スレッド: SSS多読通信　第170号（2007/3/29）プラス訂正

[掲示板: ＳＳＳ News -- 最新メッセージID: 1911 // 時刻: 2024/11/27(09:21)]
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多読通信をお読みのみなさま、おはようございます。
今号担当のメイです。

配信されてきたものを見て、間違いが1箇所あったことに気がつきました。
お薦め本の
■Shakespeare Stories Series（ジュニア向きRewrite版）全8冊より
     A Midsummer Nights's Dream　　          YL2.4       2,700語
とあるのを

■Shakespeare Stories Series（ジュニア向きRewrite版）全8冊より
     A Midsummer Night's Dream　　          YL2.4       2,700語

と訂正させていただきます。

うっかり者で・・・　ごめんなさ〜い。

こちらが訂正版です↓

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　　　　　　　　ＳＳＳ多読通信　第170号　（2007/3/29）

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【１】今週の１００万語通過者 (3/19-3/25)
【２】今週のお薦め本　 「最近読んだやさしめシリーズ」特集
【３】今週の掲示板ダイジェスト (3/19-3/25)
【４】ＳＳＳコラム　「オランダの教育レポート　その７」（Kian）
【５】ＳＳＳニュース
【６】編集後記 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　編集：メイ
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【１】今週の１００万語通過報告者 (3/19-3/25)
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今週の100万語通過報告はありませんでした。来週をお楽しみに！
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【２】今週のお薦め本　　「最近読んだやさしめシリーズ」特集
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最近読んだ本の中から、やさしめのシリーズものをご紹介してみようと思いま
す。ノンフィクションあり、歴史ものあり、文学系あり、おバカ系あり・・・
どういう趣味なの？って言われそうですが・・・まあ、ご覧になってください。
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■Flying Foxes Series（物語仕立てのノンフィクション）全18冊より
     Slow Magic 　　　　　　　　　　      　YL1.9　　　　1,035語
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Pollyはおじいさんに暖かい物に変わるという魔法の草の種をもらいます。そ
の種をまき、魔法が起るのを待ちます。ゆっくり、ゆっくり。
この巻では自然のサイクルを学びます。ふんわりやさしい絵がきれい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012543]
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■Commander Toad Series（カエルの宇宙冒険物語）全7冊より
     Commander Toad in Space　　　　　     　YL2.1　　 　1,723語
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宇宙船Star Warts号の乗組員は全員がカエル。隊長のCommandar Toadと3人の
部下の任務は、未知の星を調査することです。この巻は　陸地はなく水ばかり
という星でのお話です。他愛もないお話ですが、カエルたちの表情やちょっと
したセリフに妙な味があり、ダジャレも満載です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011896]
……………………………………………………………………………………………
■Shakespeare Stories Series（ジュニア向きRewrite版）全8冊より
     A Midsummer Night's Dream　　          YL2.4       2,700語
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アテネの町では２組の男女が恋のすれ違いでごたごたし、妖精の世界では王の
Oberonと王妃のTitaniaが喧嘩し、そこに魔法がからまって・・・　
これならやさしくシェークスピアが読めます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012544]
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■Prairie Skies Series（西部開拓時代の物語）全3冊より
     Pioneer Summer　　　　　　　　　　     　YL2.8　　　1,572語
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カンザスが奴隷州になるか自由州になるか住民の投票で決まることになったた
め、両陣営からの住民が流入した時代でした。Charlieの一家は奴隷制廃止の
立場で移住します。開拓地にはどんな人生が待っているでしょう。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004291]
……………………………………………………………………………………………
■Legend of ... Series（滑稽な物語）全３冊より
     Legend of Spud Murphy　　　　　　　　　 YL3.2       6,830語
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９歳のWillは男ばかり５人兄弟の２番目です。家の中はいつも大騒動。あまり
のことに両親は上の二人を図書館に行かせることにしました。本なんか嫌いな
のに図書館には"Spud Murphy"と呼ばれている「怖〜い司書」までいて・・・
Artemis Fowlを書いたEoin Colferの笑えるシリーズです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011903]
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■Black Cat Series （ジュニア向け娯楽本）約36冊より
     Something Slimy on Primrose Drive　　　 YL4.0       15,000語
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美しく整然とした町の一角に引っ越してきた薄気味の悪い家族。隣はとびきり
几帳面な一家だったので大変です。両家の子ども同士が仲良くなり、それがき
っかけで２家族の交流が始まりますが・・・人間にとって大切なのは何かを考
えさせられました。（CD付きのGR、Black Catとは別のシリーズです。）
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011275]
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【３】今週の掲示板ダイジェスト (3/19-3/25)
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■児童書が難しいです。。。　　　　　    　　　　　　多読好きさん
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児童書は同じレベルのＧＲに比べて難しく感じてスムーズに読めないこと、
よくありますよね。多読好きさんのご質問にたくさんの回答が寄せられてい
ます。同じ悩みを持つ方、参考になさってください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5459]
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■はじめまして。　　　　　　　　　　　　　　　　　　TOTOさん
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夢があって多読を始められたなんてすてきですね。いろいろ読んでいるうちに
今は難しく感じられるScience系の本もするっと読めたりするから不思議なん
です。のんびり行きましょう！
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=5476]
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■20万語達成　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夢子さん
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以前、挫折した本が楽しめ、英語ドラマが聞き取れるようになった、とのうれ
しい20万語報告です。これからも多読で楽しい人生を！
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23665]
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■90万語になりました♪　　　　　　　　　　　　　　amaebiさん
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辞書を引きながらＧＲを読もうとして挫折した経験をお持ちのamaebiさんは
「多読３原則」ってすごいと実感されています。本当にそうですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23673]
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■思えば遠くへ来たもんだ（２周年報告）　　　　　　　グルメさん
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230万語を越えた最近は読むペースが急上昇し、「固まり読み」ができるよう
になり、シャドーイングでも「口が音声に付いていけてる」と感動のご報告で
す。実り多い２年でしたね。これからもHappy Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9422]
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■多読開始してまもなく３年　　　　　　　　　　　　　T.Yさん
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３年間に2,500万語という驚異的な読書をし、あらゆる面ですばらしい成果を
上げられています。これからはいよいよ１億語をめざして行ってらっしゃい！
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-1000&c=e&id=614]
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■最近気づいたある変化　　　　　　　　　　　　　　　春告魚さん
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毎日、聞き続けて多聴200万語になる春告魚さんは、最近、ジャズヴォーカル
が聞こえるようになったそうです。大きな目標のひとつを達成ですね。万歳！
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=3049]
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【４】ＳＳＳコラム　「オランダの教育レポート　その７」　（Kian）
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こんにちは、Kianです。今回からまた、オランダの学校教育について、我が
家の子ども達が通っている学校のことを中心に紹介します。

オランダの小学校には校区がない、公立私立を含め、それぞれの学校が全く
違うということは、以前のコラムに書きました。本当に様々な学校があります
が、我が家の子どもが通っている学校は、公立のイエナプランという教育方式
をとっている学校です。従来の教育とは違う刷新的な教育方法をオールタナテ
ィブ教育というのですが、イエナプラン教育はその中の一つにあたります。耳
慣れない言葉だと思いますが、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育は聞い
たことがありませんか？それらもオランダでは、オールタナティブ教育にあた
ります。イエナプランがどのような教育を行っているか、またオランダの教育
の現状については、現在出版されている２冊の本に詳しいので、興味があった
ら読んでみてくださいね。（『オランダの教育』『オランダの個別教育はなぜ
成功したのか』共に、リヒテルズ直子著・平凡社）
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4582832334/sss-22/]

[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4582824498/sss-22/]

さて、イエナプラン教育を行っている一つの学校についてこれからレポート
して行きますが、一つ重要なことがあります。それは、一口にイエナプランと
言っても、すべてのイエナプランが全く同じやり方をしているわけではないと
いうことです。理想とする目標は同じだと思いますが、それぞれの現場では、
簡単に同じようにはいきません。子どもは一人一人違います。だから、学校ご
とにやり方は違うのです。私がこれから書くことは、あくまでも一つの学校で
行われていることです。

様々な教育方法や理念があるオランダの小学校で、私が学校を選ぶ上で第一
の優先事項としたのが、「一つのクラスが異学年で編成されている」というこ
とでした。この方式をとっているのは、モンテッソーリとイエナプランです。
（特別な教育方式をとらない学校にも、異学年混合の学級編成をとっていると
ころはあります。）現実の社会では、全くの同年齢で構成されている組織や集
団など、ほとんどありませんよね。イエナプラン方式では、「学校社会は、実
際の社会をできるだけ反映したものであるべきだ」と考えられているそうです。
私もこの点に関しては、全く同感です。

うちの子ども達は現在、グループ５（３年生）とグループ３（１年生）です
が、それぞれグループ５と６の混合クラス、グループ３と４の混合クラスです。
「実際の社会を反映」などという理想的な状況にあるかは別として、一つのク
ラスに２学年の子ども達がいることによる混乱などは全くと言っていいほど見
られません。一人一人で課題をこなす時間が与えられるので、先生が一つのグ
ループを教えている間も、他のグループは自分の課題をやる時間になるわけで
す。先生が他のグループを教えている間は、質問などで先生に話しかけてはい
けないそうです。この「質問できる時まで待つ時間」というのが、とても大切
なのではないかと思います。また、読みの時間などは、個人の能力別に分けら
れるので、学年が違っても読みの能力が同じならば、同じ本を一緒に読んだり
できます。また、下の子のクラスでは、算数も細かいグループに分かれている
そうです。こうなると、厳密に学年別に分けなければ都合が悪いということも
あまりなさそうです。

体育や、みんなで話し合う時間などは、少し大きい子や小さい子がいるから
こそ楽しいこともあるに違いありません。留年や飛び級もありの上で、異学年
混合クラスを実際見てみると、体の大きさもまあ、違うこと違うこと。子ども
って（いや、人間って）いうのは、一人一人こんなに違うものなんだなぁと、
改めて思えます。そんな全く違う子ども達が楽しそうに過ごしている姿を見る
のが私は毎日とても嬉しいです。
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【５】ＳＳＳニュース
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■書評システム、復旧しました！   ---ご迷惑をおかけしました---
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サーバーの不調でしばらく使用不能だった書評システムですが、無事、復旧し
ました。長らくご迷惑をおかけしました。これまで同様、ご活用ください。
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■中国にもＳＳＳ進出！　「今日から」、「親子」中国語版発行！
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「今日から読みます！英語100万語」（古川、河手著、酒井監修）
「親子で始める英語100万語」（古川、伊藤著）
の中国語版がようやく日本に届きました。
実は、2006年６月に発行されていたようです。
中国人の方の知り合いにご紹介ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/kyokara-oyako-chinese.html]
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■「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」　好評発売中
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イギリスの小学校の80%以上で使われている Oxford Reading Tree シリーズか
ら多読を始めてみませんか？　ORT Stage 1-7 から８冊のORTを紹介した本が
小学館から３月２０日に発売されました。
題名：イギリスの小学校英語教科書で楽しく英語を学ぶ（ＣＤ付）
著者：古川昭夫・宮下いづみ
発行：小学館 ISBN: 9784093105279　価格：2100円
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4093105278/sss-22/]
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■朝日小学生新聞 3/27　「ORT3: The Egg Hunt」を紹介
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朝日小学生新聞の、C'mon Tadokids コーナーで、Oxford University Press
の "The Egg Hunt"が紹介されています。
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]
でも、絵本を読み、イギリス英語、アメリカ英語の両方で音声を聞くことが
できます。
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■多読講演会　セミナーの予定
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5月27日（日）　新宿　多読の楽しみ（一般初心者向）
5月27日（日）　新宿　ORTから始める多読（英語教師向）
＊詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
＊酒井先生の講演会は、下記でご確認ください。
[url:http://tadoku.org/workshop.html]
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【６】編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（メイ）
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　この春は一念発起して、気がかりだった本の整理を始めました。捨てたり、
箱に収めたり。多読を始めて以来、本はどんどん増殖し、床にもはみ出す勢い
なので、やらないわけにはいかなくなったのです。
　本の移動はなかなかの力仕事で、へとへとですが、おかげで忘れていた本を
見つけたり、久しぶりの本に出会えたり、思わぬ収穫もありました。
　今回、ご紹介のPrairie Skies Seriesはその中のひとつです。かたづけは
三文の徳かも？　これがすっきりかたづくと家にも春がやってきそうです。
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　　　　　　　　　今 週 も　H a p p y　R e a d i n g !

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SSS多読通信 第170号（2007/3/29）プラス訂正

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