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お名前: Kian
投稿日: 2004/3/4(04:09)
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SSS多読通信 第21号 (2004/03/04)
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【1】今週の100万語通過者
【2】今週のお薦め本 - 芸術家シリーズ -
【3】今週の特選投稿
【4】SSS コラム
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
編集:Kian
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【1】今週の100万語通過報告者 (2/23-2/29)
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今週の100万語通過報告者は2名でした。おめでとうございます!
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■丼さん
11ヶ月かけて378冊も読み、100万語を通過した丼さん。
レベル0と1をできるだけ多く読んだそうです。
90万語の頃受けたTOEICの点が多読開始前と変わらなかったからか、
「楽しみにしていた100万語到達ですが、何故かあまり感激がないのです。」
とおっしゃっています。
しかし、「1年間めげずに続けられたことは何よりの収穫です。378冊も読んだ
(目を通したが正確かも)ことも、これは一応の成果である。自分の実力がよ
く分かったこと(希望的実力ではなく目の覚めた実力)は今後の対策にもなる」
と、冷静に自己分析もされています。
基礎になるレベルの本を時間をかけてたくさん読んだことは、いつか必ず身に
なると思います。これからも、多読を楽しんでくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2997]
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■naongさん
6ヶ月で320冊を読み、100万語を通過したnaongさん。
月ごと、10万語ごとの分かりやすいグラフ付きで報告してくださいました。
初めの1ヶ月が約86,000語と少ないのは、「わたしはとても熱しやすく冷めや
すい性格なので、最初にがんばりすぎて失速したくなかった」という意図的な
ものだそうです。
また、GRのレベル0、1が面白くないと感じて、ネイティブの子ども向けGR
(AAR, HLR, ICR, PER, SIR)を数多く読んだそうです。自分を冷静に分析して、
対策を講じることは大切なことですね。
これからも、読みたい本をたくさん読んでいってくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3042]
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【2】今週のお薦め本 芸術家シリーズ
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■Getting To Know The World's Greatest Artists シリーズ YL2.6-3.2
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Mike Veneziaが楽しいイラストと共に、芸術家の作品と生涯を分かりやすく
説明している子ども向けのシリーズです。
字も大きく読みやすいですが、なんと言っても嬉しいのは、豊富な作品の写真
と、結構詳しい解説です。お好きなArtistの本を読んでみてくださいね。
それぞれの書評にはこちらからどうぞ!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=82]
年代順に並んでいます。
・Giotto (ジョット)
・Botticelli (ボッティチェリ)
・Da Vinci (ダ・ヴィンチ)
・Michelangelo (ミケランジェロ)
・Raphael (ラファエロ)
・Tizian (ティツィアーノ)
・Pieter Bruegel (ブリューゲル)
・El Greco (エル・グレコ)
・Rembrandt (レンブラント)
・Johannes Vermeer (フェルメール)
・Francisco Goya (ゴヤ)
・Eugene Delacroix (ドラクロワ)
・Camille Pissarro (ピサロ)
・Edgar Degas (ドガ)
・James McNeill Whistler (ホイッスラー)
・Paul Cezanne (セザンヌ)
・Monet (モネ)
・Pierre Auguste Renoir (ルノワール)
・Henri Rousseau (ルソー)
・Mary Cassatt (カサット)
・Paul Gauguin (ゴーギャン)
・Van Gogh (ゴッホ)
・Georges Seurat (スーラ)
・Grandma Moses (グランマ・モーゼス)
・Frederick Remington (レミントン)
・Henri de Toulouse-Lautrec (ロートレック)
・Henri Matisse (マティス)
・Paul Klee (クレー)
・Picasso (ピカソ)
・Edward Hopper (ホッパー)
・Diego Rivera (リベラ)
・Marc Shagall (シャガール)
・Georgia O'Keeffe (オキーフ)
・Grant Wood (ウッド)
・Norman Rockwell (ロックウェル)
・Dorothea Lange (ラング)
・Rene Magritte (マグリット)
・Salvador Dali (ダリ)
・Frida Kahlo (フリ−ダ・カーロ)
・Jackson Pollock (ポロック)
・Jacob Lawrence (ロウレンス)
・Roy Lichtenstein (リキテンスタイン)
・Andy Warhol (ウォーホル)
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【3】今週の特選投稿
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■ジアスさん & ぷーさん & トオルさん 「多読を続けて効果を実感」
「多読は楽しいけど、このまま続けていたら英語力は上がる?」と疑問に思っ
ている方も多いと思います。3人の方が、それぞれ2周年、500万語の報告で、
英語力が上がったことを報告してくださいました。
TOEIC、英語での雑談、リスニング等、一見多読とは関係ないように思えるこ
とも多読で力がついたという報告は、後に続くタドキストに希望と元気を与え
てくれると思います。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=729]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=839]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=851]
また、ここでは取り上げませんでしたが、今週は「初PBが読めた!」という
喜びの報告が多く、「続けていれば力がつく」ということを実感しました。
まだ迷いながら読んでいるみなさん、大丈夫ですよ!
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■慈幻さん & 間者猫さん 「酒井先生からの宿題への回答」
2月15日、大阪の講演会で、酒井先生から宿題を出されたお2人。
それぞれが語数報告と同時に丁寧に宿題に回答し、興味深い分析をされています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=812]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=827]
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■絵本の会活動報告
大阪で月に2回、絵本が大好きなタドキストが集まって、絵本を楽しんでい
ます。マザーグース、バレンタイン、絵本を楽しむための和書など、役に立つ
楽しい情報が満載です!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3455]
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【4】SSS コラム(古川)
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SSSの古川です。大修館「英語教育」2月号の影響か、あるいは、今までの
SSSの地道な活動が、先生方にまで徐々に届いているのか、先生方からの問
い合わせが増えています。
これを機に、「SSS式多読授業の10のポイント」というのをまとめてみました。
■授業の主役は生徒
1 生徒が読書を楽しむ環境を最大限つくる
2 生徒に読書を押しつけない
3 授業中の生徒の様子を観察して、個人指導する
■やさしくたくさん
4 レベル0から始める
5 基本200−1000語レベルの本を非常に重視する
6 難しい本が読めるようになってきても、易しい本も読むことを薦める
7 150万語程度読むまでは、辞書を使わない
8 年間50万語〜500万語読むことを目指す
■楽しく読める本を薦める
9 いろんな種類の本を揃える
10 生徒の読みたい本を手に入れよう
詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-t&c=e&id=178]
をご覧下さい。感想や意見などありましたら、この投稿に返信下さい。
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【5】SSS ニュース
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■ 講演会の報告
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2月21日に名古屋で、2月22日に京都で、酒井先生の講演会が行われました。
それぞれの詳しく興味深い報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3410]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3414]
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■3月は講演会はお休みです
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■書評システム更新のお知らせ
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書評システムは、4月初旬をめどに、ソフト・ハードとも全面的に改訂し、
1)だれでも、書籍登録ができる
2)個人の読書記録をweb上でつけることができる
3)より複雑で実用的な書籍の検索ができる
ようになる予定です。近日中にベータ版を公開しますので、ぜひ、ためしに
使ってみて下さい。詳しくは、SSS Web Magazine、 掲示板の関する掲示板
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&id=92]
にでるお知らせをご覧下さい。
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■大学への数学 3月号
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東京出版発行の 月刊「大学への数学 3月号」 p76-p79に、英語多読の記事
を書きました。本屋さんでご覧下さい。酒井先生とはちょっと違う切り口で
多読法を紹介しています。図書館に図書購入の要望を出すような場合にも使え
るような資料となっています。これから大学生になる方や高校生の方が
この記事で、ひとりでも多く多読を始めてくれればと思っています。(古川)
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【6】編集後記(Kian)
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今週のお薦め本で、芸術家を紹介する"Getting To Know The World's
Greatest Artists" シリーズをご紹介しました。全43冊、最初は、終わりが
とても遠くに思えた書評でした。しかし、1冊、また1冊と書いていくうちに、
このシリーズを書評することが、どんどん面白くなっていきました。
「なぜ面白くなったのか?」と、考えてみました。
まず、シリーズを通して書評することで、断片的にしか知らなかった西洋美
術史を、少しだけ体系的に理解できたことです。これは美術史に限らず、多読
を始めてから時々思うことです。「楽しいから」「読みたいから」「英語の力
をつけたいから」と、私が英語の本を読む理由は様々ですが、読みたい本を読
むことで「知識が得られる」という、多読開始当初には考えもしなかった喜び
を感じています。
次に、読みっぱなしでなく書くことで、得られた知識が定着することが
分かったことです。特に「書評」ですから、なるべく読む人に分かりやすく書
かなければなりません。正確さを心がけるのはもちろんですが、
特に、ノンフィクションシリーズなので、「間違いがないように、誰にでも分
かりやすいように」と、丁寧に書くことを心がけました。そうすると、読むだ
けより明らかに本の内容を「覚えている」のです。大人になったら記憶力は
低下するのみ、と思っていた私には嬉しい誤算でした。
最後に、書評のページが充実していくように感じられたことです。我ながら
大げさだなあ、と思いますが(笑)。私は多読を始める前は、英語の本が全く
読めませんでした。そんな私が多読を始めて、書評のページをどんなにありが
たいと思ったか、今でもよく覚えています。そして、語数を自分で数えなくて
も書評を検索したら分かる、この嬉しさ!自分で書評を書くようになったのも、
私と同じように感じている多読初心者の方のお役に立ちたいと思ったからです。
だから、私は書評を書くことが大好きですし、書評委員が協力して、
少しずつでも書評のページが充実していっているのが嬉しいです。
楽しくて、自分のためにもなる書評書き、みなさんもやってみませんか?
読んだ本について自分の言葉で表現することって、結構楽しいですよ!
[url:http://www.seg.co.jp/sss/review/revlogin.html]
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次号の担当はsumisumiさんです。
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/] を
利用して発行しています。
申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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SSS多読通信 第21号(2004/03/04)発行データ
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