[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/26(18:29)]
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お名前: 酒井 邦秀
投稿日: 2002/1/17(02:03)
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〉なんていうか単語は簡単なんだけど、イメージが浮かぶのが遅いのです。ちなみに日本語を読むのも僕は遅いです。だからかな。今日もオックスフォードのTHE COLDEST PLACE ON EARTH(北極点目指すアムンゼンとスコット)を読んだのだけれど91分もかかりました。なのでしばらくこのレベルで読みまくります。
もし The Coldest Place on Earth が日本語だったら、
たぶん、15分あれば読めるんじゃないでしょうか?
どうでしょう、15分で読めそうな気がしますか?
それではとても読めないというのであれば、
日本語を読むのが遅いから、英語も遅い、と言えるでしょうね。
でも、もし15分で読めそうなら、「英語だから遅い」ことに
なるでしょう?そうしたら、手はありますよね?
〉読むときは辞書を引いていません。ただ読み終わったらわからない単語は調べます。マーカーを引いているので。でも英和辞典で調べてもしっくりくる訳が出ないんですよね。
とりあえず、辞書を引くことはしばらくやめませんか?
たとえ読み終わってからでも、辞書を引くのは「遅ればせながら
100%理解したい!」という気持ちの表れではありませんか?
ぼくの個人的な、まったく個人的な人生観に関わってくるので、
あまり主張したくはありませんが、「いい加減」というのは、
ちょうどいいから「いい加減」なのですよ。「いい加減」で
いいんです。
kikuhiroさんには、まず「英語はがんばらなければ身につかない」
という考えを捨てることをおすすめします、僭越ですが・・・
〉酒井さんの言うとおりもう少し気楽にやったほうがいいかもしれません。でも私も速く上達したい。それが本音です。
らくーに考えた方がいいです。それが結局早いと思います。
不思議ですけどね。がんばろうとか、根性とか、努力とか、
そういう言葉に惑わされない方が、思いがかなう・・・
不思議ですね
「急がば回れ」・・・なんて真実を衝いた言葉なんだと
感心します。
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お名前: KIKUHIRO
投稿日: 2002/1/18(15:36)
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〉でも、もし15分で読めそうなら、「英語だから遅い」ことに
〉なるでしょう?そうしたら、手はありますよね?
うーん。15分で読めるだろうか。30分かかりそうな気がします。ところで昨日A LITTLE PRINCESS を読んだのですが69分かかりました。内容はあまり理解できませんでした。(一部趣旨を完全にはずした。)でも91分一冊かかったのに比べれば進歩したかもしれません。
もうひとつ重大なことに気づきました。それは今までは英文を頭から訳して理解していたのではないのかということです。SSSの主旨はおそらく英語のままで理解することであるように思えます。どうなんでしょうか。
〉とりあえず、辞書を引くことはしばらくやめませんか?
〉たとえ読み終わってからでも、辞書を引くのは「遅ればせながら
〉100%理解したい!」という気持ちの表れではありませんか?
〉ぼくの個人的な、まったく個人的な人生観に関わってくるので、
〉あまり主張したくはありませんが、「いい加減」というのは、
〉ちょうどいいから「いい加減」なのですよ。「いい加減」で
〉いいんです。
うーんでも知らない単語をほったらかしにしとくのは抵抗があります。一生わからないからです。調べなければ。でも大体は単語の意味は文脈から推測できますが。
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お名前: まりあ
投稿日: 2002/1/18(17:10)
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〉うーんでも知らない単語をほったらかしにしとくのは抵抗があります。一生わから
ないからです。調べなければ。でも大体は単語の意味は文脈から推測できますが。
今まで辞書を引くことが英語の勉強であると教え込まれてきて、急にそのドグマを捨てよ!と言われて、とまどうお気持ちはよく分かります。辞書を引いた方が、手っ取り早いし、自分で文脈から推理するよりも正確に単語を把握出来るのではないか?
と考えておられるのではないでしょうか。
けれども、最初はぼんやりとした推測、あるいは勘違いなどしながら、同じ単語に何度も出会ううちに、本当にその単語の意味(訳ではない)が身に付くのです。
幼児は、たとえば毎朝「お父さんは今からお仕事」と言われて、そのときお父さんが必ずネクタイをしていることから、最初は お仕事=ネクタイ と勘違いして覚えたりします。毎日の生活経験からいずれ、ワイシャツに結ぶ細長い布はお仕事ではなくネクタイだと悟ります。
このようにして覚えると、小説の中に「彼はノーネクタイだった」という一文があったとき、前後関係と併せて
”彼はサラリーマンではなく肉体労働をしている”
”彼は今日は休暇である”
”彼の職場は自由な雰囲気だ”
”彼は少々型破りだ”
などの状況を読みとることが出来ます。
しかし、辞書でネクタイ=ワイシャツの前で結んで襟元を飾る細長い布
と覚えると、彼はノーネクタイだった、という文から、ネクタイを締めていないという事実しかわからず、それが意味している状況を読みとれません。ですから単語帳や辞書で単語数をふやしても、”書いてあることは分かったけれど、その意味が分からない”という羽目になって、結局小説などが読めるようにならないのです。
辞書を引いて言葉を覚える幼児はいません。ですから一生分からないのではないか、と心配する必要はありません。沢山読んでいくうちに必ず辞書ではつかめない、本当のその言葉の意味、が身に付きます。辞書よりも日本語を覚えられた自分自身の能力を信じて下さい。
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まりあさんありがとうございます。
〉 辞書を引いて言葉を覚える幼児はいません。ですから一生分からないのではないか、と心配する必要はありません。沢山読んでいくうちに必ず辞書ではつかめない、本当のその言葉の意味、が身に付きます。辞書よりも日本語を覚えられた自分自身の能力を信じて下さい。
うーん、全部読ませてもらいました。説得力がありますね。わかりました。辞書なしで推測で読んでいきます。