SSS多読通信 第111号

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504. SSS多読通信 第111号

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2006/1/19(00:01)

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        SSS多読通信 第111号 (2006/1/19)

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【1】今週の100万語通過者 (1/9-1/15)          
【2】今週のお薦め本	「スパイダーウィック家の謎」
【3】今週の掲示板ダイジェスト (1/9-1/15)         
【4】SSSコラム「オランダ便り その5」 Kian
【5】SSSニュース                     
【6】編集後記                     編集:sumisumi
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【1】今週の100万語通過報告者 (1/9-1/15)  
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今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
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■12月3日に100万語達成! ただいま128万語 つるこさん
……………………………………………………………………………………………
タドキスト大会をきっかけにスランプ脱出したというつるこさんです。
ビデオと多読を組み合わせたり、児童書も楽しむようになられたとか。
これからもどんどん幅を広げて多彩に楽しんでゆけそうですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5714]
……………………………………………………………………………………………
■楽しく読み継いで行きたい         中尾正則さん
……………………………………………………………………………………………
あまりの面白さに、57日間で100万語を超えてしまわれたそうです。
おめでとうございます。これからも気持ちよく読み続けてくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=3432]
……………………………………………………………………………………………
■Chemical Secretで通過          シラウオさん
……………………………………………………………………………………………
多読は想像以上に楽しかったというシラウオさん、100万語を読んでの感想
を書いてくださっています。いろいろな進歩の芽がうかがえます。これからも
楽しみですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5720]
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【2】今週のお薦め本 「スパイダーウィック家の謎」
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2007年の映画化も決定している読みやすいファンタジー児童書をご紹介します。
ハリー・ポッターやナルニアはちょっと難しくても、もうちょっと楽に読める
シリーズです。
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■The Spiderwick Chronicles (#1 - #5) 総語数50754語 YL 4.0-5.0
……………………………………………………………………………………………
Tony DiTerlizzi(イラスト) and Holly Black(文)
邦題:「スパイダーウィック家の謎」
5冊で完結のひとつの物語ですので、1巻から順に読むことをお勧めします。

母親と長女、二人の双子の男の子は古びた館に引っ越してきました。そこで発
見したのが手書きの妖精図鑑でした。妖精図鑑をめぐり不思議な事件が起こり
ます。様々な妖精たちが魅力的です。小ぶりのハードカバーはクラシックな雰
囲気をだした端を古風にわざとそろえずに作ったもので、挿し絵の雰囲気に良
くあっていて手にするのが楽しい装丁。魅力的な挿し絵が多数ちりばめられて
いて内容の理解にも役に立つでしょう。話のテンポが速くサクサクと読み進み
やすい本です。
気楽に楽しめるファンタジーや妖精の世界などが好きな人にはおすすめ。

公式サイト:[url:http://www.spiderwick.com/]

■#1 The Field Guide 総語数9744語
「人間、見るべからず」
古びたヴィクトリア調のボロ屋に引っ越してきた母と姉、双子の男の子たち。
「アーサー・スパイダーウィックの妖精図鑑」という手作りの本を発見します。
本当の冒険はこれから。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010470]

■#2 The Seeing Stone 総語数9088語
「魔法の石をさがせ」
目に見えない敵が出現。Seeing Stoneがあれば姿を見ることができるらしい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010472]

■#3 Lucinda's Secret 総語数9755語
「エルフとの約束」
エルフと出会い、ある約束をしますが…
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010473]

■#4 The Ironwood Tree 総語数9183語
「ドワーフと鉄の森」
いよいよ黒幕登場
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010475]

■#5 The Wrath of Mulgarath 総語数12984語
「オーガーの宮殿へ」
妖精図鑑をめぐる争いもいよいよ終盤へ。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010476]
……………………………………………………………………………………………
■アルク 「耳から英語マガジン」のご紹介
……………………………………………………………………………………………
iPod&MP3プレーヤーを利用した耳からの英語のガイドブックです。
ポッドキャストの使い方、MP3プレーヤーの紹介、体験談、ポッドキャスト番
組の紹介、それ以外にも英語音声を聞くことの出来るサイトの紹介、
iTMS(iTunes Music Store)のオーディオブック購入ガイドなど。ネット、PC初
心者でもわかりやすいように紹介されています。この中のiTMSオーディオブッ
クカタログの中のコラムに酒井先生によるオーディオブックの選び方、聞き方
のコツについてアドバイスが掲載されています。
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757409362/sss-22/]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト   (1/9-1/15)  
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■どうなんでしょう・・・?         MISAKIさん
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GRを中心に読んでいるのですが、他の種類のものも読み、読書の幅を広げたい
と思っても、拒否反応が、というMISAKIさんのご相談に皆さんが答えてくださ
っています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22130]
……………………………………………………………………………………………
■50万語通過しました  さえ@さん
……………………………………………………………………………………………
「100万語への半分となる50万語は「やっと」、というよりは「え?もう?」
といった感じ」ということです。そんなさえ@さんはPGR2が快適に読めるギリ
ギリの線とか。もうちょっといまのレベルのGRを読みたいというさえ@さんに
皆さんからお薦め本や、児童書へ移行するコツ、GRばかりで進めるときのコツ
などの情報が集まっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22137]
……………………………………………………………………………………………
■絵本報告 その43            アトムさん
……………………………………………………………………………………………
『身近な動物』をキーワードに色々な絵本を紹介してくださっています。
アトムさんの絵本報告もまる3年続いているそうです。いつも楽しいご紹介を
ありがとうございます!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1352]
……………………………………………………………………………………………
■初心者のための世界史クラブ〜Part7〜   杏樹さん
……………………………………………………………………………………………
歴史好きに嬉しい杏樹さんの世界史クラブ報告です。
今回は過去ログへのリンクもつけてくださっています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=491]
……………………………………………………………………………………………
■BBCのBigtoeをmp3プレイヤーで聞こう    由良さん
……………………………………………………………………………………………
RealPlayerで再生するタイプの音声をダウンロード、MP3変換する方法のご紹
介です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=2527]
はじめのリンクではソフトが古いヴァージョンだったという情報から、修正版
も投稿してくださいました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=2551]
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【4】SSS コラム  「オランダ便り その5」      (Kian)
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 オランダ人がよく使う言葉に「gezellig」という言葉があります。辞書で引
くと、「楽しい」「居心地の良い」などの言葉が並んでいますが、「gezellig」
は、翻訳不可能な言葉なのです。
 英会話のクラスで先生が、「オランダ語が分からないKianに、みんなそれぞ
れ『gezellig』ってどういう時に使うか、『gezellig』って聞いたらどんな状
況が浮かぶか、説明してみて」と言ったことがありました。「家族と暖炉の前
で暖まっている時」「仲のいい友達とおしゃべりしてる時」「家族とクリスマ
スツリーに飾り付けしている時」「仲のいい友達とスケートに行って、さあ、
リンクに滑り出そう!という時」「夕暮れで部屋が暗くなってきてロウソクに
火を灯す時」などなど、クラスメートがそれぞれの「gezellig」を説明してく
れました。そして、私が浮かべたキーワードが「cozy, comfortable, warm,
pleasant, friends, family, informal, doing nice things together, relax」
などでした。みんな、「そうそう!でも、絶対に英語の一つの言葉では言い表
せない!」と力説していました。
 先月、子ども達の学校で仲良くなった二家族を昼食に招待しました。カレー
ライスや肉じゃがなどの簡単な料理をみんなで食べながら、色んな話に花が咲
き、とても楽しい時間を過ごしました。そして帰り際に、一人が「あ〜、とっ
てもgezelligだったわ」と言い、慌てて、オランダ語が分からない私と夫に
「あ、え〜っとね、gezelligって、cozyって意味なのよ」と説明しました。す
るとその瞬間、他の全員が「違う!cozyじゃない!」と抗議したのです。
「cozyって一言では絶対言えないよ」「英語には訳せないってば」「そうね〜
直訳は無理だね」などなど、オランダ人のこの言葉に対するこだわりが分かり、
とても面白く思いました。
 さあ、次は私が「gezellig」を使う番だ、と思ったので、クリスマスディナ
ーに招待してくれた家族と楽しい時間を過ごした後「It was gezellig!」と言
いました。(英語とオランダ語、ごちゃごちゃですが。)「わ〜この言葉知っ
てるの?そうよね、とってもgezelligだったね!」と、お互いになんだかとっ
ても嬉しくなったのです。
 これからも、オランダでたくさんの「gezellig」を経験したいなと思います。
ちなみに、「gezellig」をカタカナで表すのは至難の技。しいて言えば「ハゼ
ラ」ですが、これも「違う!」と、自分で抗議したい気分になります。
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【5】SSS ニュース
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■第3回全国タドキスト大会の報告・資料集
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2005年11月19〜20日のタドキスト大会に参加した方はもちろん、参加でき
なかった方もぜひご覧下さい。多読の楽しさと情報がいっぱいの大会でした。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2005-tadokists.htm]
……………………………………………………………………………………………
■多読講演会 セミナーの予定
……………………………………………………………………………………………
4月23日(日) 名古屋 ウィルあいち
5月20日(土) 札幌 紀伊国屋札幌店
詳細が決まりましたら、以下のサイトで案内いたします。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■SSSの掲示板を利用されているみなさまへ
……………………………………………………………………………………………
 掲示板を利用するためのルールやパスワードを忘れた場合の対応方法などの
お知らせです。お互いの顔が見えない環境で文字だけで情報交換する掲示板を
みんなが気持ちよく利用するためのルールです。「掲示板利用のルールなんて
あったの? 知らなかった」という方や「そういえば以前読んだけど、忘れちゃ
ったなぁ」という方、一読してみてくださいね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=496]
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【6】編集後記                     (sumisumi)
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 せっかくの111号のキリ番を踏んだというのに、特に面白い企画を考える
ことができず、ちょっぴり残念に思っていたのですが、休み明けで投稿数が少
なめななかにも、充実した内容の投稿と素敵なコラムが嬉しいキリ番プレゼン
トになりました。
 今回ご紹介した本は、昨年、当時4年生の娘が気に入って読んでいた本を原
書で購入して、娘が日本語で、私が英語で一緒に読んでいたものです。冒険も
のなので、内容に触れにくく、書評があまりにそっけなくなってしまったので
すが、アマゾンのサイトでは「なか見!検索」機能で本文や挿絵、表紙の大き
な写真を見ることができますので、ぜひ絵柄や文章を確かめてみてください。
 人気の不幸本(The Series of Unfortunate Events)を思わせるつくりで、
手にするだけでもにま〜っとしてしまいます。
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は ポロン さん です。

          H a p p y R e a d i n g !

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505. Re: SSS多読通信 第111号 発行部数 4991

お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2006/1/19(07:54)

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●マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信 第111号
●発行部数
4991


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