多読通信 第120号 (2006/3/23)

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555. 多読通信 第120号 (2006/3/23)

お名前: まこと
投稿日: 2006/3/23(00:55)

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        SSS多読通信 第120号 (2006/3/23)

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【1】今週の100万語通過者 (3/13-3/19)
【2】今週のお薦め本「絵本作家 John Burningham 特集」
【3】今週の掲示板ダイジェスト (3/13-3/19)
【4】SSSコラム「ほめることまたは自信をもつことの重要さ」(古川)
【5】SSSニュース 
【6】編集後記
                            編集:まこと
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【1】今週の100万語通過報告者(3/13-3/19)
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■さくらもちさん   100万語通過しました。
James and the Giant Peachで100万語を通過されたさくらもちさん。10
万語毎の具体的な感想があり、100万語を目指している方にとってはとても
参考になりますね。語数があがるにつれて、自分の読みたい本のキリン読みも
体験されていて、充実した100万語報告です。これからもさらに楽しく読ん
で、また報告をして下さいね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5831]
……………………………………………………………………………………………
■おむすびさん    100万語通過&第2子誕生!
おむすびさんは、第2子が誕生され、その入院中に100万語通過されました。
ダブルのお祝いですね。おめでとうございます!「ゆっくりペースの皆さん!
ゆっくりでも,続けていれば必ず100万語通過の日がやってきます。いっし
ょにがんばりましょう!」の力強い言葉には、とても勇気付けられます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5842]
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【2】今週のお薦め本 「絵本作家 John Burningham 特集」
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John Burninghamは、1964年はじめて手がけた絵本『Borka』でケイト・グリー
ナウェイ賞を受賞し、その後『Mr Gumpy's Outing』で再度受賞しました。1984
年には『Granpa』でエミール/クルト・マッシュラー賞を受賞しています。ほの
ぼのとした絵で子供や動物が出てくる本が多く、たくさんの絵本を描いていま
す。John Burninghamの奥さんは、同じく絵本作家のHelen Oxenburyです。
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■Avocado Baby                 200語  YL0.6
……………………………………………………………………………………………
体の弱い両親から生まれてきた赤ちゃんは、ものを食べたがらず、体が丈夫で
はありません。心配して困ったおかあさんは、ある時アボカドをあげてみまし
た。するとどうでしょう。赤ちゃんはアボカドをペロリと食べて、どんどん丈
夫になりました。パワーアップした赤ちゃんの活躍が楽しいです。アボカドの
力を試してみたくなるかも!?邦題「アボカド・ベイビー」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002472]
……………………………………………………………………………………………
■Would You Rather...              320語  YL1.3
……………………………………………………………………………………………
各ページで「どれがいいか?」と質問されます。究極の選択もあります。でも
私だったら・・・、と考えると楽しいです。邦題「ねえ、どれがいい?」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004604]
……………………………………………………………………………………………
■Mr Gumpy's Outing               400語  YL2.4
……………………………………………………………………………………………
川の近くに住んでいるガンピーさんが船で出かけるところに、子供達や動物達
が次々と「乗せて」と言って乗り込んできます。初めは静かに楽しく仲良く乗
っていたのに・・・。お話の内容を、ほのぼのとした絵が引き立てています。
「乗せて」の言い回しがそれぞれ違うのも、面白いです。ケイト・グリーナウ
ェイ賞受賞作品。邦題「ガンピーさんのふなあそび」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005481]
……………………………………………………………………………………………
■Mr Gumpy's Motor Car             368語  YL2.4
……………………………………………………………………………………………
「Mr Gumpy's Outing」の姉妹編です。ガンピーさんが車に乗ってドライブに
行こうとすると、子供達や動物達が「いっしょに行ってもいい?」と聞き、一
緒に出かけることとなりました。初めはお天気も良く気持ちよかったのですが、
雲行きがあやしくなってきました・・・。ガンピーさんと動物のやりとりが楽
しいです。邦題「ガンピーさんのドライブ」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001625]
……………………………………………………………………………………………
■Borka                    1060語  YL2.5
……………………………………………………………………………………………
生まれつき、羽のはえていないガチョウの女の子のボルカは、みんなからいじ
められ、飛ぶこともできませんでした。寒くなったある日、仲間達はボルカに
気付くことなく、暖かいところへ飛び立ちました。残されたボルカは、仕方な
くとぼとぼ歩き出します。すると、そこで一匹の犬に出会います・・・。
デビュー作で、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品です。温かい気持ちになれ
ますよ。邦題「ボルカ:はねなしガチョウのぼうけん」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004744]
……………………………………………………………………………………………
■Granpa                    220語  YL2.5
……………………………………………………………………………………………
エミール/クルト・マッシュラー賞受賞作品です。おじいちゃんと孫娘のやり
とりが、ちぐはぐしていて、とても味わい深いです。二人で仲良く遊んでいた
のに、おじいちゃんは病気になってしまいます・・・。文章は少ないのですが、
文章以上に絵に深い意味が込められています。余韻が残る本です。
邦題「おじいちゃん」
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004136]
……………………………………………………………………………………………
■Around the World in Eighty Days       1500語  YL2.5
……………………………………………………………………………………………
John Burninghamは、1971年に80日間、44000マイルの世界一周旅行をし、その
時の様子を描いたものが、この本です。日本にも11月10日に来たようで、挿絵
にその頃の日本の様子が描かれています。また題名の前にJohn Burninghamの
コメントがあり、その中に、東京のホテルのポーターからチップを丁重に返さ
れたことに対して、非常に好感をもったことが書かれてあるのも興味深いです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007414]
 *残念ながら現在では、amazon.co.jpでは在庫切れであるので、興味のある
  方は図書館で探してみてください。
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【3】今週の掲示板ダイジェスト(3/13-3/19)
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■10万語クリアしました!                さららさん
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「最近はレベル0をいっぱい読みたくてブッククラブにも入会し、弾みがつい
てきた」というさららさん。10万語は、マンガのNodame Cantabile #2で通
過です。日本語版を持っているため、わからない単語があっても躊躇せずに読
み飛ばしができたそうです。やっぱり楽しいのが一番ですね!今後の報告もお
待ちしていますよ!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=8600]
……………………………………………………………………………………………
■音読用書籍(CD付)発掘完了!              ミグさん
……………………………………………………………………………………………
ミグさんが調査をして、ロングマン、オックスフォードなどから出版されてい
るリーディングのコースブックで、CDがついているものを報告されています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1472]
……………………………………………………………………………………………
■GR限定のお勧め図書システム             古川さん
……………………………………………………………………………………………
豊田高専の学生さんが、最近読んだ本の語数、YLと好みのジャンルを入力する
ことでお薦め図書をGRから表示するプログラムを作成されたそうです。システ
ムの感想などありましたら、よろしくお願いします。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&c=e&id=876]
……………………………………………………………………………………………
■1年10ヵ月で約1700万語通過              T.Yさん
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多読歴1年10ヵ月で約1700万語を通過されたT.Yさん。1000万語通過してから
の大きな変化が、報告されています。今後の報告も是非お願いします!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-1000&c=e&id=17]
……………………………………………………………………………………………
■700万語、通過報告で〜す♪              みぃみぃさん
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Dragon Ball #3で700万語を通過されたみぃみぃさん。YL4と5の未読本を中
心に、今まで読んでいたYL2〜3のシリーズ本の新刊を継続的に読んでいるそう
です。お気に入りのシリーズを見つけると、継続的に読めて楽しいですよね!
「そろそろ暖かくなってくるし、日向ぼっこ読書も楽しいかな。」のコメント
には、大きくうなずいてしまいました。いいですよねー♪お薦めの本があった
ら、是非教えて下さいね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7563]
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■Mitch Albom著の本についての情報をお願い致します。  Cheeksさん
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Cheeksさんの「ただいま感動&号泣本の情報を収集中です。Mitch Albomのみ
ならず、その他のお勧め本を教えて頂けるとうれしいです。」という情報の募
集に対して、いろんな方のお返事が集まっています。泣ける本っていいですよ
ね。私も参考にさせて頂きました!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1477]
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【4】SSS コラム「ほめることまたは自信をもつことの重要さ」 (古川)
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 みなさん、こんにちは。古川です。SEGでは、今年から、中1英語多読ク
ラスを本格的に始めます。([url:http://www.seg.co.jp/tadoku/])
そのこともあって、評判が良く、生徒の力を伸ばしている児童英語の教室を
いくつか見学しました。そこで、気づいたことは、児童英語で生徒の力を伸ば
すのに一番重要なことは、「生徒をほめる」ことだということです。
 特に、英米人の良い先生は、「生徒をほめること」が非常にうまいことに感
心しました。英米人の若い先生には、教え方に工夫の足りない人もいますが、
しかし、ほめるのが上手であれば、多少教えるのがうまくなくても、それを十
分に補えるのです。語学の先生にとって、一番大事な要素は、本人がある程度
その言語ができ、その言語を教える基礎技術をもっていることですが、「生徒
をほめる心とそれを表現する技術」をもっていなければ、残念ながら、良い語
学教師とはいえません。
 理系の分野で育った私は、他人の誤りを指摘するのは得意ですが、他人を誉
めるのはどうも苦手です。理系の人にはそういう人が多いと思います。でも、
言葉ができるようになるのに一番大事なことは「自信をもつ」ことだと思いま
す。自信がなければ、話せないし、書けないのが普通です。今まで、自分自身、
英語で話すのは苦手でできるだけ話さないようにしていました。また、英語で
書いた文章をある先生にぼろぼろに批判されて、心が傷ついたことも何度もあ
ります。でも、必要にせまられて、話したり、書いたりするうちに、英語が下
手で恥をかくことより、自分のいいたいことを相手に伝えられないことの方が
恥ずかしいことだと感じるようになりました。そして、内容に中身があれば、
英語が下手でも相手は聞いてくれることに気が付きました。そして、下手でも
話したり、書いたりしているうちに、自信がつき、話したり書いたりする力も
伸びてきました。
 英語力を伸ばすコツは、「自分はできるんだ」っていう自信だと思います。
しかし、その自信は、それを裏付ける努力無しには持つことは出来ないのが普
通です。そして、その努力を続ける原動力の一つが、他人の誉め言葉ではない
でしょうか?
 今年から、中1の英語多読クラスも担当するのですが、中1クラスでは、で
きるだけ生徒をうまくほめていきたいと思っています。
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【5】SSS ニュース
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■多読講演会 セミナーの予定
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3月25日(土) 松山 愛媛県生涯学習センター
3月31日(金) 藤沢 藤沢産業センター
4月23日(日) 名古屋 ウィルあいち
5月14日(日) 蒲郡 蒲郡市立図書館
5月20日(土) 札幌 紀伊国屋札幌店
各地詳細は、こちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■100万語多読キャンペーン 3月末締切! 
……………………………………………………………………………………………
2005年5月1日から2006年3月31日までの間に、英書を100冊以上読まれて、読
書記録をされている方を対象とした多読キャンペーンが3月末に締切となりま
す。
●タドキストの方へ
100冊読書記録のコピーに、住所・氏名・職業・100冊多読の簡単な感想
を記入し、1600023 新宿区西新宿7−19−19 SEG内
SSS英語学習法研究会
まで送付下さい。抽選で50名に、協賛各社から提供された洋書5冊および読書
記録手帳1冊を贈呈します
●英語教室・学校の先生方へ
100冊読書を達成した受講生の読書記録のコピーと、教室の住所・氏名、
先生による多読指導レポート(400字〜800字)を、
1600023 新宿区西新宿7−19−19 SEG内 SSS英語学習法研究会
へ3月末までに送付下さい。抽選で、50名の生徒さんに洋書2冊を、また、
10教室に洋書40冊を贈呈します。
●詳細は、[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2005-100mango-fair.html]
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【6】編集後記                (まこと)
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多読通信は、2003年10月9日に創刊号が配信され、今では5000人を超える方に
届けられています。そして毎月少しずつ増えているのです。すごい人数ですよ
ね。配信完了メッセージを見て、5000人もの人達に一度に多読通信が配信され
たのかと思うと、じわっと感動します。みなさんに少しでも喜んでもらえたら
本当に嬉しいです。
……………………………………………………………………………………………
次号(3/30)の担当は メイ さん です。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
 ・メール sss-web-magazine@seg.co.jp
 ・掲示板への投稿
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
 ・多読通信アンケートフォーム
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※メールでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う場合があります。
 ご了承ください。
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多読通信の過去記事&マガジン内検索
 [url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/] を
 利用して発行しています。
 配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
 [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]


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556. Re: 多読通信 第120号 (2006/3/23) 発行データ (発行部数 5139部)

お名前: まこと
投稿日: 2006/3/23(01:02)

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●マガジンタイトル
SSS多読通信

●件名
SSS多読通信 第120号 (2006/3/23)

●発行部数
5139


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