Re: 勇気

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/25(22:47)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[報告] 318. Re: 勇気

お名前: SSS学習法研究会 マリコ
投稿日: 2002/2/4(00:48)

------------------------------

JJさんは確か国際学科の高校生でしたね。

〉僕の友達で英語を上達したいという人がたくさんいて僕にその方法とか良く聞んですが、

友達がJJさんに英語の上達法を聞いてくるというのは、JJさんの英語力の評価が友達の間で高いのでしょうね。

〉多読のこと話すとなかなか信用してくれるしてくれる人がいません。なんていうかそれだけでいいの?みたいに思われて。辞書をひかなかったり、わからないとこを飛ばしたりするのが今までのやり方と違ってかなり勇気がいるそうなんです。その傾向はまじめなひとほどあるようです。なにか彼らを吹っ切れさせる方法ないでしょうか?

きっと大学受験を目の前にしていると、なかなか信用してくれないかもしれませんね。
大学受験のためには、多読を数年+大学受験用の勉強約1年くらい?が必要だと思います。
でも基礎となる英語力アップには多読は最適だと信じています。
高校の英語の教え方が、一般的には大学合格が目標になっているから、本当の力のつく英語の学習法と
高校でやる授業や定期テストとのあいだにギャップがあるんだと思います。

わたしは高校生のときには随分時間をかけて英語を勉強しましたが、もちろん受験のための勉強で、そのころは薄い
本でも訳しながらじゃないと読めなかったです。でも英語というのはそんなものだと思っていました。
わたしは今、英語が専門の仕事をしているわけではないのですが、社会人になったときに、
英語が仕事で必要なこと、そして自分の英語が使えない英語であること、その使えない英語の勉強のために
多くの時間を使ってきたことにショックを感じました。

わたしは何年もかかってなんとか簡単なペーパーバックは読めるようになっていましたが、読み終えるのに
ずいぶん時間がかかっていました。
リズム良く読むというにはほど遠かったです。
だから今、高校生のみんなが、SEGの「目指せ100万語」のクラスで本をすらすら読めるようになっているの
をみてびっくりしています。

自分の実力ならGreaded Readers でいうとレベル6くらいは簡単だろうと思っていましたが、実際レベル1や2を読んでみると、読めるには読めてもすらすらというわけないはいきません。それでレベル0から始めました。
電車でレベル0を読むのは恥ずかしかったですが、書評を書くこともあって下のレベルからたくさん読み続
け、ちょうど今レベル2〜3を読んでいるところです。やさしいものから読み続けて、今、読み方は以前と
全然違っています。
なめらかに読むことができるようになりました。
そして、さあ〜読むぞ〜!と気合いをいれなくても、気軽に本を手にすることができます。

こんな話程度じゃ、多読を人に勧めるのに説得力はないかもしれませんが、いろいろな方法をやってきて、
多読が一番効率的だと思っています。もちろん他の方法でも効果はあるでしょうけれど、【効果】対【かける時間+かかる費用】
を考えると「効率」という意味でわたしは多読は一番優れていると思っています。
本代はかかりますが、英会話学校や留学するのに比べたら、安いくらいだと思っています。

多読の効果に疑問をもつ彼らを吹っ切れさせる方法は・・・
多読をやってきて、こういう効果があったという話がでているこの掲示板を見てもらうのも一つの方法かも
しれませんね。
SSS学習法研究会のメンバーは全員英語を上達したいと長年思っている者の集まりで、試してみたら
Greaded Readers の多読はなるほど効果があると実感している者ばかりです。
だから勧めることができるのです。

他の方法で英語を勉強している方たちにも、Greaded Readers の多読は、だまされたと思って試しにやって
みませんか?とわたしは勧めたいと思っています。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[喜] 323. 愚痴

お名前: やす
投稿日: 2002/2/4(19:00)

------------------------------

〉JJさんは確か国際学科の高校生でしたね。

〉きっと大学受験を目の前にしていると、なかなか信用してくれないかもしれませんね。
〉大学受験のためには、多読を数年+大学受験用の勉強約1年くらい?が必要だと思います。
〉でも基礎となる英語力アップには多読は最適だと信じています。

私は二浪したので受験英語のことについては恥ずかしながらよくわかるのですが(泣)、多読によって英語の基礎をみにつけることは受験においても効果的だと思います。
具体的な例をだしますと、センター試験の文整序問題などでは、冠詞や指示語などだけをよくみれば簡単に解ける問題がほとんどです。どれだけイディオム、英単語、熟語を覚えているか、
よりも a と the の違いがわかるかどうかのほうが重要です。ただ、もちろん「受験英語」独特な問い方の問題も多いのでマリコさんの言うように、
受験用の勉強も多少必要だと思います。

〉高校の英語の教え方が、一般的には大学合格が目標になっているから、本当の力のつく英語の学習法と
〉高校でやる授業や定期テストとのあいだにギャップがあるんだと思います。

〉わたしは高校生のときには随分時間をかけて英語を勉強しましたが、もちろん受験のための勉強で、そのころは薄い
〉本でも訳しながらじゃないと読めなかったです。でも英語というのはそんなものだと思っていました。
〉わたしは今、英語が専門の仕事をしているわけではないのですが、社会人になったときに、
〉英語が仕事で必要なこと、そして自分の英語が使えない英語であること、その使えない英語の勉強のために
〉多くの時間を使ってきたことにショックを感じました。

私も最近同じことを実感しました。
センター試験ではいくつかの語句が与えられていて、それを並びかえて文をつくる、という問題があるのですが、あれを解く為の勉強がまさに「使えない英語の勉強」ですよね。
日常において「必要な単語は全て思いうかぶけど、どう並びかえていいのかわからない」って状態はないですからね。
で、私は最近自分の英語力を試すためにペンパルをつくったのですが、受験の為に覚えた難しいイディオムなんてまったくと言っていいほど使いませんし、
ましてや「必要な単語はわかるんだけど、並べ方がわからない」なんてことは、もちろん一度もなく、毎回返事を書くのに辞書を引きまくり、やたらと時間がかかってしまいます。。

話がズレましたが、結局何が言いたいかといいますと、多読で英語の勉強をすれば、受験英語にとっても実用的な意味でもプラスですが、予備校チックな受験英語だけでは大学にうかることにしか使えないのでは?ということです。
どうせ勉強するなら使える英語のほうが良いですよね。


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

324. Re: ギャップ

お名前: 浜谷 http://www1.odn.ne.jp/~cet09590/
投稿日: 2002/2/4(20:39)

------------------------------

〉きっと大学受験を目の前にしていると、なかなか信用してくれないかもしれませんね。
〉大学受験のためには、多読を数年+大学受験用の勉強約1年くらい?が必要だと思います。
〉でも基礎となる英語力アップには多読は最適だと信じています。

JJさんの提起された問題は「多読で使える英語の学習法」の泣き所だと思います。やすさんのように二浪されたのでしたら(失礼、全く他意はありません。因みに私は大学受験の経験がありません。それでも3年間の多読中心の学習法でガイド試験に合格しました。)時間もあったでしょうから多読に精力を注がれることが出来たのではないでしょうか?普通受験生は英語だけを勉強している訳ではないですから、それほど英語に時間が割けない、いきおい多読に時間が割けないということではないでしょうか? 

〉高校の英語の教え方が、一般的には大学合格が目標になっているから、本当の力のつく英語の学習法と
〉高校でやる授業や定期テストとのあいだにギャップがあるんだと思います。

全くその通りで、私は大学受験が現在のように使えない英語を対象にしている限り中学、高校生にgraded readers多読による学習法の良さを分かって貰えるようにするのは至難の技だと思います。この問題については中高生を対象にSEG塾で教鞭をとっておられる(と拝察していますが?)古川先生のご意見をぜひお伺いしたいと思います。 


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.