[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/28(01:52)]
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お名前: ぷぷ
投稿日: 2002/4/23(11:57)
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え〜〜と、もしここの主旨にあわないようなら削除してください。
ウチの本棚にこんな本があったのを思い出しました。
「ペーパーバック読解法 ミステリーで英語漬け」
藤田悟、出口正喜 著 アルク
英文が読めないのは量を読んでないからだ。たくさん読もう!・・・と言う本で
それはいいのですが、いきなりミステリーの原書を読んでしまいます。
まあ、それは置いといて、最後に海外ミステリー・ベスト30として、
有名なミステリーのあらすじと英語のレベルが載っています。ここのところが
100万語読んだ後、児童文学、ハーレクインはいやだ、という方々にいいなあ
と思ったのです。
もちろんここの書評で、一般書の書評までカバーできてくれば必要ないですけど。
ただ、複数の著者がいるせいか、レベルも「易しい」と「読みやすい」とか
(それってどっちが簡単なの?)というような感じで、だから、何段階に分けて
あるとかいいにくいのですが。ちょっとだけ紹介します。
「易しい」「読みやすい」
「87分署シリーズ」(会話が多い)
「スペンサーシリーズ」(ジョークや警句に注意)
クーンツ「Watchers」「The Key to Midnight」
マイクル・クライトン「Sphere」「Congo」
ジェフリー・アーチャー 「A Matter of Honor」
ロビン・クック 「Outbresk」
「ABCシリーズ」
「マット・スカダーシリーズ」
「中程度」「やや難」
「検死官シリーズ」
ウォルターズ 「The Sculptress」
グリシャム 「The Firm」
「スケルトン探偵シリーズ」
フォーサイス 「The Dogs of War」「The Day of Jackal」
「モース警部シリーズ」
「競馬シリーズ」
カポーティ 「In Cold Blood」(ノンフィクション)
「難しい」
P・D・ジェイムズ「An Unsuitable Job for a Woman」(特に構文)
トマス・ハリス「The Silence of the Lambs」
(会話の内容が抽象的であったり、幻想的な場面が
多いために理解困難な部分が多い)
人気のあるもので読んでないのがずら〜〜〜っと並んでいて、あああれも読みたい
これも読みたい・・・ しかも英語の勉強を兼ねられるのだから!
また、読み方も、辞書は使わない、興味が続く程度に内容がわかればよい
というもので、この辺はSSSと共通しますよね。
いつかほんとに、これらの本が読めるようになりたいものです。
ぷぷ
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お名前: SSS学習法研究会 まりあ
投稿日: 2002/4/23(16:47)
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ぷぷさんこんにちは。SSS英語研究会 佐藤まりあです。
懐かしい本、私に大きな影響を与えてくれた本を紹介
して下さったので出てきました。
〉え〜〜と、もしここの主旨にあわないようなら削除してください。
みなさんの気分の良い英語学習を妨害をしようとするような
悪意の書き込みでなければ削除はしませんから、安心して書き込んで
下さいね。
〉「ペーパーバック読解法 ミステリーで英語漬け」
〉 藤田悟、出口正喜 著 アルク
私に、英語を沢山読もう、知らない単語は飛ばしても
大丈夫なんだから、と教えてくれた思い出の本です。そして
この単語を「知らないから飛ばす」とやったらストーリーが
追えないだろうと思われるものに訳が付いている。とはいえ
最初の一歩がミステリーの原書では、やっぱり無理でしたね。
「87分署シリーズ」で早速こけてしまいました。大体会話の
経験がない上に、お巡りさんて汚い言葉遣いをすることになって
いるからますます???そんな言葉を使いこなせるようになっても
困るし...
この本を読んでみたけれど、やっぱりPBは無理だった..
と、ここの掲示板に来るようになった方、結構多かったりして..
”読んだことのある方挙手を”
日本と英米では、法体系が全く異なり、またアメリカは
連邦制のため、警察も日本とは全く組織体制が異なっています。
ですからミステリーを楽しむためには、ある程度の予備知識が
欲しくなります。とりあえず良くある疑問はMr so-and-soが
弁護士なのか検事なのか?ではない?attorneyを辞書で引くと
「検事、弁護士」なんて書いてあって、まるで役に立ちません。
それで一番便利なのは
「ミステリーを英語で読むための辞典」語学春秋社 1751円
ISBN 4-87568-142-9
がお勧めできます。最初の方は単語の解説(訳ではありません)
アメリカとフランスの警察組織を念頭に置いて、あくまでも
ミステリー小説の中での意味を教えてくれます。またその単語が
使われている小説の例なんかも上がっていたりして、読み物
としても楽しめます。中程からはミステリー頻出500語ほどの単語
の訳、最後に有名ミステリーと映画の紹介、英米裁判所と警察の
組織図がおまけ。
この本は辞典ですから、英語の読み方についての記述は
全くありません。
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お名前: メグ
投稿日: 2002/4/24(02:47)
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こんにちわ。最近SSSを始めたばかりのメグです。
最近、仕事から帰るとまずこの掲示板を覗くのが日課になっています。
しかし、今日はなんとタイムリーな書きこみでしょう。
手元にあるGRを全部読んでしまって、今ちょうど読むものがなく、
昨日の夜、本棚からごそごそと、この「ミステリーで英語漬け」を
引っ張り出してきて読んでいたところでした!
買ったのはもう数年前ですが、これを読んだ後実際にPBを読む事は
残念ながらありませんでした。
私がこの本を買ったのはミステリー読みたさより、単にPBにあこがれて
いた頃で、小難しそうな法律用語とはとても仲良くなれる気がしません
でしたから。
しかし、多読を始めた今また読み返してみると大変参考になる部分が多いですね。
けっこう分厚い本で色々と実践練習を交えながらミステリーを読む力を養って
行こうという作りになっています。
最初の方に「リーディングレベル診断テスト」と言うのがついているのですが、
ページ数にしてなんと50ページ分!。
げっ、TOIEC以上に拷問と思いきや、実はこのテストをこなすうちに、
ミステリーを読む上で覚えておくと便利な単語に馴れたり、分からない単語の
推測の仕方、文脈のとり方などを練習できるという作りになっています。
これをやっただけで、はたしてそんなに簡単に一般のPBが読めるようになる
とは思えませんが、推測読みとはこうやってやるんだ!
という具体的な方法を示してくれていると思いました。
テストをやったり、実践読み練習をしていくうちに、早く本物が読みたくて
溜まらない気持ちになってきました。
多読を始めていなければ、こんな気持ちにはならなかったでしょうね。
早く100万語読んで、この本に紹介されてるような本物が読みた〜い。
「いつでもドア」で半年後くらいに行けたらいいのに〜
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メグさん、こんにちは。ぷぷです。
そうそう、半年だか一年後には、PBが読めるようになっているはず、
なんですよね〜〜
確か私もこの本は数年前に買って、そのままになっていたのです。
結構有名な翻訳家の方とか、あと村上春樹氏なども、学生時代に
いきなり直接PBを辞書なしで読み始めて、始めはわからなくても
そのうちわかるようになる・・・って。
何人もそういう方々がいらっしゃるのですよね。
でもやっぱりそれは、特殊な才能だったのでしょう(多分)。
じわじわと1000語とか1200語のものを読んでいるのが、今の私には
ちょうどいいのです。
・・・と、自分に言い聞かせないと、ふらふらとPBを買いに走って
しまいそうです。まだ無理なのに・・・(泣)
とにかくは今は、GRを楽しむことにしましょう。
半年後の自分を夢見て!
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まりあさん、こんにちは。ぷぷです。
そーか、結構有名な本だったんですね。
〉 それで一番便利なのは
〉「ミステリーを英語で読むための辞典」語学春秋社 1751円
〉ISBN 4-87568-142-9
これまた楽しそうな本をありがとうございます。
こうしてPBを読むための準備がちゃくちゃくと整っていきますね。
あとは私が実力をつけるだけ(笑)