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お名前: ジアス
投稿日: 2004/4/15(00:16)
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ＳＳＳ多読通信 第27号 （2004/04/15）
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【１】今週の１００万語通過者(4/5-4/11)
【２】今週のお薦め本 あっ？本のストーリーが映画と違う！
【３】今週の特選投稿
【４】SSS コラム アメリカのさくら・日本のさくら
【５】SSS ニュース
【６】編集後記
編集：ジアス
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【１】今週の１００万語通過報告者 (4/5-4/11)
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今週の100万語通過報告は２名でした。おめでとうございます！
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■Skipperさん
１月に開始してわずか３ヶ月間での100万語通過報告です。「英語で何かを
するということに集中力が付いたような気がしています。これも、英語＝勉強
という枠から抜け出せ、多読＝楽しみという構図が自分の中で確立してきたの
かなと感じています。」
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3302]
……………………………………………………………………………………………
■らいたさん
「英語は別世界の符丁だと思っていました」という状態から、娘さんを説得
するための実験台という動機ではじめられたのに非常に楽しんで100万語読まれ
たというご報告でした。「多読に年齢は関係ない。やる気力と元気が英語年齢
を決めるんじゃ。若い者には負けないぜ。」というコメントが素晴らしいです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3308]
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【２】今週のお薦め本 あっ？本のストーリーが映画と違う！
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GRには映画と同じタイトルの本もたくさんあります。でも、読んでみると本
と映画でストーリーが違い、すでに映画を見ていても「こんな結末もあるんだ
...」と思わずつぶやいてしまう、そんな本を集めてみました。
映画を先に見て本を読むもよし、本を先に読んでから映画を見るもよし、あ
なたはどちらで楽しみますか？
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■Forrest Gump(Penguin Level3) 10000語 YL3.0
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冒頭の白い羽が舞うシーンが印象的なトム・ハンクス主演の「フォレスト・
ガンプ」。映画化不能かといわれた原作だけに脚色が多く、ベトナム戦争から
帰った後は本と映画では全くストーリーが違います。「人生はチョコレートの
箱。食べてみるまで中身はわからない」と最初のシーンでガンプが言いますが、
本も映画もまさにその通り、読んで(見て)みるまで中身はわかりません。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S000195]
……………………………………………………………………………………………
■The Horse Whisperer(Penguin Level3) 20000語 YL3.5
……………………………………………………………………………………………
ロバート・レッドフォード監督・主演の「モンタナの風に抱かれて」原作。
乗馬中の事故で片足を失った娘を癒すためには、事故のショックで暴れ馬にな
った馬を再生させることと思った母親が、馬と会話ができるという雑誌で見た
伝説のトレーナーに再起を託すため、遠くニューヨークから中西部のモンタナ
まで娘と馬を連れて旅に出る。そして.....
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S000205]
……………………………………………………………………………………………
■About a Boy(Penguin Level4) 21500語 YL4.0
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ヒュー・グラント主演でヒットした「アバウト・ア・ボーイ」。36歳で金に
困らず定職につかず、結婚も子供もあらゆる責任もNo!の男がMarcusという12歳
のぱっとしない男の子とある事件をきっかけに関わるようになり、お互いが少
しづつ変わっていきます。映画ではヒューのためにあの"Killing Me Softly"
を用意したかのような結末ですが、さて原作はいかに？
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S101751]
……………………………………………………………………………………………
■The Witches(Roald Dahl) 38000語 YL6.0
……………………………………………………………………………………………
タドキストに人気の高いダールの作品、「チョコレート工場の秘密」「ジャ
イアント・ピーチ」「マチルダ」の映画化は比較的よく知られていますが、こ
の作品があの「セサミ・ストリート」のマペットを作ったジム・ヘンソンの製
作で映画化されたことはあまり知られていません。特撮を駆使したGrand High
Witchの変身シーンが見ものです。劇場未公開ですがビデオ化されているので
レンタルビデオ店で探してみてください。これも本と違う結末が待っています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100030]
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【３】今週の特選投稿
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■「お試し期間が終わったという感じ」という感想を述べてくださった栄泉さ
んの300万語通過報告の投稿です。特に再読を意識的に増やすことに効果を感
じたというお話は新たなポイントだと思います。また、いろんな多読教材の評
価もされていますので、初心者の方にも参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=1442]
……………………………………………………………………………………………
■「40万語でなかだるんでいます。原因は日本語訳しながら読もうとすること
にあるようです。実際には目で追っていくだけでもいいのでしょうか？日本語
訳しなくても意味を把握しようとしながら読むと苦痛です。そうしないで目で
追うだけでもいいのでしょうか？教えてください。多読が苦痛になっています。
」というあるタドキストの方の投稿に対して、いろんな角度から他のタドキス
トのみなさんが有益なアドバイスをされています。「最近ちょっと読んでて疲
れるなぁ」と悩んでいる方々に、ぜひ一読の価値ありですよ！
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=18901]
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【４】SSS コラム（マリコ）
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『アメリカのさくら・日本のさくら』
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会社や学校では新しい年度が始まりました。進学や職場の移動などで環境が
大きく変わられた方も多いのではないでしょうか。気持ちのひきしまる季節で
す。
さて、４月というとなんといってもさくらですね。以前、ワシントンD.C.の
ポトマック河畔に咲くさくらをみたときに不思議に思ったことがありました。
同じさくらなのに、日本でみるのと印象がまったくちがうのです。
ポトマック河畔のさくらは、とても小さくかわいらしく初々しい少女のよう
で、明るい雰囲気に包まれていました。それに比べて、日本のさくらには、哀
しさと人を圧倒するような迫力があります。アメリカのさくらは、どこまでも
広がる青空を背景に、大きな木もその広い空間に飲み込まれて小さく華奢にみ
えてしまうのでしょう。そして、日本では狭い空間ゆえにその木の大きさが強
調され、花曇り・花冷えなどといった言葉に表されるようなこの時期独特の肌
寒さが、しっとりとした哀しさを演出しているように思います。
わたしの家の近くにある井の頭公園には、池を囲むように大きな桜が何十本
と並んでいます。水面に張り出した大きな枝につけた満開のさくらは壮大です。
やがて、花吹雪が舞い、大きな池一面がピンクの花びらでおおわれ桜色の池に
かわります。寂しい美しさをたたえた水面に舞うさくらは何ともいえない風情
があります。はっとして見入ってしまう一瞬です。大きな木から絡み合うよう
に出た枝にいっせいに咲く花の見事さと、ちりゆく様子のいさぎよさが、惜し
む気持ちをつよくかきたて、さくらの魅力をよけいにひきたてているような気
がします。
同じさくらを、同じわたしがみているのに、アメリカのさくらには快活さを
感じ、日本のさくらには自然に「もののあわれ」を感じてしまいます。空の高
さや青さ、空気の温度や湿度などの背景や環境の差がわたしのものの見方、感
じ方を変えているように思いました。風土が育てる文化の一面を垣間見たよう
な気がします。
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【５】SSS ニュース
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■新書評システムの移行ただいま進行中
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【SSS書評検索システム／SSS書籍TOP】
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_130.jsp]
いよいよ公開が始まった新書評システムです。4月13日より本格的なデータ
移行が始まりました。
それにともない、新書評システムへの「新規書籍登録」「登録本修正」は、
下記の期間中は休止させていただきます。
日時：４月１３日（火曜日）午後１２：００より
期間：１週間〜１０日間程度
※この期間中も登録・修正は機能上できますが、データ移行の最終段階で全て
上書きされてしまう為、記録として残りません。ご注意ください。
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■酒井先生が大分へ！大分高専で講演と公開授業、夜には別府オフ会開催！
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4月21日（水）酒井先生が大分高専で講演されます。公開授業も参観できます。
そして夜は別府温泉・・・。夢のような企画が実現します。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3765]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3732]
……………………………………………………………………………………………
■４月のイベント予定
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そのほか、４月の各地のイベント予定はこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3753]
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【６】編集後記（ジアス）
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４月に入り、就職、進学、異動などで生活環境が変わった方も多いのではな
いでしょうか？掲示板も少し静かな１週間だった気がします。新たな環境に慣
れるのに懸命で、なかなか本を読む時間が取れずにペースが落ちている方もい
らっしゃると思います。
でも、心配は無用です。少しぐらい間があいても、自分のペースで続けられ
るのがSSSの多読のいいところです。なによりも、これまで読んできた語数は必
ずあなたの力になっています。少し余裕ができたら、暖かくなった春の陽ざし
を楽しみながら、少しやさしめの本を手に取ってみてはいかがでしょう。
忙しいときには無理をせず、のんびり本を楽しみましょう。そして、誰かと
話したくなったら、いつでも掲示板にいらしてください。きっとタドキスト仲
間が暖かく迎えてくれますよ。
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は、みなみさんです。
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで
掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
───────────────────────────────────
※このメールマガジンは『まぐまぐ！』 [url:http://www.mag2.com/] を
利用して発行しています。
申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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発行：SSS英語学習法研究会（[url:http://www.seg.co.jp/sss/]）
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