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お名前: 古川@SSS
投稿日: 2007/12/2(23:47)
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かのんさん、愛知のみなさん、全国から参加のみなさん
お疲れ様でした。
さて、せっかくですので、「事後イベント」
として、みなさんがオススメした本を投稿して
いただけると、参加できなかった人にも有益な
情報になるのではないかと思います。
この投稿に返信する形で、参加者の投稿を
お待ちします。 また、参加者以外の方でも、
タドキスト大会に参加できたなら、この本を
紹介したかった という本をぜひご紹介ください。
古川@SSS
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お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/12/3(00:11)
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古川です。
1 Bras and Broomsticks
実は、お母さんも妹も魔女だった女の子が主人公の小説です。
書き出しの3行を紹介します。
I've wished for lots of things in my fourteen years...
a boyfriend, world peace, cleavage. But none of my wishes
have come true.
2 Babymouse Queen of the world
A sassy young mouse が主人公のマンガです。
1冊2000語位で、現在7巻まででいます。
SEGの中1.中2多読クラスで馬鹿受けです。
3 Macmillan Africa mactracks series
Macmillan Africa が出版している
アフリカ人のためのアフリカ人によるGRです。
欧米ものにない、面白さがあります。
Amazon.co.jp で
"mactracks" で検索すると
51件が購入可能です。
おすすめは、
Danger in the Palace 伝統と現代の不思議な融合
Guitar Wizard 音楽の才能をもった子供の話
Sara's Play 失明した少女を助けるために立ちあがる子供たちの話
です。
それでは、ぜひ、ぜひ、多くの方の投稿をお待ちしています。
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/12/3(17:44)
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まりあです。
タドキスト大会に持ち込んだ本のデータです。
やさしめコージーミステリシリーズ
★Christine Bennett Mysteries
#1 Good Friday Murder, The ISBN:0449147622
本がきれいだったのでうっかりしていましたが、Amazon.co.jp
での扱いがなく、Amazon.com で used を買ったのでした。
そのため書評を少し詳しく書きました。
#2 Yom Kippur Murder, The ISBN:0449147630
これは日本で買えます。面白くて徹夜して、3日くらいふらふらして
いました。読み始めたら止まらない傾向のある人は、読み始める
時期を考えましょう。
★Lucy Stone Mysteries
#1 Mistletoe Murder ISBN:0758203373
#5 Christmas Cookie Murder ISBN:157566691X
平凡な主婦が主人公で派手さはありませんが、その分リアリティが
あるところが共感出来ます。
上記二つとも、ペーパーバックとしてやさしい部類のコージー
ミステリの中でもやさしめ。つまりめずらしいくらいやさしいと
いうこと。
タイトルに祝日を織り込んでいるので、双方のシリーズに
共通タイトルがいくつかあります。購入に際してお気をつけ下さい。
★ぶたクリスマスもの
Toot & Puddle: I'll Be Home for Christmas ISBN:0316366234
★子シロクマをなでなでする本
Because I Love You So Much ISBN:1589250397
★おじさんの本とおばさんの本が合体している本
What Aunts Do Best : What Uncles Do Best ISBN:0689848250
★きつねの親子
I Love You Because You're You ISBN:0439895588
★ネズミの親子
I Love You Always And Forever ISBN:0439916542
などです。
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こんばんは、トオルです。
私の持ち込んだものは、以下の3冊とDVD1パックです。
1、The Great Race, SIR1, ISBN 0-375-80284
機関車トーマスとバスのバーティがレースをするお話です。
3才の息子のお気に入り読み聞かせ本。
2、Hop on Pop by Dr.Seuss, ISBN 0-394-80029-X
ボストンで友人になったママ友から、読み聞かせは
Dr Seussがいいと聞き、たくさん買いました。
まだ息子はあまり気に入ってないようです。
3、The World Is Flat, ISBN 0-374-29279-5
New York Timesのコラムニストで、Pulitzer prizeを3度も
受賞した著者によるビジネス書。
大学の教授が書いたビジネス書より具体的なエピソードが多く
読みやすい。とはいえ、600ページ近くある。
必ず目を読むべきは1章、2章、そして6章です。
1、2章で世界で起こっているフラット化のことが語られます。
6章ではいわゆる中間管理職のあるべき姿が示されています。
1、2、6章を読んだ後、その他を読むかどうか決めるといいと
思います。
サラリーマンだけでなく、高校や大学の先生に
是非、読んでほしい本です。
Yksiさんがこの本の音源を持っていたので聴かせてもらったのですが、
とても聞きやすい英語でした。オススメだと思います。
4、LOST2, ISBN 0-7888-6196-4
DVD7枚組の海外ドラマです。今月にLOST3のDVDが発売されます。
日本ではリージョン2が定価21000円、アマゾンで15540円
ですが、リージョン1ならアマゾンで6928円と半額以下でお得です。
しかもリージョン2より2ヶ月以上早く発売されます。
海外ドラマやハリウッド映画に関心が高いタドキストは、
リージョン1が再生できるDVDプレーヤを手に入れて、
リージョン1のDVDを買うと早い安いでお得です。
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杏樹です。
ヒストリカル・ロマンスばかり読んでいて、開店休業中の世界史クラブの存在を少しでも復活させようと、現代史関連の絵本を持っていきました。
The Librarian of Basra - A True Story from Iraq
Jeanette Winter
イラクでのみんなのうわさは空爆が始まるかもしれないこと。バスラで図書館員をしているAliaはもしここが爆撃されたらどうしようか心配します。そして自力で本を安全なところに移動させようとします。
本は移動できましたが、図書館は破壊されました。いつか戦争のない日が来ることを願うAliaの夢を描いた絵はとても美しく、それだけにその日がいつ来るかわからない現実が重く感じられます。
…ぶっつけでしゃべったので、このようにうまくまとめることが出来ませんでした。
こういう内容の絵本があるなんてすごいなあと思います。
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ハマシギです。
Minnie と言う本を紹介しました。
作者: Annie M.G. Schmidt ISBN-10: 1571316000
読書対象が、9〜12歳なので、YLは、3〜4ぐらい?
ものすごく内気でインタビューができず新聞記者を首になりそうな青年
(猫が好き)が、不思議な女の子と出会って、しだいに自信をつけていく
話です。謎解きの部分もちょっとしたロマンスもあります。
猫のしぐさを表現する単語がいっぱい出てきます。
表紙の絵も可愛いけれど、中のイラストもとっても良いと思います。
邦訳「ネコのミヌース」徳間書店
DVDもあります。
私が借りたのは、オランダ語に日本語字幕と英語字幕のついたものでした。
主人公の青年役の俳優が、私の好みじゃないのでイマイチ(^^);
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私の1冊ということでしたが、ロマンを感じさせる絵本2冊持ってきました。
■ Traveling Man
James Rumford (著)
ISBN-10: 0618083669
ISBN-13: 978-0618083664
イブン・バットゥータの旅を絵本にしたものです。
彼はモロッコ生まれのイスラム法学者、旅行家で、1325年、21歳のとき出発し、
エジプトを経てメッカを巡礼し、さらに中央アジア、インド、スマトラ、ジャワを経て
中国を訪問したとされる29年間の世界旅行を行いました。
この本は杏樹さんの投稿で知った本ですので、もう一冊紹介します。
■ Adventures of the Treasure Fleet: China Discovers the World
Ann Bowler (著), Lak-khee Tay-audouard (イラスト)
ISBN-10: 0804836736
ISBN-13: 978-0804836739
中国 明代の人、鄭和の物語です。
永楽帝の命で1405年第1次航海に出ます。航海は7回行われ、
東南アジア、インドからアラビア半島、アフリカ東海岸まで到達しました。
特筆すべきは、宝船(ほうせん)と呼ばれる全長137mの船を筆頭に、
62隻で船団を組み、総乗組員は約2万8000名だったことです。
70数年後のヨーロッパ大航海時代、
コロンブスは全長18mの船3隻で、総乗組員は88名。
ヴァスコ・ダ・ガマの船団は全長27m級が3隻、総乗組員は170名
でしたから、これがどんなにすごいことかお分かりになるでしょう。
以上、ロマンのある絵本と、ロマンス本を楽しむパピイでした。
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メイです。タドキスト大会で私がご紹介した本です。
<私の1冊>
◇Killer's Tears (Anne-Laure Bondoux) 978038573384
最近読んだ異色の一冊。
チリの人里はなれた村で、殺人者 Angelと両親を殺された少年 Paoloは
共に暮らし始めます。奇妙なことに、Angelはだんだん父親のように
少年を愛するようになり、内面が少しずつ変わっていきます。
物語が進むにつれ、少年の幸せだけを願うAngelの姿が いたいたしい。
暴力の影がつきまといながら、深い静けさとやさしさに満ちた物語。
フランス人作家が書いているので、英米の作家のものとは ひとあじ、
違った雰囲気です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013174]
<クリスマス本>
◇Mr. Willowby's Christmas (Robert Barry) 9780385327213
山から切り出した大きなもみの木が ウィロビーさんのお屋敷に届きました。
あまりに大きな木なので、天井につかえてしまいます。しかたなく上の方を
チョンと切ってしまいました。切られた上の部分はメイドさんのところへ・・・
ところが、また大きすぎて ここでもチョンと切られ・・・そして最後は・・・
ユーモラスなかわいい絵が 次々に広がる幸せの輪をつないでいきます。
◇Winter's Gift (Jane Monroe Donovan) 9781585362318
今日はクリスマス・イヴです。
町はずれに一人きりで住んでいるおじいさんは、おばあさんが生きていた頃、
一緒に森に行って、木を選び、ツリーを飾ったことを思い出します。
飾りつけの最後に、おばあさんは大切にしまってあった星を取り出し、
「星は希望の象徴よ。どんなときも希望を失わないようにしましょうね。」と言ったのです。
でも、春に妻を亡くし、希望を失ってしまったおじいさんに
クリスマスを祝う気力はありませんでした。
そんなおじいさんに 自然がくれた奇跡のプレゼント・・・ 美しい物語です。
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Donnaです。
<私の1冊>
"The Children of Green Knowe"by Lucy M. Boston
この本を手に入れてから読むまでになが〜い時間がかかり、その分読み終わった時は感激!でした。
私も300万語報告に書きましたが、プリンさんの800万語報告(2006/7/19)とヨシオさんの1100万語報告(2007/11/17)にこのシリーズについてとても詳しく書かれてあります。ぜひお二人の報告を参考に、このシリーズを読んでみてください。
<名古屋ネタ本-犬> ☆愛知県は犬の登録数が全国1位!☆
Gary Paulsenの本3冊
(1)"My Life in Dog Years" ---0440414717
彼が飼った初めての犬から現在飼っている犬を通じて、彼の人生を知ることができるノンフィクションの1冊。
犬が好きな方、ぜひぜひ!おすすめです。
彼の両親はアルコール依存症で彼の育児を放棄したため、10代からストリートチルドレン一歩手前の生活。
最初の犬は彼の親がわりになってくれ、10代の頃の犬は不良たちから身を守ってくれるガード犬。
友達もいなかった彼にとっては友にも。
彼の人生は犬たちによって救われた。
もうひとつ彼の人生を救ったのが・・・本!
日本語版「いつもそばに犬がいた」訳者はらるいさんのあとがきから・・・
マイナス10度の中、新聞を売って帰る途中、図書館の前を通った。黄金の明かりにつつまれた読書室が見え、体を温めるために入ると、図書館のスタッフさんが身なりのひどい彼に対してなんの偏見もなくやさしく接してくれた。スタッフの彼女が「本が読みたいの?」と聞いて、本を1冊貸してくれた。それを返すと又1冊貸してくれた。彼はあらゆるジャンルの本をむさぶるように読んだ。まるで死ぬほどのどが渇いていたときに、20リットルの水をさしだされたようだった。
(2)"Puppies,Dogs,and Blue Northers"---9780152061036
上の本のまえがきで書かれているクッキーのお話。
クッキーはそり犬のとても優秀なリーダー犬。又たくさんの優秀なそり犬を産んで育てた。
この本はクッキーの最後のお産の話から始まり、いきなり泣けてしまう。
(3)"Dogteam"---0440411300
犬ぞりの絵本。
夜、月明かりで犬ぞりを走らせる。犬達は走ることがうれしくて、木々の間をぬい、凍った湖の上を走り・・
彼の散文詩のような文と彼の奥さんが描いた絵がぴったり。
<その他の犬本>
(1)"LuckyBoy" by Susan Boase---0618131752
忙しい家族に飼われている犬。名前もつけてもらえず、夏は暑くどろだらけ、冬は寒くてほこりっぽい裏庭に
閉じ込められている。家の中には絶対に入れてもらえない。くさくてきたないから。
お隣におばあさんを亡くして悲しんでいるおじいさんが住んでいる。
このふたりが出会って・・・
(2)"Sam Dog Detective" by Mary Labatt---1550746324
想像力、妄想力がすっごい犬、Samが自分で事件をつくって、女の子2人と
一緒に解決をしていくお話。
ある特別な人だけがある特別な犬と話すことができる!って所が私のお気に入り。
(3)"Officer Buckle and Gloria" by Peggy Rathmann---0399226168
おもしろい!細かいところまでなかなか読めず、つい昨日も新たな発見をして
笑い転げてた。買って良かった〜!
(4)"Walter the Farting Dog" by William Kotzwinkle---9781583940532
For everyone who's ever felt misjudged or misunderstood.
悲しくって爆笑で絵もとっても変わっている変な絵本。何度読んでもおかし過ぎるー!
(5)”The Stray Dog” Retold and illustrated by Marc Simont---043938511
Nateくんのイラストを描かれているMarcさんの絵本。この本が一番回数読んでるかな?大好き。
(6)"The Old Woman Who Named Things" by Cynthia Rylant---0152021027
Cynthiaさんの中で今のところ、一番好きな本。
(7)"The Adventures of Super Diaper Baby" by Dav Pilkey---0439376068
皆さんご存知!人間が××をふんだり、ふまれたり・・
(8)"The Hallo-Wiener" by Dav Pilkey---0439079462
ワンちゃんたちのハロウィーンのお話。
(9)"The Last Puppy" by Frank Asch---0671666878
9頭の中でママから最後に生まれてきた子犬。いつも何をするのも最後。
でもね・・
⑩"Stone Fox" by John Reynolds Gardiner---13:9780064401326
YL2くらいで感動話。一気に読めます。
⑪"Henry Huggins" by Beverly Cleary---13:9780380709120
この本が出版されてから50年以上が経っている。犬と少年の物語は永遠!
⑫"The Call of the Wild" by Jack London---0140366695
PGR2で彼の本を始めて読んで、感動!!!原作に挑戦。
今は彼の人生のほうに興味が・・
⑬"White Fang" by Jack London---8853003995
BLACK CAT版のretold。CD付。PGR2の方が良く書けているかな。
⑭"Superdog" ORT9 by Roderick Hunt---0198452810
Floppy! うちの犬の次に大好きな犬。
あ〜Roderickさん、Alexさん。もっともっとFloppy主役のORTを!お願いします。
<名古屋ネタ本ーBrown Bear> ☆くまさんはなにいろ?あかみそいろ!☆
(1)"Survival Adventure" ORT9 by Roderick Hunt---0198452829
Biffが大活躍のアドベンチャー。Biffが○○を使ってくまさんを・・
(2)"Happy Bithday,Moon" by Frank Asch---0689835442
このシリーズのくまさんはかわいい〜!
(3)"Little Bear"ICR1by Else Holmelund Minarik---13:9780064440042
皆さんお世話になっている?ICRシリーズ。何度読んでもいい話ばかり。
<おまけの赤味噌情報>
タドキスト大会で赤味噌の魅力にはまってしまった方!私のおすすめ赤味噌です。
桝塚味噌 http://www.masuzuka.co.jp/
「天印摺」を使っています。八丁味噌ほど塩辛くなく、硬くもなく、豚汁はもちろん、味噌煮込みうどん、
もつ煮、ふろふき大根のみそたれにも・・・おいしいです。
甘めがお好きな方は酒・みりん・砂糖などを加えて煮込むといいですよー。
煮込みの具に絶対忘れてはならないものは、豚肉と大根です。他はお好みで〜。
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お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2007/12/4(08:17)
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かのんです。
タドキスト大会では、本の展示をさせていただきました。
帰宅してから数えたら35冊ありました。
これでもいっしょうけんめい減らしたんだけどなぁ。
■クリスマス絵本
The Wild Christmas Reindeer by Jan Brett
クリスマスイブに空を駆けるトナカイを調教しておくようにと、
サンタから頼まれた Teeka。でもトナカイは Teeka の手に負えるような
相手じゃなくて、とっても大変! Teeka はちゃんとトナカイたちを
クリスマスイブまでにそりをひかせることができるようになるのでしょうか。
わたしは Jan Brett さんの緻密な絵が大好きです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004867]
Christmas Trolls by Jan Brett
クリスマスの飾りやプディングがなぜかなくなってしまう。
あれ? どうして森の中でハリネズミがうちのプディングを運んでるの?
ハリネズミを追いかけてみると…。これも Jan Brettさんの絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010585]
The Twelve Days of Christmas by Jan Brett
これもまた、Jan Brett さんの絵本。
タドキスト大会で歌ったクリスマスソングといえばこの歌
The Twelve Days of Christmas だよね、いづこさん(と突然よびかけてごめんね)
第2回タドキスト大会でKiccoさんがポップアップ絵本を見せながら
みんなで歌った思い出の歌です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004934]
Santa Calls by William Joyce
Art と Esther の兄妹はみなしごで、テキサスのおじさんのもとで暮らしています。
Art にとって妹の Esther はいつも邪魔な存在。
ある12月の朝、Artのもとへ S.C.と署名のある手紙が届きます。
手紙には、「北へおいで」と書かれていました。
Art は 親友の Spaulding、Art の妹の Esther といっしょに空とぶカヌー?
にのって、出かけます。
こんなすてきなクリスマスプレゼント、贈ってもらったらうれしいだろうなぁ。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0060211334/sss-22/]
Yes, Virginia There Is a Santa Claus by Francis p. Church , Joel Spector
1897年、アメリカに暮らす Virginia という少女が、New York Sun (新聞社ですね)
に手紙をだしました。ほんとうにサンタクロースっているの?と。
その質問への返事を絵本にしたのがこの本です。
子どもの質問に真摯にあたたかく応えてくれる大人がいるって、すてきだなぁ。
しっかり描きこまれた油絵タッチの絵も魅力です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003966]
Pieces A year in Poems & Quilts by Anna Grossnickle Hines
Winter Lights A Season in Poems & Quilts by Anna Grossnickle Hines
去年のタドキスト大会でメイさんが展示していらしたキルト本から2冊。
絵本なんだけど、それがぜんぶキルトでつくられたもの。
1枚1枚の布地が組み合わさって、こんなすばらしい絵になるなんて。
人間の想像力と創造力、手仕事のすばらしさに感動。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012073]
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0060008172/sss-22/]
Peter and Lotta's Christmas by Elsa Beskow
スウェーデンの絵本作家、エルザ・ベスコフのクリスマス絵本。
ちょうど100年前に出版されたお話です。
この頃のスウェーデンでは、クリスマスにやってくるのは
サンタさんじゃなくて、Christmas Goat なのね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010372]
Ollie's Ski Trip by Elsa Beskow
おなじくエルザ・ベスコフの絵本。
少年がお誕生日のプレゼントにスキー板を買ってもらって
ひとりで冒険に行くお話しです。北欧の季節感が伝わります。
このお話に登場する Mrs Thaw がわたしは大好き。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010508]
The Gift of the Magi by O. Henry, Lisbeth Zwerger
O. Henry の『賢者の贈り物』にあのLisbeth Zwergerさんが
すばらしいイラストをつけてくださった絵本。
こんなの本屋さんで出会ったら、手にとらずにはいられない。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0689817010/sss-22/]
Snowman by Raymond Briggs
冬の本といえばはずせません。文字なし絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004459]
Snow by Uri Shulevitz
冬の本といえば、これもやっぱりはずせません。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004030]
The Little Fir Tree by Jim Lamarche
モミの木と男の子のお話です。
モミの木の気持ちなんて考えたこと、あります?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004448]
A Child's Christmas in Wales by Dylan Thomas, Edward Ardizzone
Edward Ardizzoneの絵が好きで気に入っている絵本です。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0460027727/sss-22/]
The Best Christmas Present in the World by Michael Morpurgo
1914年のクリスマス、第一次世界大戦の西部戦線、ドイツ軍と英国軍の
間では奇跡のような1日がありました…。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011791]
■わたしがお気に入りの絵本たち。
Grandpa's Angel by Jutta Bauer
病の床に就いた Grandpa が孫の少年に語ってきかせます。
nothing ever hurt me と。いつも守ってくれる天使がついているのだ、と。
コミカルで、それでいてあたたかいお話です。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0763627437/sss-22/]
Owl Babies by Martin Waddell,Parick Benson
ふわふわわた毛のようなかわいい3羽の Owl の子どもたちのお話です。
絵をみてるだけで、Lovely!
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011424]
Saint George and the Dragon by Margaret Hodges, Trina Schart Hyman
聖ジョージがドラゴン退治にいく伝説を絵本にしたもの。
これも絵がとってもすてきなのです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007720]
All the Places to Love by Patricia MacLachlan, Mike Wimmer
Sarah Plain and Tall シリーズの作者、パトリシア・マクラクランの
絵本です。パトリシアが心のふるさととして愛するアメリカ中西部の大草原の
家を舞台にしたお話です。これも文章もすてきですが、油絵タッチの
絵がこれまた好き。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003394]
The Canterville Ghost by Oscar Wilde, Lisbeth Zwerger
オスカー・ワイルドの「The Canterville Ghost」の絵本です。
文章は Oscar の原文そのままなのでむずかしいのですが
Lisbeth Zwerger の絵がすてき。
わたしにとっては、眺めて楽しむ本です。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/1558586113/sss-22/]
Skeleton hiccups by Margery Cuyler, S.D. Schindler
笑える本としてイチオシ。
hiccupsが止まらなくなってしまった Skeleton くんのお話です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003561]
Courtney by John Burningham
犬を飼いたい。番犬にもなるし、いっしょに遊べるし、
ってことで、Dog's Home に行ったこどもたちが選んだのは
だれも飼いたいとは思わないであろう犬、Courtney でした。
かわいいだけじゃない、胸にぐっとくるお話です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005355]
The Wind in the Willows by Kenneth Grahame , Inga Moore
『The Wind in the Willows』のabridged版です。
(abridged版でも180ページ、23000語もあるんだけど)。
お話のすばらしさもさることながら、これも絵がとっても素敵なの。
英国の田園風景、四季のうつりかわりをペンと水彩でこまやかに描きだして
います。
The People Could Fly by Virginia Hamilton, Leo and Diane Dillon
昔、アフリカに住む人たちの中には、空を飛べる人たちがいたのだそう。
でも、アメリカに連れてこられ、奴隷として生きるうちに、だんだんその
魔法を忘れていってしまったんだって。だけどね、たったひとり、まだ
空をとぶための魔法のことばを覚えている老人がいたの。
異境の地でしいたげられながらも、みずからの民族の誇りと未来への可能性を
忘れない。そんな力強さが伝わる絵本です。
この本の著者、Virginia Hamilton は黒人ではじめてニューベリー賞を受賞した
作家だそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012159]
The Rough-Face Girl by Rafe Martin , David Shannon
オンタリオ湖のほとりに住むネイティブアメリカンに伝わる昔話。
村のいちばん大きなテントには、ふつうの人には姿は見えない、
強大な力をもつという男性が住んでいた。
その男と結婚をしたい姉2人は父にねだって高価な服を用意してもらい
着飾って求婚に行く。末の娘も求婚したかったが
父は末娘の晴れ着を用意するだけの資力はもうなかった…。
ネイティブアメリカンの昔話版のシンデレラ・ストーリーです。
雄大な自然観がすばらしい。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0698116267/sss-22/]
How Rabbit Stole the Fire by Joanna Troughton
これもネイティブアメリカンの昔話。
昔はね、on Earth には火がなくて、とっても寒かったんだって。
でね、Sky People は火を使っていたんだけど、Sky People は高い山の
上で、動物たちが入れないように柵を囲って、
その中で暮らしていたんだって。
寒い Earth に住む動物たちが、Sky People からあたたかい
炎を盗むお話です。活躍するのはある1匹の勇敢なウサギです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007351]
Letting Swift River Go by Jane Yolen, Barbara Cooney
ジェイン・ヨーレンもバーバラ・クーニーも好きなの〜。
って説明になってないですね。
美しい絵と文章。
静けさと懐かしさと、そして失われてしまったものを想うときの
ずきりと胸にくる痛みと。そんな思いが伝わる絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009975]
The Rainbabies by Laura Krauss Melmed, Jim LaMarche
あるところに住んでいた夫婦には子どもがいません。ある月夜の晩、
月の光に誘われるように外へ出た夫婦のもとに落ちてきた、ちいさな
ちいさな子どもたち。12人のちびちゃんたちを夫婦は大切に育てます。
やがてある夜、フードを目深にかぶった見慣れない男性がやってきて…。
ちびちゃんたちをいとおしむ夫婦の表情がとてもいいんです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005403]
Round Trip by ann Jonas
たんぽぽのわたげさんが紹介してくださって、
別府ゆけむりオフで大ブレイクした絵本。
当時、もちろん名古屋オフにも飛び火しました(笑)。
夜明け前に出発して町まででかけていく旅のおはなし。
さいごのページまで行ったところで、えーっ、そうなるの?と
びっくりの絵本。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011333]
The Gingerbread Boy by Ian Beck
昔話なので、いろんなバージョンの絵本がありますが、
これはその中でもかなりオーソドックスなタイプ。
こののほほんとした Gingerbread Boy がかわいくて、わたしはお気に入り。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0192725394/sss-22/]
The Mountain that loved a Bird by Alice McLerran , Eric Carle
これもとにかく大好きなお話です。
しおからさんが多読通信でおすすめしてくださって、
ペーパーバックを持ってるのに、つい、ハードカバーをぽちってしまった
おまぬけさんはわたしです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003593]
Elephant Elephant A Book of Opposites by Pittau & Gervais
これもタドキストに教えていただいた絵本です。
1ページに1単語。その単語をゾウを使って表現。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005980]
Twinkle, Twinkle, Little Star by Iza Trapani
おなじみ「きらきらぼし」の歌詞をそのまま絵本にした1冊です。
このうたの歌詞が11番まであるなんて、わたしはこの本ではじめて
知りました。
今年の6月13日に永眠されたタドキストのさやかさんが、
はじめて多読通信のお当番を担当してくださったときに紹介された
おススメ本。さやかさんが元気でいたら、きっと今年もこのタドキスト大会に
参加してくださったはず。
そんな想いから、わが家にやってきたこの本を今年の大会に参加させました。
さやかさんにこの歌がいまも届いていますように。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011973]
The Fall of Freddie the Leaf by Leo Buscaglia, Ph.D.
はっぱのフレディのお話です。
春に芽生えたフレディが夏・秋・そして冬を迎えます。
遠くへ旅立った人を想うとき、傍らに置いておきたいと思う、
わたしの心の支えになってくれる本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003430]
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視力の低下で通勤多読が不可能になったyksiです
1)Dune
「砂の惑星」は、若い頃映画で観て、ぜひ原作を読みたいと思っていたSFです(1965 Nebula賞、1966 Hugo賞受賞作)。2007年に、Audible.comからUnabridged版が出たので、これを通勤電車で聴いていますが、今年一番のお気に入りの朗読です(まだ、読んでないです)。
2)The World Is Flat
トオルさんが紹介されていましたが、ノンフィクションとしては、格段に読みやすい(これは読みました)、また、聴きやすい作品です。Audible.comからUnabridged版(第3版)を購入できますので、CD20枚(第2版)より割安。1月にNHKスペシャル「インドの衝撃#1」で紹介されていました。工学系の学生にはショッキングな内容です。
3)The Golden Compass (His Dark Materials 第1巻)
間もなく封切りになる新作ファンタジー「ライラの冒険」です。
北極クマ(Armered Bear)が、カッコイイ(朗読も渋い)。Audible.comでセール中(読んでないどころか、本も買ってない)。タドキスト大会後に、第3巻も聴き始めました。
これでは、まるでAudibleの手先ではないか???
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お名前: グルメ http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=yoshizuh
投稿日: 2007/12/5(12:42)
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紹介したい本はたくさんあったのですが、自己紹介という意味で
私が持って行った本は以下の通りです。
1.365 Penguins (2006)
by Jean-Luc Fromental, Joelle Jolivet
ISBN:081094460X
今年、松本で開催された山の湯オフ以降、あちこちのオフ会に
持ち込んでは紹介しまくっていた本です。
1月1日に、とある一家宛に送られてきたペンギン。喜んだのも
つかの間、毎日毎日ペンギンが送られてきて、最後には家の中に
人間の居る場所が無くなってしまう様子が面白可笑しく描かれています。
大判でハードカバーの本ではあるのですが、描かれているペンギンが
可愛くて、つい自分も買ってしまったという人が続出の本です。
2.Penguin(Book&DVD)(2007)
by Polly Dunbar
ISBN:1406308366
こちらもHANAHOUの夏スペオフで紹介してから、あちこちのオフ会に
持ち込んでいる本。絵本の面白さだけでなく、この男の子のキャラク
ターが実際に動き出す様子は、コミカルで面白いの一言。
結構、擬音表現が多く、欧米人はこんな風にしゃべっているのかと
いうのが解るDVDになってます。
ここまでは、既にあちこちで紹介済みの本ですが、本当に紹介したかった
のは、以下の次の本です。
3.Postcards From the Boys (2004)
by Ringo Starr
ISBN:081184613X
「ビートルズ」のメンバーであったリンゴ・スターが、自身に送られて
来た絵葉書をまとめた本。当然の事ながら、その時のエピソードが彼に
よって付けられています。
ジョン・レノンが奥さんになったオノ・ヨーコの両親の元を訪れた際に、
日本から出された絵葉書には、元切手収集家の僕自身も興味津津。
男性人が「オーッ」と唸る様な絵葉書もあります。
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お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2007/12/6(00:08)
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<私の一冊>
"The Sense of Wonder" by Rachel Carson ---006757520X
1960年代に"Silent Spring"「沈黙の春」でDDTや化学農薬の危険性を世界に啓発したRachel Carson。
環境問題を語るときは、今でもよく引用されます。
その彼女が甥のロジャーを連れて、海や森で自然と戯れたときの様子を書いたものが、没後出版されたものです。
「知ることは感じることの半分も重要ではない」ということばに、私はハッとしました。
英語版は Nick Kelsh氏の素敵な写真がたくさんあり、大型で重量感があります。
日本語版は写真は挿絵程度で、手軽に持ち運べるサイズ。上遠恵子さんのみずみずしい翻訳も良いです。
私のHNについている数字の意味は何を隠そう・・・
<名古屋ネタ本>
・"Click Clack Moo Cows that Type" by Doreen Cronin --- 0439216486
「名古屋の冬は寒いでいかんわ。電気毛布もらわな、やってられん。」
と飛騨牛と名古屋コーチンがストライキ。
なごめるイラストが温かく、最後までオチがあって笑えます。
・"Mottainai Grandma" by Mariko Shinju --- 4061323229
ケチで知られる名古屋人。一見捨てられそうなものを生き返らせるアイディアが素敵です。
泣いてしまった孫のなぐさめかたが、私は好きなんです。
・"Where's the Fish?" by Taro Gomi --- 4902216264
愛知県弥富市は金魚生産日本一。
明治初期からの歴史を誇る弥富金魚は、宇宙へも行っています。
五味太郎さんの楽しいイラストを英語でもお楽しみ下さい。
・"Buying Mittens" by Nankichi Niimi --- 0824821297
愛知県半田市出身の新美南吉さん作「てぶくろをかいに」の英訳版。
雪の日の話なのに、心がとっても温かくなります。
子ぎつねの行動やことばがとてもかわいらしいし、
見守るお母さんぎつねと人間たちがとても優しくて、幸せな気持ちになります。
<クリスマス本>
・"OLIVIA helps with Christmas" by Ian Falconer --- 1416907866
今年のクリスマス本いちおしはコレ!
表紙のOLIVIAが真っ黒こげのクッキーを持っているところからして、期待に応えてくれます・・・(^^)
一部めくり絵本になっていて、その間がまたいい感じなのです。
楽しくてheartwarmingなクリスマスを迎えたい方は、是非!
・"Father Christmas" by Raymond Briggs --- 0140501258
不機嫌なサンタさんのマンガです。
サンタさんのクリスマスイブは、私たちの月曜の朝〜金曜日がいっぺんにやってくる、
みたいなもんなんですからしょうがないですね・・・。
サンタさんブランデー好きなんだ、とか、
サンタさんも湯たんぽ使ってるんだ!とか、
何度読み返しても、細かな発見があります。
・"A Pussycat's Christmas" by Margaret W. Brown --- 0064434664
イラストはAnne Mortimerさんです。ネコちゃんの毛がふわふわです。
静けさの中に音楽が聞こえてくるような文章で、
ネコの視点から感じるクリスマスです。
・"Santa Cows" by Cooper Edens --- 0671748637
サンタの帽子をかぶったウシたちが集団で空からやってくる様子は、
まるでDavid Wiesnerの"TUESDAY"の雰囲気です。
文章は韻を踏んでいてリズムがよく、音読すると楽しい感じです。
Santa Cowsは部屋に入ってきてクリスマスキャロルを歌い、プレゼントは意外な・・・
・"Eloise at Christmastime" by Kay Thompson --- 0689830394
Ready to ReadシリーズのEloiseは読みやすいのですが、
オリジナルのEloiseはギャル語?をしゃべっているので英語は難しめです。
でも、はちゃめちゃぶりはイラストから十分伝わってきます。
クリスマスでおおはしゃぎ、ホテル中をかけずりまわっているけれど、
彼女はなかなかいい子なんですよ。
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もつこです。
タドキスト大会で紹介した本です。
<読み聞かせ>
Love you forever by Robert Munsch ISBN 0920668364
邦訳版 ラブユーフォーエバー 乃木りか/訳 梅田俊作/絵 4-265-80081-5
1.4 762
眠った子どもをだっこしてゆらゆらゆすりながら
I'll love you forever
I'll like you for always
As long as I'm living
My baby you'll be
と歌うお母さん。どんなに子どもが大きくなっても母の愛は変わりません。
そのお母さんが年をとってしまったとき、その愛はちゃんと息子に伝わっています。
そしてその息子の赤ちゃんにも。。。。
歌の部分はみなさんで一緒に歌ってもらいました。
みんなの心がひとつになったようで、とってもうれしかったです!
ちなみに邦訳本のほうはイラストがぜんぜん違います。
作者のHPには本人による読み聞かせの音源もあります!
http://robertmunsch.com/
http://robertmunsch.com/storytime.cfm
<私の一冊>
Walk two moons by Sharon Creech ISBN 0060233346
4.9 54000
13才のSalmancaが祖父母とオハイオ州からアイダホ州まで戻ってこなくなった母を訪れるために長い長いドライブに行く道中で、友達のPhoebeの話を祖父母に聞かせます。
2つの場面が同時進行でとてもうまい展開の話だと思いました。
何より、高校時代にホームステイしていたのが、この話の最終目的地である
Lewiston, Idahoで、その町はアメリカ人でも知ってる人も少ない小さな町のため、重要な舞台として出てきたのには、とても驚きました。
そこの夜景はとてもきれいで今でもよく覚えているのですが、そういうシーンがあってまるで自分がその場にいるみたいでした。
この本が読めてよかった!多読してなかったら絶対出会えない本との出会いでした。
300万語の時に一度読みましたが、タドキスト大会までに再読しました!
やっぱりいい話でした!
ちなみにタドキスト大会では時間がなくて話せませんでしたが、Lewistonという町の名前はその昔、西部開拓の旅に出たLewis & Cleark探検隊というのがあって、ここを訪れたためといわれています。
川向こうにはちゃんとClearkston(オレゴン州)もあります。
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きくやです。
午前の部には出席できなかったのですが、
お昼から展示させていただいたクリスマス本の紹介をします。
☆One Snowy Night ISBN 9781845064242
ある雪の夜、小さなハリネズミが、冬眠から目覚めてしまいます。
そこへ、神様が空からプレゼントを落としてくれました。
でも、それは、ハリネズミくんには大きすぎて・・・
赤い帽子の部分が、フェルトになっている‘Touch and Feel Book'です。
思わず触りたくなると同時に、そのあたたかい手触りがなんとも言えない
雰囲気を醸し出しています。CD付きです。
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お名前: みぃみぃ http://nekoshand.air-nifty.com/tadokisutomimi/
投稿日: 2007/12/9(10:58)
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みぃみぃです。
タドキスト大会で、展示した本です。
内容の詳細については、書評システムを参考にしてください。
Sarah Dessen
☆ That Summer (ISBN 9780142401729)
☆ Someone Like You (ISBN 9780142401774)
☆ Keeping the Moon (ISBN 9780142401767)
☆ Dreamland (ISBN 9780142401750)
☆ This Lullaby (ISBN 9780142501559)
☆ Truth about Forever, The (ISBN 9780142406250)
私の一冊で紹介した本です。
☆ Memory Keeper’s Daughter, The by Kim Edwards
(ISBN 9780143037149)
どちらもヤングアダルト向けのPBです。(YL6〜7)
Sarah Dessenは20代の作家です。彼女のHPのJournal
によると今年出産したそうで、子育てに追われている様子
が垣間見られます。
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ソレイユです。
かのんさんをはじめ、愛知の皆さん、
はじめましてだった皆さん、
なぜかしょっちゅうあちこちでお目にかかってる皆さん、
楽しいひとときを一緒に過ごせてとても楽しかったです!
今回持っていった本は(たったの?)3冊でした。
『Star Trek VI The Undiscovered Country』
ISBN-13: 978-0671758837
15年ほどの前の映画のノベライズでとっくに絶版のため、
本としての「オススメ」はしませんが、この本に対する
思い入れだけ語らせてください。
以前にどこかの掲示板に書きましたが、この本、私が生まれて
初めて買ったPBなのです。
まだ今ほど「大人のやり直し英語」に積極的になってなくて、
まったく読めもしないのはわかっていながら、ここで買わな
かったら二度と手に入らないかも、、という想いだけで
買ったこの本、まさか15年もたって読み通す日が来るとは、
当時は思ってもいませんでした。
すっかり黄ばんでぼろぼろになりましたが、私にとっては
大事な記念本です。
以下の絵本2冊は、いくつかのオフで紹介しているので
ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
『Little Beaver and the Echo』
ISBN-13: 978-1406307481
[url:http://www.amazon.co.jp/Little-Beaver-Echo-Book-DVD/dp/1406307483/sss-22/]
DVD付き絵本です。
ストーリーにマッチした映像がとてもきれいです。
ひとりぼっちでさみしい子どもビーバーが、姿の見えない
不思議なお友だちをさがしに冒険の旅?に出ます。
持ってはいるもののじつはそんなに丁寧に読んでなくて
内容を細かく把握してないので(^^;、初日のブックトーク
では、私よりもこの本に詳しいスリーパーさんに本の紹介
を押しつけちゃいました。(^^;
『The Ravenous Beast』
ISBN-13: 978-1406307450
[url:http://www.amazon.co.jp/Ravenous-Beast-Book-DVD/dp/1406307459/sss-22/]
DVD付き絵本です。
かわいい?怪物たちが自分の大食い自慢を披露するオバカ系です。
映像のばかばかしさと音のリズムの良さを楽しめます。
なお、上記の絵本付属DVDは、パソコンのDVDプレイヤーか、PALに
対応している機種であれば国内で普通に売られているDVDプレイヤー
で見られるはずです。
が、条件を満たしているはずのプレーヤーで見られなくても私には
理由はわかりませんのであしからず。
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ハミングバードです。
タドキスト大会で紹介した本です。
(実は前回の名古屋オフ会で、かのんさんにお借りした本です。)
☆Second Grade Rules, Amber Brown(ETR2) ISBN:0-14-240421-7
Amber Brownシリーズの中の一冊です。
小学校2年生のAmberは、机の中を整理整頓することが苦手。
でも、Desk Fairy(Tooth Fairyのいとこ!)からどうしてもご褒美をもらいたい!!
そこで、机をキレイにしようと試行錯誤する様子が書かれています。
よく分からない文章もたまに出てきましたが、
各ページにある挿絵が内容を上手に伝えてくれています。
そしてその挿絵がとっても可愛いです。
この本、実は書評がまだ無いのです。すみません。。。
YLは、1の後半くらい??
(酒井先生の多読教室では、少し難しいとおっしゃる学生さんがみえるそうです。)
どなたか書評を載せてくださるとありがたいです。
同時にかのんさんにお借りしていた、同シリーズの下記の本も面白かったです。
☆Get Ready for Second Grade, Amber Brown ISBN:0-14-250081-X
新2年生になったAmber Brownは、新しい担任の先生のことが気になります。
自分のことを気に入ってくれるかしら、と心配したり、同級生と先生についての噂話をしたり。。。
ランドセルではなくて、クマのぬいぐるみのようなリュックを使っていたり、
2年生の終わりには自分でChapter Bookが読めるようになるみたい、など、
いろんな発見がありました。
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プリンです。
私がお勧めとして紹介したのは
☆ A Traveller in Time by Alison Uttley
(邦題:『時の旅人』 アリソン・アトリー 作 松野正子 訳)
“Grey Rabbit”のシリーズを書いたアリソン・アトリーが十代の読者向けに書いたお話です。
体が弱く、夢見がちな少女Penelope。彼女にはほかの人には見えないものを見ることができるという能力があります。
療養のために母方の大叔母が住むMary, Queen of Scotsのいわれの残るThackers Farmに姉や弟と滞在することになるのですが、ある日、見慣れないドアの向こうに一歩踏み込むとそこは16世紀。Mary Queen of Scotsの時代でした。
PenelopeはそこでBabington Plotを先導したAnthony Babingtonに出会います。
時代の名残を残すその場所で悲劇の女王メアリーの時代と現在を行き来し、とらわれのMaryの救出する手助けをすることになるのでした。
過去は変えられないということを心の底では知りつつも、何とかQueenを自由にしたいとThackersの人たちを手伝うPenelope。
Anthonyの弟Francisに対する淡い思い、雪が降りしきるクリスマスの晩、最終章はロマンチックでちょっと切ないです。
“Greensleeves“の詩が全編を通して効果的に使われています。
☆クリスマス本として紹介した本☆
ずいぶん前に読んで内容を忘れてしまっていてちゃんとご紹介できませんでしたので改めてご紹介を。
書評にあるものは書評をお読みください。
☆ The Story of Holly & Ivy”
by Rumer Godden Pictures by Barbara Cooney
☆ Noel For Jeanne-Marie” by Francoise Seignobosc
☆ The Dolls' Christmas by Tasha Tudor
昔、あるところにSethany AnnとNicey Melindaという名前のお人形が2人の女の子たちと一緒に一軒の古い赤いお家に住んでいました。
このお人形たちはdollhouse dollsではなくて、ちょっと大きかったのですが、幸運なことに、自分たちにぴったりなサイズのPumpgin Houseという名前の家を持っていました・・・。
もうすぐクリスマス。そこで2人の女の子とお人形たちはそれぞれにChristmas Partyに向けて準備を始めます。招待状を出したり、クッキーを作ったり・・・。
まさにタイトルどおり人形たちのクリスマスのお話です。
☆ I Like Winter by Lois Lenski
“Spring is Here”“On a Summer Day”“Now it's Fall”“I Like Winter”それぞれの四季の様子を表した四つの本のうちの冬バージョン。
文章はpoemになっていて韻も踏んでいてリズムよく、声に出して読むと楽しいです。
絵もかわいくて大好きです。ご紹介した冬のバージョン、そして夏のバージョンには巻頭に楽譜もついていて、節をつけて歌えるようになっています。
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もるです。
遅くなりましたが、タドキスト大会の自己紹介で持参した本を紹介します。
■Saga of Darren Shan by Darren Shan(全12巻)
#1 Cirque Du Freak
#2 The vampire's assistasnt
#3 Tunnels of blood
#4 Vampire mountain
#5 Trials of death
#6 The vampire prince
#7 Hunter of the dusk
#8 Allies of the night
#9 Killers of the dawn
#10 The lake of souls
#11 Load of the shadows
#12 Sons of Destiny
「蜘蛛が好きだった普通の少年Darrenは、友達を救うためにhalf-vampireになった…
そんなDarrenのたどる運命の物語」
どれを私の一冊にしようか迷いましたが、Saga of Darren Shanを選びました。
とてもとても大好きな作品で、12巻目を読み終えたときの興奮は忘れられません。
12巻目の前半は予想どおりでしたが、後半の展開は全くの予想外で、
賛否両論ある終わり方だとは思いますが、私は本当に感動しました。
12巻で感動できたのは、11巻までの物語も素晴らしかったからです。
主人公Darrenの一人称で話が進むので、Darrenの心情がとても細かく描かれています。
大きな出来事があるたびに、Darrenは憤り、悩み、葛藤し、考え、自分の道を進んでいきます。
そして成長していくのです。
とくに、10巻最初のDarrenの心情描写は、起こった出来事が出来事であったので、
とても感情移入し、泣きそうになりました。
(私の場合、主人公をここまで好きになった前例がほとんどないので、
それだけでもDarrenは特別ヒイキに値します)
物語がとてもシビアなので、いろいろ痛い出来事も多いです。
正直、すごく切ない話だと思います。
ただ、その切なさがDarrenの一人称を通して伝わってきて、
そこに私は魅力を感じました。
そして、さりげなく重い問題も提起されているように思えます。
とくに4巻〜6巻の一連の話は、いろいろ考えることが多かったです。
Vampireは年のとり方が人間と違うという点も、
切ない問題を生み出していて胸が痛くなりました。
Darren以外のキャラもいいです。
Darrenを叱咤したり励ましたり見守ったりと素敵なキャラばかりです。
文章は淡々としています。一人称なので、誰が何を言っているかというのは
掴みやすい(口調の違いもあります)ですし、
シリーズなので、慣れてくると少しは読みやすく(飛ばしやすく)なると思います。
ただ、10巻は相当おもむきが違うので、読みにくいかもしれません。
(途中経過は飛ばして、最後に明かされる○○の正体だけわかればOKかと思います)
そして何と言っても、
作者の名がタイトルと同じ「Darren Shan」ということがとても重要な意味を持っています。
なぜ同じなのかが、最大のトリックであり、感動するポイントとなっています。
なんで同じなんだ?と興味を持った方は、是非読んでみてはいかがでしょうか!
最終巻の12巻で解明されます。
以上がDarren Shanの紹介でした。
以下、今までに私が読んだファンタジー系のシリーズもので、
大会で紹介しようか迷ったもの達です。。
(YLは4〜8くらいでしょうか)
かなり有名なものばかりですが、何かの参考になれば幸いです。
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Animorphs (全54巻)
動物に変身出来る能力を宇宙人から授かった5人の少年少女(+α)が、
地球を内から侵略しようとする宇宙人に立ち向かう、という話です。
巻ごとに語り手が変わるので、主要キャラの心情がわかり、キャラの魅力がいっそう高まります。
SFで、いろいろな種族が出てきますし、世界観がしっかり考えられて書かれています。
キャラも世界観も確立していて、
ストーリーもシリアスだったりギャグ?と思えるものもあったりで面白いのですが、
全54巻と長いうえ、入手が困難なので、積極的にオススメ出来ないのが残念です……。
この2つを乗り越えられれば、とてもオススメなのですが(>_<)
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DELTORA QUEST (DELTORAシリーズ1作目。全8巻)
#1 The Forests of Silence
#2 The Lake of Tears
#3 City of the Rats
#4 The Shifting Sands
#5 Dread Mountain
#6 The Maze of the Beast
#7 The Valley of the Lost
#8 Return to Del
DELTORA SHADOWLANDS (DELTORAシリーズ2作目。全3巻)
#1 Cavern of the fear
#2 The Isle of illusion
#3 The Shadowlands
DRAGONS of DELTORA (DELTORAシリーズ3作目。全4巻)
#1 Dragon's Nest
#2 Shadow Gate
#3 Isle of the Dead
#4 The Sister of the South
RPGが好きな人には絶対にオススメ!のDELTORAシリーズです。
謎解きやストーリー展開など、とにかくゲームっぽいです。
展開が早く、キャラがもの凄く立っていて、非常に面白いです。
伏線の張り方が秀逸で、ラストに全ての謎がつながる爽快感は最高です。
読後感もバッチリで、とにかく面白い!
私的、Darrenと双璧をなすシリーズです。
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The Chronicles of Narnia
映画も大ヒットの「ナルニア国ものがたり」です。
ここでナルニアについて簡単な補足を。
ナルニアは以下の全7巻になっています。
1 The Magician's Nephew
2 The Lion, the Witch, and the Wardrobe
3 The Horse and His Boy
4 Prince Caspian
5 The Voyage of the Dawn Treader
6 The Silver Chair
7 The Last Battle
ここで注意なのが、原作の巻数はナルニアの年代順で並んでいるということです。
つまり、出版順に並んでいません!!
出版順で並び替えると、以下のようになります。
2 The Lion, the Witch, and the Wardrobe
4 Prince Caspian
5 The Voyage of the Dawn Treader
6 The Silver Chair
3 The Horse and His Boy
1 The Magician's Nephew
7 The Last Battle
作者のC. S. Lewisさんは出版順に読むよりも、
ナルニアの年代順に読むことをオススメしていますが、私は出版順に読みました(^^;)
1巻目のThe Magician's Nephewでナルニアの創世の物語が語られるので、
最後のほうに読んだほうが感動があると聞いていたので……。
ただ、読み方は自由だと思います。
出版順に読み終えた後、私はもう一回ナルニアの年代順に読みたいと思いました。
Narniaは勧善懲悪で、正統派の超王道ファンタジーです。
そしてNanriaの世界には、喋る動物や、フォーン(上半身が人間で、下半身が馬な種族です)、
ドワーフなど、ファンタジーが好きな人にとってはたまらない言葉がたくさんでてきます(^^)
王道なので(Narniaが最初のルーツかもしれませんが)予測しやすい展開ですが、
それでも引き込まれてしまいます。面白いです!さすが名作だと思いました。
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Rowan of Rin
#1 Rowan of Rin
#2 Rowan and the Travelers
#3 Rowan and the Keeper of the Crystal
#4 Rowan and the Zebak
#5 Rowan and the Ice Creepers
DELTORAの作者Emily Rodda氏の別シリーズ、ROWANです。
表紙がモンスターで(別バージョンもありますが)ちょっと引いてしまうかもしれませんが、
DELTORAと同じように展開が早く、ハラハラドキドキの大冒険、面白いです。
さすがDELTORAでおなじみのEmily Roddaさんです、面白い!!
DELTORAと同じような紹介になってしまいますが、まず、展開が早いです。
3万語くらいしかないので、どんどん進みます。
途中で飽きがきません。
ハラハラドキドキ感が持続します!
謎解きもいい感じです(^^)
ROWANシリーズは、毎回rhymeがあり、その一文一文を解読していく形で進んでいきます。
言葉遊びといいますか、比喩調です。
なので、rhymeは難しめですが、解いていく過程でキャラが説明してくれるので、
最初は飛ばしていても全く大丈夫だと思います。
そして伏線です。
本当に上手いと思います。
最後にちゃんとつながるので、読後感は最高です!
なるほど〜とうなりました。
また、#5では、それまで未消化だった部分もつながって感動しました!
そして、ROWANの一番の魅力はキャラクターだと思います!
けして多くないページ数なのに、キャラがとても立っています。
口調など、容易に想像できます。
やはりキャラが魅力的だと、感情移入度が上がるので、どんどん物語に引き込まれてしまいます!
いろんなキャラクターが出てくるので、お気に入りのキャラがきっといるはずです。
また、Emily Roddaさんは、基本的にハッピーエンドなので安心して読めます。
DELTORAにはまった人は間違いなくオススメ!
また、ドキドキハラハラ感を楽しみたい方にもオススメです!
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ARTEMIS FOWL
#1 ARTEMIS FOWL
#2 ARTEMIS FOWL THE ARCTIC INCIDENT
#3 ARTEMIS FOWL THE ETERNITY CODE
#4 ARTEMIS FOWL THE OPAL DECEPTION
#5 ARTEMIS FOWL The Lost Corony
舞台は近未来。
クールで自信家にして憎たらしいほどに頭の良い主人公(私の主観ですが)、
ArtemisとFairyたちとの物語です。
まず#1 ARTEMIS FOWLでは、ArtemisはFairyの一人を誘拐して、莫大なgoldを要求します。
……このことからわかるように、主人公のArtemisは裏世界で有名な犯罪者です。
しかも、1巻の段階では、Artemisは12歳です。
今まで読んできた児童書の主人公は、程度の差はあれ、みな基本的に素直で勇気があって、
主人公らしい主人公でしたが、Artemisは全く違います。
クールというか、相手を試しているような感じです。そして自分の手の内は仲間にも決して見せない。
笑顔(grinning)でかわしてくれます。基本的に可愛げはありません。
私はその手のキャラクターが大好きなので、面白がって読むことができましたが、
ダメな方は相当腹がたつと思います(^^;)
ですが、巻が進むにつれて、Artemisの心に変化が生じてきます。
1巻のころは、money is powerの精神でしたが、Fairyたちとの交流によって、
だんだんとお金以上に大切なことを発見・自覚していくArtemisの姿は心にきました(^^)
舞台は近未来ですが、フェアリーをはじめ、ドワーフ、ゴブリン、トロルといったファンタジーではおなじみの種族も出てきます。
けれども、全体的にハードです。かわいらしさが微塵もないのでご注意を。
また、フェアリーの科学力が進んでいるので、科学系の単語や造語が満載です。
正直、私は全然分かっていません!
武器の材質や仕組み等、いろいろ描写されていましたが、私の力ではどんなものか想像できませんでした…(^^;)
それに加えて、Artemisは子供らしい言葉を全く使ってくれません!
逆に難しい単語をよく使ってくれます。
まあ、Artemisらしくて微笑ましい(?)ですが……こっちは大変でした。
でも、キャラクターがつかめれば、飛ばし読みしまくりで大丈夫だと思います。
というわけでARTEMIS FOWL、主人公がgenius、科学系単語が満載でSF寄りでハードボイルドな児童書です。
それらに興味がある方、特にオススメです。
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ABHORSEN Trilogy
・SABRIEL(1巻)
・LIRAEL(2巻)
・ABHORSEN(3巻)
邦訳では古王国記となっている、ABHORSEN Trilogyです。
1巻目のSABRIELについて紹介します。
主人公はSabrielです。
あるとき、Sabrielのもとに父親であるAbhorsenからメッセージが届きます。
それは、Abhorsenが危険な状態にあるという内容でした。
父親を助けるために、Sabrielは故郷であるOld Kingdamに向かいます。
その地でSabrielは、己の宿命・使命を知ることになります。
そして……
という感じです。
ネタばれにはならないと思うので述べますが、
Abhorsenはnecromancerです。
ABHORSEN Trilogyでのnecromancerは、
こっちの世界(living world)と死の世界(death world)を行ったりきたり出来る能力をもっています。
その能力と、7つのbell、そしてswordを使い、
死霊を退治する者(死に属するものに対抗できる者)がnecromancerでありAbhorsenであるのです。
今まで読んできたファンタジーの中には、
そういった「死」が前面に出ているものがなかったので、とても新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
世界観の描写がとても丁寧です。
The Death(=死の世界)、The Dead(死の世界からのクリーチャー)、
Free magic、Charter magic、それらを使役するbellやpipeにBookなど、
オリジナルの法則やアイテムがたくさん出てきます。
ファンタジーに慣れていない人にとっては、
それらを理解するのが少し難しいかもしれません。
死霊の名前など造語が多く、わかりにくい単語もいくつかありましたが、
英文の構造自体はそんなに難しくなかったです。
ただ、単語と視点移動が少し辛かったです。
ABHORSEN Trilogyはファンタジーなのですが、
私が今まで読んできたものとは何かが違いました。
やはり、「死」という題材は独特です。
抽象的な表現ですが、綺麗なファンタジーでした。
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Pendragon series 〜Journal of an Adventure thorough Time and Space〜
#1:The Merchant of Death
#2:The Lost City of Faar
#3:The Never War
#4:The Reality Bug
#5:The Black Water
#6:The River of Zadaa
#7:The Quillan Games
#8:The Pilgrims of Rayne
主人公のBobby Pendragon(達)があるTerritoryに行き、
Travelerの使命としてそこでの暗躍するSaint Daneを止めるため奔走する……
という話です。
副題の、「Journal of an Adventure thorough Time and Space」がそのまま内容を表わしてるとも言えます。
Territoryとは、いわゆる異世界みたいなかんじです。
現在の地球とは、時間も空間も違う世界、それがTerritoryです。
全く普通の少年だったBobbyの日常は、ある日を境に変わってしまいます。
Bobbyは、叔父からTravelerとしてTerritoryを破壊しようとするSaint Daneから
Territoryを救うことを期待されていたからです。
ですが、Bobbyは本当に普通の少年です。
Travelerの使命にゆれるBobbyの葛藤、
Travelerであるがゆえにおとずれる辛い現実、
それを乗り越えて、少しづつTravelerとしての自分を認めていく過程が良いです。
Pendragonの一番の特徴は、Journal形式で話が進んでいくことだと思います。
Bobbyは、Travelerとして自身が経験したことをJournalにまとめて、
親友であるMarkとCourtneyに送り続けているという設定になっています。
基本的に、
『Bobbyの一人称で書かれているJournal』と
『三人称で書かれるMarkとCourtneyのこと』
が交互に構成されながら物語は進んでいきます。
まだ完結していないので、気になる謎がいくつも残っています。
そもそもTravelerって何? ○○って何? △△って何!? と気になるところが山盛りです。
過去の話も絡みあってきて、局地的な戦いが終結した感があります。
最新巻の#8巻は、Bobby達はいったいどうなるんだーっ!?
という非常においしいところで終わってます。
今、続きが一番楽しみなシリーズです。
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以上です〜。
長々と失礼しました!
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