生物学だけでなく、色々な分野で引用され続けました。 ところが後年、ここで具体例として取り上げられたサルの話は実は創作で、 実在しないということが判明したそうです。 但し「量の増大がある値を超えると、空間を超えて同時多発的な質と量の 変化を産む」という説自体が否定された訳ではないので、未だにたとえ話 として引用されるようです。(個人的にはこの説を支持したいです) ちなみに似た説で、「(情報の)量の増大が質の変化を産む」っていうのが あります。こちらは、正に思いっきりSSSを支持する説だと思います。 (この説をひいて、銀河系が意識を持つに至る話を書いたSFがあります)
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プリモグラです。
〉ゆでガエルのたとえ話っていうのがあるんですか!?
〉知らなかった、教えてください!!
喩え話しというよりも、ひとつの警句と言った方が適切だったかもしれません。
熱いお湯に蛙を急に入れると、びっくりしてすぐに飛び出すので、火傷ですむが、
水に入れておいて、徐々に温めていくと、蛙は初めは気持ちがよいので、命の危険に気づかず、気がついた頃には如何ともしがたく、茹であがって死んでしまうと言う事です。
向上心のない人を戒める意味もありますが、私の記憶では、10年あまり前にバブル崩壊に直面した我々日本人の危機感のなさ(平和ボケとも言われる)を批判された頃に聞いた覚えがあります。SSSでこの言葉を使うのは、同じレベルをいつまでも読んでいる事へのヒニクにも取られかねませんので、適切ではないと思います。SSSの真髄は、まず楽しくということであって、レベル向上を競うものではないと思いますので。
口幅ったいことを申したかもしれませんが、失礼があればお詫び申し上げます。
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再度プリモグラです。先程は、年がいもなく興奮しすぎたようです。
実を言いますと、私は10年ほど前に、知人から「ゆで蛙」と冗談まぎれに言われた事があるのです。趣味が浮世離れしているので、そう思われたのではないかと思います。私の職業・年齢からいくと、今の英語の多読も友人に話したら、変人扱いされますので、家族以外には知られないようにしています。ターボーさんにも、大変失礼してしまいました。自分で、温度調節のできる「ゆで蛙」とはすばらしい蛙です。
SSSのスーパーゆで蛙として定義されるのもひとつの考え方かとも思います。
プリモグラは反省して冬眠します。深い地中で静かに、英語の夢でも見ながら眠ります。