SSS多読通信 第119号 (2006/3/16)

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551. SSS多読通信 第119号 (2006/3/16)

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/3/16(08:11)

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        SSS多読通信 第119号 (2006/3/16)

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【1】今週の100万語通過者(3/6-3/12)
【2】今週のお薦め本 「はまる連続シリーズもの・レベル4〜5」特集  
【3】今週の掲示板ダイジェスト(3/6-3/12)    
【4】SSSコラム   「多読を活した文法の取り組み方」(トオル)
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記       
                          編集:Julie
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【1】今週の100万語通過報告者(3/6-3/12)
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■Jellさん
慎重に少しずつレベルを上げていった Jell さんは「キリン読みではなく、
『キリンの足の下』読み、という感じ。」と表現されています。わからないと
ころは飛ばすことについて、気にしないでただただ飛ばすようにしている体験
を報告しています。大草原の小さな家 (Little House in the Big Woods) で
二周目も Laura たちと Happy Reading♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5807]
……………………………………………………………………………………………
■うーすけさん
やさしい本をたくさん読んできたうーすけさん。レベル0〜1の本をたくさん気
持ちよく読んで寝たら、朝目覚めかけのときに夢の内容を英語で説明している
自分がいたそうです。愉快でステキな体験の報告、ありがとうございました!
これからもコップに溜った水が溢れ出す瞬間をお楽しみに♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5818]
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【2】今週のお薦め本 はまる連続シリーズもの・レベル4〜5
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大人向けペーパーバックへつなぐ道として、レベル4〜5の、連続テレビドラ
マのようなシリーズをご紹介します。話が続いているので、1冊4万語前後と
して5冊読めば20万語の長編を読んだようなものです。はまるシリーズを見
つけて、長い小説への持久力をつけていきましょう。第1巻はレベル4、徐々
にレベルが上がる傾向があります。2巻目以降のあらすじは、どうしても1巻
のネタバレになる、書評者泣かせのシリーズです。
……………………………………………………………………………………………
■Shadow Children シリーズ
Among the Hidden              YL4.0‐4.6  40000語
……………………………………………………………………………………………
一家に2人の子供しか許されない管理社会。3人目は見つかれば「死」。3男
の Luke は家の中で隠れて暮らします。その閉塞感。両親と二人の兄の愛に守
られながらも、徐々に現実に気がつき、ある日 Luke の人生は「外の世界」へ
と…。息をつかせぬ連続サスペンス。一章が短くて読みやすい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009941]
……………………………………………………………………………………………
■A Series of Unfortunate Events
The Bad Beginning              YL4.5-4.5 25,000語
……………………………………………………………………………………………
「不幸本」の愛称でタドキストに親しまれているシリーズ。巧みな言葉で姉、
弟、妹の3きょうだいに襲いかかる不幸な出来事を、ねちねちと描きます。不
幸につぐ不幸の連続に目が離せず、さらなる不幸を期待するようになったら、
あなたも甘美な不幸本の虜です。最終巻(不吉な13巻)はまだ発売されてな
いので、結末を知りたい読者が一番不幸かも?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001954]
……………………………………………………………………………………………
■Heartland シリーズ
Coming Home                 YL4.5-4.5 29,894語
……………………………………………………………………………………………
Heartland は馬の治療調教の牧場。力ずくで矯正する他の牧場と違い、馬のハ
ートを理解してトラウマをほぐしてゆきます。牧場では人間関係のトラブルも
あるのですが、馬を癒していくうち、人の心もほぐされてゆきます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003871]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト(3/6-3/12)
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■Heartland 完結。            ひまぞさん
……………………………………………………………………………………………
上記の Heartland シリーズが20巻で完結したそうです。各巻の紹介もあり
ます。2巻目以降のあらすじは、どうしても前の巻のネタバレを含みますので
気になる方は「飛ばして」ください。途中の巻が手に入らない場合には、こう
した紹介があると、ちょっと確認して次の巻が読めますね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1468]
……………………………………………………………………………………………
■60万語を超えました          夜行猫さん
……………………………………………………………………………………………
「何となくスランプ状態が続いていたのですが、『まりあさんと読むミステリ
ー』のメールマガジンで紹介されているYL=0.8の本などを読んでいるうちに調
子が良くなってきたようです。」レベル0のミステリーが特効薬になって、よ
かった。スランプのときも、本の情報のアンテナを拡げておきましょう。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22502]
……………………………………………………………………………………………
■みなさんにお願いがあります       A340-600さん
……………………………………………………………………………………………
「もしよければ多読をはじめた当初と100万語通過して明らかに変わった英語
力の変化とか効果を少し記入していただけないでしょうか?」というお願いで
す。多読をはじめた方には興味のあることですよね。「ファーストキスはどん
な味?」にも似て、自分が体験しないことには人に説明しにくかったり、ひと
りひとり違っていたりしますが、経験者の体験を読んで夢をふくらませましょ
う(笑)。ミリオネア達の返信は必読。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5816]
……………………………………………………………………………………………
■時代小説書く人発見           柊さん
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イギリス、フランスの歴史モノ小説に興味がある方、必見。YL は高そうです
が、いずれ読みたいあこがれ本としてもどうぞ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=t&id=499]
……………………………………………………………………………………………
■1000万語・3年以上の掲示板、新着1号、2号さん
……………………………………………………………………………………………
SSS 英語学習法研究会のウェブサイトができて3年余り。まさかと思っていた
100万語通過者がどんどん出てきたばかりでなく、1千万語読むツワモノも
増えたため、1000万語以上または3年以上の方のための掲示板ができました。
■1400万語通過しました           HANAEさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-1000&c=e&id=1]
■1,111万語報告               パピイさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-1000&c=e&id=2]
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■ボストンでの英語生活その3        トオルさん
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この連載(?)楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。企業派遣で
マサチューセッツ工科大学で研究生活をおくるトオルさんの報告です。今回は
クレームについて。日本では考えられない、ぶっ飛びエピソードです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=607]
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【4】SSS コラム 「多読を活した文法の取り組み方」(トオル)
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 みなさん、こんにちは。トオルです。多読を始めて4年が過ぎました。この
4年間、多読を中心に多聴、英会話、必要に迫られてTOEIC対策と英語に
触れてきましたが、文法だけは避けてきたのです。正確にはやろうと思った
けど、すぐに挫折してできなかった。だから文法は嫌いでした。
しかし、ボストンに来てようやく文法を一通りやったので、どうして文法が
できたのか、多読に対する文法の影響を考えてみようと思います。

 一番の理由は、ボストンに来て仕事も生活も英語で行うことが必要になり、
英語を話したり、書いたりするのにもう少し正確な英語がいると感じたから。
自分が本当に必要にならないと、今までできなかったことができるはずが
ありません。
 文法をやらなくても本を読めば楽しいし、オーディオブックも映画も楽し
んできましたから必要に思えなかったんです。英会話に関しては限られた時間
の中で、正確な英語を話すより、できるだけ多くの英語を話すようにして英語
を話すことに慣れようと思っていたので、必要だとまで感じなかった。
TOEICに関しては文法が必要だと感じる前に、試験問題を解くスキルが
必要で、そのスキルを磨いて点数を上げました。
 ボストンに来て、仕事や生活の中で雑談ではなく、生活を立ち上げたり、
仕事を効率的に進めたり、クレームを言ったりする中で、英語でメールを
書いたり、話したりするのですが、辞書を引いて確認していたのでは全然進ま
ないし、ある程度正確でないと相手を説得できない。とても苛立ちました。
辞書をいつもひくなら、文法を一通りやったほうが早いと思えてきたのです。

 文法は、日本によくある参考書ではなく、全て英語で書かれているGrammar
in Use intermediateを一通り読みました。最初のページからやるのではなく、
ボストンに来てから必要だと思った事が書いてあるページを先にやり、それに
関連した事項を次にやるといった方法です。日本語を介した理解はできるだけ
せず、英語をそのまま理解しました。多読を4年続けているので全く苦では
ありませんでした。仮定法とか時制の一致とか日本語での英語文法事項は
ほとんど意識しません。つまり、文法事項を日本語で理解した後に英文で
日本語で理解したことを確認することはなかったです。英語で文法(ルール)
を理解した後、英文でルールを確認するだけです。頭の中でルールがわから
なくなったら、再度、英語でルールを確認するのです。

 このような方法で文法を一通りやりながら、多読や多聴もしましたが、
全く悪影響はなく、今までどおり楽しめました。文法をやった効果ですが、
英語を書いたり、話したりは正確になってくるんだと思います。効果を実感
するのに数ヶ月はかかると思います。多読や多聴に対してのプラス効果ですが、
読み書きを意識して文法をやっていたために今のところは感じないです。
悪影響がないことがわかれば、多読と一緒でやった分だけ昨日の自分より確実
に進歩するのではないかと思ってます。

 文法が必要だと感じたら、英語で文法(ルール)を理解した後、英文で
ルールを確認する方法で文法をやってみるのもいいと思います。
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【5】SSS ニュース
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■多読講演会 セミナーの予定
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3月25日(土) 松山 愛媛県生涯学習センター
3月31日(金) 藤沢 藤沢産業センター
4月23日(日) 名古屋 ウィルあいち
5月14日(日) 蒲郡 蒲郡市立図書館
5月20日(土) 札幌 紀伊国屋札幌店
各地詳細は、こちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■3/11夜〜3/12午前のの掲示板投稿の消失について
……………………………………………………………………………………………
3/12 午前11時頃、SEGのサーバーに障害がおこり、掲示板の表示・投稿
が不可能になりました。

バックアップのタイミングの問題で、3/11 未明〜3/12 11:00 頃 に掲示板
に投稿された投稿が消失しています。

運悪く『はじめまして!(初投稿)掲示板』に書き込みデビューされた方の投
稿も消えてしまったようです。

まことに申し訳ありませんが、再度、投稿をお願いします。

[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=550]
……………………………………………………………………………………………
■まりあさんとやさしい英語で読むミステリ メルマガ
……………………………………………………………………………………………
酒井先生のミステリー書評も読める!

  酒井邦秀・佐藤まりあ共著 『ミステリではじめる英語100万語』
                       (4月末刊行予定)

の制作日誌が「まりあさんとやさしい英語で読むミステリメルマガ」の来週号
から追加されます。
メールマガジンのお申し込みは、下記のリンクからたどってください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=515] 
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【6】編集後記                   (Julie)
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より多くの方に多読を知ってもらいたい!という気持ちから、自分のブログを
「人気ブログランキング([url:http://blog.with2.net/])」に登録しました。
これは、SSSサイトにあるタドキストリンク
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/tadokist-web.html])や、たくさん
ある多読仲間のサイトやブログの繋がりを超えて、多読仲間たちの外の世界、
より多くの方の目にふれる場所で、多読に興味を持ってもらうためです。こう
いう場に登録するのも、応援お願いしますとクチに出すことも緊張続きでした
が、快くランキング投票のバナーをクリックしてくれたみなさん、ありがとう
ございました! もう、足を向けて寝られません。どっちの方角にいるかわか
らないし、地球の裏側にもいそうだし、逆立ちして寝る・・。
今は10日ほど経ち、この感謝の思いを胸に、多読は楽しいのだー♪ この本が
良かったのだー♪ 英語もわかるのだー♪ 書評に命かけてるのだー♪(爆)と
これからも発信を続けます。受信してくれた誰かの、多読への入口になったら
嬉しいです。
……………………………………………………………………………………………
次号(3/23)の担当は、まことさんです。お楽しみに!

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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552. SSS多読通信 第119号 (2006/3/16) 発行データ (発行部数 5117部) 

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2006/3/16(08:14)

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●マガジンタイトル
SSS多読通信

●件名
SSS多読通信 第119号

●発行部数
5117


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