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874. SSS多読通信 第190号 (2007/8/30)
お名前: メイ
投稿日: 2007/8/30(09:36)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SSS多読通信 第190号 (2007/8/30) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】今週の100万語通過者 (8/20-8/26) 【2】今週のお薦め本 特集「気楽にすらすら読めるシリーズ」 【3】今週の掲示板ダイジェスト (8/20-8/26) 【4】SSSコラム 「楽しいときの理解度って?」 (ジアス) 【5】SSSニュース 【6】編集後記 編集:メイ ─────────────────────────────────── 【1】今週の100万語通過報告者 (8/20-8/26) ─────────────────────────────────── 今週の100万語通過報告は1名でした。おめでとうございます! …………………………………………………………………………………………… ■100万語通過で〜す♪ うだきちさん …………………………………………………………………………………………… お子さんへの読み聞かせからスタートされたうだきちさん、レベル0、1をた っぷり読まれているのがすばらしいです。最近は5000語くらいの本が楽に読め るようになり、今まで手を出さなかったGRも面白く感じられるとのことです。 2周目がますます楽しみですね。読書も子育ても楽しまれてください♪ [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=6914] ─────────────────────────────────── 【2】今週のお薦め本 特集「気楽にすらすら読めるシリーズ」 ─────────────────────────────────── この夏の暑いことと言ったら! 暑さで頭も働かずという時、ごろごろしなが ら読むのによさそうな気楽でやさしいシリーズです。まだ、残暑も厳しいよう なので このあたりの本をパラパラと読みながらのんびりお過ごしください。 …………………………………………………………………………………………… ■The Eye in the Graveyard (Zone Books: Library of Doom Series) YL0.7 678語 …………………………………………………………………………………………… 墓場にうごめく影・・・ 重いバッグを引きずる図書館員は とある墓石の前 で立ち止まる。そこには「初代図書館員、ここに眠る」の文字が・・・ プチ・ホラー系のZone Booksシリーズの1冊。挿絵、活字の使い方でそれらし い雰囲気が出ています。全6巻のシリーズです。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013134] …………………………………………………………………………………………… ■The Boy Who Burped Too Much (Graphic Sparks) YL0.8 741語 …………………………………………………………………………………………… Bobbyはごく普通の男の子。でもひとつ困ったことが・・・ それはゲップが 出やすくて、始まると止まらないことです。スペリング大会に出場することに なりましたが、ゲップが出たらどうしようと心配です。いろいろ対策を試みま すが・・・ マンガ形式のGraphic Sparksシリーズの本。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013133] …………………………………………………………………………………………… ■The Mysterious Mask (Klooz Series) YL1.9 3800語 …………………………………………………………………………………………… ガムとイタリアン・アイスクリームが好きなKloozは少年探偵。奇妙なアフリ カのお面を飾って以来、災難が多発するアイスクリーム店の事件を解決します。 厚さのわりにページがすかすかで するっと読める楽しい本。シリーズで10冊 ほど出ています。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013135] …………………………………………………………………………………………… ■Damian Drooth Supersleuth: Spycatcher YL2.0 5500語 …………………………………………………………………………………………… イギリス版Nate the Greatといった雰囲気の少年探偵もの。一流の探偵気取り ですが、ママにはさっぱり頭が上がらずで、ほほえましいです。今回は近所の 発明家のアイディアを盗もうとするスパイを捕まえるお話。Damian Drooth Supersleuthシリーズは全5冊刊行中。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013140] …………………………………………………………………………………………… ■Shredderman #1: Secret Identity YL2.8 14789語 …………………………………………………………………………………………… 5年生のAlvinのクラスにはいじめっ子のBubbaがいて、みんなに恐れられてい ました。新聞作りの課題を利用して、Alvinは巧みにBubbaと対抗していきます。 Shreddermanはそんな彼の作り出した正義の味方です。 この課題を通じて不器用でドジだったAlvinは大きく成長していきます。登場 人物の気持がよく出ていて読み応えがあります。Sammy Keyesシリーズを書い たWendelin Van Draanenのシリーズで4巻まで出版されています。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013141] …………………………………………………………………………………………… ■Five Lost Aunts of Harriet Bean (Harriet Bean Series) YL3.2 17000語 …………………………………………………………………………………………… 発明狂のパパと二人暮らしのHarrietは ふとしたはずみにおばさんが5人もい ることを知ります。探そうにもパパは自分の姉妹の居所さえ知らず、手がかり もほとんどなし。どうしたら5人を見つけられるでしょう? 5人のおばさんが 個性的で楽しいです。No.1 Ladies Detective AgencyやAkimboシリーズを書い たAlexander McCall Smithのすらすら読めるシリーズ。3冊出ています。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013142] ─────────────────────────────────── 【3】今週の掲示板ダイジェスト (8/20-8/26) ─────────────────────────────────── ■はじめましての掲示板から ようこそ♪ …………………………………………………………………………………………… 苦手で嫌いな英語でしたが、読んで笑えました。 ともちゃさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5987] ─────────────────────────────────── ■まずは10万語の掲示板から …………………………………………………………………………………………… 児童書を楽しんで10万語突破 ヨリさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9181] ─────────────────────────────────── ■めざせ100万語の掲示板から …………………………………………………………………………………………… Great Blue Yonderで30万語通過 takanashiさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=24024] 50万語通過。年内に100万語を越えて夢のペーパーバックも。 motoさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=24035] ─────────────────────────────────── ■100万語超の掲示板から …………………………………………………………………………………………… 300万語通過。Harry Potter最終巻も読めた! jadeiteさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9866] ─────────────────────────────────── ■親子で多読を楽しむの掲示板から …………………………………………………………………………………………… お子さん二人に毎日、読み書かせしています。 こるもさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=3683] ─────────────────────────────────── ■英語のこと何でもの掲示板から …………………………………………………………………………………………… どうしても意味がわからない文章は? ゆうちゃさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=1548] ─────────────────────────────────── ■音のこと何でもの掲示板から …………………………………………………………………………………………… パソコンからの音源をCDにするには? ゆうちゃさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=3164] ─────────────────────────────────── ■読書のコツと用語集の掲示板から …………………………………………………………………………………………… 読む速度を上げるには? サイコロさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss3&c=e&id=382] ─────────────────────────────────── ■多読による英語教育の掲示板より …………………………………………………………………………………………… 小・中学生に初めての多読の授業をやってみました。 Lilyさん [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-t&c=e&id=1283] ─────────────────────────────────── 【4】SSSコラム 「楽しいときの理解度って?」 (ジアス) ─────────────────────────────────── SSS多読の3原則は、「1.辞書は引かない 2.分からないところは飛ばして前 へ進む 3.つまらなくなったら止める」なのはみなさんご存じだと思いますが、 じゃあ、自分が楽しく読めている時の理解度ってどれくらいだろう、って考え たことってありますか? ある本を読んで、その内容を100%理解しているかどうか、と考えると、きっ と英語に限らず、日本語でも作者の言いたいことの100%理解しているわけでは ないと思います。 私はSSSの多読法に出会って、易しい本から読んでいくということが楽しい から続くということを本当に信頼できるようになったのは、自分の経験だけ じゃなくて、自分の娘たちが楽しく本を読んでいる、という姿を目の当たりに しているからというのが大きいです。 私の娘たちはいま小学校の6年生と3年生です。マンガとゲームも大好きな、 ごく普通のいまどきの子供たちですが、それでも父親の私が英語の本を読んで いる姿を見ているので、私が薦める本はハズレがないと思って読んでいます。 ロアルド・ダールやルイス・サッカーの一連の作品、ミヒャエル・エンデの 「モモ」やナルニア国ものがたりなどは夢中になって読んでいました。(もち ろん日本語ですよ。) 小学校高学年の上の娘はともかく、下の娘にとってはキリン読みもいいとこ ろだと思うのですが、「面白い?」って聞いてみると「面白い!」という答え が返ってきます。私の理解度と、上の娘の理解度と下の娘の理解度は明らかに 違うはずです。下の娘は相当な飛ばし読みをしているはずなんですが、それで も楽しいから本を読むということを覚えて、それが子供たちの国語力に明らか に反映しているという結果を見ているので、英語の多読だって楽しく読んでい れば明らかに自分の英語力のプラスになるという想いが、私がSSSの多読の力 を信じ続ける大きなモチベーションになっています。 100%の理解なんて日本語の本を読んでも幻想だと思います。その証拠に、昔 読んだ本を再読すると、以前読んだ時に気づかなかった新たな発見をすること がありますよね。自分の語学的な理解力の改善もあるけれど、自分の人生経験 上の成長がないと理解できなかったこともありますよね。それぐらい、長く読 み継がれている名作は奥が深く、何度も読み返す価値があると思います。だか ら、本を読むことって一生かかってもやめられないし、SSSの多読に出会って 英語の本を原書で読む楽しみに開眼したことには本当に感謝しています。 ことしの夏休みに、娘たちに3冊の本を贈りました。「エーミールと探偵た ち」「トムは真夜中の庭で」「クローディアの秘密」です。3冊とも楽しく読 んでくれたみたいで、父親の私はとても嬉しく思いました。 8月28日は上の娘の誕生日なので、amazonから誕生日祝いに、自分が読んで 面白かった本を贈りました。こんども夢中になって読んでくれるといいな。 ─────────────────────────────────── 【5】SSSニュース ─────────────────────────────────── ■C'mon! Tadokids! 朝日小学生新聞 8/23 号 …………………………………………………………………………………………… 朝日小学生新聞に月1回連載の「C'mon! Tadokids!」、8月23日は、 ORT Stage 1+ Songbirds "Bob Bug" の紹介です。 下記のURLから、一般の方も絵本と音声を楽しむことができます。 [url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm] …………………………………………………………………………………………… ■多読講演会 セミナーの予定 …………………………………………………………………………………………… 10月14日 麻布 絵本から児童書への多読指導(古川昭夫) 11月3日 高岡 多読と多聴がひらく英語の世界(酒井邦秀) 上記の詳細は、下記でご確認ください。 [url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html] 酒井先生の講演会等の活動は、下記に詳しい情報があります。 [url:http://tadoku.org/workshop.html] ─────────────────────────────────── 【6】編集後記 (メイ) ─────────────────────────────────── この夏はなんだかひたすら暑い毎日でしたね。「地球が壊れては大変!」と ちょっとだけ省エネを心がけました。近所は車をやめて汗をかきつつ歩き、午 前中はなるべくエアコンを使わないようにし、何日かはお風呂の残り湯で打ち 水もしてみました。ただし、気が向いたときだけ。いい加減でも気長に続けれ ば、やらないよりはマシかもという程度なので、効果のほどは疑問です。地球 に「がんばってね!」と言いたくて。 早く涼しくなりますように。 …………………………………………………………………………………………… 次号もお楽しみに! 今 週 も H a p p y R e a d i n g ! ─────────────────────────────────── 多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。 ・メール sss-web-magazine@... ・掲示板への投稿 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108] ・多読通信アンケートフォーム [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html] ※メールでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う場合があります。 ご了承ください。 ─────────────────────────────────── 多読通信の過去記事&マガジン内検索 [url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505] ─────────────────────────────────── ※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]を 利用して発行しています。 配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html] ─────────────────────────────────── 発行:SSS英語学習法研究会( [url:http://www.seg.co.jp/sss/]) ───────────────────────────────────
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●マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信第190号(2007/8/30)
●発行部数
6332