[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/25(01:30)]
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お名前: ヨシ
投稿日: 2002/7/19(12:37)
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しおさん,こんにちは,そしてお返事ありがとうございます。 またまた頂いた
文面から,実体験からの生きたコメントと感動しています。
もう一つだけヤボな質問させて下さい。
〉 私はUNLEARNしなければならないものが、どうも大量にあるようなので
〉 時間がかかりそうです。しかし、それさえも、苦行ではなく、楽しみに
〉 変えてくれたSSS方式はすごいと思います。
『楽しみに変えてくれたSSS方式はすごいと思います。』の下りはやはり
SSS方式的に多読を継続されて,楽しいだけではなく,楽しみながら(結果
として次の言葉を使いますが)学習効果があったと言うことですね!
当然YESのお答えと存じますが,聞いてみたかったのです。 しおさんの多
読感はSSS方式で開始される前と今では違うと思いますが,良ければ教えて
下さい。 既にどこかでそれに付いてコメンとされていたら参照先頂ければ
見に行きます。
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お名前: しお
投稿日: 2002/7/19(22:23)
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こんにちは、しおです。
〉〉 私はUNLEARNしなければならないものが、どうも大量にあるようなので
〉〉 時間がかかりそうです。しかし、それさえも、苦行ではなく、楽しみに
〉〉 変えてくれたSSS方式はすごいと思います。
〉『楽しみに変えてくれたSSS方式はすごいと思います。』の下りはやはり
〉SSS方式的に多読を継続されて,楽しいだけではなく,楽しみながら(結果
〉として次の言葉を使いますが)学習効果があったと言うことですね!
そうです。
〉当然YESのお答えと存じますが,聞いてみたかったのです。 しおさんの多
〉読感はSSS方式で開始される前と今では違うと思いますが,良ければ教えて
〉下さい。 既にどこかでそれに付いてコメンとされていたら参照先頂ければ
〉見に行きます。
SSS方式前の多読感は・・・といっても、SSS以前は多読していなかったのですよ。
多読がよい、というのは分かっていました。しかし、やみくもに多読といっても
そうそうできないものです。知らない単語を無視してよんで、話の筋が分かったとしても
不安になります。SSS以前に読んだのは、シェルダン2冊、ロバート・P・パーカーの
探偵スペンサーシリーズ1冊、足長おじさん、です。
「ペーパーバック読めてるじゃない?」と思わないでくださいね。いまの自分の
理解度、楽しさとは比べものになりません。あの頃の読み方は「この知らない単語の
山をどうしよう。調べた単語を書き出してみようか・・・。もっとボキャビルしてから
読むべきでは・・」と読了後に不安がのこり、多読を継続できませんでした。
効果のほどがつかみにくいものより、効果が実感しやすい手近なテキストの精読・シャドウイング・基本文例の
暗唱などに時間をさいてしまいます。(これらの学習が悪いといっているわけではありません。
学習者の段階によっては非常に大事なもと思います。)
私はいつも、自分の英語の基礎力に不安をもっており、どうやったら基礎ができた
という状態になるのか、と手探りしていたところに、ちょうどSSS学習法研究会の
ホームページに出会いました。そして、一番やさしいGRからPBへ、という方法論が
明快であり、私もこの方式で多読をはじめることにしたのです。私は多読というと、
やみくもに、つかみどころのない、大きなものに立ち向かっていくようなイメージを
持っていましたが、SSS方式がこの不安を取り去ってくれました。
SSSでの多読の効果は、現在のところWritingが楽になったこと、知らないうちに語彙が
増えていたことなどがありますが、真の効果はもっと深いところにあると思います。
いまの私には、まだうまく説明できませんが。
私は、英検1級合格後、1級というイメージと自分の実力のギャップに深く失望して
いて、このままもし通訳ガイド試験の勉強など始めてしまったら、本当に危ない気がして
大変不安に思っていました。例えていえば、東京タワーのてっぺんに、命綱一本つけて
立っているような気持ちです。SSS方式なら、同じ333メートルの高さ(でしたっけ?)でも
春の山に立って景色を見ているような気持ちです。地に足がついています。(変なたとえですみません。)
無意識の容量というのは巨大なものですから、もっと脳を信用して、多読をすすめていきたいと
思っています。
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お名前: SSS英語学習研究会 酒井邦秀
投稿日: 2002/7/20(22:25)
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こんにちは、しおさん!
〉私は、英検1級合格後、1級というイメージと自分の実力のギャップに深く失望して
〉いて、このままもし通訳ガイド試験の勉強など始めてしまったら、本当に危ない気がして大変不安に思っていました。例えていえば、東京タワーのてっぺんに、命綱一本つけて立っているような気持ちです。SSS方式なら、同じ333メートルの高さ(でしたっけ?)でも春の山に立って景色を見ているような気持ちです。地に足がついています。(変なたとえですみません。)
TOEIC900点近くの人、800点近くの人などが
SSSでレベル0から読み始める人たちがいて、すごいなあ、
自分をずいぶん冷静に見つめている人たちだなと思っていました。
(「「快読100万語!」にもかきましたが)
上のしおさんの表現でお気持ちがよくわかりました。
とてもうまいたとえです。感激してお返事を差し上げることに
しました。
〉 無意識の容量というのは巨大なものですから、もっと脳を信用して、
多読をすすめていきたいと思っています。
まさにその通りだと思います。文法とか辞書というのは、
巨大な無意識の海に浮かぶ巨大な氷山の、ほんの一角の、
てっぺんに降り積もった雪くらいのものなのでしょう。
吹けば飛んでしまう。たくさん吸収することでしか、
氷山には迫れないと思います。
では、Happy reading!
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しおさん,おはようございます。 ヨシです。
大変ヤボな質問へのお返事有難うございました。
〉 そうです。
・・・・・・そうやって,自信のあるお返事を頂けると他人事(?;大いに自分事)
でもありますが,何だか非常に嬉しいです。 これからもreadingは楽しみなが
ら続けて行けそうです。
〉 SSS方式前の多読感は・・・といっても、SSS以前は多読していなかったのですよ。
〉 多読がよい、というのは分かっていました。しかし、やみくもに多読といっても
〉 そうそうできないものです。知らない単語を無視してよんで、話の筋が分かったとしても
〉 不安になります。SSS以前に読んだのは、シェルダン2冊、ロバート・P・パーカーの
〉 探偵スペンサーシリーズ1冊、足長おじさん、です。
〉 「ペーパーバック読めてるじゃない?」と思わないでくださいね。いまの自分の
〉 理解度、楽しさとは比べものになりません。あの頃の読み方は「この知らない単語の
〉 山をどうしよう。調べた単語を書き出してみようか・・・。もっとボキャビルしてから
〉 読むべきでは・・」と読了後に不安がのこり、多読を継続できませんでした。
・・・・・・・具体的なご説明有難うございます。おっしゃる通りであると思いま
すし,その様にあったであろうと推測出来ます。 デモまぁはっきり言って私より
はずいぶとSSS方式以前でもしおさんの方が進まれていたと思います。 私も昔
何かPBをと思い一冊だけ買って数ページを読んで,しおさんと同じ様な不安感か
ら結局,それっきりでいまだに本箱に寝たままです。
たしか中学か,高校生の時に(はっきりとした時期は忘れましたが),どの様な
経緯かも忘れましたがGBを2〜3冊買って読んだ事がありました。 内容も理
解出来ていましたが,それ以上の興味がわかずそれっきりでした。 今思うと
それほど英語が好きではなかったのかも知れません。 程度の差こそあれしお
さんと同じ感覚を持っていた様です。
〉 効果のほどがつかみにくいものより、効果が実感しやすい手近なテキストの精読・シャドウイング・基本文例の
〉 暗唱などに時間をさいてしまいます。(これらの学習が悪いといっているわけではありません。
〉 学習者の段階によっては非常に大事なもと思います。)
・・・・・・・結局readingをしなかったら,そして英語に興味があり,実力を
つけたいと思う人は,その様にならざるを得ないと思います。 私もSSS方式の前
はもっぱら精読,シャドウイング,基本文例の暗唱をやっていました。 私の今
までの”これ”と思う学習方法は『シャドウイングと基本文例の暗唱』を重ねた
ものです。 材料は短文集であれば何でも良いのですが,私はDUO2.0を使い
ました。 もちろんそこで紹介されている短文を記憶するのですが,一旦記憶
したと思う頃に(かなり自信を持って覚えたと思える頃に),シャドウイングに
入ります。 そこで,いつも同じ順番で文章が出てくると,英文としてでは無く,
セリフの暗唱的に覚えてしまう悪癖が出てきます。 そこでその英文の出てく
る順番をランダムにしてシャドウイングをトライして見ると面白いですヨ! 完
全に自信を持っていたセンテンスが文章の頭だしを聞いて直ぐ出てこない,聞け
てた音が全く違う音に聞こえて自分の記憶していた文章を認識出来ない。
よほどそれぞれの英文が縦横無尽に音なり(私の場合もやはり特にp, f,で始
まる場合),自分でその単語が正確に発音出来ることとか,文法的なり,に
分かってこないと シャドウイングが出来ませんでした。 今はその文章を全文
覚えてはいませんが,印象に残っている学習方法と覚えていると言うことは
何かしら効果があったと思います。 しおさんも既にこのような方法は取られ
てでしょうね。 お節介だったらスミマセン!
〉 私はいつも、自分の英語の基礎力に不安をもっており、どうやったら基礎ができた
〉 という状態になるのか、と手探りしていたところに、ちょうどSSS学習法研究会の
〉 ホームページに出会いました。そして、一番やさしいGRからPBへ、という方法論が
〉 明快であり、私もこの方式で多読をはじめることにしたのです。私は多読というと、
〉 やみくもに、つかみどころのない、大きなものに立ち向かっていくようなイメージを
〉 持っていましたが、SSS方式がこの不安を取り去ってくれました。
・・・・・・・私の場合は浜谷さんと言う方に別のサイトで知り合いになり,こ
の様な英語の学習方法について意見を交換している際に紹介されここへ来ま
した。 たしかkikuhiroさんも浜谷さんの紹介と言われていたと思います。
その時は自分の今までの学習方法に絶対の自信を持っていましたので多
読へは疑心暗鬼でした。 多読をすることで今までの学習時間が制約され
る。でもいつかはPBを読みたい,このままでは読むチャンスはきっと来ない
と,思い1日25分でスタートしました。 今ではreading(を含めたそれに係わ
る)の時間が面白さと,readingには英語の宝箱と知って,英語の接触の大
半を占める様になりました。 全くの嬉しい誤算です。 ちょっとhearingの時
間が無くなってしまったのが気に掛かるところです。 ある程度readingが進
めばシャドウイングにウエイトを置きたいと思っていますが。
〉 SSSでの多読の効果は、現在のところWritingが楽になったこと、知らないうちに語彙が
〉 増えていたことなどがありますが、真の効果はもっと深いところにあると思います。
〉 いまの私には、まだうまく説明できませんが。
・・・・・・・あぁ〜そうですか。 しおさんがそう言われるのですから,その
もっと深いところに真の効果があるのでしょうね! 私には,まだ何のことやら
雲を掴む話ですが,今言えるのはwritingが変わりました。 今まではちょっ
と複雑な文章になると,日本語を紙に書いて,主語,述語,目的語,そして
どこへ現在文詞,関係代名詞,付帯状況をどの様に加えてとやっていまし
た。 今でもそうせざるを得ませんが(私の実力では),でもその様にしなく
ても書ける文章の複雑さが上がって来た。 それも文法事項を考えずに
日本語で考える様に,理由無く英文のセンテンスが出来上がることです。
これはまだそう言う兆候が出始めた段階とご理解下さい。 よって仕事の
効率が上がったと言えます。 もちろんその真の効果もきっとさらに出てく
ると思います。
〉 私は、英検1級合格後、1級というイメージと自分の実力のギャップに深く失望して
〉 いて、このままもし通訳ガイド試験の勉強など始めてしまったら、本当に危ない気がして
〉 大変不安に思っていました。例えていえば、東京タワーのてっぺんに、命綱一本つけて
〉 立っているような気持ちです。SSS方式なら、同じ333メートルの高さ(でしたっけ?)でも
〉 春の山に立って景色を見ているような気持ちです。地に足がついています。(変なたとえですみません。)
〉 無意識の容量というのは巨大なものですから、もっと脳を信用して、多読をすすめていきたいと
〉 思っています。
・・・・・・私は昔に英検2級をとって以来,テストを受けたことがありません。
でも一級保持者の方とこうしてお話出きること光栄に思っています。 『1級
というイメージと自分の実力のギャップに深く失望して・・・』なんて言われて
しまうと,私なんぞはたじろいでしまいます。 でも好きですネ! こう言う表
現『無意識の容量というのは巨大なものですから、もっと脳を信用して・・』。
私も全くの同意見です。 良ければ既にしおさんの方が先に遠くへ行って
おられますが, 多読のお供をさせてください。 またまた長くなってしまって
スミマセン!